JP3181560U - 收納箱を安全に重ねて積むための位置固定装置 - Google Patents

Abstract

【課題】本考案は、素早く重ねて積むことができるとともに、積んで重ねた後に、收納箱を安全に安定して重ねて積むことができる位置固定装置を提供する。
【解決手段】箱体と、上フレームと、下フレームとからなる。その内、箱体は、複数の側壁、底板、複数の支柱からなる内空間を備える形態からなる。上フレームは、箱体の上端形状に対応する環状形状であり、前記上フレームは、箱体の各側壁の上端辺に設けられ、上フレームの内周縁には上斜面が設けられる。前記下フレームは、箱体の下端形状に対応する環状形状であり、前記下フレームは前記箱体の各側壁の下端辺と前記底板の周辺に設けられる。前記下フレームの外周縁には下斜面が設けられ、前記下斜面は、前記上斜面と相互に合わせられる。
【選択図】図２

Description

本考案は物品を収納するための收納箱に関し、特に複数の收納箱を垂直に重ねて積んだ時、安定して位置を固定することができる構造に関する。

住まいの中をより整頓された状態に保てるように、收納箱を使用して家庭の細かい物品を収納する方法は、すでに幅広く普及している収納方式である。一般的な收納箱は、固定式と、折りたたみ式の二種類に分けられる。その名が示す通り、固定式の收納箱の箱体は折り曲げて小さい体積にすることができない。折りたたみ式の收納箱は、箱体を折りたたんで小さい体積にすることができ、最終的には、平らな状態にすることができる。固定式收納箱、折りたたみ式收納箱は、いずれの収納箱も、使用する時は、箱体が内空間を備える立体形態にしなければならない。従って、居住空間をさらに効率的に利用するために、收納箱を使用する時に複数の箱体を重ねて積むのは避けられない。しかしながら、従来の收納箱の箱体は、重ねて積み位置を固定する機能がない場合、位置固定の安定性が不十分であるため、重ねて積んだ後の收納箱は簡単にくずれてしまう。また、收納箱を積んで重ねた時に、くずれないようによく考えて箱体の最も適切な重心をさがさなければならないため、従来の収納箱は、積み重ねの効率が高くない。特に、折りたたみ式收納箱は、その箱体の多くが適度な可撓性を備える材料からなっているため、支柱で支えて箱体が内空間を備える形態にする必要があり、重ねて積んだ時の位置を固定するのがさらに難しくなる。

本考案は、素早く重ねて積むことができるとともに、積んで重ねた後に、收納箱を安全に安定して重ねて積むことができる位置固定装置を提供することを目的とする。

本考案の特徴は以下の通りである。箱体の上端周縁と下端周縁に、それぞれに、上フレームと下フレームがそれぞれ設けられ、前述した上フレーム内周縁には上斜面が設けられ、下フレームの外周縁には下斜面が設けられる。以上の構造により、二つの箱体を上下に重ねて積んだ時に、前記上、下斜面を相互に合わせることで安定して位置を固定することができる。それと同時に、前記上、下斜面が相互に誘導することにより、さらに素早く重ねて積むことができる。

本考案による收納箱を安全に重ねて積むための位置固定装置は、箱体と、上フレームと、下フレームとからなる。その内、箱体は、複数の側壁、底板、複数の支柱からなる内空間を備える形態からなる。上フレームは、箱体の上端形状に対応する環状形状であり、前記上フレームは、箱体の各側壁の上端辺に設けられ、上フレームの内周縁には上斜面が設けられる。前記下フレームは、箱体の下端形状に対応する環状形状であり、前記下フレームは前記箱体の各側壁の下端辺と前記底板の周辺に設けられる。前記下フレームの外周縁には下斜面が設けられ、前記下斜面は、前記上斜面と相互に合わせられる。以上の構造により、二つの收納箱を垂直方向に重ねて積んだとき、上、下端にそれぞれ設けられた下斜面と上斜面が相互に導かれることで、二つの收納箱を素早く重ねて積む動作を行うことができるとともに、重ねて積んだ後、前記上、下斜面が相互に合わさることで、さらに安定させることができる。

立方体形態にした本考案の実施例の收納箱の外観を示した斜視図である。 本考案の実施例の收納箱の詳細な構造を示した分解斜視図である。 本考案の実施例の收納箱を複数重ねて固定した実施例を示した斜視図である。 図３の３Ａ領域の一部の拡大図である。 本考案の收納箱を低めの形態の長方体にした実施例を示した斜視図である。 異なる形態の複数の本考案の收納箱を、様々な形態にて、重ねて積んで位置を固定した実施例を示した斜視図である。 異なる形態の複数の本考案の收納箱を、様々な形態にて、重ねて積んで位置を固定した実施例を示した斜視図である。 異なる形態の複数の本考案の收納箱を、様々な形態にて、重ねて積んで位置を固定した実施例を示した斜視図である。 異なる形態の複数の本考案の收納箱を、様々な形態にて、重ねて積んで位置を固定した実施例を示した斜視図である。

図１に示すように、本考案による收納箱は、箱体１と、上フレーム２と、下フレーム３とからなる。その内、上フレーム２は、箱体１の上端に設けられ、下フレーム３は、箱体１の下端に設けられる。上フレーム２の内周縁は、上端内径が大きく下端内径が小さい上斜面２１を形成する。下フレーム３の外周縁は、上端外径が大きく下端外径が小さい下斜面３１を形成する。箱体１の向かい合う両側には、持ちやすいように、さらに取っ手孔４が設けられる。

図２に示すように、本考案の実施例による收納箱は、立方体である。その内、立方体形態の箱体１は、四つの側壁１１と一枚の底板１２を備える。側壁１１と底板１２は、内空間を備える箱体１を形成する。その内、側壁１１は、適度な可撓性を備えた材料（例えば、キャンバス、ビニール布等）からなる。さらに、複数の支柱を箱体１の各角に垂直に立てることで、箱体１を立方体形態にすることができる。図３Ａに示すように、上フレーム２は、一体成型されて、箱体１の上端矩形状に対応する矩形の環状形状を呈する。上フレーム２の下方には、各側壁１１上端を囲む形状の下凹溝２２が設けられ、上フレーム２の内周縁は、前述した上斜面２１を形成し、上斜面２１は、上端内径が大きく下端内径が小さい形態を呈する。箱体１の各側壁１１上端は、上フレーム２の下凹溝２２に嵌め込まれて固定される。下フレーム３は、一体成型されて、箱体１の下端矩形状に対応する矩形の環状形状を呈する。下フレーム３の下方には、各側壁１１下端を囲む矩形状の上凹溝３２に設けられ、下フレーム３の内径は、底板１２の周囲各辺に対応する側凹溝３３を形成する。下フレーム３の外周縁は、前述した下斜面３１を形成し、下斜面３１は、上端外径が大きく下端外径が小さい形態を呈する。箱体１の各側壁１１下端は、下フレーム３の上凹溝３２に嵌め込まれて固定される。また、底板１２の周囲各辺は、下フレーム３の側凹溝３３に嵌め込まれて固定される。好ましくは、上斜面２１と下斜面３１の斜度は同じである。

前述した本考案の收納箱構造を使用すると、垂直方向に重ねて積む時に、図３と図３Ａに示すように、まず、一つの收納箱を地面或いはその他の平面上に置き、その後、もう一つの收納箱を前記下方の收納箱上に置く。この時、下方の收納箱上端の上斜面２１と上方の收納箱の下斜面３１は相互に対応するとともに斜度を備える。従って、上方の收納箱を下方の收納箱上方に置いた時、上斜面２１と下斜面３１が相互に導きあい、それにより、上、下の二つの收納箱を素早く重ね合わせて積むことができる。しかも、斜面は相互にぴったりと貼り付くため、上、下方の收納箱はしっかりと位置が固定され、ぐらつくことがない。

本考案の收納箱は、前述の立方体形態にすることができるだけでなく、図４に示すように、收納箱を高さの低い長方体形態にすることもできる。しかしながら、箱体の上、下端に設けられた上フレーム２と下フレーム３の構造は、前述した構造と同じである。従って、図５に示すように、一つの立方体形態の收納箱と一つの長方体の形態的收納箱を重ねて積むことができる。或いは、二つの立方体形態の收納箱と一つの長方体形態の收納箱を重ねて積むことができる（図６に図示）。また、三つの立方体形態の收納箱と一つの長方体形態の收納箱を重ねて積むことができる（図７に図示）。或いは、二つの立方体形態の收納箱と二つの長方体形態の收納箱を重ねて積むことができる（図８に図示）。さらには、さらに多くの異なる形態の收納箱を、様々な形態で組み合わせて重ねて積むことができる。

１ 箱体
１１ 側壁
１２ 底板
２ 上フレーム
２１ 上斜面
２２ 下凹溝
３ 下フレーム
３１ 下斜面
３２ 上凹溝
３３ 側凹溝
４ 取っ手孔

Claims (2)

1. 箱体と、上フレームと、下フレームとからなる收納箱を安全に重ねて積むための位置固定装置であって、
   箱体は、複数の側壁と底板からなるとともに内空間を備え、
   上フレームは、前記箱体の上端形状に対応する環状形状であり、前記上フレームは、前記箱体の各側壁の上端辺に設けられ、前記上フレームの内周縁には上斜面が設けられ、
   下フレームは、前記箱体の下端形状に対応する環状形状であり、前記下フレームは、前記箱体の各側壁の下端辺と前記底板の周辺に設けられ、前記下フレームの外周縁には下斜面が設けられ、前記下斜面は、前記上斜面に合わせられることを特徴とする、收納箱を安全に重ねて積むための位置固定装置。
2. 前記上斜面と前記下斜面の斜度は同じであることを特徴とする、請求項１に記載の收納箱を安全に重ねて積むための位置固定装置。

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