JP3181513U - 塩味緩和調整包装容器 - Google Patents

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【課題】塩又は塩を用いてなる食品を収納、貯蔵又は保存して、食品における塩辛い味を緩和又は調整することが可能な塩味緩和調整包装容器を提供する。
【解決手段】塩辛い味を緩和又は調整することができる物質2を内蔵した包装物3を包装容器1の内面又は外面に貼着してなる。
【選択図】図1

Description

本考案は、塩又は塩を用いてなる食品或いは工業用品を、収納、貯蔵又は保存して、当該塩又は塩を用いてなる食品或いは工業用品における塩辛い味を緩和又は調整させることが可能な包装容器に関するものである。
塩は、塩化ナトリウムを主成分とし、しおからい味のある通常は白色の結晶である。
塩は、海水の乾燥又は岩塩の採掘等によって生産され、塩味をつける調味料とし、又、保存(塩漬け・塩蔵)などの目的で食品に使用されるほか、ソ−ダ工業用・融氷雪用などにも使用される。
塩分がないと、地球上の多くの生物は生命を維持することができず、生命にとって欠かせないものである。しかし、塩分の取り過ぎは高血圧や腎臓病、心臓病などの遠因となるとされている。
しかしながら、塩分の過剰摂取を恐れるあまり、塩分を控えることが常識となってしまったため、極端な塩分の制限により塩分の不足が起こり、昏睡状態となって病院に運ばれる者や死亡する者も出ている
又、それ程の塩分の不足でなくても、炎天下の運動等において汗をかいた際には、水分だけでなく塩分も排出され、熱中症や痙攣を引き起こす場合もある。
一方、塩は、塩化ナトリウムを主成分としてしおからい味(塩辛い味)があり、塩漬け等の食品では、その塩辛い味から食べることを敬遠される場合がある。
本考案は、かかる状況下に鑑みて、塩を用いてなる食品等について、塩辛い味を緩和又は調整させて、塩分の摂取を楽にすることができる新規の技術を提供することを目的としたものである。
本考案の他の目的および新規な特徴は以下の明細書及び図面の記載からも明らかになるであろう。
本考案の実用新案登録請求の範囲は、次の通りである。
(請求項1) 塩又は塩を用いてなる食品或いは工業用品を収納、貯蔵又は保存して当該塩又は塩を用いてなる食品或いは工業用品における塩辛い味を緩和又は調整することが可能な包装容器であって、当該塩辛い味を緩和又は調整することができる物質を内蔵した包装物を当該包装容器の内面又は外面に貼着してなることを特徴とする塩味緩和調整包装容器。
(請求項2) 塩辛い味を緩和又は調整することができる物質が、鉱石又はセラミックスよりなることを特徴とする、請求項1に記載の塩味緩和調整包装容器。
(請求項3) 包装物が、塩辛い味を緩和又は調整することができる物質をフイルムでラップ又は被覆してなることを特徴とする、請求項1又は2に記載の塩味緩和調整包装容器。
(請求項4) 包装物が、塩辛い味を緩和又は調整することができる物質をラップフイルム又は被覆フイルム内部で固定してなることを特徴とする、請求項1、2又は3に記載の塩味緩和調整包装容器。
(請求項5) 包装物が、塩辛い味を緩和又は調整することができる物質をシ−トに接着剤又は粘着剤を介して固定してなることを特徴とする、請求項1、2、3又は4に記載の塩味緩和調整包装容器。
(請求項6) シ−トが、接着又は粘着シ−トよりなることを特徴とする、請求項1、2、3、4又は5に記載の塩味緩和調整包装容器。
(請求項7) 包装物を包装容器の底面及び側面に沿って貼着してなることを特徴とする、請求項1〜6いずれか一項に記載の塩味緩和調整包装容器。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、本考案によれば、請求項1に示すように、その塩味緩和調整包装容器は、構造上、塩辛い味を緩和又は調整することができる物質を内蔵した包装物を包装容器の内面又は外面に貼着してなり、その塩味緩和調整包装容器内に、塩又は塩を用いてなる食品或いは工業用品を、収納、貯蔵又は保存すると、当該塩又は塩を用いてなる食品或いは工業用品における塩辛い味を緩和又は調整させることができる。それにより、塩分の摂取を良好にして、塩分不足を解消し、又、炎天下の運動等において塩分摂取をさせるように仕向け、更には、塩漬け等の食品における塩辛い味を緩和又は調整して、子供や女性等が塩を用いてなる食品を食べ易くして、当該塩を用いてなる食品からの敬遠を抑え込むことができる。
又、請求項2に示すように、本考案によれば、塩辛い味を緩和又は調整することができる物質として、それを鉱石又はセラミックスよりなるものとすることにより、当該物質による焦電気、圧電気等の電気エネルギ−等の作用により、塩又は塩を用いてなる食品或いは工業用品における塩辛い味を緩和又は調整させることができる。
更に、請求項3に示すように、その塩味緩和調整包装容器における包装物において、塩辛い味を緩和又は調整することができる物質をフイルムでラップ又は被覆してなるので、塩又は塩を用いてなる食品或いは工業用品との直接の接触を回避することができる。
更に又、請求項4に示すように、包装物が、塩辛い味を緩和又は調整することができる物質をラップフイルム又は被覆フイルム内部で固定してなるので、包装物内部の塩辛い味を緩和又は調整することができる物質の動きを阻止し、塩又は塩を用いてなる食品或いは工業用品における塩辛い味の緩和又は調整を良好に行うことができる。
更に又、請求項5に示すように、塩辛い味を緩和又は調整することができる物質を、シ−トに接着剤又は粘着剤を介して固定することにより、より一層、包装物内部の塩辛い味を緩和又は調整することができる物質の動きを阻止し、塩又は塩を用いてなる食品或いは工業用品における塩辛い味の緩和又は調整を良好に行うことができる。
更に又、請求項6に示すように、シ−トが、接着又は粘着シ−トよりなることにより、上記の塩辛い味を緩和又は調整することができる物質を固定して、包装物内部の塩辛い味を緩和又は調整することができる物質の動きを阻止し、塩辛い味の緩和又は調整を良好に行うことができると共に、当該塩辛い味を緩和又は調整することができる物質を内蔵した包装物を、当該包装容器の内面又は外面に良好に貼着することができる。
更に又、請求項7に示すように、包装物を包装容器の底面及び側面に沿って貼着すると、包装物内部の物質から、マイナスイオンなどが発生して、塩辛い味の緩和又は調整を良好に行うことができる。
次に、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。
本考案の塩味緩和調整包装容器Mは、図1及び図2に示す実施例に示すように、その一例は、包装容器1の内底面100並びに内側面101及び内側面102に、塩辛い味を緩和又は調整することができる物質2を内蔵した包装物3を貼着してなる。
当該包装物3は、例えば、図3(A)及び(B)に示すように、シ−ト4の片面に、接着剤又は粘着剤5を介して、前記の塩辛い味を緩和又は調整することができる物質2を、接着又は粘着して、当該塩辛い味を緩和又は調整することができる物質2がシ−ト4の片面で動かないようにする。
シ−ト4の他面にも、接着剤又は粘着剤5が塗布されており、当該接着剤又は粘着剤5を介して、当該包装物3を包装容器1の底面100並びに両側面101及び102に沿って貼着することができる。
図3(A)に示すように、当該包装物3では、フイルム6が使用され、図示のように、当該フイルム6で、塩辛い味を緩和又は調整することができる物質2の表面を被覆して、当該塩を用いてなる食品と当該塩辛い味を緩和又は調整することができる物質2との直接の接触を回避している。
図3(B)に示すように、前記の図3(A)と同様に、シ−ト4の片面に、接着剤又は粘着剤5を介して、塩辛い味を緩和又は調整することができる物質2を接着又は粘着してなるもの全体を、図示のように、当該フイルム6でラップ(囲包)して、同様に塩辛い味を緩和又は調整することができる物質2の表面を被覆して、塩を用いてなる食品と当該塩辛い味を緩和又は調整することができる物質2との直接の接触を回避している。
当該シ−ト4の塩辛い味を緩和又は調整することができる物質2が塗布された反対側の面は、図示のように、フイルム6でラップされているので、この場合には、当該フイルム6のラップ面に接着剤又は粘着剤5を塗布して、当該接着剤又は粘着剤5を介して、当該包装物3を包装容器1の内底面100並びに内側面101及び内側面102に貼着することができる。
図1及び図2に示すように、当該包装容器1の内部には、例えば、塩漬けのなす食品7が、例えば、包装容器1の内底面100上に載置され、当該包装容器1の蓋部103により蓋をされて保存等が短時間に行われる。すると、当該塩漬けのなす食品7における塩辛い味の緩和又は調整が行われ、適度の味覚の適度に塩辛い味の緩和又は調整が行われた食品となし得る。
当該包装容器1は、例えば、図1及び図2に示す例では、蓋部103、側面101、側面102、正面104及び背面105の蓋部103を含めた6面体により構成されている。
当該包装容器1は、例えば、合成樹脂からなる。透明な材料から構成されていることが、その使用上などから好ましい。
当該包装容器1は、例えば、図1及び図2に示す例では、蓋部103、側面101、側面102、正面104及び背面105の蓋部103を含めた6面体により構成されている。
当該包装容器1は、例えば、図4に示すように、円筒体に構成されていてもよい。
又、図5に示すように、袋状に構成されていてもよい。
当該包装容器1は、既存の容器を使用することができる。
当該包装容器1は、二重容器を構成していてもよい。
本考案では、塩辛い味を緩和又は調整することができる物質2を内蔵した包装物3を包装容器1の内面又は外面に貼着する。内面のみ又は外面のみに貼着してもよいし、内面のみならず外面にも貼着するようにしてもよい。
塩辛い味を緩和又は調整することができる物質2を内蔵した包装物3を包装容器1の内面又は外面に貼着するに、図1及び図2に示すように、その包装容器1の内面又は外面に平行にその面に沿って貼着することが重要で、前記のように、シ−ト4の片面に、接着剤又は粘着剤5を介して、前記の塩辛い味を緩和又は調整することができる物質2を付着させて、平板状にする。それにより、又、包装容器1の形状に合わすことができる。
図5に示すように、当該包装容器1が袋状に構成されている場合には、当該包装容器1の四角内面(外面)に沿って貼着することができる。部分、例えば、2部分に分けて二面に貼着してもよい。
一方、図4に示すように、当該包装容器1を円筒体に構成した場合には、円周内面(外面)に沿って貼着することができる。円周内面(外面)全体に渡って貼着することができるし、部分、例えば、2部分に分けて円周内面(外面)に沿って貼着してもよい。
本考案で使用される塩辛い味を緩和又は調整することができる物質2としては、例えば、鉱石又はセラミックスが挙げられる。
当該鉱石には、焦電気、圧電気等の電気エネルギ−を発生させる鉱石、元々電気的な性質を持つ鉱石が挙げられる。
本考案では、帯電し遠赤外線を発生すると共に、衝撃又は摩擦により帯電し遠赤外線を発生する粒子を使用することができる。
当該帯電し遠赤外線を発生すると共に、衝撃又は摩擦により帯電し遠赤外線を発生する粒子とは、遠赤外線を放射する性質を有する物質あるいはマイナスイオンを発生する性質を有する物質が含まれている粒子(遠赤外線放射性又は/及びマイナスイオン発生の粒子)をいう。尚、遠赤外線には、論があるが、4μm〜1000μmまでの波長領域の電磁波を遠赤外線として取り扱うこととする。
このような性質を有する物質の例としては、トルマリン系鉱石、ジルコニウム又は戸室石等が例として挙げられる。
当該鉱石には、例えば、帯電し遠赤外線を発生する電気石粒子、又、衝撃又は摩擦により帯電し遠赤外線を発生する麦飯石粒子が挙げられる。
電気石粒子における電気石は、トルマリン(tourmaline)と称され、そのケイ酸塩鉱物の結晶を熱すると電気を帯びるので電気石と称され、アメリカ合衆国などで産出される。弱い圧電体の一つで、圧電効果と焦電効果をもち、遠赤外線を放射する。
鉄電気石、苦土電気石、 リシア電気石等の種類がある
麦飯石粒子における当該麦飯石は、花崗斑岩あるいは石英斑岩の1種で、暗黒色の石基の中に白い石英の斑晶が浮かぶ姿が、麦飯に見えることから、麦飯石と名付けられ、麦飯を集めたような豆粒或いは米粒大の粒状結晶が存在する。多孔質で、岐阜県加茂郡白川町等の地で産する。無水ケイ酸が主成分(7割)である。
電気石粒子や麦飯石粒子は、その原石又は鉱石や成形体が使用できる。一旦原石又は鉱石を粉末とし、成形後に、焼成(焼結)してもよい。
成形体は、例えば、トルマリン成形体の場合、例えば、トルマリン原石、トルマリン鉱石をガラス粉末等のバインダに分散させて焼成させることにより得ることができる。
焼成温度は、450〜850℃の低温で行う場合もあるが、破損が少なく、又、遠赤外線や電圧等が発生して人体に対して有効となる等から、1300℃以上好ましくは1300℃〜2000℃の高温で焼成させることが好ましい。
上記の成形や焼結は、セラミックスや粉末冶金で通常用いられている方法で行うことができる。例えば、金型成形、CIP等による加圧成形、無加圧焼結、ホットプレス、HIP、放電プラズマ焼結(SPS)等による焼結を行うことができる。これらの中でも、SPSは粉末成形が不要で、短時間で緻密な焼結体が得られ、焼結時の変形がない等の利点がある。
電気石粒子や麦飯石粒子の形状としては、粉末形が好ましい。
当該セラミックスは、『非金属・無機材料であって、その製造工程において高温処理を受けたもの』と定義され、当該セラミックスの中には、ファインセラミックスも包含され、当該ファインセラミックスは、JIS1600(ファインセラミックス関連用語)では、『目的の機能を十分に発現させるため、化学組成、微細組織、形状および製造工程を精密に制御して製造したもので、主として非金属の無機物質から成るセラミックス』と定義されている。
本考案で使用されるセラミックスには、セラミックス系粒子が使用でき、当該セラミックス系粒子とは、前記で定義されたセラミックスの粒子の他に、セラミックスに類似又はその系統の粒子を包含する。
当該セラミックスは、その組成の面から、以下のように分類される。
元素系 例:ダイヤモンド (C)
酸化物系 例:アルミナ (Al)、ジルコニア
水酸化物系 例:ハイドロキシアパタイト
炭化物系 例:炭化ケイ素 (SiC)
窒化物系 例:窒化ケイ素
ハロゲン化物系 例:蛍石
他に、炭酸塩系、リン酸塩系
主なファインセラミックスには、チタン酸バリウム、窒化ホウ素、フェライト、チタン酸ジルコン酸鉛、炭化ケイ素、窒化ケイ素、ステアタイト(MgOSiO) 、酸化亜鉛、ジルコニア等が挙げられる。
セラミックス系粒子は、細粒からなることが好ましい。例えば、当該セラミックス系粒子は、1mm〜5mmの粒径よりなる。
本考案の塩味緩和調整包装容器Mの形成に際して、他の遠赤外線セラミックス粒子を添加使用することができる。当該遠赤外線セラミックス粒子としては、アルミナ、酸化ジルコニウム、ムライト、ゼノタイム、陶土等が挙げられる。原石、鉱石又は高温で焼成した焼結体よりなる。
遠赤外線を放射する天然の岩石である大分県と宮崎県との県境の周辺で産出の暗褐色の砕屑性堆積岩の一種の細粒砂岩を使用してもよい。
本考案の塩味緩和調整包装容器Mの形成に際して、ゼオライトセラミックス、活性炭、酸化チタン、黒曜石、リンサンエン鉱物、北投石、石英閃緑岩等を更に添加することもできる。
本考案の塩味緩和調整包装容器Mの形成に際して、鉱石とセラミックスとを混合使用することができる。当該鉱石とセラミックスとが共通する場合には、適宜異なった種類を選択するようにするとよい。
その使い方としては、例えば、図1及び図2に示す実施例に示すように、包装容器1の内底面100に、塩辛い味を緩和又は調整することができる物質2としてセラミックスからなるものを内蔵した包装物3を貼着し、一方、包装容器1の内側面101及び内側面102には、塩辛い味を緩和又は調整することができる物質2として鉱石を内蔵した包装物3を貼着してなる。
セラミックスは、その形状が細粒化されたセラミックスの使用が好ましい。
一方、鉱石としては、粉末が好ましい。鉱石にも、それぞれ別個に得られた電気石粒子と麦飯石粒子とを混合してもいし、一方セラミックスも混合可能である。
本考案の塩味緩和調整包装容器Mの形成に際して、図1及び図2に示す実施例では、包装容器1の内底面100に、塩辛い味を緩和又は調整することができる物質2として細粒化されたセラミックスからなるものを内蔵した包装物3を貼着し、一方、包装容器1の内側面101及び内側面102には、塩辛い味を緩和又は調整することができる物質2として粉末のトルマリン鉱石を内蔵した包装物3を貼着してなるが、図4に示す円筒体では、その内周の図示正面側には、細粒化されたセラミックスからなるものを内蔵した包装物3を貼着し、一方、包装容器1の円周内他面には、塩辛い味を緩和又は調整することができる物質2として粉末のトルマリン鉱石を内蔵した包装物3を貼着するようにしてもよいし、これら鉱石とセラミックスとを混合して、一体に円周上に貼着するようにしてもよい。
図5に示す袋体でも同様である。
本考案の塩味緩和調整包装容器Mにおける包装物3を構成するシ−ト4は、例えば、合成樹脂からなる。当該包装物3は、必ずしも、透明素材を用いる必要はないが、その使用上の要請などから透明性を付与したものが好ましい。
シ−ト4は、シ−トに代えてテ−プ状又はフイルム状のものでもよい。
シ−ト4に塗布される接着剤又は粘着剤5には、各種の合成樹脂系接着剤、ゴム系接着剤が使用できる。
粘着剤5には、例えば、テルペン系樹脂、脂肪族及び芳香族系石油樹脂、ロジン樹脂、クマロンインデン樹脂が例示できる。
当該包装物3におけるフイルム6には、各種の合成樹脂系フイルムが使用できる。透明な材料からなることが好ましい。フイルムに代えて他の被覆物でもよい。
本考案による塩味緩和調整包装容器Mは、塩を用いてなる食品の他に、塩そのものに適用してもよい。
塩としては、海水の乾燥又は岩塩の採掘等によって生産されたものが使用でき、塩味をつける調味料とし、又、保存(塩漬け・塩蔵)などの目的で食品に使用されるもののほか、ソ−ダ工業用・融氷雪用などにも使用される塩に適用してもよい。
本考案は上記実施例に限定されず、適宜変更が可能である。
本考案の塩味緩和調整包装容器は、家庭用での使用の他、工業課程でも使用することができる。
本考案の実施例を示す塩味食品収納前の塩味緩和調整包装容器の構成図である。 本考案の実施例を示す塩味食品収納後の塩味緩和調整包装容器の構成図である。 (A)及び(B)共に、本考案の包装物の一例断面図である。 本考案の他の実施例を示す塩味緩和調整包装容器の構成図である。 本考案の更に他の実施例を示す塩味緩和調整包装容器の構成図である。
1…包装容器
2…塩辛い味を緩和又は調整することができる物質
3…包装物
4…シ−ト
5…接着剤又は粘着剤
6…フイルム
7…塩味食品
M…塩味緩和調整包装容器

Claims (7)

  1. 塩又は塩を用いてなる食品或いは工業用品を収納、貯蔵又は保存して当該塩又は塩を用いてなる食品或いは工業用品における塩辛い味を緩和又は調整することが可能な包装容器であって、当該塩辛い味を緩和又は調整することができる物質を内蔵した包装物を当該包装容器の内面又は外面に貼着してなることを特徴とする塩味緩和調整包装容器。
  2. 塩辛い味を緩和又は調整することができる物質が、鉱石又はセラミックスよりなることを特徴とする、請求項1に記載の塩味緩和調整包装容器。
  3. 包装物が、塩辛い味を緩和又は調整することができる物質をフイルムでラップ又は被覆してなることを特徴とする、請求項1又は2に記載の塩味緩和調整包装容器。
  4. 包装物が、塩辛い味を緩和又は調整することができる物質をラップフイルム又は被覆フイルム内部で固定してなることを特徴とする、請求項1、2又は3に記載の塩味緩和調整包装容器。
  5. 包装物が、塩辛い味を緩和又は調整することができる物質をシ−トに接着剤又は粘着剤を介して固定してなることを特徴とする、請求項1、2、3又は4に記載の塩味緩和調整包装容器。
  6. シ−トが、接着又は粘着シ−トよりなることを特徴とする、請求項1、2、3、4又は5に記載の塩味緩和調整包装容器。
  7. 包装物を包装容器の底面及び側面に沿って貼着してなることを特徴とする、請求項1〜6いずれか一項に記載の塩味緩和調整包装容器。
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