JP3181089U - 車椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本考案は介助者がいなくても容易かつ安全に段差を乗り越えることができる車椅子を得るにある。
【解決手段】 フレームに椅子、前輪、後輪およびフットレストを備えた車椅子本体と、前記前輪の高さを調節することができる高さ調節手段と、前記フットレストの下方に取付けられ、前記高さ調節手段により前輪を上方へ移動させた時に接地する補助輪とで車椅子を構成している。
【選択図】 図1

Description

本考案は段差を容易に乗り越えることができる車椅子に関する。
従来、車椅子で段差を乗り越えるためには、車椅子を後方へ傾斜させ、前輪を浮かせることで段差を乗り越えていた。
このような場合、車椅子後方に重心が位置するため転倒しやすく危険であり、特許文献1のように転倒防止用の機構を備えた車椅子が考案されている。
しかし、このような車椅子では、意図的に車椅子を後方へ傾斜させなければならず介助者なしで容易に段差を越えることが困難であった。
また、介助者なしで段差を乗り越えようとする場合、特許文献1の車椅子では、転倒を防止できても、前輪が段差上部に設置した状態では、車椅子が後方へ傾斜し後方に重心が位置することで、後輪に荷重がかかり段差を越えるために大きな労力を必要としていた。
特開2002−165841号公報
本考案は以上のような従来の欠点に鑑み、介助者なしでも安全かつ容易に段差を越えることができる車椅子を提供することを目的としている。
本考案の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本考案の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本考案はフレームに椅子、前輪、後輪およびフットレストを備えた車椅子本体と、前記前輪の高さを調節することができる高さ調節手段と、前記フットレストの下方に取付けられ、前記高さ調節手段により前輪を上方へ移動させた時に接地する補助輪とで車椅子を構成している。
以上の説明から明らかなように、本考案にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)請求項1によって、前輪を上方へ移動させることで補助輪が段差上部に接地するので、容易に段差を乗り越えることができる。
(2)前記(1)によって、前輪を上方へ移動させ車椅子が前傾姿勢になった際に段差上部に補助輪が接地するので、重心が車椅子後方に位置しない。
したがって、介助者なしで段差を乗り越える場合でも後方に転倒することを防止することができる。
(3)前記(1)によって、段差を乗り越える際に前傾姿勢となるため、後輪に大きな荷重がかからず、容易に段差を乗り越えることができる。
本考案を実施するための第1の形態の側面図。 本考案を実施するための第1の形態の正面図。 本考案を実施するための第1の形態の段差上部に前輪を接地させる状態の説明図。 本考案を実施するための第1の形態の段差を乗り越えた状態の説明図。 本考案を実施するための第1の形態の段差を降りる状態の説明図。 本考案を実施するための第2の形態の側面図。 本考案を実施するための第2の形態の正面図。 本考案を実施するための第2の形態の段差上部に前輪を接地させる状態の説明図。
以下、図面に示す本考案を実施するための形態により、本考案を詳細に説明する。
図1ないし図4に示す本考案を実施するための第1の形態において、1は本考案の車椅子で、この車椅子1は椅子2と、フレーム3と、このフレーム3の両側後部に回転可能に取付けられたハンドル4、4を備える後輪5、5と、前記フレーム3の両側前部に前輪の高さを調節できる高さ調節手段6を介して取付けられた前輪7、7と、フレーム3前部に取付けられたフットレスト8からなる車椅子本体9と、前記フットレスト8の下方で、通常時には地面と接地しない位置に取付けられた補助輪10、10とより構成されている。
前記高さ調節手段6は、フレーム3に回転可能に枢支されたレバー11、11と、該レバー11、11の一端部に取付けられた前輪7、7と、前記レバー11、11の回 動を所定角度で固定することができるストッパー12、12とより構成されており、レバー11、11を回動させることにより前輪7、7の高さを調節する。
本願の車椅子で段差13を乗り越える際には、図3に示すように段差13付近で高さ調節手段6のストッパー12、12を解除しレバー11、11を回動させることにより車椅子本体9を前傾姿勢にするとともに、補助輪10、10を段差上部13aに接地させる。
この状態で前進することにより前傾姿勢を保ったまま後輪5、5が段差13を乗り越えることができ、介助者がいなくても安全に段差13を乗り越えることができる。さらに、前傾姿勢で段差13を乗り越えるため、後輪5、5にかかる荷重が少なくなり容易に段差13を乗り越えることができる。
段差を乗り越えた後に図4に示すように前輪7、7を元の位置に戻すことにより、前傾姿勢が解除され安定して走行することができる。
なお、本実施の形態においてはストッパーとしてレバーを係止して固定するものを用いたが、レバー枢支部にラチェット機構(図示せず)等を用いてレバーを所定角度で固定できるストッパーを用いてもよい。
このようなストッパーを用いれば、段差13が大きい時には前輪7、7の上方への移動を加減して、段差13の途中に前輪13、13を接触させ前進することにより、前輪7、7が段差13を乗り越えた後に後輪5、5も乗り上げるという二段階で走行すれば楽に乗り上げることができる。
また、段差を降りるときには、図5に示すように前輪7、7を高さ調節手段6により前方へ回動させることにより、前のめりになりすぎず段差下部13bへ前輪7、7を接地させることができるので、安心して段差13を降りることができる。
[考案を実施するための異なる形態]
次に、図6ないし図8に示す本考案を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本考案を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本考案を実施するための第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図6ないし図8に示す本考案を実施するための第2の形態において、前記本考案を実施するための第1の形態と主に異なる点は、高さ調節手段6Aとして、軸心方向に伸縮するガス式のシリンダー14を用いた車椅子1Aにしても、前記本考案を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られる。なお、シリンダー14は油圧式であってもよい。
なお、本願発明の車椅子1は前傾姿勢になった際に接地する位置に補助輪を備えているので、駅のホームと電車の間の隙間等があっても高さ調節手段で前輪を上方へ移動させ補助輪を電車内部に接地させることで安全に通過することができる。
また、上り坂や下り坂を通行する際にも、高さ調節手段によって前輪の位置を調節することにより、車椅子が水平状態となり楽に坂道を走行できる。
本考案は車椅子を製造する産業で利用される。
1、1A:車椅子、 2:椅子、
3:フレーム、 4:ハンドル、
5:後輪、 6、6A:高さ調節手段、
7:前輪、 8:フットレスト、
9:車椅子本体、 10:補助輪、
11:レバー、 12:ストッパー、
13:段差、 14:シリンダー。

Claims (1)

  1. フレームに椅子、前輪、後輪およびフットレストを備えた車椅子本体と、前記前輪の高さを調節することができる高さ調節手段と、前記フットレストの下方に取付けられ、前記高さ調節手段により前輪を上方へ移動させた時に接地する補助輪とを備えることを特徴とする車椅子。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10137041B2 (en) * 2016-09-21 2018-11-27 Kuianda Company Limited Handy type electric carriage
WO2019013171A1 (ja) * 2017-07-14 2019-01-17 オムロン株式会社 車椅子
JP2020018769A (ja) * 2018-08-03 2020-02-06 三貴ホールディングス株式会社 段差乗り越え用補助輪付き車いす

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