JP3181047B2 - 収穫機 - Google Patents

収穫機

Info

Publication number
JP3181047B2
JP3181047B2 JP2000013843A JP2000013843A JP3181047B2 JP 3181047 B2 JP3181047 B2 JP 3181047B2 JP 2000013843 A JP2000013843 A JP 2000013843A JP 2000013843 A JP2000013843 A JP 2000013843A JP 3181047 B2 JP3181047 B2 JP 3181047B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
cutting
foliage
blade
harvester
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000013843A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000139150A (ja
Inventor
省二 寺元
幹夫 松井
幸広 福田
信行 入江
Original Assignee
セイレイ工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by セイレイ工業株式会社 filed Critical セイレイ工業株式会社
Priority to JP2000013843A priority Critical patent/JP3181047B2/ja
Publication of JP2000139150A publication Critical patent/JP2000139150A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3181047B2 publication Critical patent/JP3181047B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvesting Machines For Root Crops (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は一畦当たり複数条栽
培された玉葱等の根菜作物を堀取る収穫機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、根菜作物を複数条栽培する畦を跨
いで走行する自走車輌と、根菜作物の茎葉部を挟持して
圃場から抜上搬送する移送装置、及び、移送装置前方で
根菜作物の茎葉部を分草する縦回型分草装置、及び、移
送装置の送り始端部下方の地中部分を掘上げて掘進する
左右二本構成の堀取刃を有する作業部とで構成する収穫
機があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の収穫機は、マル
チフィルムで覆われた畦で栽培されたマルチ栽培の根菜
作物(例えば玉葱等)の堀取りができなかった。これを
できるようにした新規な収穫機を提供することを本発明
の目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の収穫機は、前後揺動させる縦アーム部の下端
から横向きに刃部を延出し該刃部で地中部分を掘上げて
掘進する掘取刃を有する収穫機において、前記掘取刃
に、畦を覆うマルチフィルムを切断するマルチカッター
を設け、堀取刃の縦アーム部がフィルムを捲上げたり破
るのを防止する。前記マルチカッターは、掘取刃の縦ア
ーム部前方でマルチフィルムを切断するように、前記掘
取刃の縦アーム部に支持させ、これと一体に前後揺動さ
せることで、フィルムの切断を確実に行わせる。前記マ
ルチカッターは、畦の形状変化及び畦表面の凹凸等に対
応して適正にフィルムを切断できるように、切断位置を
調節自在に掘取刃に取付ける。前記マルチカッターは円
盤状とする。マルチフィルム切断時に、マルチフィルム
を押さえるマルチ押えローラを設けることで、マルチカ
ッターによるフィルムの切断をより確実に行うこうがで
きる。マルチフィルム切断後に、根菜作物の茎葉部を挾
持して後上方に搬送することによって根菜作物を地中か
ら抜上る移送装置と、根菜作物の茎葉部を切断する茎葉
切断装置とを設けることで、根菜作物の地中からの抜上
げ及び茎葉切断前にマルチフィルムを切断している。マ
ルチフィルム切断時及び根菜作物抜上げ時に、マルチフ
ィルムを押さえるマルチ押えローラを設けることで、フ
ィルムの切断と共に根菜作物の地中からの抜上げも確実
に行うことができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1は玉葱収穫機の全体左側面図、図
2は同右側面図、図3は同平面図、図4は作業部の側面
説明図、図5は同平面説明図であり、玉葱収穫機は自走
車輌(1)と作業部(2)とで構成するもので、自走車
輛(1)は、エンジン(3)と、その出力部に連動する
伝動機構を内装したミッションケース(4)と、ミッシ
ョンケース(4)から左右に延設する伝動ケース(5)
(6)と、各伝動ケース(5)(6)に連設する左右フ
ァイナルケース(7)(8)と、各ファイナルケース
(7)(8)に軸支する左右駆動車輪(9)(10)
と、ミッションケース(4)及び左右ファイナルケース
(7)(8)に後部を支持して前方に延設する車体フレ
ーム(11)と、車体フレーム(11)の前部左側に昇
降自在に取付けて左駆動車輪(9)の前方延長線上に配
置るゲージホイル(12)と、車体フレーム(11)の
後部から後上方に延設する操縦ハンドル(13)などで
構成している。
【0006】また、右ファイナルケース(8)と右駆動
車輪(10)を左ファイナルケース(7)と左駆動車輪
(9)よりも大きく横側方に偏寄して設けることによっ
て、左右駆動車輪(9)(10)が4条用の畦(14)
両側の谷部(15)を走行でき、且つ、ゲージホイル
(12)が畦(14)左側の谷部(15)を走行できる
ように形成している。右伝動ケース(6)とそれに内蔵
される右伝動軸を伸縮自在な構造とし、左右駆動車輪
(9)(10)間隔を畦(14)幅に応じて調節できる
ように構成している。即ち、自走車輌(1)は根菜作物
である玉葱(16)を4条栽培する畦(14)を跨いで
走行するように構成している。
【0007】上記自走車輌(1)の車体フレーム(1
1)に種々の構成要素を組付けて畦(14)の片側(機
体進行方向左側)2条分の玉葱(16)を堀取る作業部
(2)を構成するもので、作業部(2)は、機体前部に
配設し、2条分の玉葱(16)の茎葉部(16a)を左
右に分草し、且つ、倒伏状態の茎葉部(16a)を引起
すための縦回型分草タイン(17)を有する縦回型分草
装置である2条分3列の分草ケース(18)と、各分草
ケース(18)間の後側に配設し、各分草ケース(1
8)間に導入される2条分の玉葱(16)の茎葉部(1
6a)を中央の分草ケース(18)の後側に掻込むため
の係止突起付きの掻込ベルト(19)を有する掻込装置
である左右一対の掻込ケース(20)と、左右掻込ケー
ス(20)の下部後側から前低後高状に機体後方に向っ
て張設する左右一対のベルトであって、そのベルト間に
掻込後の2条分の玉葱(16)の茎葉部(16a)を挾
持して後上方に搬送することによって玉葱(16)の玉
部(16b)を地中から抜上搬送するための移送装置で
ある左右一対の引抜ベルト(21)と、前後揺動させる
縦アーム部(22a)の下端から横向き(内側)に刃部
(22b)を延出し該刃部(22b)で移送装置の送り
始端部下方の地中部分を掘上げて掘進するL型の堀取刃
(22)と、前記引抜ベルト(21)の略中間部下方か
ら引抜ベルト(21)よりも緩い傾斜角度(略水平)で
引抜ベルト(21)の後端部下方まで張設する左右一対
のベルトであって、そのベルト間に引抜ベルト(21)
によって搬送された2条分の玉葱(16)の茎葉部(1
6a)の基端部を挾持して機体後方に搬送する下部搬送
装置である左右一対の玉部搬送ベルト(23)と、その
玉部搬送ベルト(23)より上方で前記引抜ベルト(2
1)下方に配設し、玉部搬送ベルト(23)により挾持
搬送している玉部(16b)と引抜ベルト(22)によ
り挾持搬送している茎葉部(16a)とを切断分離する
茎葉切断装置である切断刃(24)と、左引抜ベルト
(22)後端部下方に配設し、切断後の茎葉部(16
a)を機体左側に放出する茎葉放出装置であるスターホ
イル(25)と、玉部搬送ベルト(24)後方に配設
し、玉部(16b)を機体後部から畦(14)の上面に
放出する収穫物放出装置である玉部放出ベルト(26)
とを備えている。
【0008】上記作業部(2)の各構成要素には図5に
示す伝動機構でもってエンジン(3)動力を伝達するも
ので、ミッションケース(4)から作業クラッチ(2
7)を介して前方に延設される作業出力軸(28)が、
前後方向の伝動筒(29)内を経て作業部駆動ケース
(30)に挿入され、この駆動ケース(30)に軸受支
承されている左右方向の駆動軸(31)に連動連結され
ている。そして、前記駆動軸(31)の中間部にウォー
ム(32)及びウォームホイル(33)を介して連動連
結した引抜搬送駆動軸(34)を上向きに突設し、その
駆動軸(34)に左右引抜ベルト(21)の後部駆動プ
ーリ軸(37)をチェン伝動で連動連結し、左右引抜ベ
ルト(21)を所定方向に回転駆動する。この引抜ベル
ト(21)の前部従動プーリ軸(36)に左右玉部搬送
ベルト(23)の前部駆動プーリ軸(37)と左右掻込
ベルト(19)の上部駆動プーリ軸(38)をチェン伝
動で連動連結し、左右玉部搬送ベルト(23)と左右掻
込ベルト(19)を所定方向に回転駆動する。また前記
駆動軸(31)左端部にはクランク(39)が設けら
れ、そのクランク(39)から作業部(2)の左外側で
前方に延設されるピットマン(40)の前端部を、車体
フレーム(11)の前部左側に支軸(41)を介して中
間を前後方向に揺動自在に支持している前記堀取刃(2
2)の縦アーム部(22a)上端に連結し、堀取刃(2
2)を前後に揺動駆動する。さらに作業部(2)の右外
側で前後方向に延設される伝動軸(42)の後端を前記
駆動軸(31)の右端部に連動連結させると共に、分草
タイン(17)を取付けるタインチェン(43)の上部
駆動スプロケット軸(44)の右端を前記伝動軸(4
2)の前端に連動連結させ、各分草ケース(18)の分
草タイン(17)を回行駆動する。さらに前記切断刃
(24)への動力伝達は前記駆動軸(31)の右端部に
連動連結させるフレキシブシャフト(45)によって行
われ、前記スターホイル(25)は左引抜ベルト(2
1)の後部駆動プーリ軸(35)上に軸支されて左引抜
ベルト(21)と一体に回転駆動し、玉部放出ベルト
(26)への動力伝達は右玉部搬送ベルト(23)の後
部従動プーリ軸(46)に連動連結させる図示しない伝
動機構によって行われる。
【0009】上記作業部(2)はこの左右方向の中心線
上に中央の分草ケース(18)を配置し、前記中心線上
に左右掻込ベルト(19)間の掻込経路及び左右引抜ベ
ルト(21)間の上部挾持搬送経路及び左右玉部搬送ベ
ルト(23)間の下部挾持搬送経路を形成するように、
作業部(2)の左右中心線を中心として左右対称位置に
左右掻込ベルト(19)及び左右引抜ベルト(21)及
び左右玉部搬送ベルト(23)を配置すると共に、中央
分草ケース(18)の左右両側に堀取る玉葱(16)の
栽培条間隔と同じ間隔を設けて左右分草ケース(18)
を配置し、畦(14)の機体進行方向左側2条の玉葱
(16)の条間の中央を作業部(2)の左右中心が通過
するように、畦(14)を跨いで機体を走行させて玉葱
(16)の堀取りを行うもので、各畦(14)の玉葱
(16)の堀取り順は、図7に示すように、ある一つの
畦(14)の一方の端から他方の端に向かって機体を進
行させ、その機体進行方向左側2条を掘取った後、右に
回行し、その一つ右側の畦(14)の一方の端から他方
の端に向かって前工程とは逆方向に機体を進行させ、そ
の機体進行方向左側2条を掘取る。この一往復二工程の
堀取り作業を進行方向右側の畦(14)へと順次展開し
て行く連続堀取工程(A)によって、全ての畦(14)
の片側2条の堀取りを行う。その後、各畦(14)に残
っている2条の堀取りを、圃場に対する作業開始位置及
び方向のみが逆でその他は前記連続堀取工程(A)と同
様の連続堀取工程(B)によって行うものである。この
堀取り作業では、一つの畦(14)毎に一往復二工程の
堀取り作業を行うものに比べ、畦(14)の両端で行う
回行が大きい半径で容易に行え、作業能率が上がり有効
である。
【0010】上記玉葱収穫機は、図6に示すように、マ
ルチフィルム(47)で覆われた畦(14)で栽培され
たマルチ栽培の玉葱(16)の堀取りもできるように、
以下の構成を有している。
【0011】即ち、前記各分草ケース(18)の分草タ
イン(17)をゴム等の弾性体で構成し、且つ、図4に
示すように、該分草タイン(17)の回行軌跡(17
a)下端を畦(14)上面に可久的に接近させ、マルチ
フィルム(47)表面に倒伏している玉葱(16)の茎
葉部(16a)をも分草タイン(17)で適正に拾上げ
可能としながら、その分草タイン(17)がマルチフィ
ルム(47)に引っかかりフィルム(47)を捲上げた
り破るのを防止するように構成している。また弾性体で
構成された分草タイン(17)は玉葱(16)の玉部
(16b)に傷つけることも防止できるので有効であ
る。
【0012】また堀取刃(22)を、車体フレーム(1
1)の前部左側に支軸(41)を介して縦アーム部(2
2a)の中間を前後方向に揺動自在に支持する前記堀取
刃(22)のみの一本構成とし、該堀取刃(22)の刃
部(22b)を畦(14)の左裾側から一工程で堀取る
最外側の条(左から2列目の条)の玉葱(16)の下側
にまで延設し、一本の堀取刃(22)で2条分の玉葱
(16)の堀上げを行い、二本構成の堀取刃のように、
畦(14)の中央部から地中に差込む堀取刃を省略する
ように構成している。
【0013】また前記堀取刃(22)の縦アーム部(2
2a)に畦(14)を覆うマルチフィルム(47)を切
断するマルチカッター(48)を取付けている。このカ
ッター(48)は、堀取刃(22)の縦アーム部(22
a)の直方(直前が好ましい)でマルチフィルム(4
7)を切断し、堀取刃(22)の縦アーム部(22a)
がフィルム(47)を捲上げたり破るのを防止できるも
のであればよく、例えば図示したような円盤状のカッタ
ー(48)を堀取刃(22)の縦アーム部(22a)の
下部外側に取付け、縦アーム部(22a)の前方に突出
して地中に食込む堀取刃(22)の前側下部で畦(1
4)の左裾側のフィルム(47)を切断して行くように
構成している。ここで堀取刃(22)を一本構成とした
ため、マルチカッター(48)も一つで済み、構造の簡
略化が図られ、また畦(14)の中央部にカッター(4
8)がないから、堀取りが済んでいない機体進行方向右
側の2条の玉葱(16)の茎葉部(16a)が左側に倒
伏している場合に、その茎葉部(16a)を切断し、そ
の2条の玉葱(16)の堀取りが不可能になることがな
い。またマルチカッター(48)は車体フレーム(1
1)ではなく堀取刃(22)に取付け、これと一体に前
後揺動し、且つ、畦(14)の法面又は谷部(15)で
覆土と後述するマルチ押えローラ(49)によって両側
が押さえられたフィルム(47)の側部を切断するか
ら、その切断が確実に行えるので有効である。そしてマ
ルチカッター(48)は畦(14)の形状変化及び畦
(14)表面の凹凸等に対応して適正にフィルム(4
7)を切断できるように、切断位置を前後及び上下及び
左右に調節できるように堀取刃(22)に取付けること
が好ましい。
【0014】また一工程で掘取る2条の両側に玉葱(1
6)の抜上時及び前記フィルム(47)切断時に前記マ
ルチフィルム(47)を押さえるマルチ押えローラ(4
9)を進行方向に複数個設けている。このローラ(4
9)は、玉葱(16)の茎葉部(16a)の基端部が左
右引抜ベルト(21)の間に挟持される直前からこのベ
ルト(21)によって玉葱(16)の玉部(16b)が
地中より完全に抜上げられ、且つ、フィルム(47)の
図示しない植付け孔からも完全に抜上げられるまで、一
工程で掘取る2条の玉葱(16)の両側のフィルム(4
7)を上から押さえ、玉葱(16)の玉部(16b)の
抜上時にこの玉部(16b)といっしょにフィルム(4
7)が浮上がってしまうのを防止すべく、各条の玉葱
(16)の外側と各条の玉葱(16)間に3個横一列に
掻込ベルト(19)の後面側から玉部搬送ベルト(2
3)の送り始端下方までに前後方向(機体進行方向)に
3個一列に等間隔に設け、且つ、そのローラ(49)列
を各条の玉葱(16)の外側と各条の玉葱(16)間に
3列並べて設けている。各列のローラ(49)は車体フ
レーム(11)から各列毎に延出させる支持アーム(5
0)に取付けている。また各ローラ(49)は畦(1
4)の形状変化及び畦(14)表面の凹凸等に対応して
適正にフィルム(47)を押さえることができるよう
に、その支持構造に上下調節機構及び弾圧機構等を設け
る方が好ましい。さらにローラ(49)はフィルム(4
7)を破ることがないようにある程度の弾性を有するゴ
ムやスポンジ等の材料で作るか外面を同様の材質のカバ
ーで覆うことが好ましい。
【0015】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、前後揺動させる縦アーム部(22a)の下端から横
向きに刃部(22b)を延出し該刃部(22b)で地中
部分を掘上げて掘進する掘取刃(22)を有する収穫機
において、前記掘取刃(22)に、畦(14)を覆うマ
ルチフィルム(47)を切断するマルチカッター(4
8)を設け、堀取刃(22)の縦アーム部(22a)が
フィルム(47)を捲上げたり破るのを防止するから、
マルチフィルム(47)で覆われた畦(14)で栽培さ
れたマルチ栽培の根菜作物(16)の掘取りもできるよ
うになる。マルチカッター(48)は、掘取刃(22)
の縦アーム部(22a)前方でマルチフィルム(47)
を切断するように、前記掘取刃(22)の縦アーム部
(22a)に支持させ、これと一体に前後揺動させるか
ら、フィルム(47)の切断を確実に行える。前記マル
チカッター(48)は、切断位置を調節自在に掘取刃
(22)に取付けることで、畦(14)の形状変化及び
畦(14)表面の凹凸等に対応して適正にフィルム(4
7)を切断できる。前記マルチカッター(47)は円盤
状とする。マルチフィルム切断時に、マルチフィルム
(47)を押さえるマルチ押えローラ(49)を設ける
ことで、マルチカッター(48)によるフィルム(4
7)の切断をより確実に行うこうができる。マルチフィ
ルム切断後に、根菜作物(16)の茎葉部(16a)を
挾持して後上方に搬送することによって根菜作物(1
6)を地中から抜上る移送装置(21)と、根菜作物
(16)の茎葉部(16a)を切断する茎葉切断装置
(24)とを設けることで、根菜作物(16)の地中か
らの抜上げ及び茎葉切断前にマルチフィルム(47)を
切断している。マルチフィルム切断時及び根菜作物抜上
げ時に、マルチフィルム(47)を押さえるマルチ押え
ローラ(49)を設けることで、フィルム(47)の切
断と共に根菜作物(47)の地中からの抜上げも確実に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】玉葱収穫機の全体左側面図
【図2】玉葱収穫機の全体右側面図
【図3】玉葱収穫機の全体平面図
【図4】作業部の側面説明図
【図5】作業部の平面説明図
【図6】堀取部の正面説明図
【図7】堀取作業工程説明図
【符号の説明】
(16)玉葱(根菜作物) (16a)茎葉部 (21)引抜ベルト(移送装置) (22)堀取刃 (22a)縦アーム部 (22b)刃部 (24)切断刃(茎葉切断装置) (47)マルチフィルム (48)マルチカッター (49)マルチ押えローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 入江 信行 岡山県岡山市江並428番地セイレイ工業 株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−303813(JP,A) 特開 平5−244809(JP,A) 特開 平8−23741(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 13/00 - 33/14

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後揺動させる縦アーム部の下端から横
    向きに刃部を延出し該刃部で地中部分を掘上げて掘進す
    る掘取刃を有する収穫機において、前記掘取刃に、畦を
    覆うマルチフィルムを切断するマルチカッターを設けた
    ことを特徴とする収穫機。
  2. 【請求項2】 前記マルチカッターは、掘取刃の縦アー
    ム部前方でマルチフィルムを切断するように、前記掘取
    刃の縦アーム部に支持させる請求項1記載の収穫機。
  3. 【請求項3】 前記マルチカッターは、切断位置を調節
    自在に掘取刃に取付ける請求項1又は2記載の収穫機。
  4. 【請求項4】 前記マルチカッターは円盤状とする請求
    項1又は2又は3記載の収穫機。
  5. 【請求項5】 マルチフィルム切断時に、マルチフィル
    ムを押さえるマルチ押えローラを設ける請求項1又は2
    又は3又は4記載の収穫機。
  6. 【請求項6】 マルチフィルム切断後に、根菜作物の茎
    葉部を挾持して後上方に搬送することによって根菜作物
    を地中から抜上る移送装置と、根菜作物の茎葉部を切断
    する茎葉切断装置とを設けた請求項1又は2又は3又は
    4又は5記載の収穫機。
  7. 【請求項7】 マルチフィルム切断時及び根菜作物抜上
    げ時に、マルチフィルムを押さえるマルチ押えローラを
    設ける請求項6記載の収穫機。
JP2000013843A 1997-11-11 2000-01-24 収穫機 Expired - Fee Related JP3181047B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000013843A JP3181047B2 (ja) 1997-11-11 2000-01-24 収穫機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000013843A JP3181047B2 (ja) 1997-11-11 2000-01-24 収穫機

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09326952A Division JP3076781B2 (ja) 1997-11-11 1997-11-11 収穫機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000139150A JP2000139150A (ja) 2000-05-23
JP3181047B2 true JP3181047B2 (ja) 2001-07-03

Family

ID=18541379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000013843A Expired - Fee Related JP3181047B2 (ja) 1997-11-11 2000-01-24 収穫機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3181047B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5565940B2 (ja) * 2010-02-04 2014-08-06 株式会社ササキコーポレーション 地下茎作物の収穫機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000139150A (ja) 2000-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6034230B2 (ja) ねぎ掘り起し収穫機
KR102283662B1 (ko) 뿌리 작물 수확 장치
JP3076781B2 (ja) 収穫機
JP3181047B2 (ja) 収穫機
JP3279543B2 (ja) 収穫機
JP3279544B2 (ja) 収穫機
JPH11253020A (ja) 野菜収穫機
JP2001352815A (ja) 収穫機
JP3510052B2 (ja) 根菜類収穫装置
JP3647617B2 (ja) 根菜収穫機
JP3894661B2 (ja) 根茎作物収穫機
KR101938782B1 (ko) 땅속작물 수확기
JPH0612965B2 (ja) 刈取機の穀稈搬送装置
JP2922184B2 (ja) 収穫機
JP3450740B2 (ja) 栽培作物用作業機
JP3181044B2 (ja) 根茎収穫機における根茎作物の収穫方法
JP2000333521A (ja) 根菜作物収穫機の分草装置
JP2000014221A (ja) 野菜収穫機
US3224510A (en) Harvester
JP2918526B2 (ja) 収穫機
JPH05316848A (ja) 人参等の根菜収穫機
JP2000333523A (ja) 根菜作物収穫機の茎葉部切断装置
JPH0414975Y2 (ja)
JP3622786B2 (ja) 残株抜き取り装置
KR20220081663A (ko) 폐비닐 수거기능이 구비된 땅속작물 수확기

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees