JP3180947U - 中間保持具、伝送システム及び雄ネジ部材 - Google Patents

中間保持具、伝送システム及び雄ネジ部材 Download PDF

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Abstract

【課題】メンテナンス時の作業性を損なうことなく、構成部品の脱落を防止する中間保持具を提供する。
【解決手段】中間保持具100であって、外端部に未ネジ切り部111を残して外周に雄ネジが形成された支持ネジ軸部材110と、支持ネジ軸部材110に螺合したナット320による締め付けによりケーブル13を挟持して保持する保持部130とを備える。保持部130は、ケーブル13を押圧する押圧面を有し、支持ネジ軸部材110を挿通して支持ネジ軸部材110に位置決め保持される位置規定部材210と、支持ネジ軸部材110を挿通して、位置規定部材210の未ネジ切り部111側にて支持ネジ軸部材110に保持され、ナット320による締め付けにより位置規定部材210に押し付けられて、位置規定部材210と共にケーブル13を挟持する締め付け保持部材310とを備える。
【選択図】図2

Description

本考案は、壁面等に線材を配線するために保持する中間保持具及びそれを用いた伝送システムに関する。
従来、トンネル等においては、中間保持具である中間保持具を使用して壁面等に各種のケーブルを敷設しており、この中間保持具に関して特許文献1等に種々の工夫が提案されている。
特開2003−134653号公報
ところでこの種の中間保持具は、走行する車両等による振動によりネジが徐々に緩んでしまう。特にトンネル内にあっては、一段と振動が激しく、さらには走行する車両による風圧によって線材自体が揺動すること等により、一段とネジの緩みが著しい。
この種の中間保持具にあっては、このようなネジの緩みによっても、構成部品が落下しないことが望まれる。
また中間保持具の構成部品が落下しないまでも、ネジの緩みにより線材を保持し得なくなる場合も予測される。このためこの種の中間保持具にあっては、定期的にメンテナンスが行われており、このようなメンテナンス時における作業性を損なわないようにすることも望まれる。
本考案は、以上の点を考慮してなされたものであって、メンテナンス時における作業性を損なわないようにして、かつ構成部品の脱落を防止することのできる中間保持具等を提供することを目的とする。
(1) 構造物に設けられたネジ孔により前記構造物に装着されてケーブルを保持する中間保持具であって、
端部に未ネジ切り部を残して外周に雄ネジが形成された支持ネジ軸部材と、
前記支持ネジ軸部材に螺合したナットによる締め付けにより前記ケーブルを挟持して保持する保持部とを備え、
前記保持部は、
前記ケーブルを押圧する押圧面を有し、前記支持ネジ軸部材を挿通して前記支持ネジ軸部材に位置決め保持される位置規定部材と、
前記支持ネジ軸部材を挿通して、前記位置規定部材の前記未ネジ切り部側にて前記支持ネジ軸部材に保持され、前記ナットによる締め付けにより前記位置規定部材に押し付けられて、前記位置規定部材と共に前記ケーブルを挟持する締め付け保持部材とを備える。
(1)によれば、未ネジ切り部によりナットの脱落を防止することができ、さらにはナット以外の構成部品についても、脱落を防止することができる。また端部が未ネジ切り部であることにより、各種の工具を端部側より使用して増し締めすることができ、これによりメンテナンス時における作業性を損なわないようにすることができる。
(2) (1)において、
前記未ネジ切り部は、前記支持ネジ軸部材の軸方向における長さが5mm以下である。
(2)によれば、未ネジ切り部が無駄に長くならないようにして、充分に構成部材の脱落を防止することができ、またメンテナンスに係る工具の使用を妨げないようにすることができる。
(3) (1)又は(2)において、
前記ケーブルは、放送波の伝送に供するケーブルである。
(3)によれば、放送波の伝送に適用して、メンテナンス時における作業性を損なわないようにして、かつ構成部品の脱落を防止することができる。
(4) (1)又は(2)の中間保持具が一定の間隔で道路に沿って配置され、
前記中間保持具で保持されたケーブルにより放送波又は照明器具用の電力を伝送する。
(4)によれば、放送波、電力の伝送システムに適用して、メンテナンス時における作業性を損なわないようにして、かつ構成部品の脱落を防止することができる。
(5) 丸棒形状であって、一方の端部に未ネジ切り部を残して外周に雄ネジが形成されている。
(5)によれば、中間保持具に適用して、メンテナンス時における作業性を損なわないようにして、かつ構成部品の脱落を防止することができる。
(6) (5)において、
前記未ネジ切り部は、軸方向における長さが5mm以下である。
(6)によれば、中間保持具に適用して、未ネジ切り部が無駄に長くならないようにして、充分に構成部材の脱落を防止することができ、またメンテナンスに係る工具の使用を妨げないようにすることができる。
本考案によれば、構成部品の脱落を防ぐことのできる中間保持具、それを用いた伝送システム、中間保持具に適用可能な雄ネジ部材を提供することができる。
本考案の一実施形態に係る伝送システムを示す図である。 中間保持具のトンネルの内壁面への装着状態を示す図である。 中間保持具を詳細に示す図である。 保持部を示す部分拡大図である。 図4のB−B断面図である。 保持位置規定部200に締め付け保持部300が締着された状態の側面図である。
以下、本考案の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本考案に係る伝送システムであるラジオ再放送システム10を示す図である。
このラジオ再放送システム10は、トンネル2内を走行する車両1でもラジオ放送を聴取可能に、ラジオ放送に係る放送波をトンネル2内に再送信するシステムである。これによりこのラジオ再放送システム10において、受信アンテナ11は、再送信に供する放送波を受信して出力し、再放送装置12は、この受信アンテナ11で受信した放送波を増幅してトンネル内に設けられたケーブル13に出力する。
ケーブル13は、トンネル2の内壁面2Aに道路に沿って一定の間隔で設けられた中間保持具100により、内壁面2Aに沿って敷設されている。ラジオ再放送システム10は、このケーブル13により放送波を伝送してトンネル内に送信する。
図2は、中間保持具100のトンネル2の内壁面2Aへの装着状態を示す図である。図3は、中間保持具100を詳細に示す図である。図4、図5、図6は、保持部130を示す図であり、図4は保持位置規定部200と締め付け保持部300とが離間した状態の平面図であり、図5は、図4のB−B断面図であり、図6は保持位置規定部200に締め付け保持部300が締着された状態の側面図である。
中間保持具100は、支持ネジ軸部材(雄ネジ部材)110と、支持ネジ軸部材110を内壁面2Aに固定する装着固定部120と、ケーブル13を保持する保持部130と、により構成されている。
支持ネジ軸部材110は、所定径で所定長さの丸棒形状の部材であって、その外周には雄ネジが形成されている。支持ネジ軸部材110は、たとえば、ステンレス合金鋼製の外径12mm、長さ280mmの丸棒の外周に、M12のネジ切り加工がされたものである。
ここで、支持ネジ軸部材110の外周の雄ネジは、支持ネジ軸部材110の基端側(トンネル内壁面2A側に配置される側)からのネジ切り加工によって形成され、支持ネジ軸部材110の先端側の端部には、所定範囲でネジ切り加工を途中で中止することにより、ネジ切り加工が行われないネジ不形成部である未ネジ切り部111が設定されている。これにより未ネジ切り部111は、外径が雄ネジのネジ山の外径と略等しく形成される。また未ネジ切り部111の軸方向における幅は、支持ネジ軸部材110が無駄に長くならないように、またメンテナンス時における工具の使用の妨げとならないように、5mm以下が好ましく、本実施形態では4mmである。この未ネジ切り部111により、中間保持具100は、メンテナンス時における作業性を損なわないようにして、かつ構成部品の脱落を防止することができる。
装着固定部120は、支持ネジ軸部材110に螺合した締着ナット121と、その基端側に外挿されたバネ座金122及び平座金123と、により構成されている。装着固定部120は、図2に示すように、支持ネジ軸部材110の基端が被装着面である内壁面2Aに設けられた装着ネジ孔(ナットアンカー3)に螺合した状態で、バネ座金122及び平座金123を介して締着ナット121を内壁面2Aに締め付けることで、支持ネジ軸部材110を内壁面2Aに固定する。
保持部130は、図4に示すように、保持位置規定部200と、その前側(支持ネジ軸部材110における先端側)に位置する締め付け保持部300と、により構成されている。この保持部130は、保持位置規定部200が備える位置規定部材210と、締め付け保持部300が備える締め付け保持部材310とでケーブル13を保持する。位置規定部材210と締め付け保持部材310とは、共に、絶縁性と所定の強度を備えた素材(たとえば、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂をガラス繊維で強化した繊維強化プラスチック等)により、射出成形等によって形成されている。
保持位置規定部200は、ケーブル13の位置を規定する位置規定部材210と、位置規定部材210を支持ネジ軸部材110に位置決めして固定する四角ナット220及び固定ナット230と、によって構成されている。位置規定部材210は、略直方体形状であって、支持ネジ軸部材110に所定の公差で遊嵌する装着孔211が前後方向に貫通形成されると共に、前面における装着孔211の周囲に矩形で所定深さのナット溝212を備え、前述したように絶縁性を有する繊維強化プラスチック等によって形成されている。
また、位置規定部材210の前面側上部には、後述する締め付け保持部材310における保持面と対向する押圧面213が形成されている。押圧面213は、図4(B)に示すように、位置規定部材210の前面上縁から下側が所定角度で後退する斜面として形成され、側面側から見て後述する締め付け保持部材310における保持面314と略対称形状となっている。
四角ナット220は、所定厚さの矩形の板状であって、中央に支持ネジ軸部材110に螺合する雌ねじが形成され、支持ネジ軸部材110に螺合して位置規定部材210のナット溝212に嵌装される。固定ナット230は、六角ナットであって、支持ネジ軸部材110に螺合して位置規定部材210の背面側にバネ座金231及び平座金232を挟んで配設されている。
上記構成の保持位置規定部200は、位置規定部材210が、その装着孔211で支持ネジ軸部材110に外挿され、ナット溝212に嵌装された四角ナット220と、背面側に位置する固定ナット230と、によって締め付けられて、支持ネジ軸部材110に固定される。固定ナット230と位置規定部材210の背面との間には、バネ座金231と平座金232とが介装される。位置規定部材210の支持ネジ軸部材110の軸方向における位置は、四角ナット220の位置によって規定される。この位置規定部材210の位置は、位置規定部材210を支持ネジ軸部材110回りに回転させて、ナット溝212に嵌装された四角ナット220を螺進させることで調整できる。
締め付け保持部300は、締め付け保持部材310と、この締め付け保持部材310を位置規定部材210に押し付けて固定する締め付けナット320と、によって構成されている。締め付け保持部材310は、概略形状が略立方体状であって、支持ネジ軸部材110に所定の公差で遊嵌する装着孔311が前後方向に貫通形成されると共に、背面(内壁面2Aと対向する側の面)に位置規定部材210と対応する収容凹部312を備え、上面にケーブル13を保持する保持溝313を備え、前述したように絶縁性を有する繊維強化プラスチック等によって形成されている。
収容凹部312は、前述した保持位置規定部200における位置規定部材210が遊嵌する幅及び深さで、縦方向に連通して形成されている。収容凹部312の前方側の内面(前後方向における底面)の位置は、後述する保持溝313の底部の円弧中心と略一致している。
保持溝313は、ケーブル13を挿置可能な幅であって、上面側に開放し、左右方向に延設されている。保持溝313は、前側に向かって所定角度で傾斜して所定深さに形成され、底部は円弧状となっている。保持溝313の延設方向(左右方向)における中央部は、収容凹部312によってその底部の円弧中心付近まで切り欠かれ、前面側の内面のみが残存してこの内面がケーブル13を挟む保持面314となっている。これにより、収容凹部312の左右両側において保持溝313の背面側を形成する部位が、上面側に突出した角状を呈している。
締め付けナット320は、六角ナットであって、支持ネジ軸部材110に螺合して締め付け保持部材310の前面側にバネ座金321及び平座金322を挟んで配設されている。
上記構成の締め付け保持部300は、締め付け保持部材310が、装着孔311で支持ネジ軸部材110に外挿され、締め付け保持部材310の前面側に位置する固定ナット320によって保持位置規定部200の位置規定部材210に締め付けられると、図4(C)に示すように、収容凹部312の内面が位置規定部材210の前面に当接して、位置規定部材210に固定される。つまり、締め付け保持部材310は、固定ナット320によって位置規定部材210に対して締着固定される。
ここで、この固定時において、位置規定部材210の押圧面213の上縁と、締め付け保持部材310の収容凹部312の保持面314の上縁とは略一致し、押圧面213と保持面314との間にはケーブル13を保持し得る紡錘状の保持隙間131が形成されるように設定されている。これにより、締め付け保持部材310の保持溝313に挿置されたケーブル13を、位置規定部材210の押圧面213と締め付け保持部材310の保持面314との間で狭持することができるようになっている。
そして、上記のように構成された中間保持具100は、下記のようにしてトンネル2の内壁面2Aに装着され、ケーブル13を保持する。中間保持具100は、支持ネジ軸部材110に基端側から順番に、装着固定部120、保持位置規定部200及び締め付け保持部300が支持された状態で、被装着面であるトンネル2の内壁面2Aに固定される。
支持ネジ軸部材110への装着固定部120、保持位置規定部200及び締め付け保持部300の支持は、支持ネジ軸部材110に、その基端側から、締め付け保持部300(締め付けナット320、バネ座金321、平座金322及び締め付け保持部材310)、保持位置規定部200(四角ナット220、位置規定部材210、固定ナット230、バネ座金231及び平座金232)、装着固定部120(締着ナット121、バネ座金122及び平座金123)を順に螺合または外挿して行う。前述したように、支持ネジ軸部材110の先端には、ねじ切り加工が行われていない未ネジ切り部111が形成されており、この未ネジ切り部111によって、最も先端側に位置する締め付け保持部300における締め付けナット320の先端側への脱落が防止され、さらにはボルト320以外の他の構成部品の脱落を防止することができる。またさらにメンテナンス時における作業性を損なわないようにすることができる。
中間保持具100の内壁面2Aへの固定は、支持ネジ軸部材110の基端部を、内壁面2Aに設けられたナットアンカー3に所定深さに螺合させ、装着固定部120におけるナット121を内壁面2A側に締め付けることで行う。
中間保持具100は、内壁面2Aに固定する前に、事前に、ケーブル13の布設位置(内壁面2Aからの離間距離)に応じて、保持位置規定部200における位置規定部材210の支持ネジ軸部材110に対する位置及び姿勢が調整される。すなわち、位置規定部材210を、固定ナット230が緩んでいる状態で支持ネジ軸部材110回りに回転させることで四角ナット220を螺進させて位置を調整すると共に、押圧面213がケーブル13の布設方向と対応するよう姿勢を調整し、固定ナット230を締め込んで固定する。
中間保持具100は、このように事前に保持位置規定部200の位置調整等が行われた状態で、内壁面2Aに取り付けられると、締め付け保持部300における締め付け保持部材310の保持溝313にケーブル13を挿置し、締め付けナット320によって締め付け保持部材310を位置規定部材210に締着する。その結果、図2に示すように、締め付け保持部材310の保持溝313に保持されたケーブル13は、位置規定部材210の押圧面213と、締め付け保持部材310の保持面314との間に狭持されることとなる。これにより、中間保持具100によって、ケーブル13をトンネル2の内壁面2Aから所定間隔を有して保持し、布設することができる。
以上説明した本実施形態における中間保持具100によれば、支持ネジ軸部材110の先端にねじ切り加工が行われていない未ネジ切り部111が形成されているため、支持ネジ軸部材110の先端部に配設される締め付け保持部300の締め付けナット32が支持ネジ軸部材110の先端側への脱落を防止することができる。従って、支持ネジ軸部材110に支持された保持位置規定部200及び締め付け保持部300の構成部品の支持ネジ軸部材110からの脱落を防止することができる。これにより、危険を招く部品の落下の無い極めて安全な中間保持具を提供できる。
また、中間保持具100は、支持ネジ軸部材110の先端側から容易に締め付け保持部300の締め付けナット32を締め込むことができる。すなわち中間保持具100では、先端側からボックスレンチやソケットレンチを外挿して容易に締め込み作業を行うことができ、自動機械による作業も可能となる。これによりメンテナンス時における作業性を損なわないようにすることができる。
なお、本考案は、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で、上述の実施形態の構成を種々に変更することができる。
すなわち上述の実施形態における、保持位置規定部200の位置規定部材210や、締め付け保持部300の締め付け保持部材310の形状は、適宜変更可能なものである。また、位置規定部材210と締め付け保持部材310の形状を置換しても良い。
また上述の実施形態は、本考案をトンネル内におけるラジオ再放送システムに適用して放送波を伝送する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、照明用の給電システム等に適用して、照明器具用の電力を伝送する場合にも広く適用することができる。
2 トンネル
2A 内壁面
3 ナットアンカー
10 ラジオ再放送システム
11 受信アンテナ
12 再放送装置
13 誘導線
100 中間保持具
110 支持ネジ軸部材
111 未ネジ切り部
130 保持部
200 保持位置規定部
210 位置規定部材
300 締め付け保持部
310 締め付け保持部材

Claims (6)

  1. 構造物に設けられたネジ孔により前記構造物に装着されてケーブルを保持する中間保持具であって、
    端部に未ネジ切り部を残して外周に雄ネジが形成された支持ネジ軸部材と、
    前記支持ネジ軸部材に螺合したナットによる締め付けにより前記ケーブルを挟持して保持する保持部とを備え、
    前記保持部は、
    前記ケーブルを押圧する押圧面を有し、前記支持ネジ軸部材を挿通して前記支持ネジ軸部材に位置決め保持される位置規定部材と、
    前記支持ネジ軸部材を挿通して、前記位置規定部材の前記未ネジ切り部側にて前記支持ネジ軸部材に保持され、前記ナットによる締め付けにより前記位置規定部材に押し付けられて、前記位置規定部材と共に前記ケーブルを挟持する締め付け保持部材とを備える
    中間保持具。
  2. 前記未ネジ切り部は、前記支持ネジ軸部材の軸方向における長さが5mm以下である
    請求項1に記載の中間保持具。
  3. 前記ケーブルは、放送波の伝送に供するケーブルである
    請求項1又は請求項2に記載の中間保持具。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の中間保持具が一定の間隔で道路に沿って配置され、
    前記中間保持具で保持されたケーブルにより放送波又は照明器具用の電力を伝送する
    伝送システム。
  5. 丸棒形状であって、一方の端部に未ネジ切り部を残して外周に雄ネジが形成されている
    雄ネジ部材。
  6. 前記未ネジ切り部は、軸方向における長さが5mm以下である
    請求項5に記載の雄ネジ部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020511916A (ja) * 2017-02-27 2020-04-16 ノキア シャンハイ ベル カンパニー リミテッド ケーブルクランピング技術のための装置及び方法

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