JP3180864U - 農耕具の曲がり柄 - Google Patents

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Abstract

【課題】農作業において作業効率を向上させ、無駄な体力を消費しない農耕具の柄を提供する。
【解決手段】農耕具の柄3は、農耕具の刃1と一方の先端部分で接合し、長さ方向の中央部分及び他の先端部分でそれぞれ当該方向に対して角度を持って折れ曲がって2箇所の把持部4、5を有する。作用点である刃の先端部2と一方の力点である作業者から遠い当該中央部分の把持部の中心部とを結んだ作用線に対する当該把持部の角度αが90±20度の位置にあり、かつ当該刃の先端部と他方の力点である作業者に近い当該他の先端部分の把持部の中心部とを結んだ作用線に対する当該把持部の角度βが70度〜100度の位置にある構造を有する。
【選択図】図1

Description

本考案は、農耕具の曲がり柄に関する。
従来の農耕具は直ぐい柄が用いられているが、直ぐい柄については農耕具を引き寄せる際に手首の角度が斜めになることによって、力が十分に発揮できないことや、滑り易いことなどが指摘されている。また、直ぐい柄の農耕具で刃を傾けて作業する場合、刃先が回転し易くなり、斜め掬いや斜め削りをするには、強い握力が必要とされる。
これまでに、鍬や鋤等の取付け角度を通常の角度よりも大とし、かつ柄の途中で鍬等の先方向へ曲げて曲折部を形成してなる鍬等の柄が提案され(特許文献1)、また鍬の刃と、該刃から斜め上方へ延びる柄杆とを備え、柄杆の途中から柄杆に対して所定の有角度で上方に向かって突出し、その上端が把持部となった補助柄を設けた鍬が提案されている(特許文献2)。
実開昭60−190585号公報 実開平2−23401号公報
先方向へ曲げて曲折部を形成してなる鍬等の柄は、鍬等を引き寄せる際に手首の角度が斜めになることによって、力が十分に発揮できないことや、滑り易いことなどの問題点が解決されていない。また、把持部である補助柄を設けた鍬は、柄杆に当該補助柄を取付けるための補助具が必要であり、製造コストが割高になる。
農耕具に関して、人間工学的な工夫が少ないことや、研究面において遅れているのが実情である。
本考案は、農作業において作業効率を向上させ、無駄な体力を消費しない農耕具の柄を提供することを目的とする。
本考案に係る農耕具の柄は、農耕具の刃と一方の先端部分で接合し、長さ方向の中央部分及び他の先端部分でそれぞれ当該方向に対して角度を持って折れ曲がって2箇所の把持部を構成しており、作用点である刃の先端部と一方の力点である作業者から遠い当該中央部分の把持部の中心部とを結んだ作用線に対する当該把持部の角度αが90±20度の位置にあり、 かつ当該刃の先端部と他方の力点である作業者に近い当該他の先端部分の把持部の中心部とを結んだ作用線に対する当該把持部の角度βが70度〜100度の位置にある構造を有することを特徴とする。
角度αが90±20度の位置にあるとは、角度αが(90−20)度乃至(90+20)度、すなわち70度〜110度の範囲の位置にあることを意味している。
角度αが70度より小さい場合、作業者が体から離れた位置で柄を握り難くなり、角度αが110度より大きい場合、作業者が柄を必要以上に強い力で握ることになり、作業者の体力を余分に消費させることになる。また、角度βが70度より小さい場合も100度より大きい場合も、作業者が体の近くの位置で柄を握り難くなる。
本考案に係る農耕具の柄において、作業者が握り易く、農作業の効率を向上させ、かつ作業者の体力を無駄に消費させない観点から、角度αは90±5度であるのが好ましい。
本考案の農耕具の柄は、作業者が2箇所の把持部において左右の手首を曲げることなく握ることができるので、作業者に手首、肘、肩の関節痛や筋肉疲労を軽減させることができる。
本考案に係る農耕具の柄の把持部が、作用点から一直線にないことから、農耕具の刃先の角度を変えたときも、回転することを防ぎ、斜め掬いや斜め削りを容易にすることができ、農作業の効率化を実現することができる。
本考案の一実施形態を示す農耕具の柄の側面図である。
以下、本考案の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本考案の農耕具の柄3は、農耕具の刃1と一方の先端部分で接合し、長さ方向の中央部分及び他の先端部分でそれぞれ長さ方向に対して角度を持って折れ曲がって2箇所の把持部4、5を構成しており、作用点である刃1の先端部2と一方の力点である作業者から遠い当該中央部分の把持部4の中心部とを結んだ作用線6に対する把持部4の角度αが90±20度の位置にあり、 かつ当該刃の先端部2と他方の力点である作業者に近い当該他の先端部分の把持部5の中心部とを結んだ作用線7に対する把持部5の角度βが70度〜100度の位置にある構造を有している。
農耕具の柄3は、農耕具の刃1と接合された状態で真上から見た場合に直線状であるのが好ましく、柄3を構成する長さ方向の棒部において、作業者が2箇所の把持部4、5を握り易くするために、図1に示すように、刃1と接合する一方の先端部分から把持部4までの棒部と、把持部4及び把持部5に挟まれた棒部とはほぼ平行の関係にあるのが好ましい。柄3の長さは、2つの棒部の長さを加えたものになるが、従来の農耕具に使用されている直ぐい柄の長さと同じで差支えない。
本考案の農耕具の柄は、作業効率の良い農耕具を提供することができ、作業者の筋肉疲労を軽減させ、長時間の農作業を可能にする。
1 農耕具の刃
2 農耕具の刃の先端部
3 柄
4 把持部(作業者から遠い把持部)
5 把持部(作業者に近い把持部)
6 刃の先端部と柄の中央部分の把持部の中心部とを結んだ作用線
7 刃の先端部と作業者に近い柄の先端部分の把持部の中心部とを結んだ作用線
α 作用線6に対する把持部4の角度
β 作用線7に対する把持部5の角度

Claims (2)

  1. 農耕具の刃と一方の先端部分で接合し、長さ方向の中央部分及び他の先端部分でそれぞれ当該方向に対して角度を持って折れ曲がって2箇所の把持部を構成しており、作用点である刃の先端部と一方の力点である作業者から遠い当該中央部分の把持部の中心部とを結んだ作用線に対する当該把持部の角度αが90±20度の位置にあり、かつ当該刃の先端部と他方の力点である作業者に近い当該他の先端部分の把持部の中心部とを結んだ作用線に対する当該把持部の角度βが70度〜100度の位置にある構造を有することを特徴とする農耕具の柄。
  2. 角度αが90±5度である請求項1に記載の農耕具の柄。
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