JP3180466U - 節句用飾り台 - Google Patents

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Abstract

【課題】展示終了後の保管時にはコンパクトに収容可能で、且つ、節句人形や節句飾りを展示する際は下方に物品を配置可能な節句用飾り台を提供する。
【解決手段】節句人形及び節句飾りの少なくとも一方が載置される板状の台座2と、台座2の外周縁部から下方へ向かって所定長さ延設されて台座2の外周を囲う枠部材3と、枠部材3の内周と台座2の下面とで囲まれた下部空間と、一端側端部が台座2の下面に回動自在に接続されて、下部空間内に折り畳んで収容される台座用脚部5と、を備えている。
【選択図】図5

Description

本考案は、節句人形や節句飾りが載置される節句用飾り台に関する。
雛人形、五月人形等の節句人形や飾り兜等の節句飾りを展示するために節句用飾り台が用いられる。
節句人形や節句飾りを飾る期間が終了した後に、節句人形や節句飾りを保管する際には、傷などの損傷から保護するため、収納ケースが用意されている。比較的高価で繊細な構成を有する節句人形や節句飾りはデリケートであるため、保護性能に優れた収納ケースが求められる。特に雛人形や五月人形等ついては、部品填数が多くなるため、収納ケースが大型化する傾向がある。しかしながら、核家族化が進む現代においてはアパートやマンションのように比較的狭い住宅環境で生活する消費者も多い。そのため、節句用飾り台や収納ケースは、省スペース化に対応したコンパクトな製品が要望されている。
ところで、展示用に節句人形や節句飾りが取り出された収納ケースは、展示場所から離れた箇所に別途保管する必要があったため、展示用のスペースに加え、収納ケースの保管用のスペースも必要だった。そのため、上述したような比較的狭い住宅環境で生活する消費者に十分適していない場合があった。
例えば、特許文献1には、複数段からなる組立式の節句用飾り台が開示されている。この節句用飾り台は、平板階段状に形成された一対の側板、当該一対の側板における水平部分に架け渡され全体として階段状に配設される複数の台座、及び台座間の隙間を塞ぐ横板等を備えている。これらの部材は、まず、対峙するように立設された一対の側板に対して下段の横板、下段の台座、中段の横板、中段の台座及び上段の台座を、それぞれ順番に載置することにより階段状に組付けられる。また、節句人形や節句飾りを展示しないときは、これらを分解した状態で保管することができる。
実用新案登録第3104167号公報
上述したように、節句用飾り台には効率的な収納性と、保管用スペースの削減とが求められている。上記特許文献1に記載の節句用飾り台では、分解して保管可能であるという工夫はされているものの、平板階段状の側板、台座及び横板等をそのまま保管する等、その工夫が十分ではなく、より効率的な収納方法が求められる。また、節句人形や節句飾りを展示した状態で節句用飾り台の下方に形成される空間の利用方法についての記載は無い。
そこで、本考案は上述の問題点に鑑みなされたものであり、展示終了後の保管時にはコンパクトに収容可能で、且つ、節句人形や節句飾りを展示する際は下方に収納ケースや保護シート等の物品を収容可能な節句用飾り台を提供することを目的とする。
本考案に係る節句用飾り台は上記課題を解決するために、節句人形及び節句飾りの少なくとも一方が載置される板状の台座と、
当該台座の外周縁部から下方へ向かって所定長さ延設されて前記台座の外周を囲う枠部材と、
前記枠部材の内周と前記台座の下面とで囲まれた下部空間と、
一端部が前記台座の下面に回動自在に接続されて、前記下部空間内に折り畳んで収容される台座用脚部と、を備え、
折り畳んだ前記台座用脚部の高さを前記下部空間の高さよりも小とすることを特徴とする。
本考案によれば、枠部材で囲まれた下部空間内に収容可能な台座用脚部を備えているため、節句人形や節句飾りを展示しないときに、節句用飾り台をコンパクトに保管することができる。
また、節句人形や節句飾りを展示する場合には、台座用脚部を台座の下面に対して下方へ回動させて台座用脚部を起立位置に配置することで、台座と台座用脚部との間に隙間空間が形成されるため、この隙間空間内に節句人形を保護する保護材等の物品を収容することができる。
さらに、台座用脚部を起立位置に配置することで、節句人形や節句飾りを高い位置で飾ることができる。これにより、節句人形や節句飾りをより身近に感じることができる。
前記台座用脚部の前記一端部は、前記枠部材の内周面に隣接する前記台座の下面に設けられていてもよい。
この場合、台座用脚部を起立位置に配置すると、台座の下方に隙間空間を確保することができる。
また、台座用脚部を起立位置に配置した場合に、台座用脚部が枠部材の内周面に隣接する位置、即ち台座の外周部を支持することとなるため、台座を安定させることができる。
前記台座用脚部を下方へ回動させて前記台座用脚部を起立位置とした場合に、前記台座の下面と前記台座用脚部との間に前記下部空間を含む隙間空間が形成され、
前記隙間空間の高さは、前記節句人形及び前記節句飾りを収納する収納ケースの高さよりも大きくしてもよい。
このように、隙間空間の高さを節句人形及び節句飾りを収納する収納ケースの高さよりも大きくすることで、節句人形及び節句飾りを展示する場合に、展示用に節句人形や節句飾りが取り出された収納ケースを隙間空間内に収容することができる。従来の節句人形や節句飾り用の収納ケースは節句人形及び節句飾りを展示している間は、別の場所に保管する必要があったため、余分な保管用スペースが必要だった。一方、この態様によれば、収納ケースを節句用飾り台の下方に形成された隙間空間内に収容することにより、保管用スペースの確保が不要となる。
前記枠部材で囲まれた内側に収容可能な板状の座板と、一端側端部が前記座板の下面に回動自在に取り付けられて折り畳み可能な座板用脚部と、を有する補助用飾り台を更に備えており、
折り畳んだ前記補助用飾り台の高さを、前記下部空間内の折り畳んだ前記台座用脚部の下面から前記枠部材の下端までの高さよりも小としてもよい。
この場合、補助用飾り台を節句用飾り台の下部空間内に収容することができる。これにより、節句人形を展示しないときに、補助用飾り台及び節句用飾り台をコンパクトに保管することができる。
また、補助用飾り台を更に備えているため、節句用飾り台に加えて補助用飾り台を配置し、当該補助用飾り台の座板上にも節句人形や節句飾りを展示することができる。節句人形や節句飾りを展示するスペースが広くなることで、節句人形及び節句飾りを多く飾ることができるため、豪華な雰囲気を演出することができる。
前記座板用脚部の一端から他端までの長さは、前記枠部材の前記所定長さよりも大きく、且つ前記台座用脚部の一端から他端までの長さよりも小としてもよい。
この場合、座板用脚部の一端から他端までの長さが、台座用脚部の一端から他端までの長さと異なるため、台座を段状に構築することができる。これにより、展示した節句人形等の装飾品の美感を効果的に高めることができる。
前記節句人形は、雛人形及び五月人形の何れか一方を含み、前記節句飾りは飾り兜を含むこととしてもよい。
この場合、雛人形、五月人形、飾り兜を展示することができる。
本考案によれば、展示終了後の保管時にはコンパクトに収容可能で、且つ、節句人形や節句飾りを展示する際は下方に物品を収容可能な節句用飾り台を提供することができる。
本発明の第一実施形態に係る節句用飾り台を示す斜視図である。 図1のA−A´断面図である。 節句用飾り台を反転させた状態を示す斜視図である。 台座用脚部を起立位置に配置した状態を示す斜視図である。 節句用飾り台の下に収納ケースを収容した状態を示す斜視図である。 節句用飾り台の下に収納ケースを収容して節句人形を展示した展示例の一つを示す斜視図である。 節句用飾り台を用いた節句人形の他の展示例を示す斜視図である。 本発明の第二実施形態に係る節句用飾り台を反転させた状態を示す斜視図である。 節句人形を展示できるように節句用飾り台及び補助用飾り台を配置した状態を示す斜視図である。 節句人形を節句用飾り台及び補助用飾り台に展示した展示例の一つを示す斜視図である。
以下、添付図面に従って本考案の実施形態について説明する。ただし、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り本考案の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図1は、本発明の第一実施形態に係る節句用飾り台を示す斜視図であり、図2は、図1のA−A´断面図である。
図1及び図2に示すように、節句用飾り台1は、節句飾りが載置される板状の台座2と、当該台座2の外周縁部から下方へ向かって所定長さL1だけ延設されて台座2の外周を囲う枠部材3とを備えている。
節句用飾り台1は、台座2の下面と枠部材3で囲まれた下部空間4を有しており、下部空間4の下側は開口されて形成されている。
また、台座2の上部には、畳2aが設けられている。
更に、節句用飾り台1は、一端側端部5aが台座2の下面に回動可能に取り付けられ、台座2の下面に重ね合わせるように回動させて折り畳んだ場合に下部空間4内に収容可能な複数の台座用脚部5を備えている。
台座用脚部5の板厚は、下部空間4の高さL1よりも小さくなるように形成されている。当該台座用脚部5の板厚が下部空間4の高さL1よりも小さいため、折り畳んだ状態の台座用脚部5を下部空間4内に収容することができる。
図3は、節句用飾り台1を反転させた状態を示す斜視図であり、図4は、台座用脚部5を起立位置に配置した状態を示す斜視図である。
図3及び図4に示すように、各台座用脚部5の一端側端部5aは、枠部材3の内周面に隣接する台座2の下面に蝶番6にて接続されている。また、他端側端部5bには、ローラキャッチ凹部7bが設けられている。台座用脚部5を折り畳むときに、台座用脚部5のローラキャッチ凹部7bを台座2の下面に取り付けられたローラキャッチ凸部7aと係合することで、台座用脚部5を台座2に固定する。
各台座用脚部5の他端側端部5bには、手の指を挿通可能な切欠き部8が設けられている。台座用脚部5を折り畳んだ状態で切欠き部8に指を引っ掛けて台座用脚部5を持ち上げることで、台座用脚部5を開くことができる。
また、各台座用脚部5は、その一端から他端までの長さL2が枠部材3の所定長さL1よりも大きく形成されている。
各台座用脚部5を台座2の下面に対して下方(図3及び図4では上方)へ回動させて各台座用脚部5を起立位置とした場合に、台座2と各台座用脚部5との間に下部空間4を含む隙間空間9が形成される。
図5は、節句用飾り台1の下に収納ケースを収容した状態を示す斜視図である。
図5に示すように、各台座用脚部5を起立位置とした場合に、各台座用脚部5は、その一端から他端までの長さL2が枠部材3の所定長さL1よりも大きく形成されているため、台座2及び枠部材3を床等から離れた高さ位置に配置することができる。これにより、台座2と各台座用脚部5との間に形成された隙間空間9内に収納ケース10を収容可能である。
展示用に節句人形や節句飾りが取り出されている収納ケース10を節句用飾り台1の下に収容することができるため、節句人形や節句飾りを展示している際に、空の収納ケース10を保管する保管スペースを確保する必要が無くなる。
なお、本実施形態では、隙間空間9内に収納ケース10を収容する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、節句人形を保護する保護シートや保護材等を収容してもよい。
図6は、節句用飾り台1の下に収納ケース10を収容して節句人形を展示した展示例の一つを示す斜視図である。
図6に示すように、節句用飾り台1は、展示時に台座用脚部5を起立位置に配置することにより、床よりも一段高い展示用台座として機能する。これにより、台座2上に展示した節句人形の美感を効果的に高められるようになっている。
また、台座2の上面及び隙間空間9の側方には、赤色の毛氈からなるシート部材11が配置される。これにより、隙間空間9内に収容された収納ケース10を視認できないようにすることができる。
また、台座2の上面には、節句人形を構成する2体の人形12a、12bが展示され、その背面側に背景用の屏風13が立設される。
また、人形12a、12bの側方側にはそれぞれ節句人形を構成する油灯14a、14bが展示される。
さらに、人形12a、12bの前方側には、節句人形を構成する三宝15、菱餅16a、16b、橘17、桜18が展示される。
なお、以下の説明では、油灯14a、14b、三宝15、菱餅16a、16b、橘17、桜18は、必要に応じてまとめて適宜「付属品」と称することとする。
図7は、節句用飾り台1を用いた節句人形の他の展示例を示す斜視図である。
図7に示すように、台座用脚部5を折り畳んだ状態で人形12a、12b及び付属品を展示してもよい。
このように本実施形態に係る節句用飾り台1は、台座用脚部5を折り畳んだり、起立させたりすることによって展示高さを変更することができる。そのため、長年に亘って使用される人形12a、12b及び付属品であっても、長期間に亘って飽きがなく、良好な美感を維持することができる。
上述した構成からなる節句用飾り台1は、下部空間4内に収容可能な台座用脚部5を備えているため、節句人形や節句飾りを展示しないときに、コンパクトに保管することができる。
また、節句人形や節句飾りを展示する際は、台座用脚部5を起立位置に配置することで、台座2を高い位置に設けることができる。これにより、節句人形や節句飾りを高い位置で飾ることができるため、節句人形や節句飾りをより身近に感じることができる。
そして、台座用脚部5を起立位置に配置することで、台座2と台座用脚部5との間に隙間空間9が形成されるため、この隙間空間9内に節句人形や節句飾りを保護する保護材等の物品を収容することができる。
特に、隙間空間9の高さを節句人形及び節句用飾りを収納する収納ケース10の高さよりも大きくすることで、展示用に節句人形や節句飾りが取り出された収納ケース10を隙間空間9内に収容することができる。従来、節句人形や節句飾り用の収納ケース10は節句人形及び節句飾りを展示している間は、別の場所に保管する必要があったため、余分な保管用スペースが必要だった。しかし、本態様によれば、収納ケース10を隙間空間9内に配置することにより、保管用スペースの確保が不要となる。
また、台座用脚部5の一端部5aは、枠部材3の内周面に隣接する台座2の下面に接続されるため、台座2の下方に広い隙間空間9を確保することができる。
そして、台座用脚部5を起立位置に配置した場合に、台座用脚部5が枠部材3の内周面に隣接する位置、即ち台座2の外周縁部近傍で台座2を支持することとなるため、台座2を安定させることができる。
次に、本発明の第二実施形態について説明する。以下の説明において、上述した第一実施形態に対応する部分には同一の符号を付して説明を省略し、主に相違点について説明する。
図8は、本発明の第二実施形態に係る節句用飾り台を反転させた状態を示す斜視図である。
図8に示すように、節句用飾り台21は、台座2と、枠部材3と、台座用脚部5と、複数の補助用飾り台22、32とを備えている。
補助用飾り台22は、台座2の外枠寸法よりも小さくて下部空間4内に収容可能な板状の座板23と、一端側端部24aが座板23の下面に回動可能に取り付けられた座板用脚部24とを備えている。また、補助用飾り台32は、補助用飾り台22と同様に、台座2の外枠寸法よりも小さくて下部空間4内に収容可能な板状の座板33と、一端側端部34aが座板33の下面に回動可能に取り付けられた座板用脚部34とを備えている。
図9は、節句人形や節句飾りを展示できるように節句用飾り台21及び補助用飾り台22、32を配置した状態を示す斜視図である。
図9に示すように、補助用飾り台22、32の各座板用脚部24、34の一端から他端までの長さL3、L4は共に、枠部材3の所定長さL1よりも大きく、且つ台座用脚部5の長さL2よりも小さい。
また、座板用脚部24の長さL3は、座板用脚部34の長さL4よりも小さく形成されている。
各補助用飾り台22、32は、各座板用脚部24、34を回動させてそれぞれ座板23、33の下面に重なり合うように折り畳むことができる。
また、各座板用脚部24、34の板厚は、それぞれ下部空間4の高さL1から台座用脚部5の板厚を減算した値よりも小さくなるように形成されている。各座板用脚部24、34の板厚が、下部空間4の高さL1から台座用脚部5の板厚を減算した値よりも小さいため、折り畳んだ状態の両補助用飾り台22、32を、図8に示すように、互いに隣接させた状態で下部空間4内に収容可能である。
図10は、節句人形を節句用飾り台21及び補助用飾り台22、32に展示した展示例の一つを示す斜視図である。
図10に示すように、節句用飾り台21及び補助用飾り台22、32には、人形12a、12b及び付属品が展示される。特に、節句用飾り台21は補助用飾り台22、32に比べて高さが大きくなるように形成されているため、節句用飾り台21の前方に補助用飾り台22、32を並べて配置することによって、段状の台座を構築することができる。
節句用飾り台21の台座2上及び補助用飾り台22、32の座板23、33上には、シート部材11が配置される。
節句用飾り台21の台座2上には、2体の人形12a、12b、屏風13、油灯14a、14b、菱餅16a、16b及び高杯35が展示される。
また、中段の補助用飾り台32には、三人官女36a、36b、36cが展示される。
そして、下段の補助用飾り台22には、御所車37、橘17、桜18が展示される。
このように本実施形態に係る節句用飾り台21は、補助用飾り台22、32を備えているため、段差の異なるレイアウトを実現することができる。
上述した構成からなる節句用飾り台21は、補助用飾り台22、32を節句用飾り台21の下部空間4内に収納することができる。これにより、節句人形や節句飾りを展示しないときに、補助用飾り台22、32及び節句用飾り台21をコンパクトに保管することができる。
また、補助用飾り台22、32を備えているため、節句用飾り台21の前方に補助用飾り台22、32を配置して、当該補助用飾り台22、32上にも節句人形や節句用飾りを展示することができる。即ち、節句人形や節句用飾りを展示するスペースが広くなる。これにより、多くの節句人形及び節句用飾りを展示することができるため、豪華な雰囲気を演出することができる。
また、座板用脚部24、34の長さL3、L4がそれぞれ、台座用脚部5の長さL2と異なるため、台座を段状に構築することができる。これにより、展示した節句人形や節句飾りの美感を効果的に高めることができる。
なお、本実施形態においても、第一実施形態で説明した効果を得ることができる。
また、本実施形態では、雛人形と付属品とからなる雛人形セットを展示した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば五月人形セットや飾り兜等にも同様に適用可能であることは言うまでも無い。
本考案は、節句人形やその付属品を展示可能な節句用飾り台に利用可能である。
1 節句用飾り台
2 台座
2a 畳
3 枠部材
4 下部空間
5 台座用脚部
5a 一端側端部
5b 他端側端部
6 蝶番
7a ローラキャッチ凸部
7b ローラキャッチ凹部
8 切欠き部
9 隙間空間
10 収納ケース
11 シート部材
12a、12b 人形
13 屏風
14a、14b 油灯
15 三宝
16a、16b 菱餅
17 橘
18 桜
21 節句用飾り台
22 補助用飾り台
23 座板
24 座板用脚部
24a 一端側端部
32 補助用飾り台
33 座板
34 座板用脚部
34a 一端側端部
35 高杯
36a、36b、36c 三人官女
37 御所車

Claims (6)

  1. 節句人形及び節句飾りの少なくとも一方が載置される板状の台座と、
    当該台座の外周縁部から下方へ向かって所定長さ延設されて前記台座の外周を囲う枠部材と、
    前記枠部材の内周と前記台座の下面とで囲まれた下部空間と、
    一端部が前記台座の下面に回動自在に接続されて、前記下部空間内に折り畳んで収容される台座用脚部と、を備え、
    折り畳んだ前記台座用脚部の高さを前記下部空間の高さよりも小とすることを特徴とする節句用飾り台。
  2. 前記台座用脚部の前記一端部は、前記枠部材の内周面に隣接する前記台座の下面に設けられることを特徴とする請求項1に記載の節句用飾り台。
  3. 前記台座用脚部を下方へ回動させて前記台座用脚部を起立位置とした場合に、前記台座の下面と前記台座用脚部との間に前記下部空間を含む隙間空間が形成され、
    前記隙間空間の高さは、前記節句人形及び前記節句飾りを収納する収納ケースの高さよりも大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載の節句用飾り台。
  4. 前記枠部材で囲まれた内側に収容可能な板状の座板と、一端側端部が前記座板の下面に回動自在に取り付けられて折り畳み可能な座板用脚部と、を有する補助用飾り台を更に備えており、
    折り畳んだ前記補助用飾り台の高さを、前記下部空間内の折り畳んだ前記台座用脚部の下面から前記枠部材の下端までの高さよりも小とすることを特徴とする請求項1〜3のうち何れか一項に記載の節句用飾り台。
  5. 前記座板用脚部の一端から他端までの長さは、前記枠部材の前記所定長さよりも大きく、且つ前記台座用脚部の一端から他端までの長さよりも小さいことを特徴とする請求項4に記載の節句用飾り台。
  6. 前記節句人形は、雛人形及び五月人形の何れか一方を含み、
    前記節句飾りは飾り兜を含むことを特徴とする請求項1に記載の節句用飾り台。
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