JP3180428B2 - ワイヤレスホームバスシステム - Google Patents

ワイヤレスホームバスシステム

Info

Publication number
JP3180428B2
JP3180428B2 JP09193592A JP9193592A JP3180428B2 JP 3180428 B2 JP3180428 B2 JP 3180428B2 JP 09193592 A JP09193592 A JP 09193592A JP 9193592 A JP9193592 A JP 9193592A JP 3180428 B2 JP3180428 B2 JP 3180428B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
information
control
controlled
controlled device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP09193592A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05268670A (ja
Inventor
大亮 小堺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP09193592A priority Critical patent/JP3180428B2/ja
Publication of JPH05268670A publication Critical patent/JPH05268670A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3180428B2 publication Critical patent/JP3180428B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、それぞれ異なる場所に
配置されたビデオテープレコーダやテレビジョンなどの
被制御機器を遠隔により無線で制御するワイヤレスホー
ムバスシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、一軒の家屋内は複数の部屋に区
分けされており、複数人の家族構成の場合、各人にそれ
ぞれ異なる部屋を割り当てて、各々がプライベートな空
間を持つようにしていることが多い。
【0003】そのため、近年、各家庭に普及している電
話機として、通常の通話機能を有するとともに各種制御
機能を備えた親機と、親機と無線により所定の通信プロ
トコルに基づいて通話が可能な一または複数の子機とを
備えた、いわゆるワイヤレスホームバス電話システムを
実現した電話機が導入されるに至っている。この場合、
親機は家族の全員が取り易い玄関、台所あるいは居間な
どに設置され、各子機は各部屋毎に配置される。
【0004】また、上述したように、各人が専用の部屋
を持つようになった結果、各部屋毎に、電灯、冷暖房装
置、テレビジョン、オーディオ機器あるいはビデオテー
プレコーダなどの家庭用電気機器を個別に設置するよう
になってきている。なお、現在普及しているこれらの機
器の大半は、個々の機器別に、無線により遠隔操作が可
能な携帯型の遠隔制御装置(以下、リモコン装置とい
う)を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、家屋
内の各部屋毎に所望の家庭用電気機器を設置し、各機器
はリモコン装置により遠隔操作が可能であるが、その遠
隔制御範囲は、各部屋内に限定されたものである。した
がって、各人がそれぞれの部屋を持ちその部屋に個別に
家庭用電気機器を備えたとしても、他の部屋、たとえば
家族団欒が行われる居間などから遠隔制御して、居間か
ら離れた所望の部屋の電気機器、たとえば冷暖房装置を
作動させて部屋内をあらかじめ冷房あるいは暖房してお
きたいなどの要望に応えることができない。
【0006】その要望に応えるべく、たとえば居間など
の主要な部屋に主装置を設置し、この主装置と各部屋に
設置された電気機器とを電源ケーブルによりそれぞれ接
続して、主装置の操作により遠隔制御を可能とする、い
わゆる有線ホームバスシステムを構築することも考えら
れる。
【0007】しかしながら、これを実現するためには、
屋内の配線工事が必要となり、新築や改築時などに並行
して行う場合はまだしも、既存の家屋に対してそのシス
テムを導入する場合には、大がかりな工事となってしま
い、またその工事に長期間を要してしまう。また、各機
器毎に規格が異なることも多々あり、この場合その規格
に応じたケーブルを各機器毎に別個に用意する必要が
り、煩雑で手間がかかるという問題点がある。
【0008】本発明は、かかる事情に鑑みてなれたもの
であり、その目的は、屋内の配線工事などを伴うことな
く、それぞれ異なる場所に設置された機器を他の場所か
ら遠隔操作できるワイヤレスホームバスシステムを提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、親機と子機との間の情報の伝送が無線に
より行われ、かつ、子機と被制御機器との間の情報の伝
送が無線により行われて前記被制御機器の作動制御が行
われるワイヤレスホームバスシステムであって、子機を
指定する情報と被制御機器を指定する情報と被制御機器
に対する指令内容とを含む制御情報が登録可能であり、
かつ、前記制御情報に基づいた指令内容を発する遠隔制
御手段を有する親機と、前記親機からの前記制御情報を
受信して、前記制御情報の内容を判別し、当該制御情報
が自己宛てのものであるときには、当該制御情報に含ま
れる指令内容より指定された被制御機器に対して指令内
容を無線により発する遠隔制御手段を備えた少なくとも
一つの子機と、前記子機から発せられた指令内容に基づ
いて作動制御が行われる被制御機器とを有するように構
成した。また、本発明では、前記子機が、被制御機器に
対応した指令情報を登録可能な手段を有するように構成
した。
【0010】
【作用】本発明によれば、親機にはシステム係る制御情
報、たとえば子機のアドレスや被制御機器の種別あるい
は動作モードなどの情報が登録される。この状態で、親
機から指定アドレスの子機に対して制御情報が送信され
る。親機からの制御情報を受けた子機では、遠隔制御手
段により制御情報に応じた指令が無線により発せられ、
この指令が制御情報で指定の被制御機器において受信さ
れる。これにより、その被制御機器では、受けた指令に
基づいて作動制御が行われる。
【0011】また、遠隔制御手段を備えた親機からも、
制御情報に基づいた指令が発せられ、被制御機器の作動
制御が行われる。
【0012】また、指令情報の登録手段を備えた親機ま
たは子機では、配置された場所に設置される被制御機器
の種類に応じた指令情報が登録される。
【0013】
【実施例】図1は、本発明に係るワイヤレスホームバス
システムの一実施例を示す概要図、図2は図1における
の親機、子機および被制御機器の要部のブロック構成図
で、本例の場合、屋内が4部屋に区切られている場合の
システム構成例を示している。図において、1は第1の
部屋、2は第2の部屋、3は第3の部屋、4は第4の部
屋、11は親機(親)、12は第1の子機(子1)、1
3は第2の子機(子2)、14は第3の子機(子3)、
111,121,122,131,132,141,1
42,143は被制御機器をそれぞれ示している。な
お、各部屋1,2,3,4間はシールドされておらず、
通常の家屋と同様に各部屋間で無線通信可能となるよう
に壁などにより区切られている。
【0014】第1の部屋1には、親機11および被制御
機器111が配置されている。被制御器111は、たと
えばステレオ(ST)から構成され、電源のオン・オフ
や音量調節などは、親機11から発せられた赤外線によ
る指令情報により制御される。
【0015】第2の部屋2には、第の子機12および
被制御機器121,122が配置されている。被制御機
器121は、たとえばテレビジョン(TV)から構成さ
れ、電源のオン・オフや音量調節などは、第の子機1
2から発せられた赤外線による指令情報により制御され
る。また、被制御機器122は、たとえばビデオテープ
レコーダ(VTR)から構成され、電源のオン・オフや
再生、録画、早送りなどの動作モードの切り替えは、第
の子機12から発せられた赤外線による指令情報によ
り制御される。
【0016】第3の部屋3には、第の子機13および
被制御機器131,132が配置されている。被制御機
器131は、たとえばテレビジョン(TV)から構成さ
れ、電源のオン・オフや音量調節などは、第の子機1
3から発せられた赤外線による指令情報により制御され
る。また、被制御機器132は、たとえば照明用のライ
ト(LT)から構成され、そのオン・オフは、第の子
機13から発せられた赤外線による指令情報により制御
される。
【0017】第4の部屋4には、第3の子機14および
被制御機器141,142および143が配置されてい
る。被制御機器141は、たとえばテレビジョン(T
V)から構成され、電源のオン・オフや音量調節など
は、第3の子機14から発せられた赤外線による指令情
報により制御される。被制御機器142は、たとえばラ
イト(LT)から構成され、そのオン・オフは、第3の
子機14から発せられた赤外線による指令情報により制
御される。また、被制御機器143は、たとえば室内冷
暖房装置(AC)から構成され、電源のオン・オフや風
量調節などは、同様に第3の子機14から発せられた赤
外線による指令情報により制御される。
【0018】なお、上記した各被制御機器111,12
1,122,131,132,141,142,143
には、親機11または各子機12,13,14から発せ
られた赤外線を受光する赤外線受光部Aと、受光した旨
を赤外線の発光元である親機11または各子機12,1
3,14に対して応答情報を出力する赤外線発光部B
と、受光に基づく電気信号により機器の作動制御を行う
とともに、赤外線発光部Bの駆動制御を行う制御系Cと
を備えている。なお、図2においては、被制御機器11
1(本例ではステレオ)を例にとり図示しているもの
で、他の被制御機器121,122,131,132,
141,142,143においても同様の機能を有して
いる。
【0019】親機11は、ディジタル電子電話機からな
り、第1の部屋1に設置され、モジュラコンセントを介
して屋外の電話回線に接続されている。また、親機11
は、子機をたとえば3台まで接続可能で、各子機12,
13,14との間で通信プロトコルに基づきいわゆる内
線通話が可能である。さらに、親機11は、上述する通
常の電子電話機の機能構成に加えて、図2に示すよう
に、メモリ11a、制御部11b、表示部11cおよび
リモコン装置11dを有している。
【0020】メモリ11aは、各子機の内線番号と各部
屋1〜4に設置されている被制御機器の番号並びに電源
オン・オフなどの動作指令コードを含む制御情報が、テ
ンキーや内線などの操作ボタンからなる入力部11eか
ら任意に組み合わされ、必要に応じて登録される。
【0021】制御部11bは、入力部11eから指定さ
れた任意の内線番号、機器番号並びに動作指令コードの
組合せからなる制御情報をメモリ11aから取り出し
て、リモコン装置11dに出力するとともに指定の子機
12,13,14に送信し、またリモコン装置11dか
らの応答情報および各子機12,13,14からの内線
通話情報を含む各種無線情報の受信制御を行う。
【0022】表示部11cは、たとえば液晶パネルから
なり、入力部11eからの入力情報やリモコン装置11
dからの応答情報および各子機12,13,14からの
応答情報などを、制御部11bの制御の下に表示する。
【0023】リモコン装置11dは、被制御機器111
(本例ではステレオ)への指令情報を発する赤外線発光
部11d1と、被制御機器111からの赤外線応答情報を受
光する赤外線受光部11d2と、入力部11eから所定のコ
ードの指定があり、その指定に係る制御情報を制御部1
1bから受けると、あらかじめ学習し登録された被制御
機器111(本例ではステレオ)対応の作動制御用の指
令を赤外線発光部11d1を発光させて出力するとともに、
赤外線受光部11d2で受けた被制御機器111からの応答
情報を制御部11bに出力するリモコン制御部11d3とを
有している。
【0024】第1の子機12は、第2の部屋2に配置さ
れ、通常の内線などの通話機能構成に加えて、図2に示
すように、情報送受制御部12aと、リモコン装置12
bとを有している。情報送受制御部12aは、親機11
から送出された任意の内線番号、機器番号並びに動作指
令コードの組合せからなる制御情報を受けてリモコン装
置12bに出力するとともに、リモコン装置12bから
の応答情報あるいは内線通話情報などを含む各種無線情
報を親機11に、または他の子機13,14に送出す
る。
【0025】リモコン装置12bは、上述した親機11
に内蔵のものと同様の機能を有し、被制御機器121,
122(本例ではテレビジョン,ビデオテープレコー
ダ)への指令情報を発する赤外線発光部12b1と、被制御
機器121,122からの赤外線応答情報を受光する赤
外線受光部12b2と、親機11から所定のコードの指定が
あり、その指定に係る制御情報を情報送受制御部12a
から受けると、あらかじめ学習し登録された被制御機器
121,122対応の作動制御用の指令を赤外線発光部
12b1を発光させて出力するとともに、赤外線受光部12b2
で受けた被制御機器121,122からの応答情報を情
報送受制御部12aに出力するリモコン制御部12b3とを
有している。なお、リモコン装置12bは、被制御機器
の種類に応じてその被制御機器対応の作動制御用の指令
を図示しない入力部から入力でき、任意に変更可能に構
成されている。
【0026】第2の子機13は、第3の部屋3に配置さ
れ、通常の内線などの通話機能構成に加えて、図2に示
すように、情報送受制御部13aと、リモコン装置13
bとを有している。情報送受制御部13aは、親機11
から送出された任意の内線番号、機器番号並びに動作指
令コードの組合せからなる制御情報を受けてリモコン装
置13bに出力するとともに、リモコン装置13bから
の応答情報あるいは内線通話情報などを含む各種無線情
報を親機11に、または他の子機12,14に送出す
る。
【0027】リモコン装置13bは、上述した親機11
に内蔵のものと同様の機能を有し、被制御機器131,
132(本例ではテレビジョン,ライト)への指令情報
を発する赤外線発光部13b1と、被制御機器131,13
2からの赤外線応答情報を受光する赤外線受光部13b2
と、親機11から所定のコードの指定があり、その指定
に係る制御情報を情報送受制御部13aから受けると、
あらかじめ学習し登録された被制御機器131,132
対応の作動制御用の指令を赤外線発光部13b1を発光させ
て出力するとともに、受光部13b2で受けた被制御機器1
31,132からの応答情報を情報送受制御部13aに
出力するリモコン制御部13b3とを有している。なお、リ
モコン装置13bは、被制御機器の種類に応じてその被
制御機器対応の作動制御用の指令を図示しない入力部か
ら入力でき、任意に変更可能に構成されている。
【0028】第3の子機14は、第4の部屋4に配置さ
れ、通常の内線などの通話機能構成に加えて、図2に示
すように、情報送受制御部14aと、リモコン装置14
bとを有している。情報送受制御部14aは、親機11
から送出された任意の内線番号、機器番号並びに動作指
令コードの組合せからなる制御情報を受けてリモコン装
置14bに出力するとともに、リモコン装置14bから
の応答情報あるいは内線通話情報などを含む各種無線情
報を親機11に、または他の子機12,13に送出す
る。
【0029】リモコン装置14bは、上述した親機11
に内蔵のものと同様の機能を有し、被制御機器141,
142,143(本例ではテレビジョン,ライト,冷暖
房装置)への指令情報を発する赤外線発光部14b1と、被
制御機器141,142,143からの赤外線応答情報
を受光する赤外線受光部14b2と、親機11から所定のコ
ードの指定があり、その指定に係る制御情報を情報送受
制御部14aから受けると、あらかじめ学習し登録され
た被制御機器141,142,143対応の作動制御用
の指令を赤外線発光部14b1を発光させて出力するととも
に、赤外線受光部14b2で受けた被制御機器141,14
2,143からの応答情報を情報送受制御部14aに出
力するリモコン制御部14b3とを有している。なお、リモ
コン装置14bは、被制御機器の種類に応じてその被制
御機器対応の作動制御用の指令を図示しない入力部から
入力でき、任意に変更可能に構成されている。
【0030】次に、上記構成による動作を図3〜図5を
用いて説明する。まず、たとえば親機11の内線番号を
「0」とし、各部屋1,2,3および4の各機器を図3
に示すように割り付ける。すなわち、第1の部屋1にお
いては被制御機器111(ステレオST)の番号を
「1」とし、第2の部屋2においては第1の子機12の
内線番号を「1」、被制御機器121(テレビジョンT
V)の番号を「1」、被制御機器122(ビデオテープ
レコーダVTR)の番号を「2」とし、第3の部屋3に
おいては第2の子機13の内線番号を「2」、被制御機
器131(テレビジョンTV)の番号を「1」、被制御
機器132(ライトLT)の番号を「2」とし、第4の
部屋4においては第3の子機14の内線番号を「3」、
被制御機器141(テレビジョンTV)の番号を
「1」、被制御機器142(ライトLT)の番号を
「2」、被制御機器143(冷暖房装置AC)の番号を
「3」としてそれぞれ割り付ける(S1)。
【0031】この割り付け情報が、親機11の入力部1
1eにより入力されて、制御部11bを介してメモリ1
1aに登録される(S2)。このとき、入力データは表
示部11cに表示される。したがって、入力者は、表示
部11cで入力の正否を確認しながら情報入力を行う。
また、親機11および各子機12,13,14の各リモ
コン装置11d,12b,13b,14bのリモコン制
御部11d3,12b3,13b3,14b3 に対して被制御機器対応の作
動制御用の指令情報が入力され登録される(S3)。
【0032】以上の初期設定が完了した状態で、たとえ
ば第1の部屋1に在室する者が、たとえば第3の部屋3
の被制御機器131(テレビジョンTV)の電源をオン
にしたい場合には、まず、親機11の入力部11eか
ら、あらかじめ規定されたフォーマット、たとえば「内
+2+*」なるフォーマットの指定情報が、第2の子機
13で作動制御する被制御機器131の現在の状態がど
のようになっているかを確認するために入力される。こ
の指定情報は、制御部11bに入力される。これによ
り、制御部11bでは、メモリ11aの制御情報が参照
されて、指定情報に誤りがなければ指定情報は指定先の
第2の子機13に送出され、情報送受制御部13aに入
力される。情報送受制御部13aでは、入力した指定情
報に応じて、管理すべき被制御機器131,132が現
在どのうような状態にあるかを示す情報が、親機11に
送出される。その情報は、親機11の制御部11bで受
信され、被制御機器131,132の動作状態が表示部
11eに表出される。これにより、制御すべき被制御機
器131の動作状態が確認される(S4)。
【0033】ここで、被制御機器131が動作状態にあ
る旨が確認されればそのままの状態で、特別の操作は行
われない。一方、被制御機器131が非動作状態にある
ことが確認されると(S5)、親機11の入力部11e
から図5の(a) に示すようなコードフォーマットで、指
令情報が入力され、指定される(S6)。具体的には、
「内+2+1+0+1」のように入力される。ここで、
下2桁の「0+1」は電源オンするための指令内容を示
す。また、下2桁が「0+0」の場合には電源をオフす
るための指令内容を示す。この下2桁で4種類の動作が
指令可能である。
【0034】入力部11eから指定された情報は、制御
部11bに入力される。これにより、制御部11bでは
メモリ11aの制御情報が参照されて、指定情報に誤り
がなければ指定情報は指定先の第2の子機13に送出さ
れ、情報送受制御部13aに入力される。さらに、この
情報は、リモコン装置13bのリモコン制御部13b3に入
力される。リモコン制御部13b3では、入力した指定情報
に応じて、あらかじめ学習し登録された被制御機器13
1対応の作動制御用の指令に基づき、赤外線発光部13b1
が所定の変調作用を受けて発光され、電源オンの指令が
被制御機器131に対して出力される(S7)。被制御
機器131では、第2の子機13からの赤外線による電
源オンの指令が赤外線受光部Aで受光され、これに基づ
く電気信号が制御系Cに入力される。これにより、制御
系Cの制御の下、電源がオンされる(S8)。電源がオ
ンされると、制御系Cにより正常に電源がオンされた旨
を示す応答情報が赤外線発光部Bから出力される(S
9)。この応答情報は、第2の子機13の赤外線受光部
13b2により受光され、これに基づく電気信号がリモコン
制御部13b3に入力される。
【0035】リモコン制御部13b3では、応答情報が入力
されると、図5の(b) に示すようなコードフォーマット
で、応答情報が親機11に対して無線で送出される(S
10)。具体的には、「内+0+2+1+1」のような
フォーマットで送出される。ここで、下1桁の「1」は
指令動作が正常に終了したことを示す。また、下1桁が
「0」の場合には指令動作が正常に終了しなかった場合
を示す。
【0036】第2の子機13からの応答情報は、親機1
1の制御部11bで受信され、被制御機器131に対す
る指令の結果として表示部11eに表出される。これに
より、制御すべき被制御機器131の動作が正常に行わ
れたか否かが確認される(S11)。
【0037】以上説明したように、本実施例によれば、
ワイヤレステレホンシステムを利用し、親機11および
各子機12,13,14に、いわゆる各種被制御機器に
対応できる学習機能を有するリモコン装置11d,12
b,13b,14bをそれぞれ設けたので、屋内の配線
工事など煩雑な作業を伴うことなく、それぞれ異なる場
所に設置された機器を他の場所から容易に遠隔操作でき
る。また、各部屋に設置される被制御機器が変更される
場合などにも、変更後の機器に対応した作動制御用の指
令を学習させるだけで、簡単にシステムの再構築ができ
る。
【0038】なお、本実施例においては、子機3台の場
合を例に説明したが、これに限定されるものでないこと
はいうまでもない。また、本実施例では、親機から制御
情報に基づいて指令情報を各子機に与えるように構成し
たが、子機間においても指令情報の送受を行うように構
成することも可能である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
新たにホームバスシステムを構成する場合、あるいはシ
ステム構成後、各部屋に設置される被制御機器を変更す
るなどシステムの再構築の際に、屋内の配線工事など煩
雑な作業を伴うことなく、容易にシステムを構成するこ
とができ、それぞれ異なる場所に設置された機器を他の
場所から容易に遠隔操作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワイヤレスホームバスシステムの
一実施例を示す概要図である。
【図2】図1における親機、子機および被制御機器の要
部のブロック構成図である。
【図3】図1における各機器のシステム上の番号割り付
け例を示す図である。
【図4】図1および図2の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図5】本発明に係る指令および応答時のフォーマット
例を示す図である。
【符号の説明】
1…第1の部屋 2…第2の部屋 3…第3の部屋 4…第4の部屋 11…親機 11a…メモリ 11b…制御部 11c…表示部 11d…リモコン装置 11d1…赤外線発光部 11d2…赤外線受光部 11d3…リモコン制御部 11e…入力部 12…第1の子機 12a…情報送受制御部 12b…リモコン装置 12d1…赤外線発光部 12d2…赤外線受光部 12d3…リモコン制御部 13…第2の子機 13a…情報送受制御部 13b…リモコン装置 13d1…赤外線発光部 13d2…赤外線受光部 13d3…リモコン制御部 14…第3の子機 14a…情報送受制御部 14b…リモコン装置 14d1…赤外線発光部 14d2…赤外線受光部 14d3…リモコン制御部 111,121,122,131,132,141,1
42,143…被制御機器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親機と子機との間の情報の伝送が無線に
    より行われ、かつ、子機と被制御機器との間の情報の伝
    送が無線により行われて前記被制御機器の作動制御が行
    われるワイヤレスホームバスシステムであって、 子機を指定する情報と被制御機器を指定する情報と被制
    御機器に対する指令内容とを含む 制御情報が登録可能
    あり、かつ、前記制御情報に基づいた指令内容を発する
    遠隔制御手段を有する親機と、前記親機からの前記制御情報を受信して、前記制御情報
    の内容を判別し、当該制御情報が自己宛てのものである
    ときには、当該制御情報に含まれる指令内容より指定さ
    れた被制御機器に対して指令内容を 無線により発する遠
    隔制御手段を備えた少なくとも一つの子機と、前記子機から発せられた指令内容に基づいて 作動制御が
    行われる被制御機器とを有するワイヤレスホームバスシ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記子機が、被制御機器に対応した指令
    情報を登録可能な手段を有する請求項1記載のワイヤレ
    スホームバスシステム。
JP09193592A 1992-03-17 1992-03-17 ワイヤレスホームバスシステム Expired - Lifetime JP3180428B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09193592A JP3180428B2 (ja) 1992-03-17 1992-03-17 ワイヤレスホームバスシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09193592A JP3180428B2 (ja) 1992-03-17 1992-03-17 ワイヤレスホームバスシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05268670A JPH05268670A (ja) 1993-10-15
JP3180428B2 true JP3180428B2 (ja) 2001-06-25

Family

ID=14040454

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09193592A Expired - Lifetime JP3180428B2 (ja) 1992-03-17 1992-03-17 ワイヤレスホームバスシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3180428B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020058228A (ko) * 2000-12-29 2002-07-12 이철호 통신망을 통한 원격 제어 방법 및 그 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05268670A (ja) 1993-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1727107B1 (en) Integrated remote control system
JP3193176B2 (ja) 双方向リモートコントロールシステム
US6384737B1 (en) Method and apparatus for allowing a personal computer to control one or more devices
US7639907B2 (en) Method and apparatus for operating AC powered appliances via video interphones, two way IR drivers and remote control devices
US7864500B2 (en) Method and apparatus for remotely operating AC powered appliances from video interphones or shopping terminals
EP1862984A2 (en) Remote controller and remote control system
JPS62269596A (ja) 遠隔操作盤
JP6986923B2 (ja) 電子機器制御装置
JP3180428B2 (ja) ワイヤレスホームバスシステム
JP2002305469A (ja) 電力線搬送通信システム
JP2001309457A (ja) 家庭内ネットワークシステム及び家庭内ネットワークに使用するリモートコントロール装置
JPH1169462A (ja) 住戸内機器の管理機能を有するテレビジョン受信機及び機器管理システム
JPH06225360A (ja) ホームオートメーションシステム
JPH0398397A (ja) 機器制御装置
KR200430353Y1 (ko) 적외선 신호 학습이 가능한 조명스위치를 이용한홈네트워크 시스템
JP2000125373A (ja) リモートコントローラ、被制御機器、およびリモートコントロールシステム
JPH0233436Y2 (ja)
JP2000092574A (ja) リモコン装置
JP2000102080A (ja) 情報伝送システム及びこれに用いられる電気機器
JPH0685594B2 (ja) ホームコントロールシステム
WO1993021745A1 (en) Apparatus for controlling electrical loads
JPH10234088A (ja) リモートコントロール装置
JP2557730Y2 (ja) バス制御装置
JPS62173897A (ja) ワイヤレスコマンダ
JP2002271506A (ja) 遠隔制御システム、遠隔制御装置、機器間通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080420

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090420

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090420

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100420

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100420

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110420

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110420

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120420

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term