JPH10234088A - リモートコントロール装置 - Google Patents

リモートコントロール装置

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Publication number
JPH10234088A
JPH10234088A JP9036788A JP3678897A JPH10234088A JP H10234088 A JPH10234088 A JP H10234088A JP 9036788 A JP9036788 A JP 9036788A JP 3678897 A JP3678897 A JP 3678897A JP H10234088 A JPH10234088 A JP H10234088A
Authority
JP
Japan
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remote control
unit
transmission
controlled
interface
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Pending
Application number
JP9036788A
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English (en)
Inventor
Masahito Inaba
雅人 稲葉
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被制御機器におけるリモートコントロール受
信部の仕様の変更を要することなく、より複雑で且つ高
度に被制御機器を制御する。 【解決手段】 リモート制御部10のI/Oインタフェ
ース101は、パーソナルコンピュータに結合し且つデ
ータ通信する。CPU102は、メモリ103に格納さ
れたプログラムに従ってリモート制御部10を動作させ
る。送信部インタフェース104は、第1〜第3の送信
部21〜23に接続し且つそれぞれ各別にデータ通信す
る。送信部21の制御部インタフェース201は、リモ
ート制御部10の送信部インタフェース104に接続し
且つデータ通信する。赤外線エンコーダ202は、送信
部インタフェース104から受信した制御信号をリモー
トコントロール信号に変換する。赤外線発光部203
は、赤外線エンコーダ202で変換された信号に従って
発光し、赤外線リモートコントロール信号を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、家庭用電化製品
等を被制御機器として、いわゆるパーソナルコンピュー
タ等により、遠隔的に集中管理して、所望に応じて操作
制御するためのリモートコントロール装置に係り、特に
リモートコントロール(しばしば、「リモコン」等と略
称される)機能を装備している家庭用電化製品等を、該
リモートコントロール機能により、所望に応じて操作制
御するためのリモートコントロール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】主に家庭用電化製品として普及している
テレビ(すなわちテレビジョン〜以下、「TV」と略称
する)およびビデオカセットレコーダ(video cassette
recorder: VCR〜以下、「VCR」と略称する)(一種
のビデオテープレコーダであるのでVTRと称されるこ
とも多い)等の機器では、遠隔操作用のリモートコント
ロール機能が、多くの場合標準的に装備されている。こ
のような機器では、被操作機器側、すなわちTV側ある
いはVCR側に、通常の場合、リモートコントロール信
号を受信するためのリモートコントロール受信機能が内
蔵されている。そして、付属品として、リモートコント
ロール信号を送信する外部操作用のリモートコントロー
ル送信機が付属している。該リモートコントロール送信
機を手指で操作することにより、TVの受信チャンネル
の切替え、TVの音量の調節、VCRの録画、およびV
CRの再生等を遠隔より行うことができる。
【0003】ところで、上述したようなリモートコント
ロール機能を有するTVおよびVCR等の機器では、付
属しているリモートコントロール送信機はあくまでもマ
ニュアルで操作するものであり、その他の操作について
は全く考慮されていない。
【0004】これに対して、特開昭60−206299
号公報および特開平4−356893号公報には、パー
ソナルコンピュータ等によりリモートコントロール機能
を制御する従来のリモートコントロール装置が開示され
ている。
【0005】特開昭60−206299号公報には、リ
モートコントロール機能を有する被制御機器をパーソナ
ルコンピュータによりプログラムした内容に従って制御
することが示されている。この場合、被制御機器を見通
せる位置に送信部を配置して、この送信部から被制御機
器へのリモートコントロール信号を送信する。
【0006】特開平4−356893号公報には、記憶
機能を有するリモートコントロール送信機にパーソナル
コンピュータ等により制御順序をプログラムするリモー
トコントロール装置が示されている。この場合も、被制
御機器を見通せる位置に、リモートコントロール送信機
を配置する。
【0007】すなわち、特開昭60−206299号公
報および特開平4−356893号公報に開示されたリ
モートコントロール装置は、リモートコントロール機能
を有するTVおよびVCR等の被制御機器を制御するリ
モートコントロール装置であって、リモートコントロー
ル信号を被制御機器に送信するリモートコントロール送
信機に、パーソナルコンピュータとのインタフェース部
と、パーソナルコンピュータによりプログラムした内容
を記憶する記憶部とを備えている。すなわち、インタフ
ェース部を介して、パーソナルコンピュータによりプロ
グラムされた内容に従ってリモートコントロール信号を
発生して、リモートコントロール機能を備えたTVおよ
びVCR等を任意の順序で自動制御する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにリモー
トコントロール機能を有するTVおよびVCR等の機器
に付属しているリモートコントロール送信機はあくまで
もマニュアルで操作するものであり、その他の操作につ
いては全く考慮されていない。
【0009】そして、特開昭60−206299号公報
および特開平4−356893号公報に開示されたパー
ソナルコンピュータ等により制御される従来のリモート
コントロール装置は、リモートコントロール送信機に、
パーソナルコンピュータとのインタフェース部、記憶部
および制御部等を設けたものである。すなわち、もとも
と、マニュアル(手動)操作式であるリモートコントロ
ール送信機に、パーソナルコンピュータによるプログラ
ム等により自動操作できる機能を追加したものである。
【0010】ところが、これら、特開昭60−2062
99号公報および特開平4−356893号公報のリモ
ートコントロール送信機と、被制御機器であるTVおよ
びVCR等の受信部との間のインタフェースは、それ以
前のものと何ら変わっていない。例えば、通常使用され
る赤外線式リモートコントロールシステムであれば、通
常のマニュアル操作式リモートコントロール送信機で制
御できる範囲でのみ制御が可能である。すなわち、リモ
ートコントロール信号の送信部から見て赤外線が届く距
離および角度に被制御機器の受信部が存在し、且つその
間に障害物や赤外線を妨害するもの等がない場合でなけ
れば、制御することができない。
【0011】したがって、特開昭60−206299号
公報および特開平4−356893号公報のシステム
は、リモートコントロール送信機と被制御機器との間の
距離および位置関係、並びに設置環境等に制限がある。
また、この種のリモートコントロール装置では、複数台
の機器を同時に制御することができるが、これは複数台
の被制御機器が、それぞれ異機種である場合、つまりリ
モートコントロール信号の制御コードが異なる場合にの
み可能なことであり、複数台の同機種にそれぞれ別々の
動作をさせることはできない(リモートコントロール信
号の制御コードが同一の機器は同時に同じ動作をさせる
ことしかできない)。
【0012】これらいずれの問題点もリモートコントロ
ールに係るインタフェース方式そのものに起因するもの
であるが、被制御機器として、一般的なリモートコント
ロール機能付きのいわゆる家庭電化製品等の機器を使用
する場合には、リモートコントロール機能そのもの、特
に受信部のインタフェースを変更することはできない。
【0013】この発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たもので、被制御機器におけるリモートコントロール受
信部の仕様の変更を要することなく、より複雑で且つ高
度に被制御機器を制御することを可能とするリモートコ
ントロール装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係るリモートコントロール装置は、外部
制御装置により制御され、1以上の被制御機器に対して
各別に制御情報を送出するリモート制御手段と、前記1
以上の被制御機器に個別に対応して設けられ、対応する
被制御機器に対する前記リモート制御手段からの制御情
報を受けて、該制御情報に対応するリモートコントロー
ル信号を当該被制御機器のリモートコントロール信号受
信部に選択的に送信する1以上の送信手段と、前記制御
情報を前記リモート制御手段から前記1以上の送信手段
へ各別に伝送する伝送系と、を具備する。
【0015】前記リモート制御手段は、前記被制御機器
に対する制御情報の生成を制御する前記外部制御装置に
結合するための外部装置インタフェース手段を含んでい
てもよい。
【0016】前記外部装置インタフェース手段は、前記
外部制御装置としてのコンピュータに結合するためのコ
ンピュータインタフェース手段を含んでいてもよい。
【0017】前記送信手段は、前記制御情報を該当する
被制御機器のリモートコントロール信号に変換するエン
コード手段を含んでいてもよい。
【0018】前記送信手段は、前記被制御機器のリモー
トコントロール信号受信部に直接結合されて配設されて
いてもよい。
【0019】前記送信手段は、前記被制御機器のリモー
トコントロール信号受信部に対峙し且つ近接して配設さ
れていてもよい。
【0020】前記送信手段は、前記リモートコントロー
ル信号として赤外線リモートコントロール信号を送信す
る手段であってもよい。
【0021】前記伝送系は、信号を伝送する伝送ケーブ
ルと、該伝送ケーブルに前記リモート制御手段を結合す
る第1のケーブルインタフェース手段と、該伝送ケーブ
ルに前記送信手段を結合する第2のケーブルインタフェ
ース手段と、を含んでいてもよい。
【0022】前記伝送系は、前記リモート制御部から制
御情報を無線信号として送信する制御情報送信手段と、
該無線信号を受信して前記送信手段に前記制御情報を取
り込む制御情報受信手段と、を含んでいてもよい。
【0023】この発明のリモートコントロール装置にお
いては、外部制御装置により制御されるリモート制御部
により、1以上の被制御機器毎の送信部に伝送系を介し
て各別に制御情報を伝送し、該リモート制御部からの制
御情報に対応するリモートコントロール信号を、該送信
部により、当該被制御機器のリモートコントロール信号
受信部に選択的に送信する。したがって、コンピュータ
等の外部制御装置の制御により、リモート制御部を介し
て送信部からリモートコントロール制御信号を送信し、
被制御機器に所望の動作をさせることができる。この場
合、リモート制御部と被制御機器は任意の位置関係およ
び環境に設置することができるとともに、複数の被制御
機器を異機種および同機種の別にかかわらず同時に制御
することができ、しかも被制御機器におけるリモートコ
ントロール受信部の仕様を変更する必要もない。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0025】図1〜図3を参照してこの発明によるリモ
ートコントロール装置の実施の形態を説明する。
【0026】図1は、この発明の実施の形態に係るリモ
ートコントロール装置の構成を示している。
【0027】図1に示すリモートコントロール装置は、
リモート制御部10、第1の送信部21、第2の送信部
22および第3の送信部23を具備している。
【0028】リモート制御部10は、I/O(入力/出
力)インタフェース101、CPU(中央処理部)10
2、メモリ103および送信部インタフェース104を
有している。
【0029】第1の送信部21は、制御部インタフェー
ス201、赤外線エンコーダ202および赤外線発光部
203を有し、第2の送信部22および第3の送信部2
3も第1の送信部21と同様の構成を有している。
【0030】図1に示すリモートコントロール装置は、
リモートコントロール装置の本体部分であるリモート制
御部10と第1〜第3の送信部21〜23から構成され
ている。ここでは、リモートコントロール方式として、
最も一般的な赤外線リモートコントロール方式を用いる
ものとしている。また、この場合、被制御機器は3台ま
で使用できる構成としており、そのため被制御機器に取
り付けられる送信部も、第1〜第3の送信部21〜23
の3台設けている。
【0031】リモート制御部10において、I/Oイン
タフェース101は、パーソナルコンピュータ等の上位
制御装置に結合し且つ該上位制御装置とデータ通信する
ためのインタフェースである。ここでは、上位制御装置
として、例えばパーソナルコンピュータを使用するもの
とし、且つI/Oインタフェース101のインタフェー
ス方式はパーソナルコンピュータの拡張バススロットに
よるI/Oインタフェースとする。
【0032】なお、このパーソナルコンピュータとのイ
ンタフェースは、拡張バススロットによるインタフェー
スに限らず、通常パーソナルコンピュータが備えている
RS−232C規格等の標準規格によるシリアルインタ
フェース、またはいわゆるセントロニクス社仕様等に従
った汎用のパラレルインタフェース等を使用してもよ
い。
【0033】CPU102は、リモート制御部10自体
を制御する。メモリ103は、CPU102を動作させ
るためのプログラム等を格納する。すなわち、CPU1
02は、メモリ103に格納されたプログラムに従って
リモート制御部10を動作させる。
【0034】送信部インタフェース104は、第1〜第
3の送信部21〜23に接続し且つ該送信部21〜23
とそれぞれ各別にデータ通信するためのインタフェース
である。送信部インタフェース104は、ここでは、3
台の被制御機器を接続するため、第1チャンネル1c
h、第2チャンネル2chおよび第3チャンネル3ch
の3つの出力がある。これら、第1チャンネル1ch、
第2チャンネル2chおよび第3チャンネル3chの3
つの出力は、それぞれ接続ケーブルC1、C2およびC
3を介して第1の送信部21、第2の送信部22および
第3の送信部23に接続されている。接続ケーブルC1
〜C3は、充分な長さおよび可撓性を有し、所望に応じ
て、自由に引き回してレイアウトできるものとする。
【0035】第1〜第3の送信部21〜23について
は、第1の送信部21を例にとって説明するが、第2お
よび第3の送信部22および23も第1の送信部21と
全く同様に構成されている。
【0036】送信部21において、制御部インタフェー
ス201は、リモート制御部10、つまり送信部インタ
フェース104に接続し且つ該送信部インタフェース1
04とデータ通信する。赤外線エンコーダ202は、制
御部インタフェース201で送信部インタフェース10
4から受信した制御信号をリモートコントロール信号に
変換する。赤外線発光部203は、赤外線エンコーダ2
02で変換されたリモートコントロール信号に従って発
光し、赤外線リモートコントロール信号を送信する。
【0037】図2は、図1に示したリモートコントロー
ル装置を用いてパーソナルコンピュータ制御によるビデ
オ機器の集中制御システムを構成した場合のシステム構
成を示している。
【0038】図2に示すシステムは、図1に示した、リ
モート制御部10、ケーブルC1〜C3および送信部2
1〜23からなるリモートコントロール装置に加えて、
パーソナルコンピュータ30、第1の被制御機器である
TV(A)41、第2の被制御機器であるTV(B)4
2、および第3の被制御機器であるVCR43を備えて
いる。パーソナルコンピュータ30は、CPU301を
有し、TV(A)41、TV(B)42およびVCR4
3は、それぞれ、受信部411、421および431を
備えている。
【0039】パーソナルコンピュータ30は、CPU3
01により、リモートコントロール装置を制御する上位
制御装置として機能する。このパーソナルコンピュータ
30の拡張バススロットに、リモートコントロール装置
のリモート制御部10が実装されている。すなわち、リ
モート制御部10は、I/Oインタフェース101を介
してパーソナルコンピュータ30の拡張バスに結合され
ている。
【0040】この場合、被制御機器は、TV(A)4
1、TV(B)42およびVCR43であり、それぞれ
赤外線リモートコントロール信号の受信部411、42
1および431を備えている。
【0041】この場合、第1および第2の制御機器であ
るTV(A)41とTV(B)42とは、同機種のもの
であるとする。送信部21、22および23は、それぞ
れ第1〜第3の被制御機器であるTV(A)41、TV
(B)42およびVCR43の赤外線リモートコントロ
ール信号の受信部411、421および431に直接的
にまたは近接して対峙して1対1で取着される。受信部
411、421および431は、それぞれ対応する送信
部21、22および23から送信される赤外線リモート
コントロール信号だけを受信できるように配置してお
り、他のリモートコントロール信号や妨害信号等は受信
されないようになっている。
【0042】図3には、第1〜第3の被制御機器である
TV(A)41、TV(B)42およびVCR43のリ
モートコントロール信号の制御コマンドコードを示して
いる。これら制御コマンドコードは、各機種に固有のも
のであり、実際には、メーカーおよび機種によって、各
種規定されている。ここでは、図3に示すコマンドコー
ドを使用するものとする。この場合、TV(A)41と
TV(B)とは同機種であるので、コマンドコードも同
一である。
【0043】次に図1および図2に示したリモートコン
トロール装置およびそれを用いたシステム全体の動作に
ついて説明する。
【0044】リモート制御部10は、パーソナルコンピ
ュータ30の拡張バススロットに実装されており、電源
も同時に供給されている。メモリ103には、予めこの
リモートコントロール装置を動作させるためのプログラ
ムが格納されている。被制御機器は、既に述べたよう
に、TV(A)41、TV(B)42およびVCR43
の3台であり、それぞれリモートコントロール装置の第
1チャンネル1ch、第2チャンネル2chおよび第3
チャンネル3chに接続されている。この場合、各被制
御機器の設置場所は、同一の部屋でも別々の部屋でもよ
く、接続ケーブルC1、C2およびC3が届く範囲に設
置されているものとする。
【0045】また、TV(A)41、TV(B)42お
よびVCR43の制御コマンドコードは、あらかじめパ
ーソナルコンピュータ30に登録されているものとす
る。なお、これらの制御コマンドコードは、リモート制
御部10のメモリ103に登録されていてもよい。ま
た、パーソナルコンピュータ30の操作は、手動による
キーボード操作であっても、プログラムによる自動操作
であってもよい。そして、パーソナルコンピュータ30
から、このリモートコントロール装置のリモート制御部
10を制御するためのI/O命令の発行等については、
一般的な手法および手順が用いられるものとする。
【0046】このような状況において、動作の例とし
て、このリモートコントロール装置を使用してTV
(A)41の電源をオンとする場合の動作について説明
する。TV(A)41の電源は、現在オフになっている
ものとする。
【0047】まず、パーソナルコンピュータ30のCP
U301からリモート制御部10に対して、TV(A)
41が接続されている第1チャンネル1chを選択する
I/O命令を発行する。パーソナルコンピュータ30の
CPU301から発行されたI/O命令はリモート制御
部10のI/Oインタフェース101でデコード処理さ
れ、CPU102に入力される。CPU102は、この
命令を解析して送信部インタフェース104の第1チャ
ンネル1chを選択して次の命令を待つ。
【0048】次に、パーソナルコンピュータ30のCP
U301から、TV(A)41の電源をオンとするコマ
ンドの制御コード「00100000」をI/O命令と
してリモート制御部10に発行する。リモート制御部1
0のCPU102は、この制御コードを、送信部インタ
フェース104の予め選択されている第1チャンネル1
chに転送する。
【0049】送信部インタフェース104の第1チャン
ネル1chは、接続ケーブルC1を介して送信部21に
接続されている。このため、制御コードは、送信部イン
タフェース104の第1チャンネル1chから送信部2
1の制御部インタフェース201に伝送され、さらに赤
外線エンコーダ202に転送される。
【0050】赤外線エンコーダ202は、この制御コー
ドをリモートコントロール信号に変換し、赤外線発光部
203に供給する。赤外線発光部203は、供給された
リモートコントロール信号に従って発光し、赤外線リモ
ートコントロール信号を送出する。
【0051】送信部21は、TV(A)41の赤外線リ
モートコントロール信号の受信部411に直接的にまた
は近接して対峙して取り付けられているので、赤外線発
光部203から送出された赤外線リモートコントロール
信号は、TV(A)41の赤外線リモートコントロール
信号の受信部411で直接受信される。ここで、TV
(A)41は、受信部411を含めて何ら特別な手を加
えておらず、また送信部21から送出される赤外線リモ
ートコントロール信号は、TV(A)41に付属してい
るリモートコントロール送信機等のような通常のリモー
トコントロール送信機から与えられる信号と全く同じで
ある。
【0052】したがって、TV(A)41は、受信部4
11で受信した赤外線リモートコントロール信号を、通
常のリモートコントロール送信機からの信号と全く同様
に処理し、TV(A)41の電源はオンとなる。
【0053】TV(A)41に対するその他の動作およ
び他の機器の動作についても、例えば図3に示すような
制御コマンドコードの相違および操作する機器のチャン
ネル選択の相違があるだけで、一連の動作が同様に処理
される。
【0054】上述した実施の形態では、リモート制御部
10がCPU102およびメモリ103を含む構成とし
て説明したが、より簡易な構成とするためにその機能の
一部または全部をパーソナルコンピュータ30に持たせ
るような構成とすることも可能である。また、リモート
制御部10と送信部21、22および23との間はケー
ブルC1、C2およびC3で接続するものとしたが、送
信部インタフェース104および制御部インタフェース
201を変更することにより、これらの間を無線通信に
より結合し、ケーブルレスとして構成することも可能で
ある。さらに、送信部21、22および23の構成のう
ち赤外線エンコーダ202をリモート制御部10側の構
成に取り込むことにより、送信部インタフェース104
および制御部インタフェース201を省き、送信部2
1、22および23を赤外線発光部203のみで構成す
ることも可能である。
【0055】以上説明したように、この発明のリモート
コントロール装置では、TVおよびVCR等のリモート
コントロール機能を有する被制御機器に何ら手を加える
ことなく、パーソナルコンピュータ等の制御装置から自
在に所望の動作をさせることができる。このとき、通常
のリモートコントロール送信機のような被制御機器との
距離や位置関係または設置環境等の制限がなく、また異
機種はもちろん、同機種の被制御機器に対しても、同時
に、複数台に、それぞれ別々の動作をさせることができ
る。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のリモー
トコントロール装置においては、外部制御装置により制
御されるリモート制御部により、1以上の被制御機器毎
の送信部に伝送系を介して各別に制御情報を伝送し、該
リモート制御部からの制御情報に対応するリモートコン
トロール信号を、該送信部により、当該被制御機器のリ
モートコントロール信号受信部に選択的に送信する。し
たがって、コンピュータ等の外部制御装置の制御によ
り、リモート制御部を介して送信部からリモートコント
ロール制御信号を送信し、被制御機器に所望の動作をさ
せることができる。この場合、リモート制御部と被制御
機器は任意の位置関係および環境に設置することができ
るとともに、複数の被制御機器を異機種および同機種の
別にかかわらず同時に制御することができ、しかも被制
御機器におけるリモートコントロール受信部の仕様を変
更する必要もない。
【0057】すなわち、この発明によれば、被制御機器
におけるリモートコントロール受信部の仕様の変更を要
することなく、より複雑で且つ高度に被制御機器を制御
することを可能とするリモートコントロール装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係るリモートコ
ントロール装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のリモートコントロール装置を適用したシ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図3】図2のシステムの動作を説明するための制御コ
マンドコードの一例を示す図である。
【符号の説明】
10 リモート制御部 21,22,23 送信部 30 パーソナルコンピュータ 41,42,43 被制御機器 101 I/Oインタフェース 102,301 CPU 103 メモリ 104 送信部インタフェース 201 制御部インタフェース 202 赤外線エンコーダ 203 赤外線発光部 411,421,431 受信部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部制御装置により制御され、1以上の
    被制御機器に対して各別に制御情報を送出するリモート
    制御手段と、 前記1以上の被制御機器に個別に対応して設けられ、対
    応する被制御機器に対する前記リモート制御手段からの
    制御情報を受けて、該制御情報に対応するリモートコン
    トロール信号を当該被制御機器のリモートコントロール
    信号受信部に選択的に送信する1以上の送信手段と、 前記制御情報を前記リモート制御手段から前記1以上の
    送信手段へ各別に伝送する伝送系と、を具備することを
    特徴とするリモートコントロール装置。
  2. 【請求項2】 前記リモート制御手段は、前記被制御機
    器に対する制御情報の生成を制御する前記外部制御装置
    に結合するための外部装置インタフェース手段を含むこ
    とを特徴とする請求項1に記載のリモートコントロール
    装置。
  3. 【請求項3】 前記外部装置インタフェース手段は、前
    記外部制御装置としてのコンピュータに結合するための
    コンピュータインタフェース手段を含むことを特徴とす
    る請求項2に記載のリモートコントロール装置。
  4. 【請求項4】 前記送信手段は、前記制御情報を該当す
    る被制御機器のリモートコントロール信号に変換するエ
    ンコード手段を含むことを特徴とする請求項1乃至3の
    うちのいずれか1項に記載のリモートコントロール装
    置。
  5. 【請求項5】 前記送信手段は、前記被制御機器のリモ
    ートコントロール信号受信部に直接結合されて配設され
    ることを特徴とする請求項1乃至4のうちのいずれか1
    項に記載のリモートコントロール装置。
  6. 【請求項6】 前記送信手段は、前記被制御機器のリモ
    ートコントロール信号受信部に対峙し且つ近接して配設
    されることを特徴とする請求項1乃至4のうちのいずれ
    か1項に記載のリモートコントロール装置。
  7. 【請求項7】 前記送信手段は、前記リモートコントロ
    ール信号として赤外線リモートコントロール信号を送信
    する手段であることを特徴とする請求項1乃至6のうち
    のいずれか1項に記載のリモートコントロール装置。
  8. 【請求項8】 前記伝送系は、信号を伝送する伝送ケー
    ブルと、該伝送ケーブルに前記リモート制御手段を結合
    する第1のケーブルインタフェース手段と、該伝送ケー
    ブルに前記送信手段を結合する第2のケーブルインタフ
    ェース手段と、を含むことを特徴とする請求項1乃至7
    のうちのいずれか1項に記載のリモートコントロール装
    置。
  9. 【請求項9】 前記伝送系は、前記リモート制御部から
    制御情報を無線信号として送信する制御情報送信手段
    と、該無線信号を受信して前記送信手段に前記制御情報
    を取り込む制御情報受信手段と、を含むことを特徴とす
    る請求項1乃至7のうちのいずれか1項に記載のリモー
    トコントロール装置。
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