JP3180117U - 管路用枕木 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】枕木10は、中空部26を有する本体12と、その一端に設けられた突部32と他端に設けられた受部40からなる連結機構を有しており、全体が樹脂によって形成される。本体12には、強度を維持するための補強材16、18、20等が設けられている。枕木10と枕木50は異なる長さに設定されている。突部32のプレートを、受部40の凹部44に差し込んで係合させることにより、枕木10と枕木50を任意に組み合わせて連結体を形成する。地中に設けられたトンネル等に所定の長さに連結した枕木の連結体を配置し、該連結体の長手方向と直交するようにケーブル収容用の管路を敷設し、保護用の土で覆っ該管路を保護する。
【選択図】図1
Description
(1)本体12に中空部26を設けるため、軽量化し、更に、材料の削減と施工時の作業性の向上を図ることができる。同時に、補強材16〜20を設けているため、強度の維持が可能である。
(2)受部32と突部40の係合により枕木10,50を容易に連結できるため、所望の長さの連結体100を容易に準備ができ、作業性がよい。また、必要があれば、連結の解除も可能である。
(3)連結機構30のプレート34に板バネ部36A,36Bを設け、受部40の凹部内面44Aに設けた突起48と係合させることとしたので、プレート34が抜け難くなり、連結状態を維持しやすい。
(4)長さの異なる2種類の枕木10,50を用意し、これらを前記連結機構30を利用して任意の配列で連結することにより、管路70の敷設数に応じた長さの連結体100を作成することができ、多種類の長さの枕木を用意する必要がない。
(1)前記実施例で示した形状,寸法は一例であり、必要に応じて適宜変更してよい。材料についても、公知の各種の樹脂材料を用いて形成可能である。
(2)前記実施例では、2種類の長さの枕木10と枕木50を用意することとしたが、いずれか一方のみであってもよいし、枕木10同士、枕木50同士、枕木10と枕木50の組み合わせのいずれの使用態様としてもよい。
(3)前記実施例で示した突部32と受部40の係合機構も一例であり、同様の効果を奏する範囲内で適宜設計変更可能である。
(4)前記実施例では、突部32のプレート34に設けた板バネ部36A,36Bの爪部38A,38Bと、凹部内面44Aの突起48を係合させる構造としたが、これも一例であり、同様の効果を奏するように適宜設計変更してよい。また、前記突起48を設けず、板バネ部36A,36Bと凹部内面44A間に生じる摩擦のみによって枕木同士の連結が解除しにくくなるようにしてもよい。
(5)前記実施例の枕木10,50は、一段のみ使用してもよいし、多段使用してもよい。
(6)前記実施例で示した本体12の主面14A,14B間に設けられる補強材16〜20も一例であり、同様の効果を奏するように適宜設計変更可能である。
12:本体
14A,14B:主面
16,18,20:補強材
20A:縁部
24A,24B:支持部
26:中空部
30:連結機構
32:突部
34:プレート
35A,35A:スリット
36A,36B:板バネ部
38A,38B:爪
40:受部
42:枠
44:凹部
44A:内面
46:抜差口
48:突起
50:枕木
60:設置面
70:管路
100:連結体
Claims (6)
- 地中に埋設されるケーブル収容用の管路を支持する樹脂製の枕木であって、
所定間隔で配置され、少なくとも一方の面で前記管路を受ける一対の主面を有するとともに、該一対の主面間に中空部と補強部材が設けられた本体と、
該本体の長手方向の一端に設けられた受部と、他端に設けられた突部により構成されており、前記受部と突部の係合によって、枕木を長手方向に連結可能な連結機構と、
を備えたことを特徴とする管路用枕木。 - 前記突部は、前記本体の長手方向と略直交する平面状のプレートが、該本体の端部から長手方向に突出するように支持されており、
前記受部は、前記プレートを一方向から抜き差し可能な凹部と、該凹部に収容されたプレートと係合する枠とを含むことを特徴とする請求項1記載の管路用枕木。 - 前記連結機構は、
前記凹部から前記プレートを抜き難くするストッパを有することを特徴とする請求項2記載の管路用枕木。 - 前記ストッパは、
前記プレートと一体に形成されており、該プレートを前記凹部に収容した状態で、該凹部の内面に接触する爪部を有する板バネ、
であることを特徴とする請求項3記載の管路用枕木。 - 地中に埋設されるケーブル収容用の管路を支持する樹脂製の枕木であって、
所定間隔で配置され、少なくとも一方の面で前記管路を受ける一対の主面を有するとともに、該一対の主面間に中空部と補強部材が設けられた本体と、
該本体の長手方向の一端に設けられた受部と、他端に設けられた突部により構成されており、前記受部と突部の係合によって、枕木を長手方向に連結可能な連結機構と、
を備えており、
前記突部は、前記本体の長手方向と略直交する平面状のプレートが、該本体の端部から長手方向に突出するように支持されており、
前記受部は、前記プレートを一方向から抜き差し可能な凹部と、該凹部に収容されたプレートと係合する枠とを含み、
前記プレートを前記凹部に収容した状態で、該凹部の内面に接触する爪部を有する板バネが、前記プレートに一体に形成されている
ことを特徴とする管路用枕木。 - 所定の長さを有する請求項1〜5のいずれか一項に記載された第1の枕木と、
該第1の枕木と同一の連結機構を有しており、該第1の枕木とは異なる所定の長さを有する第2の枕木と、
が、前記連結機構によって、任意の配列で複数連結されていることを特徴とする枕木。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012005708U JP3180117U (ja) | 2012-09-19 | 2012-09-19 | 管路用枕木 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012005708U JP3180117U (ja) | 2012-09-19 | 2012-09-19 | 管路用枕木 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3180117U true JP3180117U (ja) | 2012-12-06 |
Family
ID=48006713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012005708U Expired - Lifetime JP3180117U (ja) | 2012-09-19 | 2012-09-19 | 管路用枕木 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3180117U (ja) |
-
2012
- 2012-09-19 JP JP2012005708U patent/JP3180117U/ja not_active Expired - Lifetime
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