JP3179964B2 - 防振ゴム装置 - Google Patents

防振ゴム装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動車のサスペンショ
ンマウントゴムやエンジンマウントゴムのような防振ゴ
ム装置に係り、特にその弾性ブロックの有利な構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】このような防振ゴム装置の一例として、
エンジン側の上側ブラケットと車体側に取付けられる下
側ブラケット間を、側面視略円錐台状の筒型部材である
ゴム製の弾性ブロックで連結したエンジンマウントがあ
る。また、防振すべき振動の主たる入力方向Zにおける
バネ定数に対し、これと直交するとともにそれぞれも互
いに直交する2方向X、Yの各方向におけるバネ定数の
比を1以上にすることが要求される仕様もある。この場
合は弾性ブロックを側面視略円錐台の筒型部材とし、そ
の上端部である小径側の開放端を内側へ向かって傾斜す
るテーパー面に形成して、この面に対応するテーパー面
が形成された上側ブラケットを接触させたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにすると、上
記の比を実現できるが、弾性ブロックに剪断方向の荷重
が主体的に負荷されるため、エンジンの発熱によるクリ
ープ量が増加し、分担荷重が100kg以上の用途に使
用できなかった。そこで、弾性ブロックの中間部に補強
リングを設けることが考えられたが、この場合は製品が
大型化してしまうという問題があった。本願は係る問題
を解決するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本願は、車体側又は振動部材側のいずれか一方へ取付け
られる第1の連結部材と、他方へ取付けられる第2の連
結部材と、これら両部材間に設けられる弾性体ブロック
とを備えるとともに、防振すべき振動の主たる入力方向
Zにおけるバネ定数に対し、前記入力方向Zと直交する
とともにそれぞれも互いに直交する2方向X、Yの各方
向におけるバネ定数の比を1以上にした防振ゴム装置に
おいて、前記弾性体ブロックは側面視で略円錐台状の筒
型をなし、前記第1の連結部材は略円筒状をなしてその
一端に外フランジを形成し、ここで弾性体ブロックの底
辺部側を支持する第1の荷重受け面をなし、前記第2の
連結部材は下すぼまり形状をなすテーパー部と、その上
端側に形成される外フランジ及び他端側の底部を備え、
前記第2の連結部材は前記弾性ブロックの軸心部へ一体
化され、前記第2の連結部材の外フランジが前記弾性ブ
ロックの上部側にてその端部に重なる第2の荷重受け面
をなし、所定の静的荷重の負荷状態で、前記第1の荷重
受け面と前記テーパー部の底部との相対位置が、側面視
において一致もしくは重なるようにするとともに、前記
弾性ブロックの外側面には変曲点であるポイントライン
が前記第1の連結部材側及び前記第2の連結部材側とに
前記Z方向へ隔たって設けられ、前記弾性ブロックの外
側面には肉厚の変曲点を周方向へつないで形成されるポ
イントラインが前記第1の連結部材側及び前記第2の連
結部材側とに前記Z方向へ隔たって設けられ、これらの
各ポイントラインは前記入力方向Zから見たとき、それ
ぞれ略真円状をなし、かつ同心円状に配置されるととも
に、主たる振動入力方向Zが上下方向になるよう配置し
たとき前記各ポイントラインの高さが周方向で変化して
いることを特徴とする。
【0005】なお、本願発明におけるポイントラインと
は、本願発明に係る防振ゴム装置を主たる振動入力方向
Zが上下方向になるよう配置したとき弾性ブロック外側
面の上下部分に表れる線であり、弾性ブロック外側面の
上下部分に形成される変曲点を周方向へつなぐことによ
り形成される線である。
【0006】さらに、前記第1又は第2の連結部材に設
けられた外フランジの少なくともいずれか一方に重なる
突出部を弾性ブロックへ一体に設けるとともに、この突
出部を厚肉とし、かつその肉厚を周方向に変化させるこ
ともできる。
【0007】そのうえ、前記第1及び第2の連結部材と
弾性ブロックとの間に仕切壁で複数に区画された液室を
設け、これらの液室に液体を封入するとともに、オリフ
ィス通路で連通させるようにすることもできる。
【0008】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、所定の静的荷
重を負荷した状態において、主たる入力方向Zにおける
第1の連結部材と第2の連結部材の各荷重受け面の相対
位置が、側面視において一致もしくは重なる。したがっ
て、Z方向に対する弾性ブロックのバネ定数のX又はY
方向の比がそれぞれ1以上になるように設定しても、弾
性ブロックの中間にリングを設ける必要もなくなり、か
つ全体が大型化せずコンパクトになる。
【0009】また、第1及び第2の連結部材側の各ポイ
ントラインをZ方向から見て略真円状とし、かつ同心円
状に配置したので、XY方向のZ方向に対するバネ比を
変化させ、弾性ブロックの応力を緩和して耐久性を高め
ることができる。さらに各ポイントラインの高さを周方
向で変化させることによっても同様の効果を期待でき
る。
【0010】請求項3の発明によれば、第1又は第2の
連結部材に設けた外フランジの少なくともいずれか一方
へ重なるようにZ方向と直交方向へ突出する厚肉突出部
弾性ブロックへ一体に設けるとともに、この突出部を
厚肉とし、かつその肉厚を周方向へ変化させることによ
、XY方向のZ方向に対するバネ比を変化させ、筒部
の応力を緩和して耐久性を向上できる。そのうえ請求項
4のように、請求項1乃至3のいずれかの発明を、オリ
フィス通路で複数液室間を連通してなる防振装置に対し
適用することもできる。
【0011】
【実施例】図1乃至図6に基づいてエンジンマウントと
して構成された一実施例を説明する。図2はエンジンマ
ウントの全体側面図(図3のF矢視方向図)、図3は平
面図(図2の上方からZ方向に沿って示す図)、図4は
図3の4−4線に沿う断面図であり、防振する振動の主
入力方向Z(図2)と直交する振動の方向Yに沿い、図
5は図3のY矢視方向半断面図である。
【0012】これらの図において、このエンジンマウン
トは、ボルト1aによって振動側であるエンジンへ取付
けられる第1の連結部材1と、車体側と連結する第2の
連結部材2とが、中空で略円錐台状をしたゴム製の弾性
ブロック3の両端部へ連結されている。但し、エンジン
側と車体側の連結関係は逆であってもよい。
【0013】第2の連結部材2は略筒状の本体部4と、
その一端部に取付けられたハウジング5を備え、このハ
ウジング5内にダイアフラム6が設けられている。この
ダイアフラム6と第2の連結部材2及び弾性ブロック3
によって、非圧縮性の液体が封入された液室が形成され
ている。なお、4aと5aはそれぞれ本体部4及びハウ
ジング5に設けられた取付用ブラケットである。
【0014】この液室は弾性仕切壁7によって弾性ブロ
ック3側の第1室8と弾性仕切壁7より下方の第2室9
に区画され、両室はオリフィス通路10によって連通さ
れている。オリフィス通路10は、弾性仕切壁7の外周
部に形成された上方が開放されているリング溝と、その
開放部を覆って弾性仕切壁7に重ねられたリングプレー
ト11の間に形成され、リングプレート11の一部に形
成された連通孔12で第1室8と連通し、仕切壁支持部
材13に設けられた穴14(図5)によって第2室9に
連通している。
【0015】弾性仕切壁7はリングプレート11が重な
る外周部と、それよりも中央側に一体に形成された薄肉
のメンブラン部7aと、その下面で外周部との境界部に
形成されたストッパー部15とを備え、ストッパー部1
5は分離溝により弾性仕切壁7から分離されたリップ状
部分であり、その先端が仕切壁支持部材13の内壁16
へ突き当て可能になっている。
【0016】ストッパー部15は、予め先端が仕切壁支
持部材13の内壁17へ突き当てるか、メンブラン部が
所定の弾性変形したとき突き当てるようにすることによ
り、メンブラン部のバネ特性に非線形を与えるようにな
っている。
【0017】仕切壁支持部材13は略U字状断面部を有
するリング状の部材であり、リングプレート11と平行
に弾性仕切壁7の反対面(裏面)に沿い、略U字状部分
には弾性仕切壁7の外周部が嵌合し、かつ内壁16の内
周側先端16aが分離溝7b内へ入り込んでリングプレ
ート11と平行に中心側へ屈曲している。
【0018】仕切壁支持部材13は、弾性仕切壁7の外
周部を嵌合した状態で、上側にリングプレート11を重
ね、かつ底部にダイアフラム5の周囲に取付けられたリ
ング17を挟んでハウジング5のフランジ18に乗せ、
本体部4の開放端部19をカシメることにより、第2の
連結部材2へ固着されている。
【0019】第1室8内には、中高周波数の振動を主体
に減衰するオリフィス板20が、弾性ブロック3の軸心
部を通って第1室8内へ突出する第1の連結部材1と一
体の支持部材21の先端に取付けられて設けられ、この
オリフィス板20の周囲と弾性ブロック3とによって小
液室22が区画され、オリフィス板20周囲の幅の狭い
連通路22aにより液室8と連通されている。
【0020】図4に明らかなように、第1の連結部材1
はボルト1aと一体のプレート1bとこれに溶接された
支持部材21からなり、支持部材21は略ワイングラス
状をなし、中空で下すぼまり形状のテーパー部30と、
首部33を有する。テーパー部30は上方に開放された
部材であり、その開放端に設けられた外フランジ31が
プレート30と重なって一体化されている。テーパー部
30の底部32において液室8内へ突出する首部33と
連続している。
【0021】この底部32は振動側金具である支持部材
21の下端側荷重受け部をなし、100kg以上の分担
荷重が負荷される所定の静的荷重の負荷状態において、
振動受け側金具の上面に相当する外フランジ35の荷重
受け面を示す規準ラインLと重なる一致位置にある(図
6参照)。
【0022】規準ラインLは、振動受け側金具である第
2の連結部材2における荷重受け面をなす外フランジ3
5の上面を示し、この規準ラインLに沿って本体部4の
上端部から連続して規準ラインL方向へ突出する外フラ
ンジ35が形成されている。
【0023】弾性ブロック3は上方に向かって小径化す
る略円錐台状の中空部材であり、その底部には略円錐形
状の空間が形成され、この空間の上方に位置する弾性ブ
ロック3の軸心部には支持部材21が上下方向に長く一
体化されている。
【0024】支持部材21のテーパー部30周囲を囲む
弾性ブロック3の中央部40は、内周面が支持部材21
のテーパー部30の外周面における傾斜に一致して下す
ぼまりの斜面をなし、その上端の開口縁部近傍には外フ
ランジ31を嵌合させるための上段部41が形成され、
下方には支持部材21のテーパー部30が首部33の上
端部へ接続する部分である底部32が乗る段部42が形
成されている。
【0025】弾性ブロック3の外側面44は裾広がり状
の傾斜面をなし、その中間部に外フランジ35と平行に
軸直交方向すなわちX、Y変位方向へ突出するフランジ
状の厚肉突出部45が一体に形成されている。この厚肉
突出部45は肉厚に形成されて外フランジ35上へ重ね
られ、かつその肉厚は周辺部から軸中心方向へ向かって
徐々に厚肉化している。
【0026】弾性ブロック3の前記略円錐形状の空間を
囲む内側面46は外側面44側よりも緩い傾斜の湾曲面
をなし、外側面44と内側面46に挟まれた部分は略斜
めに第1の連結部材1と本体部4を連結し、本体部4側
が若干薄肉になっている。弾性ブロック3の下部は本体
部4の内面に沿った薄肉の筒状部となっている。また、
弾性ブロック3のバネ定数は、Z方向に対するX又はY
方向の比がそれぞれ1以上になるように設定されてい
る。
【0027】図1のa部は弾性ブロック3の第1の連結
部材1側のポイントライン48と本体部4側のポイント
ライン49の関係をZ方向から示す図であり、双方のポ
イントラインはそれぞれほぼ真円形状をなして同心円上
に配置され、第1の連結部材1側のポイントライン48
の方が本体部4側のポイントライン49よりも小径にな
っている。
【0028】これらのポイントライン48、49は、外
側面44の上下部分における周方向へ形成された変曲点
をつなぐ線であり、図6に示すように外側面44は上下
方向の中間部が基準ラインLに対して角θで交わる傾斜
面をなし、その上下で大きく変曲する部分に形成されて
いる。
【0029】図1のb部はこれらのポイントラインをX
方向から、同じくc部はY方向から示した図であり、第
1の連結部材1側のポイントライン48と本体部4側の
ポイントライン49はそれぞれ高さ変化がH1、H2と
なるように変化しており、第1の連結部材1側のポイン
トライン48はX視方向において軸芯部が最低で、逆に
Y視方向で軸芯部が最高になる。逆に、本体部4側のポ
イントライン49はX視方向において軸芯部が最高で、
Y視方向で軸芯部が最低になっている。
【0030】次に、本実施例の作用を説明する。図4に
おいて、例えば、第1の連結部材1側をエンジンに取付
け、第2の連結部材2のブラケット4aを車体側へ取付
け、静的荷重負荷状態で100kg以上の分担荷重を負
荷する。このとき、図6に明らかなように、第1の連結
部材1の下端部である底部32は規準ラインLと同位置
にある。
【0031】したがって、弾性ブロック3のバネ定数
が、Z方向に対するX又はY方向の比がそれぞれ1以上
になるように設定しても、弾性ブロック3の中間にリン
グを設ける必要もなくなり、かつ全体が大型化せずコン
パクトになる。
【0032】なお、本実施例において、底部32と外フ
ランジ35との相対位置は、底部32の下端部が基準ラ
インL上にあるとき一致している状態とし、図6に示す
ように側面視において底部32の中央部を基準ラインL
が通っている場合は重なっている状態とする。また、後
者の場合は底部32をさらに基準ラインLよりも下方へ
位置させることもできる。
【0033】さらに、第1の連結部材1側のポイントラ
イン48及び本体部4側のポイントライン49を平面視
で真円状としたので、XY方向のZ方向に対するバネ比
を変化させ、弾性ブロックの応力を緩和して耐久性を高
めることができる。そのうえ、各ポイントラインを同心
円状にし、かつ高さを周方向で変化させたので、さらに
このような効果を高めることができる。
【0034】そのうえ、各ポイントラインの高さを周方
向で変化させることを組み合わせることによりさらなる
同様な効果が得られる。
【0035】また、規準ラインLに沿ってZ方向と直交
方向へ突出する厚肉突出部45を厚肉とし、かつその肉
厚を軸芯方向へ向かって徐々に厚くなるように変化させ
たので耐久性を向上できる。
【0036】そのうえ、内部を弾性仕切壁7によって弾
性ブロック3側の第1室8と弾性仕切壁7より下方の第
2室9に区画し、両室をオリフィス通路10によって連
通したので、低周波で比較的大きな振幅の入力振動をオ
リフィス通路10で減衰するとともに、弾性仕切壁7に
よってバネ特性を非線形かつ連続的に変化させることが
できる。また、オリフィス板20によって中高周波数の
振動を効果的に減衰できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】弾性ブロックの平面並びにXY各側面を示す図
【図2】実施例に係るエンジンマウントの側面図
【図3】実施例に係るエンジンマウントの平面図
【図4】図3における4−4線拡大断面図
【図5】実施例に係るエンジンマウントの図3X矢視方
向半断面図
【図6】静的負荷状態における要部拡大断面図
【符号の説明】
1:第1の連結部材、2:第2の連結部材、3:弾性ブ
ロック、4:ハウジング、7:弾性仕切壁、8:第1
室、9:第2室、10:オリフィス通路、35:フラン
ジ部、45:厚肉突出部、48:第1の連結部材側のポ
イントライン、49:本体部側のポイントライン、L:
規準ライン。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側又は振動部材側のいずれか一方へ
    取付けられる第1の連結部材と、他方へ取付けられる第
    2の連結部材と、これら両部材間に設けられる弾性体ブ
    ロックとを備えるとともに、防振すべき振動の主たる入
    力方向Zにおけるバネ定数に対し、前記入力方向Zと直
    交するとともにそれぞれも互いに直交する2方向X、Y
    の各方向におけるバネ定数の比を1以上にした防振ゴム
    装置において、 前記弾性体ブロックは側面視で略円錐台状の筒型をな
    し、 前記第1の連結部材は略円筒状をなしてその一端に外フ
    ランジを形成し、ここで弾性体ブロックの底辺部側を支
    持する第1の荷重受け面をなし、 前記第2の連結部材は下すぼまり形状をなすテーパー部
    と、その上端側に形成される外フランジ及び他端側の底
    部を備え、 前記第2の連結部材は前記弾性ブロックの軸心部へ一体
    化され、前記第2の連結部材の外フランジが前記弾性ブ
    ロックの上部側にてその端部に重なる第2の荷重受け面
    をなし、 所定の静的荷重の負荷状態で、前記第1の荷重受け面と
    前記テーパー部の底部との相対位置が、側面視において
    一致もしくは重なるようにするとともに、 前記弾性ブロックの外側面には変曲点を周方向へつない
    形成されるポイントラインが前記第1の連結部材側及
    び前記第2の連結部材側とに前記Z方向へ隔たって設け
    られ、 これらの各ポイントラインは前記入力方向Zから見たと
    き、それぞれ略真円状をなし、かつ同心円状に配置され
    るとともに、 主たる振動入力方向Zが上下方向になるよう配置したと
    き、前記各ポイントラインの高さが周方向で変化してい
    ことを特徴とする防振ゴム装置。
  2. 【請求項2】 前記第1又は第2の連結部材に設けられ
    た外フランジの少なくとも一方に重なる突出部を弾性ブ
    ロックへ一体に設けるとともに、この突出部を厚肉と
    し、かつその肉厚を周方向に変化させたことを特徴とす
    る請求項1に記載した防振ゴム装置。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2の連結部材と弾性ブロ
    ックとの間に仕切壁で複数に区画された液室を設け、こ
    れらの液室に液体を封入するとともに、オリフィス通路
    で連通したことを特徴とする請求項1又は2のいずれか
    に記載した防振ゴム装置。
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