JP3179906U - サンゴを加工した装飾品 - Google Patents
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Abstract
【課題】造礁サンゴなどのように微細孔を無数に有する多孔質サンゴの特性をできるだけそのまま生かし、多孔質サンゴを所定の形状に切断する際にも多量の粉塵が発生することがない、サンゴを加工した装飾品を提供する。
【解決手段】無数の微細孔からなる縦孔で連通している多孔質サンゴ11の死骸を加工した装飾品10であって、無数の微細孔12からなる縦孔で連通している多孔質サンゴの死骸は液状の石材用接着剤を浸透させ、かつ多孔質サンゴの縦孔を横断するように所定形状に切断してサンゴを加工した装飾品とする。
【選択図】図1
【解決手段】無数の微細孔からなる縦孔で連通している多孔質サンゴ11の死骸を加工した装飾品10であって、無数の微細孔12からなる縦孔で連通している多孔質サンゴの死骸は液状の石材用接着剤を浸透させ、かつ多孔質サンゴの縦孔を横断するように所定形状に切断してサンゴを加工した装飾品とする。
【選択図】図1
Description
本考案は、造礁サンゴなどのように微細孔を無数に有する多孔性サンゴの装飾品に関し、特にペンダントやブローチ、ネクタイピン、ヘアピン、カフスボタン、イヤリング、キーホルダーなどの身飾品に適したサンゴを加工した装飾品に関する。
従来から、無数の微細孔を有する多孔性サンゴは、単に鎖を取り付けて、ペンダントなどとして利用されている程度であり、特別の加工を施して、付加価値を高めるといった工夫はなされていない。
特に、多孔性サンゴの側面に現れる縦孔の凹凸状態の加工が、着色のみの技術では非常に難しかったと思われる。そのため、薄く平たい商品に加工は困難であり、そこにそのような商品が普及しなかった要因があると考えられる。
特に、多孔性サンゴの側面に現れる縦孔の凹凸状態の加工が、着色のみの技術では非常に難しかったと思われる。そのため、薄く平たい商品に加工は困難であり、そこにそのような商品が普及しなかった要因があると考えられる。
特別の加工例として、特開昭56−109610号公報(特許文献1参照)には、天然サンゴを硝酸銀を含む溶液中に一定時間浸漬した後、被加工片を少なくとも褐色系の変色終点に至るまで大気中に自然放置するサンゴ加工品の製造方法が記載されている。
また、特開昭64−85604号公報(特許文献2参照)には、造礁サンゴを適宜の形に切断して装飾本体を形成する工程、該装飾本体を洗浄漂白する工程、該装飾本体のポリプ孔に溶融合成樹脂を含浸する工程、樹脂含浸された装飾本体を艶だし表面仕上げする工程とからなることを特徴とするサンゴ装飾体の製造方法が記載されている。なお前記合成樹脂としてはアクリル樹脂が例示されている。
特開平9−313223号公報(特許文献3参照)には、カルシウムを主成分とする有機宝石(例えば、真珠あるいは装飾珊瑚)の表面に、弗化カルシウムを主成分とする保護層を形成することにより、耐酸性および表面硬度を大幅に向上させるようにした耐酸性を有する有機宝石が記載されている。
特開平11−105497号公報(特許文献4参照)には、枝サンゴなどのように微細孔を無数に有する多孔性サンゴの加工品であって、多孔性サンゴの微細孔中に香料を含ませてなることを特徴とするサンゴ加工品が記載されている。
しかしながら、これらの方法は、サンゴを硝酸銀を含む溶液中に浸漬したり、ポリプ孔に溶融合成樹脂を含浸したり、弗化カルシウムを主成分とする保護層を形成したり、多孔性サンゴの微細孔中に香料を含ませたりという特別かつ複雑な作業を要し、コスト高となってしまう。
しかも、多孔質サンゴを所定の形状に切断する際には多量の粉塵が発生して作業環境を悪化させたり、発生した多孔質サンゴからなる粉塵の処置に困ってしまうという問題点があった。
しかも、多孔質サンゴを所定の形状に切断する際には多量の粉塵が発生して作業環境を悪化させたり、発生した多孔質サンゴからなる粉塵の処置に困ってしまうという問題点があった。
ところで、現在サンゴにおける環境はあまり良好とはいえず、死滅するものが増えている状況である。死滅したサンゴの一部は飾り物として販売されているものもあるが、産地では積み上げて垣根に使用したり、砕いて道路に敷かれたりしているのが実情である。また小さいものは、海岸に打ち上げられたままに放置されている。
しかしながら、以前に提案された前記各方法では、多孔質サンゴの性質上、加工、特に切断工程で欠落することが多く、非常に歩留まりが悪いため加工には適さなかった。しかも、商品となったサンゴの身飾品は固い床等に落とすと割れてしまうという弱点があった。
また、加工中に粉塵は発生しやすいという問題点もあった。
しかしながら、以前に提案された前記各方法では、多孔質サンゴの性質上、加工、特に切断工程で欠落することが多く、非常に歩留まりが悪いため加工には適さなかった。しかも、商品となったサンゴの身飾品は固い床等に落とすと割れてしまうという弱点があった。
また、加工中に粉塵は発生しやすいという問題点もあった。
本考案者の考察によれば、今まで多孔性サンゴの加工が困難だったのはサンゴの側面となる縦孔の処置だったと思われる。そして、従前における塗料のみの加工の場合、側面が凹凸にかけてくるため、それを処置する技術は存在しなかったと思われる。
そこで、それらの欠点を取り除き、多孔質のサンゴを加工した良質の装飾品を提供することを本考案は目的としている。
そこで、それらの欠点を取り除き、多孔質のサンゴを加工した良質の装飾品を提供することを本考案は目的としている。
すなわち、本考案の技術的課題は、このような問題に着目し、造礁サンゴなどのように微細孔を無数に有する多孔性サンゴの特性をできるだけそのまま生かし、多孔質サンゴを所定の形状に切断する際にも多量の粉塵が発生することがないので作業環境を悪化させたり、発生した多孔質サンゴからなる粉塵の処置に困ることのない、サンゴを加工した装飾品を提供することにある。
前記課題を解決するため、この考案のサンゴを加工した装飾品は、無数の微細孔からなる縦孔で連通している多孔質サンゴの死骸を加工した装飾品であって、無数の微細孔からなる縦孔で連通している多孔質サンゴの死骸は液状の石材用接着剤を浸透されており、かつ多孔質サンゴの縦孔を横断するように所定形状に切断されていることを特徴とするものである。
この考案のサンゴを加工した装飾品において、前記液状の石材用接着剤は、イソシアネート系接着剤、アクリル変性シリコーン樹脂系接着剤、エポキシ樹脂系、湿潤面硬化形エポキシ樹脂系接着剤から選ばれ、かつ前記石材用接着剤を構成する高浸透性と粘性のものを、サンゴの微細孔の状態によって使い分けて製品としたことをも特徴とするものである。
この考案のサンゴを加工した装飾品において、前記液状の石材用接着剤は、無色である通常の状態のままで使用するか、あるいはそれに着色剤または顔料を混合し、前記無数の微細孔からなる縦孔で連通している多孔質サンゴの死骸を所定の色合いに着色することをも特徴とするものである。
前記第1考案によれば、石材用接着剤に着色剤を混合させ、無数の微細孔からなる縦孔で連通している多孔質サンゴに注入加工した装飾品が所定の色合いに着色されているので、非常にカラフルで商品価値の高いサンゴを加工した身飾品等の装飾品を提供することが可能となった。
また、多孔質サンゴを所定の形状に切断する際にも多量の粉塵が発生することがないので作業環境を悪化させたり、発生した多孔質サンゴからなる粉塵の処置に困ることのない、サンゴを加工した装飾品を提供するが可能となった。
その際、本考案では石材用接着剤を使用するため切断後のサンゴの端材が少なくなり、端材の処置に困ることがない。
また、多孔質サンゴを所定の形状に切断する際にも多量の粉塵が発生することがないので作業環境を悪化させたり、発生した多孔質サンゴからなる粉塵の処置に困ることのない、サンゴを加工した装飾品を提供するが可能となった。
その際、本考案では石材用接着剤を使用するため切断後のサンゴの端材が少なくなり、端材の処置に困ることがない。
前記第2考案によれば、前記液状の石材用接着剤は、イソシアネート系接着剤、アクリル変性シリコーン樹脂系接着剤、エポキシ樹脂系、湿潤面硬化形エポキシ樹脂系接着剤から選ばれるので、多孔質サンゴの無数の微細孔からなる連通した縦孔内に無理なく浸透し、非常に製作が簡単でしかも多孔質サンゴの色合いや雰囲気を損なうことなく製品化することができる。
なお、前記石材用接着剤には高浸透性を有するものと粘性を有するものとがあるため、多孔質サンゴの孔の状態によって使い分けることが望ましい。すなわち、多孔質サンゴの深部の微細孔まで浸透させるのは高浸透性の接着剤を、一方、孔の大きなものは粘性の接着剤を使用すればよく、いずれにしても多孔質サンゴの表面の凹凸を均一にし、平らで滑らかに仕上げることができる。
このようにすれば、多孔質サンゴの色合いや雰囲気を損なうことなく、良質な製品化が可能となった。また多孔質サンゴの深部まで接着剤を注入するため、従来の製品より格段に硬度が増し、落としても損傷を受けない程度に衝撃に強い商品を提供することが可能となった。
このようにすれば、多孔質サンゴの色合いや雰囲気を損なうことなく、良質な製品化が可能となった。また多孔質サンゴの深部まで接着剤を注入するため、従来の製品より格段に硬度が増し、落としても損傷を受けない程度に衝撃に強い商品を提供することが可能となった。
前記第3考案によれば、前記液状の石材用接着剤は、着色剤を含有し、無数の微細孔からなる縦孔で連通している多孔質サンゴを加工した装飾品が所定の色合いに着色されているので、非常にカラフルで商品価値の高いサンゴを加工した装飾品を提供することが可能となった。
なお、無色の接着剤のみでもサンゴの素材そのものを美しく見せることができる。
もちろん、着色することによってサンゴの模様がカラフルになり際だって美しく装飾品、とりわけ身飾品としての価値を飛躍的に高めることができる。
なお、無色の接着剤のみでもサンゴの素材そのものを美しく見せることができる。
もちろん、着色することによってサンゴの模様がカラフルになり際だって美しく装飾品、とりわけ身飾品としての価値を飛躍的に高めることができる。
本考案によって得られる製品はすべて多孔質サンゴの死骸を利用するため、環境破壊等につながるものではない。
そして、これらの多孔質サンゴが商品として販売可能になった場合は、その利益の一部を珊瑚の養殖等を行っている環境保護団体等に協力、還元することも可能である。
そして、これらの多孔質サンゴが商品として販売可能になった場合は、その利益の一部を珊瑚の養殖等を行っている環境保護団体等に協力、還元することも可能である。
次に、この考案のサンゴを加工した装飾品の実施の形態を、添付図面に基いて詳細に説明する。
図面はこの考案のサンゴを加工した装飾品10として、身飾品、例えばペンダントに適用した際を示すものであり、図1ないし図3において、11は造礁サンゴなどのように微細孔を無数に有する多孔質サンゴの死骸であり、サンゴ虫(ポリプ)によって形成された炭酸カルシウムの骨格である。サンゴ虫が棲息していた放射方向の微細孔12を無数に有している。そして、各微細孔12の間の壁部も、炭酸カルシウムが堆積して成長したもので、目視できないほどの微細な孔を有しており、通気性が極めて高い。
図面はこの考案のサンゴを加工した装飾品10として、身飾品、例えばペンダントに適用した際を示すものであり、図1ないし図3において、11は造礁サンゴなどのように微細孔を無数に有する多孔質サンゴの死骸であり、サンゴ虫(ポリプ)によって形成された炭酸カルシウムの骨格である。サンゴ虫が棲息していた放射方向の微細孔12を無数に有している。そして、各微細孔12の間の壁部も、炭酸カルシウムが堆積して成長したもので、目視できないほどの微細な孔を有しており、通気性が極めて高い。
そして前記無数の微細孔12からなる縦孔で連通している多孔質サンゴ11は、液状の石材用接着剤13を浸透されており、かつ図3に示すように、多孔質サンゴ11の縦孔を横断するように所定形状に切断されている。
このように多孔質サンゴ11の縦孔を横断するように所定形状に切断したサンゴを加工した身飾品、例えばペンダントとすることにより、得られた製品は均一な品質で、しかも図形的にもすぐれた模様を備えたサンゴを加工した装飾品10とすることができる。
図1において14は、多孔質サンゴ11の適所に開けられた吊下げ用の小孔で、この小孔14に紐類15を挿通してループ状とすることによりサンゴを加工した装飾品10をペンダント等として使用することができる。
このように多孔質サンゴ11の縦孔を横断するように所定形状に切断したサンゴを加工した身飾品、例えばペンダントとすることにより、得られた製品は均一な品質で、しかも図形的にもすぐれた模様を備えたサンゴを加工した装飾品10とすることができる。
図1において14は、多孔質サンゴ11の適所に開けられた吊下げ用の小孔で、この小孔14に紐類15を挿通してループ状とすることによりサンゴを加工した装飾品10をペンダント等として使用することができる。
前記液状の石材用接着剤13としては、イソシアネート系接着剤、アクリル変性シリコーン樹脂系接着剤、エポキシ樹脂系、湿潤面硬化形エポキシ樹脂系接着剤から選んで使用することが望ましい。
これらの接着剤によれば、無数の微細孔12からなる縦孔の連通部分へ迅速に浸透し、したがって各微細孔12の間の壁部を確実に補強することとなり、切断作業等の際にも多量の粉塵が発生することがないので作業環境を悪化させたり、発生した多孔質サンゴからなる粉塵の処置に困ることがない。
これらの接着剤によれば、無数の微細孔12からなる縦孔の連通部分へ迅速に浸透し、したがって各微細孔12の間の壁部を確実に補強することとなり、切断作業等の際にも多量の粉塵が発生することがないので作業環境を悪化させたり、発生した多孔質サンゴからなる粉塵の処置に困ることがない。
また、前記液状の石材用接着剤13には、適宜の着色剤を含有させることができる。
前記着色剤としては、有機や無機の着色顔料や、染料等、前記石材用接着剤13との相性等を勘案して適宜選択して配合し、無数の微細孔12からなる縦孔で連通している多孔質サンゴを加工した装飾品10を、所定の色合いにカラフルに着色することを可能とするものである。
前記着色剤としては、有機や無機の着色顔料や、染料等、前記石材用接着剤13との相性等を勘案して適宜選択して配合し、無数の微細孔12からなる縦孔で連通している多孔質サンゴを加工した装飾品10を、所定の色合いにカラフルに着色することを可能とするものである。
より具体的な加工手順について説明する。
1)多孔質サンゴを縦孔を横断するように切断する。
2)切断した多孔質サンゴに高浸透性の接着剤を注入する。また接着液に浸してもよい。
なおその際、真空機器を使用すると深部の微細孔まで浸透し、効率が良い。
3)多孔質サンゴの深部まで接着剤が注入できたら、取り出して乾燥させる。
接着剤の効果促進剤を使うと数秒で固化する。
4)多孔質サンゴが固化した後、身飾品等の形状に応じて適宜の形に切断し、細かいところまで削って整形してゆく。
5)整形後は、研磨器にて多孔質サンゴの表面を磨いてゆく。例えば♯3000(3千メッシュ)くらいまで磨くと、光沢やサンゴの模様等が際立って美しくなり、商品価値が飛躍的に向上する。
6)その後、身飾品の商品形態に応じてリング用の孔開け、ブローチのピン止め等を取り付ける。
7)なお、無色の石材用接着剤のみを使用し、着色剤や顔料等で着色されていなくとも、滑らかな光沢と多孔質サンゴの模様の美しさは商品として十分な価値を有している。
1)多孔質サンゴを縦孔を横断するように切断する。
2)切断した多孔質サンゴに高浸透性の接着剤を注入する。また接着液に浸してもよい。
なおその際、真空機器を使用すると深部の微細孔まで浸透し、効率が良い。
3)多孔質サンゴの深部まで接着剤が注入できたら、取り出して乾燥させる。
接着剤の効果促進剤を使うと数秒で固化する。
4)多孔質サンゴが固化した後、身飾品等の形状に応じて適宜の形に切断し、細かいところまで削って整形してゆく。
5)整形後は、研磨器にて多孔質サンゴの表面を磨いてゆく。例えば♯3000(3千メッシュ)くらいまで磨くと、光沢やサンゴの模様等が際立って美しくなり、商品価値が飛躍的に向上する。
6)その後、身飾品の商品形態に応じてリング用の孔開け、ブローチのピン止め等を取り付ける。
7)なお、無色の石材用接着剤のみを使用し、着色剤や顔料等で着色されていなくとも、滑らかな光沢と多孔質サンゴの模様の美しさは商品として十分な価値を有している。
次に、より具体的な着色手順について説明する。
a)多孔質サンゴを切断後、多孔質サンゴの孔に色を混ぜた接着剤を直接注入するか、また接着液に浸す。
その際にも、真空機器を使用すると深部の微細孔まで短時間に注入することができる。
また、着色液を最初に塗り込み、乾燥後、浸透性接着剤を真空機器を使って微細孔まで接着剤が入るようにする。
b)その後は前項と同じで、適宜の形に切断、整形、研磨して仕上げる。
c)どの方法でも接着剤が多孔質サンゴの深部まで入れば、硬度や美しさを保ち、サンゴ本来の雰囲気を損なわない。
a)多孔質サンゴを切断後、多孔質サンゴの孔に色を混ぜた接着剤を直接注入するか、また接着液に浸す。
その際にも、真空機器を使用すると深部の微細孔まで短時間に注入することができる。
また、着色液を最初に塗り込み、乾燥後、浸透性接着剤を真空機器を使って微細孔まで接着剤が入るようにする。
b)その後は前項と同じで、適宜の形に切断、整形、研磨して仕上げる。
c)どの方法でも接着剤が多孔質サンゴの深部まで入れば、硬度や美しさを保ち、サンゴ本来の雰囲気を損なわない。
この考案のサンゴを加工した装飾品としては、種々の用途に利用でき、前記図1および図2において説明したペンダントのみならず、例えば、ブローチやネクタイピン、ヘアピン、カフスボタン、イヤリング、キーホルダーなど、身飾品として多様な用途に適用することができる。
また、例えば多孔質サンゴの死骸の中心部分をくりぬくことにより、その内部に照明具を取り付けてランプシェード等としても使用することができる。
また、例えば多孔質サンゴの死骸の中心部分をくりぬくことにより、その内部に照明具を取り付けてランプシェード等としても使用することができる。
10 サンゴを加工した装飾品
11 多孔性サンゴ
12 微細孔
13 石材用接着剤
14 吊下げ用の小孔
15 紐類
11 多孔性サンゴ
12 微細孔
13 石材用接着剤
14 吊下げ用の小孔
15 紐類
Claims (3)
- 無数の微細孔からなる縦孔で連通している多孔質サンゴの死骸を加工した装飾品であって、無数の微細孔からなる縦孔で連通している多孔質サンゴの死骸は液状の石材用接着剤を浸透されており、かつ多孔質サンゴの縦孔を横断するように所定形状に切断されていることを特徴とするサンゴを加工した装飾品。
- 前記液状の石材用接着剤は、イソシアネート系接着剤、アクリル変性シリコーン樹脂系接着剤、エポキシ樹脂系、湿潤面硬化形エポキシ樹脂系接着剤から選ばれ、かつ前記石材用接着剤を構成する高浸透性と粘性のものを、サンゴの微細孔の状態によって使い分けて製品としたことを特徴とする請求項1に記載のサンゴを加工した装飾品。
- 前記液状の石材用接着剤は、無色である通常の状態のままで使用するか、あるいはそれに着色剤または顔料を混合し、前記無数の微細孔からなる縦孔で連通している多孔質サンゴの死骸を所定の色合いに着色することを特徴とする請求項1に記載のサンゴを加工した装飾品。
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JP2012005578U JP3179906U (ja) | 2012-09-12 | 2012-09-12 | サンゴを加工した装飾品 |
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