JP3179735U - 小物入れ - Google Patents
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Abstract
【課題】内容物を視認でき、吊下げた状態でも内容物を取出し易く、さらには取り付け場所を汚したり傷付けたりしない小物入れを提供する。
【解決手段】袋状部材の左右両側面の上部に棒状部材貫通用孔7,7をそれぞれ設け、前記袋状部材のうち棒状部材貫通用孔7,7より上方を袋入り口部4とすると共に下方を袋収容部5とし、袋入り口部4には入り口を、また袋収容部5には開閉手段8を有する取出口をそれぞれ形成して成る。入り口を左右方向に長いスリットにするとよい。
【選択図】図1
【解決手段】袋状部材の左右両側面の上部に棒状部材貫通用孔7,7をそれぞれ設け、前記袋状部材のうち棒状部材貫通用孔7,7より上方を袋入り口部4とすると共に下方を袋収容部5とし、袋入り口部4には入り口を、また袋収容部5には開閉手段8を有する取出口をそれぞれ形成して成る。入り口を左右方向に長いスリットにするとよい。
【選択図】図1
Description
本考案は、小物入れの改良に関する。
吊下げ部材を備えた袋状の小物入れがある(特許文献1)。 小物が散乱せず、便利である。また、壁等に固定したフック等の吊下げ手段に吊下げればよく、取付けが容易である。
しかし、ポケット内の収容物が見えず、何を収容したのかが分からなくなり易い。また、吊下げたままの状態では内容物を取出し難い。加えてフック等の吊下げ手段がない状態では使用できず、取り付け場所を汚したり傷付けたりしたくない場合には不向きである。
そこで本考案は、内容物を視認でき、吊下げた状態でも内容物を取出し易く、さらには取り付け場所を汚したり傷付けたりしない小物入れを提供することを目的とする。
この目的達成のため本考案は次の構成になっている。 請求項1の考案は、袋状部材の左右両側面の上部に棒状部材貫通用孔をそれぞれ設け、前記袋状部材のうち棒状部材貫通用孔より上方を袋入り口部とすると共に下方を袋収容部とし、 袋入り口部には入り口を、また袋収容部には開閉手段を有する取出口をそれぞれ形成して成る。 請求項2の考案は、前記入り口が左右方向に長いスリットであることを特徴とする。 請求項3の考案は、前記入り口が開閉手段を有することを特徴とする。 請求項4の考案は、前記袋収容部の正面に窓部を設け、窓部を透視可能なシートにより形成することを特徴とする。 請求項5の考案は、前記シートがメッシュであることを特徴とする。 請求項6の考案は、前記棒状部材が、突っ張り棒であることを特徴とする。 請求項7の考案は、前記袋収容部の背面に尻尾状の布を固着したことを特徴とする。 上記本考案の内容物を透視可能な布は、透明または半透明な布の他、メッシュ状の布を含む。
このように請求項1の考案によれば、袋状部材の左右両側面の上部に棒状部材貫通用孔をそれぞれ設け、前記袋状部材のうち棒状部材貫通用孔より上方を袋入り口部とすると共に下方を袋収容部とし、袋入り口部には入り口を、また袋収容部には開閉手段を有する取出口をそれぞれ形成するので、この小物入れを棒状部材に吊下げたとき、入り口が棒状部材の上に位置し、内容物(小物)の重さによって入り口がすぼむことがなく、大きく開くことができ、小物を収容し易い。また、小物は収容された位置に近い取出口より容易に取出すことができる。 請求項2の考案によれば、入り口が左右方向に長いスリットであるので、上下方向に設けたものより大きく開くことができ、小物の収容が一層容易になる。 請求項3の考案によれば、入り口が開閉手段を有するので、入り口を閉じることにより、風等により小物入れが揺れても内容物が落下しない。 請求項4の考案によれば、袋収容部の正面に窓部を設け、窓部を透視可能なシートにより形成するので、袋状部材は内容物を視認できる。 請求項5の考案によれば、内容物を透視可能な布がメッシュ状の布であるので、通気性がよい。 請求項6の考案によれば、棒状部材が突っ張り棒であるので、壁間などに取付け易い。 請求項7の考案によれば、袋収容部の背面に尻尾状の布を固着するので、袋収容部が重くなり、小物入れは袋収容部が棒状部材の下側にぶら下がった状態に一層なり易い。
この考案の実施態様を図面に基づいて説明する。 図1は猫の形状を模した小物入れに棒状部材を貫通させた状態の正面図、図2は側面図、図3はチャックを取り外した状態の縦断面図、図6は背面図である。 小物入れ1は、袋状部材の左右両側面の上部に棒状部材貫通用孔7,7をそれぞれ設け、棒状部材貫通用孔7,7より上方を袋入り口部4とし、下方を袋収容部5とする。 袋入り口部4の正面には入り口11を、また袋収容部5には取出口14をそれぞれ形成する。 袋状部材は、袋入り口部4が猫の頭部を、袋収容部5が猫の胴体部をそれぞれ模している。 袋入り口部4の上部に耳状の布3を、袋収容部5の下部に後足状の布6をそれぞれ取付けると共に、袋収容部5の下部と後足状の布6の長さを、袋入り口部4と耳状の布3の長さより長く(約2倍に)する。 入り口11は左右方向に長いスリットであり、チャック12を有する。また、取出口14は、袋収容部5の前側の外周縁に沿って設けられ、チャック8を有する。 また、袋収容部5の正面に窓部9を設けると共に、この窓部9にメッシュ状の布10を固着する。 棒状部材貫通用孔7,7には前足状の棒状部材2を貫通させて使用する。 棒状部材2には、突っ張り棒と呼ばれる伸縮自在の公知の棒を使用するとよい。
以上の構成の小物入れ1は、例えばチャック8,12を閉じた状態で棒状部材2を棚の側板13間に掛け渡す。小物入れ1は袋収容部5及び後足状の布6が棒状部材2の下側にぶら下がった状態になる。 この状態で入り口11のチャック12を開けて、内部に洗濯バサミ等の小物15を入れると、小物15は袋収容部5側へと落下する。この小物15は、メッシュ状の布10を介して視認できる(図4参照)。 小物15を取出す際は、側板13間に掛け渡した状態のままでチャック8を開けて取出口14から取り出す(図5参照)。 側板13間に掛け渡した状態では、入り口11から手を入れて取り出すのは困難であり、チャック8を開けて取出口14から取り出すのは容易である。 また、棒状部材貫通用孔7の径を棒状部材2の径より大にすると、棚の側板13間に掛け渡した状態で、小物入れ1を棒状部材2上の任意の位置に移動できる。 なお、伸ばした棒状部材2には、タオル16などを掛けてもよい。
図1〜図6は猫のキャラクタであるが、図7〜図12に示すようにクマ、ウサギ、ライオン、パンダ、ブタ、カエルのキャラクタにしてもよい。棒状部材2は、各キャラクタの前足に近い色に着色する。 このように様々な動物のキャラクタを揃えることにより顧客の購買意欲を掻き立てる効果が期待できる。 また、尻尾を有する動物については、袋収容部5の背面に尻尾状の布17を固着するとよい(図6)。袋収容部5が重くなり、小物入れ1は袋収容部5が棒状部材2の下側にぶら下がった状態に一層なり易い。
前記の実施形態では、窓部9にメッシュ状の布10を固着しているが、本考案はこれに限るものではない。窓部9に透明または半透明な布(図示せず)を固着してもよい。 ただし、メッシュ状の布10を固着すると、小物入れ1内部の通気性がよくなる。 また、前記実施形態では、棒状部材2が突っ張り棒であるが、本考案はこれに限るものではなく、竿などであってもよい。ただし、突っ張り棒にすると壁間などに固定し易い。さらに、伸縮するので異なった間隔の壁間に取付け可能である。棒状部材2の先端は図面上円錐台状であるが、本考案はこれに限るものではない。キャラクタの形状に合わせたもの(例えば掌状)にするとデザイン性が向上する。 また、前記実施形態では、取出口14と入り口11にチャック8,12を取付けたが、本考案はこれに限るものではない。チャックの代わりに面ファスナなどの開閉手段を使用してもよい。ただし、チャックを使用すると開閉が容易である。特に、小物入れを壁間等に掛け渡した状態で、棒とほぼ平行に開閉できるので開閉が容易である。
1 小物入れ 2 棒状部材 4 袋入り口部 5 袋収容部 7 棒状部材貫通用孔 8,12 チャック 10 メッシュ状の布 11 入り口 14 取出口
Claims (7)
- 袋状部材の左右両側面の上部に棒状部材貫通用孔をそれぞれ設け、前記袋状部材のうち棒状部材貫通用孔より上方を袋入り口部とすると共に下方を袋収容部とし、 袋入り口部には入り口を、また袋収容部には開閉手段を有する取出口をそれぞれ形成して成る小物入れ。
- 前記入り口が左右方向に長いスリットであることを特徴とする請求項1に記載の小物入れ。
- 前記入り口が開閉手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の小物入れ。
- 前記袋収容部の正面に窓部を設け、窓部を透視可能なシートにより形成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の小物入れ。
- 前記シートがメッシュであることを特徴とする請求項4に記載の小物入れ。
- 前記棒状部材貫通孔に貫通させる棒状部材が、突っ張り棒であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の小物入れ。
- 前記袋収容部の背面に尻尾状の布を固着したことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の小物入れ。
Priority Applications (1)
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JP2012005400U JP3179735U (ja) | 2012-09-04 | 2012-09-04 | 小物入れ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012005400U JP3179735U (ja) | 2012-09-04 | 2012-09-04 | 小物入れ |
Publications (1)
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JP3179735U true JP3179735U (ja) | 2012-11-15 |
Family
ID=48006358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country | Link |
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2012
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