JP3179581U - 揺動滑車 - Google Patents

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Abstract


【課題】揺動滑車又は揺動滑車で動く自転車を提供する。
【解決手段】縦方向モジュール1と接続モジュール2とペダルモジュール3とを有する。縦方向モジュール1は、前輪列11と、前輪用ニーパイプ12と、シャフト13と、ハンドル14と、ハンドブレーキ機構15とを有する。前記接続モジュール2の一端は、前記ペダルモジュール3に自在に連結され、他端は、前記前輪用ニーパイプ12を介して、前記縦方向モジュール1に連結される。前記前輪用ニーパイプ12の一端は、前記前輪列11に連結され、他端は前記シャフト13の下端に連結される。シャフト13の上端に前記ハンドル14が取り付けられ、前記ハンドル14に前記ハンドブレーキ機構15が取り付けられる。
【選択図】図1

Description

本考案は、揺動滑車を有する運動健身器材或いは揺動により前進する揺動滑車を有する自転車等の移動又は運動装置に関する。
特許文献1は、「蛙式自転車」を開示している。その構造は、一対のペダル列、一対の後輪列、フロントフォークレバーを含む。前記一対の後輪列が、それぞれ前記一対ペダル列の後ろ下部に取付けられ、一対ペダル列の前部が互いに接続するとともに、前記前フォークレバーに接続される。前記一対のペダル列それぞれの接続部が、両ペダル列にそれぞれ取付けられる一対の互いに噛合する歯車を設けている。
このような蛙式自転車が、歯車運動と協動する方式により、両ペダル列が近寄る時に発生する摩擦損失の問題を解決し、歯車に鋼材を採用できるため、両ペダル列が互いに近寄る時の耐磨性能を増強させ、且つ両ペダル列が近寄る時に、両歯車の噛合とは、次第に噛合する過程であるため、よいダンピング作用を果たすことができる。
特許文献2は、「スイングバイク」を開示する。その構造は、ホイール揺動モジュール、接続モジュール、回動モジュール及びシートフレームを有する。揺動モジュール上に前輪を設け、シートフレーム上に後輪を設け、ホイール揺動モジュールは、足で方向を制御できる足踏み制御ホイール揺動モジュールであり、該足踏み制御ホイール揺動モジュールが、回動モジュールを介して接続モジュールの一端と接続し、接続モジュールの他方端がシートフレームと接続する。
前記の構成によれば、使用される時、ユーザがシートフレームに乗り、足が足踏み制御ホイール揺動モジュールにある。スイングバイクに動力を加えた後、接続モジュールに設置される回動モジュールにより、ユーザが揺動モジュールを左右に回動することを制御でき、該スイングバイクの揺動前進を実現できる。
このように、ユーザがシートフレームに乗って足でスイングバイクを制御し、人体の重心が後ろにあり、足が展開して足踏み制御ホイール揺動モジュールを操作でき、使用の快適度を増強させ、ユーザの腰部を鍛練できる。
中国特許第200720122267.3号明細書 中国特許第200720196751.0号明細書
特許文献1の蛙式自転車には、以下の問題がある。ユーザが、自転車を前進させるために、水泳の平泳ぎ運動、双足の外向き展開及び収束により、自転車が自然に前進できるので、これにより、このような蛙式自転車は、ユーザの下半身は運動せず、その腰部が全く鍛練することができない。
特許文献2のスイングバイクは、依然として以下の欠点が存在する。このようなスイングバイクは、ユーザがシートフレームに乗り、足踏み制御ホイール揺動モジュールのみにより、スイングバイクの揺動前進を実現できるが、手動制御ホイール揺動モジュールを使用できないため、違うユーザの使用需要を満たす事ができない。
本考案の目的は、前記従来の技術にある問題点を解決し、構造がシンプルで、身体の揺動により、且つ手動制御ホイールの揺動に協動することで、滑車を前進させる自転車を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載した本考案の揺動滑車は、縦方向モジュール1と接続モジュール2とペダルモジュール3とを有する。
前記縦方向モジュール1は、前輪列11と、前輪用ニーパイプ12と、シャフト13と、ハンドル14と、ハンドブレーキ機構15とを有する。
前記接続モジュール2の一端は、前記ペダルモジュール3に自在に連結され、他端は、前記前輪用ニーパイプ12を介して、前記縦方向モジュール1に連結される。
前記前輪用ニーパイプ12の一端は、前記前輪列11に連結され、他端は前記シャフト13の下端に連結される。
前記シャフト13の上端に前記ハンドル14が取り付けられ、前記ハンドル14に前記ハンドブレーキ機構15が取り付けられる。
前記前輪用ニーパイプ12に、直立管4が接続され、前記直立管4の上端に螺接孔5が形成され、前記接続モジュール2の先端がパイプスリーブ211を有し、前記パイプスリープ211両端に上軸受け6及び下軸受け7が配置される。
前記直立管4に、下から順に、前記下軸受け7、前記パイプスリープ211、前記上軸受け6が挿入され、ネジ8が前記上軸受け6から前記直立管4上端の螺接孔5内にねじ込まれる。これにより、前記前輪用ニーパイプ12と前記接続モジュール2の先端とが回転可能に連結される。
このような揺動滑車は、使用時ユーザがペダルモジュールのペダル上に立ち、双手でハンドルを把握し、身体の揺動(略S形)により、縦方向モジュールと協動し、前輪用ニーパイプと接続モジュールとの揺動可能な連結関系を利用し、滑車の前進を促すことができる。これにより、下半身を動かし、腰部を鍛練し、縦方向モジュールを操作し、快適度が増す利点がある。
請求項2に記載した本考案の揺動滑車は、前記前輪用ニーパイプ12に短管122が取り付けられ、前記直立管4が前記短管122に嵌挿される。この構成により、直立管の脱着が容易になり、前輪用ニーパイプの主体に比較的長い直立部分を一体加工することを回避できる。
請求項3に記載した本考案の揺動滑車は、前記前輪列11は、並列に配置された一対の前輪11Aを有する。これにより、前輪11Aによる滑車の先端の傾きを防止できる、
請求項4に記載した本考案の揺動滑車は、前記ペダルモジュール3が、一対のニーパイプ31と前記各ニーパイプ31の後端に取り付けられるペダル32と、後輪33とを有する。前記ニーパイプ31の形状及び大きさは、互いに勝手違いであり、前記接続モジュール2に後端に、ニーパイプ揺動クランプ9が取り付けられ、前記各ニーパイプ31の先端が、それぞれ前記ニーパイプ揺動クランプ9両側の挟持口内に延び、前記各ニーパイプ31の回転軸10が、それぞれ対応する前記ニーパイプ31の先端を貫通し、前記回転軸10の両端が、前記ニーパイプ揺動クランプ9両側の挟持口の壁に固定され、前記各ニーパイプ31と接続モジュール2とが揺動可能に連結される。使用時、ユーザがペダルモジュール上に立ち、腰部の揺動により、接続モジュールの後端が、左右両側振幅が大きい往復揺動することができる。接続モジュールの先端の揺動振幅が小さいが、前輪用ニーパイプへの前押し作用を果たし、滑車の前進を実現できる。このため、ユーザが軽く腰部の揺動を行い、滑車の前進が可能となり、その快適性及び娯楽性が増す。
請求項5に記載した本考案の揺動滑車は、前記一対のニーパイプ31の前端に、互いに連通のネジ孔が開けられており、締付けボルト111が、前記一対のニーパイプ31の一方のニーパイプ31のネジ孔を貫通した後、他方のニーパイプ31のネジ孔に螺接して、前記一対のニーパイプ31の前端を固定する。この時に、滑車が使用でき、締付けボルトを緩めれば、一対のニーパイプがその先端の回転軸を利用し、外へ折り曲げ且つ接続モジュールの対応する外側端面に載せ、ペダルモジュールと接続モジュールとの折り畳みを実現でき、輸送及び保存に便利となる。
請求項6に記載した本考案の揺動滑車は、前記一対のニーパイプ31の前端の内側壁から、互いに嵌合する位置決めボスA及び位置決めボッシュBが伸びる。前記位置決めボスA及び位置決めボッシュBに、それぞれ互いに連通するネジ孔が開けられ、前記一対のニーパイプ31が、前記内側位置決めボスAと位置決めボッシュBの嵌挿及び協動により、且つ前記締付けボルト111により前記位置決めボスA及び位置決めボッシュB上のネジ孔を貫通することで、両ニーパイプ31の前端をロックする。
請求項7に記載した本考案の揺動滑車は、前記前輪用ニーパイプ12の上端及びシャフト13の下端に、それぞれ互いに嵌合協動する一対の半円蓋20、21が配置され、前記一対の半円蓋20、21の一端が、円蓋軸22を介して折り曲げ可能に連結され、他端が、ロック具23を介して互いに固定可能である。このため、滑車が使用されない時、ロック具を緩めると、両半円蓋を開け、縦方向モジュールの上部シャフト、ハンドル及びハンドブレーキ機構を折下げて接続モジュール上端面に密接し、且つ、折り畳みのペダルモジュールと協動することで、滑車の全体を折り畳んで格納し、その体積がより小さくし、携帯に便利になる。
請求項8に記載した本考案の揺動滑車は、前記ロック具23が、回動横軸231、締付軸232、六角ナット233、スプリング234及び引張り掴み235を有し、前記回動横軸231が、半円蓋外周の支耳236に、回転自在に取り付けられ、前記締付軸232の下端が、前記回動横軸231を貫通して前記六角ナット233により固定され、前記締付軸232が、前記スプリング234を貫通し、前記引張り掴み235が、前記締付軸232上端に取り付けられることで、前記スプリング234両端が、前記回動横軸231及び引張り掴み235と当接し、他の半円蓋の外周に対応する引張り掴み235の掴み差し込み口237を開けている。
請求項9に記載した本考案の揺動滑車は、前記シャフト13が、内管131及び外管132を有し、前記内管131に複数のネジ孔が形成され、前記外管132に複数の通孔が形成され、ボルト133が、前記外管132の通孔から、前記内管131のネジ孔にねじ込まれる。この為、高さを調節する時、ボルトを緩めるか、或は内管を適合な高さ位置に引き上げ、再びボルトを対応内管のネジ孔内に嵌入すれば良い。シャフトが高度を低く調整された時、縦方向モジュールの折り畳み格納に便利になり、体積がより小さくなる。
請求項10に記載した本考案の揺動滑車は、前記外管132と内管131との結合箇所に、外管ロック機構134が更に配置され、前記外管ロック機構134には、ロックリング134-1及びロック掴み134-2を有し、前記ロックリング134-1が、前記ロック掴み134-2によりそのリングの大きさを調節することで、前記外管132表面に牢固に締付けられる。外管と内管の位置をロックし、シャフトの高さを一定にさせる利点がある。
本考案の揺動滑車は、使用時、ユーザがペダルモジュール上に立ち、双手でハンドルを把握し、身体の揺動略S形により、且つ縦方向モジュールと協動し、前輪用ニーパイプと接続モジュールとの揺動可能に接続関系により、滑車の前進を促動し、これにより、让下半身を健身させ、又可腰部を鍛練させ、且つ、手部が展開して縦方向モジュールを操作し、明らかに使用の快適度を増加できる。
このような揺動滑車は、更にペダルモジュール、接続モジュール及びシャフトの間の折り畳み格納構造を改善することで、全部を折り畳むと、体積がより小さく、携帯が便利になり、また、シャフトの高度調節により、滑車が違う身長のユーザの使用に適合させ、シャフトの高度を低く調節することで、折り畳み後の体積がより小さく、携帯がより便利になる。
本考案の一実施例の揺動滑車の斜視図。 本考案の一実施例の揺動滑車の平面図。 本考案の揺動滑車を全て折り畳んだ状態の上面図。 図1のC部位の拡大図。 図4の接続モジュールとそのパイプスリーブを取り外した状態の拡大図。 パイプスリーブと直立管との接続関系を示す部品の展開図。 揺動滑車のシャフト下部の部分拡大図。 図7のシャフト側の両半円蓋が開けられた状態の斜視図 本考案の滑車ロック具の拡大図。
図1−9において本考案の揺動滑車を説明する。以下の説明において、自転車の走行方向、即ちハンドル14の方向を前方、ペダルモジュール3の方向を後方、大地の方向を下方向、その反対方向を上方向とする。
本考案の揺動滑車は、縦方向モジュール1と接続モジュール2とペダルモジュール3とを有する。これらを構成する材料は、アルミ、ステンレススティール、剛性樹脂等のいずれでもよい。
前記縦方向モジュール1は、一対の車輪で構成される前輪列11と、前輪用ニーパイプ12と、管状のシャフト13と、前記シャフト13に取り付けられるハンドル14と、前記ハンドル14に取り付けられるハンドブレーキ機構15とを有する。
前記接続モジュール2の一端は、前記ペダルモジュール3に自在に連結され、他端は、前記前輪用ニーパイプ12を介して、前記縦方向モジュール1に連結される。
前記前輪用ニーパイプ12の一端は、前記前輪列11に連結され、他端は前記シャフト13の下端に連結される。
前記シャフト13の上端に前記ハンドル14が取り付けられ、前記ハンドル14に前記ハンドブレーキ機構15が取り付けられる。
図6において、前記前輪用ニーパイプ12に、直立管4が接続され、前記直立管4の上端に螺接孔5が形成される。前記接続モジュール2の先端がパイプスリーブ211を有し、前記パイプスリープ211の両端に上軸受け6及び下軸受け7が配置される。前記パイプスリープ211は、直立管4に挿入される。
前記直立管4に、下から順に、前記下軸受け7、前記パイプスリープ211、前記上軸受け6が挿入され、ネジ8が前記上軸受け6から前記直立管4上端の螺接孔5内にねじ込まれる。これにより、前記前輪用ニーパイプ12と前記接続モジュール2の先端とが回転可能に連結される。
このような揺動滑車は、使用時ユーザがペダルモジュ3のペダル32上に立ち、双手でハンドル14を握り、身体の揺動(略S形)により、且つ縦方向モジュール1と協動し、前輪用ニーパイプ12と接続モジュール2との揺動可能な接続関系を利用し、自転車の前進を促すことができる。これにより、下半身を動かし、腰部を鍛練し、縦方向モジュール1を操作し、快適度が増す利点がある。
本考案の揺動滑車は、前記前輪用ニーパイプ12に短管122が取り付けられ、前記直立管4が前記短管122に挿入される。この構成により、直立管4の脱着が容易になり、前輪用ニーパイプ12の主体に、長い直立部分を一体加工する必要がなくなる。
本考案の揺動滑車は、前記前輪列11は、並列に配置された一対の前輪11を有する。これにより、前輪11による滑車の先端の傾きを防止できる、
本考案の揺動滑車は、前記ペダルモジュール3が、一対のニーパイプ31と前記各ニーパイプ31の後端に取り付けられるペダル32と、後輪33とを有する。前記ニーパイプ31の形状及び大きさは、互いに勝手違いであり、前記接続モジュール2に後端に、ニーパイプ揺動クランプ9が取り付けられ、前記各ニーパイプ31の先端が、それぞれ前記ニーパイプ揺動クランプ9両側の挟持口内に延び、前記各ニーパイプ31の回転軸10が、それぞれ対応する前記ニーパイプ31の先端を貫通し、前記回転軸10の両端が、前記ニーパイプ揺動クランプ9両側の挟持口の壁に固定され、前記各ニーパイプ31と接続モジュール2とが揺動可能に連結される。使用時、ユーザがペダルモジュールのペダル上に立ち、腰部の揺動(略S形)により、接続モジュール後端の左右両側振幅が大きい往復揺動することができるが、接続モジュールの先端の揺動振幅は比較的小さい。前輪用ニーパイプへの前押し作用を果たし、自転車(滑車)の前進を実現できる。このため、ユーザが軽く腰部の揺動を行い、滑車の前進が可能となり、その快適性及び娯楽性が増す。
本考案の揺動滑車は、前記一対のニーパイプ31の前端に、互いに連通のネジ孔が開けられており、締付けボルト111が、前記一対のニーパイプ31の一方のニーパイプ31のネジ孔を貫通した後、他方のニーパイプ31のネジ孔に螺接して、前記一対のニーパイプ31の前端を固定する。この時に、滑車が使用でき、締付けボルトを緩めれば、一対のニーパイプがその先端の回転軸を利用し、外へ折り曲げ且つ接続モジュールの対応する外側端面に載せて、ペダルモジュールと接続モジュールとの折り畳みを実現でき、輸送及び保存に便利になる。
本考案の揺動滑車は、前記一対のニーパイプ31の前端の内側壁から、互いに嵌合する位置決めボスA及び位置決めボッシュBが伸びる。前記位置決めボスA及び位置決めボッシュBに、それぞれ互いに連通するネジ孔が開けられ、前記一対のニーパイプ31が、前記内側位置決めボスAと位置決めボッシュBの嵌挿及び協動により、且つ前記締付けボルト111により前記位置決めボスA及び位置決めボッシュB上のネジ孔を貫通することで、両ニーパイプ31の前端をロックする。
本考案の揺動滑車は、前記前輪用ニーパイプ12の上端及びシャフト13の下端に、それぞれ互いに嵌合協動する一対の半円蓋20、21が配置され、前記一対の半円蓋20、21の一端が、円蓋軸22を介して折り曲げ可能に連結され、他端が、ロック具23を介して互いに固定可能である。このため、滑車が使用されない時、ロック具を緩めると、両半円蓋を開け、縦方向モジュールの上部シャフト、ハンドル及びハンドブレーキ機構を折下げて接続モジュール上端面に密接し、且つ、前記折り畳みのペダルモジュールと協動することで、全体を折り畳んで格納でき、その嵩がより小さくなり、携帯に便利になる。
本考案の揺動滑車は、前記ロック具23が、回動横軸231、締付軸232、六角ナット233、スプリング234及び引張り掴み235を有し、前記回動横軸231が、半円蓋外周の支耳236に、回転自在に取り付けられ、前記締付軸232の下端が、前記回動横軸231を貫通して前記六角ナット233により固定され、前記締付軸232が、前記スプリング234を貫通し、前記引張り掴み235が、前記締付軸232上端に取り付けられることで、前記スプリング234両端が、前記回動横軸231及び引張り掴み235と当接し、他の半円蓋の外周に対応する引張り掴み235の掴み差し込み口237を開けている。
本考案の揺動滑車は、前記シャフト13が、内管131及び外管132を有し、前記内管131に複数のネジ孔が形成され、前記外管132に複数の通孔が形成され、ボルト133が、前記外管132の通孔から、前記内管131のネジ孔にねじ込まれる。この為、高さを調節する時、ボルトを緩めるか、或は内管を適合な高さ位置に引き上げ、再びボルトを対応内管のネジ孔内に嵌入すれば良い。シャフトが高度を低く調整された時、縦方向モジュールの折り畳み格納に便利になり、体積がより小さくなる。
本考案の揺動滑車は、前記外管132と内管131との結合箇所に、外管ロック機構134が更に配置され、前記外管ロック機構134には、ロックリング134-1及びロック掴み134-2を有し、前記ロックリング134-1が、前記ロック掴み134-2によりそのリングの大きさを調節することで、前記外管132表面に牢固に締付けられる。外管と内管の位置をロックしシャフトの高さを一定にできる利点がある。
本考案の揺動滑車は、使用時、ユーザがペダルモジュールのペダル上に立ち、双手でハンドルを把握し、身体の揺動により、且つ縦方向モジュールと協動し、前輪用ニーパイプと接続モジュールとの揺動可能な接続関系により、滑車の前進を促動する。これにより、下半身が運動し、腰部を鍛練させ、手で縦方向モジュールを操作し、使用の快適度を増加できる。
このような揺動滑車は、更にペダルモジュール、接続モジュール及びシャフトの間の折り畳み格納構造を改善することで、全部品が折り畳まれると、体積がより小さく、携帯が便利になり、また、シャフトの高さ調節により、身長が異なるユーザの使用に適合できる。折り畳み後の自転車の体積がより小さく、携帯がより便利になる。
以上の説明は、本考案の一実施例に関するもので、この技術分野の当業者であれば、本考案の種々の変形例を考え得るが、それらはいずれも本考案の技術的範囲に包含される。実用新案登録請求の範囲の構成要素の後に記載した括弧内の番号は、図面の部品番号に対応し、考案の容易なる理解の為に付したものであり、考案を限定的に解釈するために用いてはならない。また、同一番号でも明細書と実用新案登録請求の範囲の部品名は必ずしも同一ではない。これは上記した理由による。用語「又は」に関して、例えば「A又はB」は、「Aのみ」、「Bのみ」ならず、「AとBの両方」を選択することも含む。特に記載のない限り、装置又は手段の数は、単数か複数かを問わない。


Claims (10)

  1. 縦方向モジュール(1)と接続モジュール(2)とペダルモジュール(3)とを有する揺動滑車において、
    前記縦方向モジュール(1)は、前輪列(11)と、前輪用ニーパイプ(12)と、シャフト(13)と、ハンドル(14)と、ハンドブレーキ機構(15)とを有し、
    前記接続モジュール(2)の一端は、前記ペダルモジュール(3)に自在に連結され、他端は、前記前輪用ニーパイプ(12)を介して、前記縦方向モジュール(1)に連結され、
    前記前輪用ニーパイプ(12)の一端は、前記前輪列(11)に連結され、他端は前記シャフト(13)の下端に連結され、
    前記シャフト(13)の上端に前記ハンドル(14)が取り付けられ、前記ハンドル(14)に前記ハンドブレーキ機構(15)が取り付けられ、
    前記前輪用ニーパイプ(12)に、直立管(4)が接続され、前記直立管(4)の上端に螺接孔5が形成され、前記接続モジュール(2)の先端がパイプスリーブ(211)を有し、前記パイプスリープ(211)の両端に、上軸受け(6)及び下軸受け(7)が配置され、
    前記直立管(4)に、下から順に、前記下軸受け(7)、前記パイプスリープ(211)、前記上軸受け(6)が挿入され、ネジ(8)が前記上軸受け(6)から前記直立管(4)上端の螺接孔(5)内にねじ込まれ、
    これにより、前記前輪用ニーパイプ(12)と前記接続モジュール(2)の先端とが回転可能に連結される
    ことを特徴とする揺動滑車。
  2. 前記前輪用ニーパイプ(12)に、短管(122)が取り付けられ、前記直立管(4)が前記短管(122)に嵌挿される
    ことを特徴とする請求項1に記載の揺動滑車。
  3. 前記前輪列(11)は、並列に配置された一対の前輪(11A)を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の揺動滑車。
  4. 前記ペダルモジュール(3)が、一対のニーパイプ(31)と、前記各ニーパイプ(31)の後端に取り付けられるペダル(32)と、後輪(33)とを有し、
    前記一対のニーパイプ(31)の形状及び大きさは、互いに勝手違いであり
    前記接続モジュール(2)の後端に、ニーパイプ揺動クランプ(9)が取り付けられ、
    前記各ニーパイプ(31)の先端が、それぞれ前記ニーパイプ揺動クランプ(9)の両側の挟持口内に延び、
    前記各ニーパイプ(31)の回転軸(10)が、それぞれ対応する前記ニーパイプ(31)の先端を貫通し、
    前記回転軸(10)の両端が、前記ニーパイプ揺動クランプ(9)の両側の挟持口の壁に固定され、前記各ニーパイプ(31)と接続モジュール(2)とが揺動可能に連結される
    ことを特徴とする請求項1に記載の揺動滑車。
  5. 前記一対のニーパイプ(31)の前端に、互いに連通するネジ孔を有し、締付けボルト(111)が、前記一対のニーパイプ(31)の一方のニーパイプのネジ孔を貫通し、他方のニーパイプのネジ孔に螺接して、前記一対のニーパイプ(31)の前端を固定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の揺動滑車。
  6. 前記一対のニーパイプ(31)の前端の内側壁から、互いに嵌合する位置決めボス(A)及び位置決めボッシュ(B)が伸び、
    前記位置決めボス(A)及び位置決めボッシュ(B)に、それぞれ互いに連通するネジ孔が開けられ、
    前記一対のニーパイプ(31)が、前記内側位置決めボス(A)と位置決めボッシュ(B)の嵌挿及び協動により、且つ前記締付けボルト(111)により前記位置決めボス(A)及び位置決めボッシュ(B)上のネジ孔を貫通することで、前記一対のニーパイプ(31)の前端をロックする
    ことを特徴とする請求項5に記載の揺動滑車。
  7. 前記前輪用ニーパイプ(12)の上端及びシャフト(13)の下端に、互いに嵌合協動する一対の半円蓋(20、21)が配置され、
    前記一対の半円蓋(20、21)の一端が、円蓋軸(22)を介して折り曲げ可能に連結され、他端が、ロック具(23)を介して互いに固定可能である
    ことを特徴とする請求項5に記載の揺動滑車。
  8. 前記ロック具(23)が、回動横軸(231)、締付軸(232)、六角ナット(233)、スプリング(234)及び引張り掴み(235)を有し、
    前記回動横軸(231)が、半円蓋外周の支耳(236)に、回転自在に取り付けられ、
    前記締付軸(232)の下端が、前記回動横軸(231)を貫通して、前記六角ナット(233)により固定され、
    前記締付軸(232)が、前記スプリング(234)を貫通し、
    前記引張り掴み(235)が、前記締付軸(232)上端に取り付けられることで、前記スプリング(234)の両端が、前記回動横軸(231)及び引張り掴み(235)と当接し、他の半円蓋の外周に対応する引張り掴み(235)の掴み差し込み口(237)を開けている
    ことを特徴とする請求項7に記載の揺動滑車。
  9. 前記シャフト(13)が、内管(131)及び外管(132)を有し、
    前記内管(131)に複数のネジ孔が形成され、
    前記外管(132)に複数の通孔が形成され、
    ボルト(133)が、前記外管(132)の通孔から、前記内管(131)のネジ孔にねじ込まれる
    ことを特徴とする請求項1−8のいずれかに記載の揺動滑車。
  10. 前記外管(132)と内管(131)との結合箇所に、外管ロック機構(134)が更に配置され、
    前記外管ロック機構(134)は、ロックリング(134-1)及びロック掴み(134-2)を有し、
    前記ロックリング(134-1)が、前記ロック掴み(134-2)により、前記外管(132)の表面に締付けられる
    ことを特徴とする請求項9に記載の揺動滑車。

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