JP3179451U - 容易に組付け可能な直接駆動式モータ付きミシン - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数を減少し、ロック部材のねじ込みが均一ではないと、モータの高速回転時に、損壊しやすい問題を解決できる直接駆動式モータ付きミシンを提供する。
【解決手段】ミシンベースと、ミシンベースに挿入され、ミシンベースの生地を縫う駆動力を提供するシャフト12と、を備え、シャフト12は、シャフト12の一端に設けられる第1連接段121と、シャフトの他端に設けられる第2連接段122と、第1連接段121と第2連接段122を連接し、その直径が第1連接段121から第2連接段122へ縮径する駆動段123と、を備えるミシン本体1と、シャフト12に嵌合される回転子21と、回転子21に嵌め設けられる固定子22と、回転子21と固定子22を収容し、ミシンベースに取り付けられる外ケース23と、を備え、回転子21は、駆動段123との嵌め状態が締り嵌めである内壁部211を備えるモータ本体2と、を含む。
【選択図】図2

Description

本考案は、ミシンに関し、特に、容易に組付け可能な直接駆動式モータ付きミシンに関するものである。
従来のミシンは、卓面に固定され、主軸を有するミシンベースを含む。前記卓面の下方には、伝動ホイールを有するモータと、クラッチペダルと、が設けられる。前記伝動ホイールと前記主軸は、ベルトによって連接される。ミシンを起動すると、モータが持続的に回転し、ユーザが前記クラッチペダルを踏み込むと、前記モータによる動力が前記ベルトを介して前記主軸に伝達されて、前記ミシンベースを伝動する。前記ベルトの緊張度の調整が良くない場合には、前記モータがミシンを順調に作動できず、ひいてはミシンの内部にある部品、ベルトやモータが損壊し易くなる。長時期にわたって前記ベルトを介して前記モータによる動力を前記主軸に伝達すると、前記ベルトの弾性が次第になくなるため、前記モータがミシンを順調に作動できず、生地を縫うことができなくなる。
上記の問題を解決するために、本願の出願人は中国特許CN2576753Y号の「ミシン用直接駆動式マイクロ作動装置」を提案した。このようなミシン用直接駆動式マイクロ作動装置は、ミシンの一方側に設けられるマイクロ作動装置と、前記ミシンの内部に設けられ、前記マイクロ作動装置によって駆動される下伝動手段と、を含む。前記マイクロ作動装置のケースの前端から凸部が延び、前記凸部には、ロック部材が挿通されている穴が設けられ、これにより、前記ミシンの外部の一方側に前記マイクロ作動装置をロックできる。また、前記ケースの外部に軸心が延び、前記軸心には、前記下伝動手段と連接する接続部が設けられる。前記下伝動手段は、第1伝動軸と、第2伝動軸と、から構成され、前記ミシンの底部に配される。前記第1伝動軸が前記ミシンに枢着されているときには、前記第1伝動軸と前記ミシンの間に軸受が設けられ、これにより、前記第1伝動軸がスムーズに回転できる。前記第1伝動軸の一端には、前記軸心の前記接続部と連接する接続部が設けられる。前記マイクロ作動装置が伝動しているときには、前記軸心により前記第1伝動軸が駆動されて回転し、前記第1伝動軸の一端に連接部材が設けられ、前記連接部材により前記第1伝動軸を第2伝動軸と連接でき、前記連接部材に穴が複数設けられ、ロック部材はこれらの前記穴を挿通して前記第1伝動軸及び前記第2伝動軸にねじ込むことができ、これにより、前記第1伝動軸と前記第2伝動軸を強固に連接できる。前記第1伝動軸が回転されると、前記第2伝動軸も回転され、これにより、ミシンは生地を縫うことができる。
しかし、このような伝動方式によれば、部品の点数が増加し、前記第1伝動軸と前記第2伝動軸を前記連接部材によって連接することが必要であり、且つ前記連接部材は、前記第1伝動軸および前記第2伝動軸に前記ロック部材をねじ込むことが必要であるため、前記ロック部材のねじ込みの圧迫度が均一ではないと、前記第1伝動軸と前記第2伝動軸を同軸とすることができず、前記モータが高速に回転すると、ミシンが損壊する恐れがある。なお、前記ロック部材のねじ込みの圧迫度を均一にするために、かなりの工数がかかる。
本考案の主な目的は、部品の点数を減少でき、ロック部材のねじ込みの圧迫度が均一ではないと、モータが高速に回転しているときに、ミシンが損壊しやすいという問題を解決できる容易に組付け可能な直接駆動式モータ付きミシンを提供することにある。
本考案の容易に組付け可能な直接駆動式モータ付きミシンによると、生地を縫うミシンベース11と、ミシンベース11に挿入され、ミシンベース11の生地を縫う駆動力を提供するシャフト12と、を備え、シャフト12は、シャフト12の一端に設けられ、ミシンベース11に挿入される第1連接段121と、シャフト12の他端に設けられ、第1連接段121の反対側に位置する第2連接段122と、第1連接段121と第2連接段122を連接し、その直径が第1連接段121から第2連接段122へ徐々に縮径する駆動段123と、を備え、シャフト12は、第2連接段122から第1連接段121に延びる組付方向Dを有するミシン主体1と、シャフト12に嵌合される回転子21と、回転子21に嵌設される固定子22と、回転子21と固定子22を収容し、ミシンベース11に取り付けられる外ケース23と、を備え、回転子21は、厚さが組付方向Dに沿って徐々に小さくなり、駆動段123との嵌め状態が締り嵌めである内壁部211を備え、外ケース23は、ミシンベース11に組み付けられ、固定子22を収容する組付部231と、組付部231と連接し、第2連接段122が挿入されている支持部232と、を備えるモータ主体2と、を含むことを特徴とする。
本考案の容易に組付け可能な直接駆動式モータ付きミシンによると、駆動段123には、連動部124が突出するように設けられ、回転子21は、内壁部211に設けられ、連動部124を収容し、回転子21が回転しているときに、連動部124に当接してシャフト12を連動して回転する位置決め溝212を含むことを特徴とする。
本考案の容易に組付け可能な直接駆動式モータ付きミシンによると、連動部124は、駆動段123に設けられる収容空間125と、収容空間125に配される位置決めピン126と、を含むことを特徴とする。
本考案の容易に組付け可能な直接駆動式モータ付きミシンによると、モータ主体2は、シャフト12に嵌設され、回転子21と支持部232の間に位置するパッキン24と、組付方向Dに沿って締め付けて、パッキン24を回転子21に圧迫するロック部25と、を含むことを特徴とする。
本考案の容易に組付け可能な直接駆動式モータ付きミシンによると、モータ主体2は、第2連接段122に嵌設され、支持部232と連接する第1軸受26を含むことを特徴とする。
本考案の容易に組付け可能な直接駆動式モータ付きミシンによると、ミシン主体1は、第1連接段121が挿入された第2軸受13を含むことを特徴とする。
本考案の容易に組付け可能な直接駆動式モータ付きミシンによれば、次のような効果がある。
(1)駆動段と回転子の内壁部との徐々に縮径する設計により、ユーザは、シャフトに回転子を嵌めて、回転子を組付方向に沿って移動すると、回転子がシャフトと同心となるように容易に位置決めでき、且つロック部とパッキンにより、回転子とシャフトの嵌め状態が締り嵌めとなり、これにより、回転子が高速に回転しているときには、シャフトを回転してミシンを駆動できる。
(2)回転子の回転数が高すぎることにより、回転子とシャフトの間に空転を生じることを回避するために、本考案は連動部によりシャフトを連動して回転する。このように、回転子とシャフトの間に摩擦力が不足ですることによる空転を生じることを回避できる。
(3)従来のものは、モータと軸心が一体であり、主軸と接続する軸心を支持するために、モータの内部の前後に軸受がそれぞれ設けられる。本考案では、モータ主体とシャフトが別々に組み付けられるため、第2連接段に第1軸受を取り付けるだけでよい。このように、部品の点数を減少でき、製造コストを減少できる。
本考案の一実施例の組立済み状態を示す模式図である。 本考案の一実施例の構成を示す分解斜視図である。 本考案の一実施例の組立済み状態を示す断面図である。 本考案の一実施例の回転子の組付作業を示す模式図である。 本考案の一実施例の作動を示す模式図(1)である。 本考案の一実施例の作動を示す模式図(2)である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1乃至図3を参照する。図1は本考案の一実施例の組立済み状態を示す模式図であり、図2は本考案の一実施例の構成を示す分解斜視図であり、図3は本考案の一実施例の組合済み状態を示す断面図である。本考案の容易に組付け可能な直接駆動式モータ付きミシンは、ミシン主体1と、モータ主体2と、を含む。ミシン主体1は、生地を縫うミシンベース11と、ミシンベース11に挿入され、ミシンベース11の生地を縫う駆動力を提供するシャフト12と、を備える。シャフト12は、シャフト12の一端に設けられ、ミシンベース11に挿入される第1連接段121と、シャフト12の他端に設けられ、第1連接段121の反対側に位置する第2連接段122と、第1連接段121と第2連接段122を連接し、その直径が第1連接段121から第2連接段122へ徐々に縮径する駆動段123と、を備える。駆動段123には、連動部124が突出するように設けられる。シャフト12は、第2連接段122から第1連接段121に延びる組付方向Dを有する。
モータ主体2は、シャフト12に嵌合される回転子21と、回転子21に嵌設される固定子22と、回転子21と固定子22を収容し、ミシンベース11に取り付けられる外ケース23と、を備える。回転子21は、厚さが組付方向Dに沿って徐々に小さくなり、駆動段123との嵌め状態が締り嵌めである内壁部211と、内壁部211に設けられ、連動部124を収容し、回転子21が回転しているときに、連動部124に当接してシャフト12を連動して回転する位置決め溝212と、を備える。外ケース23は、ミシンベース11に組み付けられ、固定子22を収容する組付部231と、組付部231と連接し、第2連接段122が挿入されている支持部232と、を備える。
また、モータ主体2は第1軸受26を有し、ミシン主体1は第2軸受13を有する。第2軸受13は、シャフト12に嵌設されるリング131を有する。リング131により、シャフト12と第2軸受13は直接に接触しない。このように、第2軸受13が高速に回転しても、シャフト12を損壊しない。次に、本考案の組付方法を説明する。まず、ミシンベース11の内部に第2軸受13を組付けて、シャフト12の第1連接段121をミシンベース11に挿入して第2軸受13を挿通する。次に、組付方向Dに沿って回転子21を、シャフト12に嵌め込んで、駆動段123まで移動する。内壁部211と駆動段123との徐々に縮径する設計により、回転子21を駆動段123まで移動すると、回転子21と駆動段123の嵌め状態が締り嵌めとなるため、回転子21をそれ以上前に移動できなくなる。このとき、回転子21がシャフト12と同心となる。回転子21が組付方向Dの逆方向に移動してシャフト12と同心でなくなることを防止するために、モータ主体2は、パッキン24と、ロック部25と、を含む。回転子21と駆動段123の嵌め状態が締り嵌めとなった後、パッキン24は、第2連接段122から組付方向Dに沿ってシャフト12に嵌め込まれて、回転子21に当接し、その後、パッキン24の後ろにロック部25を嵌め込んで組付方向Dに沿ってねじ込む。このように、回転子21は、パッキン24に圧迫されて駆動段24に固定する。次に、第1軸受26と固定子22とをロック部25に嵌め込んで、組付部231により外ケース23をミシンベース11に組付けて、シャフト12の第2連接段122に支持部232を嵌め込む。駆動段123と回転子21の内壁部211との徐々に縮径する設計により、回転子21とシャフト12の嵌め状態を締り嵌めにして、ロック部25及びパッキン24により、回転子21とシャフト12の締り嵌めが更にタイトとなり、これにより、回転子21が高速に回転しているときには、シャフト12をスムーズに回転してミシンを駆動できる。
図4乃至図6を参照する。図4は本考案の一実施例の回転子の組付作業を示す模式図であり、図5は本考案の一実施例の作動を示す模式図(1)であり、図6は本考案の一実施例の作動を示す模式図(2)である。回転子21の回転数が高すぎることにより、回転子21とシャフト12の間に空転を生じることを回避するために、駆動段123には、連動部124が突出するように設けられ、回転子21は、内壁部211に設けられ、連動部124を収容する位置決め溝212を含み、具体的には、連動部124は、駆動段123に設けられる収容空間125と、収容空間125に配される位置決めピン126と、を含む。位置決めピン126の長さは収容空間125の深さよりも大きいため、位置決めピン126が収容空間125に配されるときには、位置決めピン126の一部が駆動段123から突出する。回転子21を組付けているときには、位置決めピン126の駆動段123から突出する部分に、内壁部211に設けられる位置決め溝212を合せて、回転子21を組付方向Dに沿って移動し、これにより、位置決めピン126の駆動段123から突出する部分が位置決め溝212に収容されるようになる。回転子21が固定子22による磁気的な排斥(又は磁気的な吸引)によって回転しているときには、位置決めピン126が位置決め溝212に当接されて、シャフト12が連動されて回転する。このように、回転子21とシャフト12の間に摩擦力が不足することによる空転の発生を回避できる。
なお、本考案は前記実施の形態に限定されるものではなく、本考案の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本願の実用新案登録請求の範囲から排除するものではない。
本考案は、ミシンに適用することができる。
1:ミシン本体
2:モータ本体
11:ミシンベース
12:シャフト
13:第2軸受
21:回転子
22:固定子
23:外ケース
24:パッキン
25:ロック部
26:第1軸受
121:第1連接段
122:第2連接段
123:駆動段
124:連動部
125:収容空間
126:位置決めピン
211:内壁部
212:位置決め溝
231:組付部
232:支持部
D:組付方向

本考案は、ミシンに関し、特に、容易に組付け可能な直接駆動式モータ付きミシンに関するものである。
従来のミシンは、卓面に固定され、主軸を有するミシンベースを含む。前記卓面の下方には、伝動ホイールを有するモータと、クラッチペダルと、が設けられる。前記伝動ホイールと前記主軸は、ベルトによって連接される。ミシンを起動すると、モータが持続的に回転し、ユーザが前記クラッチペダルを踏み込むと、前記モータによる動力が前記ベルトを介して前記主軸に伝達されて、前記ミシンベースを伝動する。前記ベルトの緊張度の調整が良くない場合には、前記モータがミシンを順調に作動できず、ひいてはミシンの内部にある部品、ベルトやモータが損壊し易くなる。長時期にわたって前記ベルトを介して前記モータによる動力を前記主軸に伝達すると、前記ベルトの弾性が次第になくなるため、前記モータがミシンを順調に作動できず、生地を縫うことができなくなる。
上記の問題を解決するために、本願の出願人は中国特許CN2576753Y号の「ミシン用直接駆動式マイクロ作動装置」を提案した。このようなミシン用直接駆動式マイクロ作動装置は、ミシンの一方側に設けられるマイクロ作動装置と、前記ミシンの内部に設けられ、前記マイクロ作動装置によって駆動される下伝動手段と、を含む。前記マイクロ作動装置のケースの前端から凸部が延び、前記凸部には、ロック部材が挿通されている穴が設けられ、これにより、前記ミシンの外部の一方側に前記マイクロ作動装置をロックできる。また、前記ケースの外部に軸心が延び、前記軸心には、前記下伝動手段と連接する接続部が設けられる。前記下伝動手段は、第1伝動軸と、第2伝動軸と、から構成され、前記ミシンの底部に配される。前記第1伝動軸が前記ミシンに枢着されているときには、前記第1伝動軸と前記ミシンの間に軸受が設けられ、これにより、前記第1伝動軸がスムーズに回転できる。前記第1伝動軸の一端には、前記軸心の前記接続部と連接する接続部が設けられる。前記マイクロ作動装置が伝動しているときには、前記軸心により前記第1伝動軸が駆動されて回転し、前記第1伝動軸の一端に連接部材が設けられ、前記連接部材により前記第1伝動軸を第2伝動軸と連接でき、前記連接部材に穴が複数設けられ、ロック部材はこれらの前記穴を挿通して前記第1伝動軸及び前記第2伝動軸にねじ込むことができ、これにより、前記第1伝動軸と前記第2伝動軸を強固に連接できる。前記第1伝動軸が回転されると、前記第2伝動軸も回転され、これにより、ミシンは生地を縫うことができる。
しかし、このような伝動方式によれば、部品の点数が増加し、前記第1伝動軸と前記第2伝動軸を前記連接部材によって連接することが必要であり、且つ前記連接部材は、前記第1伝動軸および前記第2伝動軸に前記ロック部材をねじ込むことが必要であるため、前記ロック部材のねじ込みの圧迫度が均一ではないと、前記第1伝動軸と前記第2伝動軸を同軸とすることができず、前記モータが高速に回転すると、ミシンが損壊する恐れがある。なお、前記ロック部材のねじ込みの圧迫度を均一にするために、かなりの工数がかかる。
本考案の主な目的は、部品の点数を減少でき、ロック部材のねじ込みの圧迫度が均一ではないと、モータが高速に回転しているときに、ミシンが損壊しやすいという問題を解決できる容易に組付け可能な直接駆動式モータ付きミシンを提供することにある。
本考案の容易に組付け可能な直接駆動式モータ付きミシンによると、生地を縫うミシンベース11と、ミシンベース11に挿入され、ミシンベース11の生地を縫う駆動力を提供するシャフト12と、を備え、シャフト12は、シャフト12の一端に設けられ、ミシンベース11に挿入される第1連接段121と、シャフト12の他端に設けられ、第1連接段121の反対側に位置する第2連接段122と、第1連接段121と第2連接段122を連接し、その直径が第1連接段121から第2連接段122へ徐々に縮径する駆動段123と、を備え、シャフト12は、第2連接段122から第1連接段121に延びる組付方向Dを有するミシン本体1と、シャフト12に嵌合される回転子21と、回転子21に嵌設される固定子22と、回転子21と固定子22を収容し、ミシンベース11に取り付けられる外ケース23と、を備え、回転子21は、厚さが組付方向Dに沿って徐々に小さくなり、駆動段123との嵌め状態が締り嵌めである内壁部211を備え、外ケース23は、ミシンベース11に組み付けられ、固定子22を収容する組付部231と、組付部231と連接し、第2連接段122が挿入されている支持部232と、を備えるモータ本体2と、を含むことを特徴とする。
本考案の容易に組付け可能な直接駆動式モータ付きミシンによると、駆動段123には、連動部124が突出するように設けられ、回転子21は、内壁部211に設けられ、連動部124を収容し、回転子21が回転しているときに、連動部124に当接してシャフト12を連動して回転する位置決め溝212を含むことを特徴とする。
本考案の容易に組付け可能な直接駆動式モータ付きミシンによると、連動部124は、駆動段123に設けられる収容空間125と、収容空間125に配される位置決めピン126と、を含むことを特徴とする。
本考案の容易に組付け可能な直接駆動式モータ付きミシンによると、モータ本体2は、シャフト12に嵌設され、回転子21と支持部232の間に位置するパッキン24と、組付方向Dに沿って締め付けて、パッキン24を回転子21に圧迫するロック部25と、を含むことを特徴とする。
本考案の容易に組付け可能な直接駆動式モータ付きミシンによると、モータ本体2は、第2連接段122に嵌設され、支持部232と連接する第1軸受26を含むことを特徴とする。
本考案の容易に組付け可能な直接駆動式モータ付きミシンによると、ミシン本体1は、第1連接段121が挿入された第2軸受13を含むことを特徴とする。
本考案の容易に組付け可能な直接駆動式モータ付きミシンによれば、次のような効果がある。
(1)駆動段と回転子の内壁部との徐々に縮径する設計により、ユーザは、シャフトに回転子を嵌めて、回転子を組付方向に沿って移動すると、回転子がシャフトと同心となるように容易に位置決めでき、且つロック部とパッキンにより、回転子とシャフトの嵌め状態が締り嵌めとなり、これにより、回転子が高速に回転しているときには、シャフトを回転してミシンを駆動できる。
(2)回転子の回転数が高すぎることにより、回転子とシャフトの間に空転を生じることを回避するために、本考案は連動部によりシャフトを連動して回転する。このように、回転子とシャフトの間に摩擦力が不足ですることによる空転を生じることを回避できる。
(3)従来のものは、モータと軸心が一体であり、主軸と接続する軸心を支持するために、モータの内部の前後に軸受がそれぞれ設けられる。本考案では、モータ本体とシャフトが別々に組み付けられるため、第2連接段に第1軸受を取り付けるだけでよい。このように、部品の点数を減少でき、製造コストを減少できる。
本考案の一実施例の組立済み状態を示す模式図である。 本考案の一実施例の構成を示す分解斜視図である。 本考案の一実施例の組立済み状態を示す断面図である。 本考案の一実施例の回転子の組付作業を示す模式図である。 本考案の一実施例の作動を示す模式図(1)である。 本考案の一実施例の作動を示す模式図(2)である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1乃至図3を参照する。図1は本考案の一実施例の組立済み状態を示す模式図であり、図2は本考案の一実施例の構成を示す分解斜視図であり、図3は本考案の一実施例の組合済み状態を示す断面図である。本考案の容易に組付け可能な直接駆動式モータ付きミシンは、ミシン本体1と、モータ本体2と、を含む。ミシン本体1は、生地を縫うミシンベース11と、ミシンベース11に挿入され、ミシンベース11の生地を縫う駆動力を提供するシャフト12と、を備える。シャフト12は、シャフト12の一端に設けられ、ミシンベース11に挿入される第1連接段121と、シャフト12の他端に設けられ、第1連接段121の反対側に位置する第2連接段122と、第1連接段121と第2連接段122を連接し、その直径が第1連接段121から第2連接段122へ徐々に縮径する駆動段123と、を備える。駆動段123には、連動部124が突出するように設けられる。シャフト12は、第2連接段122から第1連接段121に延びる組付方向Dを有する。
モータ本体2は、シャフト12に嵌合される回転子21と、回転子21に嵌設される固定子22と、回転子21と固定子22を収容し、ミシンベース11に取り付けられる外ケース23と、を備える。回転子21は、厚さが組付方向Dに沿って徐々に小さくなり、駆動段123との嵌め状態が締り嵌めである内壁部211と、内壁部211に設けられ、連動部124を収容し、回転子21が回転しているときに、連動部124に当接してシャフト12を連動して回転する位置決め溝212と、を備える。外ケース23は、ミシンベース11に組み付けられ、固定子22を収容する組付部231と、組付部231と連接し、第2連接段122が挿入されている支持部232と、を備える。
また、モータ本体2は第1軸受26を有し、ミシン本体1は第2軸受13を有する。第2軸受13は、シャフト12に嵌設されるリング131を有する。リング131により、シャフト12と第2軸受13は直接に接触しない。このように、第2軸受13が高速に回転しても、シャフト12を損壊しない。次に、本考案の組付方法を説明する。まず、ミシンベース11の内部に第2軸受13を組付けて、シャフト12の第1連接段121をミシンベース11に挿入して第2軸受13を挿通する。次に、組付方向Dに沿って回転子21を、シャフト12に嵌め込んで、駆動段123まで移動する。内壁部211と駆動段123との徐々に縮径する設計により、回転子21を駆動段123まで移動すると、回転子21と駆動段123の嵌め状態が締り嵌めとなるため、回転子21をそれ以上前に移動できなくなる。このとき、回転子21がシャフト12と同心となる。回転子21が組付方向Dの逆方向に移動してシャフト12と同心でなくなることを防止するために、モータ本体2は、パッキン24と、ロック部25と、を含む。回転子21と駆動段123の嵌め状態が締り嵌めとなった後、パッキン24は、第2連接段122から組付方向Dに沿ってシャフト12に嵌め込まれて、回転子21に当接し、その後、パッキン24の後ろにロック部25を嵌め込んで組付方向Dに沿ってねじ込む。このように、回転子21は、パッキン24に圧迫されて駆動段24に固定する。次に、第1軸受26と固定子22とをロック部25に嵌め込んで、組付部231により外ケース23をミシンベース11に組付けて、シャフト12の第2連接段122に支持部232を嵌め込む。駆動段123と回転子21の内壁部211との徐々に縮径する設計により、回転子21とシャフト12の嵌め状態を締り嵌めにして、ロック部25及びパッキン24により、回転子21とシャフト12の締り嵌めが更にタイトとなり、これにより、回転子21が高速に回転しているときには、シャフト12をスムーズに回転してミシンを駆動できる。
図4乃至図6を参照する。図4は本考案の一実施例の回転子の組付作業を示す模式図であり、図5は本考案の一実施例の作動を示す模式図(1)であり、図6は本考案の一実施例の作動を示す模式図(2)である。回転子21の回転数が高すぎることにより、回転子21とシャフト12の間に空転を生じることを回避するために、駆動段123には、連動部124が突出するように設けられ、回転子21は、内壁部211に設けられ、連動部124を収容する位置決め溝212を含み、具体的には、連動部124は、駆動段123に設けられる収容空間125と、収容空間125に配される位置決めピン126と、を含む。位置決めピン126の長さは収容空間125の深さよりも大きいため、位置決めピン126が収容空間125に配されるときには、位置決めピン126の一部が駆動段123から突出する。回転子21を組付けているときには、位置決めピン126の駆動段123から突出する部分に、内壁部211に設けられる位置決め溝212を合せて、回転子21を組付方向Dに沿って移動し、これにより、位置決めピン126の駆動段123から突出する部分が位置決め溝212に収容されるようになる。回転子21が固定子22による磁気的な排斥(又は磁気的な吸引)によって回転しているときには、位置決めピン126が位置決め溝212に当接されて、シャフト12が連動されて回転する。このように、回転子21とシャフト12の間に摩擦力が不足することによる空転の発生を回避できる。
なお、本考案は前記実施の形態に限定されるものではなく、本考案の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本願の実用新案登録請求の範囲から排除するものではない。
本考案は、ミシンに適用することができる。
1:ミシン本体
2:モータ本体
11:ミシンベース
12:シャフト
13:第2軸受
21:回転子
22:固定子
23:外ケース
24:パッキン
25:ロック部
26:第1軸受
121:第1連接段
122:第2連接段
123:駆動段
124:連動部
125:収容空間
126:位置決めピン
211:内壁部
212:位置決め溝
231:組付部
232:支持部
D:組付方向

Claims (6)

  1. 生地を縫うミシンベース(11)と、前記ミシンベース(11)に挿入され、前記ミシンベース(11)の生地を縫う駆動力を提供するシャフト(12)と、を備え、前記シャフト(12)は、前記シャフト(12)の一端に設けられ、前記ミシンベース(11)に挿入される第1連接段(121)と、前記シャフト(12)の他端に設けられ、前記第1連接段(121)の反対側に位置する第2連接段(122)と、前記第1連接段(121)と前記第2連接段(122)を連接し、その直径が前記第1連接段(121)から前記第2連接段(122)へ徐々に縮径する駆動段(123)と、を備え、前記シャフト(12)は、前記第2連接段(122)から前記第1連接段(121)に延びる組付方向(D)を有するミシン主体(1)と、
    前記シャフト(12)に嵌合される回転子(21)と、前記回転子(21)に嵌設される固定子(22)と、前記回転子(21)と前記固定子(22)を収容し、前記ミシンベース(11)に取り付けられる外ケース(23)と、を備え、前記回転子(21)は、厚さが前記組付方向(D)に沿って徐々に小さくなり、前記駆動段(123)との嵌め状態が締り嵌めである内壁部(211)を備え、前記外ケース(23)は、前記ミシンベース(11)に組み付けられ、前記固定子(22)を収容する組付部(231)と、前記組付部(231)と連接し、前記第2連接段(122)が挿入された支持部(232)と、を備えるモータ主体(2)と、
    を含むことを特徴とする容易に組付け可能な直接駆動式モータ付きミシン。
  2. 前記駆動段(123)には、連動部(124)が突出するように設けられ、前記回転子(21)は、前記内壁部(211)に設けられ、前記連動部(124)を収容し、前記回転子(21)が回転しているときに、前記連動部(124)に当接して前記シャフト(12)を連動して回転する位置決め溝(212)を含むことを特徴とする、請求項1に記載の容易に組付け可能な直接駆動式モータ付きミシン。
  3. 前記連動部(124)は、前記駆動段(123)に設けられた収容空間(125)と、前記収容空間(125)に配された位置決めピン(126)と、を含むことを特徴とする、請求項2に記載の容易に組付け可能な直接駆動式モータ付きミシン。
  4. 前記モータ主体(2)は、前記シャフト(12)に嵌設された、前記回転子(21)と前記支持部(232)の間に位置するパッキン(24)と、前記組付方向(D)に沿って締め付けて、前記パッキン(24)を前記回転子(21)に圧迫するロック部(25)と、を含むことを特徴とする、請求項1に記載の容易に組付け可能な直接駆動式モータ付きミシン。
  5. 前記モータ主体(2)は、前記第2連接段(122)に嵌設された、前記支持部(232)と連接する第1軸受(26)を含むことを特徴とする、請求項1に記載の容易に組付け可能な直接駆動式モータ付きミシン。
  6. 前記ミシン主体(1)は、前記第1連接段(121)が挿入された第2軸受(13)を含むことを特徴とする、請求項1に記載の容易に組付け可能な直接駆動式モータ付きミシン。





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CN112064224A (zh) * 2019-06-10 2020-12-11 深圳市积聚电子有限公司 一种缝纫机及缝纫机用的驱动装置

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