JP3179342U

JP3179342U - 吸着装置

Info

Publication number: JP3179342U
Application number: JP2012005004U
Authority: JP
Inventors: 蒼宏許; 広石川
Original assignee: 宏▲シン▼科技股▲ふん▼有限公司; 株式会社広電
Priority date: 2012-08-16
Filing date: 2012-08-16
Publication date: 2012-10-25
Anticipated expiration: 2022-08-16

Abstract

【課題】ブーツキーパーに設け、除湿、除臭を行う吸着装置を提供する。
【解決手段】本考案のブーツキーパーの吸着装置は、外殻、リセット機構、及び吸着ユニットを含む。外殻には複数の貫通孔を備え、内部には収納空間を設ける。リセット機構は外殻に設け、発熱片とプラグを含む。発熱片は外殻内に設け、プラグと発熱片は電気的に接続し、プラグは外殻に露出させる。吸着ユニットは吸着機能を含む吸着材を備え（例えば乾燥剤や活性炭）、吸着材は外殻の収納空間に配置し、発熱片の周囲に繞設する。吸着装置は、ブーツ底の収容空間に挿入し、吸着材でブーツ内の湿気や臭気を吸収して優れた除湿、除臭効果を達成する。
【選択図】図３

Description

本考案は、特に、ブーツキーパーに設け、除湿、除臭を行う吸着装置に関する。

ブーツは筒丈によってショートブーツ、ハーフブーツ、ロングブーツに分けられる。その内、筒丈が高くなればなる程、収納時に垂れ下がり曲がり易くなり、変形を起こし、次に履く時の美観や快適性に影響を及ぼすことになる。

ブーツ収納時の変形問題を改善するため、ブーツの筒を支えるためのブーツキーパーを設計する者もいた。例えば、特許文献１は一体成形の本体と二つの板体を含む。二つの板体は本体両側に設け、ブーツキーパーをブーツ内に入れる。二つの板体はブーツの筒を外側から支え、形を保たせる。しかし、前記ブーツキーパーは単に筒を支える用途だけで、除湿除臭作用はない。

台湾実用新案第Ｍ３２７６７５号明細書

本考案の主な目的は、ブーツキーパーの吸着装置を提供することにあり、この設計を通して、除湿除臭機能を提供できないブーツキーパーの問題を改善する。

以上の目的を達成するために、本考案の設計する吸着装置は、外殻、リセット機構、及び吸着ユニットを含む。前記外殻には複数の貫通孔を備え、外殻の内部には収納空間を設ける。前記リセット機構は外殻に設け、発熱片とプラグを含む。発熱片は外殻に挿入し、プラグと発熱片は電気的に接続し、プラグは外殻に露出させる。吸着ユニットは吸着機能を含む吸着材を含み、吸着材は外殻の収納空間に配置し、発熱片の周囲に繞設する。

前述したブーツキーパーの吸着装置は、ブーツ底の収容空間に置き、吸着ユニットの吸着材でブーツ内の湿気を吸着して除湿目的を達成する。並びに、リセット機構のプラグを外部電源に電気的に接続し、発熱片の温度を向上させ、吸着材の吸収した水分を蒸発させ、これにより、繰り返し使用と環境保護に役立たせることができる。

本考案はブーツ内の湿気を吸収し、乾燥状態を保たせ、黴の発生を防ぐ役割を果たす。また、銀含有金属材が発散する銀イオン或いは銅含有金属材が発散する銅イオンは、細菌の繁殖を抑制し、さらに、銀イオンと活性炭吸着材は臭気を吸収する。リセット機構のプラグを外部電源に連結すると、電源は熱エネルギーに変換されて吸着材の吸収する水分を蒸発させる。尚、吸着材は繰り返し使用できるため、優れた環境保護性を発揮する。

本考案ブーツキーパーの吸着装置の実施例に関する立体組立図である。本考案ブーツキーパーの吸着装置の実施例に関するもう一つの立体組立図である。本考案ブーツキーパーの吸着装置の実施例に関する立体分解図である。本考案ブーツキーパーの吸着装置の実施例に関する組立断面図である。本考案ブーツキーパーの吸着装置の別の実施例に関する立体組立図である。

図１〜図３に示すとおり、本考案のブーツキーパーの吸着装置の実施例は、外殻、リセット機構、及び吸着ユニットを含む。

前記外殻には複数の貫通孔１２を備え、外殻の内部には収納空間を設ける。本考案の好ましい実施例において、外殻には底部１０及び上蓋１１を含み、底部１０と上蓋１１には何れも貫通孔１２を設け、上蓋１１上にはさらに装着孔１３を設ける。

前記リセット機構は外殻に設け、発熱片２０とプラグ２１を含む。発熱片２０は外殻に挿入し、プラグ２１と発熱片２０は電気的に接続し、プラグ２１は外殻に露出させる。

吸着ユニットは吸着材３０を含み、図４に示すとおり、吸着材３０は外殻の収納空間に配置し、発熱片２０の周囲に繞設する。本考案の好ましい実施例において、吸着ユニットは銀イオンを発散する銀含有金属材１４を含むか、銅イオンを発散する銅含有金属材を含み、銀金属材或いは銅金属材は外殻の装着孔１３に設ける。また、吸着ユニットは吸着材を含み、該吸着材は乾燥剤或いは脱臭材料とし、例えば活性炭である。

図１に示すとおり、吸着装置は外殻上にブーツキーパーに連結するための連結部材４０を設置し、連結部材４０を用いてブーツキーパーに組み合わせる。図５に示した吸着装置の外殻には交換可能な取っ手５０を設置するため、使用者は便利に持つことができ、ブーツキーパーに連結せずに単独で一般の靴に使用できる。

前述において、吸着装置の外殻に設置する表示ユニット６０は、吸着材３０の吸湿量の増加に応じて、塩化コバルト含有の試験紙の色が青から赤に変わって知らせる化学式表示ユニットとしてもよい。また、表示ユニット６０は電子式湿度表示ユニットとしてもよい。或いは、吸着材３０の吸湿量増加にともない発生する重力変化に基づいて針が動く指針式表示ユニットとしてもよい。

その内、ブーツキーパーの吸着装置はブーツ底の収容空間に置き、吸着装置の乾燥剤吸着材３０は、ブーツ内の湿気を吸着する。銅含有の金属材が発散する銅イオン、或いは銀含有の金属材が発散する銀イオンは、細菌の繁殖を抑制し、活性炭吸着材はブーツ内の悪臭を吸着する。吸着材３０の吸湿量が増加すると、使用者は表示ユニット６０の表示を通して吸着材３０の吸湿が満杯であるかを確認できる。満杯になったら、使用者は吸着装置のプラグ２１を外部電源に電気的に接続し、電気エネルギーを用いて発熱片２０に熱エネルギーを生じさせ、吸着材３０を加熱する。これにより、吸着材３０は既に吸着済みの水分を蒸発させ、繰り返し使用し環境保護に役立たせることができる。

前述をまとめると、ブーツキーパーの吸着装置の吸着材３０は、ブーツ内の湿気を吸収し、乾燥状態を保たせ、黴の発生を防ぐ役割を果たす。また、銀含有金属材が発散する銀イオン或いは銅含有金属材が発散する銅イオンは、細菌の繁殖を抑制し、さらに、銀イオンと吸着材は臭気を吸収し、該吸着材は脱臭材料とし、例えば活性炭である。リセット機構のプラグ２１を外部電源に連結すると、電源は熱エネルギーに変換されて吸着材３０の吸収する水分を蒸発させる。尚、吸着材３０は繰り返し使用できるため、優れた環境保護性を発揮する。

１０底部
１１上蓋
１２貫通孔
１３装着孔
１４銀含有金属材
２０発熱片
２１プラグ
３０吸着材
４０連結部材
５０取っ手
６０表示ユニット

Claims

複数の貫通孔を備え、外殻の内部に収納空間を設ける外殻と、
外殻に設け、発熱片とプラグを含み、外殻に設ける発熱片と外殻に露出するプラグを電気的に接続するリセット機構と、
外殻の収納空間に配置し、発熱片の周囲に繞設する吸着材を含む吸着ユニットとを備える吸着装置。
前記吸着ユニットは、外殻に設ける銀含有金属材を含むことを特徴とする請求項１に記載の吸着装置。
前記吸着ユニットは、外殻に設ける銅含有金属材を含むことを特徴とする請求項１に記載の吸着装置。
前記吸着ユニットは、該吸着材は乾燥剤とすることを特徴とする請求項１に記載の吸着装置。
前記吸着ユニットは、該吸着材は脱臭材料とし、例えば活性炭であることを特徴とする請求項１に記載の吸着装置。
吸着装置は外殻上に表示ユニットを設けることを特徴とする請求項１に記載の吸着装置。
吸着装置は外殻上に取っ手を設置することを特徴とする請求項１から５のいずれか一項に記載の吸着装置。