JP3179117B2 - カテーテル用包装体 - Google Patents
カテーテル用包装体Info
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- JP3179117B2 JP3179117B2 JP01007991A JP1007991A JP3179117B2 JP 3179117 B2 JP3179117 B2 JP 3179117B2 JP 01007991 A JP01007991 A JP 01007991A JP 1007991 A JP1007991 A JP 1007991A JP 3179117 B2 JP3179117 B2 JP 3179117B2
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- JP
- Japan
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- catheter
- insert
- package
- tray
- recess
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/002—Packages specially adapted therefor ; catheter kit packages
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Hematology (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Anesthesiology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
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- Biophysics (AREA)
- Pulmonology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
- Packages (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカテーテルの包装技術に
関する。
関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】カテーテルは、一般に、
予め殺菌された事前包装体として提供され、この包装体
においてはカテーテルはパッケージの中にシールされて
おり、該パッケージはカテーテルの軸を保持するための
トレイと、カテーテルの湾曲部を保持するためのインサ
ートとを有している。そのようなパッケージからカテー
テルを取り出すことにより往々にしてカテーテルの湾曲
部および軸部分の両方が損傷を受ける。これは特に長い
カテーテル(例えば100−130cm)の場合に顕著
である。トレイ、湾曲部保持インサート及びパウチから
構成される封止されたパッケージからカテーテルを引き
出すために一般に2つの方法が採用される。これらの方
法を図11及び図12に示す。いずれの方法において
も、最初にカテーテルの「ルーア継手端部」をパッケー
ジから取り外して体内に挿入されるべきカテーテルの部
分(すなわち軸および湾曲部)に触れることによりこれ
らの部分が汚染される危険性を最小限にすることが通常
でありかつ好ましい。
予め殺菌された事前包装体として提供され、この包装体
においてはカテーテルはパッケージの中にシールされて
おり、該パッケージはカテーテルの軸を保持するための
トレイと、カテーテルの湾曲部を保持するためのインサ
ートとを有している。そのようなパッケージからカテー
テルを取り出すことにより往々にしてカテーテルの湾曲
部および軸部分の両方が損傷を受ける。これは特に長い
カテーテル(例えば100−130cm)の場合に顕著
である。トレイ、湾曲部保持インサート及びパウチから
構成される封止されたパッケージからカテーテルを引き
出すために一般に2つの方法が採用される。これらの方
法を図11及び図12に示す。いずれの方法において
も、最初にカテーテルの「ルーア継手端部」をパッケー
ジから取り外して体内に挿入されるべきカテーテルの部
分(すなわち軸および湾曲部)に触れることによりこれ
らの部分が汚染される危険性を最小限にすることが通常
でありかつ好ましい。
【0003】第1の方法(図11に示す)によれば、封
止されたパウチをその長さ方向に沿って折り返しながら
剥がしてトレイの中のカテーテルを露呈する。次に、軸
をその保持タブから持ち上げると同時にカテーテルの湾
曲部をこの湾曲部を保持するインサートから取り除くこ
とにより、カテーテルをトレイから取り外す。もし湾曲
部保持インサートが、トレイの中に堅固に保持されてい
たり、あるいはトレイの一部として成形されている場合
には、カテーテルをインサートの外方へ持ち上げる必要
がある。また、反対にインサートがトレイに取り付けら
れていなければ、カテーテルをトレイから取り外す際に
インサートも湾曲部と共に持ち上がることができる。そ
の後に湾曲部をインサートから取り外すことができる。
この方法はカテーテルをそのパッケージから取り外すた
めに選ばれる方法であるが、汚染を避けるためにカテー
テルを取り外すのに往々にして2以上の人員を必要と
し、これにより取り外し作業を幾分煩瑣でかつ時間を要
するものとする欠点を有している。
止されたパウチをその長さ方向に沿って折り返しながら
剥がしてトレイの中のカテーテルを露呈する。次に、軸
をその保持タブから持ち上げると同時にカテーテルの湾
曲部をこの湾曲部を保持するインサートから取り除くこ
とにより、カテーテルをトレイから取り外す。もし湾曲
部保持インサートが、トレイの中に堅固に保持されてい
たり、あるいはトレイの一部として成形されている場合
には、カテーテルをインサートの外方へ持ち上げる必要
がある。また、反対にインサートがトレイに取り付けら
れていなければ、カテーテルをトレイから取り外す際に
インサートも湾曲部と共に持ち上がることができる。そ
の後に湾曲部をインサートから取り外すことができる。
この方法はカテーテルをそのパッケージから取り外すた
めに選ばれる方法であるが、汚染を避けるためにカテー
テルを取り外すのに往々にして2以上の人員を必要と
し、これにより取り外し作業を幾分煩瑣でかつ時間を要
するものとする欠点を有している。
【0004】第2の方法(図12に示す)は、取り扱い
の容易さ及び速度が非常に重要となる多忙な病院におい
てより頻繁に用いられている。この第2の方法によれ
ば、ルーア継手端部においてパウチを10cmあるいは
それ以上折り返して引きはがすことにより、パウチ上の
シールを破断する。次にトレイをパウチから若干引き出
してカテーテルのルーア継手に接近可能とする。次にル
ーア継手を把持してカテーテルをトレイ及びパウチから
迅速に引き出す。すなわち、カテーテルはむち状の動き
でパッケージを通って後方へ引っ張られる。これにより
カテーテルは迅速に解放されるが、軸及び湾曲部に重大
な損傷を与える可能性がある。湾曲部保持インサートが
用いられている場合には、この取り外し方法は特に困難
である。保持具がトレイの中に保持されていると、湾曲
部は、この湾曲部がタブにより適所に保持されているた
めに、保持具からの引き抜きの際に歪んでしまう。通常
は、外科医により要求されるカテーテルの正確な形状及
び寸法の選定は実行する特定の手術に対して極めて重要
であるために、湾曲部が損傷を受けるとカテーテルは使
用できなくなる。また、トレイに沿うカテーテルの運動
は、通常のトレイの設計が、この方法により行われる経
路に沿って側方へ動かすのではなく、軸をその経路から
持ち上げることによりこの軸を取り外すようになってい
るために、カテーテルを損傷する恐れがある。
の容易さ及び速度が非常に重要となる多忙な病院におい
てより頻繁に用いられている。この第2の方法によれ
ば、ルーア継手端部においてパウチを10cmあるいは
それ以上折り返して引きはがすことにより、パウチ上の
シールを破断する。次にトレイをパウチから若干引き出
してカテーテルのルーア継手に接近可能とする。次にル
ーア継手を把持してカテーテルをトレイ及びパウチから
迅速に引き出す。すなわち、カテーテルはむち状の動き
でパッケージを通って後方へ引っ張られる。これにより
カテーテルは迅速に解放されるが、軸及び湾曲部に重大
な損傷を与える可能性がある。湾曲部保持インサートが
用いられている場合には、この取り外し方法は特に困難
である。保持具がトレイの中に保持されていると、湾曲
部は、この湾曲部がタブにより適所に保持されているた
めに、保持具からの引き抜きの際に歪んでしまう。通常
は、外科医により要求されるカテーテルの正確な形状及
び寸法の選定は実行する特定の手術に対して極めて重要
であるために、湾曲部が損傷を受けるとカテーテルは使
用できなくなる。また、トレイに沿うカテーテルの運動
は、通常のトレイの設計が、この方法により行われる経
路に沿って側方へ動かすのではなく、軸をその経路から
持ち上げることによりこの軸を取り外すようになってい
るために、カテーテルを損傷する恐れがある。
【0005】米国特許第4,779,727号明細書は
カテーテル用の包装体を開示しており、この包装体は、
カテーテルの軸を収容するための幾つかの経路が形成さ
れたトレイと、このトレイの凹所の中に保持された交換
可能なカテーテルチップ保持インサートとを備えてい
る。このインサートもまた幾つかの経路を有しており、
これら経路の少なくとも1つはトレイ部分の経路と連続
するように形成されており、これにより包装体は2つ以
上のカテーテル及び/又は形状の変化するカテーテルチ
ップを保持するために用いることができる。この包装体
は上述の方法の中の1つにより開放されなければなら
ず、また包装体の中に保持されるカテーテルは上述のよ
うに損傷を受け易い。
カテーテル用の包装体を開示しており、この包装体は、
カテーテルの軸を収容するための幾つかの経路が形成さ
れたトレイと、このトレイの凹所の中に保持された交換
可能なカテーテルチップ保持インサートとを備えてい
る。このインサートもまた幾つかの経路を有しており、
これら経路の少なくとも1つはトレイ部分の経路と連続
するように形成されており、これにより包装体は2つ以
上のカテーテル及び/又は形状の変化するカテーテルチ
ップを保持するために用いることができる。この包装体
は上述の方法の中の1つにより開放されなければなら
ず、また包装体の中に保持されるカテーテルは上述のよ
うに損傷を受け易い。
【0006】本発明の目的は、貯蔵及び運搬の際にカテ
ーテルの軸および湾曲部が損傷を受けるのを防止すると
共にカテーテルの軸及び湾曲部に歪みあるいは損傷を生
ずることなくカテーテルを容易に取り出すことができる
ように構成されたカテーテル包装体を提供することであ
る。
ーテルの軸および湾曲部が損傷を受けるのを防止すると
共にカテーテルの軸及び湾曲部に歪みあるいは損傷を生
ずることなくカテーテルを容易に取り出すことができる
ように構成されたカテーテル包装体を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、両端部
にカテーテル要素をそなえた細長いカテーテル軸を有す
るカテーテルであって、上記両端部のカテーテル要素は
一般に一方がルーア継手であり他方が湾曲部であるカテ
ーテルのための包装体が提供され、該包装体は、カテー
テル軸を収容するためのトレイと、湾曲部を保持するた
めのインサートとを備えて成り、該インサートは長手方
向の軸線に沿って上記トレイと相対的に運動可能になさ
れ、これによりカテーテルに長手方向の力が作用する
と、上記インサート及び保持されたカテーテルの湾曲部
がトレイに沿って運動してカテーテルを包装体から取り
外すことが可能になされたことを特徴としている。
にカテーテル要素をそなえた細長いカテーテル軸を有す
るカテーテルであって、上記両端部のカテーテル要素は
一般に一方がルーア継手であり他方が湾曲部であるカテ
ーテルのための包装体が提供され、該包装体は、カテー
テル軸を収容するためのトレイと、湾曲部を保持するた
めのインサートとを備えて成り、該インサートは長手方
向の軸線に沿って上記トレイと相対的に運動可能になさ
れ、これによりカテーテルに長手方向の力が作用する
と、上記インサート及び保持されたカテーテルの湾曲部
がトレイに沿って運動してカテーテルを包装体から取り
外すことが可能になされたことを特徴としている。
【0008】インサート及びトレイには協働する形成部
が設けられ、これら形成部は、インサートを貯蔵の間に
トレイの中に確実に保持すると共に、長手方向の力が付
与されるとインサートがトレイの中で摺動することを許
容する利点を有している。
が設けられ、これら形成部は、インサートを貯蔵の間に
トレイの中に確実に保持すると共に、長手方向の力が付
与されるとインサートがトレイの中で摺動することを許
容する利点を有している。
【0009】形成部はトレイに形成されるインサートを
収容するための凹所を有するのが都合が良く、該凹所は
この凹所の表面からトレイの表面に至る傾斜部を有し、
該傾斜部は、カテーテルを包装体から引き出すと、イン
サートが凹所から自由に動くことを許容する。
収容するための凹所を有するのが都合が良く、該凹所は
この凹所の表面からトレイの表面に至る傾斜部を有し、
該傾斜部は、カテーテルを包装体から引き出すと、イン
サートが凹所から自由に動くことを許容する。
【0010】凹所の上縁部には少なくとも1つの突出部
を形成するのが好ましく、この突出部はインサートが、
トレイの長手方向の軸線に沿う運動を除いて、凹所から
移動するのを防止する。
を形成するのが好ましく、この突出部はインサートが、
トレイの長手方向の軸線に沿う運動を除いて、凹所から
移動するのを防止する。
【0011】インサートには垂下するスカートを有する
平坦面を設けるのが効果的であり、該スカートはカテー
テルを包装体から引き出す時に上記傾斜部と係合するた
めの丸められた下側縁を有している。
平坦面を設けるのが効果的であり、該スカートはカテー
テルを包装体から引き出す時に上記傾斜部と係合するた
めの丸められた下側縁を有している。
【0012】インサートの上記表面とスカートとの間の
接合部を丸めて包装体に沿うインサートの運動を容易に
すると都合が良い。
接合部を丸めて包装体に沿うインサートの運動を容易に
すると都合が良い。
【0013】インサートにはカテーテルの湾曲部を収容
するための経路を設けるのが好ましく、該経路は、カテ
ーテル軸に与えられる長手方向の力および他のいかなる
捩り力にも抗してカテーテルの湾曲部を該経路に保持す
るための手段を有する。
するための経路を設けるのが好ましく、該経路は、カテ
ーテル軸に与えられる長手方向の力および他のいかなる
捩り力にも抗してカテーテルの湾曲部を該経路に保持す
るための手段を有する。
【0014】保持手段はカテーテルと係合するための少
なくとも1つのタブを備えると効果的である。
なくとも1つのタブを備えると効果的である。
【0015】インサートをカテーテルと共に用いられる
装置を保持するようにすると都合が良い。
装置を保持するようにすると都合が良い。
【0016】インサートには、主カテーテル経路と少な
くとも2つのカテーテルチップ保持経路とを設け、これ
によりインサートを多くのカテーテル湾曲寸法の1つを
収容するために用いることができるようにするのが好ま
しい。
くとも2つのカテーテルチップ保持経路とを設け、これ
によりインサートを多くのカテーテル湾曲寸法の1つを
収容するために用いることができるようにするのが好ま
しい。
【0017】また、包装体には少なくとも1つのカテー
テルルーア継手を収容するためのルーア継手インサート
を設け、このルーア継手インサートをトレイの長手方向
の軸線に沿って摺動可能にすることができる。
テルルーア継手を収容するためのルーア継手インサート
を設け、このルーア継手インサートをトレイの長手方向
の軸線に沿って摺動可能にすることができる。
【0018】包装体にはこの包装体をシールするための
封止可能なパウチを設けるのが効果的である。
封止可能なパウチを設けるのが効果的である。
【0019】
【実施例】以下に図面を参照して本発明をより詳細に説
明するが、これら図面には単なる例示として本発明のカ
テーテル包装体の一例が示されている。
明するが、これら図面には単なる例示として本発明のカ
テーテル包装体の一例が示されている。
【0020】図1乃至図4を参照してトレイを説明す
る。トレイ1には、複数のルーア継手位置部21の内の
一つの中にルーア継手を収容するための部分2と、カテ
ーテル4の軸を収容するための経路3と、インサートを
収容するための凹所5とが設けられている。トレイ1の
上面と凹所5との間の接合は傾斜部51により形成され
ている。トレイ1の下側に形成された補強リブ11が設
けられており、この補強リブはカテーテル4の軸を収容
するトレイ1の部分に弾性をもたらしている。
る。トレイ1には、複数のルーア継手位置部21の内の
一つの中にルーア継手を収容するための部分2と、カテ
ーテル4の軸を収容するための経路3と、インサートを
収容するための凹所5とが設けられている。トレイ1の
上面と凹所5との間の接合は傾斜部51により形成され
ている。トレイ1の下側に形成された補強リブ11が設
けられており、この補強リブはカテーテル4の軸を収容
するトレイ1の部分に弾性をもたらしている。
【0021】凹所5の壁部52の上側部にはリップ部5
3が形成され、このリップ部はインサートを適所に保持
する役割を果たす。経路3には3つの隔置されたタブ3
1が設けられ、これらタブは、カテーテルの軸が経路3
の中に圧入された後に、カテーテル4の軸を経路の中の
適所に保持する役割を果たす。タブ31の寸法及び形状
は、カテーテル軸4を経路3の中に容易に装填すること
ができるようにまた必要に応じて軸を経路から容易に取
り外すことができるように、選定される。タブ31は軸
に対して嵌着的な保持を提供すると共に千鳥型に対向す
る対として設けられる。
3が形成され、このリップ部はインサートを適所に保持
する役割を果たす。経路3には3つの隔置されたタブ3
1が設けられ、これらタブは、カテーテルの軸が経路3
の中に圧入された後に、カテーテル4の軸を経路の中の
適所に保持する役割を果たす。タブ31の寸法及び形状
は、カテーテル軸4を経路3の中に容易に装填すること
ができるようにまた必要に応じて軸を経路から容易に取
り外すことができるように、選定される。タブ31は軸
に対して嵌着的な保持を提供すると共に千鳥型に対向す
る対として設けられる。
【0022】包装すべき特定のカテーテルに対してまた
このカテーテルの長さに応じて適宜なルーア継手位置部
21を選定する。
このカテーテルの長さに応じて適宜なルーア継手位置部
21を選定する。
【0023】図5乃至図8を参照して湾曲部保持インサ
ートを説明すると、図面にはインサート6が示されてお
り、このインサートはそれぞれのカテーテル湾曲部の先
端の終端部71につながる主カテーテル経路7を有して
いる。主経路7および終端部71には千鳥型に対向する
対として設けられる張り出しタブ73が形成されてお
り、これらタブはカテーテル軸及び終端部を保持する作
用をする。カテーテルの湾曲部を経路7及び終端部71
の中に保持することに加えて、タブ73はカテーテルを
包装体から取り外す際のカテーテルの損傷を防止する役
割を果たす。ルーア継手よりも基部側の軸の端部に与え
られるトルクはパウチの中の湾曲部およびインサートを
捩る傾向を示すとともに、湾曲部を終端部71の外方へ
持ち上げて結果的に湾曲部を歪める恐れがある。タブ7
3は、捩り力あるいは他の変位力の作用に抗して湾曲部
を終端部71の中に保持する作用を行う。端部壁61及
び側壁62の各々は図示のように頂部から底部に向かっ
て外方に傾斜しており、すべてのコーナ部は丸められて
いる。
ートを説明すると、図面にはインサート6が示されてお
り、このインサートはそれぞれのカテーテル湾曲部の先
端の終端部71につながる主カテーテル経路7を有して
いる。主経路7および終端部71には千鳥型に対向する
対として設けられる張り出しタブ73が形成されてお
り、これらタブはカテーテル軸及び終端部を保持する作
用をする。カテーテルの湾曲部を経路7及び終端部71
の中に保持することに加えて、タブ73はカテーテルを
包装体から取り外す際のカテーテルの損傷を防止する役
割を果たす。ルーア継手よりも基部側の軸の端部に与え
られるトルクはパウチの中の湾曲部およびインサートを
捩る傾向を示すとともに、湾曲部を終端部71の外方へ
持ち上げて結果的に湾曲部を歪める恐れがある。タブ7
3は、捩り力あるいは他の変位力の作用に抗して湾曲部
を終端部71の中に保持する作用を行う。端部壁61及
び側壁62の各々は図示のように頂部から底部に向かっ
て外方に傾斜しており、すべてのコーナ部は丸められて
いる。
【0024】トレイ及びインサートの協働関係およびそ
の使用を以下に説明する。カテーテルを包装するため
に、湾曲部保持インサート6をトレイ1の凹所5の中に
定置する。次にカテーテルの湾曲部及び軸をそれぞれの
定置部71、3の中に嵌着する(これはインサート6の
主カテーテル経路7がトレイ1の経路3と正確に整合す
るような構成である。)。次いでルーア継手をその適宜
なルーア継手位置部21の中に嵌着する。次にこの包装
体の中のカテーテルをシールされているパウチの中に設
け、その後包装体全体を、放射線、オートクレーブある
いは他の適宜な手段で殺菌する。
の使用を以下に説明する。カテーテルを包装するため
に、湾曲部保持インサート6をトレイ1の凹所5の中に
定置する。次にカテーテルの湾曲部及び軸をそれぞれの
定置部71、3の中に嵌着する(これはインサート6の
主カテーテル経路7がトレイ1の経路3と正確に整合す
るような構成である。)。次いでルーア継手をその適宜
なルーア継手位置部21の中に嵌着する。次にこの包装
体の中のカテーテルをシールされているパウチの中に設
け、その後包装体全体を、放射線、オートクレーブある
いは他の適宜な手段で殺菌する。
【0025】カテーテルを包装体から取り出すために
は、パウチを数センチメートル折り返しながら剥がして
ルーア継手を露出させ、その後このルーア継手を把持し
て包装体に沿って横方向に引っ張り出す。この引っ張り
運動により、カテーテル4の軸は湾曲部保持インサート
6を伴って経路3を通って摺動を開始し、該湾曲部は凹
所5のリップ53の下方から摺動して抜け出して傾斜部
51に乗り、ここからトレイ1の面上を摺動してパウチ
の開口部に至る。傾斜した先端の端部壁61が傾斜部5
1に乗り上げると、カテーテル軸4は、このカテーテル
軸がタブ31の下から外方へ抜け出して経路から開放さ
れるまで、経路3の中でゆっくりと上昇する。この時点
において、カテーテル軸及びインサートはトレイから容
易に取り外すことができ、その後カテーテルの湾曲部が
インサート6から徐々に取り外される。壁部61が傾斜
していることによりインサート6が傾斜部51に乗り上
げることができ、またインサート6の壁部61、62が
略傾斜しかつ丸まっていることにより、このインサート
6はトレイ1あるいはパウチ上で噛み込んだり、停滞し
たりあるいは引っ掛かったりすることなく包装体を通っ
て容易に動くことができる。
は、パウチを数センチメートル折り返しながら剥がして
ルーア継手を露出させ、その後このルーア継手を把持し
て包装体に沿って横方向に引っ張り出す。この引っ張り
運動により、カテーテル4の軸は湾曲部保持インサート
6を伴って経路3を通って摺動を開始し、該湾曲部は凹
所5のリップ53の下方から摺動して抜け出して傾斜部
51に乗り、ここからトレイ1の面上を摺動してパウチ
の開口部に至る。傾斜した先端の端部壁61が傾斜部5
1に乗り上げると、カテーテル軸4は、このカテーテル
軸がタブ31の下から外方へ抜け出して経路から開放さ
れるまで、経路3の中でゆっくりと上昇する。この時点
において、カテーテル軸及びインサートはトレイから容
易に取り外すことができ、その後カテーテルの湾曲部が
インサート6から徐々に取り外される。壁部61が傾斜
していることによりインサート6が傾斜部51に乗り上
げることができ、またインサート6の壁部61、62が
略傾斜しかつ丸まっていることにより、このインサート
6はトレイ1あるいはパウチ上で噛み込んだり、停滞し
たりあるいは引っ掛かったりすることなく包装体を通っ
て容易に動くことができる。
【0026】図9a乃至図9dは本発明の湾曲部保持ト
レイの4つの実施例を示しており、これら各々のトレイ
は1つの湾曲部を保持するようになされている。図9a
のトレイ91はジャドキンス(Judkins)左冠状
動脈として知られるタイプの湾曲部を保持するのに適し
ている。インサート91の経路7には2つのタイプのタ
ブ、すなわち張り出しタブ73及び棚状タブ74、が設
けられている。図10aに断面で示すタブ74は、主カ
テーテル軸4に与えられるトルク等のいかなる脱着力に
も対抗して湾曲部の曲がりを経路の終端部71の中に保
持する。
レイの4つの実施例を示しており、これら各々のトレイ
は1つの湾曲部を保持するようになされている。図9a
のトレイ91はジャドキンス(Judkins)左冠状
動脈として知られるタイプの湾曲部を保持するのに適し
ている。インサート91の経路7には2つのタイプのタ
ブ、すなわち張り出しタブ73及び棚状タブ74、が設
けられている。図10aに断面で示すタブ74は、主カ
テーテル軸4に与えられるトルク等のいかなる脱着力に
も対抗して湾曲部の曲がりを経路の終端部71の中に保
持する。
【0027】図9bのインサート92はピグテール型の
カテーテルを保持するタイプである。張り出しタブ73
および棚状タブ74に加えて、このトレイには更に握り
部すなわち切り込みを形成したタブ75が設けられてお
り、このタブ75はカテーテル軸を確実に保持するため
のグリップを提供する。図10bに断面で示されるこの
形式のタブが保持するに特に適したカテーテルは、その
チップすなわち先端部が比較的直線的であって使用者に
よりカテーテルを包装体から抜き出す力が作用するとイ
ンサートから引き出される傾向を有するカテーテルであ
る。インサート92にはまた経路7に設けられる拡張部
710が形成され、この拡張部はピグテール直線化具を
収容する。血管の中に挿入するために、ピグテールカテ
ーテルの先端を広げる必要がある。これは包装体に設け
られるピグテール直線化具を用いて行われる。拡張部7
10はそのような器具を収容すると共にそのような器具
をピグテール湾曲部自身に隣接した医療技術者にとって
都合の良い位置に設ける設計になされる。
カテーテルを保持するタイプである。張り出しタブ73
および棚状タブ74に加えて、このトレイには更に握り
部すなわち切り込みを形成したタブ75が設けられてお
り、このタブ75はカテーテル軸を確実に保持するため
のグリップを提供する。図10bに断面で示されるこの
形式のタブが保持するに特に適したカテーテルは、その
チップすなわち先端部が比較的直線的であって使用者に
よりカテーテルを包装体から抜き出す力が作用するとイ
ンサートから引き出される傾向を有するカテーテルであ
る。インサート92にはまた経路7に設けられる拡張部
710が形成され、この拡張部はピグテール直線化具を
収容する。血管の中に挿入するために、ピグテールカテ
ーテルの先端を広げる必要がある。これは包装体に設け
られるピグテール直線化具を用いて行われる。拡張部7
10はそのような器具を収容すると共にそのような器具
をピグテール湾曲部自身に隣接した医療技術者にとって
都合の良い位置に設ける設計になされる。
【0028】図9c及び図9dは更に別の2つの実施例
であるインサート93、94を示している。インサート
93は、比較的直線的な湾曲部を収容するようになされ
ていると共に、少々異なった形態の把持タブすなわちア
ンカタブ76が設けられており、このアンカタブは図1
0cに断面で示すように2つの対向する把持面を備えて
いる。湾曲部の先端はピラータブ77により指示されて
おり、このピラータブは図10dに断面で示されてい
る。インサート94は張り出しタブ73により十分に保
持される形状の湾曲部を保持する設計と成っている。
であるインサート93、94を示している。インサート
93は、比較的直線的な湾曲部を収容するようになされ
ていると共に、少々異なった形態の把持タブすなわちア
ンカタブ76が設けられており、このアンカタブは図1
0cに断面で示すように2つの対向する把持面を備えて
いる。湾曲部の先端はピラータブ77により指示されて
おり、このピラータブは図10dに断面で示されてい
る。インサート94は張り出しタブ73により十分に保
持される形状の湾曲部を保持する設計と成っている。
【0029】張り出しタブ73、棚状タブ74及びピラ
−タブ77はカテーテルの湾曲部が湾曲部の経路から水
平方向に移動するのを防止する機能を有する。これらの
タブは種々の異なるサイズのカテーテル軸を単一の寸法
のタブで収容することができるように設計されており、
例えば5乃至8のフレンチ軸サイズを一定のサイズのタ
ブで保持することができる。切り込みタブ75あるいは
アンカタブ76の場合には、タブは軸を把持して湾曲部
が経路の中で長手方向に移動するのを防止するように作
用する。従って、タブの寸法は軸の寸法に比較的緊密に
合致する必要があり、一般に所定のタブ寸法は1つの寸
法あるいは2つの異なった寸法の軸に用いるのに適す
る。
−タブ77はカテーテルの湾曲部が湾曲部の経路から水
平方向に移動するのを防止する機能を有する。これらの
タブは種々の異なるサイズのカテーテル軸を単一の寸法
のタブで収容することができるように設計されており、
例えば5乃至8のフレンチ軸サイズを一定のサイズのタ
ブで保持することができる。切り込みタブ75あるいは
アンカタブ76の場合には、タブは軸を把持して湾曲部
が経路の中で長手方向に移動するのを防止するように作
用する。従って、タブの寸法は軸の寸法に比較的緊密に
合致する必要があり、一般に所定のタブ寸法は1つの寸
法あるいは2つの異なった寸法の軸に用いるのに適す
る。
【0030】図9bのインサート92により例示したよ
うに、インサートはカテーテルと共に用いることを必要
とされる別の器具を保持するようにすることもできる。
そのような追加の器具は勿論カテーテル経路それ自身の
中に保持する必要はないがインサートのどこかに形成し
た適宜な凹所に設けることができる。
うに、インサートはカテーテルと共に用いることを必要
とされる別の器具を保持するようにすることもできる。
そのような追加の器具は勿論カテーテル経路それ自身の
中に保持する必要はないがインサートのどこかに形成し
た適宜な凹所に設けることができる。
【0031】湾曲部保持インサートを収容するためのト
レイ本体の凹所をインサートの長さよりも長くすると効
果的であり、これにより製造の際の許容誤差を提供する
と共にカテーテル軸の長さの変動を許容することができ
る。
レイ本体の凹所をインサートの長さよりも長くすると効
果的であり、これにより製造の際の許容誤差を提供する
と共にカテーテル軸の長さの変動を許容することができ
る。
【0032】トレイ及びインサートはポリスチレン、ポ
リビニルクロライドあるいは他の適宜な材料の組み合わ
せ等の適宜な弾性材料から形成することができる。
リビニルクロライドあるいは他の適宜な材料の組み合わ
せ等の適宜な弾性材料から形成することができる。
【0033】最後となるが、ルーア継手を保持するため
の第2の摺動可能なインサートを設けることができる。
そのようなインサートには、種々の長さのカテーテルを
包装する柔軟性を与えるために、多数のルーア継手位置
部を形成することができる。そのような第2のインサー
トを収容するために追加の凹所をトレイに設けることが
できる。
の第2の摺動可能なインサートを設けることができる。
そのようなインサートには、種々の長さのカテーテルを
包装する柔軟性を与えるために、多数のルーア継手位置
部を形成することができる。そのような第2のインサー
トを収容するために追加の凹所をトレイに設けることが
できる。
【図1】トレイの平面図である。
【図2】図1の線B−Bに沿うトレイの断面図である。
【図3】図1の線C−Cに沿うトレイの断面図である。
【図4】図1の線D−Dに沿うトレイの断面図である。
【図5】湾曲部保持インサートの平面図である。
【図6】図5の湾曲部保持インサートの側面図である。
【図7】図5の湾曲部保持インサートの端面図である。
【図8】図5の線A−Aに沿う湾曲部保持インサートの
断面図である。
断面図である。
【図9】図9aは湾曲部保持インサートの他の実施例の
平面図である。図9bは湾曲部保持インサートの他の実
施例の平面図である。図9cは湾曲部保持インサートの
他の実施例の平面図である。図9dは湾曲部保持インサ
ートの他の実施例の平面図である。
平面図である。図9bは湾曲部保持インサートの他の実
施例の平面図である。図9cは湾曲部保持インサートの
他の実施例の平面図である。図9dは湾曲部保持インサ
ートの他の実施例の平面図である。
【図10】図10aは図9aの線E−Eに沿う断面図で
ある。図10bは図9bの線F−Fに沿う断面図であ
る。図10cは図9cの線G−Gに沿う断面図である。
図10dは図9dの線H−Hに沿う断面図である。
ある。図10bは図9bの線F−Fに沿う断面図であ
る。図10cは図9cの線G−Gに沿う断面図である。
図10dは図9dの線H−Hに沿う断面図である。
【図11】従来技術のカテーテル取り外し方法を示す概
略図である。
略図である。
【図12】従来技術の他のカテーテル取り外し方法を示
す概略図である。
す概略図である。
1 トレイ 3 経路 4 カテーテル 5 凹所 6 インサート 7 経路 73 タブ 74 タブ 75 タブ 76 タブ
フロントページの続き (73)特許権者 596015826 2 Harbourmaster Pl ace,Custom House D ock,Dublin 1,Repub lic of lreland (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61M 25/00 464
Claims (12)
- 【請求項1】 両端部にカテーテル要素をそなえた細長
いカテーテル軸を有するカテーテルであって、前記両端
部のカテーテル要素は一般に一方がルーア継手であり他
方が湾曲部であるカテーテルのための包装体であって、
該包装体は、カテーテル軸を収容するためのトレイと、
湾曲部を保持するためのインサートとを備えて成り、該
インサートは長手方向の軸線に沿って前記トレイと相対
的に運動可能になされ、これによりカテーテルに長手方
向の力が作用すると、前記インサート及び保持されたカ
テーテルの湾曲部がトレイに沿って運動してカテーテル
を包装体から取り外すことが可能になされたことを特徴
とするカテーテル用包装体。 - 【請求項2】 請求項1のカテーテル用包装体におい
て、前記インサート及びトレイには協働する形成部が設
けられ、これら形成部は、インサートを貯蔵の間にトレ
イの中に確実に保持すると共に、長手方向の力が付与さ
れるとインサートがトレイの中で摺動するようになされ
たことを特徴とするカテーテル用包装体。 - 【請求項3】 請求項1又は2のカテーテル用包装体に
おいて、前記形成部はトレイに形成されるインサートを
収容するための凹所を有し、該凹所はこの凹所の表面か
らトレイの表面に至る傾斜部を有し、該傾斜部は、カテ
ーテルを包装体から引き出すと、インサートが凹所から
自由に動くことを許容するようになされたことを特徴と
するカテーテル用包装体。 - 【請求項4】 請求項3のカテーテル用包装体におい
て、前記凹所の上縁部には少なくとも1つの突出部が形
成され、この突出部はインサートが、トレイの長手方向
の軸線に沿う運動を除いて、凹所から移動するのを防止
するようになされたことを特徴とするカテーテル用包装
体。 - 【請求項5】 請求項4のカテーテル用包装体におい
て、前記インサートには垂下するスカートを有する平坦
面が設けられ、該スカートはカテーテルを包装体から引
き出す時に前記傾斜部と係合するための丸められた下側
縁を有することを特徴とするカテーテル用包装体。 - 【請求項6】 請求項5のカテーテル用包装体におい
て、前記インサートの前記表面とスカートとの間の接合
部を丸めて包装体に沿うインサートの運動を容易になし
たことを特徴とするカテーテル用包装体。 - 【請求項7】 請求項6のカテーテル用包装体におい
て、前記インサートにはカテーテルの湾曲部を収容する
ための経路が設けられ、該経路は、カテーテル軸に与え
られる長手方向の力および他のいかなる捩り力にも抗し
てカテーテルの湾曲部を該経路に保持するための手段を
有することを特徴とするカテーテル用包装体。 - 【請求項8】 請求項7のカテーテル用包装体におい
て、前記保持手段がカテーテルと係合するための少なく
とも1つのタブを備えることを特徴とするカテーテル用
包装体。 - 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかのカテーテル
用包装体において、前記インサートがカテーテルと共に
用いられる装置を保持するようになされたことを特徴と
するカテーテル用包装体。 - 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれかのカテーテ
ル用包装体において、前記インサートには、主カテーテ
ル経路及び少なくとも2つのカテーテルチップ保持経路
を設け、これによりインサートを多くのカテーテル湾曲
寸法の1つを収容するのに用いることができるようにな
したことを特徴とするカテーテル用包装体。 - 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれかのカテー
テル用包装体において、包装体には少なくとも1つのカ
テーテルルーア継手を収容するためのルーア継手インサ
ートを設け、このルーア継手インサートをトレイの長手
方向の軸線に沿って摺動可能になしたことを特徴とする
カテーテル用包装体。 - 【請求項12】 請求項1乃至11のいずれかのカテー
テル用包装体において、包装体にはこの包装体をシール
するための封止可能なパウチを設けたことを特徴とする
カテーテル用包装体。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IE33190A IE62145B1 (en) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | Catheter packaging system |
IE331/90 | 1990-01-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04341276A JPH04341276A (ja) | 1992-11-27 |
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Family
ID=11010620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP01007991A Expired - Fee Related JP3179117B2 (ja) | 1990-01-30 | 1991-01-30 | カテーテル用包装体 |
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---|---|
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US5322163A (en) * | 1993-06-09 | 1994-06-21 | Plastofilm Industries, Inc. | Catheter tray package with lockable insert |
US6702789B1 (en) | 1997-03-11 | 2004-03-09 | Alcove Medical, Inc. | Catheter having insertion control mechanism and anti-bunching mechanism |
US5848691A (en) * | 1997-07-07 | 1998-12-15 | Wilson-Cook Medical Inc. | Package for sphincterotome or catheter including structure maintaining shape of distal tip |
US6892881B2 (en) | 2000-12-06 | 2005-05-17 | Scimed Life Systems, Inc. | Holding device for use with catheter packaging |
US7328794B2 (en) | 2004-03-05 | 2008-02-12 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Packaging for elongate medical devices and methods of manufacture and use thereof |
US7976518B2 (en) | 2005-01-13 | 2011-07-12 | Corpak Medsystems, Inc. | Tubing assembly and signal generator placement control device and method for use with catheter guidance systems |
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ES2604253T3 (es) | 2007-11-19 | 2017-03-06 | Hollister Incorporated | Conjunto de catéter hidratado al vapor y método de fabricación del mismo |
US8413810B2 (en) | 2010-09-15 | 2013-04-09 | Ethicon, Inc. | Packages for medical devices and methods therefor |
US9028441B2 (en) | 2011-09-08 | 2015-05-12 | Corpak Medsystems, Inc. | Apparatus and method used with guidance system for feeding and suctioning |
EP3001955B1 (en) | 2013-04-25 | 2019-02-20 | Olympus Corporation | Packaging material for endoscope treatment system and endoscope system |
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-
1991
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- 1991-01-30 EP EP19910300682 patent/EP0440427B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-01-30 ES ES91300682T patent/ES2057752T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1991-01-30 JP JP01007991A patent/JP3179117B2/ja not_active Expired - Fee Related
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