JP3178876U - 墓参用桶専用台車 - Google Patents

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【課題】墓参の際に墓参用桶と当該桶に入れるための水とを容易に運搬することができる墓参用桶専用台車を提供すること。
【解決手段】本考案は、上端側に把持部が設けられると共に、下端側に一対の後方車輪が設けられたメインフレームと、基端側が前記メインフレームに固定されると共に、先端側に前方車輪が設けられた一対の前方突出フレームと、前記メインフレーム及び前記一対の前方突出フレームによって上面が水平となるように保持された支持部と、前記支持部の上面の後方側部分に配置された貯水タンクと、を備え、前記支持部の上面の前方側部分には、墓参用桶の配置スペースが設けられている墓参用桶専用台車である。
【選択図】図1

Description

本考案は、墓参の際に墓参用桶を運搬するための墓参用桶専用台車に関する。
現在、我が国では高齢化の進展に伴って、墓数が増加し、墓参の機会も増加している。墓参時には、墓を清掃したり、墓に花を供えるために、参拝者は、水が入った墓参用桶を手で持って当該墓まで運搬している。特に墓の清掃では水が多く消費されるため、参拝者は墓と給水場所との間を複数回往復することもある。
しかしながら、水が入った墓参用桶は重いため、参拝者にとって墓参用桶の運搬は重労働である。特に、高齢化の進展により、今後高齢者による墓参の機会が急増すると予想されるが、力の弱い高齢者には墓参用桶の運搬は非常に負荷が高く困難な作業である。
また、墓地の参道は砂利道や石畳など凸凹を含んでいることが多いが、体重の軽い高齢者が重い墓参用桶を手で持ったまま参道を歩くと、重心のバランスが悪いことから、凹凸で躓いた場合に簡単に転倒してしまい、大怪我をする恐れがある。
水を運搬する技術に関しては、特許文献1及び2に、ポリタンク運搬用の台車が開示されている。当該ポリタンク運搬用の台車は、一対の運搬用車輪を備えており、運搬時には、上端部に把持部が設けられたフレームが後方(または前方)に傾けられて、一対の運搬用車輪だけが地面に接触してポリタンクの荷重が支えられた状態で、把持部が前方に押される(または引かれる)ことにより、ポリタンクの運搬が行われる。
特許第3485129号公報 実用新案登録第3119525号公報
しかしながら、本件考案者によれば、特許文献1及び2に記載されたポリタンク運搬用の台車を墓参に用いる場合、以下の問題が知見された。すなわち、台車に墓参用桶の配置スペースが設けられていないため、参拝者は墓参用桶を手で持って運ぶ必要があり、甚だ不便である。また、一対の運搬用車輪だけが地面に接触した状態で運搬が行われるため、安定性に欠けており、特に凹凸を多く含む参道では、バランスが崩れて転倒する危険がある。また、フレームを傾ける際には、下向きの比較的大きな力を把持部に加える必要があり、力の弱い高齢者には操作が困難である。更に、フレームが傾けられると、台車の前後方向の占有スペースが拡大してしまうため、道幅の狭い墓地の通路を移動するのに不便である。
本考案の目的は、墓参の際に墓参用桶と当該桶に入れるための水とを容易に運搬することができる墓参用桶専用台車を提供することである。
本考案は、上端側に把持部が設けられると共に、下端側に一対の後方車輪が設けられたメインフレームと、基端側が前記メインフレームに固定されると共に、先端側に前方車輪が設けられた一対の前方突出フレームと、前記メインフレーム及び前記一対の前方突出フレームによって上面が水平となるように保持された支持部と、前記支持部の上面の後方側部分に配置された貯水タンクと、を備え、前記支持部の上面の前方側部分には、墓参用桶の配置スペースが設けられていることを特徴とする墓参用桶専用台車である。
本考案によれば、参拝者は墓参用桶に入れる水を運搬する際に、墓参用桶を墓参用桶の配置スペースに配置しておくことができるので、墓参用桶を手で持って運ぶ必要はなく、非常に便利である。また、一対の前方車輪と一対の後方車輪とが地面に接触した状態で運搬が行われるため、安定性に優れており、特に凹凸を多く含む参道であっても、転倒する危険が顕著に少ない。更に、特許文献1及び2に記載された台車のようにフレームを傾ける必要はないため、力の弱い高齢者であっても操作が容易であり、かつ、道幅の狭い通路であっても移動し易い。これにより、墓参の際に墓参用桶と当該桶に入れるための水とを、特に高齢者であっても容易に運搬することが可能である。
好ましくは、前記前方車輪及び前記後方車輪は、直径が150mm以上である。本件考案者の実際の検証によれば、砂利道や石畳などの小さな凹凸を含む参道であっても、このような態様であれば、車輪が当該小さな凹凸をなぞって上下動することが抑制される(凸の部分の上を渡っていける)ため、運搬の容易性及び安全性が顕著に向上する。
また、好ましくは、前記後方車輪の車軸の向きは、前記メインフレームに対して固定されており、前記前方車輪の車軸の向きは、前記前方突出フレームに対して回転可能となっている。このような態様によれば、運搬時の台車の方向転換が容易である。
また、好ましくは、前記貯水タンクの後方側面と対向するように前記メインフレームに固定された貯水タンク押さえフレームと、前記貯水タンクの前方側面に掛け渡され、前記貯水タンクを前記貯水タンク押さえフレームに押しつけて固定する貯水タンク用ベルトと、前記墓参用桶の配置スペースを取り囲むように掛け渡され、墓参用桶を前記貯水タンクの前方側面に押しつけて固定可能になっている墓参用桶用ベルトと、を更に備える。このような態様によれば、運搬時の振動に対する安定性が向上する。
また、好ましくは、前記貯水タンクの後方側面には、排水口が設けられている。このような態様によれば、貯水タンク内の水を墓参用桶に移すことが容易である。
本考案によれば、参拝者は墓参用桶に入れる水を運搬する際に、墓参用桶を墓参用桶の配置スペースに配置しておくことができるので、墓参用桶を手で持って運ぶ必要はなく、非常に便利である。また、一対の前方車輪と一対の後方車輪とが地面に接触した状態で運搬が行われるため、安定性に優れており、特に凹凸を多く含む参道であっても、転倒する危険が顕著に少ない。更に、特許文献1及び2に記載された台車のようにフレームを傾ける必要はないため、力の弱い高齢者であっても操作が容易であり、かつ、道幅の狭い通路であっても移動し易い。これにより、墓参の際に墓参用桶と当該桶に入れるための水とを、特に高齢者であっても容易に運搬することが可能である。
本考案の一実施の形態の墓参用桶専用台車の概略側面図である。 本考案の一実施の形態の墓参用桶専用台車の概略背面図である。
以下に、添付の図面を参照して、本考案の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本考案の一実施の形態の墓参用桶専用台車の概略側面図、図2は、当該墓参用桶専用台車の概略背面図である。
図1及び図2に示すように、本実施の形態の墓参用桶専用台車10は、上端側に把持部13が設けられると共に、下端側に一対の後方車輪14が設けられたメインフレーム11と、基端側がメインフレーム11に固定されると共に、先端側に前方車輪15が設けられた一対の前方突出フレーム12と、メインフレーム11及び一対の前方突出フレーム12によって上面が水平となるように保持された支持部16と、支持部16の上面の後方側部分に配置された貯水タンク17と、を備えている。
図2に示すように、本実施の形態のメインフレーム11は、「コ」字形状のアルミニウム製パイプからなり、先端が下方に向けられた一対の縦フレーム部11aと、一対の縦フレーム部11aの基端(上端)に掛け渡された横フレーム部11bと、を有している。把持部13は、横フレーム部11bに設けられている。
各縦フレーム部11aの先端の内側側面と外側側面には、下方に延びる細長の内側車輪支持部材21と外側車輪支持部材22とがそれぞれ固定されている。
一対の後方車輪14は、それぞれの車軸が互いに同軸状になるように位置合わせされた状態で、一対の縦フレーム部11aの内側車輪支持部材21と外側車輪支持部材22との間に挟まれるように配置されており、各後方車輪14の車軸の一端と他端は、それぞれ内側車輪支持部材21と外側車輪支持部材22に回転可能に支持されている。すなわち、後方車輪14の車軸の向きは、メインフレーム11に対して固定されている。これにより、把持部13からメインフレーム11を介して後方車輪14に左右方向の荷重が加えられても、後方車輪14の車軸の向きが当該荷重に従って揺動することはなく、墓参用桶専用台車10の走行が安定するようになっている。
図1に示すように、本実施の形態の前方突出フレーム12は、アルミニウム製パイプからなる。前方突出フレーム12の基端側は、メインフレーム11の縦フレーム部11aに固定されており、先端側は、その中心軸線が鉛直になるように下方に向けて曲げられている。
前方突出フレーム12の先端の下方には、凹部を有する軸受部材23が配置されており、前方突出フレーム12の当該先端が軸受部材23の当該凹部に回動可能に挿入されている。これにより、軸受部材23は、前方突出フレーム12の先端の鉛直な中心軸線を中心に回動可能になっている。そして、前方車輪15の車軸が、水平方向に向けられた状態で、軸受部材23に回転可能に支持されている。これにより、前方車輪15の車軸の向きは、前方突出フレーム12に対して水平面内で回動可能となっている。これにより、把持部13から前方突出フレーム12を介して前方車輪15に左右方向の荷重が加えられると、前方車輪15の車軸の向きは当該荷重に従って回動され、当該墓参用桶専用台車10の進行方向が容易に転換されるようになっている。
本実施の形態の支持部16は平板形状であり、上面が水平となるように向けられた状態で、一対の縦フレーム部11aの間と一対の前方突出フレーム12の間に亘って延びるように配置されている。具体的には、支持部16の側面後方部分が一対の縦フレーム部11aに固定され、側面前方部分が一対の前方突出フレーム12に固定されている。
本実施の形態の貯水タンク17は、前後方向の長さが支持部11aの上面の前後方向の長さより短くなっており、支持部16の上面の後方側部分に配置されている。そして、支持部16の上面の前方側部分には、墓参用桶の配置スペース18が設けられている。
本実施の形態の貯水タンク17は、給水口27と排水口25とを有している。
貯水タンク17の給水口27は、貯水タンク17の後方側面に設けられており、給水口27には蓋部材28が取り付けられている。給水口27から蓋部材28が取り外されると、貯水タンク17内に水を供給することが可能であり、給水口27に蓋部材28が取り付けられると、貯水タンク17内の水が給水口27から漏れ出すことが防止されるようになっている。
一方、貯水タンク17の排水口25は、貯水タンク17の後方側面のうち給水口27の下方に設けられており、排水口25には、開閉可能なコック(不図示)が取り付けられている。コックが開状態にされると、貯水タンク17内の水が排水口25から排出され、コックが閉状態にされると、排水口25からの水の排出が停止されるようになっている。
本実施の形態の墓参用桶専用台車10は、貯水タンク17の後方側面と対向するようにメインフレーム11に固定された貯水タンク押さえフレーム31と、貯水タンク17の前方側面に掛け渡され、貯水タンク17を貯水タンク押さえフレーム31に押しつけて固定する貯水タンク用ベルト32と、墓参用桶の配置スペース18を取り囲むように掛け渡され、墓参用桶40を貯水タンク17の前方側面に押しつけて固定可能になっている墓参用桶用ベルト32と、を更に備えている。
貯水タンク押さえフレーム31は細長形状であり、貯水タンク17の後方側面と対向するように配置され、図1及び図2に示すように、それぞれ一対の縦フレーム部11aに固定され、更に一対の前方突出フレーム12にも固定されている。
貯水タンク用ベルト32は、具体的には、第一貯水タンク用ベルトと第二貯水タンク用ベルトとを有している。第一貯水タンク用ベルトの基端部は一方の前方突出フレーム12に固定されており、先端部にはスリット状金具が設けられている。一方、第二貯水タンク用ベルトの基端部は他方の前方突出フレーム12に固定されており、先端部には面ファスナーが設けられている。
第二貯水タンク用ベルトの先端部が第一貯水タンク用ベルトの先端部のスリット状金具に挿通されて、第二貯水タンク用ベルト本体が当該スリット状金具で折り返された後、第二貯水タンク用ベルトの先端部が引っ張られると、当該スリット状金具は、第二貯水タンク用ベルト本体の長手方向に沿って第二貯水タンク用ベルトの基端部に近づく方向に移動され、貯水タンク用ベルト32が実質的に引き締められる。これにより、貯水タンク17は貯水タンク押さえフレーム31に対して押しつけられる。そして、第二貯水タンク用ベルトの先端部が引っ張られたままで、当該先端部の面ファスナーが第二貯水タンク用ベルト本体に固定されると、貯水タンク17は貯水タンク用ベルト32と貯水タンク押さえフレーム31との間に挟まれた状態で固定されるようになっている。一方、第二貯水タンク用ベルトの先端部の面ファスナーが第二貯水タンク用ベルト本体から外されると、貯水タンク用ベルト32が実質的に緩められ、貯水タンク17の固定状態が解除され、貯水タンク17を支持部16の上面から取り外すことができるようになっている。
同様に、墓参用桶用ベルト33は、具体的には、第一墓参用桶用ベルトと第二墓参用桶用ベルトとを有している。第一墓参用桶用ベルトの基端部は一方の前方突出フレーム12に固定されており、先端部にはスリット状金具が設けられている。一方、第二墓参用桶用ベルトの基端部は他方の前方突出フレーム12に固定されており、先端部には面ファスナーが設けられている。
第二墓参用桶用ベルトの先端部が第一墓参用桶用ベルトの先端部のスリット状金具に挿通されて、第二墓参用桶用ベルト本体が当該スリット状金具で折り返された後、第二墓参用桶用ベルトの先端部が引っ張られると、当該スリット状金具は、第二墓参用桶用ベルト本体の長手方向に沿って第二墓参用桶用ベルトの基端部に近づく方向に移動され、墓参用桶用ベルト33が実質的に引き締められる。これにより、墓参用桶の配置スペース18に配置された墓参用桶40は貯水タンク17の前方側面に対して押しつけられる。そして、第二墓参用桶用ベルトの先端部が引っ張られたままで、当該先端部の面ファスナーが第二墓参用桶用ベルト本体に固定されると、墓参用桶40は墓参用桶用ベルト33と貯水タンク17との間に挟まれて固定されるようになっている。一方、第二墓参用桶用ベルトの先端部の面ファスナーが第二墓参用桶用ベルト本体から外されると、墓参用桶用ベルト33が実質的に緩められ、墓参用桶40の固定状態が解除され、墓参用桶40を支持部16の上面から取り外すことができるようになっている。
本実施の形態の墓参用桶専用台車10は、後方車輪14の回転を減速させるための、それ自体は公知のハンドル式ブレーキ35を有している。
以上のような本実施の形態の作用について説明する。
まず、図1に示すように、貯水タンク用ベルト32が緩められて、支持部16の上面から貯水タンク17が取り外される。貯水タンク17の蓋部材28が取り外され、給水口27から貯水タンク17の内部に水が供給される。所望量の水が供給された後、蓋部材28が取り付けられて、給水口27が蓋される。
次いで、水が充填された貯水タンク17が、支持部16の上面の後方側部分に配置される。貯水タンク用ベルト32が貯水タンク17の前方側面に掛け渡された状態で引き締められ、貯水タンク用ベルト32と貯水タンク押さえフレーム31との間で貯水タンク17が動かないように固定される。
なお、貯水タンク17が貯水タンク用ベルト32と貯水タンク押さえフレーム31との間で動かないように固定されたままで、蓋部材28が取り外され、ホース(管)等が使用されて給水口27から貯水タンク17の内部に水が供給されてもよい。
その後、墓参用桶の配置スペース18に墓参用桶40が配置され、墓参用桶用ベルト33が引き締められて、墓参用桶用ベルト33と貯水タンク17の前方側面との間で墓参用桶40が動かないように固定される。
前方車輪15及び後方車輪14が地面に接触した状態で、把持部13に前方向の外力が加えられると、メインフレーム11及び前方突出フレーム12を介して後方車輪14及び前方車輪15の車軸に当該外力が伝達され、後方車輪14及び前方車輪15は当該外力に従って回転する。これにより、墓参用桶専用台車10は、貯水タンク17内の水と墓参用桶40と一緒に、前方向に移動する。
本実施の形態では、墓参用桶と貯水タンク17とがそれぞれ墓参用桶用ベルト32と貯水タンク用ベルト31とにより固定されており、仮に墓参用桶専用台車10の移動時に振動が発生しても、墓参用桶40と貯水タンク17とが位置ズレして支持部16の上面から落下するおそれはなく、安定性が向上している。
墓参用桶専用台車10が所望の位置に到達したら、ハンドル式ブレーキ35が操作されて、後方車輪14の回転が減速され、墓参用桶専用台車10の移動が停止される。そして、墓参用桶用ベルト33が緩められて、墓参用桶の配置スペース18から墓参用桶40が取り外される。
例えば、取り外された墓参用桶40は、図2に示すように、貯水タンク17の排水口25の鉛直下方に配置され、貯水タンク17のコックが開状態にされる。これにより、貯水タンク17内の水は排水口25から排出されて、墓参用桶40の内部に落下する。墓参用桶40に所望量の水が溜められた後、貯水タンク17のコックが閉状態にされて、排水口25からの水の排出が停止される。
以上のような本実施の形態によれば、参拝者は墓参用桶40に入れる水を運搬する際に、墓参用桶40を墓参用桶の配置スペース18に配置しておくことができるので、墓参用桶40を手で持って運ぶ必要はなく、非常に便利である。また、一対の前方車輪15と一対の後方車輪14とが地面に接触した状態で運搬が行われるため、安定性に優れており、特に凹凸を多く含む参道であっても、転倒する危険が顕著に少ない。更に、特許文献1及び2に記載された台車のようにフレームを傾ける必要はないため、力の弱い高齢者であっても操作が容易であり、かつ、道幅の狭い通路であっても移動し易い。これにより、墓参の際に墓参用桶40と当該墓参用桶40に入れるための水とを、特に高齢者であっても容易に運搬することが可能である。
なお、好ましくは、前方車輪15及び後方車輪14は、いずれも直径が150mm以上(例えば、182mm)である。本件考案者の実際の検証によれば、砂利道や石畳などの小さな凹凸を含む参道であっても、このような態様であれば、前方車輪15及び後方車輪14が当該小さな凹凸をなぞって上下動することが抑制される(凸の部分の上を渡っていける)ため、運搬の容易性及び安全性が顕著に向上する。
10 墓参用桶専用台車
11 メインフレーム
12 前方突出フレーム
13 把持部
14 後方車輪
15 前方車輪
16 支持部
17 貯水タンク
18 墓参用桶の配置スペース
21 内側車輪支持部材
22 外側車輪支持部材
25 排水口
27 給水口
28 蓋部材
31 貯水タンク押さえフレーム
32 貯水タンク用ベルト
33 墓参用桶用ベルト
35 ハンドル式ブレーキ
40 墓参用桶

Claims (5)

  1. 上端側に把持部が設けられると共に、下端側に一対の後方車輪が設けられたメインフレームと、
    基端側が前記メインフレームに固定されると共に、先端側に前方車輪が設けられた一対の前方突出フレームと、
    前記メインフレーム及び前記一対の前方突出フレームによって上面が水平となるように保持された支持部と、
    前記支持部の上面の後方側部分に配置された貯水タンクと、
    を備え、
    前記支持部の上面の前方側部分には、墓参用桶の配置スペースが設けられている
    ことを特徴とする墓参用桶専用台車。
  2. 前記前方車輪及び前記後方車輪は、直径が150mm以上である
    ことを特徴とする請求項1に記載の墓参用桶専用台車。
  3. 前記後方車輪の車軸の向きは、前記メインフレームに対して固定されており、
    前記前方車輪の車軸の向きは、前記前方突出フレームに対して回転可能となっている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の墓参用桶専用台車。
  4. 前記貯水タンクの後方側面と対向するように前記メインフレームに固定された貯水タンク押さえフレームと、
    前記貯水タンクの前方側面に掛け渡され、前記貯水タンクを前記貯水タンク押さえフレームに押しつけて固定する貯水タンク用ベルトと、
    前記墓参用桶の配置スペースを取り囲むように掛け渡され、墓参用桶を前記貯水タンクの前方側面に押しつけて固定可能になっている墓参用桶用ベルトと、
    を更に備える
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の墓参用桶専用台車。
  5. 前記貯水タンクの後方側面には、排水口が設けられている
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の墓参用桶専用台車。
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CN114148395A (zh) * 2022-02-09 2022-03-08 宁波润轴科技有限公司 用于汽车油桶装载和存放的运输装置

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