JP3178605U - 磁気治療器 - Google Patents

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Abstract

【課題】磁力線の作用によって筋肉組織の血行を改善し、筋肉組織の緊張をといてこりをほぐすとともに、肌に対して温熱効果を発揮し、使用者の肌を温めることができる磁気治療器を提供する。
【解決手段】磁気治療器10は、使用者の肌面に貼付する貼着シート11と、使用者の体温によって温められて肌面に遠赤外線を放射する遠赤外線放射材12と、放射材12の中央部に固定されて肌面に磁力線を発する永久磁石13とから形成されている。遠赤外線放射材12は、貼着シート11の貼着面14に貼付された固定面15と使用者の肌面に当接する当接面16とそれら面15,16の間に延びる周面17とを有する。永久磁石13は、遠赤外線放射材12の当接面16から固定面15に向かって放射材12の内部に埋め込まれた固定部18と放射材12の当接面16から露出する露出部19とを有する。
【選択図】図1

Description

本考案は、貼着シートを利用して使用者の肌面に着脱可能に貼付する磁気治療器に関する。
薄い通気性を有する透明かつ円形の基層と、その基層の下面に設けられて肌への刺激が少ない材料からなる下部粘着剤層と、その下部粘着剤層の上に設けられた粒状磁石体および下部剥離シートと、基層の上面に上部粘着剤層を介して設けられた円形の上部剥離紙とを備え、波状の切れ目が上部剥離紙に形成された磁気治療器が開示されている(特許文献1参照)。
特開2005−296455号公報
前記特許文献1に開示の磁気治療器は、下部粘着層を介して基層を使用者の肌面に貼着することで、粒状磁石体の端面が使用者の肌面に当接する。この磁気治療器は、それを形成する粒状磁石体から使用者の肌面に磁力線が発せられ、その磁力線の作用によって筋肉組織の血行を改善し、筋肉組織の緊張をといてこりをほぐす。しかし、この磁気治療器は、それが使用者の肌に遠赤外線を放射することはなく、使用者の肌に対して温熱効果を発揮することはなく、使用者の肌を温めることができない。
本考案の目的は、磁力線の作用によって筋肉組織の血行を改善し、筋肉組織の緊張をといてこりをほぐすとともに疲労を低減する他、肌に対して温熱効果を発揮し、使用者の肌を温めることができる磁気治療器を提供することにある。
前記課題を解決するための本考案の前提は、貼着シートを利用して使用者の肌面に着脱可能に貼付する磁気治療器である。
前記前提における本考案の特徴は、磁気治療器が、堆積鉱物を微粉砕した微細な鉱物粉体を焼結して作られ、使用者の体温によって温められて肌面に遠赤外線を放射する遠赤外線放射材と、遠赤外線放射材の中央部に固定され、肌面に磁力線を発する少なくとも1つの永久磁石とを含み、遠赤外線放射材が、貼着シートの貼着面に貼付された平面形状が略円形の固定面と、使用者の肌面に当接する平面形状が略円形の当接面と、固定面および当接面の間に延びる周面とを有し、永久磁石が、遠赤外線放射材の当接面から固定面に向かって遠赤外線放射材の内部に埋め込まれた固定部と、遠赤外線放射材の当接面から露出する露出部とを有することにある。
本考案にかかる磁気治療器の一例としては、遠赤外線放射材の当接面が当接面の中心に向かうとともにその外側へ向かって凸となるように所定の曲率半径を有して湾曲し、永久磁石の露出部の端面が露出部の端面の中心に向かうとともにその外側へ向かって凸となるように所定の曲率半径を有して湾曲し、磁気治療器では、遠赤外線放射材の当接面の曲率半径と永久磁石の露出部の端面の曲率半径とが同一である。
本考案にかかる磁気治療器の他の一例としては、遠赤外線放射材が所定のバインダーを加えて鉱物粉体を造粒加工して成形した後、その鉱物粉体を焼結して作られた多孔質のセラミック成形物であって所定の厚みを有する略円盤状に成形され、遠赤外線放射材の赤外線放射率が7〜14μmの波長範囲において98%以上である。
本考案にかかる磁気治療器の他の一例としては、永久磁石が略円柱状に成形され、永久磁石の露出部がN極であり、永久磁石の露出部から発生する磁力線の磁束密度が40〜80ミリテスラの範囲にある。
本考案にかかる磁気治療器によれば、使用者の肌面に遠赤外線を放射する遠赤外線放射材と使用者の肌面に磁力線を発する永久磁石とを含み、永久磁石から発せられた磁力線の作用によって使用者の筋肉組織の血行を改善し、筋肉組織の緊張をといてこりをほぐす他、遠赤外線放射材が使用者の体温によって温められた後に蓄えた熱を遠赤外線として使用者の肌面に放射するから、遠赤外線が肌に対する温熱効果を発揮し、遠赤外線によって使用者の肌を温めることができる。この磁気治療器は、永久磁石の露出部が遠赤外線放射材の当接面から露出し、露出部から使用者の肌面に磁力線が確実に発せられ、その磁力線によって使用者の筋肉組織の血行が改善され、筋肉組織の緊張をといてこりをほぐすとともに疲労を低減するから、患部(つぼ)にそれを貼着することによって患部のこりや疲労を治癒させることができる。
遠赤外線放射材の当接面がその中心に向かうとともにその外側へ向かって凸となるように所定の曲率半径を有して湾曲し、永久磁石の露出部の端面がその中心に向かうとともにその外側へ向かって凸となるように所定の曲率半径を有して湾曲し、遠赤外線放射材の当接面の曲率半径と永久磁石の露出部の端面の曲率半径とが同一である磁気治療器は、それを使用者の肌面に貼着したときに、遠赤外線放射材の当接面と永久磁石の露出部の端面とが使用者の患部(つぼ)に対する指圧効果を発揮し、その指圧効果によって使用者の筋肉組織の血行を改善することができ、筋肉組織の緊張をといてこりをほぐすとともに疲労を低減することができる。
遠赤外線放射材が所定のバインダーを加えて鉱物粉体を造粒加工して成形した後、その鉱物粉体を焼結して作られた多孔質のセラミック成形物であって所定の厚みを有する略円盤状に成形され、遠赤外線放射材の赤外線放射率が7〜14μmの波長範囲において98%以上である磁気治療器は、遠赤外線放射材の赤外線放射率が前記範囲にあり、人体の平均体温の波長と同一の波長域において高い赤外線放射率を有するから、その遠赤外線が肌に対する温熱効果を確実に発揮し、遠赤外線によって使用者の肌を温めることができる。
永久磁石が略円柱状に成形され、永久磁石の露出部がN極であり、永久磁石の露出部から発生する磁力線の磁束密度が40〜80ミリテスラの範囲にある磁気治療器は、永久磁石の露出部から前記磁束密度の磁力線が発せられるから、その磁力線によって使用者の筋肉組織の血行が改善され、筋肉組織の緊張をといてこりをほぐすとともに疲労を低減し、患部(つぼ)にそれを貼着することによって患部のこりや疲労を治癒させることができる。
一例を示す磁気治療器の上面図。 磁気治療器の側面図。 図1の3−3線端面図。 使用状態で示す磁気治療器の斜視図。 図4の5−5線端面図。
一例を示す磁気治療器10の上面図である図1等の添付の図面を参照し、本考案に係る磁気治療器の詳細を説明すると、以下のとおりである。なお、図2は、磁気治療器10の側面図であり、図3は、図1の3−3線端面図である。図1〜図3では、粘着剤や剥離紙の図示を省略している。
磁気治療器10は、貼着シート11と遠赤外線放射材12と永久磁石13とから形成されている。貼着シート11(絆創膏、パッチ、シール等の貼り付け部材)は、その平面形上が略円形に成形され、その直径が20〜25mmの範囲にある。貼着シート11には、肌色に着色された薄いポリウレタンフィルムが使用されている。ポリウレタンフィルムは、水蒸気に対する透過性を有する反面、液体や細菌を透過させない性質を有する。貼着シート11の貼着面14には、図示はしていないが、耐水性を有するアクリル系粘着剤が塗布されているとともに、その粘着剤を保護する剥離紙(遠赤外線放射材12および永久磁石13の貼着箇所を除いた箇所)が貼付されている。
遠赤外線放射材12は、多孔質のセラミック成形物である。そのセラミック成形物は、堆積鉱物(天然鉱石)を微粉砕した微細な鉱物粉体にバインダー(ポリビニルアルコール5%を含む水溶液)を加え、その鉱物粉体を造粒加工して成形した後、成形された鉱物粉体を焼結することで作られている。成形加工時に加えたバインダーは、焼結によって焼失する。なお、遠赤外線放射材12(セラミック成形物)の製造方法の一例としては、特開2005−27922に開示されている。遠赤外線放射材12は、所定の厚みを有する略円盤状に成形され、平面形状が略円形の固定面15と、平面形状が略円形の当接面16と、それら面15,16の間に延びる周面17とを有する。固定面15は、貼着シート11に塗布された粘着剤によってシート11の貼着面14に貼付されている。当接面16は、その中心に向かうとともにその外側へ向かって凸となるように所定の曲率半径で湾曲している。遠赤外線放射材12は、その最大厚み寸法が2.0〜4.0mmの範囲、その直径が5.0〜6.5mmの範囲にある。当接面16の曲率半径は、R5〜R7の範囲にある。
遠赤外線放射材12の原材料である鉱物粉体の成分は、二酸化ケイ素(SiO2)、アルミナ(AIO3)、酸化鉄(FeO3)、酸化カルシウム(CaO)、酸化マグネシウム(MgO)、酸化ナトリウム(NaO)、酸化カリウム(KO)である。なお、遠赤外線放射材12を100重量%とした場合において、二酸化ケイ素(SiO2)の割合が50重量%以上であって60重量%以下、アルミナ(AIO3)の割合が20重量%以上であって25重量%以下、酸化鉄(FeO3)の割合が10重量%以上であって15重量%以下、酸化カルシウム(CaO)の割合が3重量%以上であって7重量%以下、酸化マグネシウム(MgO)の割合が2重量%以上であって5重量%以下、酸化ナトリウム(NaO)の割合が0.2重量%以上であって0.7重量%以下、酸化カリウム(KO)の割合が0.1重量%以上であって0.3重量%以下である。
なお、遠赤外線放射材12を100重量%とした場合の、二酸化ケイ素(SiO2)の好ましい割合は56.40重量%、アルミナ(AIO3)の好ましい割合は21.20重量%、酸化鉄(FeO3)の好ましい割合は12.60重量%、酸化カルシウム(CaO)の好ましい割合は3.78重量%、酸化マグネシウム(MgO)の好ましい割合は2.86重量%、酸化ナトリウム(NaO)の好ましい割合は0.42重量%、酸化カリウム(KO)の好ましい割合は0.17重量%である。
遠赤外線放射材12は、その赤外線放射率が8〜14μmの波長範囲において98%以上である。この遠赤外線放射材12は、異なる振動波長域を有する既述の各種複数の金属酸化物や無機塩類、有機物を含有し、単一の成分のみから作られた場合と比較し、それらがそれぞれ波長の異なる赤外線を放射する。遠赤外線放射材が単一の成分のみから作られている場合、放射波長はその成分の固有振動による波長のみとなり、放射効率が低くなるが、この遠赤外線放射材12は、それぞれ波長の異なる赤外線を放射する各種複数の成分を含有するから、単一の成分のみから作られた場合と比較し、高い赤外線放射効率を有する。
物質から放射される遠赤外線の波長分布は、その物質の組成や温度、分子構造によって決まるが、体温付近では、7〜14μm、特に8〜10μmの遠赤外線が放射の主体となる。この波長域に同調する分子振動を有する代表的な物質として、二酸化ケイ素(シリカ)や酸化アルミニウム(アルミナ)、酸化鉄があり、それらを最適な範囲で含有する遠赤外線放射材12は、人体の平均体温の波長と同一の波長域である8〜14μmの波長範囲において高い効率で赤外線を放射する。
物質の構造と遠赤外線の放射機能との関係は、結晶性が高いほど放射波長のピーク性が高まり、多孔質になるほどピーク幅が広がり、さらに、表面が平滑なほど放射の方位性が高まる。したがって、人体の平均体温の波長と同一の波長域である7〜14μmの波長範囲において高い放射率を有し、8〜10μmの波長範囲に最大放射ピークがあり、表面からあらゆる方向へ満遍なく遠赤外線を放射する材料として、二酸化ケイ素(シリカ)や酸化アルミニウム(アルミナ)、酸化鉄の適量を主成分として含有するとともに多孔質に成形(焼結)された遠赤外線放射材12が最適である。
永久磁石13は、略円柱状に成形され、固定部18および露出部19を有する。永久磁石13には、フェライト磁石やネオジウム磁石、マンガンアルミ磁石を使用することができる。永久磁石13の固定部19は、遠赤外線放射材12の当接面16から固定面15に向かって放射材12の内部に埋め込まれ、放射材12の中央部に固定されている。永久磁石13の露出部19は、遠赤外線放射材12の当接面16から外側に露出している。露出部19の端面20は、その中心に向かうとともにその外側へ向かって凸となるように所定の曲率半径で湾曲している。
露出部19の端面20の曲率半径は、遠赤外線放射材12の当接面16の曲率半径と同一であり、R5〜R7の範囲にある。また、露出部19の端面20が遠赤外線放射材12の当接面16に対して同一面上にあり、露出部19の端面20と放射材12の当接面16との間に段差がなく、端面20と当接面16とが略面一になっている。永久磁石13では、その露出部19がN極であり、露出部19から発生する磁力線の磁束密度が40〜80ミリテスラの範囲にある。永久磁石13は、その直径が2.0〜3.0mmの範囲にあり、その厚み寸法が2.0〜3.5mmの範囲にある。磁気治療器10では、遠赤外線放射材12の当接面16と露出部19の端面20とからそれら面16,20の中心かつ外側へ向かう凸面が形成されている。
図4は、使用状態で示す磁気治療器10の斜視図であり、図5は、図4の5−5線端面図である。図4では、磁気治療器10が使用者の手の甲21の所定の部位に貼付された状態で示す。磁気治療器10を使用するには、貼着シート11の貼着面14から剥離紙を剥がし、治療器10から剥離紙を分離した後、貼着シート11の粘着面14を使用者の身体の所定の部位における肌面22に貼付する。
図5に示すように、貼着シート11の貼着面14を手の甲21の肌面22に貼付すると、粘着剤によって肌面22に対する治療器10の貼付状態が維持され、遠赤外線放射材12の当接面16が肌面22に当接するとともに永久磁石13の露出部19の端面20が肌面22に当接する。
磁気治療器10は、当接面16が外側へ向かって凸となるように湾曲し、露出部19の端面20が外側へ向かって凸となるように湾曲しているから、磁気治療器10を肌面22に貼付し、当接面16や露出部19の端面20が肌面22に当接したときに、当接面16や露出部19の端面20が肌面22をわずかに押圧した状態で肌面22に密着する。この状態で磁気治療器10が使用者の肌面22に貼り付けられ、使用者の体温によって治療器10が次第に温められる。
磁気治療器10では、永久磁石13の露出部19から磁力線が使用者の手の甲21の肌面22に発せられるとともに、遠赤外線放射材12が使用者の手の甲21の体温によって使用者(人体)の平均体温に温められた後、遠赤外線放射材12に蓄えられた熱が遠赤外線として放射材12から肌面22に放射される。磁気治療器10では、使用者の手の甲21の貼付部位の近傍に永久磁石13から磁力線が発せられるから、貼付部位の近傍の血行が促進され、部位のこりがほぐれるとともに、使用者の手の甲21の貼付部位の近傍に遠赤外線放射材12から遠赤外線が放射されるから、図4に示すように、貼付部位の近傍が温められる。なお、使用後の磁気治療器10は、貼着シート11の粘着力に抗してシート11を肌面22から剥がし取り、治療器10の肌面22に対する固定を解除する。
磁気治療器10は、使用者の肌面22に遠赤外線を放射する遠赤外線放射材12と使用者の肌面22に磁力線を発する永久磁石13とを含み、永久磁石13の露出部19から発せられた磁力線の作用によって使用者の筋肉組織の血行を改善し、筋肉組織の緊張をといてこりをほぐす他、遠赤外線放射材12が使用者の体温によって温められた後に蓄えた熱を遠赤外線として使用者の肌面22に放射するから、遠赤外線が肌に対する温熱効果を発揮し、遠赤外線によって使用者の肌を温めることができる。
磁気治療器10は、遠赤外線放射材12の当接面16が所定の曲率半径で湾曲し、永久磁石13の露出部19の端面20が所定の曲率半径で湾曲しているから、それを使用者の肌面22に貼着したときに、遠赤外線放射材12の当接面16と永久磁石13の露出部19の端面20とが使用者の患部(つぼ)に対する指圧効果を発揮するとともに、永久磁石13の露出部19が遠赤外線放射材12の当接面16から露出し、露出部19から使用者の肌面22に磁力線が確実に発せられるから、その磁力線によって使用者の筋肉組織の血行が改善され、筋肉組織の緊張をといてこりをほぐすとともに疲労を低減し、患部(つぼ)にそれを貼着することによって患部のこりや疲労を治癒させることができる。
磁気治療器10は、遠赤外線放射材12の赤外線放射率が8〜14μmの波長範囲において98%以上であり、使用者(人体)の平均体温の波長と同一の波長域において高い赤外線放射率を有するから、その遠赤外線が肌に対する温熱効果が確実に発揮され、さらに、永久磁石13の露出部19から発生する磁力線の磁束密度が40〜80ミリテスラの範囲にあるから、その磁束密度の磁力線によって使用者の筋肉組織の血行促進効果が確実に発揮される。
磁気治療器10は、遠赤外線放射材100重量%に対する二酸化ケイ素やアルミナ、酸化鉄、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸化ナトリウム、酸化カリウムの割合が前記範囲にあり、それら各成分がそれぞれ波長が異なるとともに人体の平均体温の波長と同一の波長域の赤外線を放射するから、それらの成分から放射される赤外線が肌に対する温熱効果を確実に発揮し、遠赤外線によって使用者の肌を温めることができる。
10 磁気治療器
11 貼着シート
12 遠赤外線放射材
13 永久磁石
14 貼着面
15 固定面
16 当接面
17 周面
18 固定部
19 露出部
20 端面
22 肌面

Claims (4)

  1. 貼着シートを利用して使用者の肌面に着脱可能に貼付する磁気治療器において、
    前記磁気治療器が、堆積鉱物を微粉砕した微細な鉱物粉体を焼結して作られ、前記使用者の体温によって温められて前記肌面に遠赤外線を放射する遠赤外線放射材と、前記遠赤外線放射材の中央部に固定され、前記肌面に磁力線を発する少なくとも1つの永久磁石とを含み、前記遠赤外線放射材が、前記貼着シートの貼着面に貼付された平面形状が略円形の固定面と、前記使用者の肌面に当接する平面形状が略円形の当接面と、前記固定面および前記当接面の間に延びる周面とを有し、前記永久磁石が、前記遠赤外線放射材の当接面から固定面に向かって該遠赤外線放射材の内部に埋め込まれた固定部と、前記遠赤外線放射材の当接面から露出する露出部とを有することを特徴とする磁気治療器。
  2. 前記遠赤外線放射材の当接面が、該当接面の中心に向かうとともにその外側へ向かって凸となるように所定の曲率半径で湾曲し、前記永久磁石の露出部の端面が、該露出部の端面の中心に向かうとともにその外側へ向かって凸となるように所定の曲率半径で湾曲し、前記磁気治療器では、前記遠赤外線放射材の当接面の曲率半径と前記永久磁石の露出部の端面の曲率半径とが同一である請求項1に記載の磁気治療器。
  3. 前記遠赤外線放射材が、所定のバインダーを加えて前記鉱物粉体を造粒加工して成形した後、該鉱物粉体を焼結して作られた多孔質のセラミック成形物であって所定の厚みを有する略円盤状に成形され、前記遠赤外線放射材の赤外線放射率が、7〜14μmの波長範囲において98%以上である請求項1または請求項2に記載の磁気治療器。
  4. 前記永久磁石が、略円柱状に成形され、前記永久磁石の露出部が、N極であり、前記永久磁石の露出部から発生する磁力線の磁束密度が、40〜80ミリテスラの範囲にある請求項1ないし請求項3いずれかに記載の磁気治療器。
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