JP3178510B2 - 高流動コンクリート及びその製造方法 - Google Patents
高流動コンクリート及びその製造方法Info
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- C04B2103/60—Agents for protection against chemical, physical or biological attack
- C04B2103/65—Water proofers or repellants
Description
な材料分離抵抗性を合わせもった充填性に優れたフレッ
シュコンクリートである高流動コンクリート及びその製
造方法に関するものである。
化・迅速化、コンクリート性能の高度化・多様化が強く
求められている。そのため、施工が容易で、しかも施工
の良否の影響を受けずに、耐久性に優れた高流動コンク
リートを開発する動きが活発である。この高流動のコン
クリートの特徴は、鉄筋が密に配置された型枠中でも、
締め固めをせずに打設し、しかも粗骨材が分離せずに均
質に密充填することである。そのためには、フレッシュ
コンクリートである高流動コンクリートの粘性を上げる
必要がある。即ち、高流動コンクリートの鍵となる製造
技術は、フレッシュコンクリートの粘性を上げる対策に
ある。そのために大別して3つの方法が採用されてい
る。第一の方法は各種のポリマーを含む増粘剤を材料分
離低減剤として使用する方法であり、第二の方法はセメ
ント、混和材、鉱物質粉末などの粉体材料を、コンクリ
ート1m3当たりに通常約450kg以上と多量に使用
する方法であり、第三の方法は第一の方法と第二の方法
を併用した方法である。
増粘剤を使用する方法は、増粘剤の価格が高いのでコン
クリートの製造原価が上がること、使用後の洗浄作業に
手間が掛かり、粘剤が混入した排水の浄化処理が容易で
ない問題がある。また第二の粉体材料を増量する方法
は、生コン工場などのフレッシュコンクリート製造場所
で、セメント以外の混和材料や、鉱物質粉末の粉体を入
手しにくいこと、粉体に混和剤が吸着されやすいため、
界面活性剤(減水剤)の添加量が増すこと、粉体の性状や
配合量によりコンクリートの品質が左右されるなどの問
題がある。本発明の目的は、増粘剤を使用せずに、しか
も混和剤や鉱物質粉末を増量せずに、高い流動性と適度
な材料分離抵抗性を合わせもった充填性に優れた高流動
コンクリート及びその製造方法を提供することにある。
セメントを含む粉体材料と、細骨材と、粗骨材と、高性
能減水剤或いは高性能AE減水剤からなる界面活性剤と
を有し、締め固めをせずに打設可能であって、前記粗骨
材が分離せずに均質に密充填可能な高流動コンクリート
の改良である。 その特徴ある構成は、セメントを含む粉
体材料及び細骨材のうち1種又は2種以上のコンクリー
ト材料の表面に撥水性物質の皮膜が形成された材料を使
用したところにある。セメントを含む粉体材料及び/又
は細骨材に撥水性を付与すると、粉体及び/又は細骨材
と水との摩擦力が増加し、フレッシュコンクリートの粘
性が上昇し、高い流動性と適度な材料分離抵抗性を合わ
せもつことができる。それ以外にコンクリートの自己収
縮が減少するなど他の物性も向上する。
明であって、表面に撥水性物質の皮膜が形成された粉体
材料がセメント、混和材料又は鉱物質粉末のいずれか1
種又は2種以上である高流動コンクリートである。フレ
ッシュコンクリートの粘性を大きく上げるためには、粒
径が小さく、しかも構成割合の大きい粉体材料に、撥水
性を付与することが効果的である。
体材料と、細骨材と、粗骨材と、高性能減水剤或いは高
性能AE減水剤からなる界面活性剤とを有し、締め固め
をせずに打設可能であって、前記粗骨材が分離せずに均
質に密充填可能な高流動コンクリートの製造方法の改良
である。 その特徴ある構成は、セメントを含む複数のコ
ンクリート材料のうち、1種又は2種以上の粉体材料及
び/又は細骨材と撥水性物質とを混練して前記材料に撥
水性を付与し、前記撥水性を付与した材料と残りの材料
と水とを加えて混練するところにある。請求項4に係る
発明は、請求項3に係る発明であって、表面に撥水性物
質の皮膜が形成された粉体材料がセメント、混和材料又
は鉱物質粉末のいずれか1種又は2種以上である高流動
コンクリートの製造方法である。
れる粉体材料には、セメント、混和材料、鉱物質粉末、
細骨材などがある。このセメントとしては、(ア)普通ポ
ルトランドセメント、早強ポルトランドセメント、超早
強ポルトランドセメント、中庸熱ポルトランドセメン
ト、耐硫酸塩ポルトランドセメント、ビーライトセメン
ト、白色ポルトランドセメント等のポルトランドセメン
ト、(イ)高炉セメント、フライアッシュセメント、シリ
カセメント、シリカフュームセメント等の混合セメン
ト、(ウ)カルシウムアルミネート系特殊セメント、アル
ミナセメント、超速硬セメント等の特殊セメント、(エ)
土質安定用セメント等が挙げられる。上記(ア)〜(エ)のセ
メントを単独で使用しても、複数種類併用してもよい。
また混和材料としては、スラグ微粉末、フライアッシ
ュ、シリカヒューム、もみ殻灰、火山ガラス、仮焼粘土
などのポゾラン反応性を有するものが挙げられる。また
鉱物質粉末としては、ケイ酸質粉末、石粉、粘土粉、石
灰石粉末などが挙げられる。更に細骨材としては、砕
砂、川砂、山砂、海砂、珪砂、砕石、軽量骨材、高炉ス
ラグのような各種のスラグ骨材等が挙げられる。
に界面活性剤、化学混和剤、膨張材、収縮低減剤、ポリ
マーエマルジョン、顔料、増粘剤、発泡剤などを併用す
ることができる。この界面活性剤としては、リグニンス
ルフォン酸塩及びその誘導体、オキシカルボン酸塩、ポ
リオール誘導体、ポリカルボン酸塩、ナフタレンスルフ
ォン酸ホルマリン高縮合物、メラミンスルフォン酸ホル
マリン縮合物、アルキルアリルスルフォン酸ポリマー、
高縮合トリアジン系化合物、メチロールメラミン縮合
物、含窒素型スルフォン酸塩、アミノスルフォン酸塩等
が挙げられる。この界面活性剤には、通常、高性能減水
剤或いは高性能AE減水剤と称するものを使う。
/又は細骨材の表面に形成される皮膜は、次の撥水性物
質からなる。即ち、この撥水性物質として、パラフィン
などの油脂類、ステアリン酸、オレイン酸、ラウリル
酸、シラン重合体、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、ゴ
ム、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、アルコキシシラン、
アルキルシリコーン、フッソ系高分子などが使用でき
る。この撥水性物質はアルカリ性水溶液の下では不安定
になって撥水効果が長続きしない物質である。粉体が長
時間安定した撥水性を持続すると、セメントの水和が進
行せず、強度が発現しないからである。
は、セメントを含む複数のコンクリート材料のうち、1
種又は2種以上の粉体材料及び/又は細骨材と撥水性物
質とを混練して前記材料に撥水性を付与し、前記撥水性
を付与した材料と残りの材料と水とを加えて混練する方
法である。従って、セメントの水和を抑制しないよう
に、撥水性物質の添加量を適切に設定し、かつその効果
を十分に発揮させるには、少量の撥水性物質を材料表面
に均一に覆うようにさせる必要がある。撥水性物質の最
適添加量は、撥水性物質の種類や表面処理方法により、
適宜決められる。一例を挙げれば、コンクリートの粉体
材料100重量%に対して0.01〜1.0重量%添加
する。好ましくは0.1〜0.5重量%である。0.0
1重量%未満ではフレッシュコンクリートの粘性を上昇
するには至らず、1.0重量%を越えると、セメントの
水和が抑制され、コンクリート構造物、コンクリート二
次製品の強度不足の恐れがある。撥水性物質の皮膜を形
成する材料は、セメント、混和材料、鉱物質粉末、及び
細骨材の中の1種類でもよいし、2種類以上でもよい。
また選定した種類の材料の一部に撥水性を付与してもよ
い。
効果がもたらされる。 コンクリート中のモルタルの粘度が増加するため、
コンクリートの材料分離が防止(粗骨材が沈降せずにほ
ぼ均一に分散)できる。 高価な増粘剤を使用しなくて済み、しかも増粘剤を
使用しないで高流動コンクリートを製造する場合より粉
体(セメント、混和材料、鉱物質粉末)を少な目にする
ことができるので、原価を低減できる。 フライアッシュや高炉スラグなどの産業副産物を有
効利用でき、地球環境の保全に資する。 撥水処理した材料を、生コン工場の通常の材料貯蔵
庫に入れて、そのまま通常の方法・装置で生コンを製造
できる。 増粘剤を使用した場合のように、次に入れるコンク
リートへの悪影響を防ぐために、ミキサー車を入念に洗
浄する必要がない。また、特別な洗浄排水の処理対策が
不要である。
少の効果も期待できる。即ち、粉末状の撥水性物質を使
うことにより、コンクリート中の間隙水と固相の接触角
が大きくなり、間隙水に生じる負圧が減少するためであ
る。自己収縮の減少により、コンクリート構造物の寸法
安定性が向上し、構造物の設計と施工が容易になり、耐
久性に優れた構造物となる。ただし、撥水性材料の使用
により、連行する空気量が若干増加しやすくなるので、
空気量が多くなりすぎないようにする注意が必要であ
る。一方、空気量を増すための助剤の添加量が減るメリ
ットも出やすい。
る。 <実施例1>三菱マテリアル(株)製の普通ポルトランド
セメントと、このセメントに対して0.1重量%のステ
アリン酸とをヘンシェルミキサー(三井鉱山(株)製)に
入れて30分間混合することにより、撥水性セメントを
製造した。このセメントの他のコンクリートの材料とし
て、木更津産山砂と、八王子産砕石(硬質砂岩、2005)
と、ポリカルボン酸系高性能AE減水剤(商品名:チュ
ーポールHP−11、竹本油脂(株)製)を使用した。空
気量は消泡剤(商品名:AFK−2、竹本油脂(株)製)
で調整した。表1に示す材料配合で、50リットルのパ
ン型強制練りミキサーを使用して、コンクリートを混練
した。
ステアリン酸を一切混合しないコンクリートを比較例1
とした。
のフレッシュ性状及び標準水中養生での圧縮強度を測定
した。このコンクリート試験結果を表1に示す。材料分
離抵抗性は、スランプフロー試験時の肉眼観察での評価
とし、その基準は以下の通りである。 ○:粗骨材が分離せず、しかも広がったコンクリートの
周囲にブリージング水がない。 ×:粗骨材が分離し、しかも広がったコンクリートの周
囲にブリージング水がある。
アリン酸により撥水性を付与した実施例1では、フレッ
シュコンクリートの材料分離抵抗性が比較例1と比べて
増加し、硬化体の強度の発現性も比較例1と大差なく、
良好であった。
アッシュ(ブレーン値3,200cm2/g)と、この
フライアッシュに対して0.1重量%のアルキルシリコ
ーンとを実施例1と同一のミキサーに入れて30分間混
合することにより、フライアッシュに撥水性を付与し
た。その他のコンクリート材料として、三菱マテリアル
(株)製の普通ポルトランドセメントと、木更津産山砂
と、八王子産砕石(硬質砂岩、2005)と、ポリカルボン
酸系高性能AE減水剤(商品名:チューポールHP−1
1、竹本油脂(株)製)を使用した。空気量は消泡剤(商
品名:AFK−2、竹本油脂(株)製)で調整した。表
2に示す材料配合で、50リットルのパン型強制練りミ
キサーを使用して、コンクリートを混練した。
産山砂に対して0.1重量%のアルキルシリコーンとを
実施例1と同一のミキサーに入れて30分間混合するこ
とにより、木更津産山砂に撥水性を付与した。その他の
材料として、三菱マテリアル(株)製の普通ポルトラン
ドセメントと、フライアッシュと、八王子産砕石(硬質
砂岩、2005)と、ポリカルボン酸系高性能AE減水剤
(商品名:チューポールHP−11、竹本油脂(株)製)
を使用した。空気量は消泡剤(商品名:AFK−2、竹
本油脂(株)製)で調整した。表2に示す材料配合で、5
0リットルのパン型強制練りミキサーを使用して、コン
クリートを混練した。
により撥水性を付与した実施例2のフライアッシュと、
実施例3の木更津産山砂と、三菱マテリアル(株)製の普
通ポルトランドセメントと、八王子産砕石(硬質砂岩、
2005)と、ポリカルボン酸系高性能AE減水剤(商品
名:チューポールHP−11、竹本油脂(株)製)を使用
した。空気量は消泡剤(商品名:AFK−2、竹本油脂
(株)製)で調整した。表2に示す材料配合で、50リッ
トルのパン型強制練りミキサーを使用して、コンクリー
トを混練した。
例4と同じ材料配合で、アルキルシリコーンを一切混合
しないコンクリートを比較例2とした。
と比較例2のフレッシュ性状及び標準水中養生での圧縮
強度を測定した。このコンクリート試験結果を表2に示
す。材料分離抵抗性は、スランプフロー試験時の肉眼観
察での評価とし、その基準は前述した通りである。
又は山砂のいずれか又は双方にアルキルシリコーンによ
り撥水性を付与した実施例2〜4では、フレッシュコン
クリートの材料分離抵抗性が比較例2と比べて増加し、
硬化体の強度の発現性も比較例2と大差なく、良好であ
った。
5,800cm2/g)と、この石灰石微粉末に対して
0.1重量%のステアリン酸とを実施例1と同一のミキ
サーに入れて30分間混合することにより、石灰石微粉
末に撥水性を付与した。その他の材料として、三菱マテ
リアル(株)製の普通ポルトランドセメントと、木更津産
山砂と、八王子産砕石(硬質砂岩、2005)と、ポリカル
ボン酸系高性能AE減水剤(商品名:チューポールHP
−11、竹本油脂(株)製)を使用した。空気量は消泡剤
(商品名:AFK−2、竹本油脂(株)製)で調整した。
表3に示す材料配合で、50リットルのパン型強制練り
ミキサーを使用して、コンクリートを混練した。
に実施例5と同様に撥水性を付与した。更に三菱マテリ
アル(株)製の普通ポルトランドセメントと、このセメン
トに対して0.1重量%のステアリン酸とを実施例1と
同一のミキサーに入れて30分間混合することにより、
セメントに撥水性を付与した。その他の材料として、木
更津産山砂と、八王子産砕石(硬質砂岩、2005)と、ポ
リカルボン酸系高性能AE減水剤(商品名:チューポー
ルHP−11、竹本油脂(株)製)を使用した。空気量は
消泡剤(商品名:AFK−2、竹本油脂(株)製)で調整
した。表3に示す材料配合で、50リットルのパン型強
制練りミキサーを使用して、コンクリートを混練した。
材料配合で、ステアリン酸を一切混合しないコンクリー
トを比較例3とした。
及び比較例3のフレッシュ性状及び標準水中養生での圧
縮強度を測定した。このコンクリート試験結果を表3に
示す。材料分離抵抗性は、スランプフロー試験時の肉眼
観察での評価とし、その基準は前述した通りである。
び石灰石微粉末とセメントにそれぞれステアリン酸によ
り撥水性を付与した実施例5及び実施例6では、フレッ
シュコンクリートの材料分離抵抗性が比較例3と比べて
増加し、硬化体の強度の発現性も比較例3と大差なく、
良好であった。
来の増粘剤の使用や粉体の増量とは異なる方法で、セメ
ントを含む複数種類のコンクリート材料のうち、1種又
は2種以上の粉体材料及び/又は細骨材に撥水性を付与
して、粉体及び/又は細骨材と水との摩擦力を増加させ
ることにより、フレッシュコンクリートの粘性を上げる
ことができる。この結果、フレッシュ時の材料分離抵抗
性を損なうことなく、流動性を改善した高流動コンクリ
ートを安価にしかも生コン工場で容易に製造できるよう
になり、コンクリートの品質を向上させ、その施工を合
理化することができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 セメントを含む粉体材料と、細骨材と、
粗骨材と、高性能減水剤或いは高性能AE減水剤からな
る界面活性剤とを有し、締め固めをせずに打設可能であ
って、前記粗骨材が分離せずに均質に密充填可能な高流
動コンクリートにおいて、 前記 セメントを含む粉体材料及び細骨材のうち1種又は
2種以上のコンクリート材料の表面に撥水性物質の皮膜
が形成された材料を使用したことを特徴とする高流動コ
ンクリート。 - 【請求項2】 表面に撥水性物質の皮膜が形成された粉
体材料がセメント、混和材料又は鉱物質粉末のいずれか
1種又は2種以上である請求項1記載の高流動コンクリ
ート。 - 【請求項3】 セメントを含む粉体材料と、細骨材と、
粗骨材と、高性能減水剤或いは高性能AE減水剤からな
る界面活性剤とを有し、締め固めをせずに打設可能であ
って、前記粗骨材が分離せずに均質に密充填可能な高流
動コンクリートの製造方法において、 前記 セメントを含む複数のコンクリート材料のうち、1
種又は2種以上の粉体材料及び/又は細骨材と撥水性物
質とを混練して前記材料に撥水性を付与し、前記撥水性
を付与した材料と残りの材料と水とを加えて混練するこ
とを特徴とする高流動コンクリートの製造方法。 - 【請求項4】 表面に撥水性物質の皮膜が形成された粉
体材料がセメント、混和材料又は鉱物質粉末のいずれか
1種又は2種以上である請求項3記載の高流動コンクリ
ートの製造方法。
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JP25820196A JP3178510B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 高流動コンクリート及びその製造方法 |
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JP25820196A JP3178510B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 高流動コンクリート及びその製造方法 |
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JPH10101396A JPH10101396A (ja) | 1998-04-21 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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WO2014045583A1 (ja) | 2012-09-24 | 2014-03-27 | パナソニック株式会社 | 撥水砂の混合物及び撥水砂構造体 |
CN114149225A (zh) * | 2021-12-06 | 2022-03-08 | 深圳市恒星建材有限公司 | 一种膨胀致密抗渗混凝土及其制备方法 |
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1996
- 1996-09-30 JP JP25820196A patent/JP3178510B2/ja not_active Expired - Fee Related
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