JP3178144U - 携帯通信端末用ケース及び携帯通信端末用ケース取付体 - Google Patents
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Abstract
【課題】装飾の変更を容易に行うことができる携帯通信端末用ケース及び携帯通信端末用ケース取付体を提供する。
【解決手段】携帯通信端末2に取付け及び取外し可能な携帯通信端末用ケース1であって、携帯通信端末の背面2A及び周側面2Bの全部又は一部を被覆可能に形成されたケース本体3と、表面に装飾が施されたシート状の装飾部材4と、を備え、ケース本体は、携帯通信端末の背面を覆う底壁部3Aと、底壁部の周縁から立設されて携帯通信端末の周側面の全部又は一部を覆う側壁部3Bと、を有する。さらに、少なくとも底壁部3Aの全部又は一部が透明又は透光性を有しており、装飾部材4は、ケース本体が携帯通信端末2を被覆した状態において、携帯通信端末4の背面2Aとケース本体の底壁部3Aとの間に挟み込まれるように構成する。
【選択図】図2
【解決手段】携帯通信端末2に取付け及び取外し可能な携帯通信端末用ケース1であって、携帯通信端末の背面2A及び周側面2Bの全部又は一部を被覆可能に形成されたケース本体3と、表面に装飾が施されたシート状の装飾部材4と、を備え、ケース本体は、携帯通信端末の背面を覆う底壁部3Aと、底壁部の周縁から立設されて携帯通信端末の周側面の全部又は一部を覆う側壁部3Bと、を有する。さらに、少なくとも底壁部3Aの全部又は一部が透明又は透光性を有しており、装飾部材4は、ケース本体が携帯通信端末2を被覆した状態において、携帯通信端末4の背面2Aとケース本体の底壁部3Aとの間に挟み込まれるように構成する。
【選択図】図2
Description
本考案は、携帯通信端末用ケース及び携帯通信端末用ケース取付体に関する。更に詳しくは、本考案は、装飾の変更を容易に行うことができる携帯通信端末用ケース及び携帯通信端末用ケース取付体に関する。
近年、スマートフォン等の携帯通信端末にケースを取付けることが広く行われている。このような携帯通信端末用ケースは、主に携帯通信端末の外的な力や粉塵等からの保護を目的として取付けられるが、装飾を目的として、異なるデザインのケースをユーザーの嗜好に応じて着せ替え感覚で交換して取付けることも楽しまれている。しかしながら、着せ替え感覚を楽しむためにはケースを複数種類用意しなければならず、ユーザーの経済的負担が大きいといった問題があった。このような経済的負担を軽減するため、装飾を施した部分のみを交換可能に設けた携帯通信端末用ケースが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された携帯通信端末用ケースの場合、装飾部材として、裏面に粘着剤が塗布された装飾用シールをケース外面に貼付するようにしている。このため、装飾の変更を行うためには装飾用シールをケース外面から剥がす必要があり煩雑であった。また、一度剥がした装飾用シールは、粘着剤が劣化してしまったり、シール自体に剥がす際の折り目やキズがついてしまったりして、再利用することが困難であった。更に、所望の位置にシールを貼ることも困難であった。
本考案は上述の従来の状況に鑑みてなされたものであり、装飾の変更を容易に行うことができる携帯通信端末用ケース及び携帯通信端末用ケース取付体を提供することを目的とする。
本考案は以下のとおりである。
1.携帯通信端末に取付け及び取外し可能な携帯通信端末用ケースであって、
前記携帯通信端末の背面及び周側面の全部又は一部を被覆可能に形成されたケース本体と、
表面に装飾が施されたシート状の装飾部材と、を備え、
前記ケース本体は、前記携帯通信端末の背面を覆う底壁部と、前記底壁部の周縁から立設されて前記携帯通信端末の周側面の全部又は一部を覆う側壁部と、を有するとともに、少なくとも前記底壁部の全部又は一部が透明又は透光性を有しており、
前記装飾部材は、前記ケース本体が前記携帯通信端末を被覆した状態において、前記携帯通信端末の背面と前記ケース本体の底壁部との間に挟み込まれることを特徴とする携帯通信端末用ケース。
2.前記ケース本体は、可撓性を有する熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマー又はゴムからなり、前記携帯通信端末に係止される請求項1記載の携帯通信端末用ケース。
3.前記ケース本体及び前記装飾部材には、前記携帯通信端末に具備されている撮影部に対応する位置に孔又は切り欠きがそれぞれ形成されている請求項2記載の携帯通信端末用ケース。
4.前記ケース本体には、前記携帯通信端末に具備されており、前記携帯通信端末に入力操作を行うための操作部に対応する位置に孔又は切り欠きが形成されている請求項3記載の携帯通信端末用ケース。
5.前記ケース本体には、前記携帯通信端末に具備されており、前記携帯通信端末の外部とデータを入出力するため又は前記携帯通信端末の外部と通信を行うための接続部又は部品挿入部に対応する位置に、孔又は切り欠きが形成されている請求項4記載の携帯通信端末用ケース。
6.前記ケース本体には、ストラップを取り付けるための孔が形成されている請求項5記載の携帯通信端末用ケース。
7.前記ケース本体は、透明又は透光性を有するポリカーボネートを成形することにより形成されている請求項6記載の携帯通信端末用ケース。
8.請求項1乃至7のいずれか一項に記載の携帯通信端末用ケースを携帯通信端末に取り付けてなる携帯通信端末用ケース取付体であって、
前記装飾部材は交換可能に設けられていることを特徴とする携帯通信端末用ケース取付体。
1.携帯通信端末に取付け及び取外し可能な携帯通信端末用ケースであって、
前記携帯通信端末の背面及び周側面の全部又は一部を被覆可能に形成されたケース本体と、
表面に装飾が施されたシート状の装飾部材と、を備え、
前記ケース本体は、前記携帯通信端末の背面を覆う底壁部と、前記底壁部の周縁から立設されて前記携帯通信端末の周側面の全部又は一部を覆う側壁部と、を有するとともに、少なくとも前記底壁部の全部又は一部が透明又は透光性を有しており、
前記装飾部材は、前記ケース本体が前記携帯通信端末を被覆した状態において、前記携帯通信端末の背面と前記ケース本体の底壁部との間に挟み込まれることを特徴とする携帯通信端末用ケース。
2.前記ケース本体は、可撓性を有する熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマー又はゴムからなり、前記携帯通信端末に係止される請求項1記載の携帯通信端末用ケース。
3.前記ケース本体及び前記装飾部材には、前記携帯通信端末に具備されている撮影部に対応する位置に孔又は切り欠きがそれぞれ形成されている請求項2記載の携帯通信端末用ケース。
4.前記ケース本体には、前記携帯通信端末に具備されており、前記携帯通信端末に入力操作を行うための操作部に対応する位置に孔又は切り欠きが形成されている請求項3記載の携帯通信端末用ケース。
5.前記ケース本体には、前記携帯通信端末に具備されており、前記携帯通信端末の外部とデータを入出力するため又は前記携帯通信端末の外部と通信を行うための接続部又は部品挿入部に対応する位置に、孔又は切り欠きが形成されている請求項4記載の携帯通信端末用ケース。
6.前記ケース本体には、ストラップを取り付けるための孔が形成されている請求項5記載の携帯通信端末用ケース。
7.前記ケース本体は、透明又は透光性を有するポリカーボネートを成形することにより形成されている請求項6記載の携帯通信端末用ケース。
8.請求項1乃至7のいずれか一項に記載の携帯通信端末用ケースを携帯通信端末に取り付けてなる携帯通信端末用ケース取付体であって、
前記装飾部材は交換可能に設けられていることを特徴とする携帯通信端末用ケース取付体。
本考案の携帯通信端末用ケースによれば、携帯通信端末の背面及び周側面の全部又は一部を被覆可能に形成されたケース本体と、表面に装飾が施されたシート状の装飾部材と、を備えている。ケース本体は、全部又は一部が透明又は透光性を有する底壁部を有しており、装飾部材は、このケース本体の底壁部と携帯通信端末の背面との間に挟み込まれる。このような構成により、容易に装飾部材を交換することができるので、装飾の変更を容易に行うことができる。
また、ケース本体が可撓性を有する熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマー又はゴムからなり、携帯通信端末に係止される場合は、ケース本体を変形させることにより携帯通信端末に容易に取付けることができる。
更に、ケース本体には、携帯通信端末に具備されている撮影部に対応する位置に孔又は切り欠きが形成されている場合は、携帯通信端末用ケースを取付けた状態であっても、孔又は切り欠きから撮影部を露出させることができる。
また、ケース本体には、携帯通信端末に具備されており、携帯通信端末に入力操作を行うための操作部に対応する位置に孔又は切り欠きが形成されている場合は、携帯通信端末用ケースを取付けた状態であっても、孔又は切り欠きから操作部を露出させることができる。
更に、ケース本体には、携帯通信端末に具備されており、携帯通信端末の外部とデータを入出力するため又は携帯通信端末の外部と通信を行うための接続部又は部品挿入部に対応する位置に、孔又は切り欠きが形成されている場合は、携帯通信端末用ケースを取付けた状態であっても、孔又は切り欠きから接続部又は部品挿入部を露出させることができる。
また、ケース本体には、ストラップを取り付けるための孔が形成されている場合は、携帯通信端末自体にはストラップ取付用の孔が形成されていなくても、ストラップを取付けることが可能となる。
更に、ケース本体は、透明又は透光性を有するポリカーボネートを成形することにより形成されている場合は、装飾部材の視認性に優れるケース本体を容易かつ安価に製造することができる。
本考案の携帯通信端末用ケース取付体によれば、上述の効果を奏する携帯通信端末用ケース取付体を実現することができる。
また、ケース本体が可撓性を有する熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマー又はゴムからなり、携帯通信端末に係止される場合は、ケース本体を変形させることにより携帯通信端末に容易に取付けることができる。
更に、ケース本体には、携帯通信端末に具備されている撮影部に対応する位置に孔又は切り欠きが形成されている場合は、携帯通信端末用ケースを取付けた状態であっても、孔又は切り欠きから撮影部を露出させることができる。
また、ケース本体には、携帯通信端末に具備されており、携帯通信端末に入力操作を行うための操作部に対応する位置に孔又は切り欠きが形成されている場合は、携帯通信端末用ケースを取付けた状態であっても、孔又は切り欠きから操作部を露出させることができる。
更に、ケース本体には、携帯通信端末に具備されており、携帯通信端末の外部とデータを入出力するため又は携帯通信端末の外部と通信を行うための接続部又は部品挿入部に対応する位置に、孔又は切り欠きが形成されている場合は、携帯通信端末用ケースを取付けた状態であっても、孔又は切り欠きから接続部又は部品挿入部を露出させることができる。
また、ケース本体には、ストラップを取り付けるための孔が形成されている場合は、携帯通信端末自体にはストラップ取付用の孔が形成されていなくても、ストラップを取付けることが可能となる。
更に、ケース本体は、透明又は透光性を有するポリカーボネートを成形することにより形成されている場合は、装飾部材の視認性に優れるケース本体を容易かつ安価に製造することができる。
本考案の携帯通信端末用ケース取付体によれば、上述の効果を奏する携帯通信端末用ケース取付体を実現することができる。
1.携帯通信端末用ケース
本考案の携帯通信端末用ケース(1)は、携帯通信端末(2)に取付け及び取外し可能なケースである。携帯通信端末用ケースは、携帯通信端末の背面(2A)及び周側面(2B)の全部又は一部を被覆可能に形成されたケース本体(3)と、表面に装飾が施されたシート状の装飾部材(4)と、を備えている。ケース本体は、携帯通信端末の背面を覆う底壁部(3A)と、底壁部の周縁から立設されて携帯通信端末の周側面の全部又は一部を覆う側壁部(3B)と、を有するとともに、少なくとも底壁部の全部又は一部が透明又は透光性を有している。装飾部材は、ケース本体が携帯通信端末を被覆した状態において、携帯通信端末の背面とケース本体の底壁部との間に挟み込まれる(例えば、図1、図2等参照)。
本考案の携帯通信端末用ケース(1)は、携帯通信端末(2)に取付け及び取外し可能なケースである。携帯通信端末用ケースは、携帯通信端末の背面(2A)及び周側面(2B)の全部又は一部を被覆可能に形成されたケース本体(3)と、表面に装飾が施されたシート状の装飾部材(4)と、を備えている。ケース本体は、携帯通信端末の背面を覆う底壁部(3A)と、底壁部の周縁から立設されて携帯通信端末の周側面の全部又は一部を覆う側壁部(3B)と、を有するとともに、少なくとも底壁部の全部又は一部が透明又は透光性を有している。装飾部材は、ケース本体が携帯通信端末を被覆した状態において、携帯通信端末の背面とケース本体の底壁部との間に挟み込まれる(例えば、図1、図2等参照)。
上記「携帯通信端末」としては、例えば、スマートフォン等の携帯電話や、タブレットPC等の携帯情報端末等を挙げることができる。携帯通信端末は、例えば、撮影部や入力操作を行うための操作部、携帯通信端末の外部とデータを入出力するため又は前記携帯通信端末の外部と通信を行うための接続部又は部品挿入部等が具備されていることができる。
なお、上記撮影部としては、例えば、カメラレンズや、フラッシュライト等が挙げられる。上記操作部としては、例えば、オン/オフボタン、サウンドオン/オフスイッチ、音量調整ボタン等が挙げられる。上記接続部としては、例えば、コネクタ、イヤホンジャック、アンテナ(引出式、差込式など)等が挙げられる。上記部品挿入部としては、例えば、各種記憶媒体等の挿入スロット等が挙げられる。
上記「ケース本体」は、その内側に携帯通信端末を収容できる限り、その構成、形状、大きさ等は特に問わない。ケース本体の材質は特に問わないが、例えば、熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマー、ゴム等を挙げることができる。ケース本体の形成形態は特に問わないが、例えば、上記材質を成形することにより形成することができる。また、ケース本体は、例えば、携帯通信端末に係止することができるように、可撓性を有することができる。
上記熱可塑性樹脂は特に限定されず、例えば、ポリオレフィン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂等の汎用の樹脂を用いることができる。特に、ポリカーボネートが好適である。
上記熱可塑性樹脂は特に限定されず、例えば、ポリオレフィン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂等の汎用の樹脂を用いることができる。特に、ポリカーボネートが好適である。
また、上記熱可塑性エラストマーも特に限定されず、各種の熱可塑性エラストマーを用いることができる。この熱可塑性エラストマーとしては、例えば、スチレン系熱可塑性エラストマー、オレフィン系熱可塑性エラストマー、ウレタン系熱可塑性エラストマー、ポリエステル系熱可塑性エラストマー、ポリアミド系熱可塑性エラストマー等であることができる。
スチレン系熱可塑性エラストマーとしては、例えば、水添スチレン/ブタジエンランダム共重合体、スチレン/ブタジエン/スチレンブロック共重合体、スチレン/イソプレン/スチレンブロック共重合体、スチレン/エチレン/ブチレン/スチレンブロック共重合体、スチレン/エチレン/プロピレン/スチレンブロック共重合体等を挙げることができる。
熱可塑性エラストマーは1種のみ用いてもよく。2種以上を併用してもよい。
スチレン系熱可塑性エラストマーとしては、例えば、水添スチレン/ブタジエンランダム共重合体、スチレン/ブタジエン/スチレンブロック共重合体、スチレン/イソプレン/スチレンブロック共重合体、スチレン/エチレン/ブチレン/スチレンブロック共重合体、スチレン/エチレン/プロピレン/スチレンブロック共重合体等を挙げることができる。
熱可塑性エラストマーは1種のみ用いてもよく。2種以上を併用してもよい。
更に、上記ゴムも特に限定されず、例えば、エチレン/プロピピレン共重合ゴム、エチレン/プロピピレン/ジエン共重合ゴム、ポリイソプレンゴム等の各種のゴムを用いることができる。ゴムを用いる場合、未架橋品を成形した後、加熱する等の常法によって架橋させて成形することができる。
ケース本体には、例えば、上記携帯通信端末に具備されている撮影部、操作部、接続部、部品挿入部等に対応する位置に、孔又は切り欠きを形成しておくことができる(例えば、図3等参照)。これら孔や切り欠きの形状、大きさ等は特に問わない。上記孔の平面形状としては、例えば、略円形、略楕円形、略矩形、略方形、長孔、だるま孔等であることができる。
また、ケース本体には、例えば、ストラップを取付けるための孔を形成しておくことができる(例えば、図3、図4等参照)。この孔の形状、大きさ、形成位置、個数等は特に問わない。
また、ケース本体には、例えば、ストラップを取付けるための孔を形成しておくことができる(例えば、図3、図4等参照)。この孔の形状、大きさ、形成位置、個数等は特に問わない。
上記「装飾部材」は、携帯通信端末の背面とケース本体の底壁部との間に収容することができる限り、その形状、大きさ、装飾形態、装飾の図柄等は特に問わない。装飾部材の材質としては、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂を主成分とするシート状樹脂(合成紙)や、パルプ紙、ケナフ紙等の紙、アルミニウム、チタニウム等の金属シート等であることができる。
2.携帯通信端末用ケース取付体
本考案の携帯通信端末用ケース取付体(100)は、上記実施形態1.の携帯通信端末用ケースを携帯通信端末に取り付けてなる携帯通信端末用ケース取付体であって、装飾部材は交換可能に設けられている。
本考案の携帯通信端末用ケース取付体(100)は、上記実施形態1.の携帯通信端末用ケースを携帯通信端末に取り付けてなる携帯通信端末用ケース取付体であって、装飾部材は交換可能に設けられている。
以下、図面を参照しつつ実施例により本考案を具体的に説明する。
(1)携帯通信端末用ケース取付体の構成
本実施例に係る携帯通信端末用ケース取付体100は、図1及び図2に示すように、携帯通信端末用ケース1を携帯通信端末2に取付けてなる。
携帯通信端末2は、本実施例においては、主にタッチパネル(図示せず)により操作されるいわゆるスマートフォンである。
携帯通信端末用ケース1は、ケース本体3と、装飾部材4と、を備えており、装飾部材4は交換可能とされている。
(1)携帯通信端末用ケース取付体の構成
本実施例に係る携帯通信端末用ケース取付体100は、図1及び図2に示すように、携帯通信端末用ケース1を携帯通信端末2に取付けてなる。
携帯通信端末2は、本実施例においては、主にタッチパネル(図示せず)により操作されるいわゆるスマートフォンである。
携帯通信端末用ケース1は、ケース本体3と、装飾部材4と、を備えており、装飾部材4は交換可能とされている。
ケース本体3は、携帯通信端末2の背面2Aと周側面2Bを被覆可能に設けられている。図3に示すように、ケース本体3は、底壁部3Aと、この底壁部3Aの周縁から立設された側壁部3Bと、を有している。底壁部3Aは、携帯通信端末2の背面2Aに相対する部分である。側壁部3Bは、携帯通信端末2の周側面2Bに対応する部分である。底壁部3Aには貫通孔3Cが形成されており、この貫通孔3Cは、携帯通信端末2に具備されている撮影部2Cに対応する位置に形成されている。貫通孔3Cは長孔状に形成されている。
また、側壁部3Bには貫通孔3D,3E,3Fが形成されている。貫通孔3Dは、平面略矩形状の角穴とされており、携帯通信端末2に具備されている操作部としてのサウンドオン/オフスイッチ2Dに対応する位置に形成されている。貫通孔3E,3Fは、それぞれ長孔とされており、携帯通信端末2に具備されている操作部としての音量調整ボタン2E,2Fに対応する位置にそれぞれ形成されている。
更に、側壁部3Bには切り欠き3G,3Hが形成されている。切り欠き3Gは、携帯通信端末2の操作部としてのオン/オフボタン2G及び接続部としてのイヤホンジャック2Hに対応する位置に渡って形成されている。切り欠き3Hは、携帯通信端末2の接続部としてのコネクタ(図示せず)に対応する位置に形成されている。
また、図3及び図4に示すように、ケース本体3にはストラップ5を取り付けるための貫通孔3I,3Jが形成されている。貫通孔3I,3Jは、ケース本体3の側壁部3Bを部分的に膨出させた部分にそれぞれ形成されている。
本実施例において、ケース本体3はポリカーボネート製で可撓性を有している。ポリカーボネートは、その全体が、光の透過率が極めて高く、その向こう側が透けて見える透明な性質を有しているものを使用している。ケース本体3はこのポリカーボネートを成形して形成されている。
装飾部材4は、ポリプロピレンを主成分とする合成紙であり、その表面には、図柄による装飾が施されている。この装飾部材4は、ケース本体3が携帯通信端末2を被覆した状態において、携帯通信端末2の背面2Aと、ケース本体3の底壁部3Aと、の間に挟み込まれる。また、装飾部材4には貫通孔4Aが形成されており、この貫通孔4Aは、携帯通信端末2の撮影部2Cに対応する位置に形成されている。貫通孔4Aは、ケース本体3の貫通孔3Cと同様の長孔とされている。
2.携帯通信端末用ケースの作用効果
次に、上記構成の携帯通信端末用ケース1の作用効果について説明する。
携帯通信端末用ケース1を携帯通信端末2に取付けるに際しては、最初に、ストラップ5を貫通孔3I,3Jに通してケース本体3に取付ける。次に、ケース本体3の底壁部3Aと携帯通信端末2の背面2Aとの間に装飾部材4を挟み込むようにして、ケース本体3を携帯通信端末2に取付ける。このとき、可撓性を有するポリカーボネートからなるケース本体3は、容易に変形させることができ、容易に携帯通信端末2に取付けることができる。
装飾部材4を交換する場合には、ケース本体3を一旦取外し、上述の手順で所望の装飾部材4を挟み込んで交換する。
次に、上記構成の携帯通信端末用ケース1の作用効果について説明する。
携帯通信端末用ケース1を携帯通信端末2に取付けるに際しては、最初に、ストラップ5を貫通孔3I,3Jに通してケース本体3に取付ける。次に、ケース本体3の底壁部3Aと携帯通信端末2の背面2Aとの間に装飾部材4を挟み込むようにして、ケース本体3を携帯通信端末2に取付ける。このとき、可撓性を有するポリカーボネートからなるケース本体3は、容易に変形させることができ、容易に携帯通信端末2に取付けることができる。
装飾部材4を交換する場合には、ケース本体3を一旦取外し、上述の手順で所望の装飾部材4を挟み込んで交換する。
以上より、本実施例の携帯通信端末用ケース1によれば、携帯通信端末2の背面2A及び周側面2Bを被覆可能に形成されたケース本体3と、表面に装飾が施されたシート状の装飾部材4と、を備えている。ケース本体3は、透明な底壁部3Aを有しており、装飾部材4は、このケース本体3の底壁部3Aと携帯通信端末2の背面2Aとの間に挟み込まれる。このような構成により、容易に装飾部材4を交換することができるので、装飾の変更を容易に行うことができる。
また、ケース本体3が透明な性質を有するポリカーボネートを成形して形成されているので、携帯通信端末2に容易に取付けることができる。
更に、ケース本体3の側壁部3Bには、携帯通信端末2の撮影部2Cに対応する位置に貫通孔3Cが形成されているので、携帯通信端末用ケース1を取付けた状態であっても、この貫通孔3Cから撮影部2Cを露出させることができ、携帯通信端末用ケース1を取り外すことなく撮影部2Cを使用することができる。
また、ケース本体3の側壁部3Bには、携帯通信端末2の操作部としてのサウンドオン/オフスイッチ2D及び音量調整ボタン2E,2Fに対応する位置に貫通孔3D,3E,3Fがそれぞれ形成されているので、携帯通信端末用ケース1を取付けた状態であっても、貫通孔3D,3E,3Fから各操作部を露出させて操作することができる。
更に、ケース本体3の側壁部3Bには、携帯通信端末2の操作部としてのオン/オフボタン2G及び接続部としてのイヤホンジャック2Hに対応する位置に渡って切り欠き3Gが形成されているので、携帯通信端末用ケース1を取付けた状態であってもオン/オフボタン2G及びイヤホンジャック2Hを露出させることができ、携帯通信端末用ケース1を取り外すことなくこれらオン/オフボタン2G及びイヤホンジャック2Hを使用することができる。
また、ケース本体3の側壁部3Bには、ストラップ5を取り付けるための貫通孔3I,3Jが形成されているので、携帯通信端末2自体にストラップ取付用の孔が形成されていなくても、ストラップを取付けることが可能となる。
更に、ケース本体3は、透明なポリカーボネートを成形することにより形成されているので、装飾部材4の視認性に優れるケース本体3を容易かつ安価に製造することができる。
本考案は、携帯通信端末の装飾を変更するための技術として広く利用されるとともに、携帯通信端末への外的な力や粉塵等から保護する用途においても利用することができる。
1;携帯通信端末用ケース、2;携帯通信端末、2A;背面、2B;周側面、2C;撮影部、2D;サウンドオン/オフスイッチ(操作部)、2E,2F;音量調整ボタン(操作部)、2G;オン/オフボタン(操作部)、2H;イヤホンジャック(接続部)、3;ケース本体、3A;底壁部、3B;側壁部、3C,3D,3E,3F,3I,3J;貫通孔、3G,3H;切り欠き、4;装飾部材、4A;貫通孔、5;ストラップ、100;携帯通信端末用ケース取付体。
Claims (8)
- 携帯通信端末に取付け及び取外し可能な携帯通信端末用ケースであって、
前記携帯通信端末の背面及び周側面の全部又は一部を被覆可能に形成されたケース本体と、
表面に装飾が施されたシート状の装飾部材と、を備え、
前記ケース本体は、前記携帯通信端末の背面を覆う底壁部と、前記底壁部の周縁から立設されて前記携帯通信端末の周側面の全部又は一部を覆う側壁部と、を有するとともに、少なくとも前記底壁部の全部又は一部が透明又は透光性を有しており、
前記装飾部材は、前記ケース本体が前記携帯通信端末を被覆した状態において、前記携帯通信端末の背面と前記ケース本体の底壁部との間に挟み込まれることを特徴とする携帯通信端末用ケース。 - 前記ケース本体は、可撓性を有する熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマー又はゴムからなり、前記携帯通信端末に係止される請求項1記載の携帯通信端末用ケース。
- 前記ケース本体及び前記装飾部材には、前記携帯通信端末に具備されている撮影部に対応する位置に孔又は切り欠きがそれぞれ形成されている請求項2記載の携帯通信端末用ケース。
- 前記ケース本体には、前記携帯通信端末に具備されており、前記携帯通信端末に入力操作を行うための操作部に対応する位置に孔又は切り欠きが形成されている請求項3記載の携帯通信端末用ケース。
- 前記ケース本体には、前記携帯通信端末に具備されており、前記携帯通信端末の外部とデータを入出力するため又は前記携帯通信端末の外部と通信を行うための接続部又は部品挿入部に対応する位置に、孔又は切り欠きが形成されている請求項4記載の携帯通信端末用ケース。
- 前記ケース本体には、ストラップを取り付けるための孔が形成されている請求項5記載の携帯通信端末用ケース。
- 前記ケース本体は、透明又は透光性を有するポリカーボネートを成形することにより形成されている請求項6記載の携帯通信端末用ケース。
- 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の携帯通信端末用ケースを携帯通信端末に取り付けてなる携帯通信端末用ケース取付体であって、
前記装飾部材は交換可能に設けられていることを特徴とする携帯通信端末用ケース取付体。
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JP2014222850A (ja) * | 2013-05-14 | 2014-11-27 | 株式会社グルマンディーズ | 携帯型通信端末用装飾具 |
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2012
- 2012-06-21 JP JP2012003762U patent/JP3178144U/ja not_active Expired - Fee Related
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