JP3180750U - 携帯型情報端末用ケース - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯型情報端末の保護又は装飾に使用されるケースを提供する。
【解決手段】背板部2と、周側部4とを備え、前記背板部2には、背板部2を貫通して形成された背板小孔7が複数配列して設けられ、前記周側部4には、前記背板小孔7と同一形状に形成された周側小孔8が形成されてなる携帯型情報端末用ケースであって、前記背板小孔7及び周側小孔8には挿込棒体を備えた装飾体25を着脱自在に取り付けることで使用者が自由に携帯型情報端末用ケースを装飾することができる。
【選択図】図8
【解決手段】背板部2と、周側部4とを備え、前記背板部2には、背板部2を貫通して形成された背板小孔7が複数配列して設けられ、前記周側部4には、前記背板小孔7と同一形状に形成された周側小孔8が形成されてなる携帯型情報端末用ケースであって、前記背板小孔7及び周側小孔8には挿込棒体を備えた装飾体25を着脱自在に取り付けることで使用者が自由に携帯型情報端末用ケースを装飾することができる。
【選択図】図8
Description
本考案は、携帯型情報端末の保護又は装飾に使用されるケースに関する。
従来、プラスチック製品や皮製品により携帯型情報端末を保護又は装飾、若しくは携行するために装着するケースが利用されている。
しかし、従来技術はケースそのものに装飾的形状、若しくは模様が付与されており、使用者は一端購入したケースの装飾に飽きたとしてもケースそのものを買い換えることは少なからず出費が必要であった。また買い換え後のケースの装飾についてもまた飽きればさらに買い替えを余儀なくされ、古いケースは使い古されたものでもあることから再び使用されることは少なく、保管に困ると捨てざるを得なくなるという問題があった。
そこで、上記課題を解決するための手段として本願実用新案に係る携帯型情報端末用ケースは、携帯型情報端末の背面側に装着する携帯型情報端末用ケースであって、該携帯型情報端末用ケースは、柔軟な樹脂素材からなると共に、携帯型情報端末の背面に当接する背板部と、前記背板部の周縁から背板部に対して携帯型情報端末を囲む方向に略垂直に形成された周側部と、前記周側部の前端部から内向きに屈曲して形成された係止部と、前記周側部によって囲まれてなる携帯型情報端末装着用の開口部とを備え、前記背板部に、背板部を貫通して形成された装飾体取付用の背板小孔が複数配列して設けられると共に、前記周側部に、前記背板部の小孔と同一形状に形成された装飾体取付用の周側小孔が形成されてなることを特徴とする。
携帯型情報端末用ケースは柔軟な樹脂素材によって形成されており、シリコン若しくはポリウレタン等の合成樹脂によって形成されることが好ましい。このような柔軟な樹脂素材によって形成されることによって、開口部を押し広げて携帯型情報端末をケースに容易に装着させることができる。
携帯型情報端末用ケースを装着した携帯型情報端末は、前記背板及び周側部が携帯型情報端末の背面及び周側面に当接することによって、携帯型情報端末用ケースの内部においてずれ動くことがない。また、周側部の前端部から内向きに屈曲して形成されることによって装着された携帯型情報端末の正面(メインディスプレイを備えた面)の外周縁部を保持可能な係止部として形成されている。このため、携帯型情報端末用ケースに装着された携帯型情報端末は前記係止部に保持されることによって開口部から抜け落ちることがない。
携帯型情報端末用ケースは、装着する携帯型情報端末に合わせて種々の大きさに成形することが可能である。装着可能な携帯型情報端末としては、携帯電話機、若しくはフラットパネルを装備したタブレット型情報端末機等が挙げられる。
前記背板小孔には、挿込棒体部を備えた装飾体が着脱可能に取付け可能であり、装飾体の着脱は挿込棒体を背板小孔に抜き差しするのみであるので容易に行なうことができる。装飾体の取り付けの際にも、携帯型情報端末用ケースが柔軟な樹脂素材によって形成されているため、背板小孔及び周側小孔を押し広げながら挿込棒体を挿し込むことにとって容易に取り付けが可能となる。
また、背板小孔は背板部に複数配列して設けられていることから、使用者はその日の気分によって装飾体を取り付ける位置を変えたり、また、異なる装飾体に取り変えることができる。このように背板小孔を備えた本願考案に係る携帯型情報端末用ケースを用いれば、携帯型情報端末にバリエーションに富んだ装飾を容易に付加させることができ、使用者は装飾体を付け替えるだけで携帯型情報端末用ケース自体は取り替えることなく好きな装飾を楽しむことができる。
また、使用者は複数の背板小孔に複数の装飾体をそれぞれ取り付けることも可能であるため、携帯型情報端末の背面を装飾体の配列によって表現される模様で装飾することも可能である。
さらにまた、本願考案に係る携帯型情報端末用ケースは、上記背板小孔に加えて、前記周側部にも前記背板小孔と同一形状に形成された周側小孔が形成されてなることを特徴とする。
周側小孔は、背板小孔と同一形状に形成されているため、使用者は背板小孔に取り付けていた装飾体を周側小孔にも取り付けることができる。また、例えば周側小孔に携帯型情報端末の周側面に対して垂直方向に突出した構造を有する装飾体を取り付ければ、遠くから見てもよくわかる個性的な装飾を備えた携帯型情報端末とすることができる。
背板小孔と共に周側小孔にも合わせて装飾体を取り付けることによって装飾のバリエーションを広げることができ、使用者は他人とは全く異なる独自の装飾を施した携帯型情報端末用カバーとすることができる。
本願考案に係る携帯型情報端末用ケースによれば、背板小孔に装飾体を自在に取り付けて装飾を施すことによってケース自体を買い換えることなく多様な装飾を楽しむことができる。
また、背板小孔及び周側小孔に装飾体を取り付けることによって、携帯型情報端末用ケースの背面及び周側面とを合わせて装飾を施すことができるため、背面のみを用いる場合に比べて装飾のバリエーションを大きく広げることができる。
以下、本願考案に係る実施の形態を、図を参照しながら詳しく説明する。
図1には、本願考案に係る携帯型情報端末用カバー1の背板部2の背面3を上方に向け、周側部4の上面5を手前方向に向けた状態の斜視図を示している。
本願考案に係る携帯型情報端末用カバー1は、図1に示すように携帯型情報端末Pの背側面Bpから被せて、背板部2及び周側部4によって携帯型情報端末Pの背側面Bp及び周側面Spを外部からの衝撃や汚れの付着から保護する目的で用いられるものである。
背面3及び上面5には携帯型情報端末用カバー1を貫通してなる複数の小孔6が複数配列して形成されている。本実施形態において、背面3に形成された小孔6は格子状に二次元的に配列され、これを背板小孔7と呼び、一方、上面5に形成された小孔6は一列に配列され、これを周側小孔8と呼ぶこととする。背板小孔7及び周側小孔8はいずれも同一径を有する円筒形の貫通穴として形成されている。
携帯型情報端末用カバー1の正面には図2に示すように携帯型情報端末P全体を嵌め込むために装着用の開口部9が形成されている。開口部9は、図3のA−A断面図に示すように周側部4の前端部から内向きに屈曲して係止部10が形成されてなることにより、携帯型情報端末Pの外周形状よりも僅かに小さく形成されており、携帯型情報端末Pの装着時においては、前記係止部が携帯型情報端末Pの外周縁部を保持することで携帯型情報端末Pが前記開口部9から抜け落ちることがない。また、係止部10は携帯型情報端末Pの装着時には携帯型情報端末Pのディスプレイ面よりも僅かに冒出して装着されるため、誤って携帯型情報端末Pを落下させた時においてもディスプレイ面が損傷することを防止することができる。
図4に示されている背板部2の背面方向から見て左上部に設けられた長円状の穴は携帯型情報端末Pに付属するカメラレンズCpを露出させるために設けられたカメラ穴11である。
一方、携帯型情報端末用カバー1を付けたままでも携帯情報型端末Pの操作を可能とするために、周側部2の上面5には電源スイッチTpを押下できる電源スイッチ操作用押下げ板12が設けられている(図5)。
また底面13には、図6に示すように中央に下向きC字形を呈する細穴14が形成され、この細穴14の内側が端子覆い蓋15を構成し、前記C字形細穴14の左右にはスピーカー穴16、17が形成されている。なお、左側のスピーカー穴16は右側のスピーカー穴17よりも左方に長く形成されており、イヤホンプラグ挿し込み穴18をも兼用可能に形成されている。また、イヤホンプラグ挿し込み穴18の左縁部には、図6及び図10に示すように先端円形の右向き押上げ舌片19が連接されており、当該押し上げ舌片19の先端円形部20が携帯型情報端末Pの底側面に設けられているイヤホンプラグ挿し込み口の前方に位置することで、前記押上げ舌片19は前記イヤホンプラグ挿し込み口への埃等の侵入を抑制するように形状とされている。
左側面21の上部には図7に示すように誤動作防止スイッチ操作穴22が設けられ、前記誤動作防止スイッチ操作穴22の下方には音量操作部23が形成されている。
図8には、背板小孔7及び周側小孔8に装飾体25を取り付け、背板部2の背面3を上方に向け、周側部4の上面5を手前方向に向けた状態の斜視図を示している。
使用者は、自らの感性に基づいて自由に装飾体25を背板小孔7及び周側小孔8に取り付けて携帯型情報端末用カバー1を装飾することができる。なお、周側小孔8は、上面5以外の底面13、左側面21、若しくは右側面24のいずれに設けても好ましい。
装飾体25は、取り付け時に背板部2や周側部4の外表面上に露出して外部から視認できる装飾部26と、装飾体25を固定するために小孔6に挿入可能な径に形成されている挿込棒体27とからなり、挿込棒体27の下端は小孔6の内径よりも若干大きく拡径された係止端28が形成されている。
装飾体25を小孔6に取り付ける際には、前記係止端28を小孔6に押し当てながら小孔6を押し広げ、係止端28が携帯型情報端末用カバー1の内面側に突き抜けるまで押し込む。これにより、図9及び図10に示すように、挿込棒体27を介して装飾部25と係止端28とが背板部2や周側部4を内外両面から挟持し、装飾体25が抜け落ちないように固定することができる。
ここで、背板小孔7は格子状に配列されていることから、装飾体25を二次元的に複数配置させることで、背面全体において模様を形成することができる。
一方、周側小孔8は、本実施例においては周側部4の奥行が狭いため一列に配列されているが、形成された場所が周側部4の上面5であることから、装飾体25が上面5から突出した立体形状に形成されたものを取り付けても携帯型情報端末Pの持ち易さを阻害することがない。
従って使用者は、周側小孔8に取り付ける装飾体25は背板小孔7に取り付ける装飾体25とは異なる装飾方法を採用することができる。その結果、背板小孔7及び周側小孔8を合わせ用いることで装飾体25が携帯型情報端末用カバー1を装飾する装飾方法のバリエーションを、携帯型情報端末用カバーの背面若しくは周側面のいずれかのみを用いて装飾されている場合に比べて大きく広げることができる。
また、装飾体25は小孔6と着脱自在に取り付けられているため、一旦作成した装飾に飽きた場合であっても、使用者は容易に新たな装飾体25を取り付けることによって、携帯型情報端末用カバー1そのものを取り替えることなく新しい装飾を繰り返し実現することができる。
1 携帯型情報端末用カバー
2 背板部
3 背面
4 周側部
5 上面
7 背板小孔
8 周側小孔
25 装飾体
26 装飾部
27 挿込棒体
28 係止端
2 背板部
3 背面
4 周側部
5 上面
7 背板小孔
8 周側小孔
25 装飾体
26 装飾部
27 挿込棒体
28 係止端
Claims (1)
- 携帯型情報端末の背面側に装着する携帯型情報端末用ケースであって、
該携帯型情報端末用ケースは、柔軟な樹脂素材からなると共に、
携帯型情報端末の背面に当接する背板部と、
前記背板部の周縁から背板部に対して携帯型情報端末を囲む方向に略垂直に形成された周側部と、
前記周側部の前端部から内向きに屈曲して形成された係止部と、
前記周側部によって囲まれてなる携帯型情報端末装着用の開口部とを備え、
前記背板部に、背板部を貫通して形成された装飾体取付用の背板小孔が複数配列して設けられると共に、前記周側部に、前記背板部の小孔と同一形状に形成された装飾体取付用の周側小孔が形成されてなること
を特徴とする携帯型情報端末用ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012006434U JP3180750U (ja) | 2012-10-23 | 2012-10-23 | 携帯型情報端末用ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012006434U JP3180750U (ja) | 2012-10-23 | 2012-10-23 | 携帯型情報端末用ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3180750U true JP3180750U (ja) | 2013-01-10 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2012006434U Expired - Fee Related JP3180750U (ja) | 2012-10-23 | 2012-10-23 | 携帯型情報端末用ケース |
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JP (1) | JP3180750U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160266614A1 (en) * | 2013-12-03 | 2016-09-15 | Htc Corporation | Accessory, electronic assembly, control method, and method for forming an accessory |
KR20170000077U (ko) * | 2016-12-16 | 2017-01-04 | 송정진 | 꾸미기가 용이한 핸드폰 케이스 |
US11478053B2 (en) | 2017-08-14 | 2022-10-25 | Lidan Limited | Relating to organic material |
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2012
- 2012-10-23 JP JP2012006434U patent/JP3180750U/ja not_active Expired - Fee Related
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US9864413B2 (en) * | 2013-12-03 | 2018-01-09 | Htc Corporation | Accessory, electronic assembly, control method, and method for forming an accessory |
KR20170000077U (ko) * | 2016-12-16 | 2017-01-04 | 송정진 | 꾸미기가 용이한 핸드폰 케이스 |
US11478053B2 (en) | 2017-08-14 | 2022-10-25 | Lidan Limited | Relating to organic material |
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