JP3177983U - オイルフリー高圧プランジャーポンプ - Google Patents
オイルフリー高圧プランジャーポンプ Download PDFInfo
- Publication number
- JP3177983U JP3177983U JP2012600036U JP2012600036U JP3177983U JP 3177983 U JP3177983 U JP 3177983U JP 2012600036 U JP2012600036 U JP 2012600036U JP 2012600036 U JP2012600036 U JP 2012600036U JP 3177983 U JP3177983 U JP 3177983U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plunger
- pump
- oil
- link
- main shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B1/00—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B1/04—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders in star- or fan-arrangement
- F04B1/0404—Details or component parts
- F04B1/0408—Pistons
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B53/00—Component parts, details or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B23/00 or F04B39/00 - F04B47/00
- F04B53/14—Pistons, piston-rods or piston-rod connections
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B53/00—Component parts, details or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B23/00 or F04B39/00 - F04B47/00
- F04B53/14—Pistons, piston-rods or piston-rod connections
- F04B53/144—Adaptation of piston-rods
- F04B53/147—Mounting or detaching of piston rod
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
【課題】構造簡単、無汚染、高圧力、高効率、長寿命であり、何れの潤滑油又は油脂がなくても動作できるオイルフリー高圧プランジャーポンプを提供する。
【解決手段】オイルフリー高圧プランジャーポンプは、ポンプヘッドがポンプ体に装着され、主軸40によって動く少なくとも二つのプランジャー式増圧機構が前記ポンプ体内に装着される。前記プランジャー式増圧機構は、リンク31が間隔をもって相互平行に、且つ同軸で前記主軸に設けられ、前記リンクの一端はベアリング50のアウターリングに固定され、前記ベアリングのインナーリングは前記主軸に固定された偏心スリーブ60に固定され、前記リンクの他端はプランジャー70にヒンジ連結される。また、前記プランジャーは前記ポンプ体の中空部に装着され、前記ポンプ体と前記プランジャーの間に自己潤滑プランジャースリーブ80が設けられ、前記プランジャーの先端部と前記ポンプヘッドとの接触部位には水密リング82及びガスケットが設けられる。
【選択図】図1
【解決手段】オイルフリー高圧プランジャーポンプは、ポンプヘッドがポンプ体に装着され、主軸40によって動く少なくとも二つのプランジャー式増圧機構が前記ポンプ体内に装着される。前記プランジャー式増圧機構は、リンク31が間隔をもって相互平行に、且つ同軸で前記主軸に設けられ、前記リンクの一端はベアリング50のアウターリングに固定され、前記ベアリングのインナーリングは前記主軸に固定された偏心スリーブ60に固定され、前記リンクの他端はプランジャー70にヒンジ連結される。また、前記プランジャーは前記ポンプ体の中空部に装着され、前記ポンプ体と前記プランジャーの間に自己潤滑プランジャースリーブ80が設けられ、前記プランジャーの先端部と前記ポンプヘッドとの接触部位には水密リング82及びガスケットが設けられる。
【選択図】図1
Description
本考案はプランジャーポンプの技術分野に属し、特にオイルフリー高圧プランジャーポンプに関する。
現在、プランジャーポンプは工業・生活などいろいろな分野に大量に応用され、各大都市で、大量の清浄機、噴霧器などの設備に応用されている。清浄機、噴霧器において、ポンプは設備全体で大事な部分であり、ポンプの品質は直接設備全体の使用効率に影響する。従来の清浄機、噴霧器に用いられるポンプは、大体オイルを用いて潤滑する高圧ポンプを採用したが、このようなポンプは、ポンプヘッドとポンプ体内部を大量の各種潤滑油又は油脂を用いて潤滑する必要があり、ポンプ体内にあるプランジャーの往復運動も潤滑油又は油脂を使用する必要がある。このようなポンプは、1、メンテナンス段階で半月に一回の頻度でオイルを取り替える必要があり、メンテナンス段階以降は一ヶ月に一回の頻度でオイルを取り替える必要があるため、エネルギー消耗が多い;2、取り替えられたオイルは一定の環境汚染を起こす;3、密封要求が高く、モーターによって駆動される伝動機構がクランク軸とリンクで構成され、クランク軸における複数のリンクの取り付け作業が不便なので、製造コストが上がる;4、不適切な取り付け作業は油漏れを起こしやすく、汲水ポンプを破損させやすい、のような問題が存在する。
本考案は、構造簡単、無汚染、高圧力、高効率、長寿命であり、何れの潤滑油又は油脂がなくても動作できるオイルフリー高圧プランジャーポンプを提供することを目的とする。
本考案の目的は以下のような構造によって実現される。
オイルフリー高圧プランジャーポンプは、ポンプヘッドがポンプ体に装着され、ポンプ体内にポンプ主軸によって動くプランジャー式増圧機構が装着される。上記のプランジャー式増圧機構は、少なくとも二つのリンクが間隔を持って相互平行に、且つ同軸でポンプ主軸に設けられ、上記のリンクの一端はベアリングに固定され、ベアリングは偏心キャップに固定され、偏心キャップはポンプ主軸に固定され、リンクの他端はプランジャーにヒンジ連結され、プランジャーはポンプ体の中空部に装着され、ポンプ体とプランジャーの間には自己潤滑プランジャーキャップが設けられ、プランジャーの先端部とポンプヘッドとの接触部位には水密リング及びシムが設けられる。
上述のリンクとプランジャーは、プランジャーの連結部位に溝型開口を有し、リンクの連結孔にベアリングを設け、リンクの連結部位及びそれに設けられたベアリングをプランジャーの溝型開口内に進入させ、ヒンジを介して連結することで、ヒンジ連結される。
上述のリンク、リンクと組み合わせるプランジャー、自己潤滑プランジャーキャップ、水密リング、シム及びポンプヘッドから構成されるプランジャー式増圧機構は三個ある。
ポンプ主軸において、上述の偏心キャップは軸ピンによって位置決めをする。
上述の自己潤滑プランジャーキャップはエンジニアリングプラスチックである。
上述のリンクは、隣接する二つのリンクの間の偏心キャップに間隔リングを設けることで、ポンプ主軸において間隔を持って設けられる。
本考案は、従来技術と比べ、以下の利点を有する。
1.本考案は、複数プランジャー用のクランク軸伝動構造の代わりに、ポンプ主軸に位置決めピンを介して偏心キャップを固定する構造を用いるため、製造が容易で、装着・分解が便利であり、製造コストが低い。
2.本考案は、ポンプ体とプランジャーの接触部位に自己潤滑プランジャーキャップを設け、自己潤滑プランジャーキャップは耐摩耗性、耐高温性及びプランジャーに対して自動潤滑を行う特性を有するため、本考案のポンプ体内で各種潤滑油又は油脂を使用しなくてもプランジャーを自由に往復させることができ、エネルギーの節約及び無汚染の効果を実現することができる。
3.本考案のプランジャー式増圧機構は三つあり、一つのポンプ主軸によって動くので、設備の効率が向上される。
以下、図面を参照しながら最適実施例を挙げて本考案を更に説明する。
図1、2を参照する。オイルフリー高圧プランジャーポンプは、ポンプヘッド10がポンプ体20に装着され、ポンプ体20の内部にポンプ主軸40によって動くプランジャー式増圧機構が装着される。上記のプランジャー式増圧機構は、少なくとも二つのリンク31が間隔を持って相互平行に、且つ同軸でポンプ主軸40に設けられ、上記のリンク31の一端はベアリング50に固定され、ベアリング50は偏心キャップ60に固定され、偏心キャップ60はポンプ主軸40に固定され、リンク31の他端はプランジャー70にヒンジ連結され、プランジャー70はポンプ体20の中空部に装着され、ポンプ体20とプランジャー70の間には自己潤滑プランジャーキャップ80が設けられ、プランジャー70の先端部とポンプヘッド10との接触部位には水密リング82及びシム81が設けられる。
上述のリンク31とプランジャー70は、プランジャー70の連結部位に溝型開口71を有し、リンク31の連結孔72にベアリング51を設け、リンク31の連結部位及びそれに設けられたベアリング51をプランジャーの溝型開口71内に進入させ、ピストンピン90を介して連結することで、ヒンジ連結される。
本考案において、上述のリンク31、リンク31と組み合わせたプランジャー70、自己潤滑プランジャーキャップ80、水密リング82、シム81及びポンプヘッド10から構成されるプランジャー式増圧機構は三つある。
ポンプ主軸40において、上述の偏心キャップ60は軸ピン91によって位置決めをする。
上述の自己潤滑プランジャーキャップ80はエンジニアリングプラスチックである。
上述のリンク31は、隣接する二つのリンクの間の偏心キャップ60に間隔リング61を設けることで、ポンプ主軸40において間隔をもって設けられる。
上述の実施例は本考案の最適実施例を示すだけで、本考案の保護範囲を限定することではない。従って、本考案の構造、形状、原理に基づいて行われた対応変化は、全て本考案の保護範囲内にある。
【書類名】 明細書
【考案の名称】オイルフリー高圧プランジャーポンプ
【技術分野】
本考案はプランジャーポンプの技術分野に属し、特にオイルフリー高圧プランジャーポンプに関する。
【背景技術】
現在、プランジャーポンプは工業・生活などいろいろな分野に広く応用され、各大都市で、例えば清浄機、噴霧器などの設備で大事な部分として広く応用されている。従って、これらポンプの品質は直接設備全体の使用効率に影響する。清浄機、噴霧器に用いられる従来のポンプは、普通オイルを用いて潤滑する高圧ポンプを採用したが、このようなポンプは、ポンプヘッドとポンプ体内部を大量の各種潤滑油又は油脂を用いて潤滑する必要があり、ポンプ体内にあるプランジャーの往復運動も潤滑油又は油脂を使用する必要がある。このようなポンプは、1、メンテナンス段階で半月に一回の頻度でオイルを取り替える必要があり、メンテナンス段階以降は一ヶ月に一回の頻度でオイルを取り替える必要があるため、エネルギー消耗が多い;2、取り替えられたオイルは一定の環境汚染を起こす;3、モーターによって駆動される伝動機構がクランク軸とリンクで構成されるため、クランク軸における複数のリンクの取り付け作業が不便であり、密封要求が高く、製造コストが上がる;4、不適切な取り付け作業は油漏れを起こしやすく、汲水ポンプを破損させやすい、のような問題が存在する。
【考案の概要】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、構造簡単、無汚染、高圧力、高効率、長寿命であり、何れの潤滑油又は油脂がなくても動作できるオイルフリー高圧プランジャーポンプを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本考案の目的は以下のような構造によって実現される。
オイルフリー高圧プランジャーポンプは、ポンプヘッドがポンプ体に装着され、主軸によって動く少なくとも二つのプランジャー式増圧機構が前記ポンプ体内に装着され、前記プランジャー式増圧機構は、リンクが間隔をもって相互平行に、且つ同軸で前記主軸に設けられ、前記リンクの一端はベアリングのアウターリングに固定され、前記ベアリングのインナーリングは前記主軸に固定された偏心スリーブに固定され、前記リンクの他端はプランジャーにヒンジ連結され、前記プランジャーは前記ポンプ体の中空部に装着され、前記ポンプ体と前記プランジャーの間に自己潤滑プランジャースリーブが設けられ、前記プランジャーの先端部と前記ポンプヘッドとの接触部位には水密リング及びガスケットが設けられる。
前記リンクと前記プランジャーは前記プランジャーの連結部位に設けられた溝型開口でヒンジ連結され、前記リンクの連結孔にベアリングが設けられ、前記リンクの連結部位及び前記リンクに設けられた前記ベアリングは前記プランジャーの前記溝型開口内に進入され、ヒンジバーを介して前記プランジャーと連結される。
前記リンク、前記リンクと組み合わせる前記プランジャー、前記自己潤滑プランジャースリーブ、前記水密リング、前記ガスケット及び前記ポンプヘッドから構成される前記プランジャー式増圧機構は、3セットある。
前記偏心スリーブは軸ピンによって主軸に位置決めをする。
前記自己潤滑プランジャースリーブはエンジニアリングプラスチックから製造される。
前記プランジャー式増圧機構を複数セット備える場合、前記プランジャー式増圧機構の前記リンクは間隔をもって前記主軸に設けられ、間隔をもって隣接する二つのリンクの間の前記偏心スリーブにランタンリングが設けられる
【考案の効果】
本考案は、従来技術と比べ、以下の利点を有する。
1.本考案は、複数プランジャー用のクランク軸伝動構造の代わりに、ポンプの主軸に位置決めピンを介して偏心スリーブを固定する構造を用いるため、製造が容易で、装着・分解が便利であり、製造コストが低い。
2.本考案は、ポンプ体とプランジャーの接触部位に自己潤滑プランジャースリーブを設け、自己潤滑プランジャースリーブは耐摩耗性、耐高温性及びプランジャーに対して自動潤滑を行う特性を有するため、本考案のポンプ体内で各種潤滑油又は油脂を使用しなくてもプランジャーを自由に往復させることができ、エネルギーの節約及び無汚染の効果を実現することができる。
3.本考案のプランジャー式増圧機構は3セットあり、一つの主軸によって動くので、設備の効率が向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案のプランジャーポンプの伝動機構の構造を示す図である。
【図2】 本考案のプランジャーポンプの構造を示す図である。
【考案を実施するための形態】
以下、図1、図2を参照しながら最適実施例を挙げて本考案を更に説明する。
図1、2を参照するに、オイルフリー高圧プランジャーポンプの一つの実施例において、ポンプヘッド10がポンプ体20に装着され、主軸40によって動く少なくとも二つのプランジャー式増圧機構がポンプ体20内に装着される。個々のプランジャー式増圧機構は、例えば、リンク31が間隔をもって相互平行に、且つ同軸で主軸40に設けられ、リンク31の一端はベアリング50のアウターリングに固定され、ベアリングのインナーリングは主軸40に固定された偏心スリーブ60に固定され、リンク31の他端はプランジャー70にヒンジ連結され、プランジャー70はポンプ体20の中空部に装着され、ポンプ体20とプランジャー70の間に自己潤滑プランジャースリーブ80が設けられ、プランジャー70の先端部とポンプヘッド10との接触部位には水密リング82及びガスケット81が設けられる。
リンク31とプランジャー70はプランジャー70の連結部位に設けられた溝型開口71でヒンジ連結される。リンク31の連結孔72にベアリング51が設けられる。リンク31の連結部位及びリンクに設けられたベアリング51はプランジャーの溝型開口71内に進入され、ヒンジバー90を介してプランジャーと連結される
リンク31、リンク31と組み合わせるプランジャー70、自己潤滑プランジャースリーブ80、水密リング82、ガスケット81及びポンプヘッド10から構成されるプランジャー式増圧機構は、3セットある。
上述の偏心スリーブ60は軸ピン91によって主軸40に位置決めをする
上述の自己潤滑プランジャースリーブ80はエンジニアリングプラスチックから製造される。
プランジャー式増圧機構を複数セット備える場合、プランジャー式増圧機構のリンク31は間隔をもって主軸40に設けられ、間隔をもって隣接する二つのリンク31の間の偏心スリーブ60にランタンリング61が設けられる。
上述の実施例は本考案の最適実施例を示すだけで、本考案の保護範囲を限定することではない。従って、本考案の構造、形状、原理に基づいて行われた対応変化は、全て本考案の保護範囲内にある。
【考案の名称】オイルフリー高圧プランジャーポンプ
【技術分野】
本考案はプランジャーポンプの技術分野に属し、特にオイルフリー高圧プランジャーポンプに関する。
【背景技術】
現在、プランジャーポンプは工業・生活などいろいろな分野に広く応用され、各大都市で、例えば清浄機、噴霧器などの設備で大事な部分として広く応用されている。従って、これらポンプの品質は直接設備全体の使用効率に影響する。清浄機、噴霧器に用いられる従来のポンプは、普通オイルを用いて潤滑する高圧ポンプを採用したが、このようなポンプは、ポンプヘッドとポンプ体内部を大量の各種潤滑油又は油脂を用いて潤滑する必要があり、ポンプ体内にあるプランジャーの往復運動も潤滑油又は油脂を使用する必要がある。このようなポンプは、1、メンテナンス段階で半月に一回の頻度でオイルを取り替える必要があり、メンテナンス段階以降は一ヶ月に一回の頻度でオイルを取り替える必要があるため、エネルギー消耗が多い;2、取り替えられたオイルは一定の環境汚染を起こす;3、モーターによって駆動される伝動機構がクランク軸とリンクで構成されるため、クランク軸における複数のリンクの取り付け作業が不便であり、密封要求が高く、製造コストが上がる;4、不適切な取り付け作業は油漏れを起こしやすく、汲水ポンプを破損させやすい、のような問題が存在する。
【考案の概要】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、構造簡単、無汚染、高圧力、高効率、長寿命であり、何れの潤滑油又は油脂がなくても動作できるオイルフリー高圧プランジャーポンプを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本考案の目的は以下のような構造によって実現される。
オイルフリー高圧プランジャーポンプは、ポンプヘッドがポンプ体に装着され、主軸によって動く少なくとも二つのプランジャー式増圧機構が前記ポンプ体内に装着され、前記プランジャー式増圧機構は、リンクが間隔をもって相互平行に、且つ同軸で前記主軸に設けられ、前記リンクの一端はベアリングのアウターリングに固定され、前記ベアリングのインナーリングは前記主軸に固定された偏心スリーブに固定され、前記リンクの他端はプランジャーにヒンジ連結され、前記プランジャーは前記ポンプ体の中空部に装着され、前記ポンプ体と前記プランジャーの間に自己潤滑プランジャースリーブが設けられ、前記プランジャーの先端部と前記ポンプヘッドとの接触部位には水密リング及びガスケットが設けられる。
前記リンクと前記プランジャーは前記プランジャーの連結部位に設けられた溝型開口でヒンジ連結され、前記リンクの連結孔にベアリングが設けられ、前記リンクの連結部位及び前記リンクに設けられた前記ベアリングは前記プランジャーの前記溝型開口内に進入され、ヒンジバーを介して前記プランジャーと連結される。
前記リンク、前記リンクと組み合わせる前記プランジャー、前記自己潤滑プランジャースリーブ、前記水密リング、前記ガスケット及び前記ポンプヘッドから構成される前記プランジャー式増圧機構は、3セットある。
前記偏心スリーブは軸ピンによって主軸に位置決めをする。
前記自己潤滑プランジャースリーブはエンジニアリングプラスチックから製造される。
前記プランジャー式増圧機構を複数セット備える場合、前記プランジャー式増圧機構の前記リンクは間隔をもって前記主軸に設けられ、間隔をもって隣接する二つのリンクの間の前記偏心スリーブにランタンリングが設けられる
【考案の効果】
本考案は、従来技術と比べ、以下の利点を有する。
1.本考案は、複数プランジャー用のクランク軸伝動構造の代わりに、ポンプの主軸に位置決めピンを介して偏心スリーブを固定する構造を用いるため、製造が容易で、装着・分解が便利であり、製造コストが低い。
2.本考案は、ポンプ体とプランジャーの接触部位に自己潤滑プランジャースリーブを設け、自己潤滑プランジャースリーブは耐摩耗性、耐高温性及びプランジャーに対して自動潤滑を行う特性を有するため、本考案のポンプ体内で各種潤滑油又は油脂を使用しなくてもプランジャーを自由に往復させることができ、エネルギーの節約及び無汚染の効果を実現することができる。
3.本考案のプランジャー式増圧機構は3セットあり、一つの主軸によって動くので、設備の効率が向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案のプランジャーポンプの伝動機構の構造を示す図である。
【図2】 本考案のプランジャーポンプの構造を示す図である。
【考案を実施するための形態】
以下、図1、図2を参照しながら最適実施例を挙げて本考案を更に説明する。
図1、2を参照するに、オイルフリー高圧プランジャーポンプの一つの実施例において、ポンプヘッド10がポンプ体20に装着され、主軸40によって動く少なくとも二つのプランジャー式増圧機構がポンプ体20内に装着される。個々のプランジャー式増圧機構は、例えば、リンク31が間隔をもって相互平行に、且つ同軸で主軸40に設けられ、リンク31の一端はベアリング50のアウターリングに固定され、ベアリングのインナーリングは主軸40に固定された偏心スリーブ60に固定され、リンク31の他端はプランジャー70にヒンジ連結され、プランジャー70はポンプ体20の中空部に装着され、ポンプ体20とプランジャー70の間に自己潤滑プランジャースリーブ80が設けられ、プランジャー70の先端部とポンプヘッド10との接触部位には水密リング82及びガスケット81が設けられる。
リンク31とプランジャー70はプランジャー70の連結部位に設けられた溝型開口71でヒンジ連結される。リンク31の連結孔72にベアリング51が設けられる。リンク31の連結部位及びリンクに設けられたベアリング51はプランジャーの溝型開口71内に進入され、ヒンジバー90を介してプランジャーと連結される
リンク31、リンク31と組み合わせるプランジャー70、自己潤滑プランジャースリーブ80、水密リング82、ガスケット81及びポンプヘッド10から構成されるプランジャー式増圧機構は、3セットある。
上述の偏心スリーブ60は軸ピン91によって主軸40に位置決めをする
上述の自己潤滑プランジャースリーブ80はエンジニアリングプラスチックから製造される。
プランジャー式増圧機構を複数セット備える場合、プランジャー式増圧機構のリンク31は間隔をもって主軸40に設けられ、間隔をもって隣接する二つのリンク31の間の偏心スリーブ60にランタンリング61が設けられる。
上述の実施例は本考案の最適実施例を示すだけで、本考案の保護範囲を限定することではない。従って、本考案の構造、形状、原理に基づいて行われた対応変化は、全て本考案の保護範囲内にある。
Claims (6)
- オイルフリー高圧プランジャーポンプであって、
ポンプヘッドがポンプ体に装着され、前記ポンプ体内にポンプ主軸によって動くプランジャー式増圧機構が装着され、
前記プランジャー式増圧機構は、
少なくとも二つのリンクが間隔を持って相互平行に、且つ同軸で前記ポンプ主軸に設けられ、
前記リンクの一端はベアリングに固定され、前記ベアリングは偏心キャップに固定され、前記偏心キャップは前記ポンプ主軸に固定され、
前記リンクの他端はプランジャーにヒンジ連結され、前記プランジャーは前記ポンプ体の中空部に装着され、前記ポンプ体と前記プランジャーの間には自己潤滑プランジャーキャップが設けられ、前記プランジャーの先端部と前記ポンプヘッドとの接触部位には水密リング及びシムが設けられることを特徴とするオイルフリー高圧プランジャーポンプ。 - 前記リンクと前記プランジャーは、前記プランジャーの連結部位に溝型開口を有し、前記リンクの連結孔にベアリングを設け、前記リンクの連結部位及び前記リンクの連結部位に設けられた前記ベアリングを前記プランジャーの前記溝型開口内に進入させ、ヒンジを介して連結することで、ヒンジ連結されることを特徴とする請求項1に記載のオイルフリー高圧プランジャーポンプ。
- 前記リンク、前記リンクと組み合わせる前記プランジャー、前記自己潤滑プランジャーキャップ、前記水密リング、前記シム及び前記ポンプヘッドから構成される前記プランジャー式増圧機構は、三つあることを特徴とする請求項1に記載のオイルフリー高圧プランジャーポンプ。
- 前記ポンプ主軸において、前記偏心キャップは軸ピンによって位置決めをすることを特徴とする請求項1に記載のオイルフリー高圧プランジャーポンプ。
- 前記自己潤滑プランジャーキャップはエンジニアリングプラスチックであることを特徴とする請求項1に記載のオイルフリー高圧プランジャーポンプ。
- 前記リンクは、隣接する二つのリンクの間の前記偏心キャップに間隔リングを設けることで、前記ポンプ主軸において間隔を持って設けられることを特徴とする請求項1に記載のオイルフリー高圧プランジャーポンプ。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN200920188760.4 | 2009-08-24 | ||
CN2009201887604U CN201474885U (zh) | 2009-08-24 | 2009-08-24 | 柱塞无油高压泵 |
PCT/CN2010/073988 WO2011023022A1 (zh) | 2009-08-24 | 2010-06-14 | 柱塞无油高压泵 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3177983U true JP3177983U (ja) | 2012-08-30 |
Family
ID=42411131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012600036U Expired - Fee Related JP3177983U (ja) | 2009-08-24 | 2010-06-14 | オイルフリー高圧プランジャーポンプ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3177983U (ja) |
CN (1) | CN201474885U (ja) |
AU (1) | AU2010100908A4 (ja) |
WO (1) | WO2011023022A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104343675A (zh) * | 2014-09-09 | 2015-02-11 | 徐承韬 | 一种新型的高耐磨柱塞 |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN201474885U (zh) * | 2009-08-24 | 2010-05-19 | 台州市振兴加湿设备有限公司 | 柱塞无油高压泵 |
CN102878061B (zh) * | 2012-09-11 | 2015-09-09 | 佛山市广顺电器有限公司 | 一种多级气体增压器设备 |
CN103470491B (zh) * | 2013-10-11 | 2016-03-23 | 湖州三井低温设备有限公司 | 一种低温高压往复泵用轴承偏心轮结构 |
CN103615388B (zh) * | 2013-12-20 | 2016-02-17 | 青岛大学 | 一种往复柱塞泵用转芯式周向配流装置 |
CN104863814B (zh) * | 2015-06-15 | 2016-11-30 | 梁国富 | 一种柱塞无油高压泵 |
CN106917856A (zh) * | 2015-12-25 | 2017-07-04 | 罗凤玲 | 一种动力传动结构 |
CN106917733A (zh) * | 2015-12-25 | 2017-07-04 | 罗凤玲 | 一种动力装置 |
CN106286186A (zh) * | 2016-02-16 | 2017-01-04 | 梁国富 | 柱塞泵的柱塞连杆的传动结构 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1078933A (en) * | 1964-10-06 | 1967-08-09 | Tilghman Wheelabrator Ltd | Improvements in or relating to piston compressors |
CH684020A5 (de) * | 1990-04-18 | 1994-06-30 | Bauer Kompressoren | Trockenlaufender Hubkolben-Kompressor. |
JP2002202057A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-19 | Tokico Ltd | ピストン取付構造及び往復動圧縮機 |
JP2002213353A (ja) * | 2001-01-18 | 2002-07-31 | Asuka Japan:Kk | オイルフリー単動往復動式流体機械 |
CN101285465A (zh) * | 2008-05-29 | 2008-10-15 | 梁国富 | 高压无油小型柱塞泵 |
CN101435416A (zh) * | 2008-12-20 | 2009-05-20 | 梁国富 | 环保型高压三柱塞无油水泵 |
CN201474885U (zh) * | 2009-08-24 | 2010-05-19 | 台州市振兴加湿设备有限公司 | 柱塞无油高压泵 |
-
2009
- 2009-08-24 CN CN2009201887604U patent/CN201474885U/zh not_active Expired - Fee Related
-
2010
- 2010-06-14 JP JP2012600036U patent/JP3177983U/ja not_active Expired - Fee Related
- 2010-06-14 WO PCT/CN2010/073988 patent/WO2011023022A1/zh active Application Filing
- 2010-08-23 AU AU2010100908A patent/AU2010100908A4/en not_active Ceased
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104343675A (zh) * | 2014-09-09 | 2015-02-11 | 徐承韬 | 一种新型的高耐磨柱塞 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU2010100908A4 (en) | 2010-10-14 |
CN201474885U (zh) | 2010-05-19 |
WO2011023022A1 (zh) | 2011-03-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3177983U (ja) | オイルフリー高圧プランジャーポンプ | |
CN202756593U (zh) | 齿轮箱用单向主动润滑装置及装有此润滑装置的齿轮箱 | |
WO2009143751A1 (zh) | 高压无油小型柱塞泵 | |
CN203584712U (zh) | 一种无油式空气压缩机 | |
CN103994000A (zh) | 柴油机用单缸高压油泵 | |
CN201031716Y (zh) | 摩托车发动机的机油离心过滤装置 | |
CN205560234U (zh) | 一种自动润滑机构 | |
CN104214206B (zh) | 一种发动机凸轮轴止推装置 | |
CN204164159U (zh) | 一种发动机凸轮轴止推装置 | |
CN202302667U (zh) | 压缩机油泵机构 | |
CN101435416A (zh) | 环保型高压三柱塞无油水泵 | |
CN111306056B (zh) | 一种活塞结构 | |
CN201339514Y (zh) | 往复式发动机节能活塞 | |
CN203670003U (zh) | 多缸周向布设的波轮直轴动力装置 | |
CN104863814B (zh) | 一种柱塞无油高压泵 | |
CN103196022A (zh) | 超高压电动黄油加注机 | |
CN202370786U (zh) | 全无油润滑高压空压机 | |
CN203081685U (zh) | 双缸双作用直线往复式空压机 | |
CN201475294U (zh) | 曲柄圆滑块机构的圆滑块以及其内燃机、压缩机 | |
CN104806465A (zh) | 一种陶瓷柱塞高压水泵 | |
CN214092174U (zh) | 一种中开式五柱塞往复泵 | |
CN203098114U (zh) | 高压共轨泵的强制润滑式滚子挺柱 | |
CN108953135A (zh) | 一种柱塞及柱塞泵 | |
CN204163906U (zh) | 二甲醚发动机用平面凸轮隔膜式燃料泵 | |
CN102330616A (zh) | 润滑槽式活塞 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100916 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150808 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |