JP3177954B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP3177954B2 JP31995397A JP31995397A JP3177954B2 JP 3177954 B2 JP3177954 B2 JP 3177954B2 JP 31995397 A JP31995397 A JP 31995397A JP 31995397 A JP31995397 A JP 31995397A JP 3177954 B2 JP3177954 B2 JP 3177954B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板上に多
層配線が形成されてなる半導体装置およびその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】IC等に代表されるような半導体装置
は、年々、小型化および高密度化が進みつつある。特
に、半導体装置を構成する配線やインダクタ等の受動素
子は半導体装置の大部分の面積を占めることから、それ
ら配線や受動素子のさらなる小型化および高密度化が望
まれている。例えば、携帯電話等に用いられるMono
lithic Microwave Integrate
d Circuit(以下、「MMIC」という。)で
は、そのチップ面積の約40%をバイアス回路等の受動
素子や配線が占めている。そのため、これら受動素子や
配線が半導体装置の小型化および高密度化を妨げる原因
となっている。
【0003】図11はスパイラルインダクタが形成され
た従来の半導体装置の透視平面図、図12は図11に示
した従来の半導体装置のG−G線における断面図であ
る。
【0004】図11に示すように、MMIC等の本従来
例の半導体装置101には、配線が渦巻き状に配設され
てなるスパイラルインダクタ106が形成されている。
スパイラルインダクタ106の外側端部は接続配線10
7aに接続され、内側端部は接続配線108およびビア
ホール105a(図12参照)を介して接続配線107
bに接続されている。
【0005】また、図12に示すように、半導体装置1
01では、Si等の半導体材料からなる基板102上に
第1の配線層103が設けられている。第1の配線層1
03の上には絶縁膜104が形成され、さらに絶縁膜1
04の上には第2の配線層105が設けられている。前
述したスパイラルインダクタ106および接続配線10
7a,107bは第1の配線層103に形成され、接続
配線108は第2の配線層105に形成されている。従
って、スパイラルインダクタ106の内側端部と接続配
線107bとは、接続配線108およびビアホール10
9aによって立体的に接続されている。
【0006】スパイラルインダクタ106を構成する配
線は、配線幅が5μm、配線高さが5μm、配線間隔が
7μmに設けられ、スパイラルインダクタ106の占め
る面積は250μm2程度に設けられている。また、こ
のスパイラルインダクタ106によって得られるインダ
クタンスは約10nHである。
【0007】しかし、本従来例のスパイラルインダクタ
106は第1の配線層103に二次元的に構成されてい
るので、単位面積におけるインダクタンスが小さく、イ
ンピーダンスを効率良く変換することができない。
【0008】図13はスパイラルインダクタが形成され
た従来の半導体装置の他の例の透視平面図、図14は図
13に示した半導体装置のH−H線における断面図であ
る。
【0009】本従来例の半導体装置201におけるスパ
イラルインダクタ206の配線は、配線幅が5μm、配
線高さが5μm、配線間隔が1μmに設けられている。
これにより、図11等に示したスパイラルインダクタ1
06に比べて配線密度が2倍に増加されている。その
他、半導体装置201の基板202、第1の配線層20
3、絶縁層204、第2の配線層205、接続配線20
7a,207b,208およびビアホール205aの各
構成は図11または図12に示した半導体装置101と
同様であるので、詳しい説明は省略する。
【0010】上記のようにスパイラルインダクタ206
の配線密度を高めることにより、単位面積におけるイン
ダクタンスの増大が図られ、より大きなインダクタンス
を得ることができる。ところが、スパイラルインダクタ
206の配線間隔が狭く設けられているため、スパイラ
ルインダクタ206の配線間における静電容量も増大し
てしまう。本従来例のスパイラルインダクタ206の配
線間における静電容量は、図11等に示したスパイラル
インダクタ106の配線間における静電容量に比べて7
倍以上も大きい。そのため、スパイラルインダクタの配
線間隔を狭く設けることによってインダクタンスの増加
を図ることは、あまり望ましくない。そこで、スパイラ
ルインダクタの配線間隔を狭くすることなく、より大き
なインダクタンスを得るために、半導体装置を多層配線
構造とし、スパイラルインダクタを複数の配線層に渡っ
て形成する手段が用いられている。
【0011】図15はスパイラルインダクタが形成され
た従来の半導体装置の更なる他の例の透視平面図、図1
6は図15に示した半導体装置のI−I線における断面
図、図17は図15に示した半導体装置のJ−J線にお
ける断面図である。
【0012】本従来例の半導体装置301は、スパイラ
ルインダクタを構成する配線パターンであるスパイラル
配線306aとスパイラル配線306bとが、互いに対
向された状態で2層に渡って形成されている。下層側の
スパイラル配線306aの外側端部は接続配線307a
に接続され、内側端部は接続配線308aおよびビアホ
ール309aを介して上層側のスパイラル配線306b
の外側端部に接続されている。また、上層側のスパイラ
ル配線306bの内側端部は、接続配線308bおよび
ビアホール309aを介して接続配線307bに接続さ
れている。その結果、スパイラル配線306a,306
b、接続配線308a,308bおよびビアホール30
9aによってスパイラルインダクタが構成されている。
【0013】図16および図17に示すように、半導体
装置301では、Si等の半導体材料からなる基板30
2上に第1の配線層303が設けられている。第1の配
線層103の上には絶縁膜304を挟んで第2の配線層
305が形成され、さらに第2の配線層305の上には
絶縁膜304を挟んで第3の配線層309が設けられて
いる。前述したスパイラル配線306aおよび接続配線
307a,307bは第1の配線層303に形成され、
スパイラル配線306bは第2の配線層305に形成さ
れ、接続配線308a、308bは第3の配線層309
に形成されている。
【0014】本従来例の各スパイラル配線306a,3
06bは、それぞれ配線幅が5μm、配線高さが5μ
m、配線間隔が7μmに設けられており、本従来例のス
パイラルインダクタの占める面積は約250μm2であ
る。また、本従来例のスパイラルインダクタによって得
られるインダクタンスは約25nHである。つまり、本
従来例では、スパイラルインダクタに用いられる面積が
図11等に示したスパイラルインダクタ106の面積と
同等であるにもかかわらず、2倍以上のインダクタンス
が得られている。
【0015】半導体装置が単層配線構造である場合に、
上記のようなスパイラル配線を2つ設けるとすると、ス
パイラルインダクタが占める面積は上記の2倍となって
しまう。しかしながら、上記のように半導体装置を多層
配線構造とし、スパイラル配線を積層させて設けること
により、一つのスパイラル配線の面積に複数のスパイラ
ル配線を形成することができる。従って、スパイラルイ
ンダクタに用いられる面積が一つのスパイラル配線の面
積と同等である場合には2倍以上のインダクタンスが得
られ、あるいは、単層配線構造に設けられたスパイラル
インダクタと同等のインダクタンスを得る場合にはスパ
イラルインダクタに用いられる面積が半分以下になる。
【0016】ここで、図15から図17に示した半導体
装置の製造工程について、図18を参照して説明する。
図18は、図15から図17に示した半導体装置の製造
工程を示す断面図である。
【0017】まず、図18(a)に示すように、基板3
02の表面全面に、Ti/Pt/Au等のメタルからな
るメッキパス310を蒸着する。
【0018】次に、図18(b)に示すように、メッキ
パス310上にフォトレジスト311を形成し、第1の
配線層303に形成される配線の配線形状をパターニン
グする。
【0019】続いて、図18(c)に示すように、メッ
キパス310上のフォトレジスト311が形成されてい
ない部分に配線用メッキ312を形成する。その後、フ
ォトレジスト311を除去するとともに、配線用メッキ
312が形成されず露出されている箇所のメッキパス3
10をドライエッチングにより除去する。これにより、
図18(d)に示すように、スパイラル配線306a等
が形成された第1の配線層303が構成される。
【0020】次に、第1の配線層303の全面を覆うよ
うに絶縁膜304を形成し、その絶縁膜304の表面を
ドライエッチングによって平坦化させる。
【0021】引き続いて、上記に説明した各工程を繰り
返すことにより、スパイラル配線306b等が形成され
た第2の配線層305(図16等参照)、および接続配
線308a,308b(図16又は図17参照)が形成
された第3の配線層305が構成される。以上により、
図15から図17に示した従来の半導体装置301が製
造される。なお、第3の配線層309と各配線層30
1,305とを接続する各ビアホール309aは、フォ
トレジストによるパターニング工程とドライエッチング
による開口工程とを行うことにより形成される。
【0022】本従来例では、1層の配線層を構成するた
めに必要とされる工程は、メッキパス蒸着工程が1回、
フォトレジスト形成工程が1回、配線用メッキ形成工程
が1回、絶縁膜形成工程が1回、ドライエッチング工程
が2回である。本従来例の半導体装置301のように3
層の配線層を有する場合に必要とされる工程は、メッキ
パス蒸着工程が3回、フォトレジスト形成工程が4回
(各配線層の配線パターニング工程で3回、ビアホール
のパターニング工程で1回)、配線用メッキ形成工程が
3回、絶縁膜形成工程が2回、ドライエッチング工程が
6回である。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図15
から図17に示した従来の半導体装置301は、単層配
線構造の半導体装置に比べると製造工程の工程数が大幅
に増大するので、生産性が低下してしまうという不具合
がある。
【0024】また、図16および図17に示すように、
スパイラル配線306aとスパイラル配線306bと
は、互いに対向された状態で2層に渡って形成されてお
り、スパイラル配線306aを構成する配線の真上にス
パイラル配線306bを構成する配線が配設されてい
る。各スパイラル配線306a,306bの配線間隔は
比較的広く設けられているので、各スパイラル配線30
6a,306bの配線間における静電容量の影響は少な
い。ところが、従来の半導体装置301では、上記のよ
うにスパイラル配線306aを構成する配線の真上にス
パイラル配線306bを構成する配線が配設されている
ので、スパイラル配線306aとスパイラル配線306
bとの間に静電容量が生じてしまう。なお、スパイラル
配線306a,306b間には、4pF以上の静電容量
が生じる。
【0025】そこで本発明は、生産性の低下を抑制する
ことができるとともに、互いに対向された状態で複数の
配線層に渡って形成された配線パターン同士間に発生す
る静電容量を抑制することができる半導体装置およびそ
の製造方法を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の半導体装置は、半導体材料からなる基板上
に複数の配線層が絶縁膜を間に挟んで積層され、前記複
数の配線層のうち少なくとも互いに対面する二つの配線
層には、スパイラルインダクタを構成する渦巻き形状の
配線パターンが互いに対向するように形成された半導体
装置において、前記各配線層に形成された配線パターン
のうち、一方の前記配線層に形成された配線パターンの
配線は、他方の前記配線層に形成された配線パターンの
配線隙間に対向する位置にのみ設けられていることを特
徴とする。
【0027】これにより、互いに対向するスパイラル配
線を構成する配線が重なり合わないので、スパイラル配
線同士の間に発生する静電容量が抑制される。
【0028】さらに、前記一方の配線層に形成された配
線パターンを構成する配線の配線幅は、前記他方の配線
層に形成された配線パターンの配線間隔以下の幅に設け
られている構成とすることが好ましい。
【0029】また、本発明の半導体装置の製造方法は、
半導体材料からなる基板上に絶縁膜を形成する工程と、
前記絶縁膜に、渦巻き形状に構成された配線溝部を形成
する工程と、前記絶縁膜の前記配線溝部および前記絶縁
膜の前記配線溝部に囲まれて前記配線溝部とは逆方向の
渦巻き形状に構成された部分の上面部にのみ配線を形成
する工程とを有する。
【0030】これにより、互いに対面する配線層にスパ
イラル配線が互いに対向するように形成され、かつ一方
の配線層に形成されたスパイラル配線を構成する配線
が、他方の配線層に形成されたスパイラル配線の配線隙
間に対向する位置にのみ設けられている半導体装置が構
成される。加えて、各配線層を一層づつ形成する場合に
比べて製造工程が簡略化され、半導体装置の生産性が向
上される。
【0031】さらに、前記配線上に絶縁膜を形成する工
程と、前記絶縁膜に、渦巻き形状に構成された配線溝部
を形成する工程と、前記絶縁膜の前記配線溝部および前
記絶縁膜の前記配線溝部に囲まれて前記配線溝部とは逆
方向の渦巻き形状に構成された部分の上面部にのみ配線
を形成する工程とが繰り返し行われる構成とすることに
より、半導体装置により多くのスパイラル配線が積層さ
れるので、半導体装置の高密度化が図られる。
【0032】また、前記絶縁膜に、渦巻き形状に構成さ
れた配線溝部を形成する工程は、前記渦巻き形状の開口
部が形成されたフォトレジストを前記絶縁膜の上に形成
する工程と、前記絶縁膜の前記フォトレジストによって
開口されている部分をエッチングにより除去する工程と
からなる構成とすることが好ましい。
【0033】さらに、前記絶縁膜に、渦巻き形状に構成
された配線溝部を形成する工程の後に、前記絶縁膜の表
面にメッキパスを蒸着させる工程を有する構成とするこ
とが好ましい。
【0034】さらには、前記絶縁膜の前記配線溝部およ
び前記絶縁膜の前記配線溝部に囲まれて前記配線溝部と
は逆方向の渦巻き形状に構成された部分の上面部にのみ
配線を形成する工程は、前記絶縁膜の前記配線溝部に囲
まれて前記配線溝部とは逆方向の渦巻き形状に構成され
た部分の上面部にのみ、該上面部に前記配線を形成する
ための壁部をフォトレジストによって構成する工程と、
前記配線溝部と前記上面部とに金属メッキを形成する工
程と、前記上面部に構成された壁部を除去する工程とか
らなる構成とすることが好ましい。
【0035】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0036】(第1の実施形態)図1は本発明の半導体
装置の第1の実施形態を示す透視平面図、図2は図1に
示した半導体装置のA−A線における断面図、図3は図
1に示した半導体装置のB−B線における断面図であ
る。
【0037】本実施形態の半導体装置1の基板2、第1
の配線層3、絶縁膜4、第2の配線層5、接続配線7
a,7b,8a,8b、第3の配線層9、ビアホール9
a等の各構成は、図15から図17に示した従来の半導
体装置301と同様であるので詳しい説明は省略し、以
下には従来と異なる構成について説明する。
【0038】図1に示すように、本実施形態の半導体装
置1における、スパイラルインダクタを構成する配線パ
ターンであるスパイラル配線6a,6bも、図15等に
示した従来の半導体装置301と同様に、配線が渦巻き
状に配設されて形成されている。ただし、本実施形態で
は、図1に示すようにスパイラル配線6aの配線隙間の
鉛直上方にスパイラル配線6bを構成する配線が配設さ
れている。つまり本実施形態では、図1から図3に示す
ように、スパイラル配線6aを構成する配線の鉛直上方
にスパイラル配線6bを構成する配線が配設されておら
ず、各スパイラル配線6a、6bを構成する配線は互い
に重なり合わされていない。また、各スパイラル配線6
a、6bを構成する配線の配線幅は、他方のスパイラル
配線6a、6bの配線隙間よりも狭く設けられている。
【0039】そのため、スパイラル配線6a,6b間に
生じる静電容量は大幅に抑制され、従来では4pF以上
であったところが、本実施形態では1pF以下となって
いる。なお、各スパイラル配線6a,6bは、それぞれ
配線幅が5μm、配線高さが5μm、配線間隔が7μm
に設けられており、本実施形態のスパイラルインダクタ
の占める面積は約250μm2である。また、本実施形
態のスパイラルインダクタによって得られるインダクタ
ンスは、図15等に示した従来の半導体装置301と同
様に、約25nHである。
【0040】ここで、図1から図3に示した半導体装置
の製造工程について、図4を参照して説明する。図4
は、図1から図3に示した半導体装置の製造工程を示す
断面図である。
【0041】第1工程:図4(a)に示すように、Si
等の半導体材料からなる基板2の表面全面に、SiO2
等からなる絶縁膜4を形成する。
【0042】第2工程:絶縁膜4上にフォトレジスト1
0を形成し、第1の配線層3に設けられるスパイラル配
線6a(図4(f)等参照)等の配線形状をパターニン
グした後に、ドライエッチング工程を行う。これによ
り、図4(b)に示すように、第1の配線層3の配線が
設けられる部分の絶縁膜4が除去され、渦巻き形状の配
線溝4aが形成される。
【0043】第3工程:絶縁膜4の表面に形成されてい
るフォトレジスト10を除去した後に、図4(c)に示
すように、基板2および絶縁膜4の表面にTi/Pt/
Au等のメタルからなるメッキパス11を蒸着する。
【0044】第4工程:図4(d)に示すように、絶縁
膜4の上面にフォトレジスト12を形成し、第2の配線
層5に設けられるスパイラル配線6b(図4(f)等参
照)等の配線形状をパターニングする。
【0045】第5工程:図4(e)に示すように、配線
溝4aおよび絶縁膜4の上面に金等からなる配線用メッ
キ13を形成する。
【0046】第6工程:絶縁膜4の上面に形成されてい
るフォトレジスト12を除去した後に、図4(f)に示
すように、配線用メッキ13が形成されず露出されてい
る箇所のメッキパス11をドライエッチングにより除去
する。これにより、スパイラル配線6a等が形成された
第1の配線層3と、スパイラル配線6b等が形成された
第2の配線層5とが同時に形成される。
【0047】第7工程:図4(g)に示すように、第1
の配線層3および第2の配線層5の全面を覆うように絶
縁膜4を形成し、その絶縁膜4の表面をドライエッチン
グによって平坦化させる。
【0048】第8工程:フォトレジストによるパターニ
ング工程とドライエッチングによる開口工程とを行うこ
とにより、絶縁膜4にビアホール9aを形成する。その
後、絶縁膜4の表面およびビアホール9aにメッキパス
14を蒸着させる。絶縁膜4上にフォトレジスト(不図
示)を形成して第3の配線層9に設けられる配線の配線
形状をパターニングし、図4(h)に示すように、絶縁
膜4の表面およびビアホール9aに配線用メッキ15を
形成する。その後、フォトレジストを除去するととも
に、配線用メッキ15が形成されず露出されている箇所
のメッキパス14をドライエッチングにより除去する。
これにより、接続配線8b等が形成された第3の配線層
9が形成され、本実施形態の半導体装置1が完成され
る。
【0049】上記説明したように、半導体装置の製造工
程によれば、上述した第1〜第7の工程で第1の配線層
3と第2の配線層5とが同時に形成され、第8の工程で
各配線層3,5同士を接続するための第3の配線層9が
形成される。本実施形態の半導体装置1が完成されるま
でに要する工程数は、メッキパス蒸着工程が2回、フォ
トレジスト工程が4回、配線用メッキ工程が2回、絶縁
膜形成工程が2回、ドライエッチング工程が5回であ
る。従って、図18を参照して説明した従来の半導体装
置の製造工程のように各配線層を一層づつ形成する場合
に比べて、メッキパス蒸着工程、配線用メッキ工程およ
びドライエッチング工程がそれぞれ1回ずつ簡略化され
ている。その結果、半導体装置を多層配線構造とした場
合における生産性の低下を抑制することができる。
【0050】(第2の実施形態)図5は本発明の半導体
装置の第2の実施形態を示す透視平面図、図6は図5に
示した半導体装置のC−C線における断面図、図7は図
5に示した半導体装置のD−D線における断面図、図8
は図5に示した半導体装置のE−E線における断面図、
図9は図5に示した半導体装置のF−F線における断面
図である。
【0051】本実施形態の半導体装置21の基板22、
第1の配線層23、絶縁膜24、第2の配線層25、接
続配線29a,29b等の各構成は、図1から図3に示
した半導体装置1と同様であるので詳しい説明は省略
し、以下には上記と異なる構成について説明する。
【0052】図6から図9に示すように、本実施形態の
半導体装置21は、図1から図3に示した半導体装置1
と同様に形成された第1の配線層23および第2の配線
層25に加えて、第3の配線層26、第4の配線層27
および第5の配線層31が形成されており、5層配線構
造となっている。また、各配線層23,25,26,2
7にはスパイラルインダクタを構成するスパイラル配線
27a,27b,27c,27dが形成されており、第
5の配線層31には接続配線30a,30b,30c,
30dが形成されている。
【0053】第1の配線層23に形成されたスパイラル
配線27aの内側端部と第3の配線層26に形成された
スパイラル配線27cの外側端部とは、図6に示すよう
に接続配線30aおよびビアホール31aによって接続
され、第4の配線層27に形成されたスパイラル配線2
7dの内側端部と接続配線28bとは、図7に示すよう
に接続配線30bおよびビアホール31aによって接続
されている。
【0054】また、第2の配線層25に形成されたスパ
イラル配線27bの内側端部と第4の配線層27に形成
されたスパイラル配線27dの外側端部とは、図8に示
すように接続配線30cおよびビアホール31aによっ
て接続され、第2の配線層25に形成されたスパイラル
配線27bの外側端部と第3の配線層26に形成された
スパイラルインダクタ27cの内側端部とは、図9に示
すように接続配線30dおよびビアホール31aによっ
て接続されている。以上の配線構造により、スパイラル
配線27a,27b,27c,27dおよび接続配線3
0a,30b,30c,30dによってスパイラルイン
ダクタが構成されている。
【0055】本実施形態の半導体装置21におけるスパ
イラル配線27a,27b,27c,27dも、図1等
に示した半導体装置1と同様に配線が渦巻き状に配設さ
れて形成され、互いに対向するように配置されている。
さらに、各スパイラル配線27a,27b,27c,2
7dを構成する配線は、互いに重なり合わないように設
けられている。なお、本実施形態のスパイラルインダク
タの占める面積は約250μm2であり、本実施形態の
スパイラルインダクタによって得られるインダクタンス
は約48nHである。
【0056】ここで、図5から図9に示した半導体装置
21の製造工程について、図10を参照して説明する。
図10は、図5から図9に示した半導体装置の製造工程
を示す断面図である。
【0057】第1工程:図4(a)から図4(f)を参
照して説明した製造工程と同様の工程により、図10
(a)に示すように、Si等の半導体材料からなる基板
22の表面にスパイラル配線27aが形成された第1の
配線層23とスパイラル配線27bが形成された第2の
配線層25とを形成し、第1の配線層23および第2の
配線層25の全面を覆うようにSiO2等からなる絶縁
膜24を形成する。このとき、絶縁膜24の厚みは、図
2等に示した半導体装置1の絶縁膜4よりも厚く形成さ
れる。
【0058】第2工程:絶縁膜24上にフォトレジスト
31を形成し、第3の配線層26に設けられるスパイラ
ル配線28c(図10(f)等参照)等の配線形状をパ
ターニングした後に、ドライエッチング工程を行う。こ
れにより、図10(b)に示すように、第3の配線層2
6の配線が設けられる部分の絶縁膜24が除去され、渦
巻き形状の配線溝24aが形成される。
【0059】第3工程:絶縁膜24の表面に形成されて
いるフォトレジスト31を除去した後に、図10(c)
に示すように、絶縁膜24の表面にTi/Pt/Au等
のメタルからなるメッキパス32を蒸着する。
【0060】第4工程:図10(d)に示すように、絶
縁膜24の上面にフォトレジスト33を形成し、第4の
配線層に設けられるスパイラル配線28d(図10
(f)等参照)等の配線形状をパターニングする。
【0061】第5工程:図10(e)に示すように、配
線溝24aおよび絶縁膜24の上面に金等からなる配線
用メッキ34を形成する。
【0062】第6工程:絶縁膜24の上面に形成されて
いるフォトレジスト33を除去した後に、図10(f)
に示すように、配線用メッキ34が形成されず露出され
ている箇所のメッキパス32をドライエッチングにより
除去する。これにより、スパイラル配線27c等が形成
された第3の配線層26と、スパイラル配線27d等が
形成された第4の配線層27とが同時に形成される。
【0063】第7工程:図10(g)に示すように、第
3の配線層26および第4の配線層27の全面を覆うよ
うに絶縁膜24を形成し、その絶縁膜24の表面をドラ
イエッチングによって平坦化させる。
【0064】第8工程:フォトレジストによるパターニ
ング工程とドライエッチングによる開口工程とを行うこ
とにより、絶縁膜4にビアホール31aを形成する。そ
の後、絶縁膜24の表面およびビアホール31aにメッ
キパス35を蒸着させる。絶縁膜24上にフォトレジス
ト(不図示)を形成して第5の配線層31に設けられる
配線の配線形状をパターニングし、図10(h)に示す
ように、絶縁膜24の表面およびビアホール31aに配
線用メッキ36を形成する。その後、フォトレジストを
除去するとともに、配線用メッキ36が形成されず露出
されている箇所のメッキパス35をドライエッチングに
より除去する。これにより、接続配線30b等が形成さ
れた第5の配線層31が形成され、本実施形態の半導体
装置21が完成される。
【0065】本実施形態の半導体装置21が完成される
までに要する工程数は、メッキパス蒸着工程が3回、フ
ォトレジスト工程が6回、配線用メッキ工程が3回、絶
縁膜形成工程が3回、ドライエッチング工程が8回であ
る。従って、図18を参照して説明した従来の半導体装
置の製造工程のように各配線層を一層づつ形成する場合
に比べて、メッキパス蒸着工程、配線用メッキ工程およ
びドライエッチング工程がそれぞれ2回ずつ簡略化さ
れ、さらに1回の絶縁膜形成工程が簡略化されている。
【0066】このように、本実施形態の半導体装置の製
造方法によれば、積層層数が増加するほど簡略される工
程数が増加し、半導体装置を多層配線構造とした場合に
おける生産性低下の抑制効果が一層大きくなる。なお、
上述した半導体装置の製造工程を繰り返し行うことによ
り、5層以上に積層された多層配線構造の半導体装置を
形成され、半導体装置の一層の高密度化を図ることがで
きる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体装
置は、互いに対向するように形成されたスパイラル配線
のうち、一方の配線層に形成されたスパイラル配線を構
成する配線が、他方の配線層に形成されたスパイラル配
線の配線隙間に対向する位置にのみ設けられているの
で、互いに対向するスパイラル配線を構成する配線が重
なり合わないため、スパイラル配線同士の間に発生する
静電容量を抑制することができる。
【0068】また、本発明の半導体装置の製造方法は、
半導体材料からなる基板上に絶縁膜を形成する工程と、
絶縁膜に、渦巻き形状に構成された配線溝部を形成する
工程と、絶縁膜の配線溝部および絶縁膜の配線溝部に囲
まれて配線溝部とは逆方向の渦巻き形状に構成された部
分の上面部にのみ配線を形成する工程とを有するので、
上記本発明の半導体装置が最適に製造されるとともに、
各配線層を一層づつ形成する場合に比べて製造工程が簡
略化され、半導体装置の生産性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の第1の実施形態を示す透
視平面図である。
【図2】図1に示した半導体装置のA−A線における断
面図である。
【図3】図1に示した半導体装置のB−B線における断
面図である。
【図4】図1から図3に示した半導体装置の製造工程を
示す断面図である。
【図5】本発明の半導体装置の第2の実施形態を示す透
視平面図である。
【図6】図5に示した半導体装置のC−C線における断
面図である。
【図7】図5に示した半導体装置のD−D線における断
面図である。
【図8】図5に示した半導体装置のE−E線における断
面図である。
【図9】図5に示した半導体装置のF−F線における断
面図である。
【図10】図5から図9に示した半導体装置の製造工程
を示す断面図である。
【図11】スパイラルインダクタが形成された従来の半
導体装置の透視平面図である。
【図12】図11に示した従来の半導体装置のG−G線
における断面図である。
【図13】スパイラルインダクタが形成された従来の半
導体装置の他の透視平面図である。
【図14】図13に示した半導体装置のH−H線におけ
る断面図である。
【図15】スパイラルインダクタが形成された従来の半
導体装置の更なる他の透視平面図である。
【図16】図15に示した半導体装置のI−I線におけ
る断面図である。
【図17】図15に示した半導体装置のJ−J線におけ
る断面図である。
【図18】図15から図17に示した半導体装置の製造
工程を示す断面図である。
【符号の説明】
1,21 半導体装置 2,22 基板 3,23 第1の配線層 4,24 絶縁膜 4a,24a 配線溝 5,25 第2の配線層 6a,6b,28a,28b,28c,28d スパ
イラル配線 7a,7b,8a,8b,29a,29b,30a,3
0b,30c,30d接続配線 9,26 第3の配線層 9a,31a ビアホール 10,12,31,33 フォトレジスト 11,14,32,35 メッキパス 13,15,34,36 配線用メッキ 27 第4の配線層 31 第5の配線層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/04 H01L 21/822

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に複数の配線層が絶縁膜を
    間に挟んで積層され、前記複数の配線層のうち少なくと
    も互いに対面する二つの配線層には、スパイラルインダ
    クタを構成する渦巻き形状の配線パターンが互いに対向
    するように形成された半導体装置において、 前記各配線層に形成された配線パターンのうち、一方の
    前記配線層に形成された配線パターンの配線は、他方の
    前記配線層に形成された配線パターンの配線隙間に対向
    する位置にのみ設けられていることを特徴とする半導体
    装置。
  2. 【請求項2】 前記一方の配線層に形成された配線パタ
    ーンを構成する配線の配線幅は、前記他方の配線層に形
    成された配線パターンの配線間隔以下の幅に設けられて
    いる請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 半導体材料からなる基板上に絶縁膜を形
    成する工程と、 前記絶縁膜に、渦巻き形状に構成された配線溝部を形成
    する工程と、 前記絶縁膜の前記配線溝部および前記絶縁膜の前記配線
    溝部に囲まれて前記配線溝部とは逆方向の渦巻き形状に
    構成された部分の上面部にのみ配線を形成する工程とを
    有する半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記配線上に絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜に、渦巻き形状に構成された配線溝部を形成
    する工程と、前記絶縁膜の前記配線溝部および前記絶縁
    膜の前記配線溝部に囲まれて前記配線溝部とは逆方向の
    渦巻き形状に構成された部分の上面部にのみ配線を形成
    する工程とが繰り返し行われる請求項3に記載の半導体
    装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記絶縁膜に、渦巻き形状に構成された
    配線溝部を形成する工程は、前記渦巻き形状の開口部が
    形成されたフォトレジストを前記絶縁膜の上に形成する
    工程と、 前記絶縁膜の前記フォトレジストによって開口されてい
    る部分をエッチングにより除去する工程とからなる請求
    項3または4に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記絶縁膜に、渦巻き形状に構成された
    配線溝部を形成する工程の後に、前記絶縁膜の表面にメ
    ッキパスを蒸着させる工程を有する請求項3から5のい
    ずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記絶縁膜の前記配線溝部および前記絶
    縁膜の前記配線溝部に囲まれて前記配線溝部とは逆方向
    の渦巻き形状に構成された部分の上面部にのみ配線を形
    成する工程は、前記絶縁膜の前記配線溝部に囲まれて前
    記配線溝部とは逆方向の渦巻き形状に構成された部分の
    上面部にのみ、該上面部に前記配線を形成するための壁
    部をフォトレジストによって構成する工程と、 前記配線溝部と前記上面部とに金属メッキを形成する工
    程と、 前記上面部に構成された壁部を除去する工程とからなる
    請求項3から6のいずれか1項に記載の半導体装置の製
    造方法。
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