JP3176730B2 - キャパシタの製法 - Google Patents
キャパシタの製法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はキャパシタの製法に関す
る。さらに詳しくは、キャパシタの構造を立体的に形成
し、面積の縮小化を図ったキャパシタの製法に関する。
る。さらに詳しくは、キャパシタの構造を立体的に形成
し、面積の縮小化を図ったキャパシタの製法に関する。
【0002】
【従来の技術】高周波用の半導体集積回路装置として従
来より、半導体基板に高周波用の電界効果トランジスタ
(以下、FETという)が形成されると共に、基板上に
インダクタやキャパシタが形成されたモノリシックマイ
クロ波集積回路装置(以下、MMICという)が利用さ
れている。
来より、半導体基板に高周波用の電界効果トランジスタ
(以下、FETという)が形成されると共に、基板上に
インダクタやキャパシタが形成されたモノリシックマイ
クロ波集積回路装置(以下、MMICという)が利用さ
れている。
【0003】このMMICで、基板表面に形成される伝
送回路素子のうち、キャパシタは図4〜5に示されるよ
うな構成になっている。図4〜5においてガリウムヒ素
(GaAs)などからなる半導体基板32上に一方の電極
とする第1の金属膜33が形成され、その表面全体に誘電
体膜34が設けられ、さらにその上に他方の電極とする第
2の金属膜35が設けられてキャパシタ31が作製されてい
る。
送回路素子のうち、キャパシタは図4〜5に示されるよ
うな構成になっている。図4〜5においてガリウムヒ素
(GaAs)などからなる半導体基板32上に一方の電極
とする第1の金属膜33が形成され、その表面全体に誘電
体膜34が設けられ、さらにその上に他方の電極とする第
2の金属膜35が設けられてキャパシタ31が作製されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】叙上のキャパシタ31
は、両電極間の間隔は耐圧の点から限界近くまで狭く形
成されており、容量を大きくするためには、第1の金属
膜33と第2の金属膜35との対向面積を大きく形成する必
要がある。しかし、対向面積を大きくすると、基板32表
面の広い面積をキャパシタのために占有することにな
る。このためMMICの小型化が困難となり、それに伴
い低コスト化も困難になる。
は、両電極間の間隔は耐圧の点から限界近くまで狭く形
成されており、容量を大きくするためには、第1の金属
膜33と第2の金属膜35との対向面積を大きく形成する必
要がある。しかし、対向面積を大きくすると、基板32表
面の広い面積をキャパシタのために占有することにな
る。このためMMICの小型化が困難となり、それに伴
い低コスト化も困難になる。
【0005】本発明では、かかる問題を解消し、しかも
微小な面積で大容量がえられるキャパシタの製法を提供
することを目的とする。
微小な面積で大容量がえられるキャパシタの製法を提供
することを目的とする。
【0006】
【0007】
【課題を解決するための手段】 また、本発明のキャパシ
タの製法は、(a) 基板上に保護膜を設けると共に保護膜
を設ける前または保護膜を設ける途中または保護膜を設
けたのちに一定間隙を有する接続配線を形成し、 (b) 前記接続配線の一定間隙で対向した側の端部をそれ
ぞれ通るように、前記保護膜にそれと垂直方向に2つの
エッチング溝を形成し、 (c) 該エッチング溝に金属材料を積層させて電極壁を形
成することを特徴とするものである。
タの製法は、(a) 基板上に保護膜を設けると共に保護膜
を設ける前または保護膜を設ける途中または保護膜を設
けたのちに一定間隙を有する接続配線を形成し、 (b) 前記接続配線の一定間隙で対向した側の端部をそれ
ぞれ通るように、前記保護膜にそれと垂直方向に2つの
エッチング溝を形成し、 (c) 該エッチング溝に金属材料を積層させて電極壁を形
成することを特徴とするものである。
【0008】
【0009】
【0010】
【作用】 また、本発明の製法によれば、前記電極膜のあ
いだの誘電体膜と外側の保護膜を同一材料で形成し、そ
ののち電極膜形成場所をエッチングしてエッチング溝を
形成し、電極壁とする金属材料を蒸着またはスパッタリ
ング法により形成しているため、通常の半導体装置など
の製造と同様にCVD法、蒸着法、スパッタリング法な
どの薄膜形成技術とフォトリソグラフィ工程との組合わ
せで簡単に作製できる。
いだの誘電体膜と外側の保護膜を同一材料で形成し、そ
ののち電極膜形成場所をエッチングしてエッチング溝を
形成し、電極壁とする金属材料を蒸着またはスパッタリ
ング法により形成しているため、通常の半導体装置など
の製造と同様にCVD法、蒸着法、スパッタリング法な
どの薄膜形成技術とフォトリソグラフィ工程との組合わ
せで簡単に作製できる。
【0011】
【0012】
【実施例】つぎに図面を参照しながら本発明について説
明する。図1は、本発明の一実施例であるキャパシタ部
分を示す断面説明図、図2は図1のキャパシタを有する
高周波増幅回路の主要部分を示す平面配置図、図3は図
2の等価回路図である。
明する。図1は、本発明の一実施例であるキャパシタ部
分を示す断面説明図、図2は図1のキャパシタを有する
高周波増幅回路の主要部分を示す平面配置図、図3は図
2の等価回路図である。
【0013】本発明の製法によりえられる半導体集積回
路装置の構成要素であるキャパシタ1の構造を図1に基
づき説明する。たとえば、ガリウムヒ素(GaAs)な
どからなる半導体基板2上にTi/Auの2層からなる
接続配線3a、3bが形成されている。この接続配線3
a、3bはキャパシタを形成すべき場所の電極壁のあい
だに相当する部分を除去して間隙部Aが形成されてい
る。その表面にはSiO2 、SiN、SiONなどから
なる保護膜4が形成されている。さらに、前記接続配線
3a、3bの間隙部Aを形成している端部と接続され保
護膜4で囲まれたTi/Auなどからなる電極壁6a、
6bが形成されている。電極壁6a、6bは、前述の接
続配線3a、3bの端部とそれぞれ接続され、電極端子
として他の素子と接続されたり、外部に導出されてい
る。その結果、電極壁6aと電極壁6bとのあいだに
は、保護膜として形成された誘電体膜7が配置されてお
り、電極壁6a、6bと誘電体膜7によりキャパシタ1
が形成されている。
路装置の構成要素であるキャパシタ1の構造を図1に基
づき説明する。たとえば、ガリウムヒ素(GaAs)な
どからなる半導体基板2上にTi/Auの2層からなる
接続配線3a、3bが形成されている。この接続配線3
a、3bはキャパシタを形成すべき場所の電極壁のあい
だに相当する部分を除去して間隙部Aが形成されてい
る。その表面にはSiO2 、SiN、SiONなどから
なる保護膜4が形成されている。さらに、前記接続配線
3a、3bの間隙部Aを形成している端部と接続され保
護膜4で囲まれたTi/Auなどからなる電極壁6a、
6bが形成されている。電極壁6a、6bは、前述の接
続配線3a、3bの端部とそれぞれ接続され、電極端子
として他の素子と接続されたり、外部に導出されてい
る。その結果、電極壁6aと電極壁6bとのあいだに
は、保護膜として形成された誘電体膜7が配置されてお
り、電極壁6a、6bと誘電体膜7によりキャパシタ1
が形成されている。
【0014】叙上のように構成されるキャパシタ1は、
対向する電極壁6a、6bが垂直方向に形成されている
ため、半導体基板2の表面で占める面積は非常に小さく
なる。しかも、容量を大きくするため、電極壁を大きく
形成するばあいであも、基板と垂直方向に形成され、微
小な面積で大容量のキャパシタを形成することができ
る。
対向する電極壁6a、6bが垂直方向に形成されている
ため、半導体基板2の表面で占める面積は非常に小さく
なる。しかも、容量を大きくするため、電極壁を大きく
形成するばあいであも、基板と垂直方向に形成され、微
小な面積で大容量のキャパシタを形成することができ
る。
【0015】前述の例では接続配線3a、3bを半導体
基板2の直上に形成する例で説明したが、電極壁6a、
6bとそれぞれ接続されればよく、保護膜4の中に形成
されてもよく、また、保護膜4の表面に形成されてもよ
い。さらに、半導体基板上にキャパシタを形成する例で
説明したが、半導体素子を形成する必要がないばあい
は、絶縁基板上に形成してもよい。
基板2の直上に形成する例で説明したが、電極壁6a、
6bとそれぞれ接続されればよく、保護膜4の中に形成
されてもよく、また、保護膜4の表面に形成されてもよ
い。さらに、半導体基板上にキャパシタを形成する例で
説明したが、半導体素子を形成する必要がないばあい
は、絶縁基板上に形成してもよい。
【0016】さらに、素子の立体化を図るばあい、電極
壁6a、6bの上部にさらに層間絶縁膜を形成して他の
伝送回路素子を形成することにより、容易に多層構造の
回路を作製することができる。
壁6a、6bの上部にさらに層間絶縁膜を形成して他の
伝送回路素子を形成することにより、容易に多層構造の
回路を作製することができる。
【0017】前述の構成で、たとえば電極壁の高さが約
5μm、幅100 μm、間隔1μmで0.025 pFのキャパ
シタを形成できる。
5μm、幅100 μm、間隔1μmで0.025 pFのキャパ
シタを形成できる。
【0018】つぎに、本発明のキャパシタ1の製法につ
いて説明する。
いて説明する。
【0019】まず基板上に保護膜を設けると共に、保護
膜を設ける前または保護膜を設ける途中または保護膜を
設けたのちに一定間隙を有する接続配線を形成する。具
体的にはガリウムヒ素(GaAs)などからなる半導体
基板2上にTi/Auの2層構造などからなる金属膜を
それぞれ0.01〜0.1 μm、0.5 〜2μm、蒸着またはス
パッタリング法などにより成膜し、フォトリソグラフィ
工程によりエッチングして接続配線3a、3bが間隙A
を介して対向するように形成する。その表面にSi
O2 、SiN、SiONなどからなる保護膜4をCVD
法やスパッタ法などにより設ける。この保護膜の厚さ
は、形成しようとするキャパシタの容量に応じた面積で
決まるが、通常は2〜10μmで、幅(図面に垂直方向の
長さ)は1〜5μmに形成する。
膜を設ける前または保護膜を設ける途中または保護膜を
設けたのちに一定間隙を有する接続配線を形成する。具
体的にはガリウムヒ素(GaAs)などからなる半導体
基板2上にTi/Auの2層構造などからなる金属膜を
それぞれ0.01〜0.1 μm、0.5 〜2μm、蒸着またはス
パッタリング法などにより成膜し、フォトリソグラフィ
工程によりエッチングして接続配線3a、3bが間隙A
を介して対向するように形成する。その表面にSi
O2 、SiN、SiONなどからなる保護膜4をCVD
法やスパッタ法などにより設ける。この保護膜の厚さ
は、形成しようとするキャパシタの容量に応じた面積で
決まるが、通常は2〜10μmで、幅(図面に垂直方向の
長さ)は1〜5μmに形成する。
【0020】この具体例では半導体基板上に接続配線3
a、3bを形成したのち保護膜を形成する例で説明した
が、この接続配線3a、3bは保護膜4を堆積する途中
に形成してもよいし、また保護膜4を堆積し終ったのち
の保護膜4の表面に形成してもよい。
a、3bを形成したのち保護膜を形成する例で説明した
が、この接続配線3a、3bは保護膜4を堆積する途中
に形成してもよいし、また保護膜4を堆積し終ったのち
の保護膜4の表面に形成してもよい。
【0021】つぎに前記接続配線の一定間隙で対向した
側の端部をそれぞれ通るように前記保護膜に保護膜と垂
直方向に2つのエッチング溝を形成する。具体例として
はフォトマスクでパターンニングしてプラズマエッチン
グして電極壁を形成する場所にエッチング溝を形成す
る。この2つのエッチング溝の間隔はキャパシタの誘電
体膜の厚さになり、面積と共にキャパシタの容量を決め
るのに重要な寸法となる。しかも前述の接続配線3a、
3bの端部がこのエッチング溝で挟まれた誘電体膜の中
まで入らないように形成する。このエッチング溝で挟ま
れた誘電体膜の幅は通常1μm位の幅になるように形成
されるが、使用する誘電体膜の比誘電率やキャパシタの
所望の容量によって変る。
側の端部をそれぞれ通るように前記保護膜に保護膜と垂
直方向に2つのエッチング溝を形成する。具体例として
はフォトマスクでパターンニングしてプラズマエッチン
グして電極壁を形成する場所にエッチング溝を形成す
る。この2つのエッチング溝の間隔はキャパシタの誘電
体膜の厚さになり、面積と共にキャパシタの容量を決め
るのに重要な寸法となる。しかも前述の接続配線3a、
3bの端部がこのエッチング溝で挟まれた誘電体膜の中
まで入らないように形成する。このエッチング溝で挟ま
れた誘電体膜の幅は通常1μm位の幅になるように形成
されるが、使用する誘電体膜の比誘電率やキャパシタの
所望の容量によって変る。
【0022】つぎに、前記エッチング溝に金属材料を積
層させて電極壁を設ける。具体例としては、基板上に形
成した接続配線3a、3bが残っているばあいはその上
にTi膜を蒸着法またはスパッタリング法により0.01〜
0.1 μm、ついでAu膜を蒸着法、スパッタリング法ま
たはメッキ法により保護膜の表面まで積層する。積層す
る電極壁の厚さ(高さ)が厚い(高い)ばあいはメッキ
法で行った方が蒸着法より1/4の時間で所望の厚さを
成膜できる。すなわち3μmの厚さの電極壁を形成する
のにメッキ法では2時間位、スパッタリング法では5時
間位、蒸着法では8時間位要する。
層させて電極壁を設ける。具体例としては、基板上に形
成した接続配線3a、3bが残っているばあいはその上
にTi膜を蒸着法またはスパッタリング法により0.01〜
0.1 μm、ついでAu膜を蒸着法、スパッタリング法ま
たはメッキ法により保護膜の表面まで積層する。積層す
る電極壁の厚さ(高さ)が厚い(高い)ばあいはメッキ
法で行った方が蒸着法より1/4の時間で所望の厚さを
成膜できる。すなわち3μmの厚さの電極壁を形成する
のにメッキ法では2時間位、スパッタリング法では5時
間位、蒸着法では8時間位要する。
【0023】こうしてエッチング溝を埋めるように金属
材料を積層することにより、誘電体膜7の両側に電極壁
6a、6bが設けられたキャパシタが形成される。
材料を積層することにより、誘電体膜7の両側に電極壁
6a、6bが設けられたキャパシタが形成される。
【0024】つぎに叙上のように構成されるキャパシタ
1を含む高周波増幅回路を作製した例を示す。
1を含む高周波増幅回路を作製した例を示す。
【0025】図2〜3に示されるように、高周波増幅器
などに用いられる高周波増幅回路は、半導体基板に能動
素子としてFET8、12が形成され、初段増幅用FET
8のゲート電極9が第1の端子10に電気的に接続され、
ドレイン電極11が段間容量を形成するキャパシタ1の電
極壁6aに電気的に接続され、増幅用FET12のゲート
電極13がキャパシタ1の垂直電極壁6bに電気的に接続
され、ドレイン電極14が第2の端子15と電気的に接続さ
れ、さらに前記FET8のソース電極16およびFET12
のソース電極17がそれぞれアース端子18に電気的に接続
されて構成されている。また、第1および第2の端子1
0、15の入力端子27および出力端子28側にはそれぞれ直
流カット用のキャパシタ19、20が直列に接続されると共
に、さらにインダクタ21、22を介して第1のバイアス端
子23および第2のバイアス端子24が形成され、DCバイ
アスを供給できるようになっている。さらに、FET12
のゲート電極13には、インダクタ25を介してDCバイア
ス端子26が形成されている(図3参照)。
などに用いられる高周波増幅回路は、半導体基板に能動
素子としてFET8、12が形成され、初段増幅用FET
8のゲート電極9が第1の端子10に電気的に接続され、
ドレイン電極11が段間容量を形成するキャパシタ1の電
極壁6aに電気的に接続され、増幅用FET12のゲート
電極13がキャパシタ1の垂直電極壁6bに電気的に接続
され、ドレイン電極14が第2の端子15と電気的に接続さ
れ、さらに前記FET8のソース電極16およびFET12
のソース電極17がそれぞれアース端子18に電気的に接続
されて構成されている。また、第1および第2の端子1
0、15の入力端子27および出力端子28側にはそれぞれ直
流カット用のキャパシタ19、20が直列に接続されると共
に、さらにインダクタ21、22を介して第1のバイアス端
子23および第2のバイアス端子24が形成され、DCバイ
アスを供給できるようになっている。さらに、FET12
のゲート電極13には、インダクタ25を介してDCバイア
ス端子26が形成されている(図3参照)。
【0026】この半導体集積回路装置は、キャパシタ1
が従来のものに比べ微小な面積に配置されているため、
回路全体が小型化されている。
が従来のものに比べ微小な面積に配置されているため、
回路全体が小型化されている。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、キャパシタを基板の表
面に対して垂直方向に電極壁を形成し、そのあいだ誘電
体膜を配置してキャパシタを形成しているため、容量を
大きくする目的で電極壁の面積を大きくしても、上方に
延びるだけで基板表面の面積は変わらず、微小な面積で
大きな容量がえられる。
面に対して垂直方向に電極壁を形成し、そのあいだ誘電
体膜を配置してキャパシタを形成しているため、容量を
大きくする目的で電極壁の面積を大きくしても、上方に
延びるだけで基板表面の面積は変わらず、微小な面積で
大きな容量がえられる。
【0028】また、半導体基板にFETなど高周波素子
が形成されると共に、基板表面に形成されるキャパシタ
が本発明のキャパシタで形成されることにより、チップ
面積の小さいモノリシックマイクロ波集積回路装置を形
成できる。さらには素子面積が小さくなる結果、素子間
を接続する配線も短くなり、マイクロ波帯域で起こりや
すい配線での相互干渉やノイズの発生も抑制でき、高特
性のモノリシックマイクロ波集積回路装置をうることが
できる。
が形成されると共に、基板表面に形成されるキャパシタ
が本発明のキャパシタで形成されることにより、チップ
面積の小さいモノリシックマイクロ波集積回路装置を形
成できる。さらには素子面積が小さくなる結果、素子間
を接続する配線も短くなり、マイクロ波帯域で起こりや
すい配線での相互干渉やノイズの発生も抑制でき、高特
性のモノリシックマイクロ波集積回路装置をうることが
できる。
【0029】また装置の小型化に伴ない、最近の電子機
器の小型化に対応できると共に、コストダウンにも寄与
するという効果がある。
器の小型化に対応できると共に、コストダウンにも寄与
するという効果がある。
【図1】本発明の一実施例である伝送回路素子のキャパ
シタ部分を示す断面説明図である。
シタ部分を示す断面説明図である。
【図2】半導体集積回路の一実施例の主要部分を示す平
面配置図である。
面配置図である。
【図3】図2の等価回路図である。
【図4】従来のキャパシタの構造を示す平面図である。
【図5】図4のキャパシタのV−V線断面図である。
1 キャパシタ 2 半導体基板 3a、3b 接続配線 4 保護膜 6a、6b 電極壁 7 誘電体膜
Claims (1)
- 【請求項1】 (a) 基板上に保護膜を設けると共に保護
膜を設ける前または保護膜を設ける途中または保護膜を
設けたのちに一定間隙を有する接続配線を形成し、 (b) 前記接続配線の一定間隙で対向した側の端部をそれ
ぞれ通るように、前記保護膜にそれと垂直方向に2つの
エッチング溝を形成し、 (c) 該エッチング溝に金属材料を積層させて電極壁を形
成することを特徴とするキャパシタの製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21400692A JP3176730B2 (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | キャパシタの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21400692A JP3176730B2 (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | キャパシタの製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0661422A JPH0661422A (ja) | 1994-03-04 |
JP3176730B2 true JP3176730B2 (ja) | 2001-06-18 |
Family
ID=16648706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21400692A Expired - Fee Related JP3176730B2 (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | キャパシタの製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3176730B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5793076A (en) * | 1995-09-21 | 1998-08-11 | Micron Technology, Inc. | Scalable high dielectric constant capacitor |
US5940713A (en) * | 1996-03-01 | 1999-08-17 | Micron Technology, Inc. | Method for constructing multiple container capacitor |
US6124164A (en) * | 1998-09-17 | 2000-09-26 | Micron Technology, Inc. | Method of making integrated capacitor incorporating high K dielectric |
-
1992
- 1992-08-11 JP JP21400692A patent/JP3176730B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0661422A (ja) | 1994-03-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |