JP3177895U - カバー付き褌 - Google Patents

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恭子 岡邊
洋子 岡邊
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Abstract


【課題】着用時に容易に褌と視認できる外観や広範囲の下半身の露出に抵抗や羞恥心などを感じて従来の褌を着用できない者のために、着用時の外観を褌と容易にしにくい外観にし、なおかつ陰部周辺の下半身の露出を減少させる視覚遮蔽機能を持つ褌を提供する。
【解決手段】褌と一体型もしくは非一体型の一枚または複数枚の褌用外装体をひとつに組み合わせて着用し、前垂れと外装体とでスカートのような外観を形成する。
【選択図】図2

Description

本考案は、外装体付き褌に関するものである。
褌は古来より伝統的な日本の下履きであり、装着時の締め付けが少ないことや蒸れにくいことで健康に良いとされている。
従来の褌は、日常的に着用される下ばきとしては図4のような腰紐に布をとりつけた越中褌(例えば、特許文献1または図5参照。)型が多く、前垂れを含む布などで覆われるのは陰部と股間前後の一部のみであり、図6のように着用した時に図7(10)図8(11)(12)図9(13)に示すような股間周辺を含む下半身の大部分は露出してしまっていた。
また褌は着用時の外観が腰紐と前垂れによってT字型に形成されるという独特の外観からブリーフやトランクスなどと比較せずとも着用している下ばきが褌であることが容易に視認できてしまう欠点がある。
近年インターネット上やテレビ放送でも褌について取り上げるメディアも増え、健康志向からも褌に興味を持つ者は増えているが、先に記したような広範囲の下半身の露出や褌の外観に抵抗を感じて着用したくてもできない者も多く存在する。特に女性はその傾向が強く見受けられる。
褌の外観を変えた従来の提案には、褌タイプの布片を取り付けたパンドルショーツと呼ばれるもの(例えば、特許文献2参照。)があるが、着用時の陰部以外の露出は広範囲に及ぶものである。女性向けとしてはガーターベルトの機能を備えたガードルに褌タイプのショーツを取り付けたもの(特許文献3参照。)がある。しかしこれは視覚遮蔽を目的としているわけではなく、前面の股間周辺は露出したままとなっている。
下半身の露出範囲を減少させるための従来の提案には、褌の前垂れのたるみによる陰部の見えやすさを改善するためにギャザーを付けた褌(例えば、特許文献4参照。)がある。ただし改善したのは陰部の見えやすさのみであり、効果は臀部など他部位に及ぶものではない。
日本古来からの健康的な下ばきである褌を男女問わず着用しやすくする為に「褌独特の外観」および「広範囲の下半身の露出」、その両方の課題を同時に改善した新しい褌が早急に求められている。
特開2007−224477 実登3014658 実登2588767 実登3118882
一般的な褌の主な利点としてはゴムを使わないことによる締め付け感の少なさと股間の通気性の良さが挙げられる。ショーツやブリーフなどより褌本体と陰部との隙間が空くことで蒸れにくさや開放感などを得られるが、その隙間によって陰部や陰部の周辺など、下半身の広範囲が人目に触れやすくなっているという欠点が存在する。
従来の褌は、いずれも着用時の下半身の露出範囲が広範囲であり、一見しただけで容易に褌と視認できる着用時の外観や、下半身の広範囲の露出に強い抵抗や羞恥心を感じる者は、褌を着用したくとも着用できないのである。特に女性は褌の着用姿を他人に見せることは勿論、自分でも着用姿を見たくないものである。
近年の健康ブームでは帰宅後や睡眠時だけでも褌を着用することを推奨しているが、下半身に褌しか着用していないままで過ごすことは見た目を家族に咎められることがある。特に若い女性は一人暮らしでもなければ褌のみで家中を歩き回るのは難しい。
本考案では、褌独特の外観を変えるだけでなく、今まで露出していた下半身への視覚遮蔽機能を備えた新しい型の褌を提供し、若い女性など従来の褌では着用出来なかった者に褌を着用しやすくすることが課題である。
本考案の褌は、前垂れと組み合わせるとスカートのような形状になる視覚遮蔽機能を持つ外装体と前垂れとが縫製や接着などで一体化された褌(図1または図2参照。)である。
本考案の外装体付き褌は、腰紐などでひとつに組み合わせて着用するとスカートのような形状になる視覚遮蔽機能を持つ外装体と前垂れとを分離可能とした、非一体型の外装体および褌(図3または図4参照。)である。
着用時にひとつに組み合わせて着用するならば、褌と外装体は縫製や接着などで一体化(図1)していてもよいし、外装体と褌に分割可能(図3)な分離型でもよい。どちらでも得られる視覚遮蔽効果と外観に変わりはない。また、褌および外装体はそれぞれが複数枚に分割できてもよい。
褌の着用時に褌本体と一枚もしくは複数枚の外装体を同時に着用することにより、直立時において褌本体の前垂れと外装体を組み合わせた外観がスカート状(図2または図4参照。)となり、陰部を中心として前後左右からの視覚遮蔽の役割を持つ。これにより、部屋着として程度ならばこの外装体付き褌だけで人前を多少うろついても違和感はなく、重ね穿きの必要がなくなった着用者は心身共に大きな解放感を得ることができる。
歩行時や着席時において開いてしまう前垂れ部や外装体同士の間については前垂れや外装体の幅や長さを変えることで対応できる。ボタンや紐などを用いて間を閉じることでも対応可能である。
褌本体と外装体を一体化するための手段は必ずしも縫製や腰紐(符号3または5)でなくてもよい。スナップ、ボタン、ファスナーなどの他手段を外装体上部の折り返し部分(符号7)と前垂れに1組または複数組つけて一体化させてもよい。例えば図1〜4のように腰紐(符号3または6)を褌または外装体の上部の折り返し(符号7)に通し穴(符号8)を設けて通して用いる場合は、腰紐を締めた時に余った外装体のスカート部にギャザー(符号9)を形成でき、緩めた時はギャザー部を広げて幅広いサイズに対応することも容易であり、より多くの者が快適に褌を着用する事ができる。
本考案の請求項1,請求項2では、褌の着用時に一体型もしくは非一体型の一枚もしくは複数枚の外装体を組み合わせることによりスカートのように見える外観をつくりだしたことで容易に褌だと視認されにくくなり、従来のものより視覚遮蔽機能をも備えた褌を提供することができた。
上記のように本考案の請求項1,請求項2,において、全ての課題を達成することができたことにより、従来の褌では恥ずかしくて着用に踏み切れなかった者にも着用しやすい褌を提供できるようになった。
前垂れと外装体の素材に薄手の化繊を用いれば、通常の下着を同じようにスカートやズボンの中に履くことも可能である。ロッカールームなどで着替えの際にも外装体がペチコートの役割を持っているので褌であるとはわかりにくくなっている。
素材を替えることでは四季に対応することも容易である。外装体の内側に隠れて見えなくなる褌の垂れ部分にメッシュ生地を使用すれば夏場の蒸れを更に軽減することができる。冬場は外装体にボア地などを用いれば腰の冷えが軽減ができる。季節を問わず快適に褌の利点を損なわずに着用できることは重要である。
着用に腰紐を用いるのは、締め付け感の軽減という褌の利点を損なわないためと、幅広いサイズへの対応のためでもある。人間の身体は一日の間でも刻々とサイズが変わるのが常であり、特に腹部のサイズは満腹空腹だけでも大きく変わるものである。パンツのようにゴムを用いてしまうと、不要な締め付けは避けられない。
前垂れと外装体を組み合わせた外観がスカート状になるならば、前垂れを含む褌本体および外装体の長さ、形状、素材、装飾などに制限は設けない。従来の褌との外観の差別化を明確にすることで、更に褌だと視認されにくくなる効果が得られ、着用への抵抗感が軽減できる。
歩行時に開いてしまう前垂れと外装体の隙間はボタンやファスナーなどをつけて閉じることで外観がよりスカートに近くなり、視覚遮蔽機能も高めることができる。
褌と外装体が縫製などで一体化されている場合は外装体と組み合わせる煩わしさが無く、ズレも生じないという利点がある。
外装体と褌が一体化されていない非一体型には、外装体か褌の一方が汚損または破損した場合にも一方を取り替えて使用できる利点がある。また、それぞれのデザインが異なったものを組み合わせることにより、単なる下履きとしてではなく、ファッションとしてのバリエーションを楽しむこともできる。
不織布や紙などを用いればコストが下がり、洗濯もままならない避難所や、頻繁に下履きを汚す介護の場など、人目がある中で大量に清潔な下着が必要な場合にも役に立つ。
締め付けの少ない下履きである褌は冷え性やむくみの改善に効果が高いと言われる。女性には冷え性やむくみで悩む者が多いため、褌の着用が可能になることにより体質改善効果を見込むことができる。さらに、骨盤の圧迫からも解放されるので、パンツの着用時に比べて腰痛の改善効果も期待できる。本考案によって褌の着用に抵抗が無くなれば健康のためにも褌の良さをより多くの人に体験して貰うことができるのである。
本考案の基本的な一体型外装体付き褌の平面図である。 本考案の基本的な一体型外装体付き褌着用時の斜視図である。 本考案の基本的な非一体型外装体付き褌の平面図である。 本考案の基本的な非一体型外装体付き褌着用時の斜視図である。 従来技術である基本的な越中褌の平面図である。 基本的な越中褌の着用時の斜視図である。 基本的な越中褌の着用時の下半身前面の露出状態を示す図である。 基本的な越中褌の着用時の下半身側面の露出状態を示す図である。 基本的な越中褌の着用時の下半身後面の露出状態を示す図である。
褌本体である前垂れ(図1(1),図3(4))と一体型もしくは非一体型の一枚または複数枚の外装体(図1(2),図3(6))を重ねて着用し、前垂れの(A)または(B)部分と外装体を組み合わせて図2、図4のようなスカート状に形成したことで褌と容易に視認しにくい外観となり、また同時に外装体で覆うことにより図7(10)、図8(11)(12)、図9(13)に示すような従来は露出していた下半身に対する視覚遮蔽機能を生み出すことが可能となった。
着用にゴムではなく腰紐(符号3)を用いることで、締め付け感が少ないという褌の利点を損なうことなく着用可能である。
1 褌本体(前垂れ)。
2 外装体。
3 腰紐。
4 褌本体(前垂れ)。
5 腰紐。
6 非一体型の外装体部分。
7 外装体上部の腰回りにあたる折り返しで筒状になっている部分。
8 褌と外装体を一体化させるために褌の腰紐を通す穴の例。(ボタンなどで取り付けてもよい)
9 腰紐を締めた状態で形成されるギャザー。
10 従来技術の褌着用時に露出する前面部位の範囲例。
11 従来技術の褌着用時に露出する側面部位の範囲例。
12 締め方や前屈時などの動きによって露出する部位。
13 従来技術の褌着用時に露出する後面部位の範囲例。
A 外装体と一体型褌の前垂れのうち、着用時に前に垂らす部分。
B 外装体と非一体型褌の前垂れのうち、着用時に前に垂らす部分。










































Claims (2)

  1. 褌において、前垂れと外装体を組合わせて着用時の外観をスカート状に形成することを特徴とし、前記外装体は一枚または複数枚からなることを特徴とする外装体と一体型の褌。
  2. 請求項1において前垂れと外装体とを分離可能としたことを特徴とする褌。






































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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5416300B1 (ja) * 2013-05-24 2014-02-12 和恵 渡邉 女性用褌
KR20150039859A (ko) * 2012-08-15 2015-04-13 질 케이. 비겔로우 골반-복부 지지 의류

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