JP3469112B2 - 雨天用ゴルフズボン - Google Patents

雨天用ゴルフズボン

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【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、雨天用ゴルフズボ
ンに関し、ズボンに重ね着するカバーズボンともなるも
ので、特に、ゴルファーの股下長さに応じて調整を可能
とするものである。 【0002】 【従来の技術】ゴルファーは雨天時にもプレーをする場
合が多く、その場合には、所謂レインズボンをカバーズ
ボンとして重ね着をしているが、夏季等の暑い場合には
ズボンを着用せずに直接的に着る場合もある。また、雨
天に限らず、風がきつい場合にはウインドブレーカー用
のズボン、寒冷地では防寒用のズボンとして着用する場
合もある。 【0003】一般的に、既製のズボンは胴回りが大きい
ものは股下長さが長く、胴回りが小さいものは股下長さ
が短くなっている。しかしながら、胴回りが大きいが股
下長さが短い体型の人がかなりあり、逆に、胴回りは小
さいが股下長さが長い人もいる。通常の布製のズボンの
場合、着用者の胴回りに合わせてズボンを選択し、股下
長さは調整できるようにされているため、ズボンの裾を
股下長さに応じて切断して裾上げ等の縫製をやり直し
て、身体にあったズボンとすることできる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ナイロ
ン、テトロン等の防水性素材からなる雨天用ズボンやカ
バーズボンでは、図7(A)(B)に示すように、ズボ
ン1の裾1aも縫製されて、S、M、L、LLのサイズ
別の製品となっている。サイズ別では、胴回りが小さい
と股下が短くなり、胴回りが大きいと股下が長くなって
いる。さらに、雨天用ズボン、カバーズボンでは、地面
や芝からの浸水を防止するために、ズボンの裾から僅か
に上の部分に、絞り1bを設けると共にバンド1cをと
りつけて縛り足回りにぴったりとフィットさせるように
されている。 【0005】このように、従来の雨天用ズボンあるいは
カバーズボンでは股下長さを体格に合わせて調整するこ
とが、ユーザーにとって困難となっている。そのため、
胴回りに合わせてL、LL等のサイズを選択すると、股
下が長くなり、ズボンの裾を引きずり、かえって水が付
きやすくなり、かつ、着用感が悪いために、ゴルフのプ
レーにも悪影響を及ぼすこととなる。特に、ゴルファー
は中高年が多く、腹部が膨出して胴回りの大きなサイズ
のズボンを選択する場合が多いが、この場合には股下が
長くなって、裾を引きずる場合が多くなっている。逆
に、胴回りが小さく人がS、Mのサイズを選択すると、
股下が長い場合には、ズボンの裾よりさらに足がでて、
不格好になるとともに、ズボンから露出している足の部
分に水がかかる。一方、股下の長さに合わせて大きなサ
イズのズボンを選択すると、胴回りにだぶつきが生じて
ズボンが垂れ下がりやすくなり、いずれの場合も着用感
が非常に悪く、プレーに悪影響を及ぼす。 【0006】従来、図8(A)(B)に示すような、股
下長さを調節することができるズボンが実開平9−10
798号で提案されている。このズボン2は足部の一部
に折り込み部分2aを設け、この折り込み部分2aに装
着した止具2bの着脱で股下の長さを調節できるように
されている。 【0007】しかしながら、上記図8に示される長さ調
節機能付きのズボンでは、折り返し部2bが外観上では
っきりと分かるために、股下長さが短いために折り返し
ていることが外観で一目で識別でき、着用者にとっては
感じの悪いものとなる。さらに、折り返し部で布2bで
布が3重ねとなって動きずらいものとなる。よって、折
り返し部が屈伸の多い膝部分に当たると運動性能を阻害
し、特に、ゴルファーにとっては、プレー時に膝の屈伸
やひねりが重要な要素となるために問題となる。さら
に、膝の部分は屈伸運動によって汗をかきやすい部分で
あり、特に、ナイロン、テトロン等の非通風性、非浸水
性の素材からなる雨天用ズボンでは、布を重ねることに
より蒸れが発生しやすくなる問題もある。 【0008】さらに、雨天用ズボンあるいは雨天用のカ
バーズボンとして、実公昭41−24747で図9
(A)(B)に示すように、ズボン3の前身頃では膝二
当たる部分で上下布3aと3bを分離し、下布3bと上
布3aの上部側との間に通風性のよい網状布4aを取り
付ける一方、後身頃側では、前身頃側よりも上部位置で
上下布3cと3dを分離し、前身頃側と同様に下布3d
と上布3cの上部側との間に網状布4bを取り付けたも
のが提案されている。 【0009】上記雨天用ズボンあるいはカバーズボン3
は、運動時に発汗が生じる膝部分の通気性が良好とな
り、かつ、膝部分からの浸水の恐れもないが、本発明が
最も問題とする股下調節機能を備えておらず、かつ、股
下調節機能をつけようとしても、前身頃と後身頃の上下
布の分離位置が相違するため、簡単に股下調節機能をつ
けることができない。 【0010】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、股下調節機能を備えると共に、屈伸運動の激しい
膝部分の通風性も兼ね備え、特に、ゴルファーに好適に
着用できる雨天用のズボンあるいはカバーズボンを提供
することを課題としている。 【0011】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、ズボンを構成する非浸水性および非通風
性を有する脚部を、膝下で上布と下布とに分離し、上記
上布と下布の間に介在させるメッシュ布を設け、該メッ
シュ布の上端に帯状布の下端を縫着すると共に、該帯状
布の上端を上記上布の内側に縫着する一方、上記メッシ
ュ布の下端を上記下布の上端に縫着し、上記帯状布、上
記メッシュ布および上記下布の上部を上記上布でカバー
し、上記帯状布に、股下長さ調節用のベルト布の上端を
縫着して、上記下布の上部まで垂下させ、かつ、このベ
ルト布を前身頃の左右両側と後身頃の略中央部の3ケ所
に取り付け、これらベルト布に、上下方向に上下方向に
間隔をあけて複数のボタンホールを設ける一方、これら
ベルト布と対応した位置の下布の上部にボタンを取り付
け、該ボタンを上記ボタンホールのいずれかに取り付け
ることで上記メッシュ材を撓ませて股下長さを調節する
構成としている雨天用ゴルフズボンを提供している。 【0012】上記のように、通風材を介在させた位置に
股下長さ調節用のベルト布を垂下させ、下布との固着位
置で股下長さを調節できるようにしているため、着用者
は自分で容易に体型に合った股下長さとすることができ
る。よって、胴回りにあった既製のズホンを選択して、
胴回りにダブつき等を発生させることなく、股下寸法も
体型に合わせることができ、着用感を向上させることが
できる。かつ、上布によりベルト布がカバーされている
ため、股下長さを短くしていることが外観上は分からな
り利点がある。 【0013】上記下布の上部と上布の下部の重なり寸法
は3センチ〜8センチ、好ましくは5センチとし、膝を
屈折した状態でも上布が下布に被さり、通風材が露出し
ないようにして、浸水を確実に防止できると共に、外観
の向上を図ることが好ましい。 【0014】上記のように、本体布は非浸水性および非
通風性を有し、上記通風材はメッシュ布からなる。特
に、本発明のズボンは雨天時にもプレーすることが多い
ゴルファーに着用されるものであるため、膝の部分で上
下布に分離され、かつ、通風材を介在させているため、
膝の屈伸、ひねりが多いゴルファーにとって運動機能を
高めことできると共に、発汗しやすい膝の部分に通風材
を介在させているため蒸れを発生させず、着用感を高め
ることができる。 【0015】上記ベルト布は前身頃側では、後身頃との
左右縫着線より30度の範囲に取り付ける一方、後身頃
側では幅方向の中央位置を挟んで15度の範囲に取り付
け、ベルト布の個数は2〜4、好ましくは3個としてい
る。 【0016】特に、前身頃では、その幅方向の中央位置
には上記ベルト布を設けないことが好ましく、この位置
に設けると、膝を屈折しにくくなりやすい。上記のよう
に、前身頃側の左右2カ所と後身頃の中央の3カ所に設
けると、均等に前身頃と後身頃の長さ調節を行うことが
できる。 【0017】上記のように、ベルト布には上下方向に間
隔をあけて複数のボタンホールを設ける一方、下布に取
り付ける止具は上記ボタンホールに嵌まるボタンとして
いる。膝近傍に設けるために屈伸が激しく、ボタンをボ
タンホールに嵌める固定方法が最も外れにくいために好
ましい。なお、ボタンとボタンホールとに代えて、雌雄
布ファスナーを用いて無段階の調節を行えるようにして
もよい。また、ボタンに代えてドットボタンを用いても
よい。 【0018】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して詳述する。図示の実施形態のズボン10は男性
ゴルファーを対象とした雨天用のカバーズボンである
が、当然のことながら、夏季等の暑い場合にはズボン上
に重ねずに直接着用できるものである。また、前開きの
ないタイプとすると女性用となるものである。さらに、
雨天に限らず、風の強い日にプレーする場合にはウイン
ドブレーカーとして利用でき、寒い日のプレーでは防寒
用としても利用できるものである。 【0019】ズボン10の前身頃11および後身頃12
の本体布は殆ど通風性および浸水性のないナイロン、テ
トロン、ポリエステル、それらを併用したもの等を用い
ることができる、さらに、裏面をウレタンコーティン
グ、ウレタンラミネートあるいはアクリルコーティング
等で防水加工したものを用いることが好ましい。なお、
本実施形態ではナイロン100%の素材を用い、裏面を
ウレタンコーテンイングで防水加工を施したものを用い
ている。 【0020】ズボンの前身頃11と後身頃12とは、夫
々左右に分割された本体布11a、11bと12a、1
2bとからなり、これら本体布11a〜12bは、上端
のウエストラインXから脚部下端の裾Yまで連続し、図
中、Hで示す範囲が股下長さとなる。上記前身頃の本体
布と後身頃の本体布とは、左右両端の脇線ラインL1と
脚内側ラインL2とで縫着し、前身頃11では腹部に当
たる部分は左右本体布11aと11bとを縫着せずに前
開とし、ファスナー13で開閉自在としている。 【0021】上記前身頃11の左右本体布11a、11
b、後身頃12の左右本体布12a、12bとも、膝頭
Zにあたる部分の下端位置P1で本体布を分離してい
る。即ち、前身頃11では、上布11a−1、11b−
1、下布11a−2、11b−2からなり、後身頃12
では、上布12a−1、12b−1、下布12a−2、
12b−2からなる。前身頃11と後身頃12との上下
布の分離位置は同一位置としている。 【0022】また、上布11a−1〜12b−1の下部
は下布11a−2〜12b−2に所要寸法S(本実施形
態では5センチ)重なる長さとし、腰を落として膝を折
った状態でも上布11a−1〜12b−1が膝下に位置
するように設定している。なお、上記重なり寸法は3〜
8センチが好ましく、本実施形態の5センチ程度が最も
好ましい。 【0023】上記上布11a−1〜12b−1の内側に
対して、上記膝の下端位置P1(股下位置P2から1
1.5センチの位置)でメッシュ布14の上端を縫着
し、このメッシュ布14の下端を下布11a−2〜12
b−2の上端と縫着している。この上布と下布との間に
取り付けたメッシュ布14は、前身頃側を示す図1およ
び後身頃側を示す図2に示すように、上布11a−1〜
12b−1により隠れており、メッシュ布14より下部
の上布11a−1〜12b−1が下布11a−2〜12
b−2に対して、上記したように4センチ程度重なって
いる。 【0024】上記メッシュ布14の幅(上下高さ)Wは
4センチから10センチの範囲が好ましく、本実施形態
では6.5センチとしている。また、本実施形態では、
メッシュ布14の上端に沿って幅3センチ程度の帯状布
15を縫着し、該帯状布15の上端を上布11a−1〜
12b−1の内側に縫着している。しかしながら、この
帯状布15を省略してメッシュ布14の上端を上布の内
側に直接縫着してもよい。 【0025】上記上布11a−1〜12b−1に縫着し
た帯状布15の上端に、細幅の股下長さ調節用のベルト
布16の上端を縫着して、その下端を下布11a−2〜
12b−2の上部まで垂下している。このベルト布16
は前身頃11の左右両側と後身頃12の略中央部の3カ
所に取り付けている。このベルト布16の取付位置は正
確には、本実施形態では、図5に示すように、前身頃1
1の2本のベルト布16A、16Bは夫々後身頃12と
の両側縫着位置から15度の位置、後身頃12の1本の
ベルト布16Cは幅方向の中心位置に取り付けている。 【0026】なお、前身頃11側の2本のベルト布取付
位置は左右縫着位置から30度の範囲、後身頃側の1本
のベルト布取付位置は幅方向中心位置を挟んで15度の
範囲が好ましい。特に、前身頃側では幅方向の中心位置
に設けることは膝を折り曲げた場合に、この前側中央に
ベルト布が位置すると膝が屈曲しにくくなるため好まし
くない。ただし、必ずしも前身頃の中央にベルト布を取
り付けることを除外するものではなく、また、ベルト布
は所要位置に2本〜4本取り付けてもよく、かつ、その
取付位置も限定されない。 【0027】上記各ベルト布16(16A、16B、1
6C)には、図3および図4に示すように、上下方向に
一定ピッチでボタンホール17を複数個設けており、本
実施形態では2センチのピッチで3個のボタンホール1
7a、17b、17cを設けている。なお、ボタンホー
ルのピッチおよびその個数は限定されないことは言うま
でもない。 【0028】一方、上記各ベルト布16と対応した位置
の下布11a−2〜12b−2にはボタンホール17に
入るサイズのボタン18(18A、18B、18C)を
取り付けている。 【0029】さらに、実施形態のズボン10では、左右
の脚部の裾よりわずかに上部位置にダーツ19を設けて
絞ると共に、このダーツ位置の部分に、ベルト布20を
取り付けて、その裏面に布ファスナー(マジックテー
プ)を取り付ける一方、対応する本体布にも布ファスナ
ーを取り付け、これら布ファスナーを重ねて固着するこ
とにより、足回りにフィットさせることができるように
している。 【0030】さらに、縫着された前身頃11と後身頃1
2の上端縁のウエストラインにそってゴム帯を縫い込ん
だウエスト布21を取り付けてウエストに沿ってフィッ
トさせるようにし、かつ、このウエスト布21が分離す
る前開き位置では2個のドットボタン22を間隔をあけ
て取り付けて、確実に前開位置が閉じるようにしてい
る。さらにまた、前身頃11の左右両側腰部にそれぞれ
ポケット23を設けると共に、後身頃12にもカバー付
きポケット24を設けている。 【0031】上記構成からなるズボン10では、脚部の
上下を分離し、その間に通風用のメッシュ布15を介在
させ、かつ、このメッシュ布15を取り付けている位置
に長さ調節用のベルト布16を取り付けているため、上
記各ボタン18をベルト布16の上下に配列している3
個のボタンホール17a、17b、17cのいずれかを
選択してはめ込むことによりメッシュ布15を撓ませて
股下長さHを調節することが可能となる。 【0032】即ち、図3(A)および図4(A)に示す
ように、下端のボタンホール17cにボタン18を取り
付けると股下長さHが最も長くなる。一方、図3(B)
および図4(B)に示すように、上端のボタンホール1
7aにボタン18を取り付けると股下長さHが最も短く
なる。中央のボタンホール17bにボタン18を取り付
けると、股下長さHは中間の長さに調節できる。 【0033】特に、下端のボタンホール17cにボタン
18を取り付けて最長とした場合にも、上布11a−1
〜12b−1の下部は下布11a−2〜12b−2に被
さり、メッシュ布15が外部に露出しないようにしてい
るため、この部分から浸水が生じることはない。また、
上端のボタンホール17aにボタン18を取り付けて最
短とした場合にも、メッシュ布15が撓んで重なり合う
だけであるため、布を折り返す場合と比較して厚くなら
ず、かつ、通気性も損なわれない。 【0034】また、長さ調節用のベルト布16を前身頃
11の左右縫着側に近い位置の2カ所と、後身頃12の
略中央位置の合計3カ所に設けているため、前身頃11
と後身頃12とを均等に長さ調節することができる。し
かも、ベルト布16を前身頃11の中央部に位置させて
いないため、膝の屈折時にベルト布16により膝が屈折
しにくくなることも防止できる。 【0035】さらに、ゴルフのプレー中に屈伸が激しく
汗をかきやすい膝部分の下部に通風性の良いメッシュ布
15を取り付けて、脚部の上布と下布とを分離し、上布
をメッシュ布15および下布の上部に被せて且つ上布の
下端は開放しているため、この開放位置よりメッシュ布
15を通して通風させるため、膝部分に発生する汗によ
り蒸れを生じることを防止できる。よって、膝を屈折し
たり、膝の部分でひねったり、膝の部分の運動が特に激
しいゴルフのプレー中に膝部分に蒸れを発生させず、快
適にプレーを行うことができる。 【0036】なお、図6(A)(B)の参考実施形態に
示すように、股下長さ調節用のベルト布16の裏面全面
に布雄ファスナー30を取り付けておく一方、下布11
a−2〜12b−2の上縁に沿って布雌ファスナー31
を取り付けてもよい。この場合、布雌ファスナー31に
対する布雄ファスナー30の固着位置を無段階で調節で
き、より細かく股下長さを調節することができる。ただ
し、膝の屈伸運動が激しいため、前記実施形態に記載し
たボタンホールにボタンを取り付ける方が、無段階の調
節はでいないが、外れにくい利点はある。さらに、上記
ボタンホールとボタンにかえて雌雄のドットボタンを用
いても良いことも言うまでもない。 【0037】 【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
のズボンは、雨天用ズボンあるいは雨天用のカバーズボ
ン等のユーザーが自分で股下長さを調節できない場合
に、自分で容易に股下長さを調節することができ、しか
も、股下長さの調節を行うベルト布を通風材の介在位置
に配置して、本体布の上布でカバーしているため、外観
上は隠れており、この点からも股下長さを調節している
ことが外部に現れない利点がある。 【0038】特に、雨天時にプレーすることが多いゴル
ファーにとっては、膝近傍で上下布が分離され、メッシ
ュ布等の柔らかい通風材を介在させているため、膝の屈
伸、ひねり等の運動機能を高めることができると共に、
プレー時に発汗しやすい膝部分の通風性が良いため、着
用感がよく、雨天においても快適にプレーすることがで
きる。さらに、風の強い日にはウインドブレーカーとし
て、また、寒い日には防寒着として着用して快適にプレ
ーすることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の実施形態のズボンの正面図である。 【図2】 図1の背面図である。 【図3】 (A)(B)は股下長さ調整部分の拡大図で
ある。 【図4】 (A)(B)は股下長さを調節している状態
を示す側面図である。 【図5】 股下長さ調節用のベルト布の取付範囲を示す
図である。 【図6】 (A)(B)は股下長さ調節用ベルトの参考
実施形態を示す拡大図である。 【図7】 従来のゴルファー用の雨天用のズボンを示す
正面図である。 【図8】 従来の股下長さ調節機能を備えたズボンの図
面である。 【図9】 (A)(B)は従来の膝部分に通風材を備え
たズボンの図面である。 【符号の説明】 10 ズボン 11 前身頃 11a−1、11b−1 上布 11a−2、11b−2 下布 12 後身頃 12a−1、12b−1 上布 12a−2、12b−2 下布 15 メッシュ布 16(16A、16B、16C) 股下長さ調節用のベ
ルト布 17(17a17b、17c) ボタンホール 18 ボタン

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ズボンを構成する非浸水性および非通風
    性を有する脚部を、膝下で上布と下布とに分離し、 上記上布と下布の間に介在させるメッシュ布を設け、該
    メッシュ布の上端に帯状布の下端を縫着すると共に、該
    帯状布の上端を上記上布の内側に縫着する一方、上記メ
    ッシュ布の下端を上記下布の上端に縫着し、上記帯状
    布、上記メッシュ布および上記下布の上部を上記上布で
    カバーし、 上記帯状布に、股下長さ調節用のベルト布の上端を縫着
    して、上記下布の上部まで垂下させ、かつ、このベルト
    布を前身頃の左右両側と後身頃の略中央部の3ケ所に取
    り付け、これらベルト布に、上下方向に上下方向に間隔
    をあけて複数のボタンホールを設ける一方、これらベル
    ト布と対応した位置の下布の上部にボタンを取り付け、
    該ボタンを上記ボタンホールのいずれかに取り付けるこ
    とで上記メッシュ材を撓ませて股下長さを調節する構成
    としている雨天用ゴルフズボン。
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