JP3177595U - 戸のペット出入り口構造 - Google Patents

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達夫 恩田
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Abstract

【課題】既設の戸にペット用扉を無加工で容易に後付けでき、不使用時には元の状態に戻すことができる戸のペット出入り口構造を提供する。
【解決手段】網戸1と同じ高さの細長の補助戸本体に小動物のペットが通過できる大きさの開口部を形成し、上扉4aと下扉4bを出入り両方向へ屈曲自在に連結したペット用扉4を前記開口部に出入り両方向へ揺動自在に吊り下げてペット出入り用補助戸3とする。使用するときは、網戸1を途中まで開けてペット出入り用補助戸3を網戸1と戸枠2の間に配置し、網戸1を閉めてペット出入り用補助戸3を挟むようにして取り付ける。不使用時は、網戸1を開けてペット出入り用補助戸3を取り外しても良いし、取り付けたままの状態にしても良い。
【選択図】図1

Description

本考案は、戸を閉めた状態でペットが室内外を出入りできるように設けられるペット用扉に関する。
戸を閉めた状態で猫や小犬等のペットが室内外を自由に出入りできるようにペット用扉を設ける技術が特許文献1,2に開示されている。これらの技術は、戸の一部をペットが通過できる大きさに開口し、上扉と下扉を出入り両方向へ屈曲可能に連結したペット用扉を前記開口部に出入り両方向へ揺動可能に吊り下げた構造を特徴としている。
ところで、前記技術の戸は、ペット用扉を備えた構造であるから、一般の戸と比較して高価であり、既設の戸との交換にはコストを要していた。また、既設の戸を加工してペット用扉を取り付ける方法もあるが、手間や熟練を要して困難であり、不要になっても元に戻すことはできなかった。
一方、前記ペット用扉は、ペットの出入りや風によって揺れ動くから、ペット用扉と戸の開口部をマグネットで吸着させて揺れを止めるようにしている。しかし、ペットの力が小さい場合は、マグネットの磁力と摩擦が抵抗となってペット用扉を開けず、出入りできないことがあった。
また、ペット用扉は円滑に開閉できるように戸の開口部との間に隙間を設けているから、その隙間から虫等が侵入することがあった。
特許第3688251号公報 実用新案登録第3098249号公報
本考案が解決しようとする第1の課題は、既設の戸にペット用扉を無加工で容易に後付けでき、不使用時には元の状態に戻すことができるようにすることにある。第2の課題は、ペットの力が小さくてもペット用扉を楽に開くことができ、しかもペット用扉の揺れも確実に止めることができるようにすることにある。第3の課題は、ペット用扉の円滑な開閉を維持しながら、隙間からの虫等の侵入を防止できるようにすることにある。
かかる課題を解決した本考案の構成は、
1) 戸枠に対してスライドして開閉する戸において、その戸と同じ高さの細長の補助戸本体に小動物のペットが通過できる大きさの開口部を形成し、上扉と下扉を出入り両方向へ屈曲自在に連結したペット用扉を前記開口部に出入り両方向へ揺動自在に吊り下げてペット出入り用補助戸とし、そのペット出入り用補助戸を戸と戸枠の間に脱着可能に挟んで取り付けたことを特徴とする、戸のペット出入り口構造
2) ペット用扉の下扉の下端部にローラーを取り付け、ペット用扉を閉めた状態で前記ローラーと接触できる開口部位置に受け板を取り付け、その受け板と前記ローラーを互いが磁力で吸着する材質で構成した、前記1)記載の戸のペット出入り口構造
3) 戸の一部を小動物のペットが通過できる大きさに開口し、上扉と下扉を出入り両方向へ屈曲自在に連結したペット用扉を前記開口部に出入り両方向へ揺動自在に吊り下げ、ペット用扉の下扉の下端部にローラーを取り付け、ペット用扉を閉めた状態で前記ローラーと接触できる開口部位置に受け板を取り付け、その受け板と前記ローラーを互いが磁力で吸着する材質で構成した、戸のペット出入り口構造
4) ペット用扉と開口部の間の隙間をシールするモヘアをペット用扉の外縁部又は開口部の内縁部に対して取り付けた、前記1)〜3)いずれか記載の戸のペット出入り口構造
5) 戸と同じ高さの細長の補助戸本体に小動物のペットが通過できる大きさの開口部を形成し、上扉と下扉を出入り両方向へ屈曲自在に連結したペット用扉を前記開口部に出入り両方向へ揺動自在に吊り下げた、ペット出入り用補助戸
6) ペット用扉の下扉の下端部にローラーを取り付け、ペット用扉を閉めた状態で前記ローラーと接触できる開口部位置に受け板を取り付け、その受け板と前記ローラーを互いが磁力で吸着する材質で構成した、前記5)記載のペット出入り用補助戸
7) ペット用扉と開口部の間の隙間をシールするモヘアをペット用扉の外縁部又は開口部の内縁部に対して取り付けた、前記5)又は6)記載のペット出入り用補助戸
にある。
本考案の前記1)及び5)記載の構成によれば、使用するときは、戸を途中まで開けてペット出入り用補助戸を戸と戸枠の間に配置し、戸を閉めてペット出入り用補助戸を挟むようにして取り付ける。不使用時は、戸を開けてペット出入り用補助戸を取り外す。このように、既設の戸にペット用扉を無加工で容易に後付けすることができ、不使用時も元の状態に戻すことができる。戸が網戸の場合は、不使用時もペット出入り用補助戸を取り付けたままの状態にすることもできる。
本考案の前記2)、3)、6)記載の構成によれば、ペットがペット用扉を押して開けようとすると、ローラーが回転して受け板から円滑に離れる。ペットの出入りや強い風によってペット用扉が揺れ動いても、ローラーと受け板が磁力で吸着して直ぐに止まる。このように、開放はローラーの回転によって小さい力で済み、揺れは磁力によって確実に止めることができる。
本考案の前記4)及び7)記載の構成によれば、モヘアによって隙間がシールされて虫等が侵入し難くなる。また、モヘアは柔軟に変形するから、ペット用扉の開閉時に大きな抵抗にはならない。
実施例1のペット出入り用補助戸の正面図である。 実施例1のペット用扉の正面図である。 図2のA−A線断面図である。 実施例1のモヘアの拡大断面図である。 実施例1のペット用扉の開閉を示す説明図である。 実施例2の網戸の正面図である。 実施例2のペット用扉の正面図である。
本考案の補助戸本体としては、プラスチック板、金属板、木板や、網材又はガラス板をフレームで枠組みしたもの等、戸として一般的に用いられているもので構成される。ローラー及び受け板としては、一方が磁石で他方が磁石と吸着する金属か、又は双方が磁石でも良い。磁石としては、フェライト磁石、アルニコ磁石、ネオジム磁石、ゴム磁石、プラスチック磁石等があり、求める磁力やコスト等に応じて選ばれる。モヘアとしては、ポリプロピレンやナイロン等があり、ペット用扉の外縁部か、又はペット出入り用補助戸や戸の開口部の内縁部のいずれかに取り付けられる。
戸としては、網戸、ガラス戸、雨戸、室内ドア、玄関ドア、勝手口ドア等があり、その構造としては、開き戸、引き戸、シャッター等がある。ペット用扉を戸に直接取り付ける場合は、これらの全ての戸に対して可能である。ペット用扉を備えたペット出入り用補助戸の場合は、引き戸やシャッターなど戸枠に対してスライドして開閉する戸に取り付けることができる。また、ガラス戸は単体の他、網戸と組み合わせたものがあり、ペット出入り用補助戸はガラス戸と網戸いずれにも取り付けることができる。以下、本考案の各実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
(実施例1)図1〜5に示す実施例1は、ペット用扉4を備えたペット出入り用補助戸3を網戸1と戸枠2の間に脱着可能に挟んで取り付けた例である。ペット出入り用補助戸3は、アルミニウム合金製のフレームを網戸1と同じ高さで且つ30cmの幅に枠組みしている。下部には横桟3aを取り付けて下方にペット用扉4を取り付けるための開口部を形成し、上方の開口部は網戸1の網と同じもので構成した面材3bを取り付けて塞いでいる。
ペット用扉4の上扉4aと下扉4bは、プラスチック製の板材4cの周縁部にアルミニウム合金製の框材4dを取り付けた構造で、その上扉4aと下扉4bを枢支軸4eで出入り両方向へ屈曲自在に枢支して連結し、その上扉4aをペット出入り用補助戸3の開口部の左右に枢支軸4fで出入り両方向へ揺動自在に枢支して吊り下げている。框材4dには、モヘア7を取り付けるための凹所4gを備えている。
下扉4bの左右下端部にはネオジム磁石製のローラー5を取り付け、ペット出入り用補助戸3の開口部の左右下端部にはステンレス製の受け板6を取り付けている。上扉4aと下扉4bの外縁部にはポリプロピレン製のモヘア7を取り付けている。モヘア7は、ペット用扉4と開口部の間の間隔よりやや長い長さに形成して基材7aに植毛し、その基材7aを框材4dの凹所4gに挿入している。図中、2aは網戸1のレール、8はガラス戸である。
使用するときは、ガラス戸8を全開し、網戸1を途中まで開けてペット出入り用補助戸3を網戸1と戸枠2の間に配置し、網戸1を閉めてペット出入り用補助戸3を挟むようにして取り付ける。図3に示すように、平時のペット用扉4は自重で鉛直方向へ垂れ下がり、ローラー5が受け板6に磁力で吸着して閉めた状態が保持される。この状態では、風が吹いてもローラー5の磁力によって大きく揺れ動いたり開いたりすることはない。ペット用扉4と開口部の間の隙間はモヘア7によってシールされており、虫等が侵入し難くなっている。
ペットがペット用扉4を押して開けようとすると、図5に示すように、ローラー5が回転して受け板6から円滑に離れ、ペットは小さい力で容易に開けて出入りすることができる。このとき、ペット用扉4は屈曲して下扉4bが大きく開き、ペットにかかる荷重が軽減されてペットの首を挟みにくくなる。ペットが出入りした後のペット用扉4の揺れは、ローラー5の磁力で直ぐに止まる。モヘア7は開閉時に柔軟に変形するから、大きな抵抗にはならない。ガラス戸8を閉めるときは、ペット出入り用補助戸3を取り付けたままの状態にし、ペットを飼わなくなって不要になった場合などでは、網戸1を開けてペット出入り用補助戸3を取り外すことで元の状態に戻す。
(実施例2)図6,7に示す実施例2は、網戸1の一部を開口してペット用扉4を取り付けた例である。網戸1は、下隅部を高さ30cm、幅20cmに開口し、上枠1cと縦枠1dを取り付けている。ペット用扉4は、その上扉4aを縦框1aと縦枠1dに枢支軸4fで出入り両方向へ揺動自在に枢支して吊り下げている。受け板6は、下框1bの左右に取り付けている。
ペットがペット用扉4を押して開けようとすると、実施例1と同じようにローラー5が回転して受け板6から円滑に離れ、ペットは小さい力で容易に開けて出入りすることができる。この例は、網戸1に予めペット用扉4を備えた構造であるから、ペット出入り用補助戸3の脱着作業を不要にできる。その他、符号、構成、作用効果は実施例1と同じである。
本考案の技術は、戸建住宅、アパートやマンション等の集合住宅の戸に利用される。
1 網戸
1a 縦框
1b 下框
1c 上枠
1d 縦枠
2 戸枠
2a レール
3 ペット出入り用補助戸
3a 横桟
3b 面材
4 ペット用扉
4a 上扉
4b 下扉
4c 板材
4d 框材
4e 枢支軸
4f 枢支軸
4g 凹所
5 ローラー
6 受け板
7 モヘア
7a 基材
8 ガラス戸

Claims (7)

  1. 戸枠に対してスライドして開閉する戸において、その戸と同じ高さの細長の補助戸本体に小動物のペットが通過できる大きさの開口部を形成し、上扉と下扉を出入り両方向へ屈曲自在に連結したペット用扉を前記開口部に出入り両方向へ揺動自在に吊り下げてペット出入り用補助戸とし、そのペット出入り用補助戸を戸と戸枠の間に脱着可能に挟んで取り付けたことを特徴とする、戸のペット出入り口構造。
  2. ペット用扉の下扉の下端部にローラーを取り付け、ペット用扉を閉めた状態で前記ローラーと接触できる開口部位置に受け板を取り付け、その受け板と前記ローラーを互いが磁力で吸着する材質で構成した、請求項1記載の戸のペット出入り口構造。
  3. 戸の一部を小動物のペットが通過できる大きさに開口し、上扉と下扉を出入り両方向へ屈曲自在に連結したペット用扉を前記開口部に出入り両方向へ揺動自在に吊り下げ、ペット用扉の下扉の下端部にローラーを取り付け、ペット用扉を閉めた状態で前記ローラーと接触できる開口部位置に受け板を取り付け、その受け板と前記ローラーを互いが磁力で吸着する材質で構成した、戸のペット出入り口構造。
  4. ペット用扉と開口部の間の隙間をシールするモヘアをペット用扉の外縁部又は開口部の内縁部に対して取り付けた、請求項1〜3いずれか記載の戸のペット出入り口構造。
  5. 戸と同じ高さの細長の補助戸本体に小動物のペットが通過できる大きさの開口部を形成し、上扉と下扉を出入り両方向へ屈曲自在に連結したペット用扉を前記開口部に出入り両方向へ揺動自在に吊り下げた、ペット出入り用補助戸。
  6. ペット用扉の下扉の下端部にローラーを取り付け、ペット用扉を閉めた状態で前記ローラーと接触できる開口部位置に受け板を取り付け、その受け板と前記ローラーを互いが磁力で吸着する材質で構成した、請求項5記載のペット出入り用補助戸。
  7. ペット用扉と開口部の間の隙間をシールするモヘアをペット用扉の外縁部又は開口部の内縁部に対して取り付けた、請求項5又は6記載のペット出入り用補助戸。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2024122366A1 (ja) * 2022-12-09 2024-06-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 戸パネル

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