JP3177509U - マウントアダプタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ミランダTに採用されているレンズを近年のカメラに装着できるマウントアダプタを提供する。
【解決手段】カメラ本体200とレンズ300との間に装着されるマウントアダプタ100であって、該マウントアダプタは100、カメラ本体接合面を有する第1環状部111と、レンズ接合面を有しかつ外径が前記第1環状部よりも小さい第2環状部121とを有しており、第1環状部111のカメラ本体接合面はEFマウントの規格に適合しており、第2環状部121のレンズ接合面はミランダTのレンズマウントの規格に適合している。
【選択図】図1

Description

本考案は、レンズマウントの規格が異なるカメラ本体と交換レンズとの間に取り付けて使用するマウントアダプタに関するものである。
レンズマウントの規格が異なるカメラ本体と交換レンズとの間に取り付けて、レンズマウントの規格がカメラ本体とは異なる交換レンズを当該カメラ本体において使用できるようにするための機器をマウントアダプタという。マウントアダプタには、レンズマウントの規格の変更が行われた際に、規格変更前に販売した製品と規格変更後に販売した製品間に互換性を持たせるためのものや、お気に入りのカメラ本体にカメラ本体とは異なるメーカのレンズや旧式の名レンズを装着するためのものなどがある(例えば、特許文献1参照)。なお、マウントアダプタは一般に、交換レンズをカメラ本体に機械的に取り付ける機能を持つものを言い、自動絞り、絞り連動、露出計連動、及びオートフォーカスなどの機能を有効にするための動力、電力、及び信号などは伝達しないものが多い。
フランジバック(レンズマウントのマウント面(レンズ取り付け面)から結像面(フィルム面またはセンサー面)までの距離)が長い交換レンズを、フランジバックが短いカメラ本体に取り付ける場合には、マウントアダプタの長さをフランジバックの長さの差分に一致させることで、光学的な特性を一致させることができる。反対にフランジバックが短い交換レンズを、フランジバックが長いカメラ本体に取り付ける場合や、フランジバックの長さの差分が僅かしかない場合には、マウントアダプタの長さを可能な限り短くしたとしても光学的な特性を一致させることができないという問題が起こる。仮に、フランジバックが長い交換レンズを、フランジバックが短いカメラ本体に機械的に取り付けて使用すると、光学的に見て接写リングを用いた場合と同等になり無限遠にピントが合わなくなるので近距離撮影専用になる。そこで、マウントアダプタに補正用のレンズを内蔵することによりフランジバックの差分を吸収するという方法があるが、写真の仕上がりに及ぼす影響が特に大きいと言われる最後玉が非純正レンズになってしまうため、あまりよい方法であるとは言えない。またこのような方法は、特に旧式の名レンズを使用するような場合には、レンズの特徴そのものが変わってしまうことになるため望ましくない。
一方、1955年頃から発売されたミランダT(「ミランダ」(登録商標))という国産カメラに装着されていたズノー50mmF1.9という国産レンズは、描写が素晴しいという定評がある。ところが、ミランダTは完動するものが少なく、かつ近年のカメラに比べると性能面でどうしても劣るので、ズノー50mmF1.9を近年の汎用的な銀鉛カメラやデジタルカメラに装着して使用したいという要望がある。
特開2009−092863号公報
しかしながら、ミランダTに採用されているレンズマウントの規格は、フランジバックが比較的短いので(フランジバック41.5mm)、ミランダTに他の様々なレンズマウントの規格のレンズを装着するためのマウントアダプタは発売されているが、ミランダT用のレンズを近年の汎用的なカメラに装着するためのマウントアダプタは見当たらない。
本考案は以上のような課題を考慮してなされたものであり、ミランダTに採用されているレンズマウントの規格のレンズを近年の汎用的なカメラに装着するためのマウントアダプタを提供するものである。
本考案は、カメラ本体とレンズとの間に装着されるマウントアダプタであって、該マウントアダプタは、カメラ本体接合面を有する第1環状部と、レンズ接合面を有しかつ外径が前記第1環状部よりも小さい第2環状部とを有しており、前記第1環状部の前記カメラ本体接合面はEFマウントの規格に適合しており、前記第2環状部の前記レンズ接合面はミランダTのレンズマウントの規格に適合しているマウントアダプタである。
本考案におけるEFマウントとは、1987年3月に発売されたEOS(登録商標)650以降の、キヤノン(登録商標)のレンズ交換式オートフォーカス一眼レフカメラに採用されているレンズマウントを意味する。
本考案におけるミランダTとは、1955年8月に当時のオリオンカメラ株式会社(後にミランダカメラ株式会社に商号変更)から発売された国産初のペンタプリズム一眼レフカメラを意味する。
本考案のマウントアダプタにおいて、前記第2環状部の前記レンズ接合面は、前記第1環状部が有するレンズ側の面よりもカメラ本体の結像面に近い構成にすることができる。
本考案における結像面とは、カメラ本体の内部に位置する後側焦点面であり、銀鉛カメラにおけるフィルム面、もしくは、デジタルカメラにおけるセンサー面を意味する。
本考案のマウントアダプタにおいて、前記第2環状部の前記レンズ接合面は、前記第1環状部の前記カメラ本体接合面よりもカメラ本体の結像面に近い構成にすることができる。
本考案のマウントアダプタにおいて、前記第2環状部の前記レンズ接合面と、前記第1環状部の前記カメラ本体接合面との距離は、2.0mm以上、3.0mm以下に構成することができる。
本考案のマウントアダプタにおいて、さらに、カメラ本体が有するレンズマウント面に、前記第1環状部の前記カメラ本体接合面を当接させた状態で、カメラ本体が有するマウント爪に引っ掛けて、該マウントアダプタをカメラ本体に固定するカメラ側固定部材と、前記第2環状部の前記レンズ接合面に、レンズを固定するレンズ側固定部材とを有する構成にすることができる。
本考案のマウントアダプタによれば、EFマウントを採用するカメラ本体に、ミランダTに採用されているレンズマウントのレンズを装着することができる。よって、ズノー50mmF1.9などの往年の優秀なレンズを、近年の汎用的なカメラであるキャノンのEOSシリーズの全てのカメラボディ(銀鉛カメラ及びデジタルカメラを含む)に装着して、マニュアル撮影によって使用することができる。
さらに、本考案のマウントアダプタによれば、レンズ接合面をカメラ本体接合面の裏側にあたるレンズ側の面よりも結像面に近づけることにより、無限遠側のピントが合う範囲を広くすることができる。
さらに、本考案のマウントアダプタによれば、レンズ接合面をカメラ本体接合面よりも結像面に近づけることにより、無限遠側のピントが合う範囲をさらに広くすることができる。
さらに、本考案のマウントアダプタによれば、レンズ接合面とカメラ本体接合面との距離が2.0mm以上、3.0mm以下であることにより、マニュアル撮影によって無限遠から使用することができる。
また、本考案のマウントアダプタによれば、該マウントアダプタをカメラ本体に固定するカメラ側固定部材とレンズを固定するレンズ側固定部材とを有することにより、カメラ本体とレンズとを機械的に固定することができる。
本考案に係るマウントアダプタ100の概要を示す図である。 本考案に係るマウントアダプタ100を、カメラ本体200に取り付ける側から見た斜視図である。 本考案に係るマウントアダプタ100を、交換レンズ300に取り付ける側から見た斜視図である。 本考案に係るマウントアダプタ100の詳細な形状を示す図である。
以下、図面に示した実施の形態に基づいて本考案を詳細に説明する。
<マウントアダプタ100の概要>
図1は、本考案に係るマウントアダプタ100の概要を示す図である。なお図1には、説明のためにカメラ本体200と交換レンズ300とを記載している。
図1において、マウントアダプタ100は、カメラ本体200と交換レンズ300との間に取り付けて、交換レンズ300をカメラ本体200において使用できるようにするための機器である。
マウントアダプタ100は、カメラ本体接合面を有する第1環状部111と、レンズ接合面を有しかつ外径が第1環状部111よりも小さい第2環状部121とを有している。ここで、第1環状部111のカメラ本体接合面はEFマウントの規格に適合しており、第2環状部121のレンズ接合面はミランダTのレンズマウントの規格に適合している。ここでレンズマウントとは、レンズ交換式の光学機器において、レンズと光学機器本体とを接合する機構をいう。
<カメラ本体200の説明>
カメラ本体200は近年の汎用的な銀鉛カメラやデジタルカメラであり、レンズマウントの規格がカメラ本体200と一致する専用レンズを装着することができるレンズマウント210を有している。
レンズマウント210は、専用レンズマウント面211、及びマウント爪212を有する。専用レンズマウント面211は、結像面(図示せず)に対して平行な略環状の平面であって、結像面との距離が規格で定められた所定の値に確保されている。マウント爪212は、専用レンズ固定用の突起である。ここで、第1環状部111のカメラ本体接合面はカメラ本体200のレンズマウント210の規格に適合しているので、第1環状部111のカメラ本体接合面が専用レンズマウント面211に当接した状態で、マウント爪212に引っ掛けられることにより、マウントアダプタ100はレンズマウント210に装着される。
ここで、カメラ本体200には、キャノンのEOSシリーズのカメラボディを使用することができ、特にEOS−1N RSやEOS RTを使用することが望ましい。キャノンのEOSシリーズのカメラボディに採用されているEFマウントは、大口径完全電子マウントであって、機械的連動機構が無く、従来の他社及び自社のマウントと比較して大口径である(口径51.2mm)。EOS−1N RS及びEOS RTはペリクルミラーと称する半透明の固定式ミラー220を備えている。固定式ミラー220を備えたカメラは、一般にファインダーが暗くなる等の欠点もあるが、シャッターを切ったときでもファインダー像が消失せず、ミラーショックもなく、シャッターラグを飛躍的に小さくすることができる等の利点がある。カメラ側のレンズマウントが大口径である点、及び固定式ミラーを備える点は、後述する理由によりマウントアダプタ100を設計する上で大変に有用な特徴である。
<交換レンズ300の説明>
交換レンズ300は、カメラ本体200とレンズマウントの規格が異なる非専用レンズであり、レンズマウントの規格が交換レンズ300と一致するレンズマウントに接合することができるレンズ接合部310を有している。ここで、第2環状部121のレンズ接合面は交換レンズ300のレンズマウントの規格に適合しているので、第2環状部121のレンズ接合面にレンズ接合部310を固定することにより、マウントアダプタ100に交換レンズ300が接合される。
ここで交換レンズ300には、ミランダTの純正レンズを使用することができ、例えばミランダTに装着されていたズノー50mmF1.9を使用することができる。ミランダTに採用されているレンズマウントは、44mm径のスクリューマウントと4本爪の外バヨネットの併用であって、口径は44mm程度であり、EFマウントと比較すると小口径である。
<マウントアダプタ100の詳細な説明>
図2は、本考案に係るマウントアダプタ100を、カメラ本体200に取り付ける側から見た斜視図である。
図2に示すように、マウントアダプタ100は、カメラ本体200に採用されているレンズマウント210に接合されるマウントアダプタ接合部110を有している。ここでマウントアダプタ接合部110は、EFマウントの規格に適合しており、EFマウントを採用するカメラ本体200に接合される。
マウントアダプタ接合部110は、第1環状部111、及びカメラ側固定部材112を有する。第1環状部111は、カメラ本体接合面111a、1個の回転規制穴111b、及びアダプタ取付指標111cを有する。
カメラ本体接合面111aは、カメラ本体200の専用レンズマウント面211に当接する略環状の平面であって、専用レンズマウント面211を基準にしてカメラ本体200に対するマウントアダプタ100の相対的な位置を確保するためのものである。ここでカメラ本体接合面111aは、マウントアダプタ100をカメラ本体200に取り付けた際に、レンズマウント210における専用レンズマウント面211にほぼ隙間無く当接する。従ってマウントアダプタ100をカメラ本体200に取り付けた際には、カメラ本体接合面111aの位置と専用レンズマウント面211の位置はほぼ同じになると考えてよい。
回転規制穴111bは、マウントアダプタ100がカメラ本体200から容易に外れないように、マウントアダプタ100とカメラ本体200との相対的な回転位置をロックするための穴である。
アダプタ取付指標111cは、マウントアダプタ100をカメラ本体200に装着する際に、マウントアダプタ100とカメラ本体200との相対的な位置を合わせるために用いるマークである。
カメラ側固定部材112は、カメラ本体200の専用レンズマウント面211にカメラ本体接合面111aを当接させた状態で、カメラ本体200のマウント爪212に引っ掛けて、マウントアダプタ100をカメラ本体200に固定する。例えば、アダプタ取付指標111cを用いて、所定の相対的位置においてカメラ本体接合面111aをカメラ本体200の専用レンズマウント面211に当接させた状態から、マウントアダプタ100とカメラ本体200とを相対的に回転させる。すると、カメラ本体200のマウント爪212とカメラ側固定部材112とが嵌合して、マウントアダプタ100がカメラ本体200に固定される。
図3は、本考案に係るマウントアダプタ100を、交換レンズ300に取り付ける側から見た斜視図である。
図3に示すように、マウントアダプタ100は、交換レンズ300に採用されているレンズ接合部310が接合される交換レンズマウント部120を有している。ここで交換レンズマウント部120は、ミランダTのレンズマウントの規格に適合しており、交換レンズマウント部120にはミランダTに採用されているレンズマウントの交換レンズ300が接合される。
交換レンズマウント部120は、第2環状部121、及びレンズ側固定部材122を有する。第2環状部121は、レンズ接合面121a、及び4個の固定用穴121bを有する。
レンズ接合面121aは、カメラ本体接合面111aに対して平行な略環状の平面であって、レンズ接合面121aを基準にして、マウントアダプタ100に対する交換レンズ300の相対的な位置を確保するためのものである。
固定用穴121bは、マウントアダプタ100と交換レンズ300との相対的な回転位置をロックするための穴である。
レンズ側固定部材122は、レンズ接合面121aを基準にして、マウントアダプタ100に交換レンズ300のレンズ接合部310を固定する。ここでレンズ側固定部材122は、44mm径のスクリューマウントである。
図4は、本考案に係るマウントアダプタ100の詳細な形状を示す図である。ここで図4の右側の図はカメラ本体200に取り付ける側から見た正面図であり、図4の左側の図は右側の図中の一点鎖線A−A´において図中の矢印A‘’の方向から見た断面図である。なお、図4の左側の図において、右方向がカメラ本体200に取り付ける側、左方向が交換レンズ300に取り付ける側である。また、図4の左側の図において、Bはレンズ接合面121aの断面の位置を、Cはカメラ本体接合面111aの断面の位置を示し、DはCのカメラ本体接合面111aの裏側にあたる第1環状部111が有するレンズ側の面の断面の位置を示し、結像面(図示せず)は図の右側に位置している。ここで結像面とは、カメラ本体200の内部に位置する後側焦点面であり、銀鉛カメラにおけるフィルム面、もしくは、デジタルカメラにおけるセンサー面と略同一の概念である。
図4に示すマウントアダプタ100は、交換レンズ300に採用されているレンズマウントの規格のフランジバックの長さが、カメラ本体200に採用されているレンズマウントの規格のフランジバックの長さよりも短い場合を想定して設計したものである。
上記のような場合には、マウントアダプタ100をカメラ本体200に取り付けた際に、交換レンズマウント部120におけるレンズ接合面121aが、カメラ本体200のレンズマウント210における専用レンズマウント面211よりも結像面に近くなるようにマウントアダプタ100を設計することが望ましい。EFマウントの口径は51.2mmであり、ミランダTに採用されているレンズマウントの規格の口径は44mm程度であるので、口径の差が比較的大きい。そこでこの口径の差を利用して、図4の左側の図に示すように第2環状部121を、第1環状部111の内周の内側に沈み込ませるようにして、Bに示すレンズ接合面121aをCに示すカメラ本体接合面111aよりも結像面側(図中の右側)に配置する。このように配置することにより、マウントアダプタ100をカメラ本体200に取り付けた際に、レンズ接合面121aを専用レンズマウント面211よりも結像面に近くなるようにすることができる。図4によれば、マウントアダプタ100側付近の外周が50mm未満の交換レンズであれば問題なく装着できることがわかる。なお、カメラ本体とレンズとのフランジバックの長さの差分が僅かであり、例えば第1環状部111の厚さよりも小さいような場合には、レンズ側から見て第1環状部111と第2環状部121との間に段差を付けて、Bに示すレンズ接合面121aをDに示す第1環状部111が有するレンズ側の面よりも結像面側(図中の右側)に配置すればよい。
ここで、レンズ接合面121aを結像面により近くなるようにマウントアダプタ100を設計する場合には、特にマウントアダプタ100や交換レンズ300の後球がカメラ内の固定物や可動式ミラーの可動範囲と干渉しないように留意しなければならない。なお、カメラ本体200にEOS RT等の固定式ミラーを備えたカメラやミラーレスの一眼デジタルカメラを使用すると、交換レンズ300の後球とミラーの可動範囲との干渉を考慮する必要がなくなるので、マウントアダプタ100を設計する際の自由度が高くなり大変好ましい。
以上のようにレンズ接合面121aを専用レンズマウント面211よりも結像面に近づけることで、無限遠側のピントが合う範囲を広くすることができる。
さらに、マウントアダプタ100を介して交換レンズ300をカメラ本体200に取り付けた際に無限遠にピントが合うように、交換レンズマウント部120におけるレンズ接合面121aを含む平面と結像面との距離を設計することが望ましい。例えば図4に示すように、EFマウントのフランジバックを44.0mm、ミランダTに採用されているレンズマウントの規格のフランジバックを41.5mmとすると、理論的にはBのレンズ接合面121aを含む平面はCのカメラ本体接合面111aを含む平面よりも略2.5mm(44.0mm−41.5mm=2.5mm)結像面に近くなるようにすればよい。なお被写界深度による許容ボケ等を考慮すれば、上記理論的な値よりも幾分異なる値を用いてもよい。例えばレンズ接合面121aとカメラ本体接合面との距離が2.0mm以上、3.0mm以下程度であれば、無限遠にピントを合わすことが可能である。
以上のように、本考案のマウントアダプタ100を用いれば、EFマウントを採用する近年の汎用的なカメラ本体に、ミランダTに採用されているレンズマウントの規格の交換レンズを装着して使用することができ、さらに、無限遠側のピントが合う範囲を広くすることや無限遠にピントを合わすことが可能である。
100 マウントアダプタ
110 マウントアダプタ接合部
111 第1環状部
111a カメラ本体接合面
111b 回転規制穴
111c アダプタ取付指標
112 カメラ側固定部材
120 交換レンズマウント部
121 第2環状部
121a レンズ接合面
121b 固定用穴
122 レンズ側固定部材

Claims (5)

  1. カメラ本体とレンズとの間に装着されるマウントアダプタであって、
    該マウントアダプタは、カメラ本体接合面を有する第1環状部と、レンズ接合面を有しかつ外径が前記第1環状部よりも小さい第2環状部とを有しており、
    前記第1環状部の前記カメラ本体接合面はEFマウントの規格に適合しており、前記第2環状部の前記レンズ接合面はミランダTのレンズマウントの規格に適合していることを特徴とするマウントアダプタ。
  2. 前記第2環状部の前記レンズ接合面は、前記第1環状部が有するレンズ側の面よりもカメラ本体の結像面に近いことを特徴とする請求項1に記載のマウントアダプタ。
  3. 前記第2環状部の前記レンズ接合面は、前記第1環状部の前記カメラ本体接合面よりもカメラ本体の結像面に近いことを特徴とする請求項1に記載のマウントアダプタ。
  4. 前記第2環状部の前記レンズ接合面と、前記第1環状部の前記カメラ本体接合面との距離は、2.0mm以上、3.0mm以下であることを特徴とする請求項3に記載のマウントアダプタ。
  5. 該マウントアダプタは、さらに、
    カメラ本体が有するレンズマウント面に、前記第1環状部の前記カメラ本体接合面を当接させた状態で、カメラ本体が有するマウント爪に引っ掛けて、該マウントアダプタをカメラ本体に固定するカメラ側固定部材と、
    前記第2環状部の前記レンズ接合面に、レンズを固定するレンズ側固定部材と
    を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のマウントアダプタ。
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JPWO2015114934A1 (ja) * 2014-01-30 2017-03-23 ソニー株式会社 カメラおよびアダプタ
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