JP3176841U - 三段式シットアップベンチ - Google Patents

Abstract

【課題】構造が簡単で、完全な機能を有する三段式シットアップベンチを提供する。
【解決手段】ベンチ１、ベンチフレーム２、可動棒３、足密着上部４、足密着下部５、弾性引張紐６を含む。ベンチフレーム２は縦棒２１、垂直支持フレーム２２、前底部フレーム２３、後底部フレーム２４、可動フレーム２６、支持棒２７を含み、前底部フレーム２３と後底部フレーム２４はそれぞれ縦棒２１の両端に固定する。可動棒３の上端は垂直支持フレーム２２の上端にヒンジ連結し、足密着下部４の中央箇所は可動棒３の下端に固定し、弾性引張紐６は可動棒３と垂直支持フレーム２２の間に繞設する。縦棒２１の外部には複数の接合点２１１、２１２を設置し、可動フレーム２６の内側端を縦棒２１の前端にヒンジ連結し、可動フレーム２６の中央箇所には支持棒２７の内部端をヒンジ連結し、支持棒２７の外部端は縦棒２１にヒンジ連結し、ベンチ１を可動フレーム２６に固定する。
【選択図】図２

Description

本考案は、健康器具に係り、特に三段式シットアップベンチに関する。

経済の急速な発展に伴い、人々は健康を徐々に重視するようになり、生活レベルは絶え間なく向上しつつある。よって、健康保健器具が日増しに幅広く使用されるようになり、健康保健器具の機能に対する要求が益々高くなっている。肉体を鍛える機能を備えるほか、理療やマッサージ機能のあるもの、健康美を高める等その他機能を備えたものが要望されている。また、サラリーマンやホワイトカラーの人数が急激に増える中、社会においては、大きなストレスが起因し、腰脊椎に問題のある人が増え続けている。よって、人体の各箇所を鍛錬する構造の簡単な健康器具の出現が強く求められている。

なし

そこで、本考案は、構造が簡単で、機能が完全な三段式シットアップベンチの提供を目的としている。

前述の目的を実現するために、本考案の技術的解決手段を次に示す。

本考案の三段式シットアップベンチは、ベンチ、ベンチフレーム、可動棒、足密着上部、足密着下部、弾性引張紐を含む。前記ベンチフレームは、縦棒、垂直支持フレーム、前底部フレーム、及び後底部フレームにより構成される。
前記縦棒の前端は垂直支持フレームの中央箇所に垂直に固定し、縦棒の後端は後底部フレームの中央箇所に垂直に固定し、垂直支持フレームの上端は足密着上部の中央箇所に固定し、垂直支持フレームの下端は前底部フレームの中央箇所に固定し、縦棒と垂直支持フレームによって三角形の支持構造を形成する。
前記可動棒の上端は垂直支持フレームの上端にヒンジ連結し、足密着下部の中央箇所は可動棒の下端に固定する。
前記弾性引張紐は可動棒と垂直支持フレーム間に繞設し、前記ベンチフレームには可動フレームと支持棒を含む。
縦棒外部には複数の接合点を設置し、前記可動フレームの内側端をベンチフレームの縦棒の前端にヒンジ連結し、可動フレームの中央箇所には支持棒の内部端をヒンジ連結し、支持棒の外部端は縦棒の外部に設置した複数の接合点の内の一つに連結する。前記ベンチはベンチフレームの可動フレームに固定する。

本考案にはさらに二本の握力引張紐を含み、前記二本の握力引張紐の一端はそれぞれ、着脱可能方式でベンチフレームの後底部フレーム上に連結する。

前述の構成を採用し、本考案のベンチフレームには縦棒前端の周囲を回る可動フレームを増設し、可動フレームの中央箇所には支持棒の内部端をヒンジ連結し、可動フレームの外側端は縦棒外部に設置した複数の接合点の内の一つと連結し、可動フレームの高さは調節可能とし、これによってベンチの高さを便利に調節でき、異なる力を鍛える目的を果たす。また、本考案にはさらに二本の握力引張紐を増設しており、使用者は腹部や足の力を鍛えられる他、腕の力も鍛えられ、機能的にさらに完璧なものとなる。

本考案の三段式シットアップベンチは、簡単な構造で、完全な機能を備える効果を有する健康運動器具である。

本考案の全体斜視図である。 本考案の立体分解図である。 本考案のベンチフレームの第一状態を示した模式図である。 本考案のベンチフレームの第二状態を示した模式図である。 本考案のベンチフレームの第三状態を示した模式図である。

以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。

図１に示すとおり、本考案の三段式シットアップベンチは主に、ベンチ１、ベンチフレーム２、可動棒３、足密着上部４、足密着下部５、弾性引張紐６、二本の握力引張紐７により構成される。

図２に示すとおり、前記ベンチフレーム２は、縦棒２１、垂直支持フレーム２２、前底部フレーム２３、後底部フレーム２４、把持部２５、可動フレーム２６、支持棒２７により構成される。前記縦棒２１の外部には二つの接合点２１１、２１２を設け、縦棒２１の前端は垂直支持フレーム２２の中央箇所に垂直に固定し、縦棒２１の後端は後底部フレーム２４の中央箇所に垂直に固定し、垂直支持フレーム２２の上端は足密着上部４の中央箇所に固定し、垂直支持フレーム２２の下端は前底部フレーム２３の中央箇所に固定し、縦棒２１と垂直支持フレーム２２によって三角形の支持構造を形成する。

前記可動棒３の上端は垂直支持フレーム２２の上端にヒンジ連結し、足密着下部５の中央箇所は可動棒３の下端に固定する。前記弾性引張紐６は可動棒３と垂直支持フレーム２２間に繞設し、前記把持部２５は横方向に縦棒２１を貫通する。

図１及び図２に示すとおり、前記可動フレーム２６の内側端をベンチフレーム２の縦棒２１の前端にヒンジ連結し、可動フレーム２６の中央箇所には支持棒２７の内部端をヒンジ連結し、支持棒２７の外部端は縦棒２１の外部に設置した二つの接合点２１１、２１２の内の一つにヒンジ連結し、そのヒンジ連結方式はピン２８を貫設する方式で行う。前記ベンチ１はベンチフレーム２の可動フレーム２６上に固定する。

前記二本の握力引張紐７の一端はそれぞれ、着脱可能方式でベンチフレーム２の後底部フレーム２４上に連結し、二本の握力引張紐７の他端はベンチフレーム２の把持部２５上に引き掛ける。

図２を参考とした図３には、本考案のベンチフレーム２の第一状態を示す。ベンチフレーム２上の支持棒２７は縦棒２１外部の二つの接合点２１１、２１２に連結していないため、固定されておらずフリー状態で、ベンチ１を固定した可動フレーム２６は縦棒２１に近づいた状態である。

図４には、本考案のベンチフレーム２の第二状態を示す。ベンチフレーム２上の支持棒２７をピン２８を用いて縦棒２１外部の接合点２１１に連結し、ベンチ１を固定した可動フレーム２６と縦棒２１には一定間隔をあける。

図５には、本考案のベンチフレーム２の第三状態を示す。ベンチフレーム２上の支持棒２７をピン２８を用いて縦棒２１外部の接合点２１２に連結し、ベンチ１を固定した可動フレーム２６と縦棒２１には最長間隔をあける。

本考案の重点又は特徴は、ベンチを固定した可動フレームを着脱可能な方式で縦棒に連結することにある。

上述した内容は本考案についての好ましい実施例を開示したのみであり、縦棒の接合点の数は需要に応じて設置できる。よって、実施例は本考案の実施範囲を制限するものではなく、本考案の実用新案登録請求の範囲及び明細書の内容に基づいてなされた同等効果を備える変化や修飾は全て、本実用新案登録請求の範囲に包含されるものとする。

１：ベンチ
２：ベンチフレーム
２１：縦棒
２１１：接合点
２１２：接合点
２２：垂直支持フレーム
２３：前底部フレーム
２４：後底部フレーム
２５：把持部
２６：可動フレーム
２７：支持棒
２８：ピン
３：可動棒
４：足密着上部
５：足密着下部
６：弾性引張紐
７：握力引張紐

Claims (2)

1. ベンチと、ベンチフレームと、可動棒と、足密着上部と、足密着下部と、弾性引張紐と、を含む三段式シットアップベンチにおいて、
   前記ベンチフレームは、縦棒と、垂直支持フレームと、前底部フレームと、後底部フレームとにより構成され、
   前記縦棒は、前端が垂直支持フレームの中央箇所に垂直に固定され、後端が後底部フレームの中央箇所に垂直に固定され、
   前記垂直支持フレームは、上端が足密着上部の中央箇所に固定され、下端が前底部フレームの中央箇所に固定され、
   前記縦棒と前記垂直支持フレームによって三角形の支持構造を形成し、
   前記可動棒の上端は、垂直支持フレームの上端にヒンジ連結され、足密着下部の中央箇所は、可動棒の下端に固定され、
   前記弾性引張紐は可動棒と垂直支持フレームの間に繞設され、
   前記ベンチフレームは、可動フレームと支持棒を含み、
   前記縦棒外部には、複数の接合点を設置し、
   前記可動フレームの内側端をベンチフレームの縦棒の前端にヒンジ連結し、可動フレームの中央箇所には支持棒の内部端をヒンジ連結し、支持棒の外部端は縦棒の外部に設置した複数の接合点の内の一つに連結し、前記ベンチはベンチフレームの可動フレームに固定される
   ことを特徴とする三段式シットアップベンチ。
2. 前記三段式シットアップベンチはさらに、二本の握力引張紐を含み、前記二本の握力引張紐の一端はそれぞれ、着脱可能にベンチフレームの後底部フレーム上に連結される
   ことを特徴とする請求項１に記載の三段式シットアップベンチ。