JP3176781U - 心線対照装置 - Google Patents

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英記 鈴村
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Abstract

【課題】対照結果の証拠を確実に残せて、作業完了記録の管理等が確実に行える心線対照装置を提供する。
【解決手段】電話局内に設置した装置本体2と、作業現場において対照回線9を構成する2本の心線L1,L2にクランプされる対照信号受信器10で構成され、装置本体2内より対照回線9に対照信号を送信し、対照信号受信器10で対照信号を検出した場合に、対照信号受信器10内のトーン発生器13よりトーン信号を打合せ回線14を介して装置本体2に送信し、装置本体2内ではトーン信号をCPU3aで受けて対照結果を記憶手段3c,3dに保存する。
【選択図】図1

Description

本考案は、電話局外の作業現場において心線対照を行う際に用いられる心線対照装置に関するものである。
従来、この種の心線対照装置として、特許文献1に開示されているようなものが存在する。
即ち、電話のサービスオーダー工事や故障修理で電話回線の心線を切り替える時には、新しい回線を取得するために電柱上において心線対照を行う必要があり、特許文献1に開示されているものでは、電話局外の作業者と電話局内の作業者とが通話を行うことにより心線対照の確認を行う。
特許第2612028号公報
上記特許文献1に開示されている心線対照作業では、対照回線の対照結果を記録として確実に残すことができず、作業記録の管理等がし難いという問題点があった。
本考案は、対照回線の対照結果を記録として確実に残すことができ、作業記録の管理が確実に行える心線対照装置の提供を目的とし、この目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
本考案は、電話局外の作業現場において心線対照を行う際に用いられる心線対照装置であって、
該心線対照装置は、
電話局内に設置された装置本体と、前記作業現場において対照されるべき対照回線を構成する2本の心線にクランプされる対照信号受信器で構成され、
前記装置本体内の信号送信手段より前記対照回線に対照信号を送信し、前記対照信号受信器で前記対照信号を検出した場合に該対照信号受信器内のトーン発生器よりトーン信号を打合せ回線を介して前記装置本体に送信し、該装置本体内では前記トーン信号を検出して前記対照回線の対照結果を内部の記憶手段に保存できるように構成したことを要旨とする。
本考案の心線対照装置では、電話局内に設置された装置本体より対照回線に対し対照信号を送信し、作業現場において対照信号受信器で対照信号を検出した場合に、対照信号受信器内のトーン発生器よりトーン信号を打合せ回線を利用して装置本体に送信し、装置本体内ではトーン信号を検出して対照結果を装置本体内の記憶手段に保存することができ、対照結果を証拠として確実に残すことができ、対照作業の記録の管理等を確実に行えるものとなる。
また、本考案の心線対照装置において、前記装置本体内の信号送信手段より前記対照回線へ送信される対照信号は220Hz信号とすることもできる。
こうすれば、対照されるべき対照回線を構成する2本の心線に220Hzの対照信号を送信し、対照回線にクランプした220Hz信号を検出できる対照信号受信器で受信することで、現場において対照作業を確実に行えるものとなる。
また、本考案の心線対照装置において、前記装置本体内には、CPUと記憶手段で構成される制御部が備えられ、
該制御部では、
記憶手段に記憶されている線番データ,電話番号のデータベースから前記対照回線を選択し、該対照回線に前記対照信号を送信するとともに、
前記トーン信号を検出して、前記選択した線番データ,電話番号のデータとともに対照回線の対照結果を保存する構成とすることもできる。
こうすれば、装置本体内の制御部を構成するCPUから、対照されるべき対照回線に向かって確実に対照信号を送信することができ、また、制御部では対照信号受信器側からのトーン信号を受信して、制御部を構成する記憶手段内に、線番データ,電話番号データとともに対照結果を確実に保存することができ、対照作業を完了したことを確実に証拠として残すことができる。
心線対照装置の概略構成図である。
次に、本考案を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、心線対照装置の概略構成図である。
心線対照装置1は、電話局内に設置される装置本体2と、作業現場である電柱に設けられた接続端子函8内の対照回線9にクランプして用いる対照信号受信器10で構成されている。
電話局内の装置本体2内には制御部3が設けられており、この制御部3は、CPU3aを主体としてLCD3b,RAM3c,USBメモリ3dを備えたコンピュータで構成されている。
この制御部3のRAM3cまたはUSBメモリ3dには、線番データ,電話番号のデータベース等が予め記憶されている。
CPU3aは、対照信号である220Hz信号を発生させることができるものであり、CPU3aには信号増幅器4が接続されており、信号増幅器4の下流側には切り替え用のスイッチ5が設けられている。
また、CPU3aには、装置本体2内の加入者回路6に接続されたトーン検出回路7が接続されており、トーン検出回路7からのトーン検出信号がCPU3aに入力されるように構成されている。
対照回線9を構成する2本の心線L1,L2に対しクランプされる対照信号受信器10は、心線L1,L2に直接クランプされるアンテナ部11を有し、このアンテナ部11には検出回路12が接続されており、検出回路12にはトーン発生器13が接続されている。
このトーン発生器13には、LEDを点灯させて表示するLED表示部13aが設けられている。
このトーン発生器13は、装置本体2内の加入者回路6に接続された打合せ回線14に接続されている。
なお、前記装置本体2のUSBメモリ3dにはパソコン15を接続して、パソコン15内にデータを取り込み、対照結果をパソコン15を介して紙出力することができるように構成されている。
このような心線対照装置1を用いて心線対照を行う際には、装置本体2より対照回線9の心線L1またはL2に220Hzの対照信号を送信し、接続端子函8内の対照回線9にクランプした対照信号受信器10で対照信号を受信することで、対照回線9の心線L1およびL2の対照を行い、対照が完了した場合には、対照信号受信器10は打合せ回線14を使用して装置本体2にトーン信号を送信し、トーン検出回路7からのトーン検出信号がCPU3aに入力されると、対照結果をRAM3cまたはUSBメモリ3dに保存することができるものである。
即ち、従来においては、対照回線9に作業者が対照信号受信器を当てて、対照信号受信器に設けられているLEDランプで受信を確認し、これを口頭で電話局内の作業員に伝えていたため、対照結果を証拠として確実に残すことができないものであったが、本考案の心線対照装置1を用いれば装置本体2内に確実に対照結果を保存することができ、作業記録の管理等を確実に行うことができるものである。
以下には、更に詳しく心線対照装置1の機能について説明する。
電話局内に設置されている装置本体2内の制御部3を構成するCPU3aは、RAM3cまたはUSBメモリ3d内に予め記憶されている線番データ,電話番号のデータベースから対照回線9のデータを選択し、対照回線9に対して、CPU3aで発生させた220Hzの対照信号を送信する。
対照信号は信号増幅器4で増幅され、切替スイッチ5を介して、先ず心線L1に対照信号が送信される。
作業者は対照信号受信器10のアンテナ部11を、電柱の接続端子函8内の対照回線9の心線L1,L2にクランプさせ、アンテナ部11で静電結合により220Hz信号を受信すると、検出回路12で信号を検出する。
即ち、検出回路12で検出した信号のレベルが一定以上であった場合は、対照回線9に220Hzの対照信号が送信されたと判断して、トーン発生器13より特定周波数のトーン信号を発生させ、このトーン信号を打合せ回線14に重畳する。この時、トーン発生器13に設けられているLED表示器13aが点灯して、作業者は心線L1の対照完了を確認することができる。
なお、装置本体2は、内部の加入者回路6と接続端子函8側の作業者との間に打合せ回線14を持っており、この打合せ回線14から受信したトーン信号をトーン検出回路7に送り、トーン検出回路7はトーン信号が対照信号受信器10からの対照結果であると判断した場合にCPU3aに通知し、これによりCPU3aは、既に選択した線番データ,電話番号のデータに対照結果を加えて、例えばUSBメモリ3dに保存する。
このUSBメモリ3dにパソコン15を接続しておけば、USBメモリ3dに保存されている線番データ,電話番号のデータと対照結果をパソコン15に取り込んで、印刷出力し、所定の様式の紙データとして取り出すこともできる。
なお、CPU3aがトーン検出回路7から対照結果の通知を受けると、CPU3aは220Hzの対照信号の発生を停止させるが、心線L1についての対照結果であった場合には、CPU3aからの信号により切替スイッチ5を自動で切り替えて、心線L2側へ対照信号を送出して心線L2の対照を行う。
心線L1と心線L2の心線対照が完了した時点で、CPU3aは対照信号の出力を停止させ、対照結果をRAM3cまたはUSBメモリ3dに保存するのである。
なお、この時には、対照信号受信器10側のトーン発生器13のLED表示部13aの表示により、作業者は心線L1と心線L2の両方の対照が完了したことを知ることができるため、アンテナ部11を対照回線9から外して作業を完了する。
なお、USBメモリ3d内には線番,電話番号および対照結果のデータの他に、日付けや作業者名等を保存しておくこともできる。
1 心線対照装置
2 装置本体
3 制御部
3a CPU
3c RAM
3d USBメモリ
4 信号増幅器
5 切替スイッチ
6 加入者回路
7 トーン検出回路
8 接続端子函
9 対照回線
10 対照信号受信器
11 アンテナ部
12 検出回路
13 トーン発生器
13a LED表示部
14 打合せ回線
15 パソコン
L1,L2 心線

Claims (3)

  1. 電話局外の作業現場において心線対照を行う際に用いられる心線対照装置であって、
    該心線対照装置は、
    電話局内に設置された装置本体と、前記作業現場において対照されるべき対照回線を構成する2本の心線にクランプされる対照信号受信器で構成され、
    前記装置本体内の信号送信手段より前記対照回線に対照信号を送信し、前記対照信号受信器で前記対照信号を検出した場合に該対照信号受信器内のトーン発生器よりトーン信号を打合せ回線を介して前記装置本体に送信し、該装置本体内では前記トーン信号を検出して前記対照回線の対照結果を内部の記憶手段に保存できるように構成した心線対照装置。
  2. 前記装置本体内の信号送信手段より前記対照回線へ送信される対照信号は220Hz信号である
    請求項1に記載の心線対照装置。
  3. 前記装置本体内には、CPUと記憶手段で構成される制御部が備えられ、
    該制御部では、
    記憶手段に記憶されている線番データ,電話番号のデータベースから前記対照回線を選択し、該対照回線に前記対照信号を送信するとともに、
    前記トーン信号を検出して、前記選択した線番データ,電話番号のデータとともに対照回線の対照結果を保存する
    請求項1または請求項2に記載の心線対照装置。
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