JP6089538B2 - 電子機器、システム、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、報知動作を行う電子機器、システム、及びプログラムに関する。
近年、ネットワークを介して接続されるNAS(Network Attached Storage)等のディスクデバイスが普及しており、企業内において、これらを複数台並べて管理する例が増えている。一方で、こうしたネットワークを介してアクセスされるデバイスは、使用者が筐体に向き合っている必要がないので、使用者自身、どのデバイスを利用しているかは分からないことが多い。
従って、あるデバイスに不具合が発生したとき、当該デバイスを含む複数のデバイスが配列されていると、不具合が発生しているデバイスを特定するのが困難となる。
そこで例えば特許文献1に開示された技術を用いれば、ネットワークを介して指示したデバイスがブザーを鳴動する。これにより使用者は不具合の生じたデバイスにブザーの鳴動を指示しておき、実際に当該デバイスの筐体がある場所へ行ってブザーが鳴動している筐体を見つけ出せばよい。
特許文献1の例では、筐体側にブザースイッチがあり、現場でこのスイッチを押下して鳴動を停止させることとしている。
特開2009−239902号公報
しかしながら、上記従来のデバイス(電子機器)では、使用者は筐体へアクセスしつつ、一々ブザースイッチを探して押下しなければならず、利便性が低い。
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、使用者の作業負担を低減して利便性を向上できる電子機器、システム、及びプログラムを提供することを、その目的の一つとする。
上記従来例の問題点を解決するための本発明は電子機器であって、筐体のカバーを備え、ネットワークを介して報知動作開始指示を受け入れる受入手段と、前記受入手段が報知動作開始指示を受け入れると、報知動作を開始する報知手段と、前記筐体のカバーが開かれたことを検知する検知手段と、前記報知手段が報知動作中に、前記検知手段が、筐体のカバーが開かれたことを検知すると、障害が発生しているか否かに関わらず、前記報知手段による報知動作を停止させる報知制御手段と、を含むこととしたものである。
ここでさらに、外部の機器に対してコネクタに接続された配線を介して接続され、前記検知手段は、前記筐体のカバーが開かれたことと、前記コネクタに接続された配線が取外されたこととを検知し、前記報知制御手段は、前記報知手段が報知動作中に、前記検知手段が、筐体のカバーが開かれたことを検知すると、障害が発生しているか否かに関わらず、前記報知手段による報知動作を停止させ、また、前記報知手段が報知動作中に、前記検知手段が、前記コネクタに接続された配線が取外されたことを検知すると、障害が発生しているか否かに関わらず、前記報知手段による報知動作を停止させることとしてもよい。
また前記報知動作開始指示には、報知動作を停止させる条件を指定する情報が含まれ、前記報知制御手段は、前記報知手段が報知動作中に、当該報知動作を開始する際に受け入れた報知動作開始指示に含まれる前記情報で指定される条件が満足されると、前記報知手段による報知動作を停止させることとしてもよい。
さらに、前記報知制御手段は、報知動作を停止させたときに、その旨を表す情報を、ネットワークを介して、報知動作開始指示の送信元に対して送信してもよい。
さらに、前記報知制御手段は、報知動作を停止させた後に、前記筐体のカバーが閉じられたことが検出されると、その旨を表す情報を、ネットワークを介して、報知動作開始指示の送信元に対して送信することとしてもよい。
また本発明の一態様は、ネットワークを介して報知動作開始指示を送信する指示側装置と、電子機器とを含むシステムであって、前記電子機器は、筐体カバーを備え、ネットワークを介して報知動作開始指示を受け入れる受入手段と、前記受入手段が報知動作開始指示を受け入れると、報知動作を開始する報知手段と、前記筐体のカバーが開かれたことを検知する検知手段と、前記報知手段が報知動作中に、前記検知手段が、筐体のカバーが開かれたことを検知すると、障害が発生しているか否かに関わらず、前記報知手段による報知動作を停止させる報知制御手段と、を含むこととしたものである。
さらに本発明の一態様に係るプログラムは、筐体のカバーを備えた電子機器を、ネットワークを介して報知動作開始指示を受け入れる受入手段と、前記受入手段が報知動作開始指示を受け入れると、報知動作を開始する報知手段と、前記筐体のカバーが開かれたことを検知する検知手段と、前記報知手段が報知動作中に、前記検知手段が、筐体のカバーが開かれたことを検知すると、障害が発生しているか否かに関わらず、前記報知手段による報知動作を停止させる報知制御手段と、として機能させることとしたものである。
本発明によると、使用者が報知動作を停止するための作業をわざわざする必要がなく、使用者の作業負担を低減して利便性を向上できる。
本発明の実施の形態に係る電子機器及びそれを含んだシステムの構成例を表すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る電子機器が収納される筐体の例を表す説明図である。 本発明の実施の形態に係る電子機器の動作例を表すフローチャート図である。 本発明の実施の形態に係る電子機器に報知開始指示を送出するためのインタフェース画面例を表す説明図である。 本発明の実施の形態に係る電子機器が受け入れる報知開始指示の例を表す説明図である。 本発明の実施の形態に係る電子機器のまた別の動作例を表すフローチャート図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係る電子機器1は、図1に例示するように、制御部11、記憶部12、機能部13、通信部14、及び報知部15を含んで構成され、これらが図2に例示するような開口を有した筐体10に格納され、使用中はカバー20によって開口がふさがれている。ここで制御部11は、例えばCPU等であり、記憶部12に格納されたプログラムに従って動作する。
本実施の形態の制御部11は、ネットワークを介して報知動作開始指示を受け入れて、報知部15に対して報知動作を開始させる。またこの制御部11は、筐体のカバー20が開かれたことを検知する動作を行っており、報知部15が報知動作を行っている間に、カバー20が開かれたこと(カバーの施錠が解錠されたこと、カバーが扉である場合は開扉されたこと、または、カバー自体が取り外されたことなど)を検知すると、機能部13等に障害が発生しているか否かに関わらず、報知部15による報知動作を停止させる。つまり、この制御部11は、本発明における受入手段、検知手段、及び報知制御手段として機能する。この制御部11の動作については、後に詳しく述べる。
記憶部12は、読書き可能な不揮発性の記憶手段(例えばフラッシュメモリ等)や、DRAM等を含んで構成される。この記憶部12は、制御部11によって実行されるプログラムを保持する。このプログラムは、ネットワークを介して、またはDVD-ROM等のコンピュータ可読な記録媒体に格納されて提供され、この記憶部12に格納されたものであってもよい。またこの記憶部12は、制御部11のワークメモリとしても動作する。
機能部13は、この電子機器の本来の機能を提供するものである。一例としてこの電子機器はNAS(Network Attached Storage)であり、この場合、機能部13は、ディスクドライブとディスクドライブを制御する制御回路とを含んで構成される。
通信部14は、ネットワークインタフェースである。一例としてこの通信部14は、RJ45等のコネクタを有し、このコネクタを介して接続されるケーブルによりネットワークに接続される。そしてこの通信部14は、ネットワークを介して、他の機器(インターネットを介して接続されたものであってもよい)と通信を行う。通信部14は、他の機器からネットワークを介して受信した情報を制御部11に出力する。また、この通信部14は、制御部11から入力される指示に従い、当該指示によって指定される宛先に対して情報を送出する。なお、この通信部14は、無線LANインタフェースであってもよい。この場合はRJ45等のコネクタは必ずしも必要でない。またこの通信部14は、携帯電話網(3GやLTE等)を介してデータの送受が可能となっていてもよい。
報知部15は、制御部11から入力される指示に従って報知動作を開始する。またこの報知部15は、報知動作中に制御部11から入力される指示に従い、報知動作を停止する。具体的にこの報知部15による報知動作は、ブザーの鳴動や、LEDなどの点灯,点滅等で行われる。本実施の形態では、制御部11とこの報知部15とにより本発明における報知手段が実現される。
また本実施の形態の電子機器1は、図1に例示したように、ネットワークを介して指示側装置としてのPC30に接続されている。本実施の形態のある例では、この電子機器1はNASとして機能する。すなわち機能部13は、NASとしての機能を提供するものとなる。この例では機能部13は、PC30からネットワークを介して、機能部13のディスクドライブに格納されているデータを読み出すべき旨の指示を受け入れると、ディスクドライブから当該指示されたデータを読み出し、ネットワークを介して当該読み出したデータをPC30へ送出する。
またこの例では機能部13は、PC30からネットワークを介して、機能部13のディスクドライブにデータを格納するべき旨の指示を受け入れると、PC30から受け入れた指示に従ってデータをディスクドライブに格納する。
さらに本実施の形態では、機能部13は、障害の発生を検知すると、報知動作を行うべき旨の指示を制御部11に出力する。また機能部13は障害がなくなったことを検知すると、報知動作を停止するべき旨の指示を制御部11に出力する。上述の例では、例えばディスクドライブに障害が発生したことを検知すると、機能部13は報知動作を行うべき旨の指示を制御部11に出力する。またディスクドライブが復旧されると、機能部13は、障害がなくなったことを検知して、報知動作を停止するべき旨の指示を制御部11に出力する。
次に、本実施の形態における制御部11の動作について説明する。本実施の形態の制御部11は、機能部13から報知動作を行うべき旨の指示が入力されると、報知部15に対して報知動作を開始するよう指示する。これにより報知部15が報知動作を開始し、ブザーを鳴動し、あるいはLEDを点滅させる等の動作を行う。
またこの制御部11は、機能部13から報知動作を停止するべき旨の指示が入力されると、報知部15に対して報知動作を停止するよう指示する。これにより報知部15は報知動作を停止し、ブザーの鳴動を停止し、あるいはLEDの点滅を停止する等の動作を行う。
またPC30からこの電子機器1を使用する使用者が、何らかの理由により報知動作開始指示をこの電子機器1に対して送信すると、電子機器1の通信部14が、PC30からネットワークを介して、報知動作開始指示を受け入れる。そしてこの制御部11は、報知動作開始指示を受け入れると、報知部15に対して報知動作を開始するよう指示する。これにより報知部15が報知動作を開始し、ブザーを鳴動し、あるいはLEDを点滅させる等の動作を行う。
制御部11は、報知部15が報知動作を行っている間、図3(a)に例示する処理を実行している。すなわち制御部11は、筐体10のカバー20が開かれたか否かを検出する(S1)。この検出は、例えばカバー20によって通常は押下された状態(クローズの状態)にあり、カバー20を開くとオープンの状態となるスイッチを用いることとしてもよいし、カバー20が開かれたときに外来光を受ける照度センサを用い、制御部11がGPIO等のインタフェースを介してこの照度センサの出力を受けて、カバー20が開かれたことを検出するなど、広く知られている方法を採用できるので、ここでの詳しい説明を省略する。ここで、カバー20が開かれていなければ処理S1に戻って処理を続ける(報知動作が継続される)。
一方、処理S1においてカバー20が開かれたことを検出すると、制御部11は、機能部13から報知動作を行うべき旨の指示を受けていても、また、機能部13から報知動作を停止するべき旨の指示があったか否かに関わらず、つまり、機器に障害が発生しているか否かに関わらず、報知部15に対して報知動作を停止するよう指示する(S2)。これにより報知部15は報知動作を停止し、ブザーの鳴動を停止し、あるいはLEDの点滅を停止する等の動作を行う。
または、制御部11は、報知部15が報知動作を行っている間、図3(b)に例示する処理を実行している。すなわち制御部11は、外部の機器に対して接続された配線が接続されているコネクタから、当該配線が取り外されたか否かを検出する(S11)。この検出は、例えばコネクタ自身に設けたスイッチを用いる方法のほか、配線がネットワークであれば、キャリア(搬送波)が一定期間以上受信できないことを検出する方法等、広く知られた方法が採用できるので、ここでの詳しい説明を省略する。
制御部11は、配線が取外されていなければ処理S11に戻って処理を続ける(報知動作が継続される)。
一方、処理S11において配線が取外されていることを検出すると、制御部11は、機能部13から報知動作を行うべき旨の指示を受けていても、また、機能部13から報知動作を停止するべき旨の指示があったか否かに関わらず、つまり、機器に障害が発生しているか否かに関わらず、報知部15に対して報知動作を停止するよう指示する(S12)。これにより報知部15は報知動作を停止し、ブザーの鳴動を停止し、あるいはLEDの点滅を停止する等の動作を行う。
さらに制御部11は、筐体のカバー20が取外されたか、またはコネクタから外部の機器に対して接続された配線が取外されたことを検出すると、機器に障害が発生しているか否かに関わらず、報知部15に対して報知動作を停止するよう指示するようにしてもよい。
本実施の形態の電子機器1及びそれを含むシステムは以上のように構成されており、次のように動作する。この電子機器1の使用者は、電子機器1へのアクセスが必要となったと判断すると、自ら使用しているPC30から当該電子機器1(ネットワークアドレス等により識別される)に対して、報知動作開始指示を送出する。
電子機器1はネットワークを介して、PC30からの報知動作開始指示を受け入れる。そして電子機器1は報知動作を開始し、ブザーを鳴動し、あるいはLEDを点滅させる等の動作を行う。使用者は、電子機器1が、同種の電子機器と並べて配置してあったとしても、ブザーやLEDの点滅等により、目的の電子機器1を見出せるようになっている。
そして使用者が、この電子機器1の筐体10のカバー20を開くか、あるいは、ネットワークの配線をコネクタから抜くと、電子機器1は、カバー20が開かれたこと、あるいは、ネットワークの配線がコネクタから取外されたことを検出して、報知動作を停止し、ブザーの鳴動を停止し、あるいはLEDの点滅を停止する等の動作を行う。このように本実施の形態では、使用者がわざわざ鳴動を停止させるボタンなどを押下する必要なく、報知動作を停止させることができるようになっている。
さらに本実施の形態においては、報知動作を停止させる条件を利用者が設定できるようにしておいてもよい。一例として、使用者がPC30において報知動作開始指示を送信するべき旨の指示を入力する際、PC30は図4に例示する画面を使用者に提示して報知動作を停止させる条件を選択させる。使用者はこの画面で報知動作を停止させる条件を、(1)カバーが開かれたとき停止、(2)ネットワークケーブルを抜いたとき停止、のいずれか、または両方を選択する。
するとPC30は、この条件を表す情報を含む報知動作開始指示を生成して、使用者が指定したネットワークアドレスの電子機器1へ送出する。この報知動作開始指示は、図5に例示するように、報知動作を停止させる条件を指定する情報(S)を含むものとなる。
電子機器1の制御部11は、報知動作開始指示を受け入れると、報知部15に対して報知動作を開始するよう指示する。これにより報知部15が報知動作を開始し、ブザーを鳴動し、あるいはLEDを点滅させる等の動作を行う。
制御部11は、報知部15が報知動作を行っている間、図6に例示する処理を実行している。すなわち制御部11は、筐体10のカバー20が開かれたか否かを検出する(S21)。この検出は、例えばカバー20によって通常は押下された状態(クローズの状態)にあり、カバー20を開くとオープンの状態となるスイッチを用いるなど、広く知られている方法を採用できるので、ここでの詳しい説明を省略する。
また制御部11は、外部の機器に対して接続された配線が接続されているコネクタから、当該配線が取り外されたか否かを検出する(S22)。この検出は、例えばコネクタ自身に設けたスイッチを用いる方法のほか、配線がネットワークであれば、キャリア(搬送波)が一定期間以上受信できないことを検出する方法等、広く知られた方法が採用できるので、ここでの詳しい説明を省略する。
そして制御部11は、受け入れた報知動作開始指示に含まれる情報で指定された条件が満足されたか否かを調べる(S23)。具体的には、報知動作開始指示に含まれる情報で指定された条件が、「カバーが開かれたとき停止」であれば、処理S21にてカバー20が開かれたことを検出したか否かを調べる。また、この条件が「ネットワークケーブルを抜いたとき停止」であれば、処理S22にて、ネットワークの配線が取外されたことを検出したか否かを調べる。また両方を条件とする場合、カバー20が開かれたことを検出し、かつネットワークの配線が取外されたことを検出したか否かについて調べる。
制御部11は、受け入れた報知動作開始指示に含まれる情報で指定された条件が満足されていなければ(Noならば)、処理S21に戻って処理を続ける。また、受け入れた報知動作開始指示に含まれる情報で指定された条件が満足されていれば(Yesならば)、制御部11は、機能部13から報知動作を行うべき旨の指示を受けていても、また、機能部13から報知動作を停止するべき旨の指示があったか否かに関わらず、つまり、機器に障害が発生しているか否かに関わらず、報知部15に対して報知動作を停止するよう指示する(S24)。これにより報知部15は報知動作を停止し、ブザーの鳴動を停止し、あるいはLEDの点滅を停止する等の動作を行う。
また制御部11は、ここで報知動作を停止するよう指示したときには、その旨を表す情報を、ネットワークを介して、報知動作開始指示の送信元であるPC30や、管理者のPC等予め設定された宛先に対して送信することとしてもよい。この場合、当該情報の送信先は、報知動作の停止条件の設定と同様に、例えばプルダウンメニューに列挙された宛先の候補から選択することで設定するようにしてもよい。また制御部11は、報知動作を停止させた後に、筐体10のカバー20が閉じられたこと(施錠可能なカバーであれば施錠されたこと、また、扉であれば閉じられたことなどをいう)が検出されると、その旨を表す情報を、ネットワークを介して、報知動作開始指示の送信元であるPC30や、管理者のPC等予め設定された宛先に対して送信することとしてもよい。このように、管理者のPCを宛先として設定しておけば、管理者は遠隔にいながら操作が行われたことを知ることができる。
PC30側では、報知動作を停止させたことを表す情報を受信すると、その旨を表す情報を表示出力する。またPC30は、カバー20が閉じられたことを表す情報を受信すると、その旨を表す情報を表示出力する。
また制御部11は、カバー20が閉じられた後は、通常の動作に復帰し、例えば機能部13から、(障害の発生を検知したために)報知動作を行うべき旨の指示を受けると、報知動作を開始するようになる。
さらにここまでの説明では、報知動作を停止させる条件として、カバー20が開かれたとの条件を用いることとしたが、従来同様、内部の装置が取り外された場合(カバー20を開かずに外すことのできる内部装置を取り外した場合)や、電源部のユニット等が外された場合、さらに所定のボタン押下や所定のコマンドが入力された(ネットワークを介して送信される場合を含む)場合等において、報知動作を停止させることとしてもよい。これらの場合、カバー20が開かれるか、あるいは内部の装置が取り外されるか、またはボタン押下等が行われたときに、報知動作が停止される。
本実施の形態によれば、使用者がわざわざ報知動作の停止のためにボタンを探して押下するといった必要がなくなり、使用者の作業負担を低減して利便性を向上できる。また、カバー20を開いたことといったような、機能部13の機能とは関係のない条件により、報知動作を停止させるので、機能部13のうち正常に動作する機能部分は継続使用可能な状態に維持される。具体的には予備電源部の異常が報知されたときに、予備電源を交換するためカバー20を開けば報知動作は停止するが、予備電源を交換している間であっても、他の部分は継続して使用可能である。
またここまでの説明で、PC30は、スマートフォン等の携帯端末を含んでもよい。例えば管理者がPC30としての携帯端末を所持して電子機器1の近傍へ行き、到着したところで携帯端末を操作して報知動作開始指示を行うようにすれば、各地の電子機器1を管理する管理者の現場での作業の効率化を図ることができる。
1 電子機器、10 筐体、11 制御部、12 記憶部、13 機能部、14 通信部、15 報知部、20 カバー、30 PC

Claims (7)

  1. 筐体のカバーと、
    前記筐体内に格納された制御部とを有し、
    前記制御部が、ネットワークを介して報知動作開始指示を受け入れる受入手段と、
    前記制御部が、前記受入手段として、ネットワークを介して報知動作開始指示を受け入れたとき、及び、障害が検知されて報知動作を行うべき旨の指示が入力されたときに報知動作を開始し、障害がなくなったことが検知されて報知動作を停止するべき旨の指示を受け入れると報知動作を停止する報知手段と、
    前記制御部が、前記筐体のカバーが開かれたことを検知する検知手段と、
    前記制御部が、前記報知手段の報知動作中に、前記検知手段により、筐体のカバーが開かれたことが検知されると、障害が発生しているか否かに関わらず、前記報知手段による報知動作を停止させる報知制御手段と、
    を含む電子機器。
  2. 請求項1記載の電子機器であって、
    さらに、外部の機器に対してコネクタに接続されたネットワークケーブルを介して接続され、
    前記検知手段は、前記筐体のカバーが開かれたことと、前記コネクタに接続されたネットワークケーブルが取外されたこととを検知し、
    前記報知制御手段は、前記報知手段の報知動作中に、前記検知手段が、筐体のカバーが開かれたことを検知すると、障害が発生しているか否かに関わらず、前記報知手段による報知動作を停止させ、また、前記報知手段が報知動作中に、前記検知手段が、前記コネクタに接続されたネットワークケーブルが取外されたことを検知すると、障害が発生しているか否かに関わらず、前記報知手段による報知動作を停止させる電子機器。
  3. 請求項1または2記載の電子機器であって、
    前記報知動作開始指示には、報知動作を停止させる条件を指定する情報が含まれ、
    前記報知制御手段は、当該報知動作開始指示に基づく前記報知手段の報知動作中に、当該報知動作を開始する際に受け入れた報知動作開始指示に含まれる前記情報で指定される条件が満足されると、前記報知手段による報知動作を停止させる電子機器。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の電子機器であって、
    前記報知制御手段は、報知動作を停止させたときに、その旨を表す情報を、ネットワークを介して、設定された送信元に対して送信する電子機器。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の電子機器であって、
    前記報知制御手段は、報知動作を停止させた後に、前記筐体のカバーが閉じられたことが検出されると、その旨を表す情報を、ネットワークを介して、設定された送信元に対して送信する電子機器。
  6. ネットワークを介して報知動作開始指示を送信する指示側装置と、
    電子機器とを含むシステムであって、
    前記電子機器は、
    筐体のカバーと、前記筐体内に格納された制御部とを有し、
    前記制御部が、ネットワークを介して報知動作開始指示を受け入れる受入手段と、
    前記制御部が、前記受入手段として、ネットワークを介して報知動作開始指示を受け入れたとき、及び、障害が検知されて報知動作を行うべき旨の指示が入力されたときに報知動作を開始し、障害がなくなったことが検知されて報知動作を停止するべき旨の指示を受け入れると報知動作を停止する報知手段と、
    前記制御部が、前記筐体のカバーが開かれたことを検知する検知手段と、
    前記制御部が、前記報知手段の報知動作中に、前記検知手段により、筐体のカバーが開かれたことが検知されると、障害が発生しているか否かに関わらず、前記報知手段による報知動作を停止させる報知制御手段と、
    を含むシステム。
  7. 筐体のカバーと、前記筐体内に格納された制御部とを備えた電子機器を制御するプログラムであって、
    前記制御部を、
    ネットワークを介して報知動作開始指示を受け入れる受入手段と、
    前記受入手段がネットワークを介して報知動作開始指示を受け入れたとき、及び、障害が検知されて報知動作を行うべき旨の指示が入力されたときに報知動作を開始し、障害がなくなったことが検知されて報知動作を停止するべき旨の指示を受け入れると報知動作を停止する報知手段と、
    前記筐体のカバーが開かれたことを検知する検知手段と、
    前記報知手段が報知動作中に、前記検知手段が、筐体のカバーが開かれたことを検知すると、障害が発生しているか否かに関わらず、前記報知手段による報知動作を停止させる報知制御手段と、
    として機能させるプログラム。
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