JP3175756B2 - 高力率コンバータ - Google Patents

高力率コンバータ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高力率コンバータに
関するもので、さらに詳しく言えば、その直流出力電圧
のリップルが低減でき、それによって直流出力側のチョ
ークコイル、コンデンサを小型、軽量化することができ
るとともに、交流入力電源からの交流入力電流を正弦波
状にすることができる高力率コンバータに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】高力率コンバータは、交流入力電源から
の交流電力を直流電力に変換する交流−直流変換回路の
直流側に接続され、その交流入力電流を正弦波状にする
とともに、その直流側の直流出力を定電圧制御するため
のものである。
【0003】上記した高力率コンバータの従来例として
は、特開平2−119574号公報の第3図および第4
図に記載されたものが知られている。
【0004】すなわち、前記公報に記載された高力率コ
ンバータは、図8に示したようなもので、交流入力電源
1からの交流電力を直流電力に変換する交流−直流変換
回路2は交流電力を直接整流する整流回路21と、この
整流回路21の直流端子間に直列に接続された主スイッ
チング素子22およびダイオード23からなり、前記ダ
イオード23と並列にチョークコイル5とコンデンサ6
とを直列に接続し、前記主スイッチング素子22のオ
ン、オフ比を交流入力電圧の変化に対応させて制御する
ことによって前記整流回路21の交流側に流れる電流を
正弦波状にし、前記交流−直流変換回路2の交流側に接
続された高周波フィルタ7によってその交流入力電流か
ら高周波成分が除去されて正弦波化するものである。
【0005】前記高力率コンバータの制御回路は10′
で、以下にその動作について説明する。
【0006】前記制御回路10′は、変圧器8の2次側
に出力される交流入力対応電圧VACを絶対値に変換する
絶対値回路11と、前記絶対値回路11の出力電圧と交
流入力電源の周波数に対して十分高い数十kHzの一定
の周波数の三角波電圧とを比較する比較回路15と、前
記比較回路15の出力を前記主スイッチング素子22の
駆動信号に変換する駆動回路17とからなり、前記絶対
値回路11の出力電圧が前記三角波電圧より大である区
間で主スイッチング素子22をオンさせるような駆動信
号を駆動回路17によって作成するものである。
【0007】従って、主スイッチング素子22には、図
9に示したように、交流入力電圧の波高値が高い区間ほ
ど長い期間電流が流れ、前記高周波フィルタ7によって
交流入力電流から高周波成分が除去され、交流入力電流
を交流入力電圧と同位相の完全な正弦波にすることがで
きる。
【0008】上記した従来の高力率コンバータでは、交
流入力電源からの交流電力を直流電力に変換する交流−
直流変換回路として、交流入力電源1からの交流電力を
直接整流する整流回路21と、この整流回路21の直流
端子間に直列に接続された、主スイッチング素子22お
よびダイオード23からなるものを用いているが、前記
整流回路21の直流側に少なくとも1個の、高周波でス
イッチングする主スイッチング素子、高周波トランスお
よびこの高周波トランスの2次側出力を整流するダイオ
ードからなる直流−直流変換回路を介在させたものも知
られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の高力率
コンバータでは、交流入力電流を完全な正弦波にするこ
とができるが、その前提としてチョークコイル5のイン
ダクタンスを大きくして交流入力電源1の周波数の2倍
の周波数のリップルを抑制し、図9のように、主スイッ
チング素子22に流れる電流のピーク値を一定にする必
要がある。すなわち、上記した交流入力電源1の周波数
の2倍の周波数のリップルを抑制しないと、図10のよ
うに、コンデンサ6の電圧にも同様にリップルが含まれ
ることになり、低リップルであることが条件である通信
用の直流電源装置には適さないという問題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、交流入力電源からの交流電力を直流電力
に変換する交流−直流変換回路と、この交流−直流変換
回路一方の直流端子と他方の直流端子との間にチョーク
コイルおよびコンデンサを直列に接続し、このコンデン
サの端子間に定電圧制御された直流出力を得る高力率コ
ンバータにおいて、前記交流−直流変換回路が高周波で
スイッチングする主スイッチング素子を少なくとも1個
有してなり、かつ前記チョークコイルと並列に補助スイ
ッチング素子および補助ダイオードが直列に接続されて
なり、前記各スイッチング素子のオン、オフを制御して
交流入力電流を正弦波状に制御するとともに、前記コン
デンサの端子間に得られる直流出力を定電圧制御するた
めの制御回路が、前記チョークコイルを流れる電流に対
応するチョークコイル電流対応電圧を出力するチョーク
コイル電流検出器と、このチョークコイル電流対応電圧
を積分し、これを一定の周波数で出力されるリセット信
号でリセットすることによってパルス面積変調信号とす
る機能を有する積分回路と、交流入力電圧に対応する交
流入力対応電圧を絶対値に変換する絶対値回路と、前記
コンデンサの電圧と第1基準電圧とを差動増幅して誤差
電圧を得る誤差増幅器と、この誤差電圧と前記絶対値と
を乗算して乗算信号を得る乗算器と、この乗算信号を前
記パルス面積変調信号と比較して主スイッチング素子の
PWM変調信号を得る第1比較回路と、前記パルス面積
変調信号を第2基準電圧と比較して補助スイッチング素
子のPWM変調信号を得る第2比較回路とを有したこと
を特徴とするものである。
【0011】また、本発明は、前記高力率コンバータに
おいて、交流−直流変換回路が1個の主スイッチング素
子と1個のダイオードとを直列に接続した回路を含み、
前記1個の主スイッチング素子と1個のダイオードとの
直列接続点を一方の直流端子とし、1個のダイオードの
他端を他方の直流端子としたことを特徴とするものであ
る。
【0012】また、本発明は、前記高力率コンバータに
おいて、交流−直流変換回路が1個の主スイッチング素
子と高周波トランスの1次巻線とを直列に接続するとと
もに前記高周波トランスの2次巻線間に2個のダイオー
ドを直列に接続した回路を含み、このダイオードの直列
接続点を一方の直流端子とし、前記高周波トランスの2
次巻線の一端を他方の直流端子としたことを特徴とする
ものである。
【0013】また、本発明は、前記高力率コンバータに
おいて、交流−直流変換回路がそれぞれにダイオードを
直列に接続した4個の主スイッチング素子を2個ずつ直
列に接続したブリッジ回路であり、直列に接続した両端
をそれぞれ一方の直流端子および他方の直流端子とした
ことを特徴とするものである。
【0014】また、本発明は、前記高力率コンバータに
おいて、交流−直流変換回路が4個の主スイッチング素
子を2個ずつ直列に接続したブリッジ回路を含み、各直
列接続点間に高周波トランスの1次巻線を接続するとと
もに前記高周波トランスの2次巻線間に2個のダイオー
ドを直列に接続し、このダイオードの直列接続点を一方
の直流端子とし、前記高周波トランスの2次巻線のセン
タータップを他方の直流端子としたことを特徴とするも
のである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態に
基づいて説明する。
【0016】図1は本発明の高力率コンバータの第1の
実施の形態を示す回路図で、図8と同じ機能を有する部
分にはそれぞれ同じ符号を付している。
【0017】本発明の特徴は、図1に示した如く、交流
−直流変換回路2内の整流回路21の直流端子t1と他
方の直流端子t2との間に、主スイッチング素子22お
よびダイオード23を直列に接続するとともに、前記ダ
イオード23と並列にチョークコイル5とコンデンサ6
とを直列に接続し、かつ前記チョークコイル5と並列に
補助スイッチング素子3および補助ダイオード4を直列
に接続し、前記コンデンサ6の端子間に定電圧制御され
た直流出力を得るようにしたものである。
【0018】また、上記した本発明の高力率コンバータ
には、交流入力電圧に対応する交流入力対応電圧VAC
2次側に出力する変圧器8と、前記チョークコイル5を
流れる電流I5 に対応するチョークコイル電流対応電圧
5 を出力するチョークコイル電流検出器9とが設けら
れ、各出力が図1の制御回路10に入力されるように構
成されてなる。
【0019】上記制御回路10の特徴は、前記交流入力
対応電圧VACを絶対値VACR に変換する絶対値回路11
と、前記チョークコイル電流対応電圧V5 を積分し、こ
れを一定の周波数で出力されるリセット信号Rでリセッ
トすることによってパルス面積変調信号VPSとする機能
を有する積分回路12と、前記コンデンサ6の電圧V6
の分圧電圧V6dと第1基準電圧VREF1とを差動増幅して
誤差電圧VERを得る誤差増幅器13と、この誤差電圧V
ERと前記絶対値VACR とを乗算して乗算信号VMLを得る
乗算器14と、この乗算信号VMLを前記パルス面積変調
信号VPSと比較して前記主スイッチング素子3のPWM
変調信号VPWM1を得る第1比較回路15と、前記パルス
面積変調信号VPSを第2基準電圧VREF2と比較して前記
補助スイッチング素子3のPWM変調信号VPWM2を得る
第2比較回路16とを有したことである。なお、17−
1,17−2はPWM変調信号VPWM1,VPWM2を駆動信
号に変換するための駆動回路である。
【0020】次に、上記した本発明の高力率コンバータ
の動作について説明する。
【0021】(モード1)主スイッチング素子22がオ
ンし、補助スイッチング素子3がオフしている場合で、
整流回路21の一方の直流端子t1→主スイッチング素
子22→チョークコイル5→コンデンサ6および負荷2
0→チョークコイル電流検出器9→整流回路21の他方
の直流端子t2なる経路で電流が流れてチョークコイル
5には整流回路21の直流電圧VINからコンデンサ6の
電圧V6 を減じた電圧が印加され、整流回路21の直流
電圧VINがコンデンサ6の電圧V6 より大であるときは
チョークコイル5に流れる電流I5 は増加し、整流回路
21の直流電圧VINがコンデンサ6の電圧V6 より小で
あるときはチョークコイル5に流れる電流I5 は減少す
る。
【0022】(モード2)主スイッチング素子22がオ
フし、補助スイッチング素子3がオフしている場合で、
チョークコイル5にはコンデンサ6の電圧V6 が逆極性
に印加され、チョークコイル5→負荷20→チョークコ
イル電流検出器9→ダイオード23→チョークコイル5
なる経路と、コンデンサ6→負荷20→コンデンサ6な
る経路とで電流が循環してチョークコイル5に印加され
る電圧の低下とともにチョークコイル5に流れる電流I
5 は減少し、コンデンサ6の電圧V6 は下降する。
【0023】(モード3)主スイッチング素子22がオ
フし、補助スイッチング素子3がオンしている場合で、
チョークコイル5に印加される電圧が一定値以下になる
とこのモードに移行し、チョークコイル5→補助ダイオ
ード4→補助スイッチング素子3→チョークコイル5な
る経路で電流が循環してチョークコイル5に流れる電流
5 はほぼ一定のままである。
【0024】次に、上記した本発明の高力率コンバータ
の制御回路10の動作について説明する。
【0025】前記積分回路12は、シャントなどからな
るチョークコイル電流検出器9からのチョークコイル電
流対応電圧V5 が入力され、交流入力電源1の周波数に
対して十分高い数十kHzの一定の周波数のリセット信
号Rによってリセットされることにより、図2に示した
ような、交流入力電源1の周波数の2倍の周波数の包絡
線を有した鋸歯状のパルス面積変調信号VPSを出力する
機能を有している。
【0026】また、前記乗算器14は、コンデンサ6の
電圧V6 の分圧電圧V6dと第1基準電圧VREF1とを差動
増幅する誤差増幅器13からの誤差電圧VERと、絶対値
回路11からの交流入力対応電圧VACの絶対値VACR
を乗じ、図2に示したような、交流入力電源1からの交
流電力を全波整流したような乗算信号VMLを得る機能を
有している。
【0027】上記したパルス面積変調信号VPSと乗算信
号VMLとは第1比較回路15に入力され、パルス面積変
調信号VPSが乗算信号VMLより小である区間で主スイッ
チング素子22をオンさせるような主スイッチング素子
22のPWM変調信号VPWM1を得ている。
【0028】従って、主スイッチング素子22には、図
2に示したような、ピークが交流入力電源1の周波数の
2倍の周波数の包絡線状で、パルス幅変調された電流が
流れる。
【0029】一方、前記パルス面積変調信号VPSと第2
基準電圧VREF2とは第2比較回路16に入力され、図3
に示したような、パルス面積変調信号VPSが第2基準電
圧VREF2より大である区間で補助スイッチング素子3を
オンさせるような補助スイッチング素子3のPWM変調
信号VPWM2を得ている。
【0030】従って、補助スイッチング素子3には、図
3に示したような、ピークが交流入力電源1の周波数の
2倍の周波数の包絡線状で、パルス幅変調された電流が
主スイッチング素子22に電流が流れない区間のうちの
一部の区間だけ流れ、コンデンサ6に一定の直流電力を
供給するように制御する。
【0031】このような制御を行うことにより、チョー
クコイル5に流れる電流I5 に図4に示したような、交
流入力電源1の周波数の2倍の周波数のリップルが含ま
れていても、図4に示したように、コンデンサ6の電圧
6 にはそのようなリップルがほとんど含まれないよう
にすることができる。
【0032】また、上記した制御を行うことにより、コ
ンデンサ6の電圧V6 が大になると誤差電圧VERが小に
なって乗算信号VMLも小になり、第1比較回路15から
出力される主スイッチング素子22のPWM変調信号V
PWM1のLレベルの期間が長くなり、主スイッチング素子
22がオンする期間が短くなってコンデンサ6の電圧V
6 が小になり、同様にコンデンサ6の電圧V6 が小にな
ると誤差電圧VERが大にになって乗算信号VMLも大にな
り、第1比較回路15から出力される主スイッチング素
子22のPWM変調信号VPWM1のLレベルの期間が短く
なり、主スイッチング素子22がオンする期間が長くな
ってコンデンサ6の電圧V6 が大になるから、コンデン
サ6の電圧V6 を定電圧化することができる。
【0033】図5は本発明の高力率コンバータの第2の
実施の形態を示す回路図で、図1と同じ機能を有する部
分にはそれぞれ同じ符号を付している。
【0034】図5の高力率コンバータの特徴は、交流−
直流変換回路2が1個の主スイッチング素子22と高周
波トランス24の1次巻線とを直列に接続するとともに
前記高周波トランス24の2次巻線間に2個のダイオー
ド23A,23Bを直列に接続した回路を含んだことで
あり、絶縁形の小容量の高力率コンバータに適してい
る。
【0035】図6は本発明の高力率コンバータの第3の
実施の形態を示す回路図で、図1と同じ機能を有する部
分にはそれぞれ同じ符号を付している。
【0036】図6の高力率コンバータの特徴は、交流−
直流変換回路2がそれぞれにダイオード23A,23
B,23C,23Dを直列に接続した4個の主スイッチ
ング素子22A,22B,22C,22Dを2個ずつ直
列に接続したブリッジ回路としたことであり、非絶縁形
の大容量の高力率コンバータに適している。
【0037】図7は本発明の高力率コンバータの第4の
実施の形態を示す回路図で、図1と同じ機能を有する部
分にはそれぞれ同じ符号を付している。
【0038】図7の高力率コンバータの特徴は、交流−
直流変換回路が4個の主スイッチング素子22A,22
B,22C,22Dを2個ずつ直列に接続したブリッジ
回路を含んだことであり、絶縁形の大容量の高力率コン
バータに適している。
【0039】
【発明の効果】上記した如く、本発明の高力率コンバー
タは、直流出力電圧のリップルが低減でき、それによっ
て直流出力側のチョークコイル、コンデンサを小型、軽
量化することができるとともに、交流入力電源からの交
流入力電流を正弦波状にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る高力率コンバ
ータの回路図である。
【図2】前記高力率コンバータにおける主スイッチング
素子のPWM変調信号VPWM1を得る過程の各部の波形図
である。
【図3】前記高力率コンバータにおける補助スイッチン
グ素子のPWM変調信号VPWM2を得る過程の各部の波形
図である。
【図4】チョークコイル5に流れる電流I5 の波形図お
よびコンデンサ6の電圧V6 の波形図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る高力率コンバ
ータの回路図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る高力率コンバ
ータの回路図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係る高力率コンバ
ータの回路図である。
【図8】従来の高力率コンバータの回路図である。
【図9】従来の高力率コンバータにおける主スイッチン
グ素子のPWM変調信号VPWMを得る過程の各部の波形
図である。
【図10】従来の高力率コンバータにおけるチョークコ
イル5に流れる電流I5 の波形図およびコンデンサ6の
電圧V6 の波形図である。
【符号の説明】
1 交流入力電源 2 交流−直流変換回路 22 主スイッチング素子 3 補助スイッチング素子 4 補助ダイオード 5 チョークコイル 6 コンデンサ 9 チョークコイル電流検出器 10,10’ 制御回路 11 絶対値回路 12 積分回路 13 誤差増幅器 14 乗算器 15,16 比較回路 17,17−1,17−2 駆動回路

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流入力電源からの交流電力を直流電力
    に変換する交流−直流変換回路と、この交流−直流変換
    回路の一方の直流端子と他方の直流端子との間にチョー
    クコイルおよびコンデンサを直列に接続し、このコンデ
    ンサの端子間に定電圧制御された直流出力を得る高力率
    コンバータにおいて、前記交流−直流変換回路が高周波
    でスイッチングする主スイッチング素子を少なくとも1
    個有してなり、かつ前記チョークコイルと並列に補助ス
    イッチング素子および補助ダイオードが直列に接続され
    てなり、前記各スイッチング素子のオン、オフを制御し
    て交流入力電流を正弦波状に制御するとともに、前記コ
    ンデンサの端子間に得られる直流出力を定電圧制御する
    ための制御回路が、前記チョークコイルを流れる電流に
    対応するチョークコイル電流対応電圧を出力するチョー
    クコイル電流検出器と、このチョークコイル電流対応電
    圧を積分し、これを一定の周波数で出力されるリセット
    信号でリセットすることによってパルス面積変調信号と
    する機能を有する積分回路と、交流入力電圧に対応する
    交流入力対応電圧を絶対値に変換する絶対値回路と、前
    記コンデンサの電圧と第1基準電圧とを差動増幅して誤
    差電圧を得る誤差増幅器と、この誤差電圧と前記絶対値
    とを乗算して乗算信号を得る乗算器と、この乗算信号を
    前記パルス面積変調信号と比較して主スイッチング素子
    のPWM変調信号を得る第1比較回路と、前記パルス面
    積変調信号を第2基準電圧と比較して補助スイッチング
    素子のPWM変調信号を得る第2比較回路とを有したこ
    とを特徴とする高力率コンバータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の高力率コンバータにおい
    て、交流−直流変換回路が1個の主スイッチング素子と
    1個のダイオードとを直列に接続した回路を含み、前記
    1個の主スイッチング素子と1個のダイオードとの直列
    接続点を一方の直流端子とし、1個のダイオードの他端
    を他方の直流端子としたことを特徴とする高力率コンバ
    ータ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の高力率コンバータにおい
    て、交流−直流変換回路が1個の主スイッチング素子と
    高周波トランスの1次巻線とを直列に接続するとともに
    前記高周波トランスの2次巻線間に2個のダイオードを
    直列に接続した回路を含み、このダイオードの直列接続
    点を一方の直流端子とし、前記高周波トランスの2次巻
    線の一端を他方の直流端子としたことを特徴とする高力
    率コンバータ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の高力率コンバータにおい
    て、交流−直流変換回路がそれぞれにダイオードを直列
    に接続した4個の主スイッチング素子を2個ずつ直列に
    接続したブリッジ回路であり、直列に接続した両端をそ
    れぞれ一方の直流端子および他方の直流端子としたこと
    を特徴とする高力率コンバータ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の高力率コンバータにおい
    て、交流−直流変換回路が4個の主スイッチング素子を
    2個ずつ直列に接続したブリッジ回路を含み、各直列接
    続点間に高周波トランスの1次巻線を接続するとともに
    前記高周波トランスの2次巻線間に2個のダイオードを
    直列に接続し、このダイオードの直列接続点を一方の直
    流端子とし、前記高周波トランスの2次巻線のセンター
    タップを他方の直流端子としたことを特徴とする高力率
    コンバータ。
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