JP3175074B2 - 噴射バルブ構造体 - Google Patents

噴射バルブ構造体

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JP3175074B2 JP20901394A JP20901394A JP3175074B2 JP 3175074 B2 JP3175074 B2 JP 3175074B2 JP 20901394 A JP20901394 A JP 20901394A JP 20901394 A JP20901394 A JP 20901394A JP 3175074 B2 JP3175074 B2 JP 3175074B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、噴射バルブ構造体に関
し、特に、本発明は、噴射容器が正立状態では、バルブ
ステムを下降して、そのバルブステムに設けた横向き通
孔を開き得るようにし、それと同時に、バルブハウジン
グの下端部の近くのボ−ル弁でなる逆止弁を閉鎖し、噴
出を可能とし、また、充填時に、バルブステムを下降さ
せて、そのバルブステムに設けた横向き通孔を開いた状
態にし、バルブハウジングの下端部の近くのボ−ル弁
なる逆止弁を閉鎖し、ステムラバ−の外側上面部分とマ
ウンテンキャップの裏面部分との間隙から充填液化ガス
或いは加圧ガス等を圧入し、前記バルブハウジングの外
側から噴射容器内に圧入させ得るようにし、そして、噴
射容器が、倒立状態或いは横向き状態の時に、バルブハ
ウジングの下端部の近くのボ−ル弁でなる逆止弁が、そ
の逆止弁による閉鎖をすることなく、その逆止弁を、そ
のボ−ル弁でなる逆止弁の着座部分からバルブハウジン
グの中間位置の空間部分に移動させて、前記ボ−ル弁
なる逆止弁の弁本体の部分が、バルブステムの作動の障
害物になって、バルブステムを作動し得ない噴射バルブ
構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、噴出と充填をなし得る噴射バ
ルブ構造体について種々の研究が重ねられてきた。しか
し、その構造が複雑であり、そこで、多くの部品が必要
であり、その製造における組立作業は容易でなく、ま
た、品質管理の手間もかかり過ぎて、不良品が生じ易
い。そこで、不良品の発生をなるだけ少くさせることが
必要であるが、そのようにすることが難しくて、仕方な
く適切な処置をすることなく、製造の段階で積極的に不
良品を排除する適切な手段をとることが出来なくて関係
者は困惑してきた。また、バルブハウジング内のバルブ
ステムの横孔を開閉するとともに充填を可能とするステ
ムラバ−の性質と寸法とその取付精度を適切にしないと
噴射容器の内容物の噴出と充填を、ともに良好にさせ得
ることは容易ではなかった。また、噴射バルブ構造体の
バルブ室内にボ−ル弁でなる逆止弁を有する構造のもの
はあるが、その構造が複雑であり、そこで、多くの部品
を必要とし、その多くの部品を製造しなければならない
し、その部品を製造して組立てなければならないが、そ
の噴射バルブの組立構造体の組立作業が必ずしも容易で
なく、非常に高価になる点が欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、上
記の具体的な問題を解決することを第一の目的とする。
また、本発明は、ボ−ル弁でなる逆止弁を噴射バルブ構
造体のバルブ室に適用して、比較的複雑でないが、充填
と噴出を可能とする構造の噴射バルブ構造体を提供する
ことを第二の目的とする。また、本発明は、その発明の
バルブハウジング内のバルブステムの横孔を開閉すると
ともに充填を可能とするステムラバ−の性質と寸法とそ
の取付精度を適切にして、噴射容器の内容物の噴出と充
填を、ともに良好にさせ得るようにすることを第三の目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、噴射容器が正
立状態では、バルブステムを下降して、そのバルブステ
ムに設けた横向き通孔を開き得るようにし、それと同時
に、バルブハウジングの下端部の近くのボ−ル弁でなる
逆止弁を閉鎖し、噴出を可能とし、かつ、充填時に、前
記バルブステムを下降させて、前記バルブステムに設け
た横向き通孔を開いた状態にし、前記バルブハウジング
の下端部の近くのボ−ル弁でなる逆止弁を閉鎖し、ステ
ムラバ−の外側上面部分とマウンテンキャップの裏面部
分とのガス充填圧力によって生じる間隙から充填液化ガ
ス或いは加圧ガス等を圧入し、前記バルブハウジングの
外側から噴射容器内に圧入させ得るようにし、そして、
その噴射容器が、倒立状態或いは横向き状態の時には、
ボ−ル弁でなる逆止弁を、そのボ−ル弁でなる逆止弁の
着座部分から前記バルブハウジングの中間位置に設けた
空間部分に移動させて、前記ボ−ル弁でなる逆止弁の弁
本体の部分が障害物になって前記バルブステムを作動し
得ないことを特徴とする噴射バルブ構造体である。
【0005】
【作用】本発明は、噴射容器が正立状態では、バルブス
テムを下降して、そのバルブステムに設けた横向き通孔
を開き得るようにし、それと同時に、バルブハウジング
の下端部の近くのボ−ル弁でなる逆止弁を閉鎖し、噴出
を可能とし、かつ、充填時に、前記バルブステムを下降
させて、前記バルブステムに設けた横向き通孔を開いた
状態にし、前記バルブハウジングの下端部の近くのボ−
ル弁でなる逆止弁を閉鎖し、ステムラバ−の外側上面部
分とマウンテンキャップの裏面部分とのガス充填圧力に
よって生じる間隙から充填液化ガス或いは加圧ガス等を
圧入し、前記バルブハウジングの外側から噴射容器内に
圧入させ得るようにしたので、噴射容器が正立状態で
は、バルブステムを下降して、噴出と充填をともになし
得る。そして、また、本発明は、充填時に、バルブステ
ムを下降させて、そのバルブステムに設けた横向き通孔
を開いた状態にし、バルブハウジングの下端部の近くの
ボ−ル弁でなる逆止弁を閉鎖し、ステムラバ−の外側上
面部分とマウンテンキャップの裏面部分との間隙から充
填液化ガス或いは加圧ガス等を圧入し、前記バルブハウ
ジングの外側から噴射容器内に圧入させ得るようにした
ので、常時は、ボ−ル弁でなる逆止弁を着座させ、その
ボ−ル弁でなる逆止弁により、そのボ−ル弁でなる逆止
弁の着座部分の開口部分を閉鎖することにより、その開
口部分の通路から噴射容器内に充填液化ガス成いは加圧
ガス等を圧入して、充填し得ないようにし、マウンテン
キャップの中央円筒部分の頂面部分の中心部分の通孔と
その通孔に挿通した前記バルブステムの外周部の間に形
成された間隙から加圧された状態の充填液化ガス或いは
加圧ガス等を前記マウンテンキャップの中央円筒部分の
頂面部分の裏側の平面部分と前記ステムラバ−の上側頂
面部分の間に出来た間隙から加圧された状態の充填液化
ガス或いは加圧ガス等を圧入させて、前記マウンテンキ
ャップの中央円筒部分の周側面部分の内側部分と前記バ
ルブハウジングの上端部から前記バルブハウジングの中
間位置の部分の間に形成された間隙を充填液化ガス或い
は加圧ガス等の圧入通路にして加圧された状態の充填液
化ガス或いは加圧ガス等を噴射容器内に圧入させ得るの
である。そして、また、本発明は、本発明の噴射バルブ
構造体と接続された噴射容器が、倒立状態或いは横向き
状態の時には、ボ−ル弁でなる逆止弁を、そのボ−ル弁
でなる逆止弁の着座部分からバルブハウジングの中間位
置に設けた空間部分に移動させて、前記ボ−ル弁でなる
逆止弁の弁本体の部分が障害物になってバルブステムを
作動し得ないようにした噴射バルブ構造体であるから、
噴射容器が正立状態で、バルブステムを下降させること
により、噴射口への噴出通路を開通させて、噴射口から
噴射容器内の内容物を噴出し得るようにし、その噴射口
から噴射容器内の内容物の噴出に際して、バルブハウジ
ングの下端部の近くのボ−ル弁でなる逆止弁を閉鎖し
て、バルブハウジングの内部にバルブ室を形成して、そ
のバルブ室に収容された内容物を、噴射口から噴出し得
るとともに、また、充填時に、バルブステムに設けた横
向き通孔を開いた状態にし、バルブハウジングの下端部
の近くのボ−ル弁でなる逆止弁を閉鎖し、ステムラバ−
の外側上面部分とマウンテンキャップの裏面部分との間
隙から充填液化ガス或いは加圧ガス等を圧入し、前記バ
ルブハウジングの外側から噴射容器内に入させ得るよ
うにすること以外は、噴射容器が、倒立状態或いは横向
き状態の時などのように、バルブハウジングの下端部の
近くのボ−ル弁でなる逆止弁が、その逆止弁による閉鎖
をすることなく、その逆止弁を、そのボ−ル弁でなる
止弁の着座部分からバルブハウジングの中間位置に設け
た空間部分に移動させて、前記ボ−ル弁でなる逆止弁の
弁本体の部分が、バルブステムの作動の障害物になっ
て、バルブステムを作動し得ない状態にし、噴射容器
が、倒立状態或いは横向き状態の時には、操作できな
い。
【0006】
【実施例1】本発明は、噴射容器が正立状態では、ボ−
ル弁の着座部分の開口部分を閉鎖して、常時は、ステム
ラバ−の内側周面部分により、前記バルブステムの上方
筒状噴出流路下方部分に設けた横向き流路用通孔を閉鎖
しており、その使用に際して、前記バルブステムを下降
させて、それまで、閉鎖していた前記横向き流路用通孔
を開いて噴射口から噴出させるとともに、充填時に、前
記バルブステムを下降させて、前記バルブステムの上方
筒状噴出流路下方部分に設けた横向き流路用通孔を開く
のであるが、前記バルブハウジングの下端部から前記バ
ルブハウジングの中間位置に設けた内側肩部の部分から
下方に向けた縦筒状部分の中間位置に設けたボ−ル弁の
着座部分に載置させたボ−ル弁を、その着座部分の上部
に、常時は、ボ−ル弁を着座させ、そのボ−ル弁によ
り、そのボ−ル弁の着座部分の開口部分を閉鎖すること
により、その開口部分の通路から噴射容器内に充填液化
ガス或いは加圧ガス等を圧入し、充填し得ないように
し、マウンテンキャップの中央円筒部分の頂面部分の中
心部分の通孔とその通孔に挿通した前記バルブステムの
外周部の間に形成された間隙から加圧された状態の充填
液化ガス或いは加圧ガス等を圧入させ、前記マウンテン
キャップの中央円筒部分の頂面裏側の平面部分と前記ス
テムラバ−の上側頂面部分の間にある間隙から加圧され
た状態の充填液化ガス或いは加圧ガス等を圧入させて、
前記マウンテンキャップの中央円筒部分の周側面内側部
分と前記バルブハウジングの上端部から前記バルブハウ
ジングの中間部分の間に形成された間隙を加圧された状
態の充填液化ガス或いは加圧ガス等を噴射容器内に圧入
させ、そして、その噴射容器が、倒立状態或いは横向き
状態の時には、ボ−ル弁の着座部分に載置されていたボ
−ル弁を、ボ−ル弁の着座部分から移動させて、前記バ
ルブステムの下端の塊状部の中央の下向き突起をボ−ル
弁の案内にし、バルブハウジングの中間位置に設けた空
間部分の前記バルブステムの下方塊状部の下面部分と前
記バルブハウジングの中間位置に設けた内側肩部の部分
との間の空間部に形成された空間に前記ボ−ル弁が転が
り込んで、前記バルブステムの移動方向を噴射容器内部
へ向けて移動させるようにしても、その移動方向へ向け
た前記バルブステムの移動のためには、前記ボ−ル弁の
ボ−ルの部分が障害物になって前記バルブステムの移動
を阻止して作動し得ない噴射バルブ構造体である。
【0007】
【実施例2】本発明は、バルブハウジング内に、常に、
コイルばねにより上方に付勢されているバルブステムを
配設し、前記コイルばねの下端を前記バルブハウジング
の中間内側肩部の適宜位置に設けた下方弁座部に着座さ
せ、前記コイルばねの上端を前記バルブステムの下方塊
状部の中間位置に設けた上方弁座部に着座させ、前記バ
ルブステムの上方筒状噴出流路下方部分に横向き流路用
通孔を設け、その通孔を前記バルブハウジングの上端部
とマウンテンキャップの中央円筒部分の頂面部分の裏側
の平面部分との間に介在させたステムラバ−の内側周面
部分により、常時は、閉鎖しており、前記バルブハウジ
ングの下端部から前記バルブハウジングの中間位置に設
けた内側肩部の部分の間に設けた縦筒状部分の中間位置
に設けたボ−ル弁の着座部分を形成し、そのボ−ル弁の
着座部分の上部に、常時は、ボ−ル弁を着座させ、ボ−
ル弁により、そのボ−ル弁の着座部分の開口部分を閉鎖
し得るのであり、噴射容器が正立状態では、ボ−ル弁の
着座部分の開口部分を閉鎖して、常時は、ステムラバ−
の内側周面部分により、前記バルブステムの上方筒状噴
出流路下方部分に設けた横向き流路用通孔を閉鎖してお
り、その使用に際して、前記バルブステムを下降させ
て、それまで、閉鎖していた前記横向き流路用通孔を開
いて噴射口から噴出させるとともに、充填時に、前記バ
ルブステムを下降させて、前記バルブステムの上方筒状
噴出流路下方部分に設けた横向き流路用通孔を開くので
あるが、前記バルブハウジングの下端部から前記バルブ
ハウジングの中間位置に設けた内側肩部の部分から下方
に向けた縦筒状部分の中間位置に設けたボ−ル弁の着座
部分に載置させたボ−ル弁を、その着座部分の上部に、
常時は、ボ−ル弁を着座させ、そのボ−ル弁により、そ
のボ−ル弁の着座部分の開口部分を閉鎖することによ
り、その開口部分の通路から噴射容器内に充填液化ガス
或いは加圧ガス等を充填し得ないようにし、マウンテン
キャップの中央円筒部分の頂面部分の中心部分の通孔と
その通孔に挿通した前記バルブステムの外周部の間に形
成された間隙から加圧された状態の充填液化ガス或いは
加圧ガス等を圧入させ、前記マウンテンキャップの中央
円筒部分の頂面部分の裏側の平面部分と前記ステムラバ
−の上側頂面部分の間に出来た間隙から液化ガス或いは
加圧ガス等を圧入させて、前記マウンテンキャップの中
央円筒部分の周側面部分の内側部分と前記バルブハウジ
ングの上端部から前記バルブハウジングの中間位置の部
分の間に形成された間隙を加圧された状態の充填液化ガ
ス或いは加圧ガス等を噴射容器内に圧入させ得るように
し、そして、その噴射容器が、倒立状態或いは横向き状
態の時には、ボ−ル弁の着座部分に載置されていたボ−
ル弁を、ボ−ル弁の着座部分から移動させて前記バルブ
ハウジングの中間位置に設けた空間部分の前記バルブス
テムの下方塊状部の下面部分と前記バルブハウジングの
中間位置に設けた内側肩部の部分との間の空間部に形成
された空間に前記ボ−ル弁が転がり込んで、前記バルブ
ステムの移動方向を噴射容器内部へ向けて移動させるよ
うにしても、その移動方向へ向けた前記バルブステムの
移動のためには、前記ボ−ル弁のボ−ルの部分が障害物
になって前記バルブステムの移動を阻止して作動し得な
い噴射バルブ構造体である。
【0008】
【実施例3】本発明は、噴射容器が正立状態では、バル
ブステムを下降して、そのバルブステムに設けた横向き
通孔を開き得るようにし、それと同時に、バルブハウジ
ングの下端部の近くの位置とバルブハウジングの広い部
屋の間で大きく移動するボ−ル弁によりバルブハウジン
グの下端部の開口部を閉鎖し、噴出を可能とし、また、
充填時に、バルブステムを下降させて、そのバルブステ
ムに設けた横向き通孔を開いた状態にし、バルブハウジ
ングの下端部の近くのボ−ル弁によりバルブハウジング
の下端部の開口部を閉鎖し、ステムラバ−の外側上面部
分とマウンテンキャップの裏面部分との間隙から充填液
化ガス或いは加圧ガス等を噴射容器内に入させ得るよ
うにし、そして、噴射容器が、倒立状態或いは横向き状
態の時に、バルブハウジングの下端部の近くのボ−ル弁
が、そのボ−ル弁による閉鎖をすることなく、そのボ−
ル弁を、そのボ−ル弁の着座部分からバルブハウジング
の中間位置の空間部分に移動させて、前記ボ−ル弁のボ
−ルの部分が、バルブステムの作動の障害物として作動
し、その状態でバルブステムを作動し得ない噴射バルブ
構造体である。
【0009】
【効果】本発明は、噴射容器が正立状態では、バルブス
テムを下降して、そのバルブステムに設けた横向き通孔
を開き得るようにし、それと同時に、バルブハウジング
の下端部の近くのボ−ル弁でなる逆止弁を閉鎖し、噴出
を可能とし、かつ、充填時に、前記バルブステムを下降
させて、前記バルブステムに設けた横向き通孔を開いた
状態にし、前記バルブハウジングの下端部の近くのボ−
ル弁でなる逆止弁を閉鎖し、ステムラバ−の外側上面部
分とマウンテンキャップの裏面部分とのガス充填圧力に
よって生じる間隙から充填液化ガス或いは加圧ガス等を
圧入し、前記バルブハウジングの外側から噴射容器内に
圧入させ得るようにしたので、噴射容器が正立状態で
は、バルブステムを下降して、噴出と充填をともになし
得る効果がある。そして、また、本発明は、充填時に、
バルブステムを下降させて、そのバルブステムに設けた
横向き通孔を開いた状態にし、バルブハウジングの下端
部の近くのボ−ル弁でなる逆止弁を閉鎖し、ステムラバ
−の外側上面部分とマウンテンキャップの裏面部分との
間隙から充填液化ガス或いは加圧ガス等を圧入し、前記
バルブハウジングの外側から噴射容器内に圧入させ得る
ようにしたので、常時は、ボ−ル弁でなる逆止弁を着座
させ、そのボ−ル弁でなる逆止弁により、そのボ−ル弁
でなる逆止弁の着座部分の開口部分を閉鎖することによ
り、その開口部分の通路から噴射容器内に充填液化ガス
或いは加圧ガス等を圧入して、充填し得ないようにし、
マウンテンキャップの中央円筒部分の頂面部分の中心部
分の通孔とその通孔に挿通した前記バルブステムの外周
部の間に形成された間隙から加圧された状態の充填液化
ガス或いは加圧ガス等を前記マウンテンキャップの中央
円筒部分の頂面部分の裏側の平面部分と前記ステムラバ
−の上側頂面部分の間に出来た間隙から加圧された状態
の充填液化ガス或いは加圧ガス等を流入させて、前記マ
ウンテンキャップの中央円筒部分の周側面部分の内側部
分と前記バルブハウジングの上端部から前記バルブハウ
ジングの中間位置の部分の間に形成された間隙を充填液
化ガス或いは加圧ガス等の圧入通路にして加圧された状
態の充填液化ガス或いは加圧ガス等を噴射容器内に圧入
させ得る効果がある。そして、また、本発明は、本発明
の噴射バルブ構造体と接続された噴射容器が、倒立状態
或いは横向き状態の時には、ボ−ル弁でなる逆止弁を、
そのボ−ル弁でなる逆止弁の着座部分からバルブハウジ
ングの中間位置に設けた空間部分に移動させて、前記ボ
−ル弁でなる逆止弁の弁本体の部分が障害物になってバ
ルブステムを作動し得ないようにした噴射バルブ構造体
であるから、噴射容器が正立状態で、バルブステムを下
降させることにより、噴射口への噴出通路を開通させ
て、噴射口から噴射容器内の内容物を噴出し得るように
し、その噴射口から噴射容器内の内容物の噴出に際し
て、バルブハウジングの下端部の近くのボ−ル弁でなる
逆止弁を閉鎖して、バルブハウジングの内部にバルブ室
を形成して、そのバルブ室に収容された内容物を、噴射
口から噴出し得るとともに、また、充填時に、バルブス
テムを下降させて、そのバルブステムに設けた横向き通
孔を開いた状態にし、バルブハウジングの下端部の近く
のボ−ル弁でなる逆止弁を閉鎖し、ステムラバ−の外側
上面部分とマウンテンキャップの裏面部分との間隙から
充填液化ガス或いは加圧ガス等を圧入し、前記バルブハ
ウジングの外側から噴射容器内に圧入させ得るようにす
ること以外は、噴射容器が、倒立状態或いは横向き状態
の時などのように、バルブハウジングの下端部の近くの
ボ−ル弁でなる逆止弁が、その逆止弁による閉鎖をする
ことなく、その逆止弁を、そのボ−ル弁でなる逆止弁の
着座部分からバルブハウジングの中間位置に設けた空間
部分に移動させて、前記ボ−ル弁でなる逆止弁の弁本体
の部分が、バルブステムの作動の障害物になって、バル
ブステムを作動し得ない状態にし、噴射容器が、倒立状
態或いは横向き状態の時には、操作できない効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を施した噴射バルブ構造体のバルブステ
ムを下方に作動した時の状態を示した噴射バルブ構造体
の断面図である。
【図2】図1に示した本発明を施した噴射バルブ構造体
を横向きの時に、ボ−ル弁でなる逆止弁の弁本体となる
ボ−ルの部分が、バルブステムの作動の障害物になっ
て、バルブステムを作動し得ない状態を示した噴射バル
ブ構造体の断面図である。
【符号の説明】
1 バルブステム 2 バルブス
テムに設けた横向き通孔 3 バルブハウジング 4 マウンテ
ンキャップ 5 ステムラバ− 6 ボ−ル弁
でなる逆止弁の弁本体 7 バルブステムの塊状部 8 ボ−ル弁
でなる逆止弁の開口部 9 バルブステム下端の下向き凸部 10 バルブス
テム側面のばね上端座部 11 バルブハウジングの中間肩部 12 バルブハ
ウジングのばね下端座部 13 バルブステム上昇用コイルばね 14 マウンテ
ンキャップのかしめ部 15 バルブハウジングの上端環状部 16 マウンテ
ンキャップの充填用開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B65D 83/14 B65D 83/14 83/36 (56)参考文献 特開 昭57−75168(JP,A) 実開 平3−126887(JP,U) 実開 平4−7487(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 83/44 B05B 11/00 101 B05B 11/06 B65D 83/14 B65D 83/36

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】噴射容器が正立状態では、バルブステムを
    下降して、そのバルブステムに設けた横向き通孔を開き
    得るようにし、それと同時に、バルブハウジングの下端
    部の近くのボ−ル弁でなる逆止弁を閉鎖し、噴出を可能
    とし、かつ、充填時に、前記バルブステムを下降させ
    て、前記バルブステムに設けた横向き通孔を開いた状態
    にし、前記バルブハウジングの下端部の近くのボ−ル弁
    でなる逆止弁を閉鎖し、ステムラバ−の外側上面部分と
    マウンテンキャップの裏面部分とのガス充填圧力によっ
    て生じる間隙から充填液化ガス或いは加圧ガス等を圧入
    し、前記バルブハウジングの外側から噴射容器内に圧入
    させ得るようにし、そして、その噴射容器が、倒立状態
    或いは横向き状態の時には、ボ−ル弁でなる逆止弁を、
    そのボ−ル弁でなる逆止弁の着座部分から前記バルブハ
    ウジングの中間位置に設けた空間部分に移動させて、前
    記ボ−ル弁でなる逆止弁の弁本体の部分が障害物になっ
    て前記バルブステムを作動し得ないことを特徴とする噴
    射バルブ構造体。
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