JP3174995B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP3174995B2
JP3174995B2 JP22173795A JP22173795A JP3174995B2 JP 3174995 B2 JP3174995 B2 JP 3174995B2 JP 22173795 A JP22173795 A JP 22173795A JP 22173795 A JP22173795 A JP 22173795A JP 3174995 B2 JP3174995 B2 JP 3174995B2
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JP
Japan
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housing
connector
locking
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locking groove
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河合  徹
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/306Lead-in-hole components, e.g. affixing or retention before soldering, spacing means

Landscapes

  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,電子機器などに搭
載されるコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコネクタとして,例えば図6に示
したように,細長い箱状のハウジング1の内側に所定の
間隔で複数のコンタクトピン6を配列した構造のものが
ある。この場合,コンタクトピン6はハウジング1の底
面から下に突出している。そして,このコネクタを基板
上に実装する場合には,図7の断面図に示したように,
基板7に形成したスルーホール71に,ハウジング底面
から突出したコンタクトピン6の下端部を挿入し,半田
付けにより,半田固定部5を形成して接続している。
【0003】また,その他の従来のコネクタとしては,
図10及び11に示したように,箱状のハウジング1の
側面から所定の間隔で複数のコンタクトピン6を突出さ
せる,所謂SMTタイプのものがある。このコネクタを
基板上に実装する場合には,図示したように,ハウジン
グ1の側面から突出したコンタクトピン6の下端部を基
板7上に載置し,基板7上に形成されたランド72に半
田付けにより接続している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで,上記のよう
にして基板上に実装されたコネクタは,電子機器などの
使用の際に,機器の他の部品の発熱などの影響により,
繰り返しの温度変化を受ける。そして,このような温度
変化を受けた場合,図8,12のようにハウジング1の
中心から距離Dだけ離れたはんだ付け部5では,ハウジ
ング1の長手方向と基板7との間の熱膨張係数の差に起
因する相対変位ΔDが生じる。
【0005】このため,図9及び13に示したように,
はんだ付け部5にストレスが作用し,熱疲労破壊による
はんだクラック9が生じてしまう。そして,これが電気
機器の故障発生の原因となるという問題がある。
【0006】そこで,本発明の技術的課題は,上記のよ
うな熱疲労破壊によるはんだクラックを防止することが
できるコネクタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のコネクタは、ハ
ウジングの所定方向に沿って、それぞれ基板に半田付け
される複数のコンタクトピンを所定の間隔で配列してな
るコネクタにおいて、前記ハウジング内に少なくとも1
つの内側ハウジングを設け、前記内側ハウジングに前記
複数のコンタクトピンの一部を固着するとともに、前記
ハウジングに前記複数のコンタクトピンの残りの部分を
固着し、さらに、前記ハウジングに前記複数のコンタク
トピンの一部が挿通するような部分を設け、前記内側ハ
ウジングと前記ハウジングとの係止機構を設け、前記係
止機構は、係止突起と係止溝とを備え、前記係止溝に
は、係止の際に前記係止突起を当該係止溝内に弾性保持
するように弾性体が設けられていることを特徴とする。
【0008】また,本発明のコネクタにおいては,コン
タクトピンがハウジングの底面から突出しているか,ま
たは,コンタクトピンがハウジングの側面から突出して
いることが好ましい。
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施の形態を説明
する。
【0011】図1は本発明の実施の一形態に係るコネク
タを示す図である。図1に示すように,コネクタは,最
も外側に位置する長四角で中空の箱状のハウジング1の
長手方向の両端部2の内側に,内側ハウジング3をさら
に設けた構造のものである。
【0012】内側ハウジング3は,その一方の幅が,ハ
ウジング1の幅方向の内側寸法以下の寸法のものであ
る。また内側ハウジング3には,図4に示したように,
少なくとも1本,図示した例では3本のコンタクトピン
6が固着されている。この内側ハウジング3は,ハウジ
ング1の内側に少なくとも1つ設けられ,図示した例で
は2つの内側ハウジング3がハウジング1の内側の両端
にそれぞれ設けられている。
【0013】ここで,内側ハウジング3は,適当な係止
機構によりハウジング1の内側において移動しないよう
に保持されていることが好ましい。このような係止機構
の例を図2及び3に示した。すなわち,内側ハウジング
3の外周に係止突起10を設け,またこの係止突起に係
止する係止溝11をハウジング1の外壁に設けている。
そして,図3に示したように,係止突起10を矢印のよ
うに移動させて係止溝11により保持することで,内側
ハウジング3がハウジング1の内部で係止される。
【0014】この場合,係止溝11の奥の部分には弾性
体4が設けられており,この弾性体4が設けられた部分
の係止溝11の幅は係止突起10の幅よりも狭くなって
いる。これにより,係止突起10は係止溝11の奥の部
分において係止溝11内に弾性保持される。
【0015】図4は,前述の構成を備えた本発明の実施
の一形態に係るコネクタにおいて,ピンコンタクト6の
下端部を基板7にはんだ付けした状態を示す図である。
図4に示す状態において,繰り返しの温度変化を受けた
場合,実施の一形態に係るコネクタでは,ハウジング1
の長手方向の熱膨張による収縮の影響が内側ハウジング
3に機械的に伝わりにくい。このため,熱疲労によるダ
メージが最も大きいハウジング両端付近のはんだ付け部
5に作用するストレスを低減することができる。
【0016】図5は本発明の実施の一形態に係るコネク
タにおけるクラックの発生の程度を示す図である。図5
において,本発明の実施の一形態に係るコネクタのクラ
ックの発生の程度が点線で示されている。また,図5に
おいては,従来のコネクタにおけるクラックの発生の程
度が実線で示されている。図5の比較から明らかな通
り,点線で示した本発明の実施の一形態に係るコネクタ
では,クラック発生の程度が低減でき,その分だけ熱疲
労寿命が向上している。
【0017】なお,ハウジング1における内側ハウジン
グ3のより具体的な保持方法,つまり,係止突起や係止
溝などの形状,寸法,あるいは弾性体の材質などは,ハ
ウジング1の内側ハウジング3への熱膨張収縮の影響が
より小さくなるもの適宜が選ばれる。また,内側ハウジ
ング3の数やハウジング1の図4における符号12の部
分の形状や寸法などは任意に決められる。
【0018】以上,本発明を基板に形成したスルーホー
ルにコンタクトピンを挿入してはんだ付けするタイプを
例にとって説明したが,この他,SMTタイプのコネク
タにも同様に適用することができる。
【0019】
【発明の効果】以上,説明した通り,本発明のコネクタ
によれば,ハウジング内に内側ハウジングを設けた構成
としたので,コンタクトにおける基板とのはんだ付け部
の熱疲労寿命が伸び,熱疲労破壊によるはんだクラック
を防止することができる。そして,このため,電子機器
そのものの信頼性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のコネクタの斜視図であ
る。
【図2】図1のコネクタにおける組み立ての一例の説明
図である。
【図3】図1における要部の説明図である。
【図4】図1のコネクタを基板に接続した状態の断面図
である。
【図5】本発明の実施の一形態および従来例のコネクタ
におけるはんだクラックの発生状況を示したグラフであ
る。
【図6】従来のコネクタの一例を示す斜視図である。
【図7】図6のコネクタのはんだ付け実装状態の説明図
である。
【図8】図6のコネクタのはんだ付け実装状態の説明図
である。
【図9】図6のコネクタにおけるはんだクラックの発生
状況の説明図である。
【図10】従来のコネクタの他の一例を示す斜視図であ
る。
【図11】図10のコネクタのはんだ付け実装状態の説
明図である。
【図12】図10のコネクタのはんだ付け実装状態の説
明図である。
【図13】図10のコネクタにおけるはんだクラックの
発生状況の説明図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 3 内側ハウジング 4 弾性体 6 コンタクトピン 7 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/502 H01R 12/04 H01R 24/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングの所定方向に沿って、それぞ
    れ基板に半田付けされる複数のコンタクトピンを所定の
    間隔で配列してなるコネクタにおいて、 前記ハウジング内に少なくとも1つの内側ハウジングを
    設け、前記内側ハウジングに前記複数のコンタクトピン
    の一部を固着するとともに、前記ハウジングに前記複数
    のコンタクトピンの残りの部分を固着し、さらに、前記
    ハウジングに前記複数のコンタクトピンの一部が挿通す
    るような部分を設け、前記内側ハウジングと前記ハウジ
    ングとの係止機構を設け、前記係止機構は、係止突起と
    係止溝とを備え、前記係止溝には、係止の際に前記係止
    突起を当該係止溝内に弾性保持するように弾性体が設け
    られていることを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記コンタクトピンが,前記ハウジング
    の底面から突出していることを特徴とする請求項1記載
    のコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記コンタクトピンが,前記ハウジング
    の側面から突出していることを特徴とする請求項1記載
    のコネクタ。
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JPS59107483U (ja) * 1983-01-08 1984-07-19 アルプス電気株式会社 コネクタ
EP0152743A1 (en) * 1984-01-27 1985-08-28 Litton Precision Products International GmbH Modular electrical connector
JPS629374U (ja) * 1985-07-01 1987-01-20
JPH0581958U (ja) * 1992-04-03 1993-11-05 株式会社東芝 コネクタ用プラグ
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JPH0686275U (ja) * 1993-05-21 1994-12-13 日本航空電子工業株式会社 コネクタ

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