JP3174626B2 - オルガノシロキサン基を有するリン酸エステル及びその製造方法 - Google Patents
オルガノシロキサン基を有するリン酸エステル及びその製造方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オルガノシロキサン基
を有するリン酸エステル及びその製造方法に関し、さら
に詳しくは香化粧品素材として有用なオルガノシロキサ
ン基を有するリン酸エステル及びその製造方法に関す
る。
を有するリン酸エステル及びその製造方法に関し、さら
に詳しくは香化粧品素材として有用なオルガノシロキサ
ン基を有するリン酸エステル及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】シリコ
ーンは、主鎖の結合エネルギーが高く耐熱性、耐酸性、
耐候性等に優れることや表面張力が低く離形性、潤滑
性、撥水性等を有することが知られている。さらに分子
間力が小さいため主鎖が柔軟でありガス透過性が高く、
また生理的に不活性な原子から構成されているため低毒
性、低刺激性といった特徴を有する。このようなことか
ら、シリコーンは電気、電子、自動車、機械、医療、化
粧品、食品、繊維、紙、パルプ、建材などの広い分野で
使用されている。
ーンは、主鎖の結合エネルギーが高く耐熱性、耐酸性、
耐候性等に優れることや表面張力が低く離形性、潤滑
性、撥水性等を有することが知られている。さらに分子
間力が小さいため主鎖が柔軟でありガス透過性が高く、
また生理的に不活性な原子から構成されているため低毒
性、低刺激性といった特徴を有する。このようなことか
ら、シリコーンは電気、電子、自動車、機械、医療、化
粧品、食品、繊維、紙、パルプ、建材などの広い分野で
使用されている。
【0003】特に、香粧品、化粧品の分野においては、
ベタツキ感がなく安全性も高いジメチルポリシロキサン
や環状シリコーンが頭髪の仕上げ剤や化粧品の油分とし
て積極的に利用されている。また、最近では、シリコー
ンを香化粧品の分野に応用する研究が非常に活発であ
り、シリコーンの用途も多岐にわたっている。そのた
め、従来のシリコーンが有する特性に加えて、他の有機
物との相溶性向上、耐薬品性の向上、水溶性の向上、潤
滑性の向上、シリコーンに化学反応基を持たせるなどと
いった新たな要求特性が生まれている。
ベタツキ感がなく安全性も高いジメチルポリシロキサン
や環状シリコーンが頭髪の仕上げ剤や化粧品の油分とし
て積極的に利用されている。また、最近では、シリコー
ンを香化粧品の分野に応用する研究が非常に活発であ
り、シリコーンの用途も多岐にわたっている。そのた
め、従来のシリコーンが有する特性に加えて、他の有機
物との相溶性向上、耐薬品性の向上、水溶性の向上、潤
滑性の向上、シリコーンに化学反応基を持たせるなどと
いった新たな要求特性が生まれている。
【0004】従って、上記の要求特性を満足させるべ
く、シリコーンに多種多様な官能基を導入した変性シリ
コーンが開発されている。変性シリコーンとしては、ア
ミノ変性、エポキシ変性、カルボン酸変性、メルカプト
変性、アルコール変性、ポリエーテル変性、フルオロア
ルキル変性、アルキル変性、エステル変性、アルコキシ
変性などの変性シリコーンが開発されている。このよう
な変性シリコーンは、それぞれの特徴を活かすべく香化
粧品素材として利用されているが、未だ満足のいくもの
は得られていない。
く、シリコーンに多種多様な官能基を導入した変性シリ
コーンが開発されている。変性シリコーンとしては、ア
ミノ変性、エポキシ変性、カルボン酸変性、メルカプト
変性、アルコール変性、ポリエーテル変性、フルオロア
ルキル変性、アルキル変性、エステル変性、アルコキシ
変性などの変性シリコーンが開発されている。このよう
な変性シリコーンは、それぞれの特徴を活かすべく香化
粧品素材として利用されているが、未だ満足のいくもの
は得られていない。
【0005】例えば、シリコーンに親水基を持たせて水
溶性を向上させたポリエーテル変性シリコーンは、ポリ
エーテル結合の量によりシリコーンの親水基をコントロ
ールすることができ、化粧品原料に用いられるジメチル
ポリシロキサンや環状シリコーンを乳化できるといった
特徴や、非イオン型であるが故にイオン成分との相溶性
が良いといった特徴がある。しかしながら、ポリエーテ
ル結合を有する非イオン活性剤の特徴である曇点現象が
あるため、乳化系の温度安定性が悪く、実際の配合系に
は不向きであるといった欠点があった。
溶性を向上させたポリエーテル変性シリコーンは、ポリ
エーテル結合の量によりシリコーンの親水基をコントロ
ールすることができ、化粧品原料に用いられるジメチル
ポリシロキサンや環状シリコーンを乳化できるといった
特徴や、非イオン型であるが故にイオン成分との相溶性
が良いといった特徴がある。しかしながら、ポリエーテ
ル結合を有する非イオン活性剤の特徴である曇点現象が
あるため、乳化系の温度安定性が悪く、実際の配合系に
は不向きであるといった欠点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは前記課題を解決すべく鋭意研究した結果、オ
ルガノシロキサンにリン酸基を導入してベタイン構造と
し、更にリン酸基を介してアルキル、アルケニル等の基
を導入することにより、乳化性能が高く、乳化系の温度
安定性及び他のイオン成分との相溶性の良好なリン酸エ
ステルが得られることを見出し、本発明を完成するに至
った。
発明者らは前記課題を解決すべく鋭意研究した結果、オ
ルガノシロキサンにリン酸基を導入してベタイン構造と
し、更にリン酸基を介してアルキル、アルケニル等の基
を導入することにより、乳化性能が高く、乳化系の温度
安定性及び他のイオン成分との相溶性の良好なリン酸エ
ステルが得られることを見出し、本発明を完成するに至
った。
【0007】すなわち、本発明は下記一般式(1)で表
わされるリン酸エステルを提供するものである。
わされるリン酸エステルを提供するものである。
【0008】
【化10】
【0009】
【化11】
【0010】さらに、本発明は下記一般式(2)
【0011】
【化12】
【0012】で表わされるリン酸エステルと、下記一般
式(3)
式(3)
【0013】
【化13】
【0014】で表わされるアミノ変性オルガノシロキサ
ンとを反応させる上記一般式(1)で表わされるリン酸
エステルの製造方法を提供するものである。
ンとを反応させる上記一般式(1)で表わされるリン酸
エステルの製造方法を提供するものである。
【0015】上記一般式(1)中、Aで示される基R1
−[(OCH2)l−CH(OH)CH2]m−(OR2)n
−(ここで、l、m、n、R1及びR2は前記と同じ意味
を示す)としては、例えば次に示す基が挙げられる。
−[(OCH2)l−CH(OH)CH2]m−(OR2)n
−(ここで、l、m、n、R1及びR2は前記と同じ意味
を示す)としては、例えば次に示す基が挙げられる。
【0016】すなわちR1が1以上のF原子が置換して
いてもよい炭素数1〜36の直鎖若しくは分岐鎖のアル
キル基又はアルケニル基、m=0及びn=0の場合の例
としては直鎖又は分岐鎖のオクチル基、デシル基、ドデ
シル基、オクタデシル基、テトラコシル基、2−エチル
ヘキシル基、2−ヘキシルデシル基、2−オクチルドデ
シル基、2−テトラデシルオクタデシル基、モノメチル
分岐イソステアリル基、オクテニル基、デセニル基、ド
デセニル基、ヘキサデセニル基、オクタデセニル基、テ
トラコセニル基、トリアコンテニル基、トリデカフルオ
ロオクチル基、ヘプタデカフルオロデシル基、ヘンエイ
コサフルオロドデシル基、ペンタコサフルオロテトラデ
シル基、ノナコサフルオロヘキサデシル基、トリアコン
タフルオロオクタデシル基、2−ペンタフルオロエチル
ペンタフルオロヘキシル基、2−トリデカフルオロヘキ
シルトリデカフルオロデシル基、2−ヘプタデカフルオ
ロオクチルヘプタデカフルオロドデシル基、2−ヘンエ
イコサフルオロデシルヘンエイコサフルオロテトラデシ
ル基等が挙げられ;
いてもよい炭素数1〜36の直鎖若しくは分岐鎖のアル
キル基又はアルケニル基、m=0及びn=0の場合の例
としては直鎖又は分岐鎖のオクチル基、デシル基、ドデ
シル基、オクタデシル基、テトラコシル基、2−エチル
ヘキシル基、2−ヘキシルデシル基、2−オクチルドデ
シル基、2−テトラデシルオクタデシル基、モノメチル
分岐イソステアリル基、オクテニル基、デセニル基、ド
デセニル基、ヘキサデセニル基、オクタデセニル基、テ
トラコセニル基、トリアコンテニル基、トリデカフルオ
ロオクチル基、ヘプタデカフルオロデシル基、ヘンエイ
コサフルオロドデシル基、ペンタコサフルオロテトラデ
シル基、ノナコサフルオロヘキサデシル基、トリアコン
タフルオロオクタデシル基、2−ペンタフルオロエチル
ペンタフルオロヘキシル基、2−トリデカフルオロヘキ
シルトリデカフルオロデシル基、2−ヘプタデカフルオ
ロオクチルヘプタデカフルオロドデシル基、2−ヘンエ
イコサフルオロデシルヘンエイコサフルオロテトラデシ
ル基等が挙げられ;
【0017】R1が炭素数1〜15の直鎖又は分岐鎖の
アルキル基で置換されたフェニル基、m=0及びn=0
の場合の例としてはオクチルフェニル基、ノニルフェニ
ル基等が挙げられ;
アルキル基で置換されたフェニル基、m=0及びn=0
の場合の例としてはオクチルフェニル基、ノニルフェニ
ル基等が挙げられ;
【0018】R1が1以上のF原子が置換していてもよ
い炭素数1〜36の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基又
はアルケニル基、m=0及び0<n≦30の場合の例と
してはポリオキシエチレン(3モル)ドデシルエーテル
基、ポリオキシプロピレン(3モル)デシルエーテル
基、ポリオキシエチレン(8モル)ポリオキシプロピレ
ン(3モル)ドデシルエーテル基、ポリオキシエチレン
(4モル)オクタデセニルエーテル基、ポリオキシエチ
レン(3モル)トリデカフルオロオクチルエーテル基、
ポリオキシエチレン(5モル)ヘプタデカフルオロデシ
ルエーテル基、ポリオキシエチレン(3モル)ヘンエイ
コサフルオロドデシルエーテル基、ポリオキシエチレン
(5モル)2−トリデカフルオロヘキシルトリデカフル
オロデシルエーテル基等のポリオキシアルキレンアルキ
ルエーテル基又はポリオキシアルキレンアルケニルエー
テル基が挙げられ;
い炭素数1〜36の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基又
はアルケニル基、m=0及び0<n≦30の場合の例と
してはポリオキシエチレン(3モル)ドデシルエーテル
基、ポリオキシプロピレン(3モル)デシルエーテル
基、ポリオキシエチレン(8モル)ポリオキシプロピレ
ン(3モル)ドデシルエーテル基、ポリオキシエチレン
(4モル)オクタデセニルエーテル基、ポリオキシエチ
レン(3モル)トリデカフルオロオクチルエーテル基、
ポリオキシエチレン(5モル)ヘプタデカフルオロデシ
ルエーテル基、ポリオキシエチレン(3モル)ヘンエイ
コサフルオロドデシルエーテル基、ポリオキシエチレン
(5モル)2−トリデカフルオロヘキシルトリデカフル
オロデシルエーテル基等のポリオキシアルキレンアルキ
ルエーテル基又はポリオキシアルキレンアルケニルエー
テル基が挙げられ;
【0019】R1 が1以上のF原子が置換していてもよ
い炭素数1〜36の直鎖アルキル基、l=0、m=1及
びn=0の場合の例としては2−ヒドロキシドデシル
基、2−ヒドロキシヘキサデシル基、2−ヒドロキシト
リデカフルオロノニル基、2−ヒドロキシペンタデカフ
ルオロデシル基、2−ヒドロキシヘプタデカフルオロウ
ンデシル基等の2−ヒドロキシアルキル基等が挙げら
れ;
い炭素数1〜36の直鎖アルキル基、l=0、m=1及
びn=0の場合の例としては2−ヒドロキシドデシル
基、2−ヒドロキシヘキサデシル基、2−ヒドロキシト
リデカフルオロノニル基、2−ヒドロキシペンタデカフ
ルオロデシル基、2−ヒドロキシヘプタデカフルオロウ
ンデシル基等の2−ヒドロキシアルキル基等が挙げら
れ;
【0020】R1 が1以上のF原子が置換していてもよ
いアルキル基又はアルケニル基、l=1、m=1及びn
=0の場合の例としては2−ヒドロキシ−3−ドデシル
オキシプロピル基、2−ヒドロキシ−3−モノメチル分
岐イソステアリルオキシプロピル基、2−ヒドロキシ−
3−オクタデセニルオキシプロピル基、2−ヒドロキシ
−3−ヘプタデカフルオロデシルオキシプロピル基、2
−ヒドロキシ−3−(2−ヘプタフルオロエチルペンタ
フルオロヘキシルオキシ)プロピル基等の2−ヒドロキ
シ−3−アルキルオキシル基又は2−ヒドロキシ−3−
アルケニルオキシプロピル基等が挙げられる。
いアルキル基又はアルケニル基、l=1、m=1及びn
=0の場合の例としては2−ヒドロキシ−3−ドデシル
オキシプロピル基、2−ヒドロキシ−3−モノメチル分
岐イソステアリルオキシプロピル基、2−ヒドロキシ−
3−オクタデセニルオキシプロピル基、2−ヒドロキシ
−3−ヘプタデカフルオロデシルオキシプロピル基、2
−ヒドロキシ−3−(2−ヘプタフルオロエチルペンタ
フルオロヘキシルオキシ)プロピル基等の2−ヒドロキ
シ−3−アルキルオキシル基又は2−ヒドロキシ−3−
アルケニルオキシプロピル基等が挙げられる。
【0021】本発明のリン酸エステル(1)は、下記一
般式(1−1)、(1−2)、(1−3)又は(1−
4)で表わされるものが好ましい。
般式(1−1)、(1−2)、(1−3)又は(1−
4)で表わされるものが好ましい。
【0022】
【化14】
【0023】
【化15】
【0024】
【化16】
【0025】
【化17】
【0026】本発明のリン酸エステル(1)中のリン酸
エステル残基は、オルガノシロキサン構造のいずれの位
置に結合していてもよいが、上記一般式(1−1)〜
(1−4)において示されるように、側鎖、両末端又は
側端に結合しているものが好ましい。
エステル残基は、オルガノシロキサン構造のいずれの位
置に結合していてもよいが、上記一般式(1−1)〜
(1−4)において示されるように、側鎖、両末端又は
側端に結合しているものが好ましい。
【0027】本発明のリン酸エステル(1)は、例えば
下記反応に従い製造される。
下記反応に従い製造される。
【0028】
【化18】
【0029】本反応において、原料として使用されるリ
ン酸エステル(2)は、例えば特開昭62−12319
1号公報、特公昭59−4478号公報記載の方法によ
り製造される。特公昭59−4478号公報記載の方法
により、一般式(2)中、Aが水素原子である化合物が
得られるが、該化合物はこの方法によっては反応物中に
エピハロヒドリンの開環物やエピハロヒドリン由来の副
生成物や未反応のリン酸塩が含まれたものとなる。本発
明のリン酸エステルの製造方法において、エピハロヒド
リンの開環物やエピハロヒドリン由来の副生成物が混入
したリン酸エステル(2)をアミノ変性オルガノシロキ
サン(3)と反応させた場合、エピハロヒドリンの開環
物やエピハロヒドリン由来の副生成物がアミノ変性オル
ガノシロキサン(3)と反応して副生成物を生成してし
まい、反応終了物からの除去が極めて困難になる。従っ
てエピハロヒドリンの開環物やエピハロヒドリン由来の
副生成物である不純物をリン酸エステル(2)とアミノ
変性オルガノシロキサン(3)とを反応させる前に除去
しておかねばならない。
ン酸エステル(2)は、例えば特開昭62−12319
1号公報、特公昭59−4478号公報記載の方法によ
り製造される。特公昭59−4478号公報記載の方法
により、一般式(2)中、Aが水素原子である化合物が
得られるが、該化合物はこの方法によっては反応物中に
エピハロヒドリンの開環物やエピハロヒドリン由来の副
生成物や未反応のリン酸塩が含まれたものとなる。本発
明のリン酸エステルの製造方法において、エピハロヒド
リンの開環物やエピハロヒドリン由来の副生成物が混入
したリン酸エステル(2)をアミノ変性オルガノシロキ
サン(3)と反応させた場合、エピハロヒドリンの開環
物やエピハロヒドリン由来の副生成物がアミノ変性オル
ガノシロキサン(3)と反応して副生成物を生成してし
まい、反応終了物からの除去が極めて困難になる。従っ
てエピハロヒドリンの開環物やエピハロヒドリン由来の
副生成物である不純物をリン酸エステル(2)とアミノ
変性オルガノシロキサン(3)とを反応させる前に除去
しておかねばならない。
【0030】一方、未反応のリン酸塩はアミノ変性オル
ガノシロキサン(3)とは反応しないばかりか、水溶性
であることから反応終了物から水洗等の操作により容易
に除去できるため、必ずしもアミノ変性オルガノシロキ
サン(3)と反応させる前に除去する必要はない。
ガノシロキサン(3)とは反応しないばかりか、水溶性
であることから反応終了物から水洗等の操作により容易
に除去できるため、必ずしもアミノ変性オルガノシロキ
サン(3)と反応させる前に除去する必要はない。
【0031】エピハロヒドリンの開環物やエピハロヒド
リン由来の副生成物の除去は、リン酸モノアルカリ金属
塩等の適当なリン酸塩とエピハロヒドリンをアルカリの
存在下で反応させた後、反応終了物をエタノール、プロ
パノール、2−プロパノール、アセトン等の溶剤中に投
与すると目的の式(2)で表わされるリン酸エステル
(式中Aが水素原子である場合)と未反応のリン酸塩が
沈澱するので、これらを濾別し、さらに前述の溶剤で洗
浄することにより可能である。
リン由来の副生成物の除去は、リン酸モノアルカリ金属
塩等の適当なリン酸塩とエピハロヒドリンをアルカリの
存在下で反応させた後、反応終了物をエタノール、プロ
パノール、2−プロパノール、アセトン等の溶剤中に投
与すると目的の式(2)で表わされるリン酸エステル
(式中Aが水素原子である場合)と未反応のリン酸塩が
沈澱するので、これらを濾別し、さらに前述の溶剤で洗
浄することにより可能である。
【0032】もう一方の原料であるアミノ変性オルガノ
シロキサン(3)は、例えば下記のエポキシ変性オルガ
ノシロキサン(4)又は(5)とアミン化合物(6)と
の反応(米国特許3,389,160号公報)により製
造される。
シロキサン(3)は、例えば下記のエポキシ変性オルガ
ノシロキサン(4)又は(5)とアミン化合物(6)と
の反応(米国特許3,389,160号公報)により製
造される。
【0033】
【化19】
【0034】(式中、B、D、R3及びpは前記と同じ
意味を示す。)上記エポキシ変性オルガノシロキサン
(4)又は(5)としては、
意味を示す。)上記エポキシ変性オルガノシロキサン
(4)又は(5)としては、
【0035】
【化20】
【0036】等を含む、側鎖型、両末端型、片末端型、
T構造型などと称されるポリシロキサン類を挙げること
ができるが、これらに限定されるものではなく、同一分
子内にエポキシ変性基以外のポリエーテル変性基、アル
コール変性基、アルキル変性基等を含むものも挙げられ
る。
T構造型などと称されるポリシロキサン類を挙げること
ができるが、これらに限定されるものではなく、同一分
子内にエポキシ変性基以外のポリエーテル変性基、アル
コール変性基、アルキル変性基等を含むものも挙げられ
る。
【0037】このようなエポキシ変性オルガノシロキサ
ンは市販品をそのまま使用することができる。
ンは市販品をそのまま使用することができる。
【0038】市販品としては、例えばB2405、PX
103、PS404、PS920、PS922(以上チ
ッソ(株)製);KF100T、KF101、KF10
2、KF103、X−22−173B、KF105、X
−22−163A、X−22−163B、X−22−1
63C、X−22−169AS、X−22−169B、
X−22−173B(以上信越化学(株)製);TSL
9906、TSL9905、TSL9946、TSL9
986、TSF4730、XF42−802、XF42
−803、XF−3965、XF42−A2454、X
F42−A2479、XF42−A2262、XF42
−A2263(以上東芝シリコーン(株)製)などが挙
げられる。
103、PS404、PS920、PS922(以上チ
ッソ(株)製);KF100T、KF101、KF10
2、KF103、X−22−173B、KF105、X
−22−163A、X−22−163B、X−22−1
63C、X−22−169AS、X−22−169B、
X−22−173B(以上信越化学(株)製);TSL
9906、TSL9905、TSL9946、TSL9
986、TSF4730、XF42−802、XF42
−803、XF−3965、XF42−A2454、X
F42−A2479、XF42−A2262、XF42
−A2263(以上東芝シリコーン(株)製)などが挙
げられる。
【0039】かくして得られるアミノ変性オルガノシロ
キサン(3)の具体例としては、下記式(7)〜(1
2)で表わされるものが挙げられる。
キサン(3)の具体例としては、下記式(7)〜(1
2)で表わされるものが挙げられる。
【0040】
【化21】
【0041】
【化22】
【0042】(式中、R17はメチル基、メトキシ基又は
エトキシ基を示し、a〜lはそれぞれ重合度を示す。)
エトキシ基を示し、a〜lはそれぞれ重合度を示す。)
【0043】上記反応に使用されるリン酸エステル
(2)とアミノ変性オルガノシロキサン(3)との量比
は、特に限定されるものではないが、アミノ変性オルガ
ノシロキサン(3)のアミノ基当量に対してリン酸エス
テル(2)のハロゲン含量が等モル以上であることが望
ましく、好ましくは2〜10倍当量である。
(2)とアミノ変性オルガノシロキサン(3)との量比
は、特に限定されるものではないが、アミノ変性オルガ
ノシロキサン(3)のアミノ基当量に対してリン酸エス
テル(2)のハロゲン含量が等モル以上であることが望
ましく、好ましくは2〜10倍当量である。
【0044】上記反応を実施するには、まずアミノ変性
オルガノシロキサン(3)を該化合物に対して等重量〜
10倍重量、より好ましくは2倍重量〜5倍重量のエタ
ノール、プロパノール、2−プロパノール、トルエン、
アセトン等の該化合物を溶かし得る溶媒に溶解させる。
溶媒の種類はアミノ変性オルガノシロキサン(3)を溶
かし得る溶媒であれば限定されないが、後述するリン酸
エステル(2)を溶かし得る溶媒と混和し得るものが好
ましい。
オルガノシロキサン(3)を該化合物に対して等重量〜
10倍重量、より好ましくは2倍重量〜5倍重量のエタ
ノール、プロパノール、2−プロパノール、トルエン、
アセトン等の該化合物を溶かし得る溶媒に溶解させる。
溶媒の種類はアミノ変性オルガノシロキサン(3)を溶
かし得る溶媒であれば限定されないが、後述するリン酸
エステル(2)を溶かし得る溶媒と混和し得るものが好
ましい。
【0045】一方、リン酸エステル(2)の溶媒として
はリン酸エステル(2)を溶かし得る溶媒、例えば水、
メタノール、エタノール、プロパノール、2−プロパノ
ール、アセトン等が挙げられる。リン酸エステル(2)
は、該化合物に対して等重量〜10倍重量、好ましくは
2倍重量〜5倍重量の溶媒に溶解させる。
はリン酸エステル(2)を溶かし得る溶媒、例えば水、
メタノール、エタノール、プロパノール、2−プロパノ
ール、アセトン等が挙げられる。リン酸エステル(2)
は、該化合物に対して等重量〜10倍重量、好ましくは
2倍重量〜5倍重量の溶媒に溶解させる。
【0046】反応はアミノ変性オルガノシロキサン
(3)の溶液にリン酸エステル(2)の溶液を滴下する
ことにより開始されるが、リン酸エステル(2)の溶液
にアミノ変性オルガノシロキサン(3)の溶液を滴下し
てもよい。また、(2)を等モルの水酸化ナトリウム等
のアルカリ水溶液を加えてエポキシ体(13)とした
後、(3)又はその塩酸塩溶液に滴下、混合してもよ
い。
(3)の溶液にリン酸エステル(2)の溶液を滴下する
ことにより開始されるが、リン酸エステル(2)の溶液
にアミノ変性オルガノシロキサン(3)の溶液を滴下し
てもよい。また、(2)を等モルの水酸化ナトリウム等
のアルカリ水溶液を加えてエポキシ体(13)とした
後、(3)又はその塩酸塩溶液に滴下、混合してもよ
い。
【0047】
【化23】
【0048】滴下の温度は、30℃〜100℃、好まし
くは40℃〜80℃であり、滴下の方法は、一括滴下で
も分割滴下でもあるいは一定時間をかけてゆっくり滴下
してもよい。滴下終了後、前述の温度を保ち熟成する。
反応の終点は、反応混合物中のアミノ基含量を滴定等の
方法により測定し、反応率を求めることにより決定する
ことができる。所望の反応率を達成できた場合には反応
を終了すればよいが、反応率が低い場合には残存する未
反応のアミノ変性オルガノシロキサン(3)と目的とす
る本発明のリン酸エステル(1)とを分離することが極
めて困難であるため、アミノ基の反応率はできる限り高
いほうが好ましい。
くは40℃〜80℃であり、滴下の方法は、一括滴下で
も分割滴下でもあるいは一定時間をかけてゆっくり滴下
してもよい。滴下終了後、前述の温度を保ち熟成する。
反応の終点は、反応混合物中のアミノ基含量を滴定等の
方法により測定し、反応率を求めることにより決定する
ことができる。所望の反応率を達成できた場合には反応
を終了すればよいが、反応率が低い場合には残存する未
反応のアミノ変性オルガノシロキサン(3)と目的とす
る本発明のリン酸エステル(1)とを分離することが極
めて困難であるため、アミノ基の反応率はできる限り高
いほうが好ましい。
【0049】反応終了後、生成物に水及び混和しにくい
溶剤を加えて撹拌又は振とうした後、静置、分層させ、
次いで水層を除去することにより余剰のリン酸エステル
(2)及び副生する無機塩を除去することが可能であ
る。
溶剤を加えて撹拌又は振とうした後、静置、分層させ、
次いで水層を除去することにより余剰のリン酸エステル
(2)及び副生する無機塩を除去することが可能であ
る。
【0050】使用される水と混和しにくい溶剤として
は、ブタノール、トルエン、クロロホルム、ジクロルメ
タン、ヘキサン、エチルエーテル等が挙げられ、分層し
にくいときや乳化してしまうときにはエタノール、2−
プロパノール等の解乳化剤を加えてもよい。
は、ブタノール、トルエン、クロロホルム、ジクロルメ
タン、ヘキサン、エチルエーテル等が挙げられ、分層し
にくいときや乳化してしまうときにはエタノール、2−
プロパノール等の解乳化剤を加えてもよい。
【0051】さらには反応終了物から溶剤を留去し、残
渣を水で洗浄して余剰のリン酸エステル(2)及び副生
する無機塩を除去し、又はブタノール、トルエン、クロ
ロホルム、ジクロルメタン、ヘキサン、エチルエーテル
等の溶剤で残渣を溶解させ不溶物として析出する余剰の
リン酸エステル(2)及び副生する無機塩を濾別しても
よい。また、アニオン交換樹脂とカチオン交換樹脂との
混床樹脂に反応物を通じて余剰のリン酸エステル(2)
及び副生する無機塩を除去することもできる。また必要
に応じてこれらの精製方法を組み合わせてもよい。
渣を水で洗浄して余剰のリン酸エステル(2)及び副生
する無機塩を除去し、又はブタノール、トルエン、クロ
ロホルム、ジクロルメタン、ヘキサン、エチルエーテル
等の溶剤で残渣を溶解させ不溶物として析出する余剰の
リン酸エステル(2)及び副生する無機塩を濾別しても
よい。また、アニオン交換樹脂とカチオン交換樹脂との
混床樹脂に反応物を通じて余剰のリン酸エステル(2)
及び副生する無機塩を除去することもできる。また必要
に応じてこれらの精製方法を組み合わせてもよい。
【0052】
【発明の効果】本発明のオルガノシロキサン基を有する
リン酸エステルは、温度に関係なくシリコーン油を安定
して乳化でき、しかも他のイオン成分との相溶性が良好
であることから皮膚化粧料、皮膚洗浄剤、毛髪化粧料、
毛髪洗浄剤等の香化粧品素材として、極めて有用なもの
である。
リン酸エステルは、温度に関係なくシリコーン油を安定
して乳化でき、しかも他のイオン成分との相溶性が良好
であることから皮膚化粧料、皮膚洗浄剤、毛髪化粧料、
毛髪洗浄剤等の香化粧品素材として、極めて有用なもの
である。
【0053】また、本発明の製造方法によれば、多様な
炭化水素残基、フルオロ残基等を容易に導入できるた
め、目的に応じたオルガノシロキサン基を有するリン酸
エステルの製造が可能である。
炭化水素残基、フルオロ残基等を容易に導入できるた
め、目的に応じたオルガノシロキサン基を有するリン酸
エステルの製造が可能である。
【0054】
【実施例】以下に実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0055】参考例1 リン酸水素1ナトリウム2水和物506.4g(3.2
5モル)を1345gのイオン交換水に溶解し、更に9
6%水酸化ナトリウム16.7gを加えて80℃に昇温
した。この水溶液にエピクロルヒドリン240.2g
(2.60モル)を5時間かけて滴下し、8時間熟成し
た。反応終了物を5,000gのアセトンに投入し−5
℃に冷却後、析出した沈澱を濾別して更にアセトンで洗
浄、乾燥して3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルリン
酸ナトリウム塩とリン酸水素1ナトリウムとの混合物5
12gを得た。このものの3−クロロ−2−ヒドロキシ
プロピルリン酸ナトリウム塩の含量は、塩素の定量によ
り33.5%であった。
5モル)を1345gのイオン交換水に溶解し、更に9
6%水酸化ナトリウム16.7gを加えて80℃に昇温
した。この水溶液にエピクロルヒドリン240.2g
(2.60モル)を5時間かけて滴下し、8時間熟成し
た。反応終了物を5,000gのアセトンに投入し−5
℃に冷却後、析出した沈澱を濾別して更にアセトンで洗
浄、乾燥して3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルリン
酸ナトリウム塩とリン酸水素1ナトリウムとの混合物5
12gを得た。このものの3−クロロ−2−ヒドロキシ
プロピルリン酸ナトリウム塩の含量は、塩素の定量によ
り33.5%であった。
【0056】実施例1 50%ジメチルアミン水溶液(片山化学(株)製)20
0gをエタノール250gに溶解し更に側鎖型エポキシ
変性オルガノシロキサン(東芝シリコーン(株)製 Y
F3965エポキシ当量931)207gを室温にて1
時間かけて滴下する。その後、80℃まで昇温し9時間
熟成を行い2層性の反応終了物を得た。次いでエバポレ
ーターでエタノール、水、過剰のジメチルアミンを除去
した褐色液体の第3級アミン含有オルガノシロキサンを
得た。アミン価は57.7KOHmg/g(理論値57.
5)であった。
0gをエタノール250gに溶解し更に側鎖型エポキシ
変性オルガノシロキサン(東芝シリコーン(株)製 Y
F3965エポキシ当量931)207gを室温にて1
時間かけて滴下する。その後、80℃まで昇温し9時間
熟成を行い2層性の反応終了物を得た。次いでエバポレ
ーターでエタノール、水、過剰のジメチルアミンを除去
した褐色液体の第3級アミン含有オルガノシロキサンを
得た。アミン価は57.7KOHmg/g(理論値57.
5)であった。
【0057】前記第3級アミン含有オルガノシロキサン
31.7gをイソプロピルアルコール90gに溶解し8
0℃に昇温した。この溶液にドデシル−3−クロロ−2
−ヒドロキシプロピルリン酸ナトリウム塩49.6gを
イオン交換水120gに溶解させたものを3時間かけて
滴下した。その後、80℃で30時間熟成した。このと
きのアミノ基の反応率は100%であった。熟成終了
後、溶媒を減圧留去し、得られた残渣にブタノール50
0gを加えて不溶物を濾過により除き、更に濾液にイオ
ン交換水250gを加えた溶液をバイオラッド社製イオ
ン交換樹脂AG501−X8(20−50メッシュ)に
通じ、溶媒を減圧留去して目的のリン酸エステル26g
を得た。
31.7gをイソプロピルアルコール90gに溶解し8
0℃に昇温した。この溶液にドデシル−3−クロロ−2
−ヒドロキシプロピルリン酸ナトリウム塩49.6gを
イオン交換水120gに溶解させたものを3時間かけて
滴下した。その後、80℃で30時間熟成した。このと
きのアミノ基の反応率は100%であった。熟成終了
後、溶媒を減圧留去し、得られた残渣にブタノール50
0gを加えて不溶物を濾過により除き、更に濾液にイオ
ン交換水250gを加えた溶液をバイオラッド社製イオ
ン交換樹脂AG501−X8(20−50メッシュ)に
通じ、溶媒を減圧留去して目的のリン酸エステル26g
を得た。
【0058】以下に得られた化合物の元素分析値(計算
値及び実測値)を示し、また図1に 1H−NMRスペク
トル(内部標準TMS、溶媒CDCl3)を示す。
値及び実測値)を示し、また図1に 1H−NMRスペク
トル(内部標準TMS、溶媒CDCl3)を示す。
【0059】 元素分析値 C H N P Si 計算値 41.4 8.8 1.1 2.4 24.1 実測値 40.7 8.5 1.2 2.2 23.5 以下に化学式を示す。
【0060】
【化24】
【0061】実施例2 50%ジメチルアミン水溶液(片山化学(株)製)10
0gをエタノール150gに溶解し更に両末端型エポキ
シ変性オルガノシロキサン(東芝シリコーン(株)製
XF42−A2262エポキシ当量3300)333g
を室温にて1時間かけて滴下する。その後、80℃まで
昇温し12時間熟成を行い2層性の反応終了物を得た。
次いでエバポレーターでエタノール、水、過剰のジメチ
ルアミンを除去した褐色液体の第3級アミン含有オルガ
ノシロキサンを得た。アミン価は16.7KOHmg/g
(理論値16.8)であった。
0gをエタノール150gに溶解し更に両末端型エポキ
シ変性オルガノシロキサン(東芝シリコーン(株)製
XF42−A2262エポキシ当量3300)333g
を室温にて1時間かけて滴下する。その後、80℃まで
昇温し12時間熟成を行い2層性の反応終了物を得た。
次いでエバポレーターでエタノール、水、過剰のジメチ
ルアミンを除去した褐色液体の第3級アミン含有オルガ
ノシロキサンを得た。アミン価は16.7KOHmg/g
(理論値16.8)であった。
【0062】前記第3級アミン含有オルガノシロキサン
40gをイソプロピルアルコール120gに溶解し80
℃に昇温した。この溶液にドデシル−3−クロロ−2−
ヒドロキシプロピルリン酸ナトリウム塩18.1gをイ
オン交換水50gに溶解させたものを2時間かけて滴下
した。その後、80℃で30時間熟成した。このときの
アミノ基の反応率は100%であった。熟成終了後、溶
媒を減圧留去し、得られた残渣にブタノール500gを
加えて不溶物を濾過により除き、更に濾液にイオン交換
水250gを加えた溶液をバイオラッド社製イオン交換
樹脂AG501−X8(20−50メッシュ)に通じ、
溶媒を減圧留去して目的のリン酸エステル30gを得
た。
40gをイソプロピルアルコール120gに溶解し80
℃に昇温した。この溶液にドデシル−3−クロロ−2−
ヒドロキシプロピルリン酸ナトリウム塩18.1gをイ
オン交換水50gに溶解させたものを2時間かけて滴下
した。その後、80℃で30時間熟成した。このときの
アミノ基の反応率は100%であった。熟成終了後、溶
媒を減圧留去し、得られた残渣にブタノール500gを
加えて不溶物を濾過により除き、更に濾液にイオン交換
水250gを加えた溶液をバイオラッド社製イオン交換
樹脂AG501−X8(20−50メッシュ)に通じ、
溶媒を減圧留去して目的のリン酸エステル30gを得
た。
【0063】以下に得られた化合物の元素分析値(計算
値及び実測値)を示し、また図2に 1H−NMRスペク
トル(内部標準TMS、溶媒CDCl3)を示す。
値及び実測値)を示し、また図2に 1H−NMRスペク
トル(内部標準TMS、溶媒CDCl3)を示す。
【0064】 元素分析値 C H N P Si 計算値 35.8 8.3 0.4 0.8 33.0 実測値 34.7 8.0 0.5 0.7 33.2 以下に化学式を示す。
【0065】
【化25】
【0066】実施例3 50%ジメチルアミン水溶液(片山化学(株)製)20
0gをエタノール250gに溶解し、更に両末端型エポ
キシ変性オルガノシロキサン(信越化学(株)製 X−
22−163Aエポキシ当量950)211gを室温に
て1時間かけて滴下する。その後、80℃まで昇温し1
0時間熟成を行い2層性の反応終了物を得た。次いでエ
バポレーターでエタノール、水、過剰のジメチルアミン
を除去した褐色液体の第3級アミン含有オルガノシロキ
サンを得た。アミン価は56.0KOHmg/g(理論値5
6.4)であった。
0gをエタノール250gに溶解し、更に両末端型エポ
キシ変性オルガノシロキサン(信越化学(株)製 X−
22−163Aエポキシ当量950)211gを室温に
て1時間かけて滴下する。その後、80℃まで昇温し1
0時間熟成を行い2層性の反応終了物を得た。次いでエ
バポレーターでエタノール、水、過剰のジメチルアミン
を除去した褐色液体の第3級アミン含有オルガノシロキ
サンを得た。アミン価は56.0KOHmg/g(理論値5
6.4)であった。
【0067】前記第3級アミン含有オルガノシロキサン
40gをイソプロピルアルコール120gに溶解し80
℃に昇温した。この溶液にドデシル−3−クロロ−2−
ヒドロキシプロピルリン酸ナトリウム塩60.7gをイ
オン交換水140gに溶解させたものを5時間かけて滴
下した。その後、80℃で20時間熟成した。このとき
のアミノ基の反応率は100%であった。熟成終了後、
溶媒を減圧留去し、得られた残渣にブタノール500g
を加えて不溶物を濾過により除き、更に濾液にイオン交
換水250gを加えた溶液をバイオラッド社製イオン交
換樹脂AG501−X8(20−50メッシュ)に通
じ、溶媒を減圧留去して目的のリン酸エステル28gを
得た。
40gをイソプロピルアルコール120gに溶解し80
℃に昇温した。この溶液にドデシル−3−クロロ−2−
ヒドロキシプロピルリン酸ナトリウム塩60.7gをイ
オン交換水140gに溶解させたものを5時間かけて滴
下した。その後、80℃で20時間熟成した。このとき
のアミノ基の反応率は100%であった。熟成終了後、
溶媒を減圧留去し、得られた残渣にブタノール500g
を加えて不溶物を濾過により除き、更に濾液にイオン交
換水250gを加えた溶液をバイオラッド社製イオン交
換樹脂AG501−X8(20−50メッシュ)に通
じ、溶媒を減圧留去して目的のリン酸エステル28gを
得た。
【0068】得られた化合物の元素分析値(計算値及び
実測値)を示す。 元素分析値 C H N P Si 計算値 41.7 8.8 1.1 2.3 24.3 実測値 41.0 8.6 0.9 2.1 23.8 化学式を示す。
実測値)を示す。 元素分析値 C H N P Si 計算値 41.7 8.8 1.1 2.3 24.3 実測値 41.0 8.6 0.9 2.1 23.8 化学式を示す。
【0069】
【化26】
【0070】実施例4 50%ジメチルアミン水溶液(片山化学(株)製)10
0gをエタノール150gに溶解し、更に両末端型エポ
キシ変性オルガノシロキサン(信越化学(株)製 X−
22−169Bエポキシ当量1670)184gを室温
にて1時間かけて滴下する。その後、80℃まで昇温し
12時間熟成を行い2層性の反応終了物を得た。次いで
エバポレーターでエタノール、水、過剰のジメチルアミ
ンを除去した褐色液体の第3級アミン含有オルガノシロ
キサンを得た。アミン価は32.3KOHmg/g(理論値
32.7)であった。
0gをエタノール150gに溶解し、更に両末端型エポ
キシ変性オルガノシロキサン(信越化学(株)製 X−
22−169Bエポキシ当量1670)184gを室温
にて1時間かけて滴下する。その後、80℃まで昇温し
12時間熟成を行い2層性の反応終了物を得た。次いで
エバポレーターでエタノール、水、過剰のジメチルアミ
ンを除去した褐色液体の第3級アミン含有オルガノシロ
キサンを得た。アミン価は32.3KOHmg/g(理論値
32.7)であった。
【0071】前記第3級アミン含有オルガノシロキサン
30gをイソプロピルアルコール90gに溶解し80℃
に昇温した。この溶液にドデシル−3−クロロ−2−ヒ
ドロキシプロピルリン酸ナトリウム塩26.3gをイオ
ン交換水60gに溶解させたものを3時間かけて滴下し
た。その後、80℃で32時間熟成した。このときのア
ミノ基の反応率は100%であった。熟成終了後、溶媒
を減圧留去し、得られた残渣にブタノール500gを加
えて不溶物を濾過により除き、更に濾液にイオン交換水
250gを加えた溶液をバイオラッド社製イオン交換樹
脂AG501−X8(20−50メッシュ)に通じ、溶
媒を減圧留去して目的のリン酸エステル14gを得た。
30gをイソプロピルアルコール90gに溶解し80℃
に昇温した。この溶液にドデシル−3−クロロ−2−ヒ
ドロキシプロピルリン酸ナトリウム塩26.3gをイオ
ン交換水60gに溶解させたものを3時間かけて滴下し
た。その後、80℃で32時間熟成した。このときのア
ミノ基の反応率は100%であった。熟成終了後、溶媒
を減圧留去し、得られた残渣にブタノール500gを加
えて不溶物を濾過により除き、更に濾液にイオン交換水
250gを加えた溶液をバイオラッド社製イオン交換樹
脂AG501−X8(20−50メッシュ)に通じ、溶
媒を減圧留去して目的のリン酸エステル14gを得た。
【0072】得られた化合物の元素分析値(計算値及び
実測値)を示す。 元素分析値 C H N P Si 計算値 39.3 8.6 0.7 1.5 29.0 実測値 38.8 8.4 0.8 1.3 29.1 化学式を示す。
実測値)を示す。 元素分析値 C H N P Si 計算値 39.3 8.6 0.7 1.5 29.0 実測値 38.8 8.4 0.8 1.3 29.1 化学式を示す。
【0073】
【化27】
【0074】実施例5 50%ジメチルアミン水溶液(片山化学(株)製)10
0gをエタノール150gに溶解し、更に片末端型エポ
キシ変性オルガノシロキサン(信越化学(株)製 X−
22−173Bエポキシ当量2490)274gを室温
にて1時間かけて滴下する。その後、80℃まで昇温し
10時間熟成を行い2層性の反応終了物を得た。次いで
エバポレーターでエタノール、水、過剰のジメチルアミ
ンを除去した褐色液体の第3級アミン含有オルガノシロ
キサンを得た。アミン価は22.0KOHmg/g(理論値
22.1)であった。
0gをエタノール150gに溶解し、更に片末端型エポ
キシ変性オルガノシロキサン(信越化学(株)製 X−
22−173Bエポキシ当量2490)274gを室温
にて1時間かけて滴下する。その後、80℃まで昇温し
10時間熟成を行い2層性の反応終了物を得た。次いで
エバポレーターでエタノール、水、過剰のジメチルアミ
ンを除去した褐色液体の第3級アミン含有オルガノシロ
キサンを得た。アミン価は22.0KOHmg/g(理論値
22.1)であった。
【0075】ドデシル−3−クロロ−2−ヒドロキシプ
ロピルリン酸ナトリウム12gをエタノール250ml及
びイオン交換水50mlに溶解させた後、2N水酸化ナト
リウム水溶液16mlを加え水冷下に30分混合した。こ
の溶液に前記第3級アミン含有オルガノシロキサン40
gをエタノール200mlに溶解し、6N塩酸2.5mlを
加えて第3級アミン塩酸塩とした溶液を加え、50℃で
5時間熟成した。このときのアミノ基の反応率は100
%であった。熟成終了後、反応混合物をイオン交換樹脂
(20−50メッシュ)(「AG501−X8」バイオ
ラッド社製)に通じ、溶媒を減圧留去して目的のリン酸
エステル21gを得た。
ロピルリン酸ナトリウム12gをエタノール250ml及
びイオン交換水50mlに溶解させた後、2N水酸化ナト
リウム水溶液16mlを加え水冷下に30分混合した。こ
の溶液に前記第3級アミン含有オルガノシロキサン40
gをエタノール200mlに溶解し、6N塩酸2.5mlを
加えて第3級アミン塩酸塩とした溶液を加え、50℃で
5時間熟成した。このときのアミノ基の反応率は100
%であった。熟成終了後、反応混合物をイオン交換樹脂
(20−50メッシュ)(「AG501−X8」バイオ
ラッド社製)に通じ、溶媒を減圧留去して目的のリン酸
エステル21gを得た。
【0076】得られた化合物の元素分析値(計算値及び
実測値)を示す。 元素分析値 C H N P Si 計算値 36.7 8.5 0.5 1.1 31.8 実測値 36.0 8.3 0.6 0.9 30.8 化学式を示す。
実測値)を示す。 元素分析値 C H N P Si 計算値 36.7 8.5 0.5 1.1 31.8 実測値 36.0 8.3 0.6 0.9 30.8 化学式を示す。
【0077】
【化28】
【0078】実施例6 実施例3で得られた第3級アミン含有オルガノシロキサ
ン40gをイソプロピルアルコール120gに溶解し8
0℃に昇温した。この溶液にヘキサデシル−3−クロロ
−2ヒドロキシプロピルリン酸ナトリウム塩69.7g
をイオン交換水160gに溶解させたものを3時間かけ
て滴下した。その後、80℃で27時間熟成した。この
ときのアミノ基の反応率は100%であった。熟成終了
後、溶媒を減圧留去し、得られた残渣にブタノール50
0gを加えて不溶物を濾過により除き、更に濾液にイオ
ン交換水250gを加えた溶液をバイオラッド社製イオ
ン交換樹脂AG501−X8(20−50メッシュ)に
通じ、溶媒を減圧留去して目的のリン酸エステル27g
を得た。
ン40gをイソプロピルアルコール120gに溶解し8
0℃に昇温した。この溶液にヘキサデシル−3−クロロ
−2ヒドロキシプロピルリン酸ナトリウム塩69.7g
をイオン交換水160gに溶解させたものを3時間かけ
て滴下した。その後、80℃で27時間熟成した。この
ときのアミノ基の反応率は100%であった。熟成終了
後、溶媒を減圧留去し、得られた残渣にブタノール50
0gを加えて不溶物を濾過により除き、更に濾液にイオ
ン交換水250gを加えた溶液をバイオラッド社製イオ
ン交換樹脂AG501−X8(20−50メッシュ)に
通じ、溶媒を減圧留去して目的のリン酸エステル27g
を得た。
【0079】得られた化合物の元素分析値(計算値及び
実測値)を示す。 元素分析値 C H N P Si 計算値 43.5 9.0 1.0 2.2 23.4 実測値 42.5 8.3 0.8 1.9 24.0 化学式を示す。
実測値)を示す。 元素分析値 C H N P Si 計算値 43.5 9.0 1.0 2.2 23.4 実測値 42.5 8.3 0.8 1.9 24.0 化学式を示す。
【0080】
【化29】
【0081】実施例7 実施例3で得られた第3級アミン含有オルガノシロキサ
ン40gをイソプロピルアルコール120gに溶解し8
0℃に昇温した。この溶液に参考例1で得られた3−ク
ロロ−2ヒドロキシプロピルリン酸ナトリウム塩10
1.1gをイオン交換水240gに溶解させたものを3
時間かけて滴下した。その後、80℃で18時間熟成し
た。このときのアミノ基の反応率は100%であった。
熟成終了後、溶媒を減圧留去し、得られた残渣にブタノ
ール500gを加えて不溶物を濾過により除き、更に濾
液にイオン交換水250gを加えた溶液をバイオラッド
社製イオン交換樹脂AG501−X8(20−50メッ
シュ)に通じ、溶媒を減圧留去して目的のリン酸エステ
ル21gを得た。
ン40gをイソプロピルアルコール120gに溶解し8
0℃に昇温した。この溶液に参考例1で得られた3−ク
ロロ−2ヒドロキシプロピルリン酸ナトリウム塩10
1.1gをイオン交換水240gに溶解させたものを3
時間かけて滴下した。その後、80℃で18時間熟成し
た。このときのアミノ基の反応率は100%であった。
熟成終了後、溶媒を減圧留去し、得られた残渣にブタノ
ール500gを加えて不溶物を濾過により除き、更に濾
液にイオン交換水250gを加えた溶液をバイオラッド
社製イオン交換樹脂AG501−X8(20−50メッ
シュ)に通じ、溶媒を減圧留去して目的のリン酸エステ
ル21gを得た。
【0082】得られた化合物の元素分析値(計算値及び
実測値)を示す。 元素分析値 C H N P Si 計算値 35.3 8.0 1.2 2.7 27.9 実測値 35.3 8.1 1.3 2.5 28.0 化学式を示す。
実測値)を示す。 元素分析値 C H N P Si 計算値 35.3 8.0 1.2 2.7 27.9 実測値 35.3 8.1 1.3 2.5 28.0 化学式を示す。
【0083】
【化30】
【図1】実施例1で得られたリン酸エステルの1H−N
MRスペクトルを示す。
MRスペクトルを示す。
【図2】実施例2で得られたリン酸エステルの1H−N
MRスペクトルを示す。
MRスペクトルを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 77/395 C08G 77/06 C08G 77/388 C08G 77/04
Claims (6)
- 【請求項1】 下記一般式(1)で表わされるリン酸エ
ステル。 【化1】 【化2】 - 【請求項2】 下記一般式(1−1)で表わされる請求
項1記載のリン酸エステル。 【化3】 - 【請求項3】 下記一般式(1−2)で表わされる請求
項1記載のリン酸エステル。 【化4】 - 【請求項4】 下記一般式(1−3)で表わされる請求
項1記載のリン酸エステル。 【化5】 - 【請求項5】 下記一般式(1−4)で表わされる請求
項1記載のリン酸エステル。 【化6】 - 【請求項6】 下記一般式(2) 【化7】 で表わされるリン酸エステルと、下記一般式(3) 【化8】 で表わされるアミノ変性オルガノシロキサンとを反応さ
せることを特徴とする下記一般式(1) 【化9】 で表わされるオルガノシロキサン基を有するリン酸エス
テルの製造方法。
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---|---|---|---|
JP17992592A JP3174626B2 (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | オルガノシロキサン基を有するリン酸エステル及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17992592A JP3174626B2 (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | オルガノシロキサン基を有するリン酸エステル及びその製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0625421A JPH0625421A (ja) | 1994-02-01 |
JP3174626B2 true JP3174626B2 (ja) | 2001-06-11 |
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ID=16074325
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JP17992592A Expired - Fee Related JP3174626B2 (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | オルガノシロキサン基を有するリン酸エステル及びその製造方法 |
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---|---|---|---|---|
CN104321386B (zh) * | 2012-03-29 | 2018-04-10 | 莫门蒂夫性能材料有限责任公司 | 包含季铵基团的低粘度聚有机基硅氧烷、其生产方法和用途 |
-
1992
- 1992-07-07 JP JP17992592A patent/JP3174626B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0625421A (ja) | 1994-02-01 |
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