JP3174510U - 骨盤クッション - Google Patents

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Abstract

【課題】骨盤の引き締めのための十分な挟持力を臀部に確実に作用させることができる骨盤クッションを提供する。
【解決手段】床面F上に敷かれる基板部2の骨組を構成するベースフレーム7と、このベースフレーム7の両側にそのベースフレーム7に対して複数段階に角度調節可能に連結される一対のサイドフレーム11,11´とを備え、一対のサイドフレーム11,11´のそれぞれにクッション部材を装着して一対の横支持体3,3´を形成し、これら一対の横支持体3,3´で着座した人の臀部Bを両側から挟み込むように支持する骨盤クッション1において、ベースフレーム7と一対のサイドフレーム11,11´との連結部を構成するラチェットギヤ10,10´の配置スパンSが、一対の横支持体3,3´による臀部Bの支持スパンSよりも短いものとする。
【選択図】図3

Description

本考案は、着座使用にて腰椎や骨盤部の補正機能を発揮することが可能な骨盤クッションに関するものである。
この種の従来の骨盤クッションとして、例えば特許文献1にて提案されているものがある。
特開2008−73276号公報
図5(a)(b)に示されるように、この特許文献1に係る骨盤クッション51は、床面上に敷かれる基板部52の骨組を構成するベースフレーム53と、このベースフレーム53の両側にそのベースフレーム53に対して複数段階に角度調節可能に連結される一対のサイドフレーム54,54´とを備え、一対のサイドフレーム54,54´のそれぞれにクッション部材55,55´を装着して一対の横支持体56,56´を形成し、これら一対の横支持体56,56´で着座した人の臀部Bを両側から挟み込むように支持する構成のものである。
この特許文献1に係る骨盤クッション51によれば、臀部Bおよび大腿部上半部分が利用者身の体重による重力作用で一対の横支持体56,56´によって挟み込まれるので、利用者の体形に関わらず無理なく簡単に使用できて、臀部Bから腰部Dにかけての補整とこれに伴う血行促進を図ることができる。
ところで、上記の特許文献1に係る骨盤クッション51では、ベースフレーム53と一対のサイドフレーム54,54´との連結部を構成する一対のラチェットギヤ57,57´の配置スパン、つまり一対のラチェットギヤ57,57´の中心間距離S11が、一対の横支持体56,56´による臀部Bの支持スパン、つまり一対の膨出支持部56a,56a´の中心間距離S22よりも大きくされている。
このため、一対の横支持体56,56´上に人が着座したとき、一対のサイドフレーム54,54´は臀部Bを横側から支えることができても下側から支えることができず、着座した人が一対のサイドフレーム54,54´の間に沈み込み過ぎてしまって、一対のサイドフレーム54,54´から臀部Bに骨盤の引き締めのため挟持力を十分に作用させることができない。
したがって、骨盤の引き締めのために臀部Bに作用させる挟持力の殆どを一対の横支持体56,56´におけるクッション部材55,55´の弾性変形による反発力から得ることになり、挟持力が不十分で、骨盤の引き締め効果を十分に得ることができないという問題点がある。
本考案は、前述のような問題点に鑑みてなされたもので、骨盤の引き締めのための十分な挟持力を臀部に確実に作用させることができる骨盤クッションを提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するために、本考案による骨盤クッションは、
床面上に敷かれる基板部の骨組を構成するベースフレームと、このベースフレームの両側にそのベースフレームに対して複数段階に角度調節可能に連結される一対のサイドフレームとを備え、前記一対のサイドフレームのそれぞれにクッション部材を装着して一対の横支持体を形成し、これら一対の横支持体で着座した人の臀部を両側から挟み込むように支持する骨盤クッションにおいて、
前記ベースフレームに対する前記一対のサイドフレームの連結部の配置スパンが、前記一対の横支持体による臀部の支持スパンよりも短いことを特徴とするものである(第1考案)。
本考案において、前記ベースフレームの後側にそのベースフレームに対して複数段階に角度調節可能にリヤフレームが連結され、このリヤフレームにクッション部材を装着することで後部支持体が形成され、この後部支持体の中央部には、着座した人の腰部に当接可能に膨出支持部が形成されるのが好ましい(第2考案)。
本考案において、前記基板部の前部には、臀部と大腿部との境界部に当接可能に膨出支持部が形成されるのが好ましい(第3考案)。
本考案の骨盤クッションによれば、ベースフレームに対する一対のサイドフレームの連結部の配置スパンが、一対の横支持体による臀部の支持スパンよりも短くされるので、一対のサイドフレームによって臀部を下側から挟み込むように確実に支えることができ、着座する人の体重が重力作用で一対の横支持体にかかるに伴い一対のサイドフレームから臀部に作用する反作用力を骨盤の引き締めのため挟持力として骨盤に確実に作用させることができる。したがって、骨盤の引き締めのために臀部に作用させる挟持力の殆どを一対のサイドフレームによる反作用力から得ることになり、骨盤の引き締めのための十分な挟持力を臀部に確実に作用させることができるので、骨盤の引き締め効果を十分に得ることができるという効果を奏する。
第2考案の構成を採用することにより、骨盤クッション上で後部支持体を背もたれとして腹筋運動を実施することができ、後部支持体が起立位置にあるとき腹筋運動の最小負荷となり、後部支持体が伏臥位置にあるとき腹筋運動の最大負荷となり、後部支持体を起立位置と伏臥位置との間で複数段階に角度調整することで、腹筋運動の負荷を最小負荷と最大負荷との間で複数段階に調整することができる。また、後部支持体の中央部には、着座した人の腰部に当接可能に膨出支持体が形成されるので、腹筋運動の伸長動作時に腰部が後部支持体に接触する際の衝撃を緩和することができる。
第3考案の構成を採用することにより、基板部の前部に設けられた膨出支持部が臀部と大腿部との境界部に接触して抵抗となり滑り止めとして機能するので、腹筋運動時に利用者がクッションの前の方へずれていくのを膨出支持部で防ぐことができる。
本実施形態の骨盤クッションの全体斜視図で、一対の横支持体の起立位置状態図(a)および伏臥位置状態図(b) 骨盤クッションの平面図で、一対の横支持体の起立位置状態図(a)および伏臥位置状態図(b) 骨盤クッションの使用状態を表わす正面図で、一対の横支持体の起立位置状態図(a)および伏臥位置状態図(b) 骨盤クッションの使用状態を表わす側面図で、後部支持体の起立位置状態図(a)および伏臥位置状態図(b) 従来の骨盤クッションの全体斜視図(a)および使用状態を表わす正面図(b)
次に、本考案による骨盤クッションの具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
<骨盤クッションの概略説明>
図1に示されるように、本実施形態の骨盤クッション1は、床面F(図3参照)上に敷かれる所要寸法で方形状の基板部2と、基板部2の左右両側に基端部が連結されて上側に膨出形成され左右対称に配される一対の横支持体3,3´と、基板部2の後端縁に基端部が連結されて上側に膨出形成される後部支持体4とを備えてなり、左右の横支持体3,3´と後部支持体4とによって三方が囲まれた空間部6が基板部2の上に形成されている。
<基板部の説明>
基板部2は、図2(b)に示されるように、金属部材(例えば金属パイプ)を方形に形成してなるベースフレーム7を骨格として、このベースフレーム7をクッション部材(たとえばウレタンフォームなど柔軟性を有する樹脂製発泡材)で囲うとともに、空間の部分にクッション部材8を充填して、外部をメッシュ布地9(これに限定されるものではなく、通常の織物・編み物・皮革もしくは合成皮革、起毛布などであってもよい。以下同様。)で被覆し、適宜高さ寸法で平坦に形成されている。
基板部2の前部には、臀部Bと大腿部Eとの境界部Gに当接可能(図4(a)(b)参照)に上方に膨出した膨出支持部2aが形成されている。
<横支持体の説明>
図3(a)(b)に示されるように、横支持体3,3´は、基板部2のベースフレーム7の側部部位にラチェットギヤ10,10´を介して基端が連結されるサイドフレーム11,11´を備え、このサイドフレーム11,11´の前面側(基板部2の中央に向かった側)へ大きく膨出した膨出支持部3a,3a´が形成されて構成されている。この膨出支持部3a,3a´は、上表面が曲面を形成する形状にして、その上表面をサイドフレーム11,11´により支持される側(外側部)から前面側へ下がる傾斜状態にし、この上表面に隣接する周囲の表面も曲面となるように内部をクッション部材13,13´(図2(a)参照)で形成して、サイドフレーム11,11´とともにその外部をメッシュ布地14,14´(図2(a)参照)で被覆縫合形成されている。このようにされた横支持体3,3´は、基板部2の左右に対称に配設されている。
<横支持体角度調整機構の説明>
ラチェットギヤ10,10´は、それ自体公知構造のものであり、図示による詳細な説明は省略するが、爪と爪車とを噛み合わせ、小刻みで間欠的な回転運動や歯止めに用いる一種の歯車機構からなり、横支持体3,3´を、基板部2に対し起立させた起立位置(図3(a)に示される状態位置)と、基板部2から床面F上に伏臥させた伏臥位置(同図(b)に示される状態位置)との間で複数段階(例えば、90°から180°の範囲で4段階)に角度調整する横支持体角度調整機構として機能する。
<サイドフレーム連結部配置スパンと臀部支持スパンとの関係の説明>
ベースフレーム7と一対のサイドフレーム11,11´との連結部を構成する一対のラチェットギヤ10,10´の配置スパン、つまり一対のラチェットギヤ10,10´の中心間距離S(例えば、200〜220mm)、は、一対の横支持体3,3´による臀部Bの支持スパン、つまり一対の膨出支持部3a,3a´の中心間距離S(例えば、320〜340mm)よりも短くされている。
<後部支持体の説明>
後部支持体4は、図4(a)(b)に示されるように、基板部2のベースフレーム7の後側部位に基端が前記ラチェットギヤ10,10´と同様のラチェットギヤ15を介して基端が連結されるリヤフレーム16を備え、このリヤフレーム16の前面側(基板部2の中央に向かった側)へ大きく膨出した膨出支持部4aが形成されて構成されている。
この後部支持体4は、膨出支持部4aの上表面が曲面を形成するようにしてクッション部材18(図2(a)参照)の表面をメッシュ布地19(図2(a)参照)によって被覆されている。また、この後部支持体4は、前記両横支持体3,3′の高さ寸法よりも高く、着座した人の腰部Dに当接可能にその中央部が後述する起立位置状態において前方に膨出された形状の膨出支持部4aを有するものとされ、人の腰部Dから下背部に亘る部分を支えることができる高さ寸法に形成されている。
<後部支持体角度調整機構の説明>
ラチェットギヤ15は、後部支持体4を、基板部2に対し起立させた起立位置(図4(a)に示される状態位置)と、基板部2から床面F上に伏臥させた伏臥位置(同図(b)に示される状態位置)との間で複数段階(例えば、90°から180°の範囲で4段階)に角度調整する後部支持体角度調整機構として機能する。
<作用効果の説明>
以上に述べたように構成される骨盤クッション1においては、一対の横支持体3,3′と後部支持体4とが、図3(a)で示されるように、相互に一部が接触するように起立状態で配置されるとき、基板部2の周囲三方からその上側を囲うようにして、膨出支持部2aを除いて前方が開放された空間部6が中央に形成されるようになっている。この状態で利用者Aが着座すると、三つの支持体3,3′,4の曲面に形成された上に臀部Bが受止められることになる。
次に、本実施形態の骨盤クッション1の使用態様について説明する。この骨盤クッション1は、図3(a)に示されるように、基板部2を平坦な床面F上に置き、予め一対の横支持体3,3′および後部支持体4を起立位置にしておく。一対の横支持体3,3′の起立状態は、外側寄りに内設されるサイドフレーム11,11´の上部を外部から手で掴むようにして内向きに倒す方向に移動させると、基板部2のベースフレーム7とそのサイドフレーム11との連結部に配されているラチェットギヤ10,10´により複数段で間歇回動して傾動する。また、後部支持体4も必要に応じて横支持体3,3′と同様にして起立状態を調整する。したがって、一対の横支持体3,3′および/または後部支持体4を前記要領で変位させることにより、支持間隔を設定することができる。
こうして、一対の横支持体3,3′の位置を設定した後、着座した人(利用者A)は一対の両横支持体3,3′と後部支持体4とによって形成される基板部2上の空間部6に向かって図3(a)に示されるように腰を下ろす。すると、一対の横支持体3,3′の膨出支持部3a,3a´および後部支持体4の膨出支持部4a(図4(a)参照)における内側へ傾斜する曲面を形成する上表面に、臀部Bが受止められて着座することになる。
ベースフレーム7に対する一対のサイドフレーム11,11´の連結部の配置スパンSは、一対の横支持体3,3´による臀部Bの支持スパンSよりも短くされているので、一対のサイドフレーム11,11´によって臀部Bを下側から挟み込むように確実に支えることができる。これにより、着座した人の体重が重力作用で一対の横支持体3,3´にかかるに伴い一対のサイドフレーム11,11´から臀部Bに作用する反作用力を骨盤の引き締めのため挟持力として骨盤に確実に作用させることができる。したがって、骨盤の引き締めのために臀部Bに作用させる挟持力の殆どを一対のサイドフレーム11,11による反作用力から得ることになり、骨盤の引き締めのための十分な挟持力を臀部Bに確実に作用させることができるので、骨盤の引き締め効果を十分に得ることができる。
一対の横支持体3,3′と後部支持体4は、いずれも膨出支持部3a,3a´,4aがクッション部材13,13´,18(図2(a)参照)を内蔵する構成とされているので、そのクッション部材13,13´,18によって緩衝されて身体を受止められる。同時に、受止められた身体(臀部B)は、支持されている各横支持体3,3′の膨出支持部13,13´の上表面が空間部6の中心に向かって下がり勾配にされた曲面を形成しているので、クッション性は保たれながら自動的に受支部を空間部6の中心に移動させようとする作用力が働くことになる。その結果、受支されている臀部Bが一対の横支持体3,3′の膨出支持部3a,3a´の弾性変形による反発力で挟みつけられる状態を呈し、臀部Bから腰部Dにかけての筋肉が骨盤に向かって引き寄せられるように機能し、併せて刺激を受けて血行が促進され、着座することによって骨盤部とその周辺を引き締め調整する効果が得られることになる。なお、この際、一対の横支持体3,3′の膨出支持部3a,3a´の弾性変形による反発力で大腿部E(図4(a)参照)の上半部位も両側から押し付けられるようになり、当該部分の筋肉に刺激を与えることができる。また、後部支持体4は、その高さ寸法が両横支持体3,3′よりも高くされており、かつ前述のようにその膨出支持部4aがクッション部材18で形成されているから、臀部Bとの接触による弾性変形での反発力で、受止めた臀部Bの筋肉を身体の前方へ押出すような働きをして、着座時の支持安定と同時に尾骨部を持上げるように作用して着座姿勢(腰椎)を矯正するような機能を発揮し、腰部を引き締めるような効果が得られる。
また、本実施形態では、一対の横支持体3,3′と後部支持体4とによって三点支持されるとともに、それぞれが基板部2上の空間部6中心に向かって下がり傾斜となる上表面をいずれも曲面に形成されているので、着座する人の体格が異なっても幅方向に束縛されることはなく、前記同様の機能を発揮させることができる。したがって、体格に応じた寸法形状のものを選択的に使用することもなく、多少の違いは、一対の横支持体3,3′を基板部2との連結部に設けたラチェットギヤ10,10´による傾動によって調整することにより適応させることができるのである。
なお、図3(a)に示されるように、一対の横支持体3,3′が起立している状態において、サイドフレーム11,11´の上部を外部から手で掴むようにして内向きに倒す方向に最大限移動させてラチェットギヤ10,10´の爪と爪車(いずれも図示省略)との噛み合わせを解除し、その後、一対の横支持体3,3′を外向きに倒していけば、同図(b)に示されるように、一対の横支持体3,3´を基板部2から床面F上に伏臥させた伏臥位置まで展開することができる。
こうして、一対の横支持体3,3′を伏臥位置に展開することにより、一対の横支持体3,3′によって臀部B全体を面接触にてソフトに支えることができる。
次に、本実施形態の骨盤クッション1上で腹筋運動を行う際の使用態様について説明する。
図3(b)に示されるように、一対の横支持体3,3′が床面F上に伏臥している状態において、ラチェットギヤ15による傾き角度の調整により、後部支持体4を起立位置(図4(a)参照)から伏臥位置(図4(b)参照)の間の好みの位置に位置させる。この状態で、利用者Aが着座し、骨盤クッション1上で後部支持体4を背もたれとして腹筋運動を実施することができる。このとき、後部支持体4が起立位置(図4(a)参照)にあるとき腹筋運動の最小負荷となり、後部支持体4が伏臥位置(図4(b)参照)にあるとき腹筋運動の最大負荷となり、後部支持体4を起立位置と伏臥位置との間で複数段階に角度調整することで、腹筋運動の負荷を最小負荷と最大負荷との間で複数段階に調整することができる。
ところで、腹筋運動は、上半身の前屈動作と伸長動作の繰り返し運動であるが、伸長動作時に着座した人の腰部Dが後部支持体4に強い勢いで接触することがある。後部支持体4は、着座した人の腰部Dに当接可能にその中央部が膨出された形状の膨出支持部4aを有するものとされているので、腹筋運動の伸長動作時に腰部Dが後部支持体4に接触する際の衝撃を緩和することができる。
また、腹筋運動に伴い、利用者Aが骨盤クッション1の前の方へずれようとするが、膨出支持部2aが臀部Bと大腿部Eとの境界部Gに接触して抵抗となり滑り止めとして機能するので、利用者Aが骨盤クッション1の前の方へずれていくのを膨出支持部2aで防ぐことができる。
以上、本考案の骨盤クッションについて、一実施形態に基づいて説明したが、本考案は上記実施形態に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本考案の骨盤クッションは、骨盤の引き締めのための十分な挟持力を臀部に確実に作用させることができるという特性を有していることから、腰椎や骨盤部の補正の用途に好適に用いることができるのは勿論のこと、通常のクッションや腹筋運動の補助具の用途にも用いることができる。
1 骨盤クッション
2 基板部
2a 膨出支持部
3,3´ 横支持体
3a,3a´ 膨出支持部
4 後部支持体
4a 膨出支持部
7 ベースフレーム
10,10´ ラチェットギヤ
11,11´ サイドフレーム
13,13´ クッション部材
15 ラチェットギヤ
18 クッション部材

Claims (3)

  1. 床面上に敷かれる基板部の骨組を構成するベースフレームと、このベースフレームの両側にそのベースフレームに対して複数段階に角度調節可能に連結される一対のサイドフレームとを備え、前記一対のサイドフレームのそれぞれにクッション部材を装着して一対の横支持体を形成し、これら一対の横支持体で着座した人の臀部を両側から挟み込むように支持する骨盤クッションにおいて、
    前記ベースフレームに対する前記一対のサイドフレームの連結部の配置スパンが、前記一対の横支持体による臀部の支持スパンよりも短いことを特徴とする骨盤クッション。
  2. 前記ベースフレームの後側にそのベースフレームに対して複数段階に角度調節可能にリヤフレームが連結され、このリヤフレームにクッション部材を装着することで後部支持体が形成され、この後部支持体の中央部には、着座した人の腰部に当接可能に膨出支持部が形成される請求項1に記載の骨盤クッション。
  3. 前記基板部の前部には、臀部と大腿部との境界部に当接可能に膨出支持部が形成される請求項1または2に記載の骨盤クッション。
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