JP3174163U - レジスタ - Google Patents

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JP3174163U
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damper
arm
damper arm
retainer
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道生 小野
幸弘 後藤
昌宏 遠藤
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Howa Plastics Co Ltd
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Howa Plastics Co Ltd
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Abstract

【課題】ダンパアームを操作することによって、ダンパプレートが回動され、送風路が開閉するように構成されている場合であっても、ガタを生じさせることなく、ダンパプレートを滑らかに回動させることができるレジスタを提供する。
【解決手段】レジスタ1は、ダクト2を介して空調ユニットと接続可能なリテーナ10の送風路Aに配置されたダンパプレート40にダンパアーム44を組み付け、このダンパアーム44が操作されることによって、ダンパプレート40が回動され、送風路Aが開閉するように構成されている。ダンパアーム44が組み付けられている側のリテーナ10の側面のうち、ダンパプレート40と連結している側のダンパアーム44の端部の周縁におけるダクト2側には、略半円状のリブ12が設けられており、ダンパアーム44には、弾性変位してリブ12の内周面12aを押し当てる撓み部44bが設けられている。
【選択図】図2

Description

本考案は、レジスタに関し、詳しくは、自動車の車内等の換気や空調の吹き出し口に使用されるレジスタに関する。
この種のレジスタとして、例えば特許文献1に記す技術が既に知られている。この技術では、図3、4に示すように、レジスタ101は、送風路aを形成する筒状のリテーナ110と、リテーナ110の出口側(吹出口側)に組み付けられる意匠ケースであるベゼル120と、リテーナ110の出口側に組み付けられ送風路aから吹き出される送風の向きを調整する複数枚のブレード130と、リテーナ110の内部に配置され送風路aを開閉するダンパプレート140とから主として構成されている。そして、ダンパプレート140と一体に組み付けられたダンパアーム144とリンク結合されたダンパノブ142を操作することによって、ダンパプレート140をダンパアーム144の枢着軸144aの軸回りに回動させ、送風路aを開閉することができる。
なお、この出願の考案に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2001−182999号公報
しかしながら、上述したレジスタ101では、ダンパプレート140が滑らかに回動するように(動作不良を起こすことがないように)、ダンパアーム144は、その枢着軸144aがリテーナ110の貫通孔110aに対して隙を有する状態で組み付けられている。このように隙が生じていると、ガタが発生する要因となっており、このガタによって異音が発生することとなっていた。
本考案は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、ダンパアームを操作することによって、ダンパプレートが回動され、送風路が開閉するように構成されている場合であっても、ガタを生じさせることなく、ダンパプレートを滑らかに回動させることができるレジスタを提供することである。
本考案は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。
請求項1に記載の考案は、ダクトを介して空調ユニットと接続可能なリテーナの送風路に配置されたダンパプレートにダンパアームを組み付け、このダンパアームが操作されることによって、ダンパプレートが回動され、送風路が開閉するように構成されているレジスタであって、ダンパアームが組み付けられている側のリテーナの側面のうち、ダンパプレートと連結している側のダンパアームの端部の周縁におけるダクト側には、略半円状のリブが設けられており、ダンパアームには、弾性変位してリブの内周面を押し当てる撓み部が設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、常時、撓み部は、リブの内周面を押し当てる構成となっている。これにより、ダンパアームの枢着軸の外周面は、リテーナの貫通孔の内周面に押し当てられた状態となっている。そのため、従来技術で説明したように、ダンパアームは、その枢着軸がリテーナの貫通孔に対して隙を有する状態でリテーナに組み付けられている場合であっても、この隙が詰められる格好となるためガタが生じることがない。
また、請求項2に記載の考案は、請求項1に記載のレジスタであって、リブには、2箇所の切欠が形成されており、これら両切欠は、ダンパプレートによって送風路を全閉もしくは全開にしたときのダンパアームの撓み部に相当する位置に形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、リブには切欠が形成されているため、ダンパプレートによって送風路を全閉もしくは全開にしたとき、ダンパアームの撓み片の突部は、これら両切欠に嵌め込まれた状態となる。この状態になると、ダンパアームの撓み片の撓みは解消された状態となる。通常、ダンパプレートは、送風路が全閉もしくは全開となるように使用されているため、常時、ダンパアームの撓み片は、撓んでいない状態で使用されている。したがって、ダンパアームの撓み片の撓み作用を長期間維持させることができる。
図1は、本考案の実施例に係るレジスタを前方から見た斜視図であり、その一部拡大図は、ダンパアームを矢印方向から見た状態を示している。 図2は、図1の側面図である。 図3は、本考案の実施例に係るレジスタを前方から見た斜視図であり、その一部拡大図は、ダンパアームを矢印方向から見た状態を示している。 図4は、図3の側面図である。
以下、本考案を実施するための形態を、図1〜2を用いて説明する。まず、図1を参照して、本考案の実施例に係るレジスタの構成について説明する。レジスタ1は、送風路Aを形成する筒状のリテーナ10と、リテーナ10の出口側(吹出口側)に組み付けられる意匠ケースであるベゼル20と、リテーナ10の出口側に組み付けられ送風路Aから吹き出される送風の向きを調整する複数枚のブレード30と、リテーナ10の内部に配置され送風路Aを開閉するダンパプレート40とから主として構成されている。そして、ダンパプレート40と一体に組み付けられたダンパアーム44とリンク結合されたダンパノブ42を操作することによって、ダンパプレート40をダンパアーム44の枢着軸44aの軸回りに回動させ、送風路Aを開閉することができる。
このレジスタ1は、ダクト2を介して空調ユニット(図示しない)と接続されるため、ダクト2にリテーナ10を差し込んで使用する構造となっている。そして、ダンパアーム44が組み付けられている側のリテーナ10の側面のうち、ダンパアーム44の枢着軸44aの周縁におけるダクト2側には、略半円状のリブ12が設けられている。これにより、リテーナ10がダクト2に過剰に差し込まれた場合であっても、ダクト2の先端がダンパアーム44と干渉することを防止することができる。このリブ12には、2箇所の切欠12a1、12a2が形成されている。これら両切欠12a1、12a2は、ダンパプレート40によって送風路10aを全閉もしくは全開にしたときのダンパアーム44の撓み片44bの突部44c(後述する)に相当する位置に形成されている(図2参照)。
ダンパアーム44の長手方向の両端部のうち、回動軸となる枢着軸44aが設けられている側の端部には、半円状を成す丸みを帯びた周面が形成されている。この周面には、その一部を切り欠いた撓み片44bが形成されている。これにより、撓み片44bは、枢着軸44aを中心とする半径方向に向けて撓み作用を有する状態となっている。この撓み片44bの先端には、枢着軸44aを中心とする半径方向の外方側に向けて突部44cが形成されている。
この突部44cは、ダンパアーム44を枢着軸44aの軸回りに回動させたとき、リブ12の内周面12aによって押し当てられるように形成されている。これにより、撓み片44bは、枢着軸44aを中心とする半径方向の内方側に向けて撓ませられる格好となり、この撓みの反力によって、常時、突部44cは、リブ12の内周面12aを押し当てる構成となっている(図2参照)。この記載が、実用新案登録請求の範囲に記載の「ダンパアームには、弾性変位してリブの内周面を押し当てる撓み部が設けられている」に相当する。また、上述した各部材は、合成樹脂の一体成形によって、それぞれ形成されている。
本考案の実施例に係るレジスタ1は、上述したように構成されている。この構成によれば、常時、撓み片44の突部44cは、リブ12の内周面12aを押し当てる構成となっている。これにより、ダンパアーム44の枢着軸44aの外周面は、リテーナ10の貫通孔10aの内周面に押し当てられた状態となっている。そのため、従来技術で説明したように、ダンパアーム44は、その枢着軸44aがリテーナ10の貫通孔10aに対して隙を有する状態でリテーナ10に組み付けられている場合であっても、この隙が詰められる格好となるためガタが生じることがない。
また、この構成によれば、リブ12には切欠12a1、12a2が形成されているため、ダンパプレート40によって送風路10aを全閉もしくは全開にしたとき、ダンパアーム44の撓み片44bの突部44cは、これら両切欠12a1、12a2に嵌め込まれた状態となる。この状態になると、ダンパアーム44の撓み片44bの撓みは解消された状態となる。通常、ダンパプレート40は、送風路10aが全閉もしくは全開となるように使用されているため、常時、ダンパアーム44の撓み片44bは、撓んでいない状態で使用されている。したがって、ダンパアーム44の撓み片44bの撓み作用を長期間維持させることができる。
何故なら、逆に、常時、ダンパアーム44の撓み片44bは、撓んだ状態で使用されていると、その撓みが保持されてしまい撓み作用を失うことになる。しかし、このように、常時、ダンパアーム44の撓み片44bは、撓んでいない状態で使用されると、ダンパアーム44の撓み片44bの撓み作用を長期間維持させることができる。
1 レジスタ
2 ダクト
10 リテーナ
12 リブ
12a 内周面
40 ダンパプレート
44 ダンパアーム
44b 撓み片(撓み部)

Claims (2)

  1. ダクトを介して空調ユニットと接続可能なリテーナの送風路に配置されたダンパプレートにダンパアームを組み付け、このダンパアームが操作されることによって、ダンパプレートが回動され、送風路が開閉するように構成されているレジスタであって、
    ダンパアームが組み付けられている側のリテーナの側面のうち、ダンパプレートと連結している側のダンパアームの端部の周縁におけるダクト側には、略半円状のリブが設けられており、
    ダンパアームには、弾性変位してリブの内周面を押し当てる撓み部が設けられていることを特徴とするレジスタ。
  2. 請求項1に記載のレジスタであって、
    リブには、2箇所の切欠が形成されており、
    これら両切欠は、ダンパプレートによって送風路を全閉もしくは全開にしたときのダンパアームの撓み部に相当する位置に形成されていることを特徴とするレジスタ。





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