JP3174159U - 階段用手摺 - Google Patents

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Abstract


【課題】 子供や腰の不自由な高齢者であっても必要時には確実に掴むことができ、安全に階段の上り下りを行うことができる階段用手摺を提供する。
【解決手段】 建築物に敷設される階段用手摺であって、ロープにより形成された手摺本体と、壁面部に取り付けられ、上記手摺本体を長さ方向に移動可能に固定しうる複数の支持部材とを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本考案は、住宅、ビル等の建造物に配設される階段用手摺に関し、特に、ロープにより形成された階段用手摺に関する。
関する。
住宅、ビル等の階段室には階段用手摺が設けられている。このような階段用手摺は、一般に、壁面部に取り付けられた階段用手摺支持部材と、上記階段用手摺支持部材に固定された細長棒状の手摺本体とからなる。
しかしながら、このような従来の住宅用の階段用手摺は、床面から所定の高さ位置に固定されていることから、低年齢の子供や、腰の不自由な高齢者には掴み難い場合があり、階段の昇降に支障をきたす場合があった。
また、従来の住宅用の階段用手摺は、階段室の壁面部に取り付けられた階段用手摺支持部材と、上記階段用手摺支持部材に固定された細長棒状の手摺本体とからなることから、階段又は階段室において、階下から階上に亘って、居住者が必要とする部位全体に亘って、一連に途切れることなく配設することは難しい場合があった。
特に、階段が階下から階上へ至る場合に、階段の進行方向が所定の角度曲がって設置されるような場合には、階段室の壁面部も互いに所定の角度を以て配置される複数の面部が必要となることから、階段用手摺を各面部に対応する部分毎に分断して設けることが必要となる。
その結果、階段用手摺が途切れている部位が形成され、切実に階段用手摺を必要とする高齢者や低年齢の子供等には使い難く、場合によっては安全に階段を昇降できない場合もある、という不具合があった。
本考案はこのような従来からの不具合を解決するためのものであって、その課題は、子供や腰の不自由な高齢者であっても必要時には確実に掴むことができ、安全に階段の上り下りを行うことができる階段用手摺を提供することにある。
上記課題達成のため、請求項1記載の考案にあっては、建築物に敷設される階段用手摺であって、ロープにより形成された手摺本体と、壁面部に取り付けられ、上記手摺本体を長さ方向に移動可能に固定しうる複数の支持部材とを備えたことを特徴とする。
従って、請求項1記載の考案にあっては、上記支持部材は手摺本体を長さ方向に移動可能に支持しうることから、手摺本体を緊張状態で配置することもできれば、複数の支持部材の間で弛んだ状態で配置することもできる。
その結果、緩んだ状態で配置した場合には、手摺本体は支持部材よりも床面から低い位置に配置されるため、低年齢の子供や高齢者も容易に把持することができる。
また、階段が所定角度曲がって設置され、壁面部が所定角度を以て複数形成されるような場合であっても、ロープは適宜撓めることができるため、適宜の支持部材を設けて全ての壁面部に追随して配設することができる。
請求項2記載の考案にあっては、屋内の階段室に設置される階段用手摺であって、手摺本体は、手摺本体の一端部を支持する一端部支持部材に固定されていると共に、手摺本体の他端部を支持する他端部支持部材には長さ方向に移動可能に支持されていることを特徴とする。
従って、請求項2記載の考案にあっては、手摺本体の他端部は、他端部支持部材に移動可能に支持されていることから、他端部において手摺本体を長さ方向に移動させ、全体として適宜弛んだ状態で配置することもできる。
請求項3記載の考案にあっては、上記一端部支持部材は、上記手摺本体の下端部を支持すると共に、上記他端部支持部材は、上記手摺本体の上端部を支持することを特徴とする。
従って、請求項3記載の考案にあっては、手摺本体の上端部は長さ方向に移動可能に形成されていることから、手摺本体の上端部において全体を弛ませたり、緊張させたりするような張設状態の調整ができる。
請求項4記載の考案にあっては、上記一端部支持部材は、壁面部に取り付けられて、手摺本体が挿通される管状部と、上記管状部内に挿通された手摺本体を固定しうる固定部材とを備えると共に、上記他端部支持部材は、手摺本体が挿通される管状固定部材と、壁面部に取り付けられて上記管状固定部材が着脱可能に係合固定される管状部とを備えていることを特徴とする。
従って、請求項4記載の考案にあっては、手摺本体の他端部においては、手摺本体が挿通された管状固定部材への手摺本体の挿通状態を調整して、管状固定部材を管状部へ着脱可能に係合固定させることにより手摺本体の張設状態の調整が可能となる。
請求項5記載の考案にあっては、上記管状固定部材は全体略裁頭円錐形状に形成され、手摺本体の径寸法よりも小さい径寸法に形成され、周面方向の一部にスリットが形成されていると共に、上記管状部は短円筒状に形成され、手摺本体に固定された状態の管状固定部材の最大径寸法よりも小さい内径寸法に形成されていることを特徴とする。
従って、請求項5記載の考案にあっては、管状固定部材は、手摺本体の径寸法よりも小さい径寸法に形成されていることから、上記スリットが拡開した状態で手摺本体に密着して固定される。
また、上記管状部は短円筒状に形成され、管状固定部材は全体略裁頭円錐形状に形成され、手摺本体に固定された状態の管状固定部材の最大径寸法よりも小さい内径寸法に形成されていることから、管状固定部材は管状部に対する固定字には、軸方向における楔状の係合状態を形成する。
請求項6記載の考案にあっては、上記手摺本体の表面には、蛍光塗料が塗布されていることを特徴とする。従って、請求項6記載の考案にあっては、夜間等においても手摺本体は発光し使用者に対して存在をアピールする。
請求項7記載の考案にあっては、上記ロープは、紐をより合わせて形成されていることを特徴とする。
請求項1〜7記載の考案に係る考案にあっては、建築物に敷設される階段用手摺であって、ロープにより形成された手摺本体と、壁面部に取り付けられ、上記手摺本体を長さ方向に移動可能に固定しうる複数の支持部材とを備えており、上記支持部材は手摺本体を長さ方向に移動可能に支持しうることから、手摺本体を緊張状態で配置することもできれば、複数の支持部材の間で弛ませた状態で配置することができる。
従って、使用者の体格、年齢、足腰の不自由さ等の健康状態に合わせてロープからなる手摺本体を緩く張設した場合には、ロープからなる手摺本体は複数の支持部材の間で床面から適宜の高さに垂れ下がり、使用者は垂れ下がったロープからなる手摺本体を把持することができることから、子供や足腰が不自由な高齢者であっても掴みやすく、安全に階段の上り下りを行うことができる階段用手摺を提供することができる。
また、手摺本体はロープにより形成されていることから、階段が昇降方向に沿って所定角度曲がって設置され、壁面部が所定角度を以て複数形成されるような場合であっても、ロープは適宜撓めることができるため、適宜の支持部材を設けて全ての壁面部に追随して配設することができる
その結果、階段がどのような形態で設けられている場合であっても、階段室を形成する全ての壁面部において、必要な部位全体に設けることが可能となることから、高齢者や低年齢の子供であっても、どのような階段室においても、階段用手摺を把持することができ、安全な昇降が可能となる。
さらに、本考案にあっては、ロープにより手摺本体を構成していることから、従来、手摺に使用されていた木製の棒材等とは異なり、把持した際に手がスリップすることがなく把持しやすく、安全に昇降することができる。
また、特に、請求項3記載の考案にあっては、手摺本体の上端部は長さ方向に移動可能に形成されていることから、手摺本体の上端部が配置される階段室の階上において、手摺本体全体を弛ませるように調整作業を行った場合には、手摺本体は支持部材間において自重により下方へ落下することから、手摺本体の高さ調整を容易に行うことができる。
また、特に、請求項5記載の考案にあっては、管状固定部材は、手摺本体の径寸法よりも小さい径寸法に形成されていることから、上記スリットが拡開した状態で手摺本体に密着して固定されると共に上記管状部は短円筒状に形成され、管状固定部材は全体略裁頭円錐形状に形成され、手摺本体に固定された状態の管状固定部材の最大径寸法よりも小さい内径寸法に形成されていることから、管状固定部材は管状部に対して軸方向に沿って楔状の係合状態を形成する。
その結果、ロープからなる手摺本体の張設状態を緩めたい場合には、上記管状固定部材のスリットを利用して固定状態を緩め、手摺本体の長さ方向に移動させて適宜の部位で固定させ、この状態で管状部へ係合固定させる。その結果、ロープからなる手摺本体の張設状態の調整を容易に行うことが可能となる。
請求項6記載の考案にあっては、上記手摺本体の表面には、蛍光塗料が塗布されており、夜間等においても手摺本体は発光することから、子供や高齢者であって夜間に階段室に照明がない場合にも、容易に手摺本体を視認して把持することができる。
その結果、請求項6記載の考案にあっては、階段室の夜間照明を節電することができると共に、夜間においても安全に階段を上り下りすることができる階段用手摺を提供することができる。
請求項7記載の考案にあっては、上記ロープは、紐をより合わせて形成されていることから、使用者が把持した場合に、良好な把持感を提供することができると共に、把持した場合に手がスリップして把持しにくい、という事態を有効に防止することができる。
本考案に係る階段用手摺の一実施の形態を示し、階段室に設置された場合を示す平面図である。 本考案に係る階段用手摺の一実施の形態を示し、階段室に設置された場合を示す側面図であって、手摺本体を引張した状態で配置した場合を示す図である。 本考案に係る階段用手摺の一実施の形態を示し、階段室に設置された場合を示す側面図であって、手摺本体を緩めた状態で配置した状態を示す図である。 本考案に係る階段用手摺の一実施の形態を示し、階段室の下端部に設置される支持部材の手摺本体への固定構造を示す図1の4―4線断面図である。 本考案に係る階段用手摺の一実施の形態を示し、階段室の上端部に設置される支持部材の手摺本体への固定構造を示す分解斜視図である。 本考案に係る階段用手摺の一実施の形態を示し、図5の6―6線断面図である。 本考案に係る階段用手摺の応用例を示し、トイレの壁面部に設置される把持部材に適用した場合を示す斜視図である。 本考案に係る階段用手摺の応用例を示し、トイレの壁面部に設置される把持部材に適用した場合を示す8―8線断面図である。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づき、本考案を詳細に説明する。
図1乃至図3に示すように、本実施の形態に係る階段用手摺10は、建造物に敷設される階段用手摺であって、ロープ30により形成された手摺本体11と、壁面部12に取り付けられ、上記手摺本体11を長さ方向に移動可能に固定しうる複数の支持部材13とを備えている。
本実施の形態にあっては、上記ロープ30は、紐をより合わせて形成されており、直径32mmのロープが使用される。
本実施の形態にあっては、階段用手摺10は、住宅の階段室23に設置されている。上記階段室23は、階下24から階上25へ至るまでの間に、階段26は直角に折曲して昇降するように形成されている。
即ち、階段の上り口31から3段目27において進行方向は直角に折曲し、階上25へ向かうように形成されている。その結果、階段室23を形成する壁面部も第一の壁面部28と、第一の壁面部28に対して直交して形成された第二の壁面部29とにより構成され、階段用手摺10も、第一の壁面部28及び第二の壁面部29に沿って設けられている。
本実施の形態にあっては、全体として1本のロープ30からなる手摺本体11と、手摺本体11を支持する9個の支持部材13a〜13iが設けられている。
上記手摺本体11は、手摺本体11の下端部16を支持する一端部支持部材13aに固定されていると共に、手摺本体11の上端部17を支持する他端部支持部材13iには長さ方向に移動可能に支持されている。
図4に示すように、上記一端部支持部材13aは、第一の壁面部28に取り付けられて、手摺本体11が挿通される管状部18と、上記管状部18内に挿通された手摺本体11を固定しうるアーム部19とを備え、上記アーム部19の端部には固定片部20が設けられ、釘等の固定部材21により第一の壁面部28に固定されている。
そして、一端部支持部材13aにおいては、手摺本体11は、上記管状部18の径方向に挿通されたボルト22により管状部18に固定されている。
図5に示すように、上記他端部支持部材13iは、一端部支持部材13aと同様に、管状部18、アーム部19及び、アーム部19の端部に形成された固定片部20を有している。そして、手摺本体11は、手摺本体11が挿通される管状固定部材14を介して管状部18に係合固定される。
図5及び図6に示すように、上記管状固定部材14は全体略裁頭円錐形状に形成され、後端部にはフランジ部35が形成されていると共に、先端部33からフランジ部35にかけて拡開するテーパ状に形成されている。
内部には直円筒状の保持部15が形成されており、上記保持部15は手摺本体11の径寸法Lよりも小さい径寸法L1に形成されている。周面方向の一部にはスリット32が形成されている。
また、上記管状部18は短円筒状に形成され、手摺本体11に固定された状態の管状固定部材14の最大径寸法L2よりも小さい内径寸法L3に形成されている。
その他の支持部材13bは、第一の壁面部28に取り付けられると共に、支持部材13c、13d、13e、13f、13g、13hは第二の壁面部29に取り付けられている。
本実施の形態にあっては、上記手摺本体11の表面には蛍光塗料が塗布されている。その結果、夜間において、電燈による照明がない場合であっても、居住者は容易に手摺本体11の存在を視認することができ、安全に階段の昇降ができるように構成されている。
以下、本実施の形態に係る階段用手摺10の作用について説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る階段用手摺10は紐をより合わせて形成されたロープ30により構成されていることから、手摺本体11は柔軟性に富むことから撓ませることができる。
その結果、上記階段室23は、階下24から階上25へ至るまでの間に、階段26は直角に折曲して昇降するように形成され、第一の壁面部28と、第一の壁面部28に対して直交して形成された第二の壁面部29とにより構成されている場合であっても、第一の壁面部28及び第二の壁面部29に柔軟に追随し、第一の壁面部28及び第二の壁面部29上に連続して設置することができ、従来の階段用手摺のように手摺が存在しない部位が形成されることがない。
その結果、居住者は、階段26が所定角度で曲がって配置される階段室23であっても、いずれの部位においても手摺本体11を把持することができることから、安全に階段26の昇降を行うことができる。
また、本実施の形態に係る階段用手摺10を階段室23に設置した場合には、他端部支持部材13iを構成する管状固定部材14の手摺本体11への長さ方向における配設位置を移動させることにより、腰の不自由な高齢者や低年齢の子供等の居住者の家族の健康状態、体格等の事情に対応させて、適宜、手摺本体11の高さ位置を調整することができる。
即ち、当該住居に住まう家族の構成人員の体格、例えば、腰の悪い家族、高齢者、低年齢の子供がいる、等の事情により、手摺本体11の張設状態を適宜張設し、図2に示すように、手摺本体11を緊張状態で設置することもできれば、図3に示すように、緩やかな状態で設置することもできる。
図2に示すように、手摺本体11を緊張状態で設置する場合には、手摺本体11の上端部寄りの位置に管状固定部材14を配置する。この場合、図5に示すように、管状固定部材14にはスリット32が形成されていることから、管状固定部材14を適宜拡開させて手摺本体11に沿って容易に移動させて固定位置を変更することができる。
管状固定部材14の固定位置を適宜設定した場合には、支持部材13を構成する管状部18に先端部33側から挿入し、管状部18に対して楔状に係合させて着脱可能に固定することができる。
その結果、図3に示すように、手摺本体11が緩やかに張設された場合には、手摺本体11は、各支持部材13の間で垂れ下がり、階段室23の床面36から比較的低い位置に配置されることから、低年齢の子供や、腰の不自由な高齢者であっても、容易に手摺本体11を把持することができ、安全に階段の昇降を行うことができる。
本実施の形態にあっては、階段用手摺10を住居の階段室23に適用した場合を例に説明したが、住居に限らず、ビル等の階段室に適用することもでき、また、屋外の階段等にも適用することができ、上記実施の形態に限定されない。
また、本実施の形態にあっては、直径32mmのロープにより手摺本体11を形成した場合を例に説明したが、本実施の形態に限定されない。
図7及び図8は本考案に係る階段用手摺10を、トイレ等において、腰かける姿勢と立ち上がる姿勢を取る必要があるために、壁面部49に固定されて使用者が把持しうる把持部材40に応用した場合を示す。
一般に、多くの住居において、特に、高齢者のしゃがむ動作と立ち上がる動作を行う際に身体の体勢をサポートするために把持部材が設けられている場合がある。従来、このような把持部材は、壁面部に適宜所定の角度で固定された所定長さの棒状部材からなっている。
高齢者がこのような把持部材を利用する場合には、所定角度で固定された把持部材に身体を合わせて把持せざるをえず、結果的に把持しにくい場合があった。
図7及び図8においては、上記実施の形態に係る階段用手摺10に使用されたロープ30を利用して把持部材40を構成したものである。
把持部材40は、壁面部49に固定される固定片部41と、固定片部41から直角に突設された円筒状の突設部42と、上記突設部42に回転可能に係合するロープ取付け部43と、上記ロープ取付け部43に固定され、適宜の長さ寸法からなるロープ本体44とを有する。
上記突設部42の先端部にはフランジ部45が形成され、上記ロープ取付け部43は側面略L字状に形成され、一端部46は上記フランジ部45の外周に配置されてか移動可能に係合しており、他端部47にはビス48を介して所定の長さ寸法に切断形成されたロープ本体44が固定されている。その結果、ロープ本体44は突設部42を回転中心として適宜、壁面部49に沿って回転するように構成されている。
従って、本実施の形態に係る把持部材40が、例えば、トイレ等に設置された場合には、高齢者等は、上記突設部42を回転中心として壁面部に沿って回転するロープ本体44を把持することができるため、自由な角度でロープ本体44を容易に把持することができ、しゃがんだり、立ち上がったりする動作を行う際にきわめて便利である。
なお、上記各実施の形態にあっては、手摺本体11及びロープ本体44の端部又は、手摺本体11の支持部材13又はロープ取付け部43にLED発光体を取り付けてもよい。さらに、手摺本体11及び把持部材40の表面部に抗菌処理を施してもよく、上記各実施の形態には限定されない。
本考案に係る階段用手摺は、広く階段に適用することができるため、産業上の利用可能性を有している。
10 階段用手摺
11 手摺本体
12 壁面部
13 支持部材
13a 一端部支持部材
13b 他端部支持部材
14 管状固定部材
15 保持部
16 下端部
17 上端部
18 管状部
19 アーム部
20 固定片部
21 固定部材
22 ボルト
23 階段室
24 階下
25 階上
26 階段
27 3段目
28 第一の壁面部
29 第二の壁面部
30 ロープ
31 上がり口
32 スリット
33 先端部
35 フランジ部
36 床面
40 把持部材
41 固定片部
42 突設部
43 ロープ取付け部
44 ロープ本体
45 フランジ部
46 一端部
47 他端部
48 ビス
49 壁面部

Claims (7)

  1. 建造物に敷設される階段用手摺であって、ロープにより形成された手摺本体と、壁面部に取り付けられ、上記手摺本体を長さ方向に移動可能に固定しうる複数の支持部材とを備えたことを特徴とする階段用手摺。
  2. 上記手摺本体は、手摺本体の一端部を支持する一端部支持部材に固定されていると共に、手摺本体の他端部を支持する他端部支持部材には長さ方向に移動可能に支持されていることを特徴とする請求項1記載の階段用手摺。
  3. 上記一端部支持部材は、上記手摺本体の下端部を支持すると共に、上記他端部支持部材は、上記手摺本体の上端部を支持することを特徴とする請求項2記載の階段用手摺。
  4. 上記一端部支持部材は、壁面部に取り付けられて、手摺本体が挿通される管状部と、上記管状部内に挿通された手摺本体を固定しうる固定部材とを備えると共に、上記他端部支持部材は、手摺本体が挿通される管状固定部材と、壁面部に取り付けられて、上記管状固定部材が着脱可能に係合固定される管状部とを備えていることを特徴とする請求項3記載の階段用手摺。
  5. 上記管状固定部材は全体略裁頭円錐形状に形成され、手摺本体の径寸法よりも小さい径寸法に形成され、周面方向の一部にスリットが形成されていると共に、上記管状部は短円筒状に形成され、手摺本体に固定された状態の管状固定部材の最大径寸法よりも小さい内径寸法に形成されていることを特徴とする請求項4記載の階段用手摺。
  6. 上記手摺本体の表面には、蛍光塗料が塗布されていることを特徴とする請求項1記載の階段用手摺。
  7. 上記ロープは、紐をより合わせて形成されていることを特徴とする請求項1記載の階段用手摺。
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