JP3174032B2 - 神経網チップを利用した高速パケットスイッチ制御器およびこれを利用した交換機 - Google Patents

神経網チップを利用した高速パケットスイッチ制御器およびこれを利用した交換機

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JP3174032B2 JP29515098A JP29515098A JP3174032B2 JP 3174032 B2 JP3174032 B2 JP 3174032B2 JP 29515098 A JP29515098 A JP 29515098A JP 29515098 A JP29515098 A JP 29515098A JP 3174032 B2 JP3174032 B2 JP 3174032B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、神経網チップを利
用した高速パケットスイッチ制御器およびこれを利用し
た交換機に関するものであり、特に、データパケットを
入力されて適切な出力方向にスイッチングするクロスバ
ースイッチを制御して、最適スイッチングを介してシス
テム性能を向上させようとする技術を適用した、高速で
ありながら大規模回路構成が容易な高速パケットスイッ
チ制御器およびこれを利用した交換機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、スイッチングシステム具現に用
いられる従来技術は、小規模スイッチングシステム具現
時に適切な技術であり、その場合には、満足できるよう
なスイッチング速度を実現することができる。また、ク
ロスバースイッチングを用いる場合には、非常に安定
で、かつシステム性能もさらに優れたものとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、スイッチング
のための入力パケットの速度が高速になったり、多様な
マルチメディアパケットが対象となったり、あるいはス
イッチング規模が大きくなったりした場合には、システ
ムの性能は急激に低下してパケットスイッチ制御器の具
現は非常に難しくなり、パケットスイッチ制御器の構成
の変形やパケットスイッチ制御器を制御するためのプロ
グラムの変更を招くことになる。
【0004】本発明は、上述したような従来技術の問題
点に鑑み、神経網チップを利用することにより、大容量
パケットスイッチ制御器に非常に適切であり、かつ、最
適スイッチングを介してシステム性能を極大化させるこ
とができる高速パケットスイッチ制御器を具現すること
を目的にする。即ち、本発明は、通信応用のためのアナ
ログ/ディジタル混用超高密度集積回路の具現、高速大
容量を有する次世代スイッチ制御器の最適化のため神経
網チップを利用した並列ハードウェアを構成するもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的のため、請求項
1に記載の第1発明の神経網チップを利用した高速パケ
ットスイッチ制御器は、交換機内部に入力された加重値
行アドレスを入力され、これをデコーディングする加重
値行アドレスデコーダと、交換機内部に入力された加重
値列アドレスを入力され、これをデコーディングする加
重値列アドレスデコーダと、外部から入力される加重値
に従い出力電圧が別になるよう、加重値に従いターンオ
ンまたはターンオフされる第1MOSトランジスタと、
前記第1MOSトランジスタの一端に連結される第2M
OSトランジスタと、前記第1MOSトランジスタの他
端に連結されるとともに第3および第4MOSトランジ
スタよりなる電流ミラーと、一端を前記第2MOSトラ
ンジスタのゲート端に連結され他端を前記電流ミラーに
連結されるとともに外部から印加される電圧に従いター
ンオンまたはターンオフされる第5MOSトランジスタ
と、一端を前記第5MOSトランジスタおよび前記電流
ミラーの共通連結点に接続されるとともにニューラル値
に従いターンオンまたはターンオフされる第6MOSト
ランジスタとを具備し、前記各アドレスデコーダから入
力されるアドレスに従い入力信号を出力する連結環アレ
イと、前記連結環より出力される信号に従いターンオン
またはターンオフされる第1スイッチと、接続要求加重
値に従いターンオンまたはターンオフされる第2スイッ
チと、前記各スイッチと共通に連結され各スイッチのオ
ン動作またはオフ動作に従い印加される電圧を充電また
は放電するキャパシタと、前記各スイッチおよびキャパ
シタを経た信号を増幅する非線形増幅器とを具備し、前
記連結環アレイから出力される信号を増幅して出力する
神経網と、前記神経網から最終的に出力されるクロスバ
ースイッチ制御信号を外部に出力するための外部入出力
バスと、前記加重値行アドレスレジスタ、加重値列アド
レスレジスタ、連結環アレイおよび神経網間のデータ入
出力のための内部データバスとを具備してなることを特
徴とする。
【0006】請求項2に記載の第2発明の神経網チップ
を利用した高速パケットスイッチ制御器は、前記神経網
の非線形増幅器は、両端をそれぞれ前記キャパシタの両
端に連結される第7および第8MOSトランジスタの直
列回路と、前記キャパシタから入力される信号に従いタ
ーンオンまたはターンオフされる第9MOSトランジス
タと、一端を前記第9MOSトランジスタの一端に連結
されるとともに第10および第11MOSトランジスタ
よりなる電流ミラーと、一端を前記電流ミラーの他端に
連結され他端を前記第9MOSトランジスタの他端に連
結されるとともに外部から印加される電圧によりターン
オンまたはターンオフされる第12MOSトランジスタ
とを具備してなることを特徴とする。
【0007】請求項3に記載の第3発明の神経網チップ
を利用した高速パケットスイッチ制御器を有する交換機
は、交換機内部のクロスバースイッチの高速動作を可能
にするため、交換機内部に入力されるパケットを貯蔵す
る入力バッファ部と、前記入力バッファ部から出力され
るパケットデータの伝送路を他の伝送路へ接続する経路
をスイッチングするクロスバースイッチ部と、前記クロ
スバースイッチ部のスイッチングを制御する神経網スイ
ッチ制御部とを具備してなることを特徴とする。
【0008】請求項4に記載の第4発明の神経網チップ
を利用した高速パケットスイッチ制御器を有する交換機
は、前記クロスバースイッチ部の正確なスイッチングを
行うため、1スイッチング周期の間は前記クロスバース
イッチ部の1つの出力アドレスのみを連結するようにし
たことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の第1実施形態の神経網チッ
プを利用した高速パケットスイッチ制御器を有する交換
機の内部構成を示すブロック図である。本実施形態の交
換機は、交換機内部に入力されるパケットを貯蔵する入
力バッファ部(10)と、前記入力バッファ部(10)
から出力されるパケットデータの伝送路を他の伝送路へ
接続する経路をスイッチングするクロスバースイッチ部
(20)と、前記クロスバースイッチ部(20)のスイ
ッチングを制御する神経網スイッチ制御部(30)とを
具備してなる。
【0011】図2は第1実施形態の交換機の神経網スイ
ッチ制御部の構成を示すブロックであり、この図は神経
網スイッチ制御部を用いてパケットを他経路へ伝送する
過程を概略的に示している。
【0012】前記神経網スイッチ制御部(30)は、パ
ケット情報を検出する検出器(31)と、前記検出器
(31)から出力されるデータを増幅する増幅器(3
2)と、前記増幅器(32)を介して出力される信号か
ら雑音成分を除去する低域通過フィルタ(33)と、前
記入力バッファ部(10)から出力される接続要求信号
(S1:request connection)に従い、前記低域通過フィ
ルタ(33)を経た信号出力を通過または遮断させるス
イッチ部(34)と、前記スイッチ部(34)を介して
入力された信号を増幅する非線形増幅器(35)と、前
記非線形増幅器(35)を介して出力された情報を他伝
送路へ出力するレーザ部(36)とを具備してなる。
【0013】ここで、前記スイッチ部(34)および非
線形増幅器(35)は、神経網チップを利用して構成し
た神経網スイッチ制御器の部分である。また、前記非線
形増幅器(35)から出力される信号の一部は、前記ク
ロスバースイッチ部(20)に入力されて、選択された
スイッチを接続させるとともに、これと連接したスイッ
チをオフさせる等の作用をなすクロスバースイッチ制御
信号(S2:set crosspoint)として出力される。
【0014】前記スイッチ部(34)は、図3に示すよ
うに、加重値(WEIGHT)に従い出力電圧が変化する連結
環部(341)と、前記連結環部(341)から出力さ
れた信号に従いターンオンまたはターンオフされるスイ
ッチ(SW1 )と、接続要求加重値に従いターンオンまた
はターンオフされるスイッチ(SW2 )とを具備してな
る。
【0015】前記連結環部(341)は、加重値をゲー
トに入力されるN−MOSトランジスタ(第1MOSト
ランジスタ:N1)と、前記N−MOSトランジスタ(N
1)のドレイン端に連結されるN−MOSトランジスタ
(第2MOSトランジスタ:N2)と、前記N−MOSト
ランジスタ(N1)のソース端に連結されるとともに2つ
のN−MOSトランジスタ(第3MOSトランジスタ:
N3および第4MOSトランジスタ:N4)よりなる電流ミ
ラーと、ソース端を前記N−MOSトランジスタ(N2)
のゲート端に連結されドレイン端を前記電流ミラーに連
結されるとともに外部から印加される電圧をゲート端に
入力されるP−MOSトランジスタ(第5MOSトラン
ジスタ:P1)と、ソース端を前記P−MOSトランジス
タ(P1)および前記電流ミラーの共通連結点(b)に接
続されるとともにゲート端にニューラル値を入力(NEUR
AL INPUT)されるN−MOSトランジスタ(第6MOS
トランジスタ:N5)とを具備してなる。
【0016】前記連結環部(341)は、前記P−MO
Sトランジスタ(P1)のゲート端に接続された外部入力
端子(a)に信号が入力されると、該信号を出力する際
に、前記N−MOSトランジスタ(N1)のゲート端に入
力される加重値に従い前記共通連結点(b)にかかる電
圧値が変化するように動作する。このように変化した電
圧は、前記ニューラル値に従いN−MOSトランジスタ
(N5)がターンオンまたはターンオフされることによ
り、前記スイッチ(SW1 )およびキャパシタ(C1)を経
て次の端子(非線形増幅端35)に出力される。その
際、前記スイッチ(SW1 )および(SW2 )と共通連結さ
れた前記キャパシタ(C1)は、各スイッチのオン動作ま
たはオフ動作に従い印加される電圧を充電または放電す
る。
【0017】前記非線形増幅器(35)は、図3に示す
ように、ソース端およびドレイン端をそれぞれ前記キャ
パシタ(C1)の両端に連結される2つのN−MOSトラ
ンジスタ(第7MOSトランジスタ:N6および第8MO
Sトランジスタ:N7)の直列回路と、前記キャパシタ
(C1)の一端にゲート端が連結されたN−MOSトラン
ジスタ(第9MOSトランジスタ:N8)と、一端を前記
N−MOSトランジスタ(N8)の一端に連結されるとと
もに2つのP−MOSトランジスタ(第10MOSトラ
ンジスタ:P2および第11MOSトランジスタ:P3)よ
りなる電流ミラーと、一端を前記電流ミラーの他端に連
結され他端を前記N−MOSトランジスタ(N8)の他端
に連結されるN−MOSトランジスタ(第12MOSト
ランジスタ:N9)とを具備してなる。この場合、非線形
増幅器(35)の出力信号は電流ミラーおよびN−MO
Sトランジスタ(N9)の共通連結線により抽出され、該
信号が正にクロスバースイッチ制御信号(S2)となる。
【0018】図4は前記図2および図3と同一の回路を
多数個集積させて作った神経網チップ即ち神経網スイッ
チ制御器を示す図である。この神経網スイッチ制御器
は、加重値行アドレスを入力され、これをデコーディン
グする加重値行アドレスデコーダ(40)と、加重値列
アドレスを入力され、これをデコーディングする加重値
列アドレスデコーダ(41)と、前記各アドレスデコー
ダ(40、41)から入力されるアドレスに従い入力信
号を後述する神経網に連結するとともに、外部から入力
される加重値に従い出力電圧が変化する連結環アレイ
(42)と、前記連結環アレイ(42)から出力される
信号を増幅して出力する神経網(43)と、前記神経網
(43)で最終的に生成されたクロスバースイッチ制御
信号(S2)を外部に出力するための外部入出力バス(4
4)と、前記加重値行アドレスレジスタ(40)、加重
値列アドレスレジスタ(41)、連結環アレイ(42)
および神経網(43)間のデータ入出力のための内部ニ
ューロンデータバス(INTERNALDATA BUS )とを具備し
てなる。
【0019】なお、前記図4で用いたものは81ニュー
ロンパケットスイッチ制御器として構成されており、こ
の制御器は9×9パケットスイッチのためのものである
が、制御器の大きさが上記のものに制限されることはな
い。
【0020】次に、上記のように構成された本実施形態
の交換機における高速スイッチング動作を説明する。交
換機にパケットデータが入力されると、このデータはま
ず前記入力バッファ部(10)に貯蔵される。次いで、
入力されたパケットからヘッダー部分を検出して出力ア
ドレスを抽出した後、神経網スイッチ制御器(30)に
スイッチング接続を求める接続要求信号(S1)が出力さ
れる。
【0021】前記接続要求信号(S1)を入力された神経
網スイッチ制御部(30)では、ヘッダーで検出された
アドレスを行および列毎にデコーディングし、クロスバ
ースイッチ部(20)の該当スイッチを接続させるよう
にするクロスバースイッチ制御信号(S2)をクロスバー
スイッチ部(20)に出力してスイッチが接続されるよ
うにするとともに、該当スイッチと連接するスイッチは
オフさせ、それにより信号の他の経路への流出を防止す
るようにしている。
【0022】すなわち、本実施形態の神経網を利用した
高速パケットスイッチ制御器は、スイッチに対応する2
次元のニューロン行列を有するが、各ニューロンはスイ
ッチを制御して入力パケットを出力させる機能を行う。
各ニューロン間の連結環は1ニューロンがオンになる
時、オンになったニューロンと同一の行および列のニュ
ーロンはオンにならないようにする。このような機能で
エネルギーが最少の状態に収斂する時、オンになるニュ
ーロンは自らに対応するスイッチを調節して最適の制御
を行う。なお、本実施形態の神経網高速パケットスイッ
チ制御器に適用される神経網チップニューロンは、秒当
り15メガ以上60メガの速度の進行を行い、これは秒
当り100ギガ〜1テラの連結環演算速度に該当する。
【0023】これとともに、前記入力バッファ部(1
0)にはパケット選択信号(S3;select packets)を出
力し、現在接続中のスイッチング経路を介して伝送する
パケットをクロスバースイッチ部(20)に出力するよ
うにする。このような動作では、正確なスイッチングを
行うため、1スイッチング周期の間は前記クロスバース
イッチ部(20)の1つの出力アドレスのみを連結する
ようにする。
【0024】本発明の好ましい実施の形態は例示の目的
のため開示されたものであり、当業者であれば本発明の
思想と範囲内で多様な修正、変更、付加等が可能なはず
であり、このような修正、変更等は以下の特許請求の範
囲に属するものと見なさなければならないだろう。
【0025】
【発明の効果】以上で詳しく説明したように、本発明
は、神経網チップ技術を利用して次世代通信の必須要素
である超高速パケットスイッチ制御器を具現することに
より、高速でありながら大容量のパケットスイッチ制御
器の具現に非常に適しており、最適スイッチングを介し
てシステムを極大化させ得る利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の神経網チップを利用し
た高速パケットスイッチ制御器を有する交換機の内部構
成を示すブロック図である。
【図2】第1実施形態の交換機の神経網スイッチ制御部
の構成を示すブロックである。
【図3】第1実施形態の神経網スイッチ制御部のスイッ
チ部および非線形増幅器の詳細回路図である。
【図4】図2および図3と同一の回路を多数個集積させ
て作った神経網チップ即ち神経網スイッチ制御器を示す
図である。
【符号の説明】
10 入力バッファ部 20 クロスバースイッチ部 30 神経網スイッチ制御部 31 検出器 32 増幅器 33 低域通過フィルタ 34 スイッチ部 35 非線形増幅器 36 レーザ部 341 連結環部
フロントページの続き (56)参考文献 特表 平8−509083(JP,A) 国際公開90/842(WO,A1) 1993 IEEE Internati onal Conference on Neural Networks p 707−710 IEE Low Power Ana logue and Digital VLSI:Asics,Techniq ues and applitatio ns(2 June 1995)p7/1− 7/4 Neural Networks V ol.11 No.6(Aug.1998)p 1083−1098 1997 International Conference on Neur al Networks(9−12 Ju ne)p969−974 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/56 H04L 12/28

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換機内部に入力された加重値行アドレ
    スを入力され、これをデコーディングする加重値行アド
    レスデコーダと、 交換機内部に入力された加重値列アドレスを入力され、
    これをデコーディングする加重値列アドレスデコーダ
    と、 外部から入力される加重値に従い出力電圧が別になるよ
    う、加重値に従いターンオンまたはターンオフされる第
    1MOSトランジスタと、前記第1MOSトランジスタ
    の一端に連結される第2MOSトランジスタと、前記第
    1MOSトランジスタの他端に連結されるとともに第3
    および第4MOSトランジスタよりなる電流ミラーと、
    一端を前記第2MOSトランジスタのゲート端に連結さ
    れ他端を前記電流ミラーに連結されるとともに外部から
    印加される電圧に従いターンオンまたはターンオフされ
    る第5MOSトランジスタと、一端を前記第5MOSト
    ランジスタおよび前記電流ミラーの共通連結点に接続さ
    れるとともにニューラル値に従いターンオンまたはター
    ンオフされる第6MOSトランジスタとを具備し、前記
    各アドレスデコーダから入力されるアドレスに従い入力
    信号を出力する連結環アレイと、 前記連結環より出力される信号に従いターンオンまたは
    ターンオフされる第1スイッチと、接続要求加重値に従
    いターンオンまたはターンオフされる第2スイッチと、
    前記各スイッチと共通に連結され各スイッチのオン動作
    またはオフ動作に従い印加される電圧を充電または放電
    するキャパシタと、前記各スイッチおよびキャパシタを
    経た信号を増幅する非線形増幅器とを具備し、前記連結
    環アレイから出力される信号を増幅して出力する神経網
    と、 前記神経網から最終的に出力されるクロスバースイッチ
    制御信号を外部に出力するための外部入出力バスと、 前記加重値行アドレスレジスタ、加重値列アドレスレジ
    スタ、連結環アレイおよび神経網間のデータ入出力のた
    めの内部データバスとを具備してなることを特徴とす
    る、神経網チップを利用した高速パケットスイッチ制御
    器。
  2. 【請求項2】 前記神経網の非線形増幅器は、両端をそ
    れぞれ前記キャパシタの両端に連結される第7および第
    8MOSトランジスタの直列回路と、前記キャパシタか
    ら入力される信号に従いターンオンまたはターンオフさ
    れる第9MOSトランジスタと、一端を前記第9MOS
    トランジスタの一端に連結されるとともに第10および
    第11MOSトランジスタよりなる電流ミラーと、一端
    を前記電流ミラーの他端に連結され他端を前記第9MO
    Sトランジスタの他端に連結されるとともに外部から印
    加される電圧によりターンオンまたはターンオフされる
    第12MOSトランジスタとを具備してなることを特徴
    とする、請求項1記載の神経網チップを利用した高速パ
    ケットスイッチ制御器。
  3. 【請求項3】 交換機内部のクロスバースイッチの高速
    動作を可能にするため、交換機内部に入力されるパケッ
    トを貯蔵する入力バッファ部と、前記入力バッファ部か
    ら出力されるパケットデータの伝送路を他の伝送路へ接
    続する経路をスイッチングするクロスバースイッチ部
    と、前記クロスバースイッチ部のスイッチングを制御す
    る神経網スイッチ制御部とを具備してなることを特徴と
    する、請求項1または2記載の神経網チップを利用した
    高速パケットスイッチ制御器を有する交換機。
  4. 【請求項4】 前記クロスバースイッチ部の正確なスイ
    ッチングを行うため、1スイッチング周期の間は前記ク
    ロスバースイッチ部の1つの出力アドレスのみを連結す
    るようにしたことを特徴とする、請求項3記載の神経網
    チップを利用した高速パケットスイッチング制御器を有
    する交換機。
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