JP3173704U - 活魚移送容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】運搬中の遊泳水漏れや酸素不足を防止でき、活魚の出し入れが容易で、低コストな活魚移送容器を提供する。
【解決手段】活魚移送容器Aは、容器本体10の側壁1の内壁に周設した内周段2と、内周段2より上方の側壁1に周設される連通穴11と、内周段2より下方の側壁1に配設される吐出水栓3と、内周段2に配設される磁石4と、中蓋6に配設される磁石5と、中蓋6の中心穴61に嵌着したキャップ62と、遊泳水8に浮かせる浮板とを備える。この活魚移送容器Aは、活魚8の出し入れが簡単で、通気性に優れ、運搬中の酸素不足を防止でき、低コストにすることができる。
【選択図】図2

Description

本考案は、鰻や泥鰌等の活魚を生きたまま運搬するための活魚移送容器に関する。
生産業者は、幼魚や稚魚を生きた状態で養殖業者に運送する必要がある。また、養殖業者は、成魚を生きた状態で活魚料理店等に運送する必要がある。
幼魚や稚魚を販売業者から養殖業者に運送する場合や、成魚を養殖業者が活魚料理店等に運送する場合には、特許文献1〜3に記載の様に、ビニール袋内に魚と遊泳水を入れて酸素で膨らませたもの(移送用荷物)を使用していた。
実開平3−16865号公報 特開平7−184511号公報 特開平2−308740号公報
上記特許文献1〜3に記載の技術(ビニール袋内に魚と遊泳水を入れて酸素で膨らませたもの)の移送用荷物は、作るのに手間と時間がかかるとともに、運送中に破れ易いという問題がある。
なお、運送車両に設置した循環濾過式の水槽内に、魚と遊泳水とを入れて運送する方法も考えられるが、大がかりであるとともに、製造コストが高くつく。
本考案の目的は、運搬中の遊泳水漏れや酸素不足を防止でき、活魚の出し入れが容易で、低コストな活魚移送容器の提供にある。
(請求項1について)
内部に遊泳水と活魚とを入れて運搬する円筒状の活魚移送容器は、側壁上部の内壁に内周段を周設し、内周段より上方の側壁に複数の連通穴を周設している。
吐出水栓は、内周段より下方の側壁に配設されている。
円板状で中心穴付の中蓋は、固定手段により、内周段の上面に固定されている。また、中心穴には網目を有するキャップが嵌着されている。
遊泳水に浮く円板状の浮板は、容器内径より若干小径である。
活魚移送容器は、以下の様に使用する。
固定手段を解除して中蓋を内周段から取り外し、容器内に遊泳水と活魚とを入れる。
この際、吐出水栓を開放状態にしておく。なお、円板状の浮板は、容器内径より若干小径であるので、活魚が浮板の端から下方の遊泳水へ回り込むため、容器外へ浮板を取り出す必要がなく、活魚を入れるのが容易である。
内周段より下方の側壁に吐出水栓を配設しているので、遊泳水と活魚とを入れる際に、吐出水栓を開放状態にしておけば、余分な遊泳水を活魚移送容器から吐出させることができる。これにより、容器内の水量を適量にすることができる。
遊泳水と活魚を入れ終わったら、中心穴にキャップを嵌着した中蓋を固定手段により内周段の上面に固定する。
運搬時の振動が活魚移送容器に伝わって遊泳水が波立つと、遊泳水とともに浮板が浮き上がって中心穴を下側から塞ぐ(容器内径より浮板が若干小径であるため)ので、波立って跳ねた遊泳水が中心穴へ入るのを防ぐため、運搬中の遊泳水漏れを防止できる。
網目を有するキャップを中蓋の中心穴に嵌着し、活魚移送容器の側壁に複数の連通穴を周設しているため、運搬中の更なる遊泳水漏れ防止用に活魚移送容器の上端に上蓋を取り付けたとしても通気性に優れ、運搬中の酸素不足を防止できる。
活魚移送容器は、特殊な部品を使用していないため、低コストである。また、活魚の取り出しも容易である。
(請求項2について)
内部に遊泳水と活魚とを入れて運搬する円筒状の活魚移送容器は、側壁上部の内壁に内周段を周設し、内周段より上方の側壁に複数の連通穴を周設している。
吐出水栓は、内周段より下方の側壁に配設されている。
内周段の上面に、一方極性の磁石を複数個、周設している。
円板状で中心穴付の中蓋は、他方極性の磁石を複数個、蓋縁下面に周設し、内周段の上面に磁着されている。
遊泳水に浮く円板状の浮板は、容器内径より若干小径である。
活魚移送容器は、以下の様に使用する。
中蓋を引っ張り上げて内周段から取り外し、容器内に遊泳水と活魚とを入れる。
この際、吐出水栓を開放状態にしておく。なお、円板状の浮板は、容器内径より若干小径であるので、活魚が浮板の端から下方の遊泳水へ回り込むため、容器外へ浮板を取り出す必要がなく、活魚を入れるのが容易である。
内周段より下方の側壁に吐出水栓を配設しているので、遊泳水と活魚とを入れる際に、吐出水栓を開放状態にしておけば、余分な遊泳水を活魚移送容器から吐出させることができる。これにより、容器内の水量を適量にすることができる。
遊泳水と活魚を入れ終わったら、中心穴にキャップを嵌着した中蓋を磁石の磁力により内周段の上面に固定する。
運搬時の振動が活魚移送容器に伝わって遊泳水が波立つと、遊泳水とともに浮板が浮き上がって中心穴を下側から塞ぐ(容器内径より浮板が若干小径であるため)ので、波立って跳ねた遊泳水が中心穴へ入るのを防ぐため、運搬中の遊泳水漏れを防止できる。
網目を有するキャップを中蓋の中心穴に嵌着し、活魚移送容器の側壁に複数の連通穴を周設しているため、運搬中の更なる遊泳水漏れ防止用に活魚移送容器の上端に上蓋を取り付けたとしても通気性に優れ、運搬中の酸素不足を防止できる。
活魚移送容器は、特殊な部品を使用していないため、低コストである。また、活魚の取り出しも容易である。
(請求項3について)
内部に遊泳水と活魚とを入れて運搬する円筒状の活魚移送容器は、側壁上部の内壁に内周段を周設し、内周段より上方の側壁に複数の連通穴を周設している。
吐出水栓は、内周段より下方の側壁に配設されている。
内周段の上面に、磁石を複数個、周設している。
円板状で鉄製の中心穴付の中蓋は、内周段の上面に磁着されている。
遊泳水に浮く円板状の浮板は、容器内径より若干小径である。
活魚移送容器は、以下の様に使用する。
中蓋を引っ張り上げて内周段から取り外し、容器内に遊泳水と活魚とを入れる。
この際、吐出水栓を開放状態にしておく。なお、円板状の浮板は、容器内径より若干小径であるので、活魚が浮板の端から下方の遊泳水へ回り込むため、容器外へ浮板を取り出す必要がなく、活魚を入れるのが容易である。
内周段より下方の側壁に吐出水栓を配設しているので、遊泳水と活魚とを入れる際に、吐出水栓を開放状態にしておけば、余分な遊泳水を活魚移送容器から吐出させることができる。これにより、容器内の水量を適量にすることができる。
遊泳水と活魚を入れ終わったら、中心穴にキャップを嵌着した鉄製の中蓋を内周段の上面に磁着する。
運搬時の振動が活魚移送容器に伝わって遊泳水が波立つと、遊泳水とともに浮板が浮き上がって中心穴を下側から塞ぐ(容器内径より浮板が若干小径であるため)ので、波立って跳ねた遊泳水が中心穴へ入るのを防ぐため、運搬中の遊泳水漏れを防止できる。
網目を有するキャップを中蓋の中心穴に嵌着し、活魚移送容器の側壁に複数の連通穴を周設しているため、運搬中の更なる遊泳水漏れ防止用に活魚移送容器の上端に上蓋を取り付けたとしても通気性に優れ、運搬中の酸素不足を防止できる。
活魚移送容器は、特殊な部品を使用していないため、低コストである。また、活魚の取り出しも容易である。
(請求項4について)
浮板の直径を、(容器内径/2)+(中心穴の直径/2)に設定する。
(容器内径/2)+(中心穴の直径/2)より浮板の直径が長いと、活魚が浮板の端から下方の遊泳水へ回り込むことが困難になるため、容器外へ浮板を取り出す必要が生じる。
また、(容器内径/2)+(中心穴の直径/2)より浮板の直径が短いと、運搬時の振動が活魚移送容器に伝わって遊泳水が波立った際に、遊泳水とともに浮板が浮き上がっても、中心穴を下側から充分塞ぐことができなくなる。
(請求項5について)
下方へいく程、内径が小さくなっていく漏斗状の波返円筒を、中心穴近傍の中蓋下面に取り付けている。
運搬時の振動が活魚移送容器に伝わり、波立って跳ねた遊泳水が波返円筒の外壁面に沿って案内されて落水するので、遊泳水が中心穴へ入るのを防ぎ、運搬中の遊泳水漏れを防止できる。
なお、遊泳水とともに浮き上がった浮板は、波返円筒の下面開口を下側から塞ぐので、波立って跳ねた遊泳水が中心穴へ入るのを防げ、運搬中の遊泳水漏れを防止できる。
本考案の実施例1に係る活魚移送容器の斜視図である。 その活魚移送容器の断面図である。 (a)は浮板が最右端に変位した状態を示す説明図であり、(b)は浮板が最左端に変位した状態を示す説明図である。 (a)は吐出水栓の配設位置が上方過ぎる場合の説明図であり、(b)は吐出水栓の配設位置が下方過ぎる場合の説明図である。 漏斗状の波返円筒を、中心穴近傍の中蓋下面に取り付けた状態を示す、本考案の実施例2に係る活魚移送容器の説明図である。
活魚移送容器は、容器本体の側壁上部の内壁に周設した内周段と、この内周段より上方の側壁に周設される複数の連通穴と、内周段より下方の側壁に配設される吐出水栓と、内周段に配設される磁石と、中蓋に配設される磁石と、中蓋の中心穴に嵌着したキャップと、遊泳水に浮かせる浮板とを備える。
この活魚移送容器は、活魚の出し入れが簡単で、通気性に優れ、運搬中の酸素不足を防止でき、低コストである。
本考案の実施例1(請求項1、2、4に対応)に係る、活魚移送容器Aを、図1〜図4に基づいて説明する。
活魚移送容器Aは、容器本体10の側壁1の上部の内壁に周設した内周段2と、この内周段2より上方の側壁1に周設される複数の連通穴11と、内周段2より下方の側壁1に配設される吐出水栓3と、内周段2に配設される磁石4と、中蓋6に配設される磁石5と、中蓋6の中心穴61に嵌着されるキャップ62と、遊泳水8に浮かせる浮板7とを備える。
容器本体10は、高さおよび直径が数十cmの有底円筒体であり、プラスチック製である。なお、12は上蓋である。
内周段2(ゴム製品)は、側壁1の上部(本実施例では、容器本体10の上開口から8cm下)の内壁に1cm幅で周設されている。なお、内周段2の周設位置は、上開口から5cm〜10cmの場所が好適である。
連通穴11は、直径が5mmであり、内周段2より数cm上方の側壁1に、等角度で10個穿設されている。なお、連通穴11の直径は、活魚81が抜け出ない大きさ(1mm〜7mm)に変更可能である。
吐出水栓3は、蛇口付の水排出口であり、内周段2の下面から8cm下方の側壁1に配設されている。この吐出水栓3より下側に位置する容器本体10が遊泳域sである。なお、吐出水栓3の配設位置は、内周段2の下面から5cm〜10cmの場所が好適である。 図4の(a)の様に、吐出水栓3の配設位置が上方過ぎると、遊泳域sが過大になり過ぎ、中心穴61から遊泳水8が漏れ出易い。
また、図4の(b)の様に、吐出水栓3の配設位置が下方過ぎると、遊泳域sが過少になり過ぎ、遊泳水8が大きく波立ち易い。
上側N極の磁石4は、接着剤により、内周段2の上面の四カ所に貼着されている。
下側S極の磁石5は、接着剤により、中蓋6の蓋縁下面の四カ所に貼着されている。
キャップ62は、網状の円筒容器であり、開口を下側にして、中蓋6の下側から中心穴61に取り付けられている。なお、キャップ62の基部が臨む中心穴61の穴壁面には、中蓋6を越えて中蓋6の上面に滞留した遊泳水8を遊泳域sに戻すための円弧状穴64が開けられている。
図3の(a)、(b)に示す如く、遊泳域sの遊泳水8に浮く円板状の浮板7の直径dは、寸法e、即ち、(容器内径/2)+(中心穴61の直径/2)に設定している。
寸法eより浮板7の直径dが長いと、遊泳水8とともに活魚81を容器本体10内へ入れる際に、活魚81が浮板7の端から下方の遊泳水8へ回り込み難くなるため、容器外へ浮板7を取り出す必要が生じる。
また、寸法eより浮板7の直径dが短いと、運搬時の振動が活魚移送容器Aに伝わって遊泳水8が波立った際に、遊泳水8とともに浮板7が浮き上がっても、中心穴61を下側から充分塞ぐことができなくなる。
遊泳水8は、活魚81が淡水魚の場合には真水であり、海水魚の場合には海水である。
つぎに、活魚移送容器Aの使用方法、および利点について述べる。
上蓋12を外し、中蓋7を引っ張り上げて内周段2から取り外し、容器本体10内に遊泳水8と活魚81とを入れる。
この際、吐出水栓3を開放状態にしておく。なお、浮板7の直径d=寸法e、即ち、(容器内径/2)+(中心穴61の直径/2)にしているので、活魚81が浮板7の端から下方の遊泳水8へ回り込むため、容器本体10の外へ浮板7を取り出す必要がなく、活魚81を入れるのが容易である。
内周段2より下方の側壁1に吐出水栓3を配設しているので、遊泳水8と活魚81とを入れる際に、吐出水栓3を開放状態にしておけば、余分な遊泳水8を活魚移送容器Aから吐出させることができる。これにより、容器本体10内の水量を適量にすることができる。
遊泳水8と活魚81を入れ終わったら、中心穴61にキャップ62を嵌着した中蓋6を磁石4、5の磁力により内周段2の上面に固定する。最後に上蓋12を嵌める。
運搬時の振動が活魚移送容器Aに伝わって遊泳水8が波立つと、遊泳水8とともに浮板7が浮き上がり、浮板7がどの位置にあっても中心穴61を下側から塞ぐ(浮板7の直径d=寸法e)ので、波立って跳ねた遊泳水8が中心穴61へ入るのを防ぎ、運搬中の遊泳水漏れを防止できる。
網目を有するキャップ62を中蓋6の中心穴61に嵌着し、活魚移送容器Aの側壁1に複数の連通穴11を周設しているため、遊泳水漏れ防止用に活魚移送容器Aの上端に上蓋12を取り付けていても通気性に優れ、運搬中の酸素不足を防止できる。
活魚移送容器Aは、特殊な部品を使用していないため、低コストである。
また、活魚81の取り出しは、以下の様にして行えば良いので簡単である。
上蓋12を外し、中蓋6を引っ張り上げて内周段2から取り外し、浮板7を取り出した後に、活魚81を取り出す。
つぎに、本考案の実施例2(請求項2、5に対応)に係る、活魚移送容器Bを図5に基づいて説明する。
活魚移送容器Bは、下記の点が活魚移送容器Aと異なる。
下方へいく程、内径が小さくなっていく漏斗状の波返円筒9を、中心穴61の近傍の中蓋6の下面に取り付けている。
運搬時の振動が活魚移送容器Bに伝わって波立った遊泳水8が波返円筒9の外壁面に沿って矢印jに従って案内されて落水するので、遊泳水8が中心穴61へ入るのを防ぎ、運搬中の遊泳水漏れを防止できる。
なお、遊泳水8の矢印kの動きによって浮き上がった浮板7は、波返円筒9の下面開口91を下側から塞ぐので、波立って跳ねた遊泳水8が中心穴61へ入るのを防ぐことができ、運搬中の遊泳水漏れを防止できる。
夏場において、中蓋6および上蓋12による空間に、氷等の冷却剤を入れておけば、遊泳水8の水温上昇を防ぐことができる。
本考案は、上記実施例以外に、つぎの実施態様を含む。
a.実施例1において、円板状の中蓋6を鉄製に替えれば、中蓋6の蓋縁下面の磁石5を廃することができる(請求項3に対応)。
b.上蓋12は、なくても良い。
c.活魚81は、鰻や泥鰌等の食品用以外に、メダカや金魚等の観賞魚でも良い。
d.円板状で中心穴61付の中蓋6を、内周段2の上面に固定する固定手段は、磁力以外に、1対の面ファスナーや凹凸部材で行っても良い(請求項1に対応)。
A、B 活魚移送容器
1 側壁
2 内周段
3 吐出水栓
4 上側N極の磁石(一方極性の磁石)
5 下側S極の磁石(他方極性の磁石)
6 中蓋
7 浮板
8 遊泳水
9 波返円筒
11 連通穴
61 中心穴
62 キャップ
81 活魚

Claims (5)

  1. 側壁上部の内壁に内周段を周設し、該内周段より上方の側壁に複数の連通穴を周設し、内部に遊泳水と活魚とを入れて運搬する円筒状の活魚移送容器であって、
    前記内周段より下方の側壁に配設される吐出水栓と、
    固定手段により、前記内周段の上面に固定される円板状で中心穴付の中蓋と、
    網目を有し、前記中心穴に嵌着されるキャップと、
    前記遊泳水に浮き、容器内径より若干小径の円板状の浮板とを具備することを特徴とする活魚移送容器。
  2. 側壁上部の内壁に内周段を周設し、該内周段より上方の側壁に複数の連通穴を周設し、内部に遊泳水と活魚とを入れて運搬する円筒状の活魚移送容器であって、
    前記内周段より下方の側壁に配設される吐出水栓と、
    前記内周段の上面に複数個、周設される一方極性の磁石と、
    他方極性の磁石を複数個、蓋縁下面に周設し、前記内周段の上面に磁着される円板状で中心穴付の中蓋と、
    網目を有し、前記中心穴に嵌着されるキャップと、
    前記遊泳水に浮き、容器内径より若干小径の円板状の浮板とを具備することを特徴とする活魚移送容器。
  3. 側壁上部の内壁に内周段を周設し、該内周段より上方の側壁に複数の連通穴を周設し、内部に遊泳水と活魚とを入れて運搬する円筒状の活魚移送容器であって、
    前記内周段より下方の側壁に配設される吐出水栓と、
    前記内周段の上面に複数個、周設される磁石と、
    前記内周段の上面に磁着される円板状で鉄製の中心穴付の中蓋と、
    網目を有し、前記中心穴に嵌着されるキャップと、
    前記遊泳水に浮き、容器内径より若干小径の円板状の浮板とを具備することを特徴とする活魚移送容器。
  4. 前記浮板の直径は、(容器内径/2)+(中心穴の直径/2)であることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の活魚移送容器。
  5. 下方へいく程、内径が小さくなっていく漏斗状の波返円筒を、中心穴近傍の中蓋下面に取り付けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の活魚移送容器。
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