JP3173148U - フィルムシール機構 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ヒータ7とこのヒータを上下から挟む態様のフィルムガイドを備えた固定ブラケット5と、ヒータに当接するヒータ受8とフィルムガイドを備え、固定ブラケットに対向配置された移動ブラケット6を有する。移動ブラケットは、その左右側にチューブ状フィルムの左右両側面に斜めに当接する外縁が平面から見て逆テーパ状に開いた第1翼状ガイド部61a,61bをフィルムガイドとして有すると共に、固定のブラケットはその左右側にチューブ状フィルムの左右両側面に斜めに当接する外縁が移動ブラケット側の平面から見てテーパ状に挟まる第2翼状ガイド部51a,51bをフィルムガイドとして有する。
【選択図】図4
Description
このことは、左右の送りローラの配置間隔の広さよりフィルムのシール幅が小さい場合でも、フィルムが送りローラから外れることなく、送りローラに狭持され続けることを意味する。因みに、送りローラの真下(同位相)でフィルム幅を縮小(幅寄せ)すると、フィルムがローラの狭持面から外れてしまう。
図1〜図6において、1と2は、本考案フィルムシール機構における左右側(図1の左右側)に配置(図示しないフレームに支持されている)された2組の送りローラで、各組の送りローラ1,2は、同径のゴムローラ1a,1b、同2a,2bが前後方向に直列した当接状態で配置され、排泄物などの内容物が収容されたチューブ状フィルムCFの左右側を狭持して下方へ搬送するチューブ状フィルムCFの送り手段である。図1〜図6は、本考案機構を底面側から見た姿であるから、前記フィルムCFは、図の紙面の手前側に送り出される。
また、上記の上,下のブラケット部材51,52の間において、当該部材51,52の前端より少し後方に位置付けられた帯状(乃至線状)のヒータ7が、ここでは図に表示されていないフレームに支持されたブラケットに固定された態様で配設されている。なお、ヒータ7のヒータ線は直線状のみならずジグザグ状のものを含むとする。
また、前記ブラケット部材51,52は、その前端部に後方に向かう所定の力を与えるとヒータ7の前面より少し後方まで退避するような構造が付与されている。
この移動ブラケット6には、その前面側であって前記ヒータ7と対面する高さの位置に前記ヒータ7の長さに見合う長さを有するヒータ受8を、当該ブラケット6の前面から突出させて備えている。
また、上記移動ブラケット6に設けられたヒータ受8の左右両端部には、その左右側の前面側であって前記案内部53a,53bに対向する部位に、先端側が当該案内部53a,53bのコ状断面に保持された第1翼状ガイド部61a,61bが設けられている。
このような状態になって固定ブラケット5とヒータ受8の間で所定の大きさの開口部となり、その状態を保持しながら縮小整形されたチューブ状フィルムCFは、移動ブラケット6が固定ブラケット5と一緒にさらにヒータ7側に進むことに拠り前記ヒータ7とヒータ受8に圧着挟持され、この状態でヒータ7の熱によって縮小された開口部のフィルム全体が溶融されて溶着される。なお、図5、図6においてはヒータ7とヒータ受8は未だ直接当接しておらず隙間gが形成されている。この隙間gは縮小整形(幅寄せ)されたチューブ状フィルムCFの開口部を挟持するためのスペースであり、このようなスペースgの大きさやスペースgを設けるか否かは、フイルムの厚さなどに応じて適宜設定するものである。
3,4 バー状又はロッド状支持部
5 固定ブラケット
6 移動ブラケット
51a,51b 第2翼状ガイド部
53a,53b 第1翼状ガイド部の案内部
61a,61b 第1翼状ガイド部
7 ヒータ
8 ヒータ受
Claims (6)
- 内容物が収容されて送りローラのような送り手段により幅方向の両側が支持されて下方へ送られるように配置されたチューブ状フィルムに対し、前記送り手段の位置と直交する向きにおいて対向し前記フィルムの外面を挟むように配置される帯状乃至線状ヒータと該ヒータに当接されるヒータ受、および、前記ヒータとこのヒータを上下から挟む態様のフィルムガイド部を備えた固定ブラケット並びに前記ヒータ受を有しフィルムガイド部を備えて前記固定ブラケットに対向配置された移動ブラケットであって、前記固定のブラケットに対し移動ブラケットが接近,離間可能に設けられており、前記移動ブラケットは、その左右側に前記チューブ状フィルムの左右両側面に斜めに当接する外縁が平面から見て逆テーパ状に開いた第1翼状ガイド部をフィルムガイド部として有すると共に、前記固定のブラケットはその左右側に前記チューブ状フィルムの左右両側面に斜めに当接する外縁が移動ブラケット側の平面から見てテーパ状に挟まる第2翼状ガイド部をフィルムガイド部として有することを特徴とするフィルムシール機構。
- 固定ブラケットは、所定位置に設けると共にヒータを上下から挟む態様で上下のブラケット部材により二層構造で設けた請求項1のフィルムシール機構。
- 下位のブラケット部材には、移動ブラケットの第1翼状ガイド部の先端側を保持すると共に移動して来る第1翼状ガイド部を受入れて案内する断面略コ状の案内部が形成された請求項2のフィルムシール機構。
- 固定ブラケットは、移動して来る移動ブラケットのヒータ受がヒータに当接するとき、当該移動ブラケットの移動力によって少し後退して止まるように設けられた請求項2又は3のフィルムシール機構。
- ヒータ受は、移動ブラケットの前面側に、その前面から突出させた位置に設けた請求項1〜4のいずれかのフィルムシール機構。
- ヒータ受を有する移動ブラケットが移動してそのヒータ受がヒータに圧接されるとき、前記ヒータ受と固定ブラケットの対向辺と第1,第2翼状ガイド部とによって開口部が狭められたチューブ状フィルムの当該開口部が前記ヒータとヒータ受の圧接部に狭持されてヒートシールされるようにした請求項1のフィルムシール機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011006582U JP3173148U (ja) | 2011-11-08 | 2011-11-08 | フィルムシール機構 |
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JP2011006582U JP3173148U (ja) | 2011-11-08 | 2011-11-08 | フィルムシール機構 |
Publications (1)
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JP3173148U true JP3173148U (ja) | 2012-01-26 |
Family
ID=48000430
Family Applications (1)
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JP2011006582U Expired - Lifetime JP3173148U (ja) | 2011-11-08 | 2011-11-08 | フィルムシール機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3173148U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015019383A1 (ja) * | 2013-08-06 | 2015-02-12 | 日本セイフティー株式会社 | フィルムシール機構 |
-
2011
- 2011-11-08 JP JP2011006582U patent/JP3173148U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
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JPWO2015019383A1 (ja) * | 2013-08-06 | 2017-03-02 | 日本セイフティー株式会社 | フィルムシール機構 |
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