JP3173031U - アームカバー - Google Patents
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Abstract
【課題】伸縮性、吸汗性、速乾性に優れた袖口部を設けて、使用者の着用感を大きく改善することができるアームカバーを提供する。
【解決手段】筒状のカバー本体1の下端に袖口部2が縫着され、カバー本体1の腕側端部3にゴム紐4が縫着されてなるアームカバーである。袖口部2は、断面が略四葉クローバー型の合成繊維の原糸を用いて製織された伸縮性合成繊維布を円筒状に縫着して構成される。
【選択図】図1
【解決手段】筒状のカバー本体1の下端に袖口部2が縫着され、カバー本体1の腕側端部3にゴム紐4が縫着されてなるアームカバーである。袖口部2は、断面が略四葉クローバー型の合成繊維の原糸を用いて製織された伸縮性合成繊維布を円筒状に縫着して構成される。
【選択図】図1
Description
本考案は、各種の作業に携わる作業者が腕に着用するアームカバーに関し、特に着用感に優れたアームカバーに関する。
例えば、食品加工を行う工場の製造ラインでは、各種の作業を行なうために多くの作業者が食品を扱う作業に携わっているが、そのような作業を行なう作業者は、衛生面から、できる限り肌を露出させないようにして作業を行なうようにしており、そのために、作業者の腕部には、アームカバーが着用される。
従来のアームカバーは、一般に、下記特許文献1に記載されるように、筒状に縫製されたカバー本体の上端部と下端部に、ゴム紐を縫着した構成を有しており、アームカバーを着用する使用者は、その上腕部を上端部のゴム紐により締め付けて着用するとともに、手首を下端部のゴム紐により締め付けて着用することとなる。
このため、アームカバーを着用する使用者の手首が比較的太い場合、ゴム紐がきつく、手首が下端部のゴム紐により締め付けられて着用感が悪くなり、しかも、アームカバーの内部が密閉されることにより、汗がカバー内側に付着して、着用感が悪化する課題があった。
他方、使用者の手首が比較的細い場合、ゴム紐が緩く、アームカバーの袖口の隙間が大きくなって、手首などの肌が露出するため、食品加工を行う製造ラインでは、衛生面に問題が生じ、アームカバーを着用する使用者にとっては、手首などの肌に水などが付着するなどの課題があった。
本考案は、上述の課題を解決するものであり、伸縮性、吸汗性、速乾性に優れた袖口部を設けて、使用者の着用感を大きく改善することができるアームカバーを提供することを目的とする。
本考案に係るアームカバーは、筒状のカバー本体の下端に袖口部が縫着され、該カバー本体の腕側端部にゴム紐が縫着されてなるアームカバーにおいて、
該袖口部は、断面が略四葉クローバー型の合成繊維の原糸を用いて製織された伸縮性合成繊維布を円筒状に縫着して構成されたことを特徴とする。
該袖口部は、断面が略四葉クローバー型の合成繊維の原糸を用いて製織された伸縮性合成繊維布を円筒状に縫着して構成されたことを特徴とする。
この考案のアームカバーによれば、袖口部が伸縮性合成繊維布を円筒状に縫着して構成され、適度な伸縮性を有しているので、使用者は容易に手を通して着用し着脱することができ、しかも、使用者の手首と袖口部との間の隙間をなくして肌の露出を防ぐことができる。また、食品加工ラインなどの作業者が着用する場合、アームカバーの袖口部と手首の隙間が生じないので、体毛の落下を防止して、衛生的に作業を行なうことができる。
さらに、袖口部の伸縮性合成繊維布は、その断面が略四葉クローバー型の合成繊維の原糸を用いて製織され、通常の繊維布に比して、非常に多い表面積を有して内側に多くの空気を保持することができるため、優れた吸汗性と速乾性を有し、使用者が着用中に発汗した場合でも、肌に直接触れる袖口部が濡れてべたつくことはなく、さらっとした感触でアームカバーを快適に使用することができる。
ここで、上記袖口部の伸縮性合成繊維布の原糸には、ポリエステル85%とポリウレタン15%の繊維の原糸を使用し、バイアス編みまたはフライス編みにより伸縮性合成繊維布を製編することが好ましい。
また、上記袖口部は、上記伸縮性合成繊維布を筒状として突合せ端部を縫着する一方、当該筒状の布を二重に折り曲げて、該二重に折り曲げた二重周縁部を上記カバー本体の下端に縫着することが好ましい。
本考案のアームカバーによれば、伸縮性、吸汗性、速乾性に優れた袖口部を設けているので、使用者の手首の周囲に隙間を作らずに袖口部を着用し、食品加工ラインなどで作業者が衛生的に使用することができ、しかも、使用者の着用感を大きく改善することができる。
以下、本考案の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜3に示すように、本アームカバーは、筒状に形成されたカバー本体1の下端に、袖口部2を縫着し、カバー本体1の上端の腕側端部3にゴム紐4を縫着して構成される。
袖口部2は、断面が略四葉クローバー型の合成繊維の原糸を用いて製織された伸縮性合成繊維布を円筒状に縫着して構成される。袖口部2の伸縮性合成繊維布の原糸に使用される合成繊維には、ポリエステル85%とポリウレタン15%の繊維の原糸が使用され、バイアス編みまたはフライス編みにより袖口部2を製編される。
このような断面が略四葉クローバー型の合成繊維の原糸の伸縮性合成繊維布を用いて縫着された袖口部2は、繊維間に非常に多くの空気を保持することができるため、優れた吸汗性、速乾性、通気性を有するとともに、肌触りが良好で、バイアス編みまたはフライス編みにより、優れた伸縮性を有している。
製編された袖口用の伸縮性合成繊維布は、先端部を折り目として布を二重に折り曲げるとともに環状に曲げて端部を縫着して形成され、周縁部をカバー本体1の下端に縫着するようになっている。つまり、袖口部2は、伸縮性合成繊維布を筒状として突合せ端部を縫着する一方、当該筒状の布を二重に折り曲げて、二重に折り曲げた二重周縁部をカバー本体1の下端に縫着する。
カバー本体1は、通常の合成繊維の布帛を筒状に折り曲げ、端部を長手方向に縫着して構成され、カバー本体1の下端には、上記のように、袖口部2が縫着されるが、カバー本体1の反対側の上端の腕側端部3には、ゴム紐4が縫着される。カバー本体1は通常の合成繊維の布帛を筒状に折り曲げただけのものでもよいが、作業者が洗浄工程で使用する場合に適用可能なように、布帛の表面に防水処理を施すこともできる。
布帛を筒状に折り曲げ、端部を長手方向に縫着した筒状布は、袖口部2の幅より腕側端部3の幅が広く形成され、使用者がその腕を通し易くなっている。カバー本体1の腕側端部3は、筒状布の周縁部を内側に折り曲げて縫着され、その折曲げ部の内側にゴム紐4を通して縫着し、使用者がその腕にアームカバーを着用したとき、容易に腕を通し、ゴム紐4のゴム弾性により腕側端部3を適度に締め付けてアームカバーを止めるようになっている。
カバー本体1の下端に縫着される袖口部2は、製編された袖口用の伸縮性合成繊維布を、先ず円筒状に折り曲げ、その縁部を縫着して筒状にした状態で、布帛を二重に折り曲げ、その状態の周縁部を、カバー本体1の下端に、巻き込むように縫着する。これにより、伸縮性合成繊維布からなる袖口部2がカバー本体1の下端に縫着され、使用者の腕の手首から先を袖口部2内に通して着用できる状態となる。
上記構成のアームカバーは、食品加工工場などの製造ラインなどにおいて、作業者が腕に着用して使用される。アームカバーの袖口部2は、伸縮性合成繊維布から構成され、良好な伸縮性を有しているため、使用者の手首の太さに拘わらず手首の周囲を隙間無く覆い、肌を露出することないので、作業者の体毛の落下を防止することができ、良好な衛生面を保持しながら作業を行なうことができる。
また、作業中、アームカバーの内部は、作業者の発汗により湿度が上昇しやすいが、袖口部2が吸汗性、速乾性に優れた合成繊維布により作られているため、作業者の手首には、発汗によるべとつき感は感じられず、さらっとした感触でアームカバーを着用して作業を行なうことができる。
また、アームカバーの袖口部2は、非常に伸縮性が良好のため、アームカバーを外す場合には、腕側端部3を持ってアームカバーを引き下げるようにすれば、アームカバーは裏返しとなって、簡単にアームカバーを腕から外すことができる。また、使用後に、アームカバーを洗濯して繰り返し使用した場合でも、袖口部2の伸縮性、吸汗性、速乾性は保持されるので、長期にわたり良好な使用感を保持して使用することができる。
このように、アームカバーは、その袖口部2が伸縮性合成繊維布を円筒状に縫着して構成され、適度な伸縮性を有しているので、使用者は容易に手を通して着用し着脱することができ、しかも、使用者の手首と袖口部との間の隙間をなくして肌の露出を防ぐことができる。
さらに、袖口部2の伸縮性合成繊維布は、その断面が略四葉クローバー型の合成繊維の原糸を用いて製織され、通常の繊維布に比して、非常に多い表面積を有して内側に多くの空気を保持することができるため、優れた吸汗性と速乾性を有し、使用者が着用中に発汗した場合でも、肌に直接触れる袖口部2が濡れてべたつくことはなく、さらっとした感触でアームカバーを快適に使用することができる。
1 カバー本体
2 袖口部
3 腕側端部
4 ゴム紐
2 袖口部
3 腕側端部
4 ゴム紐
Claims (3)
- 筒状のカバー本体の下端に袖口部が縫着され、該カバー本体の腕側端部にゴム紐が縫着されてなるアームカバーにおいて、
該袖口部は、断面が略四葉クローバー型の合成繊維の原糸を用いて製織された伸縮性合成繊維布を円筒状に縫着して構成されたことを特徴とするアームカバー。 - 前記袖口部の伸縮性合成繊維布の原糸には、ポリエステル85%とポリウレタン15%の繊維の原糸が使用され、バイアス編みまたはフライス編みにより該伸縮性合成繊維布が製編されたことを特徴とする請求項1記載のアームカバー。
- 前記袖口部は、前記伸縮性合成繊維布を筒状として突合せ端部を縫着する一方、当該筒状の布を二重に折り曲げて、該二重に折り曲げた二重周縁部を前記カバー本体の下端に縫着したことを特徴とする請求項1または2記載のアームカバー。
Priority Applications (1)
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JP2011006466U JP3173031U (ja) | 2011-11-01 | 2011-11-01 | アームカバー |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2011006466U JP3173031U (ja) | 2011-11-01 | 2011-11-01 | アームカバー |
Publications (1)
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JP3173031U true JP3173031U (ja) | 2012-01-19 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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2011
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