JP3172840U - 導尿バッグ用のカバー - Google Patents
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Abstract
【課題】導尿バッグが人目につくことを防止でき、尿の観察を簡単且つ楽にでき、使い勝手が良くなるよう形成した導尿バッグ用のカバーを提供する。
【解決手段】導尿バッグの前面の目盛に対応する前側部分2を、左右何れか一方の側に横開き状に捲り操作自在に形成する。捲り操作後に、この前側部分2を仮止めするための止め具5を備える。止め具5を、前側部分2の開放端側の上端部の前面に設けている一方の止め付け部材8aと、前側部分2を側方に折り返したとき、一方の止め付け部材8aと対応するカバー本体3の上端部の前面位置に設けている他方の止め付け部材8bとで形成する。
【選択図】図1
【解決手段】導尿バッグの前面の目盛に対応する前側部分2を、左右何れか一方の側に横開き状に捲り操作自在に形成する。捲り操作後に、この前側部分2を仮止めするための止め具5を備える。止め具5を、前側部分2の開放端側の上端部の前面に設けている一方の止め付け部材8aと、前側部分2を側方に折り返したとき、一方の止め付け部材8aと対応するカバー本体3の上端部の前面位置に設けている他方の止め付け部材8bとで形成する。
【選択図】図1
Description
本考案は導尿バッグ用のカバーに関し、更に詳しくは導尿バッグを隠して人目に付くことを防止し、且つ必要時は簡単にバッグの目盛等を確認できるよう形成した導尿バッグ用のカバーに関するものである。
従来この種のカバーとしては、例えば前面に透明部分を設けると共に、この透明部分を隠すカバーを設け、また下端に開口部を設け、この開口部から導尿バッグの導尿管を取り出すことができるよう形成した袋が知られている(例えば特許文献1参照)。
ところで病院等で使用されている閉鎖式導尿バッグは、尿の色や量等を外部から観察できるよう、通常、透明の樹脂材で形成されている。
そのため従来は、導尿バッグが見舞い客や他の患者等の目に触れ易かったから、患者のプライバシーを損ね、また患者に対し、例えばキャスターの付いた架台に導尿バッグをぶら下げて病室から出ることに抵抗感を与えるものであった。
そのため従来は、導尿バッグが見舞い客や他の患者等の目に触れ易かったから、患者のプライバシーを損ね、また患者に対し、例えばキャスターの付いた架台に導尿バッグをぶら下げて病室から出ることに抵抗感を与えるものであった。
而して特許文献1に記載の従来品は、この種の問題を解消できるものの、上記の通り、この従来品は袋の前面に透明部分を設け、この透明部分をカバーで覆い、カバーを持ち上げて導尿バッグの目盛や尿の色などを、透明部分を介して視認する構造であった。
従ってこの従来品によると、透明部分が汚れている場合や、透明部分の光の反射具合によっては尿を観察し難い、という問題点があった。またこの従来品の場合は、尿量等の観察時にカバーを持ち上げていなければならない煩わしさがあり、また透明部分が汚れたら掃除する必要があり、使い勝手が悪いものであった。
従ってこの従来品によると、透明部分が汚れている場合や、透明部分の光の反射具合によっては尿を観察し難い、という問題点があった。またこの従来品の場合は、尿量等の観察時にカバーを持ち上げていなければならない煩わしさがあり、また透明部分が汚れたら掃除する必要があり、使い勝手が悪いものであった。
本考案は、このような従来品の問題点に鑑み、提案されたものである。
従って本考案の解決しようとする技術的課題は、導尿バッグが人目につくことを防止でき、この種のバッグが露出することによる不利益を一掃できると共に、尿の観察を簡単且つ楽にでき、使い勝手が良くなるよう形成した導尿バッグ用のカバーを提供することにある。
従って本考案の解決しようとする技術的課題は、導尿バッグが人目につくことを防止でき、この種のバッグが露出することによる不利益を一掃できると共に、尿の観察を簡単且つ楽にでき、使い勝手が良くなるよう形成した導尿バッグ用のカバーを提供することにある。
本考案は、上記の課題を解決するため、次のような技術的手段を採る。
即ち本考案は、図1、図2等に示されるように、閉鎖式導尿バッグ1に被せて装着する導尿バッグ1用のカバーであって、上記の導尿バッグ1の前面の目盛1aに対応する前側部分2が捲り操作自在に形成され、捲り操作後に、この前側部分2を仮止めするための止め具5を備え、上記の前側部分2が左右何れか一方の側に横開き状に形成され、止め具5が、前側部分2の開放端側の上端部の前面に設けられている一方の止め付け部材8aと、前側部分2を側方に折り返したとき、一方の止め付け部材8aと対応するカバー本体3の上端部の前面位置に設けられている他方の止め付け部材8bとで形成されていることを特徴とする(請求項1)。
即ち本考案は、図1、図2等に示されるように、閉鎖式導尿バッグ1に被せて装着する導尿バッグ1用のカバーであって、上記の導尿バッグ1の前面の目盛1aに対応する前側部分2が捲り操作自在に形成され、捲り操作後に、この前側部分2を仮止めするための止め具5を備え、上記の前側部分2が左右何れか一方の側に横開き状に形成され、止め具5が、前側部分2の開放端側の上端部の前面に設けられている一方の止め付け部材8aと、前側部分2を側方に折り返したとき、一方の止め付け部材8aと対応するカバー本体3の上端部の前面位置に設けられている他方の止め付け部材8bとで形成されていることを特徴とする(請求項1)。
本考案品の材質としては、例えば布、樹脂シート、防水加工が施された紙などがある。布の場合は洗濯が可能で繰り返し使用できる利点がある。また本考案品は、樹脂シートや紙等で使い捨て式に形成されているのでも良い。また本考案品は、表面が着色されたり、柄や模様が施されているのでも良い。なおこの場合は、尿の色や性状の観察に支障を与えないよう、色等を選定するのが好ましい。目盛1aに対応する前側部分2は、例えば導尿バッグ1の目盛1aが左右方向の中央、或いは左寄り、又は右寄りの場合は、この目盛1aの位置に対応して中央、或いは左又は右寄りの位置になる。また本考案の場合、止め具5は、例えば雌雄の面状ファスナーや、ボタンとボタン孔、或いは雌雄のホックなどで構成される。
なお止め付け部材8a、8bとしては、例えば雌雄の面状ファスナーや、ボタンとボタン孔、或いは雌雄のホックなどがある。
なお止め付け部材8a、8bとしては、例えば雌雄の面状ファスナーや、ボタンとボタン孔、或いは雌雄のホックなどがある。
本考案は、このように導尿バッグの前面の目盛に対応する前側部分が捲り操作自在に形成され、捲り操作後に、この前側部分を仮止めするための止め具を備えて形成されているものである。
従って本考案によれば、導尿バッグが人目につくことを防止でき、この種のバッグが露出することによる不利益を一掃でき、また尿の観察が容易になり、使い勝手が良くなるものである。
従って本考案によれば、導尿バッグが人目につくことを防止でき、この種のバッグが露出することによる不利益を一掃でき、また尿の観察が容易になり、使い勝手が良くなるものである。
また本考案は、前側部分が左右何れか一方の側に横開き状に形成され、止め具が、前側部分の開放端側の上端部の前面に設けられている一方の止め付け部材と、前側部分を側方に折り返したとき、一方の止め付け部材と対応するカバー本体の上端部の前面位置に設けられている他方の止め付け部材とで形成されている。
従って、これによると、前側部分を横開きすることで、簡単且つ迅速に尿量等を観察できる。
従って、これによると、前側部分を横開きすることで、簡単且つ迅速に尿量等を観察できる。
以下、本考案を実施するための最良の形態を説明する。
本考案は、図1等に示されるように、閉鎖式導尿バッグ1(図2参照)に被せて装着する導尿バッグ1用のカバーである。本考案品は、図2に示されるように、上記の導尿バッグ1の前面の目盛1aに対応する前側部分2が、捲り操作自在に形成されている。
本考案は、図1等に示されるように、閉鎖式導尿バッグ1(図2参照)に被せて装着する導尿バッグ1用のカバーである。本考案品は、図2に示されるように、上記の導尿バッグ1の前面の目盛1aに対応する前側部分2が、捲り操作自在に形成されている。
また前側部分2は、左右何れか一方の側に横開き状に形成されている。この実施形態では正面から見て右側の上端部がカバー本体3の前面の右側の上部に着脱自在に形成され、左側に捲り返すことで横開き可能に形成されている。この場合、前側部分2は、右側の上端部の裏面に設けられている面状ファスナー4aが、対応するカバー本体3の前面位置に設けられている面状ファスナー4bに付けられることで着脱されるものである。カバー本体3は、この実施形態では尿の観察に支障のない、例えば白色や淡い緑色等の布で形成されている。
また本考案品は、前側部分2を捲り操作後に、この前側部分2を仮止めするための止め具5を備えて形成されている。この止め具5は、前側部分2の開放端側の上端部の前面に設けられている一方の止め付け部材8aと、前側部分2を側方に折り返したとき、一方の止め付け部材8aと対応するカバー本体3の上端部の前面位置に設けられている他方の止め付け部材8bとで形成されている。止め付け部材8a、8bは、この実施形態では雌雄の面状ファスナーで形成されている。
なお7(図2参照)は、導尿バッグ1を懸吊するための架台である。
なお7(図2参照)は、導尿バッグ1を懸吊するための架台である。
次に本考案の使用例を、図面に従って説明する。
先ず使用者は、導尿バッグ1に本考案品を上から被せる。この場合、使用者は、導尿バッグ1に被せ易くなるよう、面状ファスナー4a、4bの鈎着状態を解除して前側部分2を、横にまくって前側を開いて行なうのが良い(図2等参照)。導尿バッグ1の導尿管1bは、カバー本体3の中央部の開口から引き出されて配置される。
先ず使用者は、導尿バッグ1に本考案品を上から被せる。この場合、使用者は、導尿バッグ1に被せ易くなるよう、面状ファスナー4a、4bの鈎着状態を解除して前側部分2を、横にまくって前側を開いて行なうのが良い(図2等参照)。導尿バッグ1の導尿管1bは、カバー本体3の中央部の開口から引き出されて配置される。
而してこの本考案品の場合は、常時は、図3に示されるように、前側部分2を閉じ、尿量等の観察時は、図2、図4に示されるように、前側部分2を横開きし、一方の止め付け部材8aを他方の止め付け部材8bに止め付け、前側部分2を仮止めして尿量等を観察する。
1 導尿バッグ
1a 目盛
2 前側部分
3 カバー本体
5 止め具
8a 一方の止め付け部材
8b 他方の止め付け部材
1a 目盛
2 前側部分
3 カバー本体
5 止め具
8a 一方の止め付け部材
8b 他方の止め付け部材
Claims (1)
- 閉鎖式導尿バッグに被せて装着する導尿バッグ用のカバーであって、上記の導尿バッグの前面の目盛に対応する前側部分が捲り操作自在に形成され、捲り操作後に、この前側部分を仮止めするための止め具を備え、上記の前側部分が左右何れか一方の側に横開き状に形成され、止め具が、前側部分の開放端側の上端部の前面に設けられている一方の止め付け部材と、前側部分を側方に折り返したとき、一方の止め付け部材と対応するカバー本体の上端部の前面位置に設けられている他方の止め付け部材とで形成されていることを特徴とする導尿バッグ用のカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011006253U JP3172840U (ja) | 2011-10-25 | 2011-10-25 | 導尿バッグ用のカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011006253U JP3172840U (ja) | 2011-10-25 | 2011-10-25 | 導尿バッグ用のカバー |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011232689 Continuation | 2007-11-10 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3172840U true JP3172840U (ja) | 2012-01-12 |
Family
ID=48000156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011006253U Expired - Lifetime JP3172840U (ja) | 2011-10-25 | 2011-10-25 | 導尿バッグ用のカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3172840U (ja) |
-
2011
- 2011-10-25 JP JP2011006253U patent/JP3172840U/ja not_active Expired - Lifetime
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