JP3172624U - 発光ダイオードモジュール用冷却放熱フィン - Google Patents

Abstract

【課題】放熱効率に優れ、軽くて低価格の発光ダイオートモジュール用冷却放熱フィンを提供する。
【解決手段】円筒容器状の本体１の周囲にヒダ１５を備えた冷却放熱フィンであって、ヒダ１５の凸部に凸部の放熱穴１３、ヒダ１５の凹部に、凹部放熱穴１２が備えることにより、内部にこもった熱を効率よく外に逃がすようにした。
【選択図】図１

Description

発光ダイオードモジュール用の冷却放熱フィンに関する。

従来はダイキャスト製の冷却放熱フィンであった。ダイキャスト製の冷却放熱フィンでは重いという欠点があった。

実用新案登録第３１５４８３７号公報

ダイキャスト製の冷却放熱フィンでは放熱効率が悪いため、発光ダイオードの輝度が上がるほど、冷却放熱フィンを大きくする必要があり、全体重量も重くなっていた。

円筒容器状の本体１１の周囲にヒダ１５を備えた冷却放熱フィンであって、ヒダ１５の凸部に凸部の放熱穴１３、ヒダ１５の凹部に、凹部の放熱穴１２が備えることにより、内部にこもった熱を効率よく外に逃がすようにしたことを特徴とする発光ダイオードモジュール用冷却放熱フィン。

前記ヒダ１５の側面に放熱穴を備えたことを特徴とする発光ダイオードモジュール用冷却放熱フィン。

ダイキャスト製品よりも放熱効率に優れており、軽くて低価格の冷却放熱フィンを実現できる。

本考案の発光ダイオードモジュール用冷却放熱フィンの構成（斜上方斜視図） 本考案の発光ダイオードモジュール用冷却放熱フィンの構成（右下方斜視図）

図１と図２は、本考案の発光ダイオードモジュール用冷却放熱フィンの構成を示す。
図１は斜上方斜視図、図２は右下方斜視図である。
本考案の発光ダイオードモジュール用の冷却放熱フィン１は、略円板状のアルミ板に、複数のスリット状の放熱穴を、放射状に切り抜いた後に、プレス成形で円筒容器状に底辺から先端部に至る複数条のヒダができるように絞る。

このヒダは、ヒダ１５の外側（凸部）に、凸部の放熱穴１３、ヒダ１５の内側（凹部）に、凹部の放熱穴１２を配置するように絞られる。
ヒダ１５の外側（凸部）の凸部の放熱穴１３により内部にこもった熱を外に逃がすることができる。さらに、ヒダの内側（凹部）にも、凹部の放熱穴１２を設けているので、発光ダイオードモジュール２の熱により冷却放熱フィン１の内部にこもった熱を、より外部に放熱させることができる。
また、ヒダ１５の両側面に放熱穴を備えることにより、冷却放熱フィン１の内部にこもった熱をより一層、外に放出できる。
冷却放熱フィン１の本体１１はアルミで構成され、そのアルミの純度が高くなる程、放熱効果が高くなる。また、本体１１のアルミにアルマイト処理を行うと、より放熱効果が高くなる。

本体１１の円筒容器状の開口部を、円筒容器状の底面より外側に開くように絞ることにより、外部への放熱を増加させ、逆に、円筒容器状の開口部を、円筒容器状の底の底面より内側に絞ることにより、小さい形状の冷却放熱フィンを構成できる。このように状況に応じて冷却放熱フィンの形状を変更することもできる。

冷却放熱フィンは厚さが薄いアルミ等の素材で構成されているので、冷却放熱フィンの円筒容器状の本体１１の底の内側に、発光ダイオードモジュール２を取り付けるために、円板状の取り付け板１４（図の表示なし）を備える。この取り付け板１４と、本体１１と、発光ダイオードモジュール２とを、発光ダイオードモジュール２の熱が本体に効率よく伝わるように、ビスなどで締め付けて一体固定する。
発光ダイオードモジュール２の電源は、冷却放熱フィン１の内部を通ってケーブル３により供給される。

発光ダイオードモジュール用の高効率・低コスト冷却放熱フィンを提供する。

１ 冷却放熱フィン
１１ 本体
１２ 凹部の放熱穴
１３ 凸部の放熱穴
１４ 取り付け板
１５ ヒダ
２ 発光ダイオードモジュール
３ ケーブル

Claims (2)

1. 円筒容器状の本体１１の周囲にヒダ１５を備えた冷却放熱フィンであって、ヒダ１５の凸部に凸部の放熱穴１３、ヒダ１５の凹部に、凹部の放熱穴１２を備えることにより、内部にこもった熱を効率よく外に逃がすようにしたことを特徴とする発光ダイオードモジュール用冷却放熱フィン。
2. 前記ヒダ１５の側面に放熱穴を備えたことを特徴とする請求項１記載の発光ダイオードモジュール用冷却放熱フィン。

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