JP3173724U - ランプ体の散熱構造 - Google Patents

Abstract

【課題】ランプ体に散熱を行わせることができるランプ体の散熱構造を提供する。
【解決手段】スリーブ１０外周縁にはフランジを突出状に設置し、フランジには若干の第一導熱孔１２を設置し、ランプシェード２０外周縁には若干の外フィン２１を設置し、内周縁には若干の内フィン２２を設置し、ランプシェード２０頂点縁には内側に向かい、リング縁を突出状に設置し、リング縁には若干の第二導熱孔２４を設置する。また、ランプシェード２０はスリーブ１０上に被せて設置し、これによりリング縁はスリーブ１０のフランジ頂点面に接触し、嵌合リング３０には若干の第三導熱孔３１を設置し、しかも嵌合リング３０はスリーブ１０上に嵌めて設置し、電気コネクタ４０はスリーブ１０頂点端に固定して設置する。さらに、回路板ユニット５０には若干の発光部品５１を設置し、スリーブ１０内部に設置し、これにより回路板ユニット５０と電気コネクタ４０は電気的連接を形成し、外蓋６０はランプシェード２０底面に設置する。
【選択図】図３

Description

本考案はランプ体の散熱構造に関し、特にランプ体に散熱を行わせることができる散熱構造であるランプ体の散熱構造に関する。

従来のLEDランプ体構造の大部分は、LEDランプを、直接ランプシェード内部に組みつけるものである。
しかし、LEDランプは使用時に高熱を発するにもかかわらず、一般のランプシェードは、良好な散熱効果を備えていない。
よって、高熱の状況により、LEDランプの使用寿命は大幅に低下する。
また、LEDランプ全体の歩留も低くなり、経済的な実用性を備えていない。
本考案は、従来のLEDランプ体構造の上記した欠点に鑑みてなされたものである。

本考案が解決しようとする第一の課題は、熱伝導速度を速め、高熱を迅速に発散させ、最適な散熱効果を備えるランプ体の散熱構造を提供することである。
本考案が解決しようとする第二の課題は、ランプ体の使用寿命を延長し、全体の光の減衰を小さくし、最適な輝度を備えさせるランプ体の散熱構造を提供することである。

上記課題を解決するため、本考案は下記のランプ体の散熱構造を提供する。
ランプ体の散熱構造は、スリーブ、ランプシェード、嵌合リング、電気コネクタ、回路板ユニット、外蓋からなり、
該スリーブの外周縁の設定位置には、フランジを突出状に設置し、該フランジには、若干の第一導熱孔を設置し、
該ランプシェードの外周縁には、若干の外フィンを設置し、しかも該ランプシェードの内周縁には、若干の内フィンを設置し、
該ランプシェードの頂点縁には、内側に向かい、リング縁を突出状に設置し、該リング縁は、該スリーブの第一導熱孔位置に相対し、第二導熱孔をそれぞれ設置し、
該ランプシェードは、該スリーブ上に被せて設置し、これにより該リング縁は、該スリーブのフランジ頂点面に接触し、
該嵌合リングは、該ランプシェードの第二導熱孔位置に相対し、第三導熱孔をそれぞれ設置し、しかも該嵌合リングは、該スリーブ上に嵌めて設置し、これにより該嵌合リングは、該ランプシェードのリング縁頂点面に接触し、
該電気コネクタは、該スリーブ頂点端に固定して設置し、
該回路板ユニットには、若干の発光部品を設置し、しかも該回路板ユニットは、該スリーブの内部に設置し、これにより該回路板ユニットと該電気コネクタとは、電気的連接を形成し、
該外蓋は、該ランプシェードの底面に設置し、
該スリーブの頂点部に近い外周縁には、外ネジヤマ部を設置し、しかも該電気コネクタの内周縁には、内ネジヤマ部を設置し、該電気コネクタは、該内ネジヤマ部を利用し、該スリーブの外ネジヤマ部に螺合して設置し、
該スリーブの外周縁には、若干の凸リブを設置し、
該外蓋は、外へと突出する弧状を呈し、
該外蓋は、平面形を呈し、
該発光部品は、LEDランプで、第一板、第二板、第三板を備え、該第一板は、該回路板ユニットと相互に接続し、該第二板及び該第三板には、発光部品を設置し、
該内フィンの底端には、第一接触部及び第二接触部を設置し、
該回路板ユニットを、該スリーブ内部に設置すると、該第二板及び該第三板は、該第一接触部及び該第二接触部上にそれぞれ接触する。

本考案のランプ体の散熱構造は、熱伝導速度を速め、高熱を迅速に発散させ、最適な散熱効果を備え、これによりランプ体の使用寿命を延長し、全体の光の減衰を小さくし、最適な輝度を備えさせることができる。

本考案の立体分解模式図である。 本考案の立体組合せ模式図である。 図２の３−３位置における組合せ断面模式図である。 本考案実施例使用時の散熱状態模式図である。 本考案別種の実施例の立体外観模式図である。

以下に図面を参照しながら本考案を実施するための最良の形態について詳細に説明する。

図１〜５に示すように、本考案ランプ体の散熱構造は、スリーブ１０、ランプシェード２０、嵌合リング３０、電気コネクタ４０、回路板ユニット５０、外蓋６０からなる。

該スリーブ１０は、概ね中空状を呈し、該スリーブ１０の外周縁の設定位置には、フランジ１１を突出状に設置し、該フランジ１１には、若干の第一導熱孔１２を設置する。

該ランプシェード２０の外周縁には、若干の外フィン２１を設置し、しかも該ランプシェード２０の内周縁には、若干の内フィン２２を設置する。

該ランプシェード２０の頂点縁には、内側に向かい、リング縁２３を突出状に設置し、該リング縁２３は、該スリーブ１０の第一導熱孔１２位置に相対し、第二導熱孔２４をそれぞれ設置する。

該ランプシェード２０は、該スリーブ１０上に被せて設置し、これにより該リング縁２３は、該スリーブ１０のフランジ１１頂点面に接触する。

該嵌合リング３０は、該ランプシェード２０の第二導熱孔２４位置に相対し、第三導熱孔３１をそれぞれ設置する。

しかも、該嵌合リング３０は、該スリーブ１０上に嵌めて設置し、これにより該嵌合リング３０は、該ランプシェード２０のリング縁２３頂点面に接触する。

該電気コネクタ４０は、該スリーブ１０の頂点端に固定して設置する。

該回路板ユニット５０には、若干の発光部品５１を設置し、しかも該回路板ユニット５０は、該スリーブ１０の内部に設置し、これにより該回路板ユニット５０と該電気コネクタ４０とは、電気的連接を形成する。

該外蓋６０は、該ランプシェード２０の底面に設置する。

該スリーブ１０の頂点部に近い外周縁には、外ネジヤマ部１３を設置し、しかも該電気コネクタ４０の内周縁には、内ネジヤマ部４１を設置し、該電気コネクタ４０は、該内ネジヤマ部４１を利用し、該スリーブ１０の外ネジヤマ部１３に螺合して設置する。

該スリーブ１０の外周縁には、若干の凸リブ１４を設置する。

該外蓋６０は、外へと突出する弧状を呈する。

該外蓋６０は、平面形を呈する。

該発光部品５１は、LEDランプで、さらに第一板５２、第二板５３、第三板５４を備える。

該第一板５２は、該回路板ユニット５０と相互に接続し、該第二板５３及び該第三板５４には、発光部品５１を設置する。

該内フィン２２の底端には、第一接触部２２１及び第二接触部２２２を設置する。

該回路板ユニット５０を該スリーブ１０内部に設置すると、該第二板５３及び該第三板５４は、該第一接触部２２１及び該第二接触部２２２上にそれぞれ接触する。

引き続き図１〜５に示すように、本考案のランプシェード２０外周縁には、若干の外フィン２１を設置し、しかもその内周縁には、若干の内フィン２２を設置する。

そのため、本考案の使用時には、該発光部品５１は光エネルギーを発する他、同時に、熱エネルギーも発するが、熱エネルギーは順当に該ランプシェード２０の外フィン２１及び内フィン２２上へと伝導され(図４参照)、同時に、伝熱面積を縮小できる。

また、該スリーブ１０のフランジ１１には、若干の第一導熱孔１２を設置し、該ランプシェード２０のリング縁２３には、若干の第二導熱孔２４を設置し、該嵌合リング３０上には、若干の第三導熱孔３１を設置する。

該各導熱孔は、連通状態を呈し、これにより熱エネルギーは、第一導熱孔１２、第三導熱孔３１、第二導熱孔２４から発散される(図４参照)。

こうして、全体の導熱速度は加速され、しかも散熱はさらに均一となり、これによりランプ体の寿命は延長され、しかも全体の光減衰は小さくなり、最適な輝度を達成することができる。

さらに、本考案の内部には、スリーブ１０を設置し、これにより回路板ユニット５０を設置することで、回路板ユニット５０と電気接続線とを効果的に離し、熱エネルギー流動の相互干渉を回避するため、高い安全性を備える。

上記の本考案名称と内容は、本考案技術内容の説明に用いたのみで、本考案を限定するものではない。本考案の精神に基づく等価応用或いは部品（構造）の転換、置換、数量の増減はすべて、本考案の保護範囲に含むものとする。

本考案は実用新案登録の要件である新規性を備え、従来の同類製品に比べ十分な進歩を有し、実用性が高く、社会のニーズに合致しており、産業上の利用価値は非常に大きい。

１０ スリーブ
１１ フランジ
１２ 第一導熱孔
１３ 外ネジヤマ部
１４ 凸リブ
２０ ランプシェード
２１ 外フィン
２２ 内フィン
２２１ 第一接触部
２２２ 第二接触部
２３ リング縁
２４ 第二導熱孔
３０ 嵌合リング
３１ 第三導熱孔
４０ 電気コネクタ
４１ 内ネジヤマ部
５０ 回路板ユニット
５１ 発光部品
５２ 第一板
５３ 第二板
５４ 第三板
６０ 外蓋

Claims (7)

1. ランプ体の散熱構造は、スリーブ、ランプシェード、嵌合リング、電気コネクタ、回路板ユニット、外蓋からなり、
   該スリーブの外周縁の設定位置には、フランジを突出状に設置し、該フランジには、若干の第一導熱孔を設置し、
   該ランプシェードの外周縁には、若干の外フィンを設置し、しかも該ランプシェードの内周縁には、若干の内フィンを設置し、該ランプシェードの頂点縁には、内側に向かい、リング縁を突出状に設置し、該リング縁は、該スリーブの第一導熱孔位置に相対し、第二導熱孔をそれぞれ設置し、該ランプシェードは、該スリーブ上に被せて設置し、これにより該リング縁は、該スリーブのフランジ頂点面に接触し、
   該嵌合リングは、該ランプシェードの第二導熱孔位置に相対し、第三導熱孔をそれぞれ設置し、しかも該嵌合リングは、該スリーブ上に嵌めて設置し、これにより該嵌合リングは、該ランプシェードのリング縁頂点面に接触し、
   該電気コネクタは、該スリーブの頂点端に固定して設置し、
   該回路板ユニットには、若干の発光部品を設置し、しかも該回路板ユニットは、該スリーブの内部に設置し、これにより該回路板ユニットと該電気コネクタとは、電気的連接を形成し、
   該外蓋は、該ランプシェードの底面に設置することを特徴とするランプ体の散熱構造。
2. 前記スリーブの頂点部に近い外周縁には、外ネジヤマ部を設置し、
   該電気コネクタの内周縁には、内ネジヤマ部を設置し、
   該電気コネクタは、該内ネジヤマ部を利用し、該スリーブの外ネジヤマ部に螺合して設置することを特徴とする請求項１に記載のランプ体の散熱構造。
3. 前記スリーブの外周縁には、凸リブを設置することを特徴とする請求項１に記載のランプ体の散熱構造。
4. 前記外蓋は、外へと突出する弧状を呈することを特徴とする請求項１に記載のランプ体の散熱構造。
5. 前記外蓋は、平面形を呈することを特徴とする請求項１に記載のランプ体の散熱構造。
6. 前記発光部品は、LEDランプであることを特徴とする請求項１に記載のランプ体の散熱構造。
7. 前記ランプ体の散熱構造はさらに、第一板、第二板、第三板を備え、
   該第一板は、該回路板ユニットと相互に接続し、
   該第二板及び該第三板には、発光部品を設置し、
   該内フィンの底端には、第一接触部及び第二接触部を設置し、
   該回路板ユニットを、該スリーブ内部に設置すると、該第二板及び該第三板は、該第一接触部及び該第二接触部上にそれぞれ接触することを特徴とする請求項１に記載のランプ体の散熱構造。

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