JP3172465B2 - Fm多重放送受信機能付き情報端末装置 - Google Patents

Fm多重放送受信機能付き情報端末装置

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JP3172465B2
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正明 大呂
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弥文 川口
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Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話番号情報が表
示できる情報端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】文字や図形情報や付加情報等をFM音声
放送の電波の隙間に多重して新しいサービスを提供する
放送システムとしてFM多重放送が知られている(特開
平3−6926号公報参照)。このシステムは欧州のR
DSや米国のRBDSで実用化されている。日本におい
ても一部の放送局が、1995年4月よりサービスを開
始している。これらシステムではニュース,天気予報,
補完番組,音楽番組,交通情報や緊急放送などの表示情
報を提供しており、更に内容により分類されている。受
信機側では放送局から送られてくるメニューに基づいて
これらの選択を行う。
【0003】FM多重放送により提供される情報の中に
は、例えば受信しているFM放送局へのリクエスト電話
番号等があり、その電話番号にダイヤルしようとする時
には、表示部に表示されている電話番号を見ながらダイ
ヤルを行なうか、あるいはその電話番号を何かにメモし
ておく必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、表示部に表示
される電話番号に従ってダイヤルを行ったり、メモを見
ながらダイヤルを行なうと、見間違いや、メモの書き間
違いなどから、違う電話番号にダイヤルして第3者に迷
惑をかけるという問題や、万が一そのメモを紛失してし
まうと、またその情報が提供される時間にFM多重放送
を受信して、確認しなければならないという問題を有し
ていた。
【0005】
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明のFM多
重放送受信機能付き情報端末装置は、FM多重放送を受
信するFM多重放送受信手段と、前記FM多重放送より
多重放送を復調する多重放送復調手段と、前記多重放送
復調手段にて復調された前記多重放送の中から電話番号
を示す電話番号情報を抽出する特定情報抽出手段と、前
記電話番号情報を記憶する記憶手段と、前記電話番号情
報を表示する表示手段と、前記記憶手段に記憶された前
記電話番号情報に基づいてダイヤル発信を行なう発信手
段を有するものにおいて、前記特定情報抽出手段が前記
電話番号情報に関連する番組名情報も抽出し、前記記憶
手段は前記番組名情報を前記電話番号情報と共に記憶
し、前記表示手段は前記番組名情報と前記電話番号情報
とを表示することを特徴とするものである。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係る多重放送送受信シス
テムに関し、図面に基づいて説明する。
【0012】図1は本発明のFM多重放送受信機能付き
情報端末装置の構成を示すブロック図である。
【0013】1はFM受信手段であり、 FM放送電波
を受信して得られる高周波信号と PLL回路8からの
局部発振信号とを混合して中間周波数信号に変換する。
2は音声復調手段であり、前記中間周波数信号のFM検
波を行い、更にステレオ復調することにより、Lチャン
ネル及びRチャンネル信号を再生し、出力する。出力さ
れた信号は増幅回路3で増幅され、スピーカ4より音声
となって出力される。5は多重信号復調手段であり、F
M受信手段1から出力される中間周波数信号より、多重
信号を復調する。6は特定情報抽出手段であり、多重信
号復調手段より出力される多重信号のうち特定の情報の
みを抽出する。7は主制御手段であり、CPU等から構
成され、本発明のFM多重放送受信機能付き情報端末装
置の各機能を統括的に制御する。9は操作手段であり、
各機能の実行を指示する複数のキーからなる。10は表
示手段、11はメモリである。
【0014】12は電話送受信手段であり、受信時には
受信した電波を受信信号に変換し、送信時には送信信号
を送信電波に変換する。13は通信制御手段であり、受
信時には電話送受信手段12より出力される受信信号か
ら受信音声データと制御データとを抽出し、また送信時
には送信音声データと制御データを多重化して送信信号
に変換し、電話送受信手段12に出力する。14は音声
処理手段であり、受信時には通信制御手段13から出力
される受信音声データをアナログ音声に変換して、スピ
ーカ4に出力し、また送信時にはマイク15より出力さ
れるアナログ音声を送信音声データに変換し、通信制御
手段13に出力する。
【0015】図2は多重信号復調手段5および特定情報
抽出手段6の内部を示すブロック図である。多重信号復
調手段5は多重信号抽出用フィルタ51とデータ復調回
路52から構成される。多重信号抽出用フィルタ51に
はFM受信手段1からの中間周波数信号が供給され、7
6kHzに多重されているLMSK(Level controlled
Minimum Shift Keying)信号を抽出する。ここでLM
SKとはステレオ差信号の大きさに応じて多重信号の大
きさをコントロールする変調方式である。データ復調回
路52はLMSK信号からデータ信号を復調するもので
あり、LMSK信号のレベル変動分を取り除き、次いで
同期信号を検出して、誤り訂正を行う。
【0016】特定情報抽出手段6は検出手段61とRO
M62とバッファメモリ63から構成される。検出手段
61はデータ復調回路52から出力されるデータ信号と
ROM62に記憶されているデータとを比較し、一致す
るデータの有無を検出する。バッファメモリ63には検
出手段61の検出結果に応じてデータが蓄積される。
【0017】次に本発明のFM多重放送受信機能付き情
報端末装置の動作について説明する。尚、FM多重放送
では、音楽番組の音声情報と同時に番組名を示すタイト
ル情報と、リクエスト用等の電話番号を示す電話番号情
報とが多重文字情報として送られているものとし、タイ
トル情報の前には「番組名」や「タイトル」等の番組名
を示唆する文字列が付加され、電話番号情報の前には
「電話」や「TEL」等の電話番号を示唆する文字列が
付加されているものとする。
【0018】まず、FM多重放送受信時の動作について
述べる。FM受信手段1はFM電波を受信し、そこから
得られる高周波信号と PLL回路8からの局部発振信
号とを混合して中間周波数信号に変換して音声復調手段
2および多重信号復調手段5にそれぞれ出力する。音声
復調手段2は中間周波数信号よりFM音声信号部分を復
調し、増幅回路3を介してスピーカ4に出力する。一方
多重信号復調手段5では多重信号抽出用フィルタ51及
びデータ復調回路52によって多重信号がデータ信号に
復調される。主制御部7はデータ信号を表示手段10に
表示する。これによりFM多重放送が視聴される。
【0019】次に特定情報の抽出方法について、図3の
フローチャートに基づいて説明する。S1ではFM多重
放送の多重データ信号の有無が判断され、YESならば
S2へ移行し、NOならばこのルーチンを終了する。S
2では多重データ信号の中に番組名情報を抽出する為の
キーワードとなる「番組名」「タイトル」といった文字
列、あるいは電話番号情報を抽出するキーワードとなる
「電話」「TEL」といった文字列に対応するデータ信
号の有無がROM62によって検出される。即ち、RO
M62には予め「番組名」「タイトル」あるいは「電
話」「TEL」といった文字列に対応するデータ信号が
記憶されており、受信した多重データ信号と、ROM6
2に記憶されたデータ信号とが一致すればS3へ移行
し、一致しなければS1に戻る。S3ではバッファメモ
リ63に番組名情報若しくは電話番号情報を書き込む。
この時、既にバッファメモリ63に番組名情報若しくは
電話番号情報が書き込まれている場合には、書き込まれ
ている情報をクリアして、新しい情報に書き換える。そ
の後、S4に移行する。S4では、バッファメモリ63
に番組名情報及び電話番号情報の両方が蓄積されている
かどうかが判断され、YESならばS5に移行し、NO
ならばS1に戻る。S5では番組名情報と電話番号情報
を一対にして出力する。このデータはメモリ11に記憶
される。その後S6に移行し、S6にてバッファメモリ
63の内容をクリアした後、このルーチンを終了する。
【0020】尚、このフローチャートの実行中に受信周
波数の変更等があれば、バッファメモリの内容はクリア
され、このフローチャートは強制的に終了される。
【0021】以上のようにして、番組名情報と電話番号
情報とが抽出され、一対でメモリ11に記憶されること
になる。メモリ11に記憶された番組名情報及び電話番
号情報は、操作手段9の操作(例えば、メモリ検索操
作)により表示手段10に表示される。ここで、操作手
段9により発信操作を行うと、表示されている電話番号
情報を通信制御手段13に出力し、その電話番号情報が
所定のフォーマット(例えば国内のデジタル電話システ
ムの通信フォーマット)に変換されて、電話送受信手段
12を介してダイヤル発信が行われる。
【0022】そして、本発明の他の実施例にあっては、
上記記憶処理した後、検出手段61により再び「番組
名」等が検出され、その後に続く番組名情報が抽出され
てバッファメモリ63に記憶されると、主制御手段7
は、バッファメモリ63よりその番組名情報を読み出し
て、既にメモリ11に記憶されているか否かを判定し、
記憶されていれば、その番組名情報と電話番号情報とを
メモリ11より読み出して、表示手段10に表示させる
ようにする。また他の実施例としては、この表示に替え
て、その番組名情報と共に記憶されている電話番号情報
に基づいて、直ちにダイヤル発信動作を行なうようにす
る。
【0023】尚、放送局の事情で電話番号が変更された
場合等を考慮して、同じ番組名情報であって、異なる電
話番号情報を受信した場合には、メモリ11の内容を書
き換えるようにしてもよい。
【0024】さらに、本発明のその他の実施例として
は、「番組名」等の検出をトリガとして電話番号情報を
表示あるいは該電話番号情報に基づく発信を行なう代わ
りに、主制御手段7にタイマ機能を持たせ、「番組名」
等の文字列に対応するデータ信号を検出したときの時刻
とその後に検出した電話番号情報をメモリ11に記憶
し、以後記憶した時刻になれば、例えば10分間それに
対応する電話番号情報を表示手段10に表示するように
する。尚、10分経過後は、電話番号情報の表示は中止
されるが、その後にダイヤル操作しなければ、リダイヤ
ル操作により読み出すことが可能である。
【0025】また本発明のもう一つの実施例として、記
憶した時刻になれば、主制御手段7がメモリ11より電
話番号情報を読み出して通信制御手段13に出力し、直
ちにダイヤル発信を行なうようにしても良い。
【0026】
【発明の効果】以上により、本発明では、受信した電話
番号等の多重情報を記憶して、それに基づいてダイヤル
発信等の信号処理を行なうことができるので非常に簡便
である。また、電話番号情報だけでなく、番組名情報も
表示されるので、何の電話番号であるかを別途に登録す
ることなく、認識することができる。
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のFM多重放送受信機能付き情報端末
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 多重復調手段及び特定情報抽出手段の構成を
示すブロック図である。
【図3】 番組名情報および電話番号情報の抽出方法を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 FM受信手段 2 音声復調手段 3 増幅手段 4 スピーカ 5 多重復調手段 6 特定情報抽出手段 7 主制御手段 8 PLL回路 9 操作手段 10 表示手段 11 メモリ 12 電話送受信手段 13 通信制御手段 14 音声処理手段 15 マイク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三木 清実 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥 取三洋電機株式会社内 (72)発明者 川口 弥文 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥 取三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−139624(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/16 H04H 1/00 H04M 1/56

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FM多重放送を受信するFM多重放送受
    信手段と、前記FM多重放送より多重放送を復調する多
    重放送復調手段と、前記多重放送復調手段にて復調され
    た前記多重放送の中から電話番号を示す電話番号情報を
    抽出する特定情報抽出手段と、前記電話番号情報を記憶
    する記憶手段と、前記電話番号情報を表示する表示手段
    と、前記記憶手段に記憶された前記電話番号情報に基づ
    いてダイヤル発信を行なう発信手段を有するものにおい
    て、前記特定情報抽出手段が前記電話番号情報に関連す
    る番組名情報も抽出し、前記記憶手段は前記番組名情報
    を前記電話番号情報と共に記憶し、前記表示手段は前記
    番組名情報と前記電話番号情報とを表示することを特徴
    とするFM多重放送受信機能付き情報端末装置。
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