JP3172090U - 自動開閉傘 - Google Patents

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JP3172090U
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蘇濱棠
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蘇 濱棠
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Abstract

【課題】傘の圧縮動作をしやすくし、傘を閉じるときの危険性を大幅に減らした自動開閉傘を提供する。
【解決手段】自動開閉傘は、第一節中棒と第二節中棒と第三節中棒とからなる、中棒ユニットを含む。第二節中棒の頂部内には内栓が固定され、内管の頂部は内栓に連結され、内管内には、底部が作動栓に固定された作動管が差し込まれ、さらに、内管内の頂部には滑車が設けられ、滑車には作動紐が引っかけられ、作動紐の一端は銃弾状部材の頂部に連結され、作動紐の他端は作動栓と連結される。
【選択図】図1

Description

本考案は自動開閉傘に関し、特に自動開閉傘の中棒ユニットを改良し、自動開閉傘の最後の傘の圧縮動作をしやすくし、傘を閉じるときの危険性を大幅に減らした自動開閉傘に関する。
初期の一般的な自動開閉傘の制御構造と作動方法は、例えば、米国特許第US6,684,893B2号などに開示されている。前記制御構造は傘持ち手部内に設けられる。前記制御構造は、空心内部を備えた本体内に制御リングが設けてなり、制御リングの一側の底部には制御柱が枢設され、本体の一側にはボタンが設けられ、ボタンは傘持ち手部の側方の開孔から外に露出される。以上の構造により、傘の中棒の圧縮と開放を制御することができる。しかしながら、この自動開閉傘の最大の問題は、傘を圧縮して閉じる過程でおこる。なぜなら、傘を閉じるときに、前記傘の中棒内の開傘バネに対して圧縮動作を行なうが、開傘バネの長さは、三節の中棒を合わせた長さに等しく、その長さが長いため、相対的な強度と弾力が小さくない。従って、使用者は力を入れて傘を閉じる動作を行う必要があり、一度で係合させなければならない。しかしながら、力の入れ方や動作が適切でなかった場合、圧縮された開傘バネは、非常に大きな力で、中棒を元の位置へ戻し、使用者の手や体のその他の部位を傷つけてしまうため、この自動開閉傘を実際に使用する上でいくつかの欠点がある。
1、ボタンを押して傘を閉じる時、各傘骨と一緒に傘面も閉じられるが、中棒ユニットは三節の管体の完全に伸びた最長の長さが保たれるため、両手の短い婦女や子供は、両手で中棒ユニットを傘持ち手部へ圧縮して傘を閉じる動作をしにくくなる。
2、開傘バネの長さは、第一節管体から第三節管体の頂端までであり、その強度と弾性力は小さくなく、従って、使用者は、手に大きな力を込めて傘を圧縮して閉じる動作を行わなければならず、それにより、手の力が弱い婦女や子供にとっては、傘を閉じる動作は困難になる。
3、開傘バネの強度と弾力が小さくないため、傘を圧縮して閉じる時、力の入れ方や動作が不適切である時、圧縮された開傘バネは、極めて大きな力で、中棒ユニットを元の位置に戻させるため、使用者の手や体のその他の部位を傷つけてしまうことが往々にしてある。
米国特許第US6,684,893B2号明細書
本考案は、引き紐で内管内に設けられた作動管を引っ張ることにより、傘を開く時に、頂部部材が押されて第三節中棒が伸展し、また、傘を閉じる時、第三節中棒と第二節中棒は相互に縮められ、それにより、傘を閉じる時に圧縮しやすくすることができる自動開閉傘を提供することを目的とする。
また、本考案は、第二節中棒の頂部に内栓を固定して、開傘バネを支えることにより、開傘バネの長さを短縮して、その強度と弾力を弱めつつ、中棒ユニットを完全に伸展させることができ、それにより、圧縮する時に怪我をするのを防ぐとともに、大幅に危険性を減らすことができる自動開閉傘を提供することを目的とする。
本考案による自動開閉傘は、主に、中棒ユニットの構造を改良している。中棒ユニットの第二節中棒の頂部内には内栓が固定され、内管の頂部は内栓に連結され、内管内には、底部が作動栓に固定された作動管が差し込まれ、さらに、内管内の頂部には滑車が設けられ、滑車には作動紐が引っかけられ、作動紐の一端は銃弾状部材の頂部に連結され、作動紐の他端は作動栓と連結される。この構造により、傘を開く時は、ボタンを押すと、開傘バネによって第二節中棒が上に向かって押され、アクティブ部引き紐と作動紐によって、アクティブ部と第三節中棒が同時に上に向かって移動し、傘を開く動作が完了する。傘を閉じたい時は、再びボタンを押すと、作動紐の引っ張る力が解除されて緩んだ状態になり、閉傘バネによって、アクティブ部と第三節中棒が下に移動し、第三節中棒は、完全に第二節中棒の外に被さり、中棒ユニットの長さが短縮され、最後の傘を圧縮して閉じる動作を行いやすくすることができる。
本考案の傘を開く前の圧縮状態を示した断面図である。 本考案の傘を開く時の状態を示した断面図である。 本考案の傘を閉じる時の状態を示した断面図である。 本考案の中棒ユニット部分の構造を示した分解図である。 図2のA部分の断面の拡大図である。
図1に示すように、本実施例の自動開閉傘は、三つ折り傘を例にとる。本実施例の自動開閉傘は、傘持ち手部10と、操作制御ユニット20と、一組の中棒ユニット30と、アクティブ部40と、頂部部材41と、銃弾状部材50と、開傘バネ60と、複数の傘骨70と、閉傘バネ71等によって構成する。操作制御ユニット20は傘持ち手部10内に設けられ、空心内部を備えた本体内には、制御リング21と、傘持ち手部10側方の開孔に設けられるとともに外に露出したボタン22とが設けられる。制御リング21の一側の底部には制御柱23が設けられ、制御リング21の他側には、アクティブ部40に係止される凸柱24が設けられ、それにより、傘を折り畳んだ状態を保持させることができる。中棒ユニット30は、第一節中棒31と、第二節中棒32と、第三節中棒33とを組み合わせてなる。第三節中棒33の頂部は頂部部材41に連結され、第二節中棒32内の頂部には内栓35が固定され、内栓35は内管34に連結され、中棒ユニット30の第一節中棒31の底部は、操作制御ユニット20の本体に連結される。開傘バネ60は、中棒ユニット30の第一節中棒31、第二節中棒32内に配置され、各傘骨70は、アクティブ部40と頂部部材41の間に接合される。
図2と図4と図5を参照する。本考案の改良した点は、傘の中棒ユニット30の構成形態にある。本考案では、主に、第二節中棒32の頂部内には内栓35が固定され、内管34の頂部は内栓35に連結され、内栓35の頂端はアクティブ部引き紐42の一端に連結され、アクティブ部引き紐42の他端は、上に延伸して頂部部材41内の滑車を跨いだ後、外側に出てアクティブ部40の頂部に連結される。また、内管34内には、作動管36が差し込まれ、作動管36の頂端は、頂部部材41内の底部に差し込まれて連結され、作動管36の底部は、透孔381と位置決め孔382とが設けられた作動栓38に被せられて連結される。内管34内の頂部には滑車37が設けられるとともに、滑車37には作動紐39が引っかけられ、作動紐39の一端は、透孔381を通過して銃弾状部材50の頂部に連結され、作動紐39の他端は位置決め孔382内にくくりつけられるとともに、作動栓38に連結される。
再び図1を参照する。図1は、自動開閉傘を圧縮し、使用のスタンバイ状態の時の構造を示している。中棒ユニット30内の開傘バネ60は、第二節中棒32の内栓35に押されて圧縮状態となり、アクティブ部40は、制御リング21の凸柱24によって係止されるとともに、制御柱23は、中棒ユニット30に下へ押されて傾斜状を形成する。また、銃弾状部材50は、内管34に押されるとともに弾性片311に支えられて、第一節中棒31の係合孔に係合される。
図2に示すように、傘を開きたい時は、ボタン22を押すと、制御リング21が内側に押されて、凸柱24がアクティブ部40の係止から外れる。そして、中棒ユニット30内の開傘バネ60の弾力の復元作用により、第二節中棒32は上へと押され、この時、銃弾状部材50は第一節中棒31の係合孔に係合されている。そして、作動紐39と、滑車37の作用により、作動管36は上に引っ張られて頂部部材41を押し、第三節中棒33は上へと移動する。この時、アクティブ部40は、アクティブ部引き紐42に引っ張られて上へと移動し、傘骨70が完全に開いて、自動傘の動作が完了する。この時、各傘骨70の閉傘バネ71は伸びた状態であり、また、制御柱23も水平状態を回復して、銃弾状部材50に当接する。
図3に示すように、傘を閉じたい時は、再びボタン22を押すと、制御柱23によって銃弾状部材50が押されて、第一節中棒31の係止から外れる。この時、作動紐51が引っ張る力も解除され、各傘骨70の閉傘バネ71の弾力の復元作用により、各傘骨70は傘面と一緒に自動的に閉じられる。また、アクティブ部40は、下向きに移動するとともに、第三節中棒33を下へ押し、それにより、第三節中棒33は第二節中棒32の外に被さり、伸びた中棒ユニット30は、二節分だけの長さとなり、それにより、引き続き行う傘を閉じる動作を更に手軽で行いやすくする。
上述した本考案の自動開閉傘は、三つ折り傘を実施例として説明したが、前記中棒結構は、四つ折り、或いは、五つ折りの自動開閉傘に適用させることもできる。また、中棒ユニットが形成する第四節、或いは、第五節中棒は、第二節中棒の下方に連結される。
10 傘持ち手部
20 操作制御ユニット
21 制御リング
22 ボタン
23 制御柱
24 凸柱
30 中棒ユニット
31 第一節中棒
32 第二節中棒
33 第三節中棒
34 内管
35 内栓
36 作動管
37 滑車
38 作動栓
39 作動紐
40 アクティブ部
41 頂部部材
42 アクティブ部引き紐
50 銃弾状部材
60 開傘バネ
70 傘骨
71 閉傘バネ
311 弾性片
381 透孔
382 位置決め孔

Claims (3)

  1. 傘持ち手部と、操作制御ユニットと、一組の中棒ユニットと、頂部部材と、アクティブ部と、銃弾状部材と、開傘バネと、複数の傘骨とによって構成する、自動開閉傘であって、
    操作制御ユニットは、傘持ち手部内に設けられるとともに、ボタンと、制御柱及び凸柱を備える制御リングとを備え、
    中棒ユニットは、第一節中棒と、第二節中棒と、第三節中棒とからなり、
    頂部部材は、第三節中棒の頂部に連結され、
    アクティブ部は、中棒ユニットの外に被せられ、
    銃弾状部材は、中棒ユニット内に収容され、
    傘骨は、頂部部材とアクティブ部の間に連結されるとともに、傘骨には閉傘バネが設けられ、
    第二節中棒の頂部内に内栓が固定され、内管が第二節中棒内に設けられるとともに、内管の頂部は内栓に連結され、内栓の頂端はアクティブ部引き紐の一端に連結され、アクティブ部引き紐の他端は、上に向かって延伸し、頂部部材内の滑車を跨いだ後、外側に出てアクティブ部の頂部に連結され、内管内には作動管が差し込まれ、作動管の頂端には、頂部部材の内底部に差し込まれて連結され、作動管の底部には、透孔と位置決め孔が設けられた作動栓が被せられて連結され、内管内の頂部には、滑車が設けられるとともに、滑車には作動紐が引っかけられ、
    作動紐の一端は、透孔を通過して銃弾状部材の頂部に連結され、作動紐の他端は、位置決め孔内にくくりつけられるとともに、作動栓に連結されることを特徴とする、自動開閉傘。
  2. 内管内の頂部には、滑車の代わりにすべすべした金属棒が連結されることを特徴とする、請求項1に記載の自動開閉傘。
  3. 前記自動開閉傘は、四つ折り、或いは、五つ折り自動開閉傘に適用され、その内の中棒ユニットが形成する第四節、或いは、第五節中棒は、第二節中棒の下方に連結されることを特徴とする、請求項1に記載の自動開閉傘。
JP2011005540U 2011-09-22 自動開閉傘 Expired - Lifetime JP3172090U (ja)

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JP3172090U true JP3172090U (ja) 2011-12-01

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