JP3171925U - 芳香発生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】香りを断続的に放出して、嗅覚が鈍らないようすると共に、芳香剤の消耗を抑制する芳香発生装置を提供する。【解決手段】棒状の芳香剤40を収納する円筒容器10を有し、該容器は自動車の空調ダクト50の途中に固定される。円筒容器の中心には回転軸11が通っており、この軸に4枚の羽根12が放射状に固定され、軸周りにいくつかの扇状断面の区画が形成さている。これら4つの区画のうち、3つの区画14a、14b、14cは、バネ材でできた受け金具15を備えており、その金具にはめ込む形で該棒状芳香剤を収納することができる。残り1つの区画14dは、芳香剤は収納せずに常に空にしておく。【選択図】図2
Description
本考案は、居住空間、特に車内に芳香を送り出す芳香発生装置に関する。
近頃は道路の整備が進み、高速道路を長時間、車を運転することが多くなっており、本人が気づかないうちに疲労がたまったり、眠気がさして注意力が低下していることがある。ドライバーの手を煩わせることなく、車内に香りを簡単に送り出すことができれば、車内空間を快適にし、安全運転に資することができる。
従来、車載用芳香発生装置としていくつかのアイディアが提供されている。特許文献1には、車のインスツルメントパネルに、カセット式タンクを取り付け、その中の香水を電動ポンプで吸い上げて車内に噴出するものが記載されている。このものでは、一回のスイッチ操作で噴出する香りの量を設定できるようになっている。特許文献2には、一つの容器に複数の芳香剤を収納し、その中から芳香剤を選択できる装置が記載されている。特許文献3には、空調ダクトの吹き出し口に芳香剤を取り付けたものが記載されている。
この考案は、構造が簡単で、自動車に容易に取り付けることができる芳香発生装置を提供することを課題とする。芳香はいくつかの中から自由に選択できるようにし、さらに、長時間に渡って香り効果が持続するようにすることも課題とする。
この考案の芳香発生装置は、空調用通風ダクトに取り付けられ、ダクト内部と連通する穴を有する円筒容器と、該円筒容器の中心に軸架された回転軸と、該回転軸から放射状に延び、該容器内を、芳香剤が入るいくつかの区画に分割する複数枚の羽根と、該回転軸を回転するための駆動手段からなる。このように、容器内にいくつかの区画があって、おのおのに違った種類の芳香剤を収納しておくことができるので、回転軸を駆動して、所望の芳香剤を円筒容器の穴に臨む位置に持ってくるようにすれば、空調ダクトを通過する空気に所望の芳香剤が曝され、その香りを含んだ空気が車の中に吹き出てくる。
ある香りを連続的に嗅いでいると、やがて人間の鼻はその香りに慣れっこなってしまって、臭覚が鈍化してしまう傾向がある。そこでこの発明では、選択された一つの区画が一定時間、該ダクト連通穴と一致し、次の一定時間は、芳香剤が入っていない特定の区画が該ダクト連通穴と一致し、これらの二つの状態を繰り返す駆動手段を有している。このようにすれば、香りが断続的に放出されるので、嗅覚が鈍感にならずに、長時間に渡って香りの効果が持続する。
芳香発生装置は、図1、図2に示すように、芳香剤を収納する円筒状の容器10と、駆動/制御部20、およびコントローラ30からなる。円筒容器は自動車の空調ダクト50の途中に取り付けられる。駆動/制御部20は、円筒容器10の中心に軸架される回転軸11と結合される。駆動/制御部から延びるコントローラ30は自動車のインスツルメントパネルに取り付けられる。香りのもととなる芳香剤40は、ゼオライトなどの多孔質の棒状体に芳香剤を染み込ませたものを用いる。
容器10とダクト50の接合面には縦長の穴12があけてあり、これらの穴を介して容器10とダクト50の内部は相互に連通している。容器10の中心に支持されている回転軸11には、4枚の羽根13が放射状に固定され、軸周りに扇形断面の4つの区画14が形成される。これら4つの区画のうち、3つの区画14a、14b、14cは、それぞれバネ材でできた受け金具15備えており、その金具に押し込むようにして棒状の芳香剤40を保持する。なお、これら3つの扇状区画には、同じ香りのものでなく、香りの異なる芳香剤を収める。他方、残り1つの区画14dは、芳香剤を収納しないので、受け金具15は設けない。円筒容器10の上側には、芳香剤40を出し入れするための扉16が設けられており、この扉は普段は閉じておく。
この装置の動作を説明すると、コントローラ30により、容器内に収納してある3種類の芳香剤40の中から一つを選ぶと、回転軸11が回動し、選ばれた棒状芳香剤が、穴12の真上に来て止まる(図2)。その芳香剤40は、ダクト50内を流れる空気に曝され、香りを含んだ空気が車内に吹き出る。こうして、香りを一定時間(たとえば、20ないし40秒間)出し続けたら、駆動/制御部20が回転軸11を駆動させ、今度は空の区画14dが穴12の上に来て止まる(図3)。この状態では、ダクト内に曝される芳香剤が収納されてないので、香りは生じない。このように香りを出さない状態が一定時間(たとえば、20ないし40秒間)続くと、再び、駆動/制御部20が回転軸11を駆動し、元の状態(図2)に戻し、香りが生じるようにする。
この装置は、このように二つの状態を交互に繰り返して、香りを断続的に放出するようになっている。このため、ドライバーや同乗者は連続ではなく断続的に香り嗅ぐので、その香りに馴れっこにならず、長い時間香りを楽しむことができる。
10 容器
11 回転軸
12 穴
14 区画
15 受け金具
16 扉
20 駆動/制御部
30 コントローラ
40 棒状芳香剤
50 ダクト
11 回転軸
12 穴
14 区画
15 受け金具
16 扉
20 駆動/制御部
30 コントローラ
40 棒状芳香剤
50 ダクト
Claims (4)
- 空調用通風ダクトに固定され、該ダクト内部と連通する連通穴を有する円筒容器と、該円筒容器の中心に軸架された回転軸と、該回転軸から放射状に延び、該容器内を、芳香剤が入るいくつかの区画に分割する複数枚の羽根と、該回転軸を駆動するための駆動/制御部からなる芳香発生装置。
- 該駆動/制御部が、芳香剤を納めた区画の中から選択された一つの区画を一定時間、該ダクトに連通する穴と一致させ、次の一定時間は、芳香剤が入っていない特定の区画を該ダクト連通穴と一致させ、これらの二つの状態を繰り返すように制御する請求項1に記載の芳香装置。
- 該円筒容器の一部に開閉自在な扉を設け、この扉を開けて各区画の芳香剤を出し入れするようにした請求項1または2に記載の芳香装置。
- 該芳香剤が棒状に形成され、これを、該区画内に保持するため受け金具を有する請求項1、2または3に記載の芳香装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011005326U JP3171925U (ja) | 2011-09-12 | 2011-09-12 | 芳香発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011005326U JP3171925U (ja) | 2011-09-12 | 2011-09-12 | 芳香発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3171925U true JP3171925U (ja) | 2011-11-24 |
Family
ID=54882194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011005326U Expired - Fee Related JP3171925U (ja) | 2011-09-12 | 2011-09-12 | 芳香発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3171925U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014500472A (ja) * | 2010-12-10 | 2014-01-09 | カズ ヨーロッパ エスエー | 改良型加熱芳香機構を備えた加湿器、方法、ホルダ |
KR20170114823A (ko) * | 2016-04-06 | 2017-10-16 | 주식회사 세스코 | 향 발생 장치 |
CN107284151A (zh) * | 2017-07-11 | 2017-10-24 | 深圳市高原汽车电子有限公司 | 多功能胎压监测器 |
CN108422835A (zh) * | 2018-05-07 | 2018-08-21 | 安徽江航爱唯科环境科技有限公司 | 一种可自动调节的香薰器 |
-
2011
- 2011-09-12 JP JP2011005326U patent/JP3171925U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2014500472A (ja) * | 2010-12-10 | 2014-01-09 | カズ ヨーロッパ エスエー | 改良型加熱芳香機構を備えた加湿器、方法、ホルダ |
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CN108422835B (zh) * | 2018-05-07 | 2023-11-21 | 安徽江航爱唯科环境科技有限公司 | 一种可自动调节的香薰器 |
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