JP3171894U - Led発光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】温度低下によっても結露の発生がなく汎用性を有する発光装置を提供すること。【解決手段】発光体A全体を長尺な透明性の袋状フィルム6内に収納して密封し、発光体の発光表面を袋状フィルムに密接させる。袋状フィルム6は、発光表面と反対側に膨縮可能な空間部8を有し、空間部内に不活性ガス9を封入する。【選択図】図4

Description

本考案は結露防止等に有効な汎用性に富むLED発光装置に関する。
基板上に多数個の発光ダイオード(LED)を実装し、記号・文字・図柄などの表示体を形成して広告宣伝、照明等の用途に供する発光装置が利用されているところ、LED発光時のUV照射による劣化防止や周縁環境の温度差による水分の発生防止、発光特性の更なる向上を目指すための生産性のよいLEDランプを提供しようとの技術の提案も多数見受けられる(例えば特許文献1〜4参照)。
特開2007−250817号公報 特開2005−333014号公報 特開2005−317881号公報 特開2005−5546号公報
基板上に配したLED素子の外側にレンズカバー若しくはガラスカバーを取り付けて密閉した通常の発光装置を前提として、内部に不活性ガスを注入することによっていたずらに空気が容器内に流入することが回避できること、またLED周縁を透明樹脂による真空蒸着することによってパッケージ外側に短波長の光の漏洩を抑止することなどは上記の特許文献に示されているものの、いずれの技術も特定された構造上の制約下におけるそれなりの機能効果を発揮するものにすぎずLEDの多岐にわたる汎用性になじむものとは言いがたく、また製造上・コスト面で必ずしも有利とはならない問題点があった。
本考案はこれらの問題点を解決し、簡単な手法によってLED本来の輝度を有しつつも室内外の温度変化の影響を受けることが回避できて結露発生、雨水の流入等を未然に防止し、LEDを利用した発光体としての汎用性が十分に発揮できるところの発光装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために本考案は、テープ状とした基板の長手方向上面に、LED素子の多数個を間隔をおいて一列若しくは複数列搭載するとともに基板を枠体で固定し、LED素子に透明カバーを被せて発光体を構成したLED発光装置において、発光体全体を長尺な透明性の袋状フィルム内に収納して密封し、発光体の発光表面を袋状フィルムに密接するべく融着部を備え、袋状フィルムが、発光表面と反対側に膨縮可能な空間部を有し、しかして空間部内に不活性ガスを封入することを特徴とする。
本考案によると、発光体全体は膨縮可能な透明の袋状フィルムによって覆われているが発光表面は袋状フィルムに密接しているため光は透明カバーから外部へ照射するのと何ら変わりなく光輝色を発現できる。照射時間を経るに従ってLED素子からの発光熱により周囲の温度が高くなっても、フィルムは袋状のため熱膨張により発光表面と反対側の空間部が漸次膨らむに過ぎず、袋内の気体が外部へ漏出することもないため発光体をスイッチオフしても膨張した袋が収縮するだけであり周囲環境の温度低下があっても結露の発生は抑止される。
発光体全体が袋状フィルムで密閉されていて内部への水分流入や塵埃の侵入付着が未然に防止され、発光体は長期にわたり正しく機能する。従来、宣伝広告用のため室外に設置した発光装置は風雨や気温の影響を受けやすいが、前記したとおり結露の発生が回避できるとともに就中袋状フィルム内に封入した不活性ガスがすこぶる有効に作用するため夏場や冬場における室内外の温度差があってもLED素子に及ぼす影響は回避され、製品の寿命を正しく維持できて発光体部品などを交換する手間も省かれる。
袋状フィルムは軽量なナイロン材等を使用でき、発光体の大きさ・形状に応じたものを使用できるため照明器具はもちろんのこと広告宣伝装飾用の看板や交通標識のようなものなど広い分野での利用が可能であり、しかも一般的な融着手段によって発光体を密封できるため製作に煩わしい工程を要することがなく、安価量産に好適するという実益もある。
基板を枠体で固定した概略図である。 LED素子に透明カバーを被せて構成した発光体の概略図である。 袋状フィルムを発光体に被せて密閉した概略図である。 袋状フィルムが膨張した説明図である。
考案を実施するための形態につき図面を参照して説明すると、図1においてLED素子1はテープ状の基板2の長手方向上面に間隔をおいて多数個が実装されている。そして基板2は外側の凹溝形をした枠体3によって固定され、基板2の端部にはリード線4が配線されているが、これらの構成は既存のものと何ら異なることはなく、LED素子1の配列方法、枠体3の形状なども目新しいものではないため詳細な説明は省略する。
図2はLED素子1の上面に透明カバー5を被せて構成した発光体Aを示したものであり、透明カバー5は合成樹脂・ガラスなどを素材とし、LED素子1から発せられた光はこの透明カバー5を透って外部へと放射されるが、この点も既存のものと特段変わったところはない。
図3は上記発光体Aが長尺な透明性の袋状フィルム6内に収納され密封された状態を示している。この袋状フィルム6は他の素材を用いることもできるが、容易には空気を通さない点からも好ましくはナイロン材、とりわけ三層構造ナイロンがふさわしい。そして袋状フィルム6を被せた発光体Aは発光表面を袋状フィルム6に密接させるため長手方向に沿い適宜な間隔をおいて袋状フィルム6の相対する面を融着部7とすると発光体Aは袋内にあって不動状となり、また発光体Aは袋状フィルム6に表面が密接しているためLED素子1からの発光はその光輝色を直接的に外部へと照射できる。
発光体Aは袋状フィルム6に全体が密閉されていて前記のとおり発光表面は袋状フィルム6に密接しているが、発光表面と反対側(図では下部)は空間部8となっており、空間部8内には不活性ガス9を注入しておく。熱を帯びない状態ではこの空間部8は収縮しているが、外部の電源装置10のコード11をコンセント(不図小)に差し込むとLED素子1が点灯し時間が経つにつれて熱を帯びてくる。
LED素子1が高温になると図4のとおり袋状フィルム6の空間部8は熱膨張してくるが、たとえ気体によって空間部8が膨らんだとしても袋状フィルム6は全体が封止されているのと空間部8には余裕があるため熱が冷めても気体が外部へ漏出することはなく、空間部8が自然に収縮するだけであり、とりわけ空間部8内に不活性ガス9を封入してあるので結露は発生せず、例えば寒暖の差の激しい日中から夜間への移行時、あるいは屋外から屋内への移動時で発光体Aに温度変化があっても袋状フィルム6には水滴が生じたり内部に汚れが付着するといった不測の事態は未然に防止できる。
本考案は前述のとおりであり、発光体Aがいかなる態様のものであっても袋状フィルム6内に収納密封することで結露の発生を抑止でき、それゆえ多岐にわたる分野での利用が可能で優れた汎用性を備える。なお実施形態において図では基板2上のLED素子1は一列となっているが複数列にすること、また用途によりLED素子1のみに透明カバー5が被着されること、基板2を固定する枠体3の形状、その他既存の発光装置における付加又は省略された構造などは任意事項であって本考案の目的効果を奏する範囲においてそれらも本考案の実施の範疇に属することは勿論である。
1 LED素子
2 基板
3 枠体
4 リード線
5 透明カバー
6 袋状フィルム
7 融着部
8 空間部
9 不活性ガス
A 発光体

Claims (1)

  1. テープ状とした基板の長手方向上面に、LED素子の多数個を間隔をおいて一列若しくは複数列搭載するとともに基板を枠体で固定し、LED素子に透明カバーを被せて発光体を構成したLED発光装置において、発光体全体を長尺な透明性の袋状フィルム内に収納して密封し、発光体の発光表面を袋状フィルムに密接するべく融着部を備え、袋状フィルムが、発光表面と反対側に膨縮可能な空間部を有し、しかして空間部内に不活性ガスを封入することを特徴とするLED発光装置。
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